JPS59230491A - 回転機器の異常検出方法 - Google Patents
回転機器の異常検出方法Info
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- JPS59230491A JPS59230491A JP58104175A JP10417583A JPS59230491A JP S59230491 A JPS59230491 A JP S59230491A JP 58104175 A JP58104175 A JP 58104175A JP 10417583 A JP10417583 A JP 10417583A JP S59230491 A JPS59230491 A JP S59230491A
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- Japan
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D3/00—Control of nuclear power plant
- G21D3/04—Safety arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し発明の技術分野〕
本発明は、原子力発電プラントに使用される回転機器の
異常を早期に検出して、その故障を未然に防止するよう
にした回転機器の異常検出方法に関する。
異常を早期に検出して、その故障を未然に防止するよう
にした回転機器の異常検出方法に関する。
例えば大型の液体金属冷却型高速増殖炉発電プラントで
は制御棒と冷却材流量を操作して炉出力/流量比を一定
をこ保つ運転方法が予定されている。
は制御棒と冷却材流量を操作して炉出力/流量比を一定
をこ保つ運転方法が予定されている。
また現在稼動中の沸騰水型原子炉の運転は、制御棒と炉
心流量の両者を制御することにより炉出力の上昇型下降
等の変更を行なっているが、このように制御棒と炉心流
量を制御するには制御機器としてポンプあるいは電動機
等の回転機器が用いられている。したがって、これら回
転機器に、万一異常が発生すると、原子力発電プラント
に重大な影響を与える恐れがあり、また、その稼動率に
与える影響も極めて大きいことが予想されるので、ポン
プ或いは電動機等の回転機器を常時監視して、これ等回
転機器に何等かの異常が発生すれば、その異常を早期に
検出して回転機器の故障を未然に防ぎ、原子力発電プラ
ントを健全に作動させるとともにその稼動率を上げるこ
とが必要である。
心流量の両者を制御することにより炉出力の上昇型下降
等の変更を行なっているが、このように制御棒と炉心流
量を制御するには制御機器としてポンプあるいは電動機
等の回転機器が用いられている。したがって、これら回
転機器に、万一異常が発生すると、原子力発電プラント
に重大な影響を与える恐れがあり、また、その稼動率に
与える影響も極めて大きいことが予想されるので、ポン
プ或いは電動機等の回転機器を常時監視して、これ等回
転機器に何等かの異常が発生すれば、その異常を早期に
検出して回転機器の故障を未然に防ぎ、原子力発電プラ
ントを健全に作動させるとともにその稼動率を上げるこ
とが必要である。
このような観点から、ポンプ或いは電動機等の回転機器
を常時監視する方法として以下に記載する如き先行技術
が提案されている。
を常時監視する方法として以下に記載する如き先行技術
が提案されている。
ポンプ或は、電動機等の回転機器あるいはこれら回転機
器の駆動軸等に装着された変位計、速度計、加速度計等
から得られる信号をフーリエ解析により各周波数分点に
対して求めたパワースペクトル密度の対数変換値或いは
コヒーレンスで構成されるn次ベクトルXによって標本
パターンを表現し、正常状態におけるその基準パターン
を同構成のベクトルμで表わす。そうすると、距離りは
前記ベクトルX、μの要素X l 14に4及び正常状
態での前記ベクトルX、μの要素X1.肉の標準偏差σ
量。
器の駆動軸等に装着された変位計、速度計、加速度計等
から得られる信号をフーリエ解析により各周波数分点に
対して求めたパワースペクトル密度の対数変換値或いは
コヒーレンスで構成されるn次ベクトルXによって標本
パターンを表現し、正常状態におけるその基準パターン
を同構成のベクトルμで表わす。そうすると、距離りは
前記ベクトルX、μの要素X l 14に4及び正常状
態での前記ベクトルX、μの要素X1.肉の標準偏差σ
量。
シ
刑を用いて、下記(1)式により定義される。
D = 生IX+−μ+ l’(x+ +μ+)r//
Ca(Q’+bv、’ )−、、、、−(1)−1 ここで、Dは、q=i 、 r=t−ytの場合は市街
距離、q=r=l 、 t=2の場合はMaltala
nobisの距離と呼ばれるものであり、またa。
Ca(Q’+bv、’ )−、、、、−(1)−1 ここで、Dは、q=i 、 r=t−ytの場合は市街
距離、q=r=l 、 t=2の場合はMaltala
nobisの距離と呼ばれるものであり、またa。
bは経験的に定める定数である。
そして、前Rrfi(1)式において、距離りが予め与
え沢 られたしきい値αより甚きい場合にポンプ或は電動機等
の回転機器は異常状態にあると判定する。
え沢 られたしきい値αより甚きい場合にポンプ或は電動機等
の回転機器は異常状態にあると判定する。
しかしながら、ポンプ或は′電動機等の回転機器の振動
は、回転周波数f0の変化に従って、一般にその振幅が
変化することが知られている。また、回転周波数f0に
比例した周波数成分の振幅が大きいため周波数パターン
上にはピークとなって現われることになる。このため正
常状態においても、現在の回転周波数fxが、基準値μ
を学習した時の回転周波数fμから僅かに変化した場合
にも距離りは大きな値を示すことになり、ポンプ或は電
動機等の回転機器は異常状態にあると判定される恐れが
ある。
は、回転周波数f0の変化に従って、一般にその振幅が
変化することが知られている。また、回転周波数f0に
比例した周波数成分の振幅が大きいため周波数パターン
上にはピークとなって現われることになる。このため正
常状態においても、現在の回転周波数fxが、基準値μ
を学習した時の回転周波数fμから僅かに変化した場合
にも距離りは大きな値を示すことになり、ポンプ或は電
動機等の回転機器は異常状態にあると判定される恐れが
ある。
[発明の目的〕
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、回転機器の正常状態における回転数の変化により振
動の振幅が変化する場合においても正常な変化か否かを
判別するとともに回転機器の異常を早期に検出するよう
にした回転機器の異常検出方法を提供するにある。
は、回転機器の正常状態における回転数の変化により振
動の振幅が変化する場合においても正常な変化か否かを
判別するとともに回転機器の異常を早期に検出するよう
にした回転機器の異常検出方法を提供するにある。
本発明は、前記目的を達成するために、回転機器からの
検出信号を遂次的にフーリエ解析して、各周波数分点に
対して得られるパワースペクトル密度またはコヒーレン
スを求め、このパワースペクトル密度またはコヒーレン
スで構成される0次ベクトルによる標本値を求め、一方
正常状態の回転機器の検出信号に基づくパワースペクト
ル密度またはコヒーレンスと比較するため、前記標本値
取得時の機器回転周波数における基準値を算出しこの算
出された基準値と前記標本値との距離がしきい値より大
であることを条件に回転機器の異常と判定するようにし
た回転機器の異常検出方法に関するものである。
検出信号を遂次的にフーリエ解析して、各周波数分点に
対して得られるパワースペクトル密度またはコヒーレン
スを求め、このパワースペクトル密度またはコヒーレン
スで構成される0次ベクトルによる標本値を求め、一方
正常状態の回転機器の検出信号に基づくパワースペクト
ル密度またはコヒーレンスと比較するため、前記標本値
取得時の機器回転周波数における基準値を算出しこの算
出された基準値と前記標本値との距離がしきい値より大
であることを条件に回転機器の異常と判定するようにし
た回転機器の異常検出方法に関するものである。
次に、本発明による回転機器の異常検出方法の原理につ
いて説明する。
いて説明する。
先ず、正常状態における回転機器から得られる信号をフ
ーリエ解析し、このフーリエ解析に基づいて各周波数分
点に対して得られたパワースペクトル密度Y (f)あ
るいはコヒーレンスC(f)で構成すれるn次ベクトル
/jj(J−L・・・、N)によって基準パターンを表
現する。つまり、回転周波数fa3cftr1<fax
(−・・、fμN)において学習した正常状態の基準
ベクトルμ(J−11・・・、N)をそれぞれ作成する
。そして、前記と同様にして表現する標本の回転周波数
fxにおける基準値μを後記する内挿方法または外挿方
法によって算出する。一方、回転周波数fよにおける標
本値をXとし、前記基準値μと標本値Xとの距離を算出
し、これが予じめ定めたしきい値より大きいときに回転
機器の異常と判定するものである。
ーリエ解析し、このフーリエ解析に基づいて各周波数分
点に対して得られたパワースペクトル密度Y (f)あ
るいはコヒーレンスC(f)で構成すれるn次ベクトル
/jj(J−L・・・、N)によって基準パターンを表
現する。つまり、回転周波数fa3cftr1<fax
(−・・、fμN)において学習した正常状態の基準
ベクトルμ(J−11・・・、N)をそれぞれ作成する
。そして、前記と同様にして表現する標本の回転周波数
fxにおける基準値μを後記する内挿方法または外挿方
法によって算出する。一方、回転周波数fよにおける標
本値をXとし、前記基準値μと標本値Xとの距離を算出
し、これが予じめ定めたしきい値より大きいときに回転
機器の異常と判定するものである。
ところで、前記のような回転機器の異常を検出するため
に、標本の回転周波数f!に対して、faJ≦fx≦f
J’j+1なる関係が成立する回転周波数1511勺+
1 を求め、次に、この回転周波数ffi、、fμ、+
1に相当する基準ベクトルμm、μj+1より標本取得
時の機器回転周波数fxにおける基準ベクトルμを内挿
より求める。なお、fx<fJ、であれば基準ベクトル
μmとμ2より回転周波数fxにおける基準ベクトル公
を外挿より求める。さらにfx≧fJINすらば基4ベ
クトルμN−1とμ9より回転周波数fxにおける基準
ベクトルμを外挿より求めればよいが演算手順について
は内挿の場合と同様な手順で行なえるので、以下内挿の
場合について説明する。
に、標本の回転周波数f!に対して、faJ≦fx≦f
J’j+1なる関係が成立する回転周波数1511勺+
1 を求め、次に、この回転周波数ffi、、fμ、+
1に相当する基準ベクトルμm、μj+1より標本取得
時の機器回転周波数fxにおける基準ベクトルμを内挿
より求める。なお、fx<fJ、であれば基準ベクトル
μmとμ2より回転周波数fxにおける基準ベクトル公
を外挿より求める。さらにfx≧fJINすらば基4ベ
クトルμN−1とμ9より回転周波数fxにおける基準
ベクトルμを外挿より求めればよいが演算手順について
は内挿の場合と同様な手順で行なえるので、以下内挿の
場合について説明する。
今、第1図に示すように、回転周波数fxがfμ。
≦fx≦’I’j4−1であるような基準パターンの回
転周波数”J’ ”j+xを選び、この基準ベクトル全
それぞれμm、μj+1とする。基準ベクトルμm、μ
j+1に含まれるピーク頂部要素は回転周波数fa、、
fμ、+1から定まり、これをそれぞれP、、P、とす
る。またピーク部要素の幅を2h とすると、この幅2
hは信号固有の特性とフーリエ解析方法に依存するもの
であるから、これを予め与えておく。そうすると、基準
ベクトルμmのピーク部要素はP、±hであり図ではC
1〜d。
転周波数”J’ ”j+xを選び、この基準ベクトル全
それぞれμm、μj+1とする。基準ベクトルμm、μ
j+1に含まれるピーク頂部要素は回転周波数fa、、
fμ、+1から定まり、これをそれぞれP、、P、とす
る。またピーク部要素の幅を2h とすると、この幅2
hは信号固有の特性とフーリエ解析方法に依存するもの
であるから、これを予め与えておく。そうすると、基準
ベクトルμmのピーク部要素はP、±hであり図ではC
1〜d。
を含むことになる。同様に基準ベクトルμ5+1のピー
ク部要素はP2±11であり、図ではC2〜d2を含む
ことになる。したがって、回転周波数fxにおける基準
ベクトルμの各要素の値μ+(i=L・・・、n)は下
記(2)式で与えられる。
ク部要素はP2±11であり、図ではC2〜d2を含む
ことになる。したがって、回転周波数fxにおける基準
ベクトルμの各要素の値μ+(i=L・・・、n)は下
記(2)式で与えられる。
たソし、1≦1≦Pt h (第1図のA−B)、また
はp、−h≦t≦n(第1図のE−F)ではl、= l
、−iである。
はp、−h≦t≦n(第1図のE−F)ではl、= l
、−iである。
と置くと、Po−h≦i≦Po+h (第1図のC,
D)テハes= i −P、+P、 + l!2−1−
p0+p、となる。
D)テハes= i −P、+P、 + l!2−1−
p0+p、となる。
一方、p、−h≦15Po−h(第1図のB、C)また
はPo+ h≦1≦P、+ h (第1図のD−E)に
おけるμの各要素の値λlはそれぞれ下記(4)式また
は下記(5)式で与えられる。
はPo+ h≦1≦P、+ h (第1図のD−E)に
おけるμの各要素の値λlはそれぞれ下記(4)式また
は下記(5)式で与えられる。
以上のようにして求めた回転周波数fXに対応する基準
ベクトルμと標本ベクトルXとから距離りを求め、この
距離りが予め与えられたしきい値より太きいときに回転
機器が異常状態にあると判定する。
ベクトルμと標本ベクトルXとから距離りを求め、この
距離りが予め与えられたしきい値より太きいときに回転
機器が異常状態にあると判定する。
し発明の実施例〕
本発明の一実施例を第2図のブロック構成図について説
明する。
明する。
先ず、ポンプ或いは電動機等の回転機器1或いはこれら
回転機器の駆動軸に装着された変位計、速度計、加速度
計、回転速度計または回転数計2等から得られる信号g
(t)を制御装置11からの制御指令により信号入力
装置3のサンプルホールド回路に定時または随時に入力
し、 A/D変換回路にヨリアナログ入力信号g (t
)はサンプリング間隔△tでディジタル信号G(i・△
t)、i=l〜2Nに変換された後データ保存装置4に
入力されて信号G(i・△t)は格納される。このデー
タ保存装置4よりフーリエ解析装置5に入力された入力
データG(ii4△t)は−スヘクトル密度Y(f)或
いはコヒーレンスC(f)が算出される。このパワース
ペクトル密度Y (f) 或いはコヒーレンスC(f)
で構成される0次ベクトルの標本ベクトルXを比較装置
8に入力する。一方、基準パターン保存装置6には稼動
初期に基準ベクトルμおよびその要素μlの標準偏差v
I等を学習し、その時の回転周波数fμとともに保存さ
れている。
回転機器の駆動軸に装着された変位計、速度計、加速度
計、回転速度計または回転数計2等から得られる信号g
(t)を制御装置11からの制御指令により信号入力
装置3のサンプルホールド回路に定時または随時に入力
し、 A/D変換回路にヨリアナログ入力信号g (t
)はサンプリング間隔△tでディジタル信号G(i・△
t)、i=l〜2Nに変換された後データ保存装置4に
入力されて信号G(i・△t)は格納される。このデー
タ保存装置4よりフーリエ解析装置5に入力された入力
データG(ii4△t)は−スヘクトル密度Y(f)或
いはコヒーレンスC(f)が算出される。このパワース
ペクトル密度Y (f) 或いはコヒーレンスC(f)
で構成される0次ベクトルの標本ベクトルXを比較装置
8に入力する。一方、基準パターン保存装置6には稼動
初期に基準ベクトルμおよびその要素μlの標準偏差v
I等を学習し、その時の回転周波数fμとともに保存さ
れている。
基準パターン補正装置7では基準パターン保存装置6よ
り入力された回転周波数f1.における基準ベクトルμ
と同じく回転周波数fμ、+1における基準ベクトルμ
とから標本ベクトルXの回転周波数fXに対応した基
準ベクトルμを算出して比較装置8に入力する。比較装
置8においては制御装置11からの診断実行指令に基づ
いて回転周波数fxにおける基準ベクトルμと標本ベク
トルXとの距離りを演算し、この距離りをしきい値αと
比較する。
り入力された回転周波数f1.における基準ベクトルμ
と同じく回転周波数fμ、+1における基準ベクトルμ
とから標本ベクトルXの回転周波数fXに対応した基
準ベクトルμを算出して比較装置8に入力する。比較装
置8においては制御装置11からの診断実行指令に基づ
いて回転周波数fxにおける基準ベクトルμと標本ベク
トルXとの距離りを演算し、この距離りをしきい値αと
比較する。
そして出力表示装置9では距離りのトレンド表示を行な
い、D)αの条件では警報発生装置10より警報を出す
ように構成している。
い、D)αの条件では警報発生装置10より警報を出す
ように構成している。
次に、以上説明した本発明の一実施例を第3図のフロー
チャートについて簡単に説明する。
チャートについて簡単に説明する。
先ず、モニター開始指令が出されると、ポンプ或いは電
動機等の回転機器からの検出信号g (t)を読み取り
、次に、この検出信号g (t)を〜Φ変換器により入
力アナログ信号g (t)はディジタル信号G(i・△
t)に変換され、保存される。ディジタル信号G(i・
△t)は定時または随時に取り出されて高速フーリエ変
換G (f)され、パワースペクトル密度Y (f)
或いはコヒーレンス心(f)が算出される。そして回転
周波数fxにおけるパワースペクトル密度Y(f) 或
いはコヒーレンスC(f)で構成される0次ベクトルの
標本ベクトルXを表現する。一方、基準パークyの保存
から回転周波数ffi、における基準ベクトルμm、同
じく回転周波数rx3+tにおける基準ベクトルμ を
取り出し、基準ベクトルμとμ より回転周波数fxに
対する基準ベクトルμを表現する。次に前記標本ベクト
ルXと前記基準ベクトルμの距離りをしきい値αと比較
する。そして、距離りのトレンド表示を行なうとともに
距離りがしきい値αより大きいときは警報が出される。
動機等の回転機器からの検出信号g (t)を読み取り
、次に、この検出信号g (t)を〜Φ変換器により入
力アナログ信号g (t)はディジタル信号G(i・△
t)に変換され、保存される。ディジタル信号G(i・
△t)は定時または随時に取り出されて高速フーリエ変
換G (f)され、パワースペクトル密度Y (f)
或いはコヒーレンス心(f)が算出される。そして回転
周波数fxにおけるパワースペクトル密度Y(f) 或
いはコヒーレンスC(f)で構成される0次ベクトルの
標本ベクトルXを表現する。一方、基準パークyの保存
から回転周波数ffi、における基準ベクトルμm、同
じく回転周波数rx3+tにおける基準ベクトルμ を
取り出し、基準ベクトルμとμ より回転周波数fxに
対する基準ベクトルμを表現する。次に前記標本ベクト
ルXと前記基準ベクトルμの距離りをしきい値αと比較
する。そして、距離りのトレンド表示を行なうとともに
距離りがしきい値αより大きいときは警報が出される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ポンプあるいは電動機等の回転機器の
正常状態における回転数の僅かな変化を異常と誤判定す
る確率が小さくなり、したがって ゛異常状態の
検出結果の信頼性が向上する。また、前記回転機器の回
転数の変化により、高調波振動成分間で振動の変化が異
なる場合や、ピーク部分以外の成分の振幅が変化する場
合にも前記μを計算することにより容易にその変化を予
測することができるため、可変速機器に対しても適用で
きるし、さらに、本発明は回転体から得られる信号に限
らず、運転パラメータの変化に応じて系からの信号の周
波数特性上の共鳴ピーク周波数が正常状態においても変
化するような系の診断にも適用できるものである。
正常状態における回転数の僅かな変化を異常と誤判定す
る確率が小さくなり、したがって ゛異常状態の
検出結果の信頼性が向上する。また、前記回転機器の回
転数の変化により、高調波振動成分間で振動の変化が異
なる場合や、ピーク部分以外の成分の振幅が変化する場
合にも前記μを計算することにより容易にその変化を予
測することができるため、可変速機器に対しても適用で
きるし、さらに、本発明は回転体から得られる信号に限
らず、運転パラメータの変化に応じて系からの信号の周
波数特性上の共鳴ピーク周波数が正常状態においても変
化するような系の診断にも適用できるものである。
第1図は本発明の詳細な説明するための内挿方法による
解析図、第2図は本発明の一実施例を示すブロック構成
図、第3図は第2図の70−チャートである。 1・・・回転機器 2・・・回転数計3・・・信
号入力装置 4・・=テータ保存装置5・・・フーリ
エ解析装置 6・・・基準パターン保存装置7・・・
基準パターン補正装置
解析図、第2図は本発明の一実施例を示すブロック構成
図、第3図は第2図の70−チャートである。 1・・・回転機器 2・・・回転数計3・・・信
号入力装置 4・・=テータ保存装置5・・・フーリ
エ解析装置 6・・・基準パターン保存装置7・・・
基準パターン補正装置
Claims (1)
- (1)回転機器からの検出信号を遂次的にフーリエ解析
して各周波数分点に対して得られるパワースペクトル密
度またはコヒーレンスを求め、このパワースペクトル密
度またはコヒーレンスで構成される0次ベクトルによる
標本値を求め、一方正常状態の回転機器の検出信号に基
づくパワースペクトル密度まだはコヒーレンスと比較す
るために前記標本値取得時の機器回転周波数における基
準値を算出し、この算出された基準値と前記標本値との
距離がしきい値より大であることを条件に回転機器の異
常と判定するようにしたことを特徴とする回転機器の異
常検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104175A JPS59230491A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 回転機器の異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104175A JPS59230491A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 回転機器の異常検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59230491A true JPS59230491A (ja) | 1984-12-25 |
JPH0350513B2 JPH0350513B2 (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=14373681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58104175A Granted JPS59230491A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 回転機器の異常検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59230491A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03501007A (ja) * | 1988-08-26 | 1991-03-07 | アルフレッド・テヴェス・ゲーエムベーハー | 装置、システム又はシステム構成要素の動作又は働きをモニタする方法 |
JPH05296888A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-12 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 回転機械の診断装置 |
JPH0666241A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-08 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 回転機械の健全性診断装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528926U (ja) * | 1978-08-11 | 1980-02-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5180481A (en) * | 1975-01-10 | 1976-07-14 | Glory Kogyo Kk | Kokahosokini okeru hosorooraichichoseisochi |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP58104175A patent/JPS59230491A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPS5528926U (ja) * | 1978-08-11 | 1980-02-25 |
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JPH05296888A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-12 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 回転機械の診断装置 |
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