JPS59231132A - 内燃機関に新気或は混合気を加給する方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピストン（１）の上下運動により負圧或は加
圧されるクランク室（２）を、加給ポンプとして利用す
るものである。

従来の加給の方法では、加給を行なう為に動力を必要と
し、機械損失や排気損失等々のエネルギ損失を伴つたが
、本発明では、ピストンの動作をそのままポンプとして
利用するもので、従来のようなエネルギ損失が無い。

以後図面によつて説明する。

第１図は、新気或は混合気の加給及び新気による排気ガ
スの掃気の様子を示したものである。

（１）は排気行程を示し、ピストン（１）の上昇に伴い
新気或は混合気が、吸気バイパス（５）を通してクラン
ク室（２）へ吸入される。

（２）は吸気行程を示し、ピストン（１）の下降に伴い
クランク室（２）の新気或は混合気が圧縮される。

（３）は吸気行程末期から圧縮行程初期を示し、クラン
ク室（２）の圧縮された新気或は混合気が、加給バイパ
ス（６）を通してシリンダ壁（７）から、シリンダ（９
）へ加給される。

（４）は爆発行程を示し、ピストン（１）の下降に伴い
クランク室（２）の新気が圧縮される。

（５）は爆発行程末期から排気行程初期を示し、圧縮さ
れたクランク室（２）の新気により、掃気を行なう。

第２図は、加給をシリンダヘツドより、加給バルブ（８
）を介して行なうことを示したものである。

第３図は、クランク室（２）の圧縮新気或は混合気を、
加給タンク（１０）に溜めておき、必要な時に加給及び
掃気を可能としたものである。

第４図は、吸気管より吸入した新気を、排気管（１１）
へ放出する様子を示す。

第５図は、クランク室（２）への新気或は混合気の吸入
を、クランク室付近に取り付けた吸気装置（１４）によ
つて直接に行なうものである。

本発明において、新気或は混合気のクランク室への吸入
を、吸気管より行なう場合には、吸気管を流れる新気或
は混合気流れを、継続的にし、吸気効率を上げることが
可能となる。

吸気バイパス（５）及び加給バイパス（６）には、逆流
を防ぐ逆流防止バルブ（１３）が取り付けられている。

【図面の簡単な説明】

第１図，２図，３図，４図，５図は本発明を示す横断面
図。 （１）はピストン，（２）はクランク室，（３）は吸気
管，（４）はエアクリーナ，（５）は吸気バイパス，（
６）は加給バイパス，（７）はシリンダ壁，（８）は加
給バルブ，（９）はシリンダ，（１０）は加給タンク，
（１１）は排気管，（１２）は加給用吸気管，（１３）
は逆流防止バルブ，（１４）は（４）と（１２）及び気
化器或はインジエクシヨンを含めた総称で吸気装置。 特許出願人　川口浩二

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ピストン（１）の上昇に伴い負圧化されたクランク室（
   ２）へ、新気或は混合気を吸入する。 ピストン（１）の下降に伴い圧縮されたクランク室（２
   ）の新気或は混合気を、シリンダ壁（７）或はシリンダ
   ヘツドより、シリンダ（９）へ加給する。 排気行程においては、加給新気で掃気を行なう。