JPS5922883B2 - 電磁流量計発信器 - Google Patents

電磁流量計発信器

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Publication number
JPS5922883B2
JPS5922883B2 JP15790276A JP15790276A JPS5922883B2 JP S5922883 B2 JPS5922883 B2 JP S5922883B2 JP 15790276 A JP15790276 A JP 15790276A JP 15790276 A JP15790276 A JP 15790276A JP S5922883 B2 JPS5922883 B2 JP S5922883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
excitation
electromagnetic flowmeter
pipe
magnetic field
Prior art date
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Expired
Application number
JP15790276A
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English (en)
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JPS5383658A (en
Inventor
正康 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication of JPS5922883B2 publication Critical patent/JPS5922883B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁流量計発信器に関する。
一般に電磁流量計発信器では励磁電源として商用電源が
使用されている。
商用電源を励磁電源に使用した場合には、磁気コアにお
ける鉄損、コイルにおける銅損等の影響により発熱は避
けられない。このため小口径の流量計では発熱の影響を
大きく受けゼロ点変動等を来し安定性が悪い。また比較
的大きい電力を消費するので本質安全防爆構造を採れな
い欠点もある。更に商用電源の電源電圧変動による出力
変動を除去するために流量計発信器の出力を受けると所
定の例えば電流出力に変換するための変換器において励
磁電圧と流量検出信号との比率演算を行わなければなら
ない。このため変換器が複雑になる欠点がある。また小
口径の電磁流量計の場合でも励磁コイルの形状を小型化
することができないため、全体的に大型となつてしまう
。また商用電源を使用した場合にはノイズの影響も受け
易い等の欠点がある。商用電源による交流励磁に対し直
流磁界を用いる方法もあるが、直流励磁による場合には
流量検出電極に発生する分極電圧によつてゼロ点が変化
してしまう欠点がある。
このため被測定液としては電解液以外の液体に限られて
しまう欠点がある。このような欠点を一掃することがで
きるものとして第1図に示すような構造の電磁流量計発
信器が考えられている。第1図において1はパイプであ
わ、2−2はこのパイプ1の内壁に18(f’対向して
取付けた流量検出電極である。
普通電磁流量計発信器ではパイプ1に取付けた電極2−
2を結ぶ線と直交する方向に磁束ψを与え、流量に比例
した信号を電極2−2から得るものである。3はこの磁
束ψを与える磁気回路全体を示す。
この発明においてはこの磁気回路3に直流起磁力源4−
4を設け、この直流起磁力源4−4によつてパイプ1内
に直流磁界を与えるようにし、磁気回路3に設けた磁気
抵抗を周期的に変化させる手段5によつて直流磁界の強
さを変化させるように構成するものである。即ちパイプ
1の外周に互に18d)対向して一対の継鉄6−6を設
け、継鉄6−6にそれぞれ直流起磁力源4−4を磁気的
に結合させる。この例では直流起磁力源4−4として永
久磁石を用いた場合を示し、一方の継鉄6に永久磁石4
のs極を結合したとすれば、他方の継鉄6には永久磁石
4のN極を結合させる。永久磁石4−4の他端はそれぞ
れ磁気抵抗を変化させる手段5に結合させる。この手段
5は互に対向する面が先細となる形状に形成された一対
の継鉄T−1と、この一対の継鉄T−7の対向する間隙
内に軸9により回転自在に支持された回転磁性体8とに
よシ構成され、回転磁性体8の回転によシ一対の継鉄7
ー7間の磁気抵抗を変化させるようにしたものである。
周継鉄7ー7間の空隙部分には必要に応じて非磁性体よ
り成る補強部材10−10を設けるを可とする。また回
転磁性体8は磁気抵抗変化を与えるために棒状乃至は板
状となる。このため回転の円滑性を得るために半円柱状
の非磁性体11−11を取付けるを可とする。上述の構
成によれば回転磁性体8を軸9を中心に回転させること
によつてパイプ1内の磁束密度Bが第2図に示すように
変化する。
磁束密度Bが変化する振幅Pは直流起磁力源4−4の強
さによつて決まり回転速度が変わつても一定に保持され
る。従つて磁気抵抗を変化させる手段5によつてパイプ
1内の磁界が周期的に変化することから、電極2−2に
得られる流量検出信号は磁界が変化する周期の交流成分
を含む脈流信号として得られる。この脈流信号の中から
交流分だけを、例えばフイルタのような交流取出手段に
より取出すことによう交流の流量検出信号を得ることが
できる。ここで特に直流磁界によつて電極2−2間に発
生する分極電圧が変化しても、その分極電圧の変動は電
極2−2間に得られる脈流信号の直流成分が変動するだ
けであるため、その直流成分の変動は交流取出手段を通
過することはできない。従つて第1図の構造によれば流
量検出信号は電極2−2間に発生する分極電圧の変動に
影響されることなく流量だけに比例して得られる。
然も永久磁石4−4の磁界は一定であるため手段5によ
つて変化する磁界の振輻Pも一定であるため磁界変動の
影響もない。ところで第1図の構造によるときは磁束密
度Bの変化は第2図に示したように正弦に近い波形とな
る。
つまり磁束密度Bが常に変化しているため電極2−2と
、電極2−2に生じた検出信号を取出す信号取出線(特
に図示していない)とによつて仮想コイルが形成され、
この仮想コイルに磁束が鎖交して生じる、いわゆる9♂
ノイズが発生する。この90じノイズは信号成分のレベ
ルより充分大きいレベルを持ち、例えば信号取出線の位
置がわずかに動いても大きくレベル変動する。この結果
9(f)ノイズのレベル変動に伴なつて信号成分のゼロ
点が変動することはよく知られている。このような理由
から一般に正弦波励振より矩形状の励振方法が優れてい
ると言われている。つまり矩形波状の励振波形とするこ
とによ)磁束がパイプ1内を貫通している状態に卦いて
磁束密度が全く変化しない状態を得ることができる。こ
の状態をとらえて検出信号をサンプリングすれば流量信
号成分だけを確実に取出すことができる。く発明の目的
〉この発明は永久磁石を用いた励磁方式において矩形波
状の励磁を行なうことができるように構成し、900ノ
イズに影響されない流量信号を得るように構成したもの
である。
く発明の実施例〉 第3図はこの発明の一実施例を示す。
第3図に}いて第1図と対応する部分には同一符号を付
して示す。この第3図の例では磁気抵抗を変化させる手
段5として継鉄7ー7の間に非磁性体12を介挿すると
共に継鉄7ー7に沿つて可動鉄片13を装着し、この可
動鉄片13を電磁石14によつて周期的に吸引させ、継
鉄7ー7の間の磁気抵抗を矩形波状に変化させるように
構成した場合を示す。く発明の作用効果〉 このように継鉄7ー7の間の磁気抵抗を矩形波状に変化
させ、この矩形波状の励磁磁界によつて得られる脈流信
号を交流取出手段で交流成分だけを取出し、この取出し
た交流信号成分を電磁石14が非励磁状態、つまり磁束
密度が最大の状態で、且つ磁束密度が変化しない時点で
検出信号をサンプリングすれば9(5)ノイズの影響を
受けない、従つてゼロ点変動が少ない流量信号を得るこ
とができる。
また発磁体を永久磁石としたことから発熱がなく、ゼロ
点を安定に保持できる。また磁気抵抗を変化させる手段
の駆動速度を加減すれば励磁周波数を低周波励磁、例え
ば数Hzから比較的高い周波数まで適宜に選定すること
ができるので、商用電源からの誘導雑音による影響を受
け難くすることができる。また駆動源として空気モータ
又は油圧モータ等を用いるときは本質安全防爆構造が容
易に採れる。また直流モータを駆動源とすることによつ
て電池駆動型の他の計測器群と電源を共用でき便利であ
る。また永久磁石を直流起磁力源として用いるときは励
磁磁界は磁石の強さによつて決まるため、商用電源によ
つて励磁する場合のように電源電圧変動の補償の要がな
く変換器を簡素化できる。また交流励磁コイルが無いの
でコイルからの静電誘導がなく、従つて零点が安定に保
持され、特に励磁コイルを必要としないから小口径の発
信器に適用して好適であり、その形状を小型化できる利
点がある。く発明の変形実施例〉 第4図及び第5図にこの発明の他の実施例を示す。
第4図の例では非磁性体から成る支持体15の先端に磁
性体16を取付け軸17を支持として支持体15を往復
振動させることにより継鉄7ー7間の空隙内に磁性体1
6を出入させ、継鉄間の磁気抵抗を矩形波状に変化させ
ることができる。第5図の例では軸17を中心に回転1
駆動される非磁性体から成る回転板18の周縁を継鉄7
ー7の空隙内に介挿し、回転板18の一部を磁性体16
とすることにより継鉄7ー7間の磁気抵抗を矩形波状に
変化させるように構成した場合を示す。周直流起磁力源
としては永久磁石に限らず電磁石でもよいことは容易に
理解できよう。また磁気回路の磁気抵抗を変化させる手
段5としては、上述のような機械式に限らず、例えば角
形比の大きい磁性体にコイルを巻装し、このコイルにわ
ずかな矩形波電流を流すことによつて角形比の大きい磁
性体を周期的に磁気飽和させ、これによつて継鉄7ー7
間の磁気抵抗を変化させるように構成することもできる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を説明するための断面図、第2図はそ
の動作を説明するための波形図、第3図はこの発明の一
実施例を示す断面図、第4図及び第5図はこの発明の他
の実施例を説明するための断面図である。 1・・・パイプ、2・・・電極、3・・・磁気回路、4
・・・直流起磁力源、5・・・磁気抵抗を矩形波状に変
化させる手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電磁流量計発信器を構成するパイプと、このパイプ
    の内壁に互に180°対向して取付けた電極と、このパ
    イプの内部に上記電極を結ぶ方向と直交する方向の磁界
    を与えるための磁気回路と、この磁気回路に設けた直流
    起磁力源と、上記磁気回路の磁気抵抗を矩形波状に変化
    させる手段とを具備して成る電磁流量計発信器。
JP15790276A 1976-12-29 1976-12-29 電磁流量計発信器 Expired JPS5922883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15790276A JPS5922883B2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 電磁流量計発信器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15790276A JPS5922883B2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 電磁流量計発信器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5383658A JPS5383658A (en) 1978-07-24
JPS5922883B2 true JPS5922883B2 (ja) 1984-05-29

Family

ID=15659917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15790276A Expired JPS5922883B2 (ja) 1976-12-29 1976-12-29 電磁流量計発信器

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JP (1) JPS5922883B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214091U (ja) * 1985-07-12 1987-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214091U (ja) * 1985-07-12 1987-01-28

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JPS5383658A (en) 1978-07-24

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