JPS59231286A - 粒状物などの空気移送用ホ−ス - Google Patents
粒状物などの空気移送用ホ−スInfo
- Publication number
- JPS59231286A JPS59231286A JP10397483A JP10397483A JPS59231286A JP S59231286 A JPS59231286 A JP S59231286A JP 10397483 A JP10397483 A JP 10397483A JP 10397483 A JP10397483 A JP 10397483A JP S59231286 A JPS59231286 A JP S59231286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- hose body
- granular material
- wire
- flexibility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塊状、片状、粒状物などを空気移送するのに有
効な可撓性のあるホースの改良に関する。
効な可撓性のあるホースの改良に関する。
粉粒体移送の技術として、真空ポンプ、コンプレッサな
どに接続したホースにより、所定の区間を粉粒体を空気
移送することは良く知られている。
どに接続したホースにより、所定の区間を粉粒体を空気
移送することは良く知られている。
この技術の中で、例えば工場などにおいて、種々の工作
機械による切削、研削作業に伴って生じる切粉、切屑な
どの処理に、この空気移送が取入れられることもある。
機械による切削、研削作業に伴って生じる切粉、切屑な
どの処理に、この空気移送が取入れられることもある。
この粉粒体移送に用いられるホースとして、ゴムや合成
樹脂など可撓性のあるホースが用いられ−1− ることが多く、これは移送区域が常に一定化しておらず
、必要に応じてホースを移動し、また移送場所によって
はボースを途中で屈曲させなければならないためで、柔
軟性に富みかつ軽量であることなどが条件となる。
樹脂など可撓性のあるホースが用いられ−1− ることが多く、これは移送区域が常に一定化しておらず
、必要に応じてホースを移動し、また移送場所によって
はボースを途中で屈曲させなければならないためで、柔
軟性に富みかつ軽量であることなどが条件となる。
ところが、粉粒体の空気移送が、上i[したように金属
の切粉、切屑などを始めとして摩耗性の高いものに適用
されるとなると、ホースの耐摩耗性が大きな問題となっ
てくる。
の切粉、切屑などを始めとして摩耗性の高いものに適用
されるとなると、ホースの耐摩耗性が大きな問題となっ
てくる。
摩耗性の高い粉粒体を移送すると、ホースの内面はたち
まち摩耗を起こし、そのため、従来はホースの素材とし
て耐摩耗性の高い材料を使用し、かつ肉厚を厚くするな
どの対策を施していた。
まち摩耗を起こし、そのため、従来はホースの素材とし
て耐摩耗性の高い材料を使用し、かつ肉厚を厚くするな
どの対策を施していた。
しかし一般的には、耐摩肝性材料は硬度が高くてホース
の屈曲性を低下させ、ま□た耐摩耗性のある天然ゴム系
材料は機械的強度が不足することから補強材が必要で、
結局屈曲性が損われることになる。
の屈曲性を低下させ、ま□た耐摩耗性のある天然ゴム系
材料は機械的強度が不足することから補強材が必要で、
結局屈曲性が損われることになる。
またホースの肉厚を増づことは、相対的に屈曲性を低下
させるし、重量増加の原因ともなって操−2・− 作付を悪化させるのであった。
させるし、重量増加の原因ともなって操−2・− 作付を悪化させるのであった。
本発明はこのような問題を解消、すなわち、耐摩耗性に
すぐれる一方で柔軟性があり軽量な、粒状物などの空気
移送用ホースを提供することを目的とする。
すぐれる一方で柔軟性があり軽量な、粒状物などの空気
移送用ホースを提供することを目的とする。
本発明はホース本体の内周側に、コイル状またはリング
状に線材を巻装することにより、線材のピッチ間に移送
する塊状、片状、粒状物などが詰まり、これらが保護層
を形成して、ホース本体の内周に直接的に通過粒状物が
動接触するのを防ぐようにしたものである。
状に線材を巻装することにより、線材のピッチ間に移送
する塊状、片状、粒状物などが詰まり、これらが保護層
を形成して、ホース本体の内周に直接的に通過粒状物が
動接触するのを防ぐようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はホース軸線方向に切断した断面図であるが、屈
曲性があって軽量な素材、例えば合成樹脂などを含む素
材によってホース本体1を形成する。
曲性があって軽量な素材、例えば合成樹脂などを含む素
材によってホース本体1を形成する。
そしてその内周側には、耐摩耗性のある合成樹脂あるい
は金属などからなるコイル状の線材2が、適度なピッチ
をもって巻装される。
は金属などからなるコイル状の線材2が、適度なピッチ
をもって巻装される。
−3−
この場合、線材2はその外周方向への拡張力でホース本
体1の内周に圧接させたり(第2図)、あるいは線材2
の一部をホース本体1の螺旋溝3に嵌めて位置決め(第
3図)したりする。
体1の内周に圧接させたり(第2図)、あるいは線材2
の一部をホース本体1の螺旋溝3に嵌めて位置決め(第
3図)したりする。
このようにして巻装した線材2のピッチ間には、粒状物
などの空気移送時に、粒状物の一部が詰まる保持s4が
形成されるのである。
などの空気移送時に、粒状物の一部が詰まる保持s4が
形成されるのである。
なお、線材2はコイル状に連続するものの他、リング状
の線材2を略当ピッチでホース本体1の内部に並設して
もよい。
の線材2を略当ピッチでホース本体1の内部に並設して
もよい。
このホースを塊状、片状、粒状物などの空気移送に用い
る場合の作用を説明する。
る場合の作用を説明する。
ホースを空気移送システムと接続して、粒状物などの空
気移送を開始すると、第4図に示すように、線材2のピ
ッチ間の保持溝4には、移送される粒状物の一部が堆積
し、保持溝4を埋めて一種の保護層5をつくる。
気移送を開始すると、第4図に示すように、線材2のピ
ッチ間の保持溝4には、移送される粒状物の一部が堆積
し、保持溝4を埋めて一種の保護層5をつくる。
これはホース本体1の内周壁部が、巻装された線材2の
存在により大きな摩擦面となり、内周壁部に沿う粒状物
などの流れに著しい抵抗を与え、−4− 移動流速を極端に低下させ、この状態で線材2の間に形
成した保持溝4に粒状物がひっかかるようにして詰まる
ためである。
存在により大きな摩擦面となり、内周壁部に沿う粒状物
などの流れに著しい抵抗を与え、−4− 移動流速を極端に低下させ、この状態で線材2の間に形
成した保持溝4に粒状物がひっかかるようにして詰まる
ためである。
したがって、ホース本体1の内周には、線材2の間にほ
ぼ静止した保護層5が形成されることになり、ホース本
体1の内周表面は移送される粒状物と動的な接触が行な
われない。
ぼ静止した保護層5が形成されることになり、ホース本
体1の内周表面は移送される粒状物と動的な接触が行な
われない。
この結果、空気移送される粒状物などが摩耗性のあるも
のであっても、移送時にホース本体1の内周表面が激し
い摩耗を受けるということが一切なく、十分な耐摩耗性
を発揮するのである。
のであっても、移送時にホース本体1の内周表面が激し
い摩耗を受けるということが一切なく、十分な耐摩耗性
を発揮するのである。
なお、線材2は一部が流動粒状物などと動的に接触する
が、これには予め十分な耐摩耗性をもたせであるため、
摩耗の問題は生じない。
が、これには予め十分な耐摩耗性をもたせであるため、
摩耗の問題は生じない。
ホース本体1は摩耗の心配がないことから、その肉厚を
薄くてき軽量化がはかれるのであるが、同時に屈曲性に
富んだ素材の選択も可能となるのである。
薄くてき軽量化がはかれるのであるが、同時に屈曲性に
富んだ素材の選択も可能となるのである。
移送時に線材2のピッチ間に堆積した粒状物などは、移
送の終了付近で通路中央部分の流動物が−5− なくなるど、順次保持溝4の間から吸い出され、完全に
除去される。
送の終了付近で通路中央部分の流動物が−5− なくなるど、順次保持溝4の間から吸い出され、完全に
除去される。
ところで、ホースの屈曲性について、ホース本体1の内
周にコイル状に巻回した線材2は、ホースの曲げに対す
る剛性にほとんど影響を与えることがない(曲げ剛性を
高めることがない)ため、ホース全体の柔軟度はもっば
らホース本体1の剛性に依存することになり、したがっ
て上述したように屈曲性に富んだ素材を選ぶことにより
、全体的に良好な可撓性を維持できる。
周にコイル状に巻回した線材2は、ホースの曲げに対す
る剛性にほとんど影響を与えることがない(曲げ剛性を
高めることがない)ため、ホース全体の柔軟度はもっば
らホース本体1の剛性に依存することになり、したがっ
て上述したように屈曲性に富んだ素材を選ぶことにより
、全体的に良好な可撓性を維持できる。
なお、上記実施例ではコイル状の線材2は、原則として
ホース本体1の内周に露出させであるが(第2図、第3
図)、ホースの生産性の点から、第5図のように、ホー
ス本体1の素材と一体的に表面にコーティング被膜7を
形成し、tlA材2をホース本体1と一体的に固定して
もよいし、あるいは、第6図のようにホース本体1の内
面に接近した位置に線材2を埋設してもよい。そして、
特に後者の場合は、使用初期にお【プる点線で示すよう
な摩耗により、線材2がホース本体1の内面に露−6− 出すると前述の効果が現れてくる。
ホース本体1の内周に露出させであるが(第2図、第3
図)、ホースの生産性の点から、第5図のように、ホー
ス本体1の素材と一体的に表面にコーティング被膜7を
形成し、tlA材2をホース本体1と一体的に固定して
もよいし、あるいは、第6図のようにホース本体1の内
面に接近した位置に線材2を埋設してもよい。そして、
特に後者の場合は、使用初期にお【プる点線で示すよう
な摩耗により、線材2がホース本体1の内面に露−6− 出すると前述の効果が現れてくる。
以上のように本発明ににれば、塊状、片状、粒状物など
を空気移送する際に、ホース内周表面が直接的な摩粁を
受けることがなく、したがって軽量で十分な屈曲性をも
つにもかかわらず、非常に高い耐摩耗性を発揮するとい
う効果がある。
を空気移送する際に、ホース内周表面が直接的な摩粁を
受けることがなく、したがって軽量で十分な屈曲性をも
つにもかかわらず、非常に高い耐摩耗性を発揮するとい
う効果がある。
第1図は本発明実施例を示す断面図、第2図、第3図は
それぞれ一部を拡大して示す断面図、第4図は作動状態
を説明する断面図である。第5図、第6図はそれぞれ他
の実施例を示す断面図である。 1・・・ホース本体、2・・・線材、4・・・保持溝、
5・・・保m層。 −7− 第3図 第4図
それぞれ一部を拡大して示す断面図、第4図は作動状態
を説明する断面図である。第5図、第6図はそれぞれ他
の実施例を示す断面図である。 1・・・ホース本体、2・・・線材、4・・・保持溝、
5・・・保m層。 −7− 第3図 第4図
Claims (1)
- 可撓性のある素材でホース本体を形成し、このホース本
体の内周側にコイル状またはリング状に線材を略等ピッ
チで巻装したことを特徴とする粒状物などの空気移送用
ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10397483A JPS59231286A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粒状物などの空気移送用ホ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10397483A JPS59231286A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粒状物などの空気移送用ホ−ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59231286A true JPS59231286A (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=14368299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10397483A Pending JPS59231286A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粒状物などの空気移送用ホ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59231286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016109300A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 | 螺旋状ライナーを用いたフレキシブルホースの耐摩耗性向上方法、フレキシブルホース、及びフレキシブルホースの製造方法 |
JP6038421B1 (ja) * | 2015-07-01 | 2016-12-07 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
WO2017002438A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10397483A patent/JPS59231286A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016109300A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 | 螺旋状ライナーを用いたフレキシブルホースの耐摩耗性向上方法、フレキシブルホース、及びフレキシブルホースの製造方法 |
JP6038421B1 (ja) * | 2015-07-01 | 2016-12-07 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
WO2017002438A1 (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用処置具 |
US9924960B2 (en) | 2015-07-01 | 2018-03-27 | Olympus Corporation | Endoscope treatment tool |
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