JPS59232919A - Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法 - Google Patents
Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法Info
- Publication number
- JPS59232919A JPS59232919A JP10650283A JP10650283A JPS59232919A JP S59232919 A JPS59232919 A JP S59232919A JP 10650283 A JP10650283 A JP 10650283A JP 10650283 A JP10650283 A JP 10650283A JP S59232919 A JPS59232919 A JP S59232919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- reactor
- temperature
- aftercooler
- precooler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、亜鉛製錬等の非鉄製錬過程から中間産物とし
て取り出されるような、 Geを随伴する砒素澱物の如
き、 GeよりAsを多く含む物質からGeとAsを同
時に収率よく採取する方法および装置に係り、高純度の
亜砒酸および酸化ゲルマニウムを製造するための操作が
簡易でかつ経済的なGe採取法および装置を提供するも
のである。
て取り出されるような、 Geを随伴する砒素澱物の如
き、 GeよりAsを多く含む物質からGeとAsを同
時に収率よく採取する方法および装置に係り、高純度の
亜砒酸および酸化ゲルマニウムを製造するための操作が
簡易でかつ経済的なGe採取法および装置を提供するも
のである。
例えば亜鉛製錬では、その処理鉱石中に微量に含まれて
いたゲルマニウムは製錬残渣中に濃縮されてくる。この
ような残渣中からGeの回収を図る場合には、他の金属
類も多量に含有されてくるので、これをまず鉱酸を用い
て浸出処理し、その浸出液中に硫化水素を通じて共存す
る砒素と一緒にゲルマニウムを硫化物として分離除去す
るのが通常である。
いたゲルマニウムは製錬残渣中に濃縮されてくる。この
ような残渣中からGeの回収を図る場合には、他の金属
類も多量に含有されてくるので、これをまず鉱酸を用い
て浸出処理し、その浸出液中に硫化水素を通じて共存す
る砒素と一緒にゲルマニウムを硫化物として分離除去す
るのが通常である。
従来、このような製錬中間産物であるGe、 As含有
物質を対象としたGeの採取法としては、この物質(澱
物)をまず400〜500°Cで焙焼して砒素を亜砒酸
として除去したあとの残渣を浸出蒸溜する方法、該物質
(澱物)をアルカリ剤で浸出し、得られた浸出液から砒
素を砒酸カルシウムとして分離するかまたはイオン交換
樹脂等によって砒素を分離する方法1等が知られている
が、不純物が多く残留し、純度の高いゲルマニウムを得
ることは難しい。また硫化澱物を塩酸酸性で直接蒸溜し
てゲルマニウムを留出させることを図っても、過剰の砒
素を存在する場合には、砒素も同時に浸出するのでやは
り純度の高いゲルマニウムを得ることができない。特公
昭5’7−25499号公報しよ、この砒素を抑えなが
らゲルマニウム蒸溜するための処方として塩素ガスを通
じる方法を開示するが、砒素がゲルマニウムに対して過
剰に(AsがGeに対して数10〜数100倍含有する
)存在するものを処理対象物とする場合には、塩素ガス
量を多くしてもゲルマニウムの捕集は難しく、また浸出
液中には砒素を溶存させたままにするので、塩酸の再利
用を図るには、この浸出液中に砒酸として溶存する砒素
をカルシウム等で除去しなければならない等の問題があ
る。
物質を対象としたGeの採取法としては、この物質(澱
物)をまず400〜500°Cで焙焼して砒素を亜砒酸
として除去したあとの残渣を浸出蒸溜する方法、該物質
(澱物)をアルカリ剤で浸出し、得られた浸出液から砒
素を砒酸カルシウムとして分離するかまたはイオン交換
樹脂等によって砒素を分離する方法1等が知られている
が、不純物が多く残留し、純度の高いゲルマニウムを得
ることは難しい。また硫化澱物を塩酸酸性で直接蒸溜し
てゲルマニウムを留出させることを図っても、過剰の砒
素を存在する場合には、砒素も同時に浸出するのでやは
り純度の高いゲルマニウムを得ることができない。特公
昭5’7−25499号公報しよ、この砒素を抑えなが
らゲルマニウム蒸溜するための処方として塩素ガスを通
じる方法を開示するが、砒素がゲルマニウムに対して過
剰に(AsがGeに対して数10〜数100倍含有する
)存在するものを処理対象物とする場合には、塩素ガス
量を多くしてもゲルマニウムの捕集は難しく、また浸出
液中には砒素を溶存させたままにするので、塩酸の再利
用を図るには、この浸出液中に砒酸として溶存する砒素
をカルシウム等で除去しなければならない等の問題があ
る。
本発明はこのような問題の解決を目的としたもので、と
くに、 AsがGeよりも過剰に含有されている製錬中
間物質(製錬残渣や澱物)を対象とし。
くに、 AsがGeよりも過剰に含有されている製錬中
間物質(製錬残渣や澱物)を対象とし。
これからGeとAsを同時に選別採取することを目的と
してなされたものである。
してなされたものである。
本発明によるGe、 As含有物質からのGeとΔSの
同時採取法は、 GeよりAsを過剰に含むGe、 A
s含有物質を反応器に入れ、塩酸を加えたうえ、塩素ガ
スを通じながら90℃以上の温度にこの反応系を維持し
、この反応器から出るガス流体の全体をプレクーラー、
水相およびアフタクーラーの順に導くと共に、この水相
を出るときのガス流体の温度が75〜95℃となるよう
にこのガス流体の流通系の温度を制御することによって
、プレクーラーで塩化砒素を溜出させ且つアフタクーラ
ーで塩化ゲルマニウムを溜出させることを特徴とする。
同時採取法は、 GeよりAsを過剰に含むGe、 A
s含有物質を反応器に入れ、塩酸を加えたうえ、塩素ガ
スを通じながら90℃以上の温度にこの反応系を維持し
、この反応器から出るガス流体の全体をプレクーラー、
水相およびアフタクーラーの順に導くと共に、この水相
を出るときのガス流体の温度が75〜95℃となるよう
にこのガス流体の流通系の温度を制御することによって
、プレクーラーで塩化砒素を溜出させ且つアフタクーラ
ーで塩化ゲルマニウムを溜出させることを特徴とする。
そして、この方法を実施する装置として9本発明はまた
。加熱手段を備え且つガス導入口およびガス流出口を備
えた反応器と、この反応器のガス流出口から出るガス流
体通路に介装されたプレクーラー、水槽およびアフタク
ーラーと、プレクーラーおよびアフタクーラーにそれぞ
れ設けられた凝縮液捕集器と、からなるGe、 As含
有物質からのGeとAsの同時採取装置を提供するもの
である。
。加熱手段を備え且つガス導入口およびガス流出口を備
えた反応器と、この反応器のガス流出口から出るガス流
体通路に介装されたプレクーラー、水槽およびアフタク
ーラーと、プレクーラーおよびアフタクーラーにそれぞ
れ設けられた凝縮液捕集器と、からなるGe、 As含
有物質からのGeとAsの同時採取装置を提供するもの
である。
第1図は1本発明を実施するのに適した装置の機器配置
を示したもので、1は反応器、2および2aはプレクー
ラー、3は水槽、4はアフタクーラー、5および6は凝
縮液捕集器を表している。
を示したもので、1は反応器、2および2aはプレクー
ラー、3は水槽、4はアフタクーラー、5および6は凝
縮液捕集器を表している。
反応器1には、その挿入物を加熱するためのヒータ7が
備えられ、ガス流入口8およびガス流出口9が備えられ
ている。このガス流出口9から出るガス流体通路には、
水槽3を挟んでプレクーラー2,2aとアフタクーラー
4が介装されており。
備えられ、ガス流入口8およびガス流出口9が備えられ
ている。このガス流出口9から出るガス流体通路には、
水槽3を挟んでプレクーラー2,2aとアフタクーラー
4が介装されており。
プレクーラー28には凝縮液捕集器5が、またアフタク
ーラー4には凝縮液捕集器6が取付けられている。第1
図の装置例では、ゲルマニウムの捕集をさらに確実にす
るために、アフタクーラー4から出るガスをさらに第二
水槽3aに導き、この第二水槽3aのあとに第ニアフタ
クーラー48を設げた例を示している。この第ニアフタ
クーラー4aには凝縮液捕集器6aが設けられる。
ーラー4には凝縮液捕集器6が取付けられている。第1
図の装置例では、ゲルマニウムの捕集をさらに確実にす
るために、アフタクーラー4から出るガスをさらに第二
水槽3aに導き、この第二水槽3aのあとに第ニアフタ
クーラー48を設げた例を示している。この第ニアフタ
クーラー4aには凝縮液捕集器6aが設けられる。
この第1図の装置に従って1本発明のGe、 As含有
物質からのGe、 Asの同時採取法を具体的に説明す
る。反応器1には、先に説明したように、亜鉛製錬の中
間産物であるゲルマニウム含有砒素澱物などのGeより
もAsが過剰に含まれる物質を入れるのであるが、この
処理対象物質中のGeとAsが硫化物の形態で存在する
場合には、そのままこの反応器1に装入する。GeとA
sが酸化物の形態で存在する場合には、アルカリ例えば
苛性ソーダで溶解してから装入する。そして塩酸を加え
るが、この塩酸としては6N程度の塩酸を使用する。こ
の塩酸の添加量は、 GeとAsに対して少なくとも7
当量以上とし、 GeとAsの塩化物生成に必要な当量
以上とする。
物質からのGe、 Asの同時採取法を具体的に説明す
る。反応器1には、先に説明したように、亜鉛製錬の中
間産物であるゲルマニウム含有砒素澱物などのGeより
もAsが過剰に含まれる物質を入れるのであるが、この
処理対象物質中のGeとAsが硫化物の形態で存在する
場合には、そのままこの反応器1に装入する。GeとA
sが酸化物の形態で存在する場合には、アルカリ例えば
苛性ソーダで溶解してから装入する。そして塩酸を加え
るが、この塩酸としては6N程度の塩酸を使用する。こ
の塩酸の添加量は、 GeとAsに対して少なくとも7
当量以上とし、 GeとAsの塩化物生成に必要な当量
以上とする。
水槽3および水槽3aには十分な水を入れたうえ反応器
1のヒータを稼動すると共に各クーラ2および4に冷熱
源例えば水を通し2反応器1内の装入物の温度がある程
度になったところでガス流入口8より塩素ガスを導入す
る。そのさい、ヒータの加熱を続けると110°C程度
まで反応温度が上昇するが、このヒータの加熱初期から
95℃程度の温度に昇温するまでゆっくり加熱し、この
95℃程度の反応温度が反応期間中維持されるように加
熱量をコントロールする。
1のヒータを稼動すると共に各クーラ2および4に冷熱
源例えば水を通し2反応器1内の装入物の温度がある程
度になったところでガス流入口8より塩素ガスを導入す
る。そのさい、ヒータの加熱を続けると110°C程度
まで反応温度が上昇するが、このヒータの加熱初期から
95℃程度の温度に昇温するまでゆっくり加熱し、この
95℃程度の反応温度が反応期間中維持されるように加
熱量をコントロールする。
これにより1反応器1のガス流出口9からは。
塩素ガス、各種の塩化物とくに三塩化砒素および四塩化
ゲルマニウム、塩化水素等からなる混合ガス流体が流出
する。本発明の最も特徴的な点は。
ゲルマニウム、塩化水素等からなる混合ガス流体が流出
する。本発明の最も特徴的な点は。
この混合ガスを水槽3の水相に導入し、この水相から出
るガスの温度を75〜95℃に自動的に維持しこの水槽
3に入る前で三塩化砒素を、水槽3を出た後で四塩化ゲ
ルマニウムを溜出させることにあり、水槽3の水温はこ
の水に塩化水素が吸収されるさいの発熱によりこの75
〜95℃に維持させることができる点にある。
るガスの温度を75〜95℃に自動的に維持しこの水槽
3に入る前で三塩化砒素を、水槽3を出た後で四塩化ゲ
ルマニウムを溜出させることにあり、水槽3の水温はこ
の水に塩化水素が吸収されるさいの発熱によりこの75
〜95℃に維持させることができる点にある。
プレクーラーは図示のように二段階に分け2両方とも同
一温度の冷却水を通水するが、先のプレクーラー2で凝
縮するものは反応器1にもどし。
一温度の冷却水を通水するが、先のプレクーラー2で凝
縮するものは反応器1にもどし。
後のプレクーラー28で凝縮するものは凝縮液捕集器5
で捕集するようにするとよい。この操作によって、プレ
クーラー2aでは三塩化砒素が凝縮して凝縮液捕集器5
に溜出する。一方、四塩化ゲルマニウムは多量のキャリ
ヤーガス(未反応の塩素ガス)によって搬送されて水槽
3に入り、プレクーラー2やプレクーラー2aでは実質
上凝縮しない状態が実現する。これには、先に述べたよ
うに、水相から出るガス流体の温度が75〜95℃、好
ましくは80〜90℃に維持されるようにこのガス流体
処理系統の温度を制御することが重要となる。
で捕集するようにするとよい。この操作によって、プレ
クーラー2aでは三塩化砒素が凝縮して凝縮液捕集器5
に溜出する。一方、四塩化ゲルマニウムは多量のキャリ
ヤーガス(未反応の塩素ガス)によって搬送されて水槽
3に入り、プレクーラー2やプレクーラー2aでは実質
上凝縮しない状態が実現する。これには、先に述べたよ
うに、水相から出るガス流体の温度が75〜95℃、好
ましくは80〜90℃に維持されるようにこのガス流体
処理系統の温度を制御することが重要となる。
次ぎに、この水槽3から出るガスはアフタクーラー4に
入り、ここで四塩化ゲルマニウムが凝縮して凝縮液捕集
器5に集液される。このアフタクーラー4も前記のプレ
クーラーと同様に冷却水を通水しておけばよい。このア
フタクーラー4を出るガスは実質的に塩素ガスと塩化水
素ガスからなるが、なお若干の四塩化ゲルマニウムも含
まれることもある。このため9図示のように、さらに水
槽3aにこのガスを導入したあとアフタクーラー48で
この残留する四塩化ゲルマニウムを捕集するとよい。こ
の水槽3と水槽3aの二段階の水処理を実施すると、後
の水槽3aでは極めて純度の高い四塩化ゲルマニウムが
得られる。いずれの場合にあっても、水槽中の水に反応
熱を伴うガス中の物質。
入り、ここで四塩化ゲルマニウムが凝縮して凝縮液捕集
器5に集液される。このアフタクーラー4も前記のプレ
クーラーと同様に冷却水を通水しておけばよい。このア
フタクーラー4を出るガスは実質的に塩素ガスと塩化水
素ガスからなるが、なお若干の四塩化ゲルマニウムも含
まれることもある。このため9図示のように、さらに水
槽3aにこのガスを導入したあとアフタクーラー48で
この残留する四塩化ゲルマニウムを捕集するとよい。こ
の水槽3と水槽3aの二段階の水処理を実施すると、後
の水槽3aでは極めて純度の高い四塩化ゲルマニウムが
得られる。いずれの場合にあっても、水槽中の水に反応
熱を伴うガス中の物質。
これは塩化水素ガスが殆どである。が吸収されて丁度四
塩化ゲルマニウムの沸点となる温度に維持されることに
なり、この点が本発明の大きな利点となる。つまり、こ
の現象によって、水槽3の前の冷却では三塩化砒素が、
そして水槽3の後の冷却では四塩化ゲルマニウムが1そ
れぞれ溜出できることになり、 GeとAsを含む処理
対象物質からGeとAsの塩化物を同時に発生させても
(すなわち。
塩化ゲルマニウムの沸点となる温度に維持されることに
なり、この点が本発明の大きな利点となる。つまり、こ
の現象によって、水槽3の前の冷却では三塩化砒素が、
そして水槽3の後の冷却では四塩化ゲルマニウムが1そ
れぞれ溜出できることになり、 GeとAsを含む処理
対象物質からGeとAsの塩化物を同時に発生させても
(すなわち。
Asを処理物質中に抑制してGeだけを選択的に取り出
すと云う処方とは異なり2両者を同時に処理物質から塩
化物として発生させても)、これを効果的に選別蒸溜が
できることになる。
すと云う処方とは異なり2両者を同時に処理物質から塩
化物として発生させても)、これを効果的に選別蒸溜が
できることになる。
この選別回収された三塩化砒素と四塩化ゲルマニウムは
それぞれ加水分解して高純度の亜砒酸と酸化ゲルマニウ
ムを得ることができる。
それぞれ加水分解して高純度の亜砒酸と酸化ゲルマニウ
ムを得ることができる。
以下に実施例を挙げる。
実施例1
第2図に示す実験装置で本発明法を実施した。
第2図において第1図と同じ数字を付した機器は第1図
のものと同じ機能を果たす機器であり、各プレクーラー
とアフタクーラーには、常温の水道水を通水し、その通
水量の制御は温度計11〜12で検出されろ水和から出
るガスの温度が実質的に85℃に維持されるような量に
コントロールした。また反応器1内の温度は温度計10
を見ながら90℃が維持されるようにマントルヒータ7
による加熱量をコントロールした。
のものと同じ機能を果たす機器であり、各プレクーラー
とアフタクーラーには、常温の水道水を通水し、その通
水量の制御は温度計11〜12で検出されろ水和から出
るガスの温度が実質的に85℃に維持されるような量に
コントロールした。また反応器1内の温度は温度計10
を見ながら90℃が維持されるようにマントルヒータ7
による加熱量をコントロールした。
処理対象物のGe、^S含有物質は9本例の場合。
表1にその組成を示す製錬工程から出た硫化澱物であり
、これを反応器1に入れ、6Nの塩酸を十分に加え、塩
素ガスをQ、l ff/min以上通じた。
、これを反応器1に入れ、6Nの塩酸を十分に加え、塩
素ガスをQ、l ff/min以上通じた。
実験終了後、凝縮液捕集器5で溜出した三塩化砒素を加
水分解して得た亜砒酸の品位と、凝縮液捕集器6および
凝縮液捕集器6aで溜出した四塩化ゲルマニウムを加水
分解して得た酸化ゲルマニウムの品位(組成)を、それ
ぞれ表2および表3に示した。この品位の測定は、螢光
X線を用いて行い、定性チャートおよびCPS (カウ
ント数)により、 〔検出せず〕、〔±)、 (1)
、 (2)。
水分解して得た亜砒酸の品位と、凝縮液捕集器6および
凝縮液捕集器6aで溜出した四塩化ゲルマニウムを加水
分解して得た酸化ゲルマニウムの品位(組成)を、それ
ぞれ表2および表3に示した。この品位の測定は、螢光
X線を用いて行い、定性チャートおよびCPS (カウ
ント数)により、 〔検出せず〕、〔±)、 (1)
、 (2)。
(3)、 (4)、 (5)の評価段階で元素含有
量を評価した。〔5〕が最も高い強度である。
量を評価した。〔5〕が最も高い強度である。
表2(亜砒酸の螢光X線分析結果)
1
実施例2
表4に示す組成を有する酸化ゲルマニウム含有物質を苛
性ソーダで熔解したGe、 As含有物を処理対象とし
た以外は、実施例1と同様の処理を実施した。実施例1
と同様にして得た亜砒酸の螢光X線分析結果と酸化ゲル
マニウムの螢光X線分析結果をそれぞれ表5および表6
に示した。
性ソーダで熔解したGe、 As含有物を処理対象とし
た以外は、実施例1と同様の処理を実施した。実施例1
と同様にして得た亜砒酸の螢光X線分析結果と酸化ゲル
マニウムの螢光X線分析結果をそれぞれ表5および表6
に示した。
表1 (酸化物の組成・重量%)
表2(亜砒酸の螢光X線分析結果)
表3(酸化ゲルマニウムの螢光X線分析結果)
第1図は本発明法を実施するのに適した装置の例を示す
機器配置系統図、第2図は本発明法を実施した実験装置
の機器配置系統図である。 1・・反応器+2,2a・・プレクーラー。 3.3a・・水槽、 4.4a ・・アフターク
ーラー5.6,6a・・凝縮液捕集器、 7・・ヒー
タ。 8・・ガス流入口、 9・・ガス流出口。 2
機器配置系統図、第2図は本発明法を実施した実験装置
の機器配置系統図である。 1・・反応器+2,2a・・プレクーラー。 3.3a・・水槽、 4.4a ・・アフターク
ーラー5.6,6a・・凝縮液捕集器、 7・・ヒー
タ。 8・・ガス流入口、 9・・ガス流出口。 2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11,GeよりAsを過剰に含むGe+ As含有物
質を反応器に入れ、塩酸を加えたうえ、塩素ガスを通じ
ながら90℃以上の温度にこの反応系を維持し、この反
応器から出るガス流体の全体をプレクーラー。 水相およびアフタクーラーの順に導くと共に、この水相
を出るときのガス流体の温度が75〜95℃となるよう
にこのガス流体の流通系の温度を制御することによって
、プレクーラーで塩化砒素を溜出させ且つアフタクーラ
ーで塩化ゲルマニウムを溜出させることからなるGe+
As含有物質からのGeと八Sの同時採取法。 (2)、加熱手段を備え且つガス導入口およびガス流出
口を備えた反応器と、この反応器のガス流出口から出る
ガス流体通路に介装されたプレクーラー。 水槽およびアフタクーラーと、プレクーラーおよびアフ
タクーラーにそれぞれ設けられた凝縮液捕集器と、から
なるGe+ As含有物質からのGeと^Sの同時採取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10650283A JPS59232919A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10650283A JPS59232919A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59232919A true JPS59232919A (ja) | 1984-12-27 |
JPS6221726B2 JPS6221726B2 (ja) | 1987-05-14 |
Family
ID=14435206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10650283A Granted JPS59232919A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59232919A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100120A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dowa Holdings Co Ltd | ゲルマニウムからの砒素の除去方法 |
-
1983
- 1983-06-14 JP JP10650283A patent/JPS59232919A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100120A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dowa Holdings Co Ltd | ゲルマニウムからの砒素の除去方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221726B2 (ja) | 1987-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3677696A (en) | Process for removal and recovery of mercury from gases | |
US4091077A (en) | Process for recovering filler from polymer | |
RU2717624C1 (ru) | Способ извлечения железа из раствора сульфата цинка | |
US6696037B1 (en) | Method of recovering sulfur from minerals and other sulfur-containing compounds | |
US3826648A (en) | Method of purifying zinc sulphate solutions | |
CN111926187A (zh) | 一种从酸泥中综合回收硒、汞、铅和银的方法 | |
CN109437285A (zh) | 一种绿色环保生产二氧化锗的方法 | |
CN114606387A (zh) | 一种砷碱渣的湿法-火法联用综合回收方法 | |
JPS6034498B2 (ja) | ゲルマニウム有価物の回収、精製方法並びにこの方法により得られたゲルマニウム有価物 | |
JP4223809B2 (ja) | 酸水溶液からヒ素を回収する方法 | |
CN106315682A (zh) | 一种富铼渣生产高铼酸铵的方法 | |
US4497780A (en) | Method and apparatus for removing arsenic from an arsenic-containing material | |
CN108179290B (zh) | 一种从酸泥中富集汞的方法 | |
Powell et al. | The extraction and refining of germanium and gallium | |
US3656937A (en) | Process for treatment of mattes and sulphurated nickel concentrates | |
JPS59232919A (ja) | Ge,As含有物質からのGeとAsの同時採取法 | |
EP0271845B1 (en) | Process for recovering gallium trichloride from gallium-containing waste | |
US2693405A (en) | Method of separating copper values from and ammoniacal solution | |
EP0244910B1 (en) | Separation of non-ferrous metals from iron-containing powdery material | |
CA1314149C (en) | Methods of recovering arsenic values from waste | |
US1879834A (en) | Process of refining zinciferous material | |
US1023964A (en) | Preparation of zincate solutions. | |
US2767052A (en) | Recovery of germanium from scrap materials | |
US2838373A (en) | Method for treatment of spent hydrochloric acid pickle liquor for the recovery of iron oxide, ammonium sulphate and hydrochloric acid | |
EP0145728A4 (en) | EXTRACTION OF METALS FROM ORES. |