JP2513376Y2 - モ―タの電源自動遮断回路 - Google Patents

モ―タの電源自動遮断回路

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JP2513376Y2
JP2513376Y2 JP1989039712U JP3971289U JP2513376Y2 JP 2513376 Y2 JP2513376 Y2 JP 2513376Y2 JP 1989039712 U JP1989039712 U JP 1989039712U JP 3971289 U JP3971289 U JP 3971289U JP 2513376 Y2 JP2513376 Y2 JP 2513376Y2
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英俊 山下
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Hokoku Kogyo Co Ltd
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Hokoku Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特にスター・デルタ切換を行なう三相モー
タに適用できる、モータの電源自動遮断回路に関するも
のである。
(従来の技術) スター・デルタ切換を行なう三相モータの起動回路に
は、次の2通りがある。第2図のものは、そのうちの2
コンタクタ方式と呼ばれるものを略図法で示したもので
ある。これを説明すると、1は電源端子であり、2はブ
レーカ接点、3はサーマルリレー、4はインダクション
モータ(以下、モータという)、5はこのモータ4の3
端子を示している。これらは略図で表わした三相用電線
6で接続されている。端子5とスター接続用電線7との
間にはデルタ接続用接点8と、スター接続用接点9とが
接続されている。なお、スター接続用接点9が閉じると
スター接続用電線7により3端子が短絡してスター結線
され、デルタ接続用接点8が閉じた場合にはモータ内の
コイルはデルタ結線される。
モータ4の運転は、まず、ブレーカ接点2をオンにす
る。そして運転スイッチを入れると、スター接続用接点
9が初動時に接続され、その後、デルタ接続用接点8と
切換わり、スター接続用接点9が切れ、デルタ接続用接
点8が接続されモータ4が正常運転になる。モータ4の
停止時にはデルタ接続用接点8を切り、そして、ブレー
カ接点2をオフにする。
第3図に示すものは、一般に3コンタクタ方式と称せ
られるものであり、第2図の回路に接点10を挿入接続し
たしたものである。この回路では、モータ4の始動時に
この接点10が閉じられ、停止時には連動して開かれるこ
とになる。
(考案が解決しようとする課題) このような起動回路のうち第3図にしめすコンタクタ
方式のものにおいては、モータ4の停止時に必ず接点10
が開かれることになるから、たとえ電源回路のブレーカ
接点2を切断せずに作業終了をしたとしても、モータ4
のコイル(図示せず)に電位が印加されることはない
が、第2図に示す2コンタクタ方式のものは、第3図に
示す、連動して開く接点10が存在しないことから、デル
タ接続用接点8を開きモータ4を停止させ、ブレーカ接
点2をオフにする。
しかしながら、作業終了時にブレーカ接点2をオフに
することを忘れ、モータ4が通電したままの状態になる
ことがある。このまま翌日まで放置しておくと、作業場
が塵埃の多いところであったとした場合、これが湿気を
帯びたようなときに、印加されている電圧によって絶縁
が劣化し、コイルの焼損事故を招くことにもなる。
スター・デルタ起動方式をとるモータは一般にその容
量が大きいので、焼損事故等が発生するとその復旧作業
に多大の時間と費用を必要とすることになる。よって2
コンタクタ方式の場合には、作業終了時にブレーカ接点
2を必ずオフにする習慣を身に付けるような指導が行な
われているが、実際の作業現場においては、これがなか
なか実行されないのが普通である。そこですべてのもの
を3コンタクタ方式に変更することも考えられるが、こ
のようにするときには、容量の大きな接触器を1個増設
する必要が生ずるので、大変なコスト高となる。
本考案はこの点に鑑みて成されたものであり、2コン
タクタ方式の起動装置において、モータ停止時にたとえ
ブレーカ接点2をオフにしないでおいても、そのときか
ら一定時間が経過したときには自動的に電源の遮断が行
なわれるような、モータの電源遮断回路を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するための手段として、コ
イルを独自に巻いた三相モータの3組の両端子間にデル
タ接続用接点を接続し、該三相モータの一方の3端子に
スター接続用接点を接続すると共に、他方の3端子にブ
レーカ接点を介して電源端子を接続したモータの電源自
動遮断回路において、前記ブレーカ接点にトリップコイ
ルを備え、前記デルタ接続用接点が開くのと連動して作
動するタイマを設け、該タイマでトリップコイルを通電
するようにしたことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成したモータの電源自動遮断回路にお
いて、スター接続用接点が開いてデルタ接続用接点が閉
じてモータが正常運転をする。モータを停止するときに
はスター・デルタ切換のデルタ接続用接点を開く。この
とき、連動してタイマが始動する。所定時間経過の後、
タイマの接点がオンになりトリップコイルが通電され
る。これにより、ブレーカ接点を働かせることができ、
モータは電源から遮断されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
まず、第2図に示すように、本考案が対象とする2コ
ンタクト方式のモータ4にはその一端に三相用電線6が
接続されている。そして、モータ4の作動時には、スタ
ー接続用接点9が離れ、正常運転を行なうようにデルタ
接続用接点8が通電される。
第1図に示すように、3回路保有するブレーカ接点11
には内部にトリップコイル12が備えられ、トリップコイ
ル12の励磁によって接点が動き3回路同時にオフになる
ようになっている。なお、ブレーカ接点11はオフからオ
ンにする場合、手動で操作するようになっている。そし
て、三相用電線6には2コンタクト方式のモータ4が第
2図に示す配線に従って接続されている。
また、三相用電線6のうちの2本には、接点13とタイ
マ14との直列回路と、タイマ14の出力接点15と前述のト
リップコイル12との直列回路とが、並列に接続されてい
る。この接点13は、デルタ接続用接点8に連動して閉じ
るものである。
このように構成した回路において、モータ4を停止さ
せるためにデルタ接続用接点8を開いたとき、これと同
時に接点13が閉じる。これによりタイマ14が通電され、
タイマ14はこの時点から限時を開始する。タイマ14にあ
らかじめ設定した時間(一例として1時間)の経過があ
ると、出力接点15が閉じ、トリップコイル12を通電す
る。トリップコイル12が励磁されるとブレーカ接点11が
作動して三相分が同時に引き外される。
したがって、モータ4のコイルには電圧の印加がなく
なり、モータ停止中の絶縁劣化および焼損事故を防ぐこ
とができる。なお、トリップコイル12にリモコン装置を
接続して、単純にモータ4のオンオフを遠隔操作するこ
ともできる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成され、作動するもの
であるから、次のような効果がある。
モータの稼働停止後にブレーカ接点を切り忘れても
モータの停止状態が一定時間継続すると、タイマがオン
になってブレーカ接点が作動するので、ブレーカ接点を
切り忘れても自動的にモータへの通電を遮断させること
ができる。
ブレーカ接点が自動的に開くことによってモータの
操作終了時にはモータのコイルに電圧がかからないの
で、モータのコイルの絶縁劣化の進展を抑制し、焼損事
故の防止を図ることができる。
大容量の接触器を使用せずにモータへの通電を遮断
できるので、安価な経費で実現でき、既設の制御盤に対
しても容易に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部を示す回路図、第2図は
本考案の実施の対象となるモータ起動回路を示す回路
図、第3図は3コンタクト方式のモータ起動回路を示す
回路図である。 4……モータ、6……三相用電線、8……デルタ接続用
接点、9……スター接続用接点、11……ブレーカ接点、
12……トリップコイル、13……接点、14……タイマ、15
……出力接点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを独自に巻いた三相モータの3組の
    両端子間にデルタ接続用接点を接続し、該三相モータの
    一方の3端子にスター接続用接点を接続すると共に、他
    方の3端子にブレーカ接点を介して電源端子を接続した
    モータの電源自動遮断回路において、前記ブレーカ接点
    にトリップコイルを備え、前記デルタ接続用接点が開く
    のと連動して作動するタイマを設け、該タイマでトリッ
    プコイルを通電するようにしたことを特徴とするモータ
    の電源自動遮断回路。
JP1989039712U 1989-04-04 1989-04-04 モ―タの電源自動遮断回路 Expired - Lifetime JP2513376Y2 (ja)

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JPH02133192U JPH02133192U (ja) 1990-11-05
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