JPS59226295A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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Publication number
JPS59226295A
JPS59226295A JP9935983A JP9935983A JPS59226295A JP S59226295 A JPS59226295 A JP S59226295A JP 9935983 A JP9935983 A JP 9935983A JP 9935983 A JP9935983 A JP 9935983A JP S59226295 A JPS59226295 A JP S59226295A
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JP
Japan
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boat
oil
pump chamber
cylinder
suction
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Application number
JP9935983A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Iwata
博 岩田
Masahiro Takebayashi
昌寛 竹林
Akio Sakazume
坂爪 秋郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、たとえば冷蔵庫、突気調和機等の冷凍装置に
組込まれる圧縮機に係り、特に流体ダイオードエツジ形
状により、十分な給油量を確保するようにした圧縮機に
関するものである。
〔発明の背景〕
まず、従来の横形圧縮機全説明する。
第1図は、従来の横形圧縮機の一例を示す縦断面図、で
ある。
第1図において、1は、油溜めを兼ねたケースであって
、このケース1内に、電動機22と圧縮要素25とが収
納されている。
前記電動機22は、ステータ19とロータ2oとからな
り、前記ロータ20には、クランク6を有し。
一端側を中空状に穿設してなる軸穴17金設けたシャフ
ト4が嵌入されている。
前記圧縮要素23け、シリンダ2、このシリンダ2の下
端部に穿設されたばね穴3oに挿入されたばね9.前記
シャフト4、このシャフト4の軸受とシリンダ2の側壁
を兼ね、このシリンダ2の両側に配設されている側板A
5.側板B6.これら側板A5.側板B6およびシリン
ダ2を締結するボルト21、クランク3に嵌められ、シ
リンダ2の内側に沿って偏心回転するローラ7、このロ
ーラ7に先端が肖接し他端がばね9に押されながら、シ
リンダ2の溝8内を往復運動するベーン10.このベー
ン10の背面11とシリンダ2の溝8と前記両側板A八
B6とにょシ囲まれたポンプ室12からなっている。そ
して前記側板A5には。
ケース1内の潤滑油13ヲポンプ室12内へ吸入できる
ストレートな吸込ボート14があシ、側板B6にはポン
プ室12から潤滑油を送油管15へ吐出できるストレー
トな吐出ボート16があり前記送油管15はシャフトの
一端部に係る軸穴17へ潤滑油全供給し、さらに軸穴1
7から分岐穴18を漏して所要の潤滑部に給油できるよ
うになっている。
このように構成したものにおいて、横形圧縮機全運転し
、シャフト4が回転すると、それにともなってローラ7
が回転し、ベーン10ハハネ9によって押され、ローラ
7に先端全轟接しながらシリンダ2の溝8内を往復運動
し、冷媒吸込口(図示せず)から流入した冷媒を圧縮し
て冷媒吐出口(図示せず)から吐出する。
一方、ベーン10が往復運動するとポンプ室12の容積
が変化し、ポンプ作用を行なう。すなわち、ポンプ室1
2の容積が大きくなると、吸込ボート14から潤滑油1
3ヲ吸込み、ポンプ室12の容積が小さくなると吐出ボ
ート16がら潤滑油を送油管15へ吐出する。送油管1
5に送られた潤滑油は軸穴17、分岐穴18ヲ通って所
要の潤滑部へ給油される。
しかし、上記した従来技術には以下に示す問題、すなわ
ち、吸込ポート14卦よび吐出ボート16の形状が第1
図に示したようにストレートな穴となっており、下記理
由により十分な給油性能が得られないという問題がある
ポンプ室12の容積が大きくなると、吸込ボート14か
らケース1内の油13全吸込むが、同時に送油管15内
の油もポンプ室12内に吸込むため、送油管15内の油
は逆流する。さらにポンプ室12内の容積が小さくなる
と、吐出ボート16から送油管15内に油全吐出するが
、同時に吸込ボート14からもケース1内に油を吐出す
るため、油はこの場合にも逆流する、特に吐出ポート1
6側には送油管15の抵抗および軸心までの油のヘッド
を要するため、吐出側の抵抗が大きく、油は吸込ボート
14側に逆流しやすく、給油能力が低下するかあるいは
軸心まで油が上らず給油不能になる場合が起るという間
頭がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記し、た従来技術の欠点全除去し。
吸込ボート、および吐出ボートの逆流をできるだけ小さ
くすることにより、所要の潤滑部へ十分な給油量全供給
することができる圧縮機の提供?、その目的とするもの
である。
〔発明の概要〕
本発明に係る横形圧縮機の構成は、油溜めを兼ねたケー
ス内に、電動機と、シリンダ、このシリンダの下端部に
穿設されたばね穴に挿入されたばね、クランク全治する
シャフト、前記クランクに低められ、前記シリンダの内
側に沿って偏心回転するローラ、とのローラに先端が当
接し他端が前記ばねに押されながら、前記シリンダの溝
内を往ゆ運動するベーン、前記シリンダの両側に配設官
ねた側板により圧縮要素を構成し、前記ベーンの背面と
前記シリンダの溝と前記両側板とにより囲まねたポンプ
室を具備しポンプ室に連通する吸込ボートと吐出ボート
を設け、前記電動機によって駆動されるシャフトの回転
にともなう前記ベーンの往復運動によるポンプ作用によ
って、前記ケース内から前記ポンプ室内へ前記吸込ホー
トラ経て流入した潤滑油を加圧し、これ?前記吐出ボー
トから送油路を経て前記シャフトの一婦側へ圧送するよ
うにし、ばね穴内に、ポンプ室内の潤滑油が前記げね穴
を通して前記ポンプ室外へ漏れるのを防止することがで
きるシール部品を挿入し、前記ポンプ室内へばねを刺じ
込めるようにし一上記吸込ボートは、ポンプ室に通じる
スペースを側板に穿設し、スペースに開口する側が小径
で、ケース内に開口する側が大径のテーバ状吸込ボート
とし、上記吐出ボートは、ポンプ室に開口する側が大径
で送油路入口にもう一つのスペースを設はスペースに開
口する側が小径のテーパ状吐出ボートとしたものにおい
て、小径部をスペースの内部に突起させ、そのときボー
ト小径部肉厚を所定の値以下にすることにより、逆流を
小さくした。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例によって説明する。
第2図は、本発明の第1の実施例に係る横形圧縮機の縦
断面図、第3図は、第2図におけるポンプ室近傍の詳細
を示す拡大縦断面図である。
図において、第1図と同一番号全村したものは同一部分
である。
第2図に係る第1の実施例の横形圧縮機は、油溜めを兼
ねたケース1内に、電動機22と、下端部にばね穴30
ヲ穿股したシリンダ2Aのばね穴内に挿入されたげね9
.ばね穴30内に挿入され。
前記ばね9全ポンプ室12内へ封じ込めるようにしたシ
ール部品52、クランク3を有するシャフト4.前記ク
ランク3に低められ、シリンダ2Aの内側に沿って信心
回転するローラ7、このローラ7に先端が当接し他端が
ばね9に押されながら、シリンダ2Aの溝B内を往復運
動するベーン10.シリンダ2Aの一方側に配設され、
その小径部に接続してスペースA27 k設けたテーバ
状の吸込ボート26(詳細後述)を設けた側板A5A 
−シリンダ2Aの他方側に配設され、その小径部に接続
してスペースE29 f設けたテーバ状の吐出ボート2
8(詳細後述)を穿設した側板B6B、この側板B6B
の側面に固定さ″れ、中心部にシャフト4の軸穴17に
開口する穴25ヲ穿設した側板カバー24、スペースB
29と前記側板カバー24の穴25とを連通せしめ、吐
出ボート28から吐出した潤滑油全軸穴17へ供給する
ことができる送油路31、ベーン10の背面11とシリ
ンダ2Aの溝8と側板A5Aと什版B6Bとげね穴30
に挿入された前記シール部品32とによって囲まれたポ
ンプ室12ヲ具備した圧縮要素26Aと1有するもので
ある。
前記吸込ボート26卦よび吐出ボー)28’?、再び第
3図全使用して詳細に説明すると、吸込ボート26は、
ポンプ室12側に開口して設けたスペースA27を介し
て、スペースA27内に突起シテ開口する側が小径部で
、ケース1内に下向に開口する側が大径部であるテーバ
状になっている。
吸込ボート26の大径部を下向に構成している理由は油
面が低下しても安定して油を吸込むことができるように
するためである。
一方、吐出ボート28は、送油路51側に開口する側が
小径部でポンプ室12に開口する側が大径部であるテー
バ状になっており、前記小径部はスペースB29内に突
起してbる。そして、吸込ボート26の小径部の断面積
は、吐出ボート28の小径部の断面積よりも小さくなっ
ている。
このように構成した横形圧縮機の動作全説明する。横形
圧縮機を運転し、シャフト4が回転すると、これにとも
なってローラ7が回転し。
ベーン10はげね9に押さね、ローラ7に先端全当接し
ながらシリンダ2Aの溝B内を往復運動(て冷媒を圧縮
する。
一方、とのべ一710の往復運動によって、ポンプ室1
2内の容積が大きくなると、吸込ボート26からケース
1内の潤滑油を吸込む。このときばね穴30は皿形のシ
ール部品32でシールされているので、ばね穴60全通
してポンプ室12内へ潤滑油が流入することはない。吐
出ボート28からは潤滑油全吸込むものの、吐出ボート
28に接続して設けられているスペースB29で拡大さ
れている潤滑油の流わが、吐出ボート28の小径部端面
で縮流し、そこに大きな流動抵抗が生ずる、bわゆるエ
ツジ効果が働くので、逆流(小径部から大径部へ向かう
流れ)を生じにくくなり。
大部分の潤滑油は吸込ボート26から吸込壕れる。
ベーン10が下降り4、ポンプ室12内の容積が小さく
なると、吐出ボート28から送油路31仙へ潤滑油を吐
出する。このときも、いうまでもなくばね穴30全通し
てポンプ室12から潤滑油が吐出することはない。吸込
ボート26から潤滑油を吐出するものの、この潤滑油の
流れはスペースA27で一度広がってから吸込ボート2
6の小径部端面で縮流するためにエツジ効果が働き、逆
流を生じにくくなる。加うるに、吸込ボート26の小径
部の断面積を吐出ボート28の小径部の断面積よりも小
さくしであるので2ポンプ室12からシャフト4の軸穴
17へ至るまでの流動抵抗が、ポンプ室12からケース
1への流動抵抗よりも小さくなり、前記逆流をさらに少
なくすることができる。これにより、ポンプ室12から
吐出される潤滑油の大部分は、送油路31へ送られ、軸
穴17゜分岐穴18ヲ通って、所要の潤滑部へ給油され
る。
以上に説明したテーバ形状の吸込ボート26゜吐出ボー
ト28の小径部突起形状は給油ポンプの性能に大きく影
響する。
小径部突起形状の作用金弟4ス、第5図を用いて説明す
る。第4図はエツジ突起部35肉厚Bを小さくした場合
のボート近傍の流線を示す断面図であり、第4図師1は
ポンプ室容積が大きくなる場合の吐出ボート部逆流流線
を示し、第4図(h(はポンプ室容積が小さくなる場合
の吸込ボート部逆流流線全示し、第4図(C)は第4図
(,61のA −A’断面における流線全示している。
第5図はエツジ突起部55肉厚がBが大きい場合のボー
ト近傍の流線を示す断面図であり、第5図(α)はポン
プ室容積が大きくなる場合の吐出ボート部逆流流線を示
し、第5図(A+はポンプ室容積が小さくなる場合の吸
込ポート部逆流流線を示し、第5図(c)は第5図(I
IlのA −A’断面における流線含水している。
第4図に示すようにエツジ突起部肉厚B fr: tJ
−さく、突起部65の外周にある程度の余裕力よあると
スペース外側部の流線36は突起部の外周〃1ら回り込
み90°以上のベクトル変化力(あるためその運動量に
より、スペース中心部の流線37に対して抵抗としての
作用が働らく。したi=つて吸込ボートおよび吐出ボー
トにおける逆流抵抗25〕大きくなり、吸込ボートおよ
び吐出ボート力1らの逆流全小さくでき、所要の潤滑部
へ十分な給油量全供給することができる。
しかし、第5図に示すようにエツジ突起部65の肉厚B
が大きく、突起部35の外周にあ捷り余裕がないと、外
周部38はよどみ点となるため。
スペース外側部の流線3乙のベクトル変化は90゜以上
にはならず、スペース中心部の流線67に対しての抵抗
としての作用が小さく逆流抵抗は!」・さくなってくる
。したがって、突起部肉厚Bには実用上使用できる限界
がある。実験によるとα−2B/(D−d)  とポン
プの体積動車すなわち。
ポンプの理論押のけ量に対する実際の給油量の比は第6
図に示すようになる。ここで第6図に示した体積効率η
はα=0における体積効率η。
に対する比として示し、α=0におけるη。けαが小さ
い範囲の実測値から外挿し7て求めたものである。第6
図によると実用土安定した性能が得られる範囲はα−0
4以下であり、α=04以」二になると体積効高は低下
し、αが大きくなるにつれて、エツジ部突起H=Dで小
径部をスヘース壁面上に設けた場合に漸近する。す力わ
ちエツジ部突起H=0で小径部全スペース壁面上に設け
た場合は第6図でα=1.0に相当している。
したがって小径部をスペース内に突起させることにより
、ボートの逆流抵抗が大きくなり、殴込ボート、吐出ボ
ートからの逆流が少なくなり体積効率は向上する。特に
α−2B/(D−d ) −0,4以下ではその効果が
顕るしい。
次にエツジ突起高さIIの影響について説明する。Hの
影響については吐出ボートの場合、すなわちスペースに
流入する流線の方向と直角方向の面に小径部が開口して
いる場合と、吸込ボ−トの場合すなわち、スペースに流
入する流線の方向と平行方向の面に小径部が開口する場
合では若干異る。
まず最初に前者の場合について説明する。エツジ突起部
長さIf f変化させた場合の実験結果による特性を第
7図に示す。第7因において縦111は体積効率ηすな
わち、ポンプの理論押しのけ量に対する実際の給油量の
比を、体積効率の最大値η。で割ったものであり、横軸
はD−dに対するエツジ突起部高さHの比β= H/(
D−d)体積効率はβ−0,1甘でにほぼ立ち上り、そ
の後β=1.2付近まで除々に増大し体桔効率は飽和す
る。βが大きくなったとき、体積効率が飽和する理由は
、突起部65の外周部68の奥の方がよどみ点となるた
め If大きくしていってもその効果が増大しないため
である。一方、Hf大きくシ、がつ第6図で説明したよ
うに高性能を得るためにHf小さく L、ようとすると
エツジ部を切削するときその強度が弱くなり、破損する
恐わがあるため、実用上ではエツジ突起の効果が顕著な
β=0.1からその効果が飽和するβ−1,2にするの
がよt、−,6fXお第7図の関係はα−4B/(D−
4)=Q、4 以下の場合についての特性である。
次に吸込ボートのように逆流時スペースに流入する流線
の方向と平行方向の面に小径部が開口する場合のエツジ
突起部長さHf変化させた場合、Hの下限値を与える物
理現象とHの上限を与える物理現象は異なってくる。H
の下限値は次のようになる。第4図(AIに示したよう
にスペース外側部の流線36が突起部の外周から回り込
み、90°以上のベクトル変化により、スペース中心部
の流線67に対して抵抗としての作用が働らき、吸込ボ
ートからの逆流を小さくする。
このとき突起部高さが有効に働きはじめる限界は第8図
に示す実験結果のようになる。第8図の縦軸は体積効率
ηをその最大値η。で割ったものであり、横軸は小径部
ボート径dに対するエツジ突起部高さHの比γである。
体積効率は7゛=0.15までにほぼ立ち上がり、その
後最大値に達する。したがって、この場合γ==Q、1
5以上にすると十分な給油性能を得ることができる。一
方Hの上限値は次のようになる。Hが大きくなったとき
逆流抵抗は十分な抵抗を持つが、しかし、突起部がスペ
ース壁に近づくと、吸込時にボートからスペース内に流
入する流れが急激に曲げられ吸込時の抵抗が大きくなる
。さらに突起部がスペース壁に近づくと流路断面積もせ
まくなり、吸込時の抵抗が大きくなる。この状態を第9
図に示す。第9図の縦軸は体積効率をその最大値で割っ
たものであり横軸は突起部先端からスペース壁までの距
離H′と小径部ボート径Jの比δ: H’/dである。
δ=1.0以下では上記した影響が出はじめ、δ−〇で
体積効率t/′i0すなわち吸込を行わなくなる。
以上ヲマとめるとこの場合のHの下限値は。
HA(0,15、上限けδ= E’ 、z4)1.0、
すなわちH”=D−Bであるから(D−H)、z4)1
.0  となる。したがって上記範囲で小径部をスペー
ス内に突起させることにより、ボートの逆流抵抗が大き
くなり、逆流が少なくなり1体積効率は向上し、十分な
給油性能が得らねるようになる。
以上に述べたボート径dおよびスペース形状りはいずれ
も円形断面についてのものであるが。
円形断面でなし場合には流体力学的相凸直径に変換する
と同様の結果になる。
1だエツジ部突起の形状は第3図に示した形状の外に第
10図、第11図に示す形状にしてもよい。
な卦1以上の実施例においてボート小径部エツジ部にヌ
トレート部33ヲ設けている理由はエツジ部のパリをな
くするためと、ボート径を管理するためである。
以上に述べた実施例は横形圧縮機の場合について述べた
が、失に説明し、たエツジ形状は縦形の圧縮機など圧縮
機形態にかかわらず、この種の給油ポンプを使用する場
合(で適用できる。第9図は縦形圧縮様に)首相した場
合の実施例に係る圧縮機の縦断面図でありさらに第10
図は第9図におけるポンプ室近傍の詳細を示す断面図で
あり、第2図と同一番号を付したものは同一部品である
第9図で第2図と異なる点は側板E55にスペースC3
6f設け、スペースC56に小径部が開口し、ケース1
内に大径部が開口する吸込ボート37ヲ設けさらにスペ
ースC36に大径部が開口シ2゜送油路31に小径部が
開口する吐出ボート38を設けた点である。上記吸込ボ
ート37.吐出ボート38の小径部エツジには第10図
の詳細図に示すように第3図と同様にストレート部を設
けている。
本実施例の動作は第2図の場合と同じであり。
このようにすることにより、縦形圧縮機の場合でも、吸
込ポートおよび吐出ボートからの逆流を小さくでき十分
な給油量を確保することができる。
さらに縦形圧縮機の仲の実施例とし7て(図示せず)、
下方の側板に吸込ボーh’>設け、上方のIII &に
吐出ポート?設け、この吐出ボートから軸下端オで送油
路で連結し、油を軸に供給できるようにしたものに先に
述べたエツジ形状を適用してもよい。
なお、上記各実施例ではけね穴30にシール部品31ヲ
設けているが、シリンダ1のばね穴部とケース1が密着
し、その部分から油が漏れないようにしている場合には
シール部品60はなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば。
スペース内にエツジ部を突起させることにより。
吸込ポートおよび吐出ボートからの逆流を小さくでき、
所要の潤滑部に十分な給油量を供給することができる圧
縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧縮機のm個含水す縦断面図、第2図は
本発明の第一の実姉例に係る圧縮機の縦断面図、第3図
は第2図に卦けるポンプ室近傍の詳細を示す拡大断面図
、第4図、第5図は本発明を説明するだめのポンプ室近
傍の断面図。 第6図、第7図、第8図、第9図は本発明の実験結果を
示す特性図、第10図、第11図は本発明の他のエツジ
形状を示す断面図、第12図は本発明の伸の実施形態を
示す断面図、第13図は第12図のポンプ室近傍の詳細
を示す拡大断面図である。 符号の説明 1・・・ケース      2・・・シリンダ3・・・
クランク     4・・・シャフト5・・・側版A 
     6・・・狽11板B7・・・ローラ    
   8・・・溝9・・・ばね        10・
・・ローラ11・・・ベーンの背面   12・・・ポ
ンプ室15・・・潤滑油      17・・・軸穴1
8・・・分岐穴      19・・・ステータ20・
・・o −夕21・・・ボルト 22・・・電動機      23・・・圧縮電素24
・・・側板カバー    25・・・側板カバー穴26
・・・吸込ポート27・・・スペース728・・・吐出
ホード29・・・スペースB60・・・ばね穴    
  51・・・送油路32・・・シール部品33・・・
ストレート部64・・・小径部端面    35・・・
エツジ穴起部ろ6・・・スペース側部流線 37・・・ヌベース中心部流線 38・・・外周部39
・・・側板E        40・・・スペースC4
1・・・吸込ポート42・・・吐出ボート%1 図 芽2図 殆3図 菊4図 (a)               (し)    
   (O)(θ)     第 5 図    (し
)      (C)第6図 0   0.2   04   0.6   0.8 
  1.0B 下f 兜7 あ β−H/(D−d) 第8図 H/ct 第9 図 H′/d 第10 閲

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 油の入ったケース内に、電動機と、シリンダ。 このシリンダに穿設されたばね穴に挿入されたばね、ク
    ランクを有するシャフト、前記クランクに嵌められ、前
    記シリンダの内側に沿って偏心回転するローラ、とのロ
    ーラに先端が当接し。 他端が前記ばねに押されながら前記シリンダ溝内を往復
    運動するベーン、前記シリンダの両側に配設された側板
    により、圧縮要素を構成し。 前記ベーンの背面と前記シリンダの溝と前記両側板とに
    より四重れたポンプ室を具備し、ポンプ室に連通ずる吸
    込ボートと吐出ボートを設け。 前記電動機によって駆動されるシャフトの回転にともな
    う前記ベーンの往復運動によるポンプ作用によって、前
    記ケース内から前記ポンプ室内へ前記吸込ボートを経て
    流入した潤滑油全加圧し、これを前記吐出ボートから送
    油路?経て。 前記シャフトの一端側へ圧送するようにした圧縮機にお
    いて、上記吸込ボルト全ポンプ室側に開口する側が小径
    部で、ケース内に開口する側が大径部であるテーバ状ボ
    ートとし、吐出ボートを送油路側に開口する側が小径部
    で、ポンプ室側に開口する側が大径部であるテーバ状ボ
    ートとし、吸込ボートおよび吐出ボートの少なくとも一
    方の小径部に相対するスペースを設け。 小径部エツジをスペース内に突起させたこと全特徴とす
    る圧縮機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4712986A (en) * 1985-08-13 1987-12-15 Danfoss A/S Oil feeding apparatus for a rotary compressor
US6287099B1 (en) * 1999-01-19 2001-09-11 Lg Electronics, Inc. Scroll compressor

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