JPS59227306A - 穿孔深度の設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は機器の据（す固着用のアンカーボルト用の孔の
穿孔深度の設定方法に関する。

（ｂ）技術の背景 コンクリートなどの基礎上に機器を設置するには、機器
の形状１重量などに対応した強度および長さのアンカー
ボルトを基礎に埋設して、このアンカーボルトの頭部ね
し部と機器の底板とを螺着して機器を固定するのが一般
的である。

この種のアンカーボルトは第１図の如くに構成さている
。第１図の（イ）はアンカーボルトを埋設した状態の断
面図、（ロ）は（イ）のアンカープラグの正面図、（ハ
）はプラグ座の断面図である。

同図においてコンクリート基礎には所望の深度の穿孔５
が設けられている。そして穿孔５の底には、軸心にアン
カーボルト１の下部ねし部１ｃが螺合するねじ孔４ａが
螺刻された円錐台形のプラグ座４が挿入されている。ア
ンカープラグ３は外径が穿孔５に圧入され・）る所望の
外径の薄肉のスリーブ状で、穿孔５に嵌挿された状態で
下端面より軸心に並行して数条のスリット３ａが設けら
れζいる。゛７ンカーブラグ３の長さは穿孔５の深さよ
りも所望に短い長さである。穿孔５にプラグ座４が挿入
された後に、このようなアンカープラグ３はその上０１
１１面が基礎の表面と一致するように圧入される。

アンカーボルト１の頭部ねし部１ｂの長さは、機器の底
板の挿通孔を貫通しさらにナツトが螺着することのでき
る所望の長さである。頭部ねじ部１ｂの下にはアンカー
ボルト１を回動するための回動座部１ａが形成されてい
る。回動座部１ａの下方にはプラグ座４に螺合する下部
ねじ部１ｃが形成されている。下部ねじ部１ｃの長さは
穿孔５の深さにほぼ等しい所望の長さである。

中心部に下部ねし部１ｃが遊貫する孔が設けられた座板
２を穿孔５の上面に載置してから、アンカーボルト１を
アンカープラグ３の中空孔に挿入する。そして下部ねし
部１ｃの先端をプラグ座４のねし孔４ａに螺合してアン
カーボルト１を締付番ノると、プラグ座４は上方に引き
揚げられ外周のテーパー面が一７ンカープラグ３の中空
孔に嵌入しスリット３ａが設けられた下周縁を、拡張せ
しめて穿孔５の側壁に食い込ませる。

したがってアンカーボルト１を基礎に埋設した状態で固
着することができる。

しかし穿孔５の深度が適切でなく、例えば浅いと下部ね
じ部１ｃの下端部がプラグ座４のねじ孔４ａを貫通して
穿孔５の底に当接し、回動座部ｌａは座板２に圧接され
ないのでアンカーボルト１を固着することができない。

また深過ぎると下部ねじ部１ｃはプラグ座４に螺着され
ない。

上述のようにアンカーボルト用の穿孔は、アンカーボル
トに対応した所定の深度が要求されている。

（Ｃ）従来技術と問題点 第２図は従来の穿孔深度の設定に使用している深度設定
装置の側面図である。

同図において電気ドリル６には穿孔用のドリル７が装着
されている。電気トリル６の筐体にはドリル７の軸心に
並行して一対の取イ」座９が設けられ、取付座９には棒
状の深度設定バー８が１′リル７に並行するように遊挿
する挿通孔が穿設されている。深度設定バー８のドリル
７側の先端とドリル７の先端との距離りが、穿孔の深度
となるように深度設定バー８を取付座９の挿通孔内で摺
動し調整後それぞれの取（＝Ｊ座９に螺着した小ねし１
０を締めイ１す゛（、小ねじｌＯの先端を深度設定バー
８の外周面に押圧し゛ζ深度設定バー８を取付座９に固
定している。

このように深度設定装置が装着された電気ドリルらのト
リル７の先端を基礎の所望の位置にあてがい、把丁部に
装着されたスイッチ１１を操作し’ｒ　ｌ’　ＩＪルア
を回転駆動して穿孔する。穿孔深度が所定のｌ朶さに達
すると深度設定バー８の先端が基礎表面に当＋ｘ−Ｊる
。ごの深ざでスイッチをオフとし゛ζトリル７の駆動を
停止し電気ドリル６を穿孔より抜脱する。したがって穿
孔途中にて一旦電気１−リルを１友刀免し−（丁りのｌ
茅さをチェフクする煩わしさがなく所定の深度の孔を穿
つことができる。

しかしながら電気トリル６を強い力で押圧しなり才りば
穿了しＪるごとか′できないものである。したかって深
度設定バー８の先端が基礎の表面に当接してもさらに電
気ドリル６を押圧して、深度設定バー８が小ねじ１０の
先端面を屑り移動し、所定の深度以上に深い孔が穿孔さ
れる恐れがある。また深度設定バー８が移動しないよう
小ねじ１０を非常に強く締め付Ｌｊると、深度設定バー
８に傷が付き深度設定バー８の調整が困’ｉ’Ｊになる
恐れがある。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的は上記従来の問題点が除去された穿孔深度
の設定方法を提供することにある。

（ｅ）発明の構成 この目的を達成するために本発明は、先端とトリルの先
端との距離が選択した穿孔深度に等しいように調整可能
で該ドリルに並行して電気トリル本体に装着された深度
設定バーと、該深度設定バーを深度ｍ整された所望位置
に保（うする如くに該電気トリル本体に設けられたばね
受座に押圧するばね手段と、該ばね手段の弾力に抗して
該深度設定バーが摺動することにより作動するスイッチ
とを備え、該電気１リルにて穿孔し該深度設定ノ＼−の
先端か被穿孔物の表面に当接することにより、該深度設
定バーが該１・°リルとは反対方向に摺動し該スイッチ
が作動し該１リルの穿孔駆動が停止して、設定深度の孔
を穿・つことができるようにしたものである。

＜ｒ＞発明の実施例 以下図示実施例を参照して本発明について詳細に説明す
る。

第３図は４：発明の一実施例による（イ）は深度設定装
置の斜視図、（ロ）は（イ）の要所の斜視図であり、第
４図は他の一実施例の深度設定装置の斜視図である。

第３図において電気トリル６の筐体にドリル７に並行し
てドリル７側にばね受座１３が把手側にスイッチボック
ス１４が設りられている。ばね受座１３とスイッチボッ
クス１４の側壁には、棒状の深度設定バー１２が１リル
７に並行し遊挿する挿通孔が穿設されている。深度設定
バー１２のばね受座工３とスイッチボックス１４の間に
は、軸心孔が深度設定バー１２に嵌挿してスリーブ状の
ばね受環１６が装着されている。ばね受環１６の殻邪に
は小ねし１７が螺着しており、小ねし１７を螺回するこ
とによりばね受環１６を深度設定ノ＼−１２の所望の位
置に固定することができる。

深度設定バー１２のばね受環１６とスイソチボ・７クス
１４の間Ｇこは圧縮コイルばね１８が嵌挿されている。

深度設定バー１２のドリル７側の先端とドリル７の先端
との距離りが、穿孔する孔の深度に等しくなるように深
度設定バー１２を摺動してｄ整したのちに、ばね受環１
６の端面をばね受座１３の端面に当接せしめ小ねし１７
を締め（ｊりてばね受環１６を固定する。このようにす
ると圧縮コイルばね１８はばね受環１６をばね受座１３
方向に弾圧しているので、深度設定１Ｘ−１２の先端は
ドリル７の先端よりｈの距離に設定された状態を保持す
る。

深度設定バー１２のスイッチボックス１４内にはスリー
ブ状のストッパ環２０嵌挿されている。

ストッパ環の殻部にはスイッチボックス１４の蓋に設り
られ）こスリツ１−１５を貫通して小ねし１９が螺着し
−（いる。ごの小ねし１９を螺回することにより深度設
定バー１２の所望の位置にストツノぐ環２０を固定する
ことができる。

スイッチボックス１４にはスイッチ１１と直列に接続さ
れたマイクロスイッチ２２が装着されており、マイクロ
スイッチ２２の作動子２３が突出した状態でこのマイク
ロスイッチ２２はオンである。ス１〜ソバ環２０には作
動子２３に対向してスＩ・ツバ２１が固着されている。

このスト・ツバ２１は深度設定バー１２が所望の深度に
調整された状態で、作動子２３とわずかにはなれている
ようにストッパ環２０が深度設定バー１２に固定されて
いる。

ごのよ・）に深度設定装置が装着された電気ドリルらの
１リル７の先端を基礎の所望の位置にあてがい、把手部
に装着されたスイ・７チ１１を操作し−ＣＩ−リル７を
回転駆動して穿孔する。穿孔深度が所定の深さに達する
と深度設定バー１２の先端が基礎表面に当接する。深度
設定ノＸ−１２の先端が基礎表面に当接Ｊ−ると、深度
設定バー１２は圧縮コイルばね１８の弾力に抗してトリ
ル７とは反対方向に摺動する。したかっ“Ｃストッパ２
１は作動子２３に当接して電気トリル６の穿孔駆動が停
止する。よってドリル７にて穿った孔の深さを所望に設
定した深度にすることができる。

電気ドリル７を穿孔よりわずかに（Ｕ脱すると、圧縮コ
イルばね１８の弾力により深度設定バー１２はもと状態
に復帰する。したがってスＩ−ｙパ２１は作動子２３か
ら離れマイクロスイッチ２２はオンとなり、トリル７が
回転するので、１−リル７を穿孔から抜脱することが容
易となる。

なお同深度の孔を穿孔するには、深度設定バー１２が復
帰しているのでことさらに深度設定バー１２の設定位置
をチェックすることを必要としない。

第３図の深度設定装置のばね受座１３とスイッチボック
ス１４とは電気ドリルの筐体に一体化したものであるが
、既存の電気ト′リルに本発明の深度設定装置を装着す
るには第４図のように電気１−リルの１ｚ体の外周に、
軸心方向に沿った形状の取イ・］金具本体２４を綿（＝
Ｊヘルド２７で締着しても良い。取（＝Ｊ金具本体２４
は先端部に電気ドリルのドリルチードック部に冠着する
ような孔部２５が設けられているので電気ドリルの筐体
の外周面に密着して、絽（（Ｊヘルド２７で締着しただ
けでも装着位置がずれることがない。

取４＝Ｊ金具本体２４の上部には第３図で説明したばね
受座Ｉ３とスイソチボ・７クス１４が固着して設＆Ｊら
れいる。そして深度設定バー１２．ばね受環１Ｇ、圧縮
コイルばね１８および図示してないマイクＩＪス・イン
チ２２．ス１−ソバ環２０などが装着さている。

さらにまたこのスイッチボックス１４には、電気ドリル
のスイッチ１１とマイクロスイッチ２２とを直列に接続
するためのソケット２６が装着されているので、既存の
電気ドリルに装着しやすいものである。

（ｇ）発明の詳細 な説明したように本発明は、深度設定バーの先端が被穿
孔物の表面に当接するとトリルの穿孔駆動が停止するの
で、所望の設定深度の穿孔を容易に穿つことができ、し
かも深度設定装置が簡単で、かつ深度設定操作も容易で
あるなどという実用上で優れた効果のある穿孔深度の設
定方法である。

【図面の簡単な説明】

第１図の（イ）はアンカーボルトを埋設した状態の断面
図、（ロ）は（イ）のアンカープラグの正面図く　（ハ
）はプラグ座の断面図であり、第２図は従来の穿孔深度
の設定に使用している深度設定装置の側面図であり、第
３図は本発明の一実施例による（イ）は深度設定装置の
斜視図、（ロ）は（イ）の要所の斜視図であり、第４図
は他の一実施例の深度設定装置の斜視図である。 図中１はアンカーボルト、２は座板、３はアンカープラ
グ、４はプラグ座、５は穿孔、６は電気トリル、７はド
リル、８，１２は深度設定バー、１１はスイッチ、１３
はばね受座、１４はスイッチボックス、１６はばね受環
、１７．１９は小ねじ、１８は圧縮コイルばね、２０は
ストッパ環、２２はマイクロスインチ、２３は作動子、
２４は取イリ金具本体、２６はソケット、２７ば締付ヘ
ルドをそれぞれ示す。 第１　ｌ’４ （イ） 第２図 第３１羽 （イ） （［＝７ン ／ｑ 箔＋図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 先端と１・−リルの先端との距離が選択した穿孔深度に
   等しいように調整可能で、該ドリルにほぼ並行して電気
   トリル本体に装着された深度設定バーと、該深度設定バ
   ーを深度調整された所望位置に保１ｂする如くに該電気
   １一リル本体に設りられたばね受座に押圧するばね手段
   と、該ばね手段の弾力に抗して該深度設定バーが摺動す
   るごとにより作動するスイッチとを備え、該電気ドリル
   にて穿孔し該深度設定バーの先端が被穿孔物の表面に当
   接するごとにより、該深度設定バーが該ドリルとは反対
   方向に摺動し、該スイッチが作動し該ドリルの穿孔駆動
   が停止して、設定深度の孔を穿つことを特徴とする穿孔
   深度の設定力法。