JPS5922606A - 含浸膜モジユ−ルの製造方法 - Google Patents

含浸膜モジユ−ルの製造方法

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Publication number
JPS5922606A
JPS5922606A JP13306782A JP13306782A JPS5922606A JP S5922606 A JPS5922606 A JP S5922606A JP 13306782 A JP13306782 A JP 13306782A JP 13306782 A JP13306782 A JP 13306782A JP S5922606 A JPS5922606 A JP S5922606A
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JP
Japan
Prior art keywords
hollow
impregnating liquid
hollow yarn
impregnating
impregnated
Prior art date
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Pending
Application number
JP13306782A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomosaku Imoto
井本 友三久
Takeshi Yanagimoto
剛 柳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nippon Oil Seal Industry Co Ltd
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil Seal Industry Co Ltd, Nok Corp filed Critical Nippon Oil Seal Industry Co Ltd
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、含浸膜モジュールの製造方法に関する。更に
詳しくは、選択透過性膜を含浸法によって形成せしめた
中空糸を用いたモジュールの製造方法に関する。
含浸膜モジュールは、多孔質膜を支持体止し、これにイ
オン交換性基を付与し得る重合体、逆浸透性を付与し得
る重合体あるいは気体選択透過性重合体などの選択透過
性膜形成性重合体を含浸させることにより、拡散透析膜
、逆浸透膜あるいは気体分離膜などの選択透過性膜を形
成せしめたものであり、廃水処理、酸またはアルカリの
回収、純水の製造、酸素富化空気の製造などに広く工業
的に用いられようとしている。
従来の含浸膜モジュールは、細長−い中空糸m体を各種
選択遇過性を付与する重合体溶液(含浸液)中に浸漬、
乾燥して含浸膜を得、この含浸層中空糸を、必要に応じ
て橋かけ反応、イオン交換基導入などの処理を行なった
後、多数本束ねて筐体内に収納し、両端部を接着処理し
て!1ill造している。
しかしながら、このような製造方法においては、中空糸
単体を含浸液中に含浸するだけでは、中空糸の肉厚部内
部に迄含浸液が浸透し難く、含浸層が形成されるのは殆
んど中空糸の外壁面部分に限られ、また含浸膜形成移、
含浸層中空糸を多数本束ねてモジュール化する際、含浸
膜部分が何ら保護されていないので損傷を受は易く、製
品の不均一性を招くような欠点がみられる。
そこで、中空糸の内部に迄均−に含浸液を浸透させる方
法として、加圧して含浸液を浸透せしめることを考えた
が、中空糸の各単体に含浸液を圧入するには、その端部
に圧入に適する口金を取り付ける必要があり、このよう
な方法は煩雑で実用性の点で欠けている。
本発明者らは、中空糸の内部への含浸液の浸透処理を容
易に行ない得る方法について種々検討の結果、以下に述
べるような方法が極めて有効であることを見出した。
即ち、本発明は含浸膜モジュールの製造方法に係り、含
浸膜モジュールの製造は、中空糸をその両端開口部を揃
えて束ね、かつ該両端開口部で各中空糸の中空部を残し
て各中空糸同士を接着、閉塞させた中空糸群を筺体内に
該閉塞部を内接させるように収容し、該筐体の両端蓋部
に設けられた孔の一方から他方に向けて選択透過性膜形
成性重合体含有含浸液を圧入し、中空糸内壁面側に該含
が液を浸透させることにより行われる。
間部は、本発明に係る方法によって製造される含浸膜モ
ジュールの一態様の中心線断面図である。
限外口過膜性能を有する中空糸1は、必要に応じて紐な
どを用いてその両端開口部2,2′を揃えて束ね(これ
は厳密に揃える必要はなく、実質的に揃えられるように
束ねられていればよい)、この両端開口部で各中空糸の
中空部を残すようにして、各中空糸同士を接着剤などを
用いて接着、閉塞3゜3′させる。このような中空糸群
を筐体4内に閉塞部(3,3’)を内接させるように収
容し、この筐体の両端蓋部5,5′に設けられた孔6,
6′の一方(6)から他方(6′)に向けて、含浸液を
ポンプなどで加圧しながら送り込み、含浸液は中空糸の
内壁面側に浸透しつつ、過剰の分は筐体外に排出される
含浸液は、水、有機溶剤などの溶液として調製され、用
いられているので、含浸液を除去した後、中空糸内に空
気などを連続的に注入し、そこを通過させて溶剤を除去
することが好ましい。
かかる含浸液の含浸処理方法によれば、含浸液出口であ
る筐体の他方の蓋部の孔(6)に弁を設けることなどに
より、中空糸内壁面を流れる含浸液を加圧し、それによ
って含浸液は径方向の中空糸肉厚部分にも圧入され、効
果的に浸透されるばかりではなく、空気、窒素ガスなど
の気体で後処理を行なった場合には、中空糸の中空部に
余分に残留する含浸液がその部分を閉塞させるような事
態を防止させる。この場合、温気体を用いれば、溶剤除
去のための乾燥時間を短縮させることができる。更に、
含浸層中空糸は、既にモジュールの中に組み込まれ、筐
体で保護されているため、含浸膜が損傷を受けるような
こともない。
含浸処理に用いられる中空糸は、その外壁面側に緻密層
を有する、多孔質で肉厚方向、即ち内壁面側と外壁面側
とが非対称な構造を有するものであり、緻密層部分も他
の部分と同一の材料から形成されている。かかる中空糸
は、ポリスルホン樹脂、ポリアリロントリル樹脂、ポリ
フッ化ビニリデン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂などの紡糸原液を中空環状ノズルから紡糸し
、凝固洛中でゲル化させる公知の乾湿式紡糸法により容
易に製造することができる。
このような構造を有する中空糸は、その中空部に注入し
た含浸液が内壁面側から径方向の肉厚部分に浸透し易く
、かつ浸透した含浸液が中空糸外壁面部分に存在する緻
密層のため、中空糸の外表面に滲出し秤いという性質を
示すので特に好ましい。
筐体には、その胴部7の対向位置に孔8,8′を設け、
前記閉塞部(3,3’)間の中空糸群の間隙によって形
成させる空間を流体が通過せしめるようにしている。本
発明に係る含浸膜モジュールは、前述の如く拡散透析、
逆浸透、気体分離などの各種選択透過目的に用いられる
ので、拡散透析の場合にはイオン交換性基を付与し得る
重合体を含浸させた中空糸群の間隙を拡散液または供給
液を通し、逆浸透の場合には逆浸PJ性を付与し得る重
合体を含浸させた中空糸群の間隙をイオン性分子などの
低分子を含む液体を通し、また気体分離の場合には気体
選択透過性重合体を含浸させた中空糸群の間隙を例えば
空気などを通すことが行われる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る方法によって製造される含浸膜モ
ジュールの一態様の中心線断面図である。 ここで、符号1は中空糸、2は両端開口部、3は閉塞部
、4は溶体、5は蓋部、そして6はそこに設けられた孔
をそれぞれ指示する。 代理人 弁理士  吉 1)俊 夫 手 続 補 正 書(自発) 昭和57年10月27日 1、事件の表示 昭和57年特許願第133067号 2発明の名称 含浸膜モジュールの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称 (438)  日本オイルシール工業株式会社
4、代理人 住 所 東京都港区芝大門172−7  阿藤ビル50
1号氏 名 (6600)  弁理士  吉 1)俊 
夫電話 (03) 433−6347番 5、補正の対象 図面 6、補正の内容 図面を訂正図面の如くに訂正する。 7、添付書類の目録 訂正図面    1通 27−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中空糸をその両端開口部を揃えて束ね、かつ該両端
    開口部で各中空糸の中空部を残して各中−杢糸同士を接
    着、閉塞させた中空糸群を筐体内に該閉塞部を内接させ
    るように収容し、該筐体の両端蓋部に設けられた孔の一
    方から他方に向けて選択透過性膜形成性重合体含有含浸
    液を圧入し、中空糸内壁面側に該含浸液を浸透させるこ
    とを特徴とする含浸膜モジュールの製造方法。 2外壁面側に緻密層を有する、多孔質で肉厚方向に非対
    称な構造を有する中空糸が用いられる特許請求の範囲第
    1項記載の含浸膜モジュールの製造方法。 3、含浸液を浸透させた後、中空糸内に気体を連続的に
    注入してそこを通過させ、含浸液調製に用いられた溶剤
    を除去する特許請求の範囲第1項記載の含浸膜モジュー
    ルの製造方法。
JP13306782A 1982-07-30 1982-07-30 含浸膜モジユ−ルの製造方法 Pending JPS5922606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016051647A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 旭化成ケミカルズ株式会社 中空糸膜モジュール及びその製造方法
JP2017177021A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 旭化成株式会社 中空糸膜モジュール及びその製造方法

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