JPS5922847Y2 - ハンドル装置に連設する安全押棒のガイドパイプ - Google Patents
ハンドル装置に連設する安全押棒のガイドパイプInfo
- Publication number
- JPS5922847Y2 JPS5922847Y2 JP8918080U JP8918080U JPS5922847Y2 JP S5922847 Y2 JPS5922847 Y2 JP S5922847Y2 JP 8918080 U JP8918080 U JP 8918080U JP 8918080 U JP8918080 U JP 8918080U JP S5922847 Y2 JPS5922847 Y2 JP S5922847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push rod
- safety push
- guide pipe
- handle device
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷凍庫、冷蔵庫等の扉開閉用ハンドル装置に連
設する、庫内作業者の脱出用安全押棒の力゛イドパイプ
に係るものである。
設する、庫内作業者の脱出用安全押棒の力゛イドパイプ
に係るものである。
近時、特に大形の冷凍庫、冷蔵庫等において、庫内作業
者が誤って扉を閉鎖されたり、施錠されたりして、庫内
に閉じ込められた場合に、庫内側からハンドル装置の鎖
錠栓を作動して、その鎖錠を外し、扉を開放し得るよう
にするために、庫出入口扉のハンドル装置と対向した庫
内側に安全押棒が備えられている。
者が誤って扉を閉鎖されたり、施錠されたりして、庫内
に閉じ込められた場合に、庫内側からハンドル装置の鎖
錠栓を作動して、その鎖錠を外し、扉を開放し得るよう
にするために、庫出入口扉のハンドル装置と対向した庫
内側に安全押棒が備えられている。
該安全押棒を連設するハンドル装置の構成は、該棒の押
込み操作によって鎖錠栓が作動するもので′あれば特定
しないが、例えばハンドルに装置内に仕組まれた連結金
具の後端を、面壁に貫設した安全押棒にて、庫内より押
圧回動することにより、鎖錠栓を係ＩＬ金具から離脱さ
せて、即ち、庫外においてハンドルを起上回動した場合
と同し状態に鎖錠栓を作動して、扉を開放し得るように
設けたもので゛ある。
込み操作によって鎖錠栓が作動するもので′あれば特定
しないが、例えばハンドルに装置内に仕組まれた連結金
具の後端を、面壁に貫設した安全押棒にて、庫内より押
圧回動することにより、鎖錠栓を係ＩＬ金具から離脱さ
せて、即ち、庫外においてハンドルを起上回動した場合
と同し状態に鎖錠栓を作動して、扉を開放し得るように
設けたもので゛ある。
而して、従来においては、この安全押棒を扉に付設する
場合に、断熱性構造の面壁をただ弔純に茨裏に穿孔貫通
して、この孔内に直接、安全押棒を嵌挿していたため、
その滑動部には当然に隙間を生じ、即ち、壁に穿設した
貫通孔に、安全押棒と密接する精度を継持することが、
断熱構造（主として表裏面鉄板間に発泡樹脂を注入充填
している）の扉に対する工作上、或は温度変化などの関
係から困難であったため、この隙間に庫内冷気が浸入し
て安全押棒を貫通孔内に凍結し、安全押棒が滑動不能に
固着してしまうことが多く、また、前記隙間を伝って庫
内冷気が外部に流出し、連結金具や鎖錠栓およびこれら
周辺を過冷却し、結霜、凍結などでハンドル装置の作動
が不良化する事態も多々発生し、安全装置としての十分
な機能発揮に支障をきたすような不備な点があった。
場合に、断熱性構造の面壁をただ弔純に茨裏に穿孔貫通
して、この孔内に直接、安全押棒を嵌挿していたため、
その滑動部には当然に隙間を生じ、即ち、壁に穿設した
貫通孔に、安全押棒と密接する精度を継持することが、
断熱構造（主として表裏面鉄板間に発泡樹脂を注入充填
している）の扉に対する工作上、或は温度変化などの関
係から困難であったため、この隙間に庫内冷気が浸入し
て安全押棒を貫通孔内に凍結し、安全押棒が滑動不能に
固着してしまうことが多く、また、前記隙間を伝って庫
内冷気が外部に流出し、連結金具や鎖錠栓およびこれら
周辺を過冷却し、結霜、凍結などでハンドル装置の作動
が不良化する事態も多々発生し、安全装置としての十分
な機能発揮に支障をきたすような不備な点があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、安全
押棒を従来の如く、面壁に穿った貫通孔に直接嵌挿する
のを止め、低温（例、−４０°Ｃ内外）に強く断熱性に
秀れた、例えばポリカーボネート樹脂等の、プラスチッ
ク素材を成形加工して設けた本案ガイドパイプを予じめ
面壁内に埋設し、その挿通孔内に安全押棒を緊密かつ滑
動自在に嵌挿することによって、該棒の凍結を防止する
と共に、棒と面壁の隙間をなくして、冷気の漏出を完全
に遮断し、もって、前記従来の欠点を解消したものであ
る。
押棒を従来の如く、面壁に穿った貫通孔に直接嵌挿する
のを止め、低温（例、−４０°Ｃ内外）に強く断熱性に
秀れた、例えばポリカーボネート樹脂等の、プラスチッ
ク素材を成形加工して設けた本案ガイドパイプを予じめ
面壁内に埋設し、その挿通孔内に安全押棒を緊密かつ滑
動自在に嵌挿することによって、該棒の凍結を防止する
と共に、棒と面壁の隙間をなくして、冷気の漏出を完全
に遮断し、もって、前記従来の欠点を解消したものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面につき説明すると、２は
ハンドル装置であり、本体ケース８、ハンドル９、鎖錠
栓７、連結金具６及びベース板１０から成り、これら各
部を全てステンレススチール厚板をプレス成形加工して
設けたものである。
ハンドル装置であり、本体ケース８、ハンドル９、鎖錠
栓７、連結金具６及びベース板１０から成り、これら各
部を全てステンレススチール厚板をプレス成形加工して
設けたものである。
１は前記バンドル装置２を取付けた冷凍庫等の扉であり
、３は該扉１壁に、バンドル装置２に関連して設けた安
全押棒である。
、３は該扉１壁に、バンドル装置２に関連して設けた安
全押棒である。
４は扉１壁に埋設した本案ガイドパイプである。
本案ガイドパイプ４は、軸心に挿通孔５を貫設した円筒
体４ａの外周面上下端部にフランジ４ｂを突設して構成
したものであり、プラスチックの成形加工によって形成
し、円筒体４ａの長さは扉１壁の厚さとばは゛同長とし
、扉１壁内に、扉体の製造時に於て、予じめ埋設するよ
うにし、円筒体４ａの上下のフランジ４ｂを表裏面板１
１．１１に穿った取付孔１２．１２の内側周縁部に当接
せしめる。
体４ａの外周面上下端部にフランジ４ｂを突設して構成
したものであり、プラスチックの成形加工によって形成
し、円筒体４ａの長さは扉１壁の厚さとばは゛同長とし
、扉１壁内に、扉体の製造時に於て、予じめ埋設するよ
うにし、円筒体４ａの上下のフランジ４ｂを表裏面板１
１．１１に穿った取付孔１２．１２の内側周縁部に当接
せしめる。
よって、肩壁とガイドパイプ４の全外周面とは密着して
構成され、空隙は全く存在しない。
構成され、空隙は全く存在しない。
また、挿通孔５の内径面は本ガイドパイプ４に嵌挿する
安全押棒の外径面と隙間なく滑動可能に接触するように
精密仕上げとする。
安全押棒の外径面と隙間なく滑動可能に接触するように
精密仕上げとする。
この接触部には庫内冷気や凝結霧滴などが浸入しないの
で、例えば、長期間不使用のまま放置しても、接触部が
凍結し安全押棒３が滑動不能に固結することはない 従って、前記挿通孔５に嵌挿した安全押棒３を庫内より
押すことにより、バンドル装置２に内装した連結金具６
を回動させ、鎖錠栓７を図示しない受金具から外して、
扉１を開扉することができる。
で、例えば、長期間不使用のまま放置しても、接触部が
凍結し安全押棒３が滑動不能に固結することはない 従って、前記挿通孔５に嵌挿した安全押棒３を庫内より
押すことにより、バンドル装置２に内装した連結金具６
を回動させ、鎖錠栓７を図示しない受金具から外して、
扉１を開扉することができる。
なお、安全押棒３と挿通孔５の嵌合面に不凍性の潤滑油
を塗布すれば、上記密嵌性と滑動性をより増進し得る。
を塗布すれば、上記密嵌性と滑動性をより増進し得る。
また、ガイドパイプ４の庫内開口部には適当なバッキン
グ１３を固着使用し、安全押棒３の庫内突出部と共に適
当の強さに締付けるように設ける。
グ１３を固着使用し、安全押棒３の庫内突出部と共に適
当の強さに締付けるように設ける。
本考案は構造簡潔であり、容易に安全押棒の凍結固着を
防止して、その作用を全うし得る斜上の如き優れた作用
効果を奏するものである。
防止して、その作用を全うし得る斜上の如き優れた作用
効果を奏するものである。
第１図は本案ガイドパイプを冷凍庫等の扉に埋設してバ
ンドル装置に連設した状態を示す断面図、第２図は本案
ガイドパイプの斜視図である。 付号、１・・・・・・扉、２・・・・・・バンドル装置
、３・・・・・・安全押棒、４・・・・・・ガイドパイ
プ、４ａ・・・・・・その円筒体、４ｂ・・・・・・フ
ランジ、５・・・・・・挿通孔、６・・・・・・連結金
具、７・・・・・・鎖錠栓、８・・・・・・本体ケース
、９・・・・・・バンドル、１０・・・・・・ベース板
。
ンドル装置に連設した状態を示す断面図、第２図は本案
ガイドパイプの斜視図である。 付号、１・・・・・・扉、２・・・・・・バンドル装置
、３・・・・・・安全押棒、４・・・・・・ガイドパイ
プ、４ａ・・・・・・その円筒体、４ｂ・・・・・・フ
ランジ、５・・・・・・挿通孔、６・・・・・・連結金
具、７・・・・・・鎖錠栓、８・・・・・・本体ケース
、９・・・・・・バンドル、１０・・・・・・ベース板
。
Claims (1)
- 軸心に挿通孔５を穿設した円筒体４ａの外周面上下端部
にフランジ４ｂを穿設して戒る力゛イドパイプ４であり
、該ガイドパイプ４はプラスチックの成形加工によって
形成し、その円筒体４ａの長さを扉１壁の厚さとほは゛
同長として同壁内の設定位置に埋設し、挿通孔５に安全
押棒３を滑動自在に密嵌するようにした、ハンドル装置
に連設する安全押棒の力゛イドパイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8918080U JPS5922847Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | ハンドル装置に連設する安全押棒のガイドパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8918080U JPS5922847Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | ハンドル装置に連設する安全押棒のガイドパイプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716571U JPS5716571U (ja) | 1982-01-28 |
| JPS5922847Y2 true JPS5922847Y2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=29451226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8918080U Expired JPS5922847Y2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | ハンドル装置に連設する安全押棒のガイドパイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922847Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0669470B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1994-09-07 | 株式会社モリタ製作所 | 歯科用ハンドピースのチューブ保持具 |
| JPH0528332U (ja) * | 1991-08-08 | 1993-04-16 | 株式会社長田中央研究所 | 歯科用ユニツト |
| JP2649136B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1997-09-03 | 高技工業株式会社 | 蒸し装置 |
| ES2551126T3 (es) * | 2008-06-10 | 2015-11-16 | Pilz Auslandsbeteiligungen Gmbh | Dispositivo de bloqueo de seguridad con mecanismo de desbloqueo para escape |
| JP6737682B2 (ja) * | 2016-10-18 | 2020-08-12 | ホシザキ株式会社 | 冷却貯蔵庫の扉 |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8918080U patent/JPS5922847Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716571U (ja) | 1982-01-28 |
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