JPS59225909A - 溝切削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防塵装置金偏えた溝切削機に関し、特にオー
トクレーブ養生した軽量気泡コンクリ−）（ＡＬＣＩ等
の溝切削において切削屑が粉状となるような被切削材用
として特に有用な溝切削機を提供するものである。

平滑な板材の表面に一定深さ、−足幅の溝を切削する場
合、その切削屑は、これまでは第８図に示すようにカッ
ター１４のカッター室形成用カバー６に設けられた切削
屑排出ノズル２ｏより排出していたが、木材等を切削す
る場合は、切削屑も大きく、その形もある程度定まって
いる関係上取扱いも容易であるので上記した排出ノズル
２０を用いて外部に排出することに何ら無理なく充分可
能であった。しかしながら、切削屑が粉塵状である場合
には、上記の排出ノズル２ｏよりの排出は周囲に粉塵を
飛散させることになシ、作業管理上問題がある。また、
木材あるいは軽量気泡コンクリート等を切削する場合に
は、通常溝切削機は、第８図に示すように、支軸４を支
点として本体１の先端を切込深さ調整用ガイド１１の長
孔１２に沿って本体１を上下することによシ切削深−Ｊ
’に調整するものであるが、切削深さが浅い場合には、
ベースプレート５と本体との間に間隙Ａが生じ、この間
隙Ａから切削屑が飛散することがある。さらに、切削工
程が進行するにつハ、カッター１４の高速の回転作用に
よシ、切削部よシ本体１の後方にわたって連続成形せら
れた切削溝をとおして切削屑が本体後方に飛散せしめら
れるという避け得ない欠点があるが、特に、軽量気泡コ
ンクＩＪ−トのような切削屑が粉塵状である場合には、
前記したように本体１の前部、後部より粉塵がくまなく
飛散し作業管理に問題を生ずるばかりでなく、作業者そ
れ自体にも影響をおよぼすこととなっていた〇 本発明は、上記したような欠点を改良したもので・これ
を第１図より第７図までに図示した実施例について説明
すると、１は機本体、２は本体と一体的に設けられた握
部、３はスイッチ、４は本体１の後端に設けた支軸、５
はベースプレート、６はカッター室形成用カバー、１は
カッター室形成用カバー６に設けられたノズルであり、
該ノズル７は真空式集塵機（図示しない）に連なるホー
ス等が連結される。８は本体１の前部に設けた係止片で
、９は係止片８の摺動用ビン、１０は蝶ナツトである。

１１はベースプレート５より樹立せイド１１の切込深さ
指示目盛であシ、１４はカッター、１５はベースプレー
トに載置固定したカッター１４の刃中標示用プレート、
１６はカッター１４の前部を覆うように断面力学状に形
成され、基部がベースプレート５に固定された溝切削屑
案内ガイドで、該案内ガイド１６の上方部は本体１内方
へ向けて曲面状とするのが望ましい。１７はベースプレ
ート５の切削用切欠部１８の後端部に臨ませて、本体１
に着脱自在に設けた切削溝巾と略同−巾の弾性材製のシ
ールド板であって、その先端リップ部１７′は切削てれ
た溝底に摺接せしめる。

１９はカッター駆動用モーターを示す。

本発明は、以上のように構成されているもので、溝の切
込深さの調整は本体１の後端枢着した支軸４を支点とし
て本体１の前部に設けた係止片８の摺動用ビン９を切込
深さ調整ガイド１１０案内用長孔１２に沿って摺動させ
、指示目盛１３にょシ切シ込み深さを調整の上、蝶ナツ
）１０により係止片８すなわち本体１を所望深さが得ら
れる位置で固定することにより行なう。このとき、切シ
込み深さが浅い場合には、ベースプレート５とカッター
室形成用カバー６との間に間隙が生じ、溝切削を開始す
ると、切削屑が前記した隙間よシ外部に飛散しようとす
るが、本発明においては、カッター１４の前部を覆うよ
うに溝切削屑案内ガイド１６が設けられているので、カ
ッター室内部で捕捉された粉塵は、カッター１４の回転
にともないれたノズル７より真空式集塵機へと吸引され
る。

すなわち、本発明においては、飛散せんとする粉塵は、
溝切削屑案内ガイド１６が有効に作用して、真空式集塵
機の作用との相乗効果によシ前記した隙間よりの粉塵の
飛散は防止されることになる。

また、ベースプレート５に設けた切削用切欠部１８の後
端部に臨ませて切削溝と同−巾の弾性材製のシールド板
１７が設けられ、その先端リップ部１７′が切削された
溝に摺接されているので、切削が進行して、すでに形成
せられた溝をとおしての粉塵の飛散も防止することがで
きる。

本発明は、上述したように１、きわめて簡単な構成によ
って、従来困難視されていた切削屑が粉塵状になる軽量
気泡コンクリートのようなものに対して行なう切削溝の
形成にあたっても何ら切削屑を飛散させることなく切削
溝の形成ができるもので、その効果はきわめて著しいも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の溝切削機の側面図、第２図は平面図
、第３図は底面図、第４図は第２図のＡ−Ａ線に沿った
断面図、第５図は第１図の裏面図、第６図及び第７図は
それぞれ第１図の右側面図及び左側面図であシ、第８図
は従来例の側面図である０ ６：カッター室形成用カバー ７ニノズル １１：切込深さ調整ガイド １６：溝切削屑案内ガイド １７：シールド板 特許出願人　　旭化成工業株式会社 同　　　　　株式会社マキタ電機製作所第　１　図 茅　２　図 ゛、７″ 茅　３　図 手　４　口 １＋１７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カッター室形成用カバーにホース連結用ノズルを設ける
   とともに、カッターの前部に該カッターを覆うように溝
   切削屑案内ガイドをベースプレートに固定し、前記ベー
   スプレートの切削用切欠部の後端に臨ませてシールド板
   を設け、かつ該シールド板の先端リップ部を切削溝に摺
   接せしめたことを特徴とする溝切削機。