JPS59229095A - ポンプのインペラ離脱防止装置 - Google Patents
ポンプのインペラ離脱防止装置Info
- Publication number
- JPS59229095A JPS59229095A JP10255583A JP10255583A JPS59229095A JP S59229095 A JPS59229095 A JP S59229095A JP 10255583 A JP10255583 A JP 10255583A JP 10255583 A JP10255583 A JP 10255583A JP S59229095 A JPS59229095 A JP S59229095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- piston
- cylinder
- spring
- detachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はポンプのインペラ締結装置、特にインペラの離
脱防止に好適な締結構造に関する。
脱防止に好適な締結構造に関する。
従来、例えばインターナルポンプなどは、炉内で組立て
られるためその組立作業は簡便でなければならない。こ
のため、インペラは、回転軸に一本のスタッドボルトに
よシ締結されている。このようなポンプに高温高圧水中
で使用されるが、万一運転中に何らかの原因でスタッド
ボルトが破損した場合、インペ2は離脱し炉内に弛び出
し炉壁や炉内構造物に損傷を与え重大事故につながる可
能性もある。このため、インペラと回転軸間には、イン
ペラ離脱防止機構が設けられているものもある。しかし
従来のインペラ離脱の防止策は、構造が複雑であるばか
シか、その動作が不安定でめったので、安全性及び信頼
性に乏しい欠点があった。
られるためその組立作業は簡便でなければならない。こ
のため、インペラは、回転軸に一本のスタッドボルトに
よシ締結されている。このようなポンプに高温高圧水中
で使用されるが、万一運転中に何らかの原因でスタッド
ボルトが破損した場合、インペ2は離脱し炉内に弛び出
し炉壁や炉内構造物に損傷を与え重大事故につながる可
能性もある。このため、インペラと回転軸間には、イン
ペラ離脱防止機構が設けられているものもある。しかし
従来のインペラ離脱の防止策は、構造が複雑であるばか
シか、その動作が不安定でめったので、安全性及び信頼
性に乏しい欠点があった。
本発明の目的は、インペラの着脱の簡便はを損うことな
く確実にインペラの離脱を防止し、動作の安定性、信頼
性の高いインペラの離脱防止装置を提供するものである
。
く確実にインペラの離脱を防止し、動作の安定性、信頼
性の高いインペラの離脱防止装置を提供するものである
。
炉内で組み立てられるようなポンプにおいてはその組立
作業は簡便でなければならない。一方、ボップ回転時の
インペラ離脱防止策は完璧でなければならない。これら
を満足するためには、その動作が自然発生的で確実であ
ることが望まれる。
作業は簡便でなければならない。一方、ボップ回転時の
インペラ離脱防止策は完璧でなければならない。これら
を満足するためには、その動作が自然発生的で確実であ
ることが望まれる。
そこで本発明は、回転軸とインペラとの間にポンプ回転
に伴う遠心力によって作動する締結部材を設け、インペ
ラの離脱防止を行うようにしたものである。
に伴う遠心力によって作動する締結部材を設け、インペ
ラの離脱防止を行うようにしたものである。
以下、本発明の一実施例全第1図〜第3図によシ説明す
る。
る。
第1図は本発明のインペラ離脱防止装置を具えるポンプ
の構造概略を示す。ポンプは、インペラ2と回転軸3と
両者を締結するスタットボルト4、ディフューザ5、回
転軸3、ケーシング6等から成る。ポンプ回転時に、ス
タットボルト4が折損する恐れは十分低いものの全くな
いとは言えない。
の構造概略を示す。ポンプは、インペラ2と回転軸3と
両者を締結するスタットボルト4、ディフューザ5、回
転軸3、ケーシング6等から成る。ポンプ回転時に、ス
タットボルト4が折損する恐れは十分低いものの全くな
いとは言えない。
この非常時には、インペラ2が回転軸3から離脱し、配
管1を傷つけまたは配管1をつき破り、高温水がふき出
すというような大事故につながる事態が予想される。そ
こで、回転軸3の上端部の遠心力の大きな外周に沿って
いくつかのインペラ離脱防止装置7を取シつけ、ポンプ
の安全性を確保している。
管1を傷つけまたは配管1をつき破り、高温水がふき出
すというような大事故につながる事態が予想される。そ
こで、回転軸3の上端部の遠心力の大きな外周に沿って
いくつかのインペラ離脱防止装置7を取シつけ、ポンプ
の安全性を確保している。
第2図はインペラ離脱防止装置の詳細を示す。
以下インペラ離散防止装置について説明する。インペラ
離散防止装置7は回転軸3の先端部外周側に取付けられ
たシリンダ8と、シリンダ8内に移動可能に設けら扛た
締結部材例えば、ピストン9、バネ10及びバネ止メボ
ルト11から成る。また、インペラ2の上記シリンダ8
中空部に対応する部分には、ピストン9の一部が嵌入さ
れる穴12が設けられている。上記のシリンダ8とピス
トン9及びピストン9が嵌入される穴12は、その断面
が円弧のものでもよいが、他に断面が矩形でも艮い。ま
た、バネ止メポルト11は、分解・組立の容易さを考え
てボルトを用いたが、バネ10を止めることができれば
ボルトでなくても艮い。
離散防止装置7は回転軸3の先端部外周側に取付けられ
たシリンダ8と、シリンダ8内に移動可能に設けら扛た
締結部材例えば、ピストン9、バネ10及びバネ止メボ
ルト11から成る。また、インペラ2の上記シリンダ8
中空部に対応する部分には、ピストン9の一部が嵌入さ
れる穴12が設けられている。上記のシリンダ8とピス
トン9及びピストン9が嵌入される穴12は、その断面
が円弧のものでもよいが、他に断面が矩形でも艮い。ま
た、バネ止メポルト11は、分解・組立の容易さを考え
てボルトを用いたが、バネ10を止めることができれば
ボルトでなくても艮い。
次に、本発明の離脱防止装置の組立て及び動作全説明す
る。まず、シリンダ8を回転軸3の先端部外周側の所定
位置にする。ボルト締結又は溶接などによシ固定する。
る。まず、シリンダ8を回転軸3の先端部外周側の所定
位置にする。ボルト締結又は溶接などによシ固定する。
他に戸しめ回転軸3の所定個所にシリンダ形状のものを
一体加工してもよい。
一体加工してもよい。
次にバネ110両端をそれぞれのピストン9、ノ(ネ止
メボルト11に締結し、シリンダ8内に組み入れる。な
お、上記の二工程は逆の順序でもかまわない。この組立
時ピストン9がシリンダ8よシ突出しないように、すき
まa(a≧0)を設け、回転軸3にインペラ2をスタッ
トボルトによシ締結するときの防げとならないようにす
る。インペラには、予じめシリンダ8の内径と同じ程度
の径の穴12を加工しておく。または、シリンダ内径□
と同じ程度の幅をもつ、溝をインペラの内壁に沿って加
工する。この場合は、位置決めの手間が省ける。
メボルト11に締結し、シリンダ8内に組み入れる。な
お、上記の二工程は逆の順序でもかまわない。この組立
時ピストン9がシリンダ8よシ突出しないように、すき
まa(a≧0)を設け、回転軸3にインペラ2をスタッ
トボルトによシ締結するときの防げとならないようにす
る。インペラには、予じめシリンダ8の内径と同じ程度
の径の穴12を加工しておく。または、シリンダ内径□
と同じ程度の幅をもつ、溝をインペラの内壁に沿って加
工する。この場合は、位置決めの手間が省ける。
このように組立てられた構造において、インペラ回転時
には、第3図のように矢印A方向に働く遠心力によって
ピストン9がバネ11の力に抗して移動し、ピストン9
の一部がインペラ2の穴12に嵌入する。この状態でス
タットボルトが折損した場合には、ピストン9がキーの
役目をなし、インペラ回転時におけるインペラ離脱を防
止する。
には、第3図のように矢印A方向に働く遠心力によって
ピストン9がバネ11の力に抗して移動し、ピストン9
の一部がインペラ2の穴12に嵌入する。この状態でス
タットボルトが折損した場合には、ピストン9がキーの
役目をなし、インペラ回転時におけるインペラ離脱を防
止する。
インペラ回転停止時には、遠心力が働かずピストン9は
、バネ11の力によってシリンダ内に戻され、インペラ
2の着脱が自由に行うことができる。また、本実施例で
はバネを用いたが、インペラ回転停止時にピストンをシ
リンダ内に戻すことができればバネに限らない。
、バネ11の力によってシリンダ内に戻され、インペラ
2の着脱が自由に行うことができる。また、本実施例で
はバネを用いたが、インペラ回転停止時にピストンをシ
リンダ内に戻すことができればバネに限らない。
なお、第2図及び第3図には、シリンダ方向に水平に描
いたが、傾いていても本発明の効果は期待できる。また
、その結果にはインペラ回転停止によシ重力がキーの移
動の駆動力として利用できる。
いたが、傾いていても本発明の効果は期待できる。また
、その結果にはインペラ回転停止によシ重力がキーの移
動の駆動力として利用できる。
なお、上記構成部品の材料は強度、耐食性、耐応力腐食
割れ性、錆付防止性、摺動性等々を考慮し決定すべきで
あシ、既知の表面処理を有効であることは言うまでもな
い。
割れ性、錆付防止性、摺動性等々を考慮し決定すべきで
あシ、既知の表面処理を有効であることは言うまでもな
い。
以上説明したように、本発明によればインペラの着脱の
簡便さを損うことなく、確実にインペラの離脱を防止す
ることができるので離脱防止装置の安定性、信頼性を高
めることができる。
簡便さを損うことなく、確実にインペラの離脱を防止す
ることができるので離脱防止装置の安定性、信頼性を高
めることができる。
第1図は本発明の装置を具えたポンプの一例を示す要部
概略断面図、第2図及び第3図は本発明のインペラ離脱
防止装置の一例を示す断面図で第2図はインペラ停止時
の状態を示す図、第3図はインペラ回転時の状態を示す
図である。 1・・・配管、2・・・インペラ、3・・・回転軸、4
・・・スタットボルト、5・・・ディフューザ、6・・
・ケーシング、7・・・インペラ離脱防止装置、訃・・
シリンダ、9・・・ピストン、10・・・バネ、11・
・・バネ止メボルト、12・・・インペラに設けた穴。 代理人 弁理士 高橋明芳
概略断面図、第2図及び第3図は本発明のインペラ離脱
防止装置の一例を示す断面図で第2図はインペラ停止時
の状態を示す図、第3図はインペラ回転時の状態を示す
図である。 1・・・配管、2・・・インペラ、3・・・回転軸、4
・・・スタットボルト、5・・・ディフューザ、6・・
・ケーシング、7・・・インペラ離脱防止装置、訃・・
シリンダ、9・・・ピストン、10・・・バネ、11・
・・バネ止メボルト、12・・・インペラに設けた穴。 代理人 弁理士 高橋明芳
Claims (1)
- 1、配管内に回転自在に支持された回転軸先端部にイン
ペラをスタートボルトによジ締結してなるポンプにおい
て、前記回転軸の先端部外周側とインペラとの間に、回
転軸の遠心力によシ両者を結合する締結部材を設けたこ
とを特徴とするポンプのインペラ離脱防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255583A JPS59229095A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ポンプのインペラ離脱防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255583A JPS59229095A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ポンプのインペラ離脱防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59229095A true JPS59229095A (ja) | 1984-12-22 |
Family
ID=14330483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10255583A Pending JPS59229095A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ポンプのインペラ離脱防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59229095A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110397621A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-11-01 | 高邮环流泵业有限公司 | 一种化工反应器用轴流泵叶轮 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10255583A patent/JPS59229095A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110397621A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-11-01 | 高邮环流泵业有限公司 | 一种化工反应器用轴流泵叶轮 |
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