JPS5923451Y2 - 簡易自走式茶葉摘採機 - Google Patents
簡易自走式茶葉摘採機Info
- Publication number
- JPS5923451Y2 JPS5923451Y2 JP17459376U JP17459376U JPS5923451Y2 JP S5923451 Y2 JPS5923451 Y2 JP S5923451Y2 JP 17459376 U JP17459376 U JP 17459376U JP 17459376 U JP17459376 U JP 17459376U JP S5923451 Y2 JPS5923451 Y2 JP S5923451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission shaft
- tea
- tea leaf
- frame
- sprocket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自走式の茶葉摘採機に関し、走行機体に支持さ
れた摘採体の昇降、水平回動および上下回動がスムーズ
に行なえることは勿論、畝巾に合わせた車中調節ができ
、しかも両輪で駆動し、その上機体を軽量に構成して枕
地での方向転換や車輌への積み降ろし等の扱いを手軽に
できるようにしたものを提供する。
れた摘採体の昇降、水平回動および上下回動がスムーズ
に行なえることは勿論、畝巾に合わせた車中調節ができ
、しかも両輪で駆動し、その上機体を軽量に構成して枕
地での方向転換や車輌への積み降ろし等の扱いを手軽に
できるようにしたものを提供する。
従来、可搬型茶摘機の重労働に鑑みて、自走式、乗用式
の茶葉摘採機があったが、これらの機器は自走式のもの
であっても、全重量が150 kg〜200kg以上に
も及び、しかも片輪駆動の為に走行に蛇行を生じ、又枕
地での方向転換や、軽口輪自動車への積み降し等の扱い
が重労働であり、しかも機構が複雑な為にコスト高とな
る上、若干の傾斜地でも機体が大きく振れ、転倒などの
危険性があった。
の茶葉摘採機があったが、これらの機器は自走式のもの
であっても、全重量が150 kg〜200kg以上に
も及び、しかも片輪駆動の為に走行に蛇行を生じ、又枕
地での方向転換や、軽口輪自動車への積み降し等の扱い
が重労働であり、しかも機構が複雑な為にコスト高とな
る上、若干の傾斜地でも機体が大きく振れ、転倒などの
危険性があった。
一方乗用式のものでは機体がより大きく、より重くなり
、畝間が相当に広いことを前提とされ、又その走行によ
って茶園の地盤が固く踏みつけられる等の欠点があった
。
、畝間が相当に広いことを前提とされ、又その走行によ
って茶園の地盤が固く踏みつけられる等の欠点があった
。
本考案はこれらの点に鑑み、一作業単位当りの刈取茶葉
収容量は若干劣るものの、機体全体が小型、軽量に構成
でき、しかも両輪駆動し、軸距調節が行なえ、それらの
操作や扱いが極めて手軽にできるようにしたことを特徴
とし、畝間の狭い茶園やある程度の傾斜地でも円滑に走
行できる簡易な自走式茶葉摘採機を提供するものである
。
収容量は若干劣るものの、機体全体が小型、軽量に構成
でき、しかも両輪駆動し、軸距調節が行なえ、それらの
操作や扱いが極めて手軽にできるようにしたことを特徴
とし、畝間の狭い茶園やある程度の傾斜地でも円滑に走
行できる簡易な自走式茶葉摘採機を提供するものである
。
以下、図に沿って説明すると、1は茶畝をまたぎ、下方
にはほぼ自転車の車輪の如き軽量太径な駆動輪5.5を
装着したフレームで、両側の側部枠片1a、la’の上
端より上部枠片1b、lb’を突設し、該枠片1b、l
b’間には開閉枠片1C91C′を互いに枢着2して連
結するとともに、該開閉枠片1c。
にはほぼ自転車の車輪の如き軽量太径な駆動輪5.5を
装着したフレームで、両側の側部枠片1a、la’の上
端より上部枠片1b、lb’を突設し、該枠片1b、l
b’間には開閉枠片1C91C′を互いに枢着2して連
結するとともに、該開閉枠片1c。
1C′の上辺には規制片3を渡架し、片IC′との交点
には長孔を介して締め付はレバー4を設けて開脚自在と
しである。
には長孔を介して締め付はレバー4を設けて開脚自在と
しである。
従って、該レバー4をゆるめて側部枠片1a、la’を
相互に寄せれば、枠片1c、lc’は枢着2を介して屈
折又は伸直し、もってフレーム巾と軸距を伸縮させるわ
けである。
相互に寄せれば、枠片1c、lc’は枢着2を介して屈
折又は伸直し、もってフレーム巾と軸距を伸縮させるわ
けである。
6゜6′は前記上部枠片1b、lb’から若干後方に突
設した軸受7,7に軸支され、かつ中央辺りで摺動連結
部8により軸長調節自在に連結した伝動軸で、その端部
にはスプロケット9,9を装着する。
設した軸受7,7に軸支され、かつ中央辺りで摺動連結
部8により軸長調節自在に連結した伝動軸で、その端部
にはスプロケット9,9を装着する。
10はチェーンであり、上記伝動軸6および6′の回動
をスプロケット9,9を介して、駆動輪5,5に軸着し
た他のスプロケツ)11.11に伝達するものである。
をスプロケット9,9を介して、駆動輪5,5に軸着し
た他のスプロケツ)11.11に伝達するものである。
一方Aは摘採体で、刈刃、送り羽根、圧風吐出口(いず
れも図示略)などを装備した刈取部12、ファン13、
エンジン部14からなり、前記側部枠片1aに対して昇
降、水平回動および上下回動自在に取付けられている。
れも図示略)などを装備した刈取部12、ファン13、
エンジン部14からなり、前記側部枠片1aに対して昇
降、水平回動および上下回動自在に取付けられている。
すなわち、側部枠片1aと並設した支柱15には昇降子
16を嵌装し、該昇降子の上方には操作バンドル17を
水平回動自在に枢着して突設するとともに、下方にはア
ーム18を突設し、摘採体Aの刈取部底面から突設した
ピン19を該アームの先端に枢着する。
16を嵌装し、該昇降子の上方には操作バンドル17を
水平回動自在に枢着して突設するとともに、下方にはア
ーム18を突設し、摘採体Aの刈取部底面から突設した
ピン19を該アームの先端に枢着する。
従って摘採体Aは昇降子16を介して支柱15に沿って
昇降し、かつ水平回動し、又ピン19を支点として刈取
部自由端が上下回動するわけである。
昇降し、かつ水平回動し、又ピン19を支点として刈取
部自由端が上下回動するわけである。
そして、操作バンドル17は枠片16に設けた巻上げラ
ック20に一端を巻回した伸縮条21の他端を掛止して
おり、従ってラック20を操作することによって摘採体
の地上高を粗調整しておき、微調整はその伸縮条自体の
弾性によって操作ノ、\ンドル17を軽く上下するだけ
で緩衝的に行なえるとともに、該摘採体の自由端には他
のバンドル22を突設し、これを上下に動かせば摘採体
は前述のとうり上下回動し、又これを左右に動かせばこ
れ又前述のとうり水平回動するわけである。
ック20に一端を巻回した伸縮条21の他端を掛止して
おり、従ってラック20を操作することによって摘採体
の地上高を粗調整しておき、微調整はその伸縮条自体の
弾性によって操作ノ、\ンドル17を軽く上下するだけ
で緩衝的に行なえるとともに、該摘採体の自由端には他
のバンドル22を突設し、これを上下に動かせば摘採体
は前述のとうり上下回動し、又これを左右に動かせばこ
れ又前述のとうり水平回動するわけである。
更に、摘採体Aのエンジン部14からは、一端を前記伝
動軸6に接合したフレキシブル伝動軸23を延設する一
方、刈取部12の後方開口12′には茶菓収容袋24を
着脱自在に装着し、該袋24の奥端は側部枠片1aの下
方から延設した補助枠片25上に形成した台26上に載
せられ、この袋の中に次々と収容される茶菓の重量を支
えられるわけである。
動軸6に接合したフレキシブル伝動軸23を延設する一
方、刈取部12の後方開口12′には茶菓収容袋24を
着脱自在に装着し、該袋24の奥端は側部枠片1aの下
方から延設した補助枠片25上に形成した台26上に載
せられ、この袋の中に次々と収容される茶菓の重量を支
えられるわけである。
27は従動車輪である。なお、28は側部枠片la’に
形成した把手であり、又前記伝動軸6,6′の摺動連結
部8は第4図に示すとうり、軸6′に形成した雌方スプ
ライン6bに軸6に形成した雄方スプライン6aを嵌合
して構成し、軸6と6′が摺動できると同時に動力伝達
を常時可能ならしめている。
形成した把手であり、又前記伝動軸6,6′の摺動連結
部8は第4図に示すとうり、軸6′に形成した雌方スプ
ライン6bに軸6に形成した雄方スプライン6aを嵌合
して構成し、軸6と6′が摺動できると同時に動力伝達
を常時可能ならしめている。
そこで、以上のように構成した本願自走式茶葉摘採機を
茶園に導入し、所望の茶畝にフレーム1をまたがせ、該
畝巾に合った軸距を調節設定した後、畝高に合わせて摘
採体Aを昇降してこれまた地上高を粗調整設定すれば、
エンジン部14を始動する。
茶園に導入し、所望の茶畝にフレーム1をまたがせ、該
畝巾に合った軸距を調節設定した後、畝高に合わせて摘
採体Aを昇降してこれまた地上高を粗調整設定すれば、
エンジン部14を始動する。
そしてクラッチバー(図示略)を操作すれば、エンジン
の動力はフレキシブル軸23を介して伝導軸6,6′へ
伝わり、スプロケット9、チェーン10を介して、駆動
輪5,5を推進させるとともに、刈刃部12の回転刃を
回転させるから、機体走行につれて茶菓は次々に摘採さ
れ、ファン13からの圧風によって収容袋24へ次々と
収容されてゆく。
の動力はフレキシブル軸23を介して伝導軸6,6′へ
伝わり、スプロケット9、チェーン10を介して、駆動
輪5,5を推進させるとともに、刈刃部12の回転刃を
回転させるから、機体走行につれて茶菓は次々に摘採さ
れ、ファン13からの圧風によって収容袋24へ次々と
収容されてゆく。
こうして当該茶畝の摘採が終了すれば、その枕地におい
てそこが広ければそのまま走行させながら、作業者が若
干のブレーキをかけながら方向転換すれば良いし、或い
はそこが狭ければ、一方の作業者が側部枠片1a’の把
手28を持ち上げている間に、他の作業者はバンドル1
7を操作して機体を旋回させても良い。
てそこが広ければそのまま走行させながら、作業者が若
干のブレーキをかけながら方向転換すれば良いし、或い
はそこが狭ければ、一方の作業者が側部枠片1a’の把
手28を持ち上げている間に、他の作業者はバンドル1
7を操作して機体を旋回させても良い。
以上述べた通り、本願は開脚自在なフレームと軸長調節
自在な伝動軸を有し、それらによって両輪駆動させたか
ら従来の片輪駆動型のものに比して、蛇行等することな
く円滑に走行でき、しがも随行する作業者がフレームを
けん引する必要は全くないから極めて軽作業のうちに茶
葉摘採が行なえる。
自在な伝動軸を有し、それらによって両輪駆動させたか
ら従来の片輪駆動型のものに比して、蛇行等することな
く円滑に走行でき、しがも随行する作業者がフレームを
けん引する必要は全くないから極めて軽作業のうちに茶
葉摘採が行なえる。
更に機体の本体は、軽量の車輪とフレーム、伝動軸が1
本づつ、それに数個のスプロケットやチェーンなどの微
少部材だけで構成されるがら、容易にこれを持ち上げ等
でき、その本体に従来の二人用可搬型茶摘機を塔載する
ものであるがら、その他の部材を加えても全重量を50
kg程度とすることができ、方向転換や場所の移動、
車輌への積み降し等の扱いが手軽にでき、畝間の狭い茶
園やある程度の傾斜地であっても、作業者が機体を少し
支えたりすれば円滑に走行させることができるから汎用
性が大きく、その上製作コストが極めて安価となるなど
、その実用上の効果は大である。
本づつ、それに数個のスプロケットやチェーンなどの微
少部材だけで構成されるがら、容易にこれを持ち上げ等
でき、その本体に従来の二人用可搬型茶摘機を塔載する
ものであるがら、その他の部材を加えても全重量を50
kg程度とすることができ、方向転換や場所の移動、
車輌への積み降し等の扱いが手軽にでき、畝間の狭い茶
園やある程度の傾斜地であっても、作業者が機体を少し
支えたりすれば円滑に走行させることができるから汎用
性が大きく、その上製作コストが極めて安価となるなど
、その実用上の効果は大である。
なお、図示例に替えてフレームの開脚をスライド方式と
したり、又伝動軸6,6′をフレキシブルシャフトに代
えても同様の効果を奏する。
したり、又伝動軸6,6′をフレキシブルシャフトに代
えても同様の効果を奏する。
図は本願の実施例を示すもので、第1図は一部省略正面
図、第2図は同図平面図、第3図は第1図X−X線より
みた左側面図、第4図は要部拡大縦断面図である。 1・・・・・・フレーム、la、la’・・・・・・側
部枠片、1c。 lc’・・・・・・屈折枠片、5・・・・・・駆動輪、
6,6′・・・・・・伝動軸、6a・・・・・・雄方ス
プライン、6b・・・・・・雌方スプライン、8・・・
・・・摺動連結部、9・・・・・・スプロケット、10
・・・・・・チェノ、11・・・・・・スプロケッ1〜
.13・・・・・・ファン、14・・・・・・エンジン
、23・・・・・・フレキシブル伝動軸、A・・・・・
・摘採体。
図、第2図は同図平面図、第3図は第1図X−X線より
みた左側面図、第4図は要部拡大縦断面図である。 1・・・・・・フレーム、la、la’・・・・・・側
部枠片、1c。 lc’・・・・・・屈折枠片、5・・・・・・駆動輪、
6,6′・・・・・・伝動軸、6a・・・・・・雄方ス
プライン、6b・・・・・・雌方スプライン、8・・・
・・・摺動連結部、9・・・・・・スプロケット、10
・・・・・・チェノ、11・・・・・・スプロケッ1〜
.13・・・・・・ファン、14・・・・・・エンジン
、23・・・・・・フレキシブル伝動軸、A・・・・・
・摘採体。
Claims (1)
- 両側下方に軽量太径な駆動輪5,5を装着し、鉄輪の車
軸と平行な方向jこ開脚調節自在で、茶畝をまたぐ門型
フレーム1には、軸長調節自在な伝動軸6を渡架すると
ともに、上記フレーム1の1側枠片1aには、エンジン
部14、ファン13を装備し、その後方開口12′に茶
菓収容袋24を着脱自在に装着した摘採体Aを昇降、水
平回動および上下回動自在に装着し、該エンジン部14
の動力をフレキシブル伝動軸23を介して前記伝動軸6
に伝動すると共に、伝動軸6に設けたスプロケット9と
駆動輪5に軸装したスプロケット11とをチェーン10
で連絡した簡易自走式茶葉摘採機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17459376U JPS5923451Y2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 簡易自走式茶葉摘採機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17459376U JPS5923451Y2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 簡易自走式茶葉摘採機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5391952U JPS5391952U (ja) | 1978-07-27 |
JPS5923451Y2 true JPS5923451Y2 (ja) | 1984-07-12 |
Family
ID=28782046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17459376U Expired JPS5923451Y2 (ja) | 1976-12-24 | 1976-12-24 | 簡易自走式茶葉摘採機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923451Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-24 JP JP17459376U patent/JPS5923451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5391952U (ja) | 1978-07-27 |
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