JPS59226676A - 電磁スタ−デルタ始動器 - Google Patents
電磁スタ−デルタ始動器Info
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- JPS59226676A JPS59226676A JP9689183A JP9689183A JPS59226676A JP S59226676 A JPS59226676 A JP S59226676A JP 9689183 A JP9689183 A JP 9689183A JP 9689183 A JP9689183 A JP 9689183A JP S59226676 A JPS59226676 A JP S59226676A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P1/00—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/16—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/26—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor
- H02P1/32—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor by star/delta switching
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は三相誘導電動機を始動する電磁スターデルタ始
動器の改良に関する。
動器の改良に関する。
スターデルタ始動器は、定格電圧の1/汀の電圧で、か
つ始動電流を全電圧始動の場合の1/3に低減して誘導
電動機を始動セきることから最もポピユラーな減電圧始
動方式の一つとして使用されている。この電磁スターデ
ルタ始動器においてスター結線からデルタ結線に切換え
る際に抵抗を挿入して電源を開放させないクローズド方
式が省資源および切換時の特性安定の面から注目されて
いる。第1図は従来の電磁スターデルタ始動器の構成を
示す回路図である。図に示す如く先ず運転用押釦スイッ
チ1を閉じると抵抗挿入用電磁接触器2に連動する常閉
接点2bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する常閉接
点3cとを直列接続されたスター結線用電磁接触器4の
操作コイル4aが励磁されてスター結線用電磁接触器4
が閉成する。
つ始動電流を全電圧始動の場合の1/3に低減して誘導
電動機を始動セきることから最もポピユラーな減電圧始
動方式の一つとして使用されている。この電磁スターデ
ルタ始動器においてスター結線からデルタ結線に切換え
る際に抵抗を挿入して電源を開放させないクローズド方
式が省資源および切換時の特性安定の面から注目されて
いる。第1図は従来の電磁スターデルタ始動器の構成を
示す回路図である。図に示す如く先ず運転用押釦スイッ
チ1を閉じると抵抗挿入用電磁接触器2に連動する常閉
接点2bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する常閉接
点3cとを直列接続されたスター結線用電磁接触器4の
操作コイル4aが励磁されてスター結線用電磁接触器4
が閉成する。
これと同時にタイマーのコイル5aも励磁される。
スター結線用電磁接触器4に連動する常開接点4bと補
助リレー6の常閉接点6bとで直列に接続された電源開
閉用電磁接触器7の操作コイル7aが励磁されて、電源
開閉用電磁接触器7は閉成する。
助リレー6の常閉接点6bとで直列に接続された電源開
閉用電磁接触器7の操作コイル7aが励磁されて、電源
開閉用電磁接触器7は閉成する。
さらにこの接触器の常開接点7b、7cにより自己保持
する。この結果、始動器により三相誘導電動機Mはスタ
ー結線となり始動する。三相誘導電動機Mが始動時力為
ら所定時間経過後すなわち予めタイマーにセットされた
時間が経過した時点で三相誘導電動機Mが所定速度まで
加速されると、タイマーの限時常開接点5bが閉路する
。これにより、この接点5bと直列に接続されているデ
ルタ結線用電磁接触器3の常閉接点3bを通じて抵抗挿
入用電磁接触器2の操作コイル2aが励磁され抵抗挿入
用電磁接触器2は閉成する。同時に抵抗挿入用′電磁接
触器2の常閉接点2bが開放される。これにより、スタ
ー結線用電磁接触器4が開放し、スター結線用電磁接触
器4に連動する常閉接点4Cを直列に介して接続された
コイル3aが励磁されてデルタ結線用鑞磁接触器3が閉
成する。この結果、第1図に示す始動器によシ三相誘導
電動1幾Mはデルタ結線となυ定常運転状態に入る。デ
ルタ結線となって運転を始めた直後にこのデルタ結線用
電磁接触器3の常閉接点3bと直列に接続された抵抗挿
入用電磁接触器2の操作コイル2aの励磁が解は抵抗体
8U、8V、8Wは回路から解放される。停止用押釦ス
イッチ9を開くとスター結線用およびデルタ結線用電磁
接触器4.3は、コイル4a、3aの励磁が解かれるの
で回路を開放する。
する。この結果、始動器により三相誘導電動機Mはスタ
ー結線となり始動する。三相誘導電動機Mが始動時力為
ら所定時間経過後すなわち予めタイマーにセットされた
時間が経過した時点で三相誘導電動機Mが所定速度まで
加速されると、タイマーの限時常開接点5bが閉路する
。これにより、この接点5bと直列に接続されているデ
ルタ結線用電磁接触器3の常閉接点3bを通じて抵抗挿
入用電磁接触器2の操作コイル2aが励磁され抵抗挿入
用電磁接触器2は閉成する。同時に抵抗挿入用′電磁接
触器2の常閉接点2bが開放される。これにより、スタ
ー結線用電磁接触器4が開放し、スター結線用電磁接触
器4に連動する常閉接点4Cを直列に介して接続された
コイル3aが励磁されてデルタ結線用鑞磁接触器3が閉
成する。この結果、第1図に示す始動器によシ三相誘導
電動1幾Mはデルタ結線となυ定常運転状態に入る。デ
ルタ結線となって運転を始めた直後にこのデルタ結線用
電磁接触器3の常閉接点3bと直列に接続された抵抗挿
入用電磁接触器2の操作コイル2aの励磁が解は抵抗体
8U、8V、8Wは回路から解放される。停止用押釦ス
イッチ9を開くとスター結線用およびデルタ結線用電磁
接触器4.3は、コイル4a、3aの励磁が解かれるの
で回路を開放する。
′これによって三相誘導電動機Mは停止する。前記抵抗
体8U 、 8V 、 8Wは抵抗体の容量をできるだ
け小さくするため短時間定格(30〜300m5)で選
定されているので故障で通電時間が長くなると焼損し相
間短絡にもなる。このため焼損防止用にヒユー スIO
U、 IOV、 IOWが直列に接続されている。この
抵抗体の回路に異常な犬亀流が流れた場合抵抗体80,
8V、8Wが焼損するよ〕早くヒユーズ10U。
体8U 、 8V 、 8Wは抵抗体の容量をできるだ
け小さくするため短時間定格(30〜300m5)で選
定されているので故障で通電時間が長くなると焼損し相
間短絡にもなる。このため焼損防止用にヒユー スIO
U、 IOV、 IOWが直列に接続されている。この
抵抗体の回路に異常な犬亀流が流れた場合抵抗体80,
8V、8Wが焼損するよ〕早くヒユーズ10U。
10V、LOWが溶断し、この溶断によって警報接点1
1U、 IIV、 IIWが閉成し補助リレーの操作コ
イル6aを励磁する。操作コイル6aが励磁されると補
助リレーに連動する接点6bが開放されるので直列に接
続されている電源開閉用電磁接触器7の操作コイル7a
が解磁され電源開閉用電磁接触器7は開放し三相誘導電
動機Mは停止する。
1U、 IIV、 IIWが閉成し補助リレーの操作コ
イル6aを励磁する。操作コイル6aが励磁されると補
助リレーに連動する接点6bが開放されるので直列に接
続されている電源開閉用電磁接触器7の操作コイル7a
が解磁され電源開閉用電磁接触器7は開放し三相誘導電
動機Mは停止する。
このように、第1図に示す従来の電磁スターデルタ始動
器では、抵抗体および電動機の焼損防止用として各相に
ヒユーズを挿着して、異常時に過電流が流れた場合には
ヒユーズの溶断によって作動する警報接点の信号によ)
補助リレーを動作させ電源開閉用電磁接触器を開放して
いた。したがって電磁スターデルタ始動器の構成が複雑
でコンパクトに形成できない上、高価格になるという欠
点があった。
器では、抵抗体および電動機の焼損防止用として各相に
ヒユーズを挿着して、異常時に過電流が流れた場合には
ヒユーズの溶断によって作動する警報接点の信号によ)
補助リレーを動作させ電源開閉用電磁接触器を開放して
いた。したがって電磁スターデルタ始動器の構成が複雑
でコンパクトに形成できない上、高価格になるという欠
点があった。
本発明は上記欠点をなくすためKなされたもので、ヒユ
ーズ、警報接点、および補助リレーを用いずに抵抗体お
よび三相誘導電動機の焼損を防止−Lきる。構成が簡単
でコンパクトにかつ安価に製作できる電磁スターデルタ
始動器を提供することを目的とする。
ーズ、警報接点、および補助リレーを用いずに抵抗体お
よび三相誘導電動機の焼損を防止−Lきる。構成が簡単
でコンパクトにかつ安価に製作できる電磁スターデルタ
始動器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために次のように構成した
ことを特徴とする。すなわち電源開閉用電磁接触器の操
作コイルと直列に、所定の温度上昇特性を有しかつ正の
大きな温度係数を有する正特性抵抗素子(以下抵抗素子
という)を接続し、かつ抵抗体に近接して配設し、スタ
ー結線用電磁接触器が開きデルタ結線用電磁接触器を閉
じる間通型される前記抵抗体に過電流が流れたとき、抵
抗体の温度を抵抗素子が検知し所定の温度になって抵抗
素子の抵抗値は急激に増加する。この抵抗素子の抵抗値
の増加に伴う前記操作コイルの励磁電流の減少により、
前記操作コイルの保持力を失わせて前記電源開閉用電磁
接触器を開放させるようにし抵抗体の焼損を防止するよ
うにしたものである。
ことを特徴とする。すなわち電源開閉用電磁接触器の操
作コイルと直列に、所定の温度上昇特性を有しかつ正の
大きな温度係数を有する正特性抵抗素子(以下抵抗素子
という)を接続し、かつ抵抗体に近接して配設し、スタ
ー結線用電磁接触器が開きデルタ結線用電磁接触器を閉
じる間通型される前記抵抗体に過電流が流れたとき、抵
抗体の温度を抵抗素子が検知し所定の温度になって抵抗
素子の抵抗値は急激に増加する。この抵抗素子の抵抗値
の増加に伴う前記操作コイルの励磁電流の減少により、
前記操作コイルの保持力を失わせて前記電源開閉用電磁
接触器を開放させるようにし抵抗体の焼損を防止するよ
うにしたものである。
以下、本発明の一実施例について第2図2よび第3図を
参照して説明する。なお、第1図と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
参照して説明する。なお、第1図と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
第2図は本発明に係る電磁スターデルタ始動器の回路構
成図である。第2図に示すように本始動器には、従来用
いられていたヒユーズおよび補助リレーが無く、その接
点も存在していない。そしてスター結線用電磁接触器4
に連動する常開接点4bおよび電源開閉用電磁接触器7
の操作コイル7aに対して直列に、正の大きな温度係数
を有する抵抗素子12が接続されている。そしてこの抵
抗素子12は、抵抗体8U 、 8V 、 8Wに近接
して配置される。又この抵抗素子12は、カーボンを導
電材料として含有した架橋されたポリエチレン系の高分
子材料で構成されており、第3図に示すように常温にお
ける抵抗値が低く、120℃前後において抵抗値が急激
に増大する特性を有している。そして抵抗体8U 、
8V 、 8Wに過電流が流れて抵抗体が加熱され、こ
の熱によって近接して置かれた抵抗素子12の温度が1
20℃の近傍まで上昇するようにその温度上昇時間対抵
抗値の特性が選定されている。
成図である。第2図に示すように本始動器には、従来用
いられていたヒユーズおよび補助リレーが無く、その接
点も存在していない。そしてスター結線用電磁接触器4
に連動する常開接点4bおよび電源開閉用電磁接触器7
の操作コイル7aに対して直列に、正の大きな温度係数
を有する抵抗素子12が接続されている。そしてこの抵
抗素子12は、抵抗体8U 、 8V 、 8Wに近接
して配置される。又この抵抗素子12は、カーボンを導
電材料として含有した架橋されたポリエチレン系の高分
子材料で構成されており、第3図に示すように常温にお
ける抵抗値が低く、120℃前後において抵抗値が急激
に増大する特性を有している。そして抵抗体8U 、
8V 、 8Wに過電流が流れて抵抗体が加熱され、こ
の熱によって近接して置かれた抵抗素子12の温度が1
20℃の近傍まで上昇するようにその温度上昇時間対抵
抗値の特性が選定されている。
第2図に説明を戻す。抵抗挿入用電磁接触器2に連動す
る常閉接点2bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する
常閉接点3Cとスター結線用電磁接触器4の操作コイル
4aとの直列回路と並列に、タイマーのコイル5aが接
続され、さらに上記コイル5aと並列にタイマーの限時
常開接点5bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する常
閉接点3bと抵抗挿入用電磁接触器2の操作コイル2a
との直列回路が接続され、さらに上記コイル5aと並列
にスター結線用電磁接触器4に連動する常開接点4bと
電源開閉用電磁接触器7に連動する常開接点7bとの並
列回路と抵抗素子12と電源開閉用電磁接触器7の操作
コイル7aとを直列にスター結線用電磁接触器4に連動
する常閉接点4cとデルタ結線用電磁接触器3の操作コ
イル3aとを直列に各々接続してなる並列回路とが直列
に接続されている。また、運転用押釦スイッチ1と並列
に電源開閉用電磁接触器7に連動する常開接点70′が
接続されている。なお、第2図中OLRは過負荷継電器
である。
る常閉接点2bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する
常閉接点3Cとスター結線用電磁接触器4の操作コイル
4aとの直列回路と並列に、タイマーのコイル5aが接
続され、さらに上記コイル5aと並列にタイマーの限時
常開接点5bとデルタ結線用電磁接触器3に連動する常
閉接点3bと抵抗挿入用電磁接触器2の操作コイル2a
との直列回路が接続され、さらに上記コイル5aと並列
にスター結線用電磁接触器4に連動する常開接点4bと
電源開閉用電磁接触器7に連動する常開接点7bとの並
列回路と抵抗素子12と電源開閉用電磁接触器7の操作
コイル7aとを直列にスター結線用電磁接触器4に連動
する常閉接点4cとデルタ結線用電磁接触器3の操作コ
イル3aとを直列に各々接続してなる並列回路とが直列
に接続されている。また、運転用押釦スイッチ1と並列
に電源開閉用電磁接触器7に連動する常開接点70′が
接続されている。なお、第2図中OLRは過負荷継電器
である。
次に上記のように構成された始動器の動作について説明
する。運転用押釦スイッチ1を閉じると常閉接点2b
、 3c 、操作コイル4aの直列回路とタイマーのコ
イル5aとさらに操作コイル4aが励磁されることによ
り常開接点4b、抵抗素子12、操作コイル7aとにそ
れぞれの操作コイルの励磁電流が流れ、スター結線用電
磁接触器4と電源開閉用電磁接触器7とが閉成する。こ
のため三相誘導電動機Mはスター結線となり始動する。
する。運転用押釦スイッチ1を閉じると常閉接点2b
、 3c 、操作コイル4aの直列回路とタイマーのコ
イル5aとさらに操作コイル4aが励磁されることによ
り常開接点4b、抵抗素子12、操作コイル7aとにそ
れぞれの操作コイルの励磁電流が流れ、スター結線用電
磁接触器4と電源開閉用電磁接触器7とが閉成する。こ
のため三相誘導電動機Mはスター結線となり始動する。
一定時間経過後、タイマー5の限時常開接点5bが閉成
して抵抗挿入用電磁接触器2の操作コイル2aを励磁し
抵抗挿入用電磁接触器2を閉成するとこれに連動する常
閉接点2bを開き操作コイル4aを釈放しスター結線用
電磁接触器4を開放する。これにより抵抗体8U 、
8V 、 8Wに電流が流れ、切換時に三相誘導電動機
Mの巻線間に発生する残留電圧とデルタ結線切換時に発
生する突入電流を抑制できる。スター結線用電磁接触器
4が開放されるとこれに連動する常閉接点4Cが閉じ操
作コイル3aが励磁されてデルタ結線用電磁接触器3が
閉成して三相誘導電動機Mはデルタ結線となって定常運
転状態に入る。デルタ結線用電磁接触器3が閉成すると
、これに連動する常閉接点3bが開き操作コイル2aが
釈放され、これによって抵抗挿入用電磁接触器2が開放
されて抵抗体8U 、 8V 、 8Wへの電流はしゃ
断される。この間抵抗体8U 、 8V 。
して抵抗挿入用電磁接触器2の操作コイル2aを励磁し
抵抗挿入用電磁接触器2を閉成するとこれに連動する常
閉接点2bを開き操作コイル4aを釈放しスター結線用
電磁接触器4を開放する。これにより抵抗体8U 、
8V 、 8Wに電流が流れ、切換時に三相誘導電動機
Mの巻線間に発生する残留電圧とデルタ結線切換時に発
生する突入電流を抑制できる。スター結線用電磁接触器
4が開放されるとこれに連動する常閉接点4Cが閉じ操
作コイル3aが励磁されてデルタ結線用電磁接触器3が
閉成して三相誘導電動機Mはデルタ結線となって定常運
転状態に入る。デルタ結線用電磁接触器3が閉成すると
、これに連動する常閉接点3bが開き操作コイル2aが
釈放され、これによって抵抗挿入用電磁接触器2が開放
されて抵抗体8U 、 8V 、 8Wへの電流はしゃ
断される。この間抵抗体8U 、 8V 。
8Wには非常に短時間電流が流れるが、操作コイル3a
の断線等でデルタ結線用電磁接触器3が閉成しないと抵
抗体80 、8V 、 8Wには長時間電流が流れて、
抵抗体8U 、 8V 、 8Wの温度が上昇する。
の断線等でデルタ結線用電磁接触器3が閉成しないと抵
抗体80 、8V 、 8Wには長時間電流が流れて、
抵抗体8U 、 8V 、 8Wの温度が上昇する。
この抵抗体8U 、 8V 、 8Wの温度上昇過程で
この抵抗体に近接して設置した抵抗素子12も加熱され
抵抗素子】2の温度が120℃近傍になると第3図に示
すように抵抗値が常温における抵抗値の104〜105
倍に急激に増大する。これによって抵抗素子12を流れ
る電流は大きく減少し操作コイル7aの励磁″電流が減
少して操作コイル7aは釈放され電源開閉用電磁接触器
7は開放状態となって三相誘導電動機Mは停止する。し
たがって三相誘導電動機および抵抗体の焼損は防止され
ることになる。
この抵抗体に近接して設置した抵抗素子12も加熱され
抵抗素子】2の温度が120℃近傍になると第3図に示
すように抵抗値が常温における抵抗値の104〜105
倍に急激に増大する。これによって抵抗素子12を流れ
る電流は大きく減少し操作コイル7aの励磁″電流が減
少して操作コイル7aは釈放され電源開閉用電磁接触器
7は開放状態となって三相誘導電動機Mは停止する。し
たがって三相誘導電動機および抵抗体の焼損は防止され
ることになる。
このように本始動器によれば、電源開閉用電磁接触器7
の操作コイル7aK直列に正の大きな温度係数を有する
抵抗素子12を接続し、さらに抵抗素子12を抵抗体に
近接して設置することにより、万一抵抗体に過電流が流
れても抵抗体しよび三相誘導電動機が焼損しないように
、この抵抗素子12の温度上昇による抵抗変化により操
作コイル7aの励磁電流を減少させて電源開閉用電磁接
触器7を開放させるので従来使用されていたスターデル
タ始動群専用のヒユーズおよび補助リレーを省略するこ
とができ、安価でかつ信頼性の高い始動器とすることが
できる。さらに、ヒユーズおよび補助リレーを省略した
ことによ)回路の構成がシンプルに、かつコンパクトに
なる。
の操作コイル7aK直列に正の大きな温度係数を有する
抵抗素子12を接続し、さらに抵抗素子12を抵抗体に
近接して設置することにより、万一抵抗体に過電流が流
れても抵抗体しよび三相誘導電動機が焼損しないように
、この抵抗素子12の温度上昇による抵抗変化により操
作コイル7aの励磁電流を減少させて電源開閉用電磁接
触器7を開放させるので従来使用されていたスターデル
タ始動群専用のヒユーズおよび補助リレーを省略するこ
とができ、安価でかつ信頼性の高い始動器とすることが
できる。さらに、ヒユーズおよび補助リレーを省略した
ことによ)回路の構成がシンプルに、かつコンパクトに
なる。
本発明によれば、所定の温度上昇特性を有しかつ正の大
きな温度係数を有する抵抗素子の抵抗変化により電磁接
触器の操作コイルの励磁磁流を変化させて′電源開閉用
電磁接触器の開放を行なうように構成したので、ヒユー
ズ訃よび補助リレーを用いずに抵抗体および三相誘導電
動機の焼損を防止でき、しかも回路の構成が簡1洛化さ
れコンパクトで安価に製作できかつ信頼性の高い電磁ス
ターデルタ始動器を提供できる。
きな温度係数を有する抵抗素子の抵抗変化により電磁接
触器の操作コイルの励磁磁流を変化させて′電源開閉用
電磁接触器の開放を行なうように構成したので、ヒユー
ズ訃よび補助リレーを用いずに抵抗体および三相誘導電
動機の焼損を防止でき、しかも回路の構成が簡1洛化さ
れコンパクトで安価に製作できかつ信頼性の高い電磁ス
ターデルタ始動器を提供できる。
第1図は従来における電磁スターデルタ始動器の構成図
、第2図は本発明に係る電磁スターデルタ始動器の一実
施例を示す構成図、第3因は本始動器釦用いられる抵抗
素子の特性図である。 1・・運転用押釦スイッチ 2・抵抗挿入用電磁接触器 2a 抵抗挿入用電磁接触器の操作コイル21)・抵抗
挿入用電磁接触器に連動する常閉接点3・デルタ結線用
電磁接触器 3a・・デルタ結線用電磁接触器の操作コイル3b 、
3c ・・デルタ結線用電磁接触器に連動する常閉接
点4・・・スター結線用電磁接触器 4a・・スター結線用電磁接触器の操作コイル4b・ス
ター結線用電磁接触器に連動する常開接点4c・・スタ
ー結線用電磁接触器に連動する常閉接点5a・・タイマ
ーのコイル 5b・・タイマーの限時常開接点 7・・・電源開閉用電磁接触器 7a−電源開閉用電磁接触器の操作コイル7b 、 7
C電源開閉用電磁接触器に連動する常開接点8U 、
8V 、 8W・・抵抗体 12・・抵抗素子 M・・・三相誘導電動機 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ばか1名)第1図
、第2図は本発明に係る電磁スターデルタ始動器の一実
施例を示す構成図、第3因は本始動器釦用いられる抵抗
素子の特性図である。 1・・運転用押釦スイッチ 2・抵抗挿入用電磁接触器 2a 抵抗挿入用電磁接触器の操作コイル21)・抵抗
挿入用電磁接触器に連動する常閉接点3・デルタ結線用
電磁接触器 3a・・デルタ結線用電磁接触器の操作コイル3b 、
3c ・・デルタ結線用電磁接触器に連動する常閉接
点4・・・スター結線用電磁接触器 4a・・スター結線用電磁接触器の操作コイル4b・ス
ター結線用電磁接触器に連動する常開接点4c・・スタ
ー結線用電磁接触器に連動する常閉接点5a・・タイマ
ーのコイル 5b・・タイマーの限時常開接点 7・・・電源開閉用電磁接触器 7a−電源開閉用電磁接触器の操作コイル7b 、 7
C電源開閉用電磁接触器に連動する常開接点8U 、
8V 、 8W・・抵抗体 12・・抵抗素子 M・・・三相誘導電動機 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ばか1名)第1図
Claims (1)
- 三相誘導電動機の始動時に前記三相誘導電動機の電動機
巻線をスター結線となすスター結線用電磁接触器と、前
記三相誘導電動機の電動機巻線を始動完了後においてデ
ルタ結線となすデルタ結線用電磁接触器と、電源開閉用
電磁接触器と、前記三相誘導電動機の電動機巻線と並列
接続された抵抗体とを備えた電磁スターデルタ始動器に
おいて、前記電源開閉用電磁接触器の操作コイルに対し
て直列に接続され、かつ前記抵抗体に近接して配置され
、前記スター結線用電磁接触器が開き前記デルタ結線用
電磁接触器を閉じる間通電される抵抗体に過電流が流れ
たときその温度を検知して、前記操作コイルに流れる励
磁′磁流を減少させて前記′電源開閉用電磁接触器を開
放させる正の大きな抵抗温度係数を有する正特性抵抗素
子を具備したことを特徴とする電磁スターデルタ始動器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9689183A JPS59226676A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 電磁スタ−デルタ始動器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9689183A JPS59226676A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 電磁スタ−デルタ始動器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59226676A true JPS59226676A (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=14177000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9689183A Pending JPS59226676A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 電磁スタ−デルタ始動器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59226676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497490U (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-24 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP9689183A patent/JPS59226676A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0497490U (ja) * | 1991-01-11 | 1992-08-24 |
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