JPS5923287Y2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPS5923287Y2 JPS5923287Y2 JP1975171615U JP17161575U JPS5923287Y2 JP S5923287 Y2 JPS5923287 Y2 JP S5923287Y2 JP 1975171615 U JP1975171615 U JP 1975171615U JP 17161575 U JP17161575 U JP 17161575U JP S5923287 Y2 JPS5923287 Y2 JP S5923287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- lamp body
- socket
- vehicle
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばサイドマーカランプに使用して好適な
車輌用灯具に関するものである。
車輌用灯具に関するものである。
サイドマーカランプは、自動車のフェンダ側部に取付け
られ、進路変更等の際にこれを点滅することによって運
転者の意思を他車に伝えるための表示灯であり、従来は
第1図のような構造が採られていた。
られ、進路変更等の際にこれを点滅することによって運
転者の意思を他車に伝えるための表示灯であり、従来は
第1図のような構造が採られていた。
すなわち、同図において、符号1で示すものは無口金バ
ルブLを保持する灯具ソケットで、この灯具ソケット1
はバルブ土を挟持する接触子1a、この接触子1aを保
持する絶縁部材1bおよび金属製ホルダー10とがら構
成されている。
ルブLを保持する灯具ソケットで、この灯具ソケット1
はバルブ土を挟持する接触子1a、この接触子1aを保
持する絶縁部材1bおよび金属製ホルダー10とがら構
成されている。
2はこの灯具ソケット1を保持する灯体であり、この灯
体2は亜鉛メッキを施した鉄板あるいはABS樹脂とか
AAS樹脂等の熱可塑性硬質樹脂材により形成され、前
記灯具ソケット1はこの灯体2の中央取付口にがしめ付
けられている。
体2は亜鉛メッキを施した鉄板あるいはABS樹脂とか
AAS樹脂等の熱可塑性硬質樹脂材により形成され、前
記灯具ソケット1はこの灯体2の中央取付口にがしめ付
けられている。
3はこの灯体2の周縁フランジ部2a上にねじ4によっ
て固定される前面レンズ、5は前記フランジ部2aに抱
着され、前面レンズ3、灯体2および灯体2と車体6間
の水密性を保つためのシートバッキングであり、このシ
ートバッキング5はネオプレンとか天然ゴム等の熱硬化
性加硫ゴムにより形成されている。
て固定される前面レンズ、5は前記フランジ部2aに抱
着され、前面レンズ3、灯体2および灯体2と車体6間
の水密性を保つためのシートバッキングであり、このシ
ートバッキング5はネオプレンとか天然ゴム等の熱硬化
性加硫ゴムにより形成されている。
しかしながら、このような構造では、独立した構成部品
としてのシートバッキング5を必要とし、また車輌用灯
具を組立てるときにこのシートバッキング5を手作業を
もって灯体2のフランジ部2aへ装着しなければならず
、また灯具ソケット1自身の組立てを行なったうえ、さ
らにこれを灯体2に対して組付けを行なわなければなら
ない。
としてのシートバッキング5を必要とし、また車輌用灯
具を組立てるときにこのシートバッキング5を手作業を
もって灯体2のフランジ部2aへ装着しなければならず
、また灯具ソケット1自身の組立てを行なったうえ、さ
らにこれを灯体2に対して組付けを行なわなければなら
ない。
したがって、部品点数が多くなるばがりがきわめて非能
率的な組立作業を必要とする等の欠点がある。
率的な組立作業を必要とする等の欠点がある。
本考案はこのような欠点を解消すべくなされたもので、
灯体本体、フランジ部およびソケット部を、硬度70〜
95°とした熱可塑性エラストマーにより一体に形成す
るというきわめて簡単な構成により、前記諸欠点を一挙
に解消した車輌用灯具を提供するものである。
灯体本体、フランジ部およびソケット部を、硬度70〜
95°とした熱可塑性エラストマーにより一体に形成す
るというきわめて簡単な構成により、前記諸欠点を一挙
に解消した車輌用灯具を提供するものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する
。
。
第2図は本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示す縦断
面図であり、第1図と同一部分には同一符号を付しであ
る。
面図であり、第1図と同一部分には同一符号を付しであ
る。
同図において、符号7で示すものは本考案の要部をなす
灯体であり、この灯体7はその周縁部に突条7aを有す
るフランジ部7bと、はぼ皿状に形成された灯体本体7
Cと、無口金バルブLに接触する接触子1aを保持する
ソケット部7dとから構成されており、後述する特性を
有する合成樹脂材によって一体に形成されている。
灯体であり、この灯体7はその周縁部に突条7aを有す
るフランジ部7bと、はぼ皿状に形成された灯体本体7
Cと、無口金バルブLに接触する接触子1aを保持する
ソケット部7dとから構成されており、後述する特性を
有する合成樹脂材によって一体に形成されている。
すなわち、この合成樹脂材は耐熱性の点において軟化温
度80℃以上を有し、硬度が70°から95°の範囲内
にある中硬質のものが使用される。
度80℃以上を有し、硬度が70°から95°の範囲内
にある中硬質のものが使用される。
本実施例では、灯体7を形成する合成樹脂材としてポリ
ウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポ
リウレタンエラストマー等の熱可塑性エラストマーが使
用される。
ウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポ
リウレタンエラストマー等の熱可塑性エラストマーが使
用される。
8は前記フランジ部7b上に前記レンズ3を固定し、か
つこれらを車体6に取付けるねじ4に螺合されたプラス
チックナツトであり、このナツト8のフランジ部が、灯
体7のフランジ部7bと車体6との間に介在するように
取付けられる。
つこれらを車体6に取付けるねじ4に螺合されたプラス
チックナツトであり、このナツト8のフランジ部が、灯
体7のフランジ部7bと車体6との間に介在するように
取付けられる。
9はソケット部7dに内装保持され、前記無口金バルブ
Lを挾持している接触子1aに接続されたコードであり
、このコード9は前記ソケット部7dの底部内に充填さ
れた樹脂部材10により絶縁保持されている。
Lを挾持している接触子1aに接続されたコードであり
、このコード9は前記ソケット部7dの底部内に充填さ
れた樹脂部材10により絶縁保持されている。
したがって、このように構成された車輌用灯具を組立て
るには、単に灯体7のフランジ部7bに穿設された取付
は孔と前面レンズ3の取付は孔および車体6の取付は孔
を位置合わせし、これら取付は孔に前記ねじ4を挿通し
螺合するだけで灯具の組立ては完了する。
るには、単に灯体7のフランジ部7bに穿設された取付
は孔と前面レンズ3の取付は孔および車体6の取付は孔
を位置合わせし、これら取付は孔に前記ねじ4を挿通し
螺合するだけで灯具の組立ては完了する。
なお、無口金バルブの発熱量は他の車輌用バルブに較べ
きわめて低いため、これを実質的に保持するソケット部
がエラストマーで形成されていても耐熱性上特に問題は
ない。
きわめて低いため、これを実質的に保持するソケット部
がエラストマーで形成されていても耐熱性上特に問題は
ない。
また、灯体7はその全周縁部が前面レンズ3と車体6と
によって挾持されているから、強固に保持され、したが
って灯体7の柔軟性によってソケット部7dが振動する
ようなこともない。
によって挾持されているから、強固に保持され、したが
って灯体7の柔軟性によってソケット部7dが振動する
ようなこともない。
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具によれば、
灯体のフランジ部、灯体本体およびソケット部とを中硬
質の合成樹脂材より一体に形成しているので、従来のよ
うに防水性を確保するためのシートバッキングを予め用
意し、これをフランジ部へ装着したりする必要がなく、
車体への取付けに際し同時に組付けられる。
灯体のフランジ部、灯体本体およびソケット部とを中硬
質の合成樹脂材より一体に形成しているので、従来のよ
うに防水性を確保するためのシートバッキングを予め用
意し、これをフランジ部へ装着したりする必要がなく、
車体への取付けに際し同時に組付けられる。
また、ソケット用のホルダーおよび絶縁材を用意するこ
となくソケットを形成することができる。
となくソケットを形成することができる。
したがって、部品点数ならびに作業工数を従来との比較
において大幅に削減できる。
において大幅に削減できる。
第1図は従来の車輌用灯具の縦断面図、第2図は本考案
に係る車輌用灯具の一実施例を示す縦断面図である。 3・・・・・・前面レンズ、7・・・・・・灯体、7b
・・・・・・フランジ部、7C・・・・・・灯体本体、
7d・・・・・・ソケット部、L・・・・・・無口金バ
ルブ。
に係る車輌用灯具の一実施例を示す縦断面図である。 3・・・・・・前面レンズ、7・・・・・・灯体、7b
・・・・・・フランジ部、7C・・・・・・灯体本体、
7d・・・・・・ソケット部、L・・・・・・無口金バ
ルブ。
Claims (1)
- 灯体7のフランジ部7bが前面レンズ3と車体6とによ
って挾持される状態で取付けられる車輌用灯具において
、前記灯体7を構成する灯体本体7Cとフランジ部7b
および無口金バルブLを挾持する接触子1aを保持する
ソケット部7dとを、硬度70〜95°とした熱可塑性
エラストマーにより一体に形成したことを特徴とする車
輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975171615U JPS5923287Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975171615U JPS5923287Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5283676U JPS5283676U (ja) | 1977-06-22 |
JPS5923287Y2 true JPS5923287Y2 (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=28650074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975171615U Expired JPS5923287Y2 (ja) | 1975-12-19 | 1975-12-19 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923287Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517365Y2 (ja) * | 1974-02-12 | 1980-04-22 |
-
1975
- 1975-12-19 JP JP1975171615U patent/JPS5923287Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5283676U (ja) | 1977-06-22 |
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