JPS59225804A - 厚板圧延における板反り防止方法 - Google Patents
厚板圧延における板反り防止方法Info
- Publication number
- JPS59225804A JPS59225804A JP58099526A JP9952683A JPS59225804A JP S59225804 A JPS59225804 A JP S59225804A JP 58099526 A JP58099526 A JP 58099526A JP 9952683 A JP9952683 A JP 9952683A JP S59225804 A JPS59225804 A JP S59225804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolls
- difference
- roll
- hardness
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/24—Roll wear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/26—Hardness of the roll surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、厚板圧延において圧延機出側で発生□する板
反り現象を効果的に防止し得る方法に関する。
反り現象を効果的に防止し得る方法に関する。
厚板圧延では、板材の噴出側において板反シ現象(上反
り、下反り)が往々発生し、そのため、圧延機及びその
前後設備が破損することによってぃ操業停止するに至っ
たり、あるいは、次パスでの゛噛込み性が阻害されて板
反り矯正に時間を費やし生産性を低下させたり、また、
板材自身に反り歪が残留するため品質劣化を招き、極端
な場合、その有効端部1で切り捨てなけれげならなくな
って一□歩留りを低下せしめる等々、非常に大きな実害
をもたらしている。しかし、有効外板反り防止技術が未
だ実用化されていないのが実情である。
り、下反り)が往々発生し、そのため、圧延機及びその
前後設備が破損することによってぃ操業停止するに至っ
たり、あるいは、次パスでの゛噛込み性が阻害されて板
反り矯正に時間を費やし生産性を低下させたり、また、
板材自身に反り歪が残留するため品質劣化を招き、極端
な場合、その有効端部1で切り捨てなけれげならなくな
って一□歩留りを低下せしめる等々、非常に大きな実害
をもたらしている。しかし、有効外板反り防止技術が未
だ実用化されていないのが実情である。
その理由は、板反りを発生させている原因やメカニズム
が、現状では、必ずしも全て把握されてlいるわけでは
なり、シかも、現在判明している原因としても、せいぜ
い、■材料の上下面の温度差またはそれによる変形抵抗
差、■材料の上下面の表面性状の差(たとえば、スケー
ル付着状況差)、■材料と上下ワークロール接触面の潤
滑状態の差↓■上下ワークロールの粗度差、径差および
周速差、■材料噛込時の上下ワークロールの回転数のイ
ンパクトドロップ量および差、■圧下量、板厚および板
幅と上下ワークロールの周速差との関係、■その他、材
料自重、クリープ、下ワークロール!・・°ピックアッ
プ、等々がカ)げられているにゴぎず、゛かつ、実圧延
ではこれらの各要因が複雑に同時に複合して作用してい
る。そのため、個々の要因毎の板反りへの影響の定量的
解明は勿論のこと、定性的解明すら殆んどなされていな
いといってよい状態である。また、これは、従来、板反
り現象自体がオンラインで定量的に把握されていないこ
とも1つの原因となっており、かつ、どれらの各要因の
うちには、オンラインでは把握が殆んど不可能なものが
多いということにもよる。
が、現状では、必ずしも全て把握されてlいるわけでは
なり、シかも、現在判明している原因としても、せいぜ
い、■材料の上下面の温度差またはそれによる変形抵抗
差、■材料の上下面の表面性状の差(たとえば、スケー
ル付着状況差)、■材料と上下ワークロール接触面の潤
滑状態の差↓■上下ワークロールの粗度差、径差および
周速差、■材料噛込時の上下ワークロールの回転数のイ
ンパクトドロップ量および差、■圧下量、板厚および板
幅と上下ワークロールの周速差との関係、■その他、材
料自重、クリープ、下ワークロール!・・°ピックアッ
プ、等々がカ)げられているにゴぎず、゛かつ、実圧延
ではこれらの各要因が複雑に同時に複合して作用してい
る。そのため、個々の要因毎の板反りへの影響の定量的
解明は勿論のこと、定性的解明すら殆んどなされていな
いといってよい状態である。また、これは、従来、板反
り現象自体がオンラインで定量的に把握されていないこ
とも1つの原因となっており、かつ、どれらの各要因の
うちには、オンラインでは把握が殆んど不可能なものが
多いということにもよる。
したがって、現実には、オペレーターの目視による上下
ワークロールの周速差制御を行なっているくらいが実情
であって、その効果も不明確で、全く効果がない場合も
ある。
ワークロールの周速差制御を行なっているくらいが実情
であって、その効果も不明確で、全く効果がない場合も
ある。
そこで、本発明者等は、これら各種要因のうち一ワーク
ロールの性状に関する要因のみに限り、それらを規制す
ることによって効果的に板反シを防止し得る技術を開発
するべく実験を重ね鋭意研究したところ、ワークロール
の摩擦係数と板反りについて、摩擦係数の大きいワーク
ロール側に圧延材が反り現象を呈するととに鑑み、圧延
時の摩擦゛係数に影響を及ぼすワークロール人面性状た
るロール摩耗及び表面粗度がロール組織により決定され
るロール硬度如何に左右されることGこ着目し、上下ワ
ークロールの硬度差に工り根反りの有無及”び傾向(十
反り、下反り)が相違することを見い出し、更にロール
摩耗が突極的にもたらすロール径の変動は実質的にロー
ル硬度の変動と等価であることを加味して、ここに本発
明を完成するに至ったものである。
ロールの性状に関する要因のみに限り、それらを規制す
ることによって効果的に板反シを防止し得る技術を開発
するべく実験を重ね鋭意研究したところ、ワークロール
の摩擦係数と板反りについて、摩擦係数の大きいワーク
ロール側に圧延材が反り現象を呈するととに鑑み、圧延
時の摩擦゛係数に影響を及ぼすワークロール人面性状た
るロール摩耗及び表面粗度がロール組織により決定され
るロール硬度如何に左右されることGこ着目し、上下ワ
ークロールの硬度差に工り根反りの有無及”び傾向(十
反り、下反り)が相違することを見い出し、更にロール
摩耗が突極的にもたらすロール径の変動は実質的にロー
ル硬度の変動と等価であることを加味して、ここに本発
明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明の要旨とするととろけ、厚板圧延に際して
、一対の上下ワークロールの各ロール径差及び硬度差に
関し、両者のロール径差が小さいときは、それに比例し
て硬度差が小さく、ロール径差が大きく六るに一つオじ
τ、f、’ Jt + 、 、t+、 (刊しC硬度□
差(但し、大径ロール側の硬度をより犬にする。)が大
きくなる関係を満たすように、前記上下ワークロールの
ペアを決定し、圧延することを特徴とする厚板圧延にお
ける板反り防止方法にある。
、一対の上下ワークロールの各ロール径差及び硬度差に
関し、両者のロール径差が小さいときは、それに比例し
て硬度差が小さく、ロール径差が大きく六るに一つオじ
τ、f、’ Jt + 、 、t+、 (刊しC硬度□
差(但し、大径ロール側の硬度をより犬にする。)が大
きくなる関係を満たすように、前記上下ワークロールの
ペアを決定し、圧延することを特徴とする厚板圧延にお
ける板反り防止方法にある。
以下、本発明について詳述する。
厚板圧延において発生する板反シ現象は、既に□述べた
とおり、各種の要因に起因して発生するところであるが
、少なくとも、圧延機に装着するワークロールに関して
は、上下ワークロールとも同一の特性を有するものを組
合わせる必要がある。
とおり、各種の要因に起因して発生するところであるが
、少なくとも、圧延機に装着するワークロールに関して
は、上下ワークロールとも同一の特性を有するものを組
合わせる必要がある。
しかし、現実には、ワークロールの製造並びに使用履歴
等から、そのような組合わせを常に得るのは殆んど不可
能である。
等から、そのような組合わせを常に得るのは殆んど不可
能である。
例えば、ワークロール(材質は主としてHl−Niミグ
レーンロールある。)の製造についてみてもJ通常は鋳
造法で製作されるが、しかし、−品生産であるため、冷
却速度の差などからロール毎に組織が表層から内層まで
各々異なシ、したがって、硬度も異なっている。また、
鋳鉄ロールでは、黒鉛、セメンタイト、ベーナイト等の
主たる組織の1量比の違いにより、硬度も相違してくる
。
レーンロールある。)の製造についてみてもJ通常は鋳
造法で製作されるが、しかし、−品生産であるため、冷
却速度の差などからロール毎に組織が表層から内層まで
各々異なシ、したがって、硬度も異なっている。また、
鋳鉄ロールでは、黒鉛、セメンタイト、ベーナイト等の
主たる組織の1量比の違いにより、硬度も相違してくる
。
本発明者等は、上下ワークロールにおけるロール硬度の
違いがワークロールの摩耗量及び表面粗度にどのような
影響を及ぼし、ひいては厚板圧延での板反り現象にどの
ように影響を及ぼすかにつ・・いて実験を行い調査した
。
違いがワークロールの摩耗量及び表面粗度にどのような
影響を及ぼし、ひいては厚板圧延での板反り現象にどの
ように影響を及ぼすかにつ・・いて実験を行い調査した
。
実験は、硬度の違う上下ワークロールのベアを用い、互
いに等周速の条件の下で圧延を行ったものである。その
結果を第1図及び第2図に示す。
いに等周速の条件の下で圧延を行ったものである。その
結果を第1図及び第2図に示す。
第1図は、横軸に上下ワークロールの硬度差を″゛シヨ
ア硬度表わしく注−上ワークロールの硬度の方が大きい
ときは硬度差がプラス側になる。)縦軸に上下ワークロ
ールのセンター摩耗量差(man )を表わしくプラス
側が上ワークロール摩耗量大、マイナス側が下ワークロ
ール摩耗量大を示す)、゛′□板反粋の有無及び違いを
プロットしたものである。
ア硬度表わしく注−上ワークロールの硬度の方が大きい
ときは硬度差がプラス側になる。)縦軸に上下ワークロ
ールのセンター摩耗量差(man )を表わしくプラス
側が上ワークロール摩耗量大、マイナス側が下ワークロ
ール摩耗量大を示す)、゛′□板反粋の有無及び違いを
プロットしたものである。
第2図はロール硬度とロール粗度の関係を示し、(イ)
は硬度が大きい場合、(ロ)は逆に硬度が小さい場合で
ある。
は硬度が大きい場合、(ロ)は逆に硬度が小さい場合で
ある。
第1図から明らかなように、硬度の小さいワー゛・クロ
ールの方がその摩耗量が大きく、また、第2図からも硬
度の小さいワークロールの表面粗度の方が凹凸が激しい
ことが判る。これらより、第1図に示す如く、ワークロ
ールベアに大きな硬度差があるときは、硬度の小さいワ
ークロールの摩耗2・・量及び表面粗度の凹凸度合が大
きいため、摩耗係□数が大きく、このような性状のワー
クロール側に反りが発生しく第1図中、△マ印)、硬度
差が小さいときは、反り現象が発生していない。
ールの方がその摩耗量が大きく、また、第2図からも硬
度の小さいワークロールの表面粗度の方が凹凸が激しい
ことが判る。これらより、第1図に示す如く、ワークロ
ールベアに大きな硬度差があるときは、硬度の小さいワ
ークロールの摩耗2・・量及び表面粗度の凹凸度合が大
きいため、摩耗係□数が大きく、このような性状のワー
クロール側に反りが発生しく第1図中、△マ印)、硬度
差が小さいときは、反り現象が発生していない。
一方、ワークロールの摩耗量は使用頻度により多くなり
、そのロール径を減耗せしめるが、実際には、上ワーク
ロールと下ワークロールとで摩耗量が必ずしも等しくな
いし、更には、ロールに疵が発生すると研摩量を多くと
る場合があるため、摩耗量のみでワークロールの寸法変
動を評価する□のは現実的ではない。そこで、本発明者
等は、摩耗量に代えて、上下ワークロールのロール径に
着目し、その影響について検討した。
、そのロール径を減耗せしめるが、実際には、上ワーク
ロールと下ワークロールとで摩耗量が必ずしも等しくな
いし、更には、ロールに疵が発生すると研摩量を多くと
る場合があるため、摩耗量のみでワークロールの寸法変
動を評価する□のは現実的ではない。そこで、本発明者
等は、摩耗量に代えて、上下ワークロールのロール径に
着目し、その影響について検討した。
ロール径の変動は、前述のとおり、使用頻度、研摩等に
起因するが、一方、経験則上、ロール硬□度に影響を及
ぼすところでもある。この点を第8図に示す。同図は、
同一のワークロールによす圧延を続けると、次第にロー
ル硬度が低下することを表わしている。換言するならば
、圧延量の増加によりロール径が減少するので、ロール
径の減少□□につれて硬度も低下する関係を意味してい
る。 1この関係は重要であって、第1図に示す実験結
果と併わせで考察するならば、板反り現象との関係につ
いては、上下ワークロールの硬度差が影響を及けすのと
同様、ロール径差も影響を及ぼすことに帰着し、しかも
、両者は板反りに対し等価の要因と云うことができる。
起因するが、一方、経験則上、ロール硬□度に影響を及
ぼすところでもある。この点を第8図に示す。同図は、
同一のワークロールによす圧延を続けると、次第にロー
ル硬度が低下することを表わしている。換言するならば
、圧延量の増加によりロール径が減少するので、ロール
径の減少□□につれて硬度も低下する関係を意味してい
る。 1この関係は重要であって、第1図に示す実験結
果と併わせで考察するならば、板反り現象との関係につ
いては、上下ワークロールの硬度差が影響を及けすのと
同様、ロール径差も影響を及ぼすことに帰着し、しかも
、両者は板反りに対し等価の要因と云うことができる。
本発明者等は、これらの2つの要因(硬度差、ロール径
)と板反り現象との関係を確認する実験を行った。第4
図にその結果を示す。なお、ワード・クロール径差につ
いては、通常、最大50mm以内の範囲内で利用されて
いるので、この状況を考慮してロール径差の範囲を広く
採用I7た。同図は横軸に上下ワークロールのロール径
差(ηtm)を表わしくプラス側は上ワークロール径の
方が大きいj・ことを示す。)、縦軸に上下ワークロー
ルの硬度差をショア硬度で表わしくプラス側は上ワーク
ロールの硬度の方が大きいことを示す。)板反りの有無
及び違いをプロットしたものである。
)と板反り現象との関係を確認する実験を行った。第4
図にその結果を示す。なお、ワード・クロール径差につ
いては、通常、最大50mm以内の範囲内で利用されて
いるので、この状況を考慮してロール径差の範囲を広く
採用I7た。同図は横軸に上下ワークロールのロール径
差(ηtm)を表わしくプラス側は上ワークロール径の
方が大きいj・ことを示す。)、縦軸に上下ワークロー
ルの硬度差をショア硬度で表わしくプラス側は上ワーク
ロールの硬度の方が大きいことを示す。)板反りの有無
及び違いをプロットしたものである。
同図から明らかなように、板反り現象は上下ワ・・・−
クロールの硬度差及びロール径差により左右さ□れ、こ
れらの要因の関係如何によって、板反りなしの領域、上
反りの領域及び下反りの領域の3つに区分される。板反
りが発生しない領域は、概略的にはロール径差と硬度差
と比例範囲内であるが、詳細には、ロール径差が小さい
場合には、それに比例して硬度差も小さい範囲内であり
、ロール径差が犬きくなるにつれて、ロール径の大きい
方のワークロールの硬度を犬とする条件の下に、比例し
て硬度差も大きい範囲内である。即ち、特にロ1゛−ル
径差が大キいワークロールベアを使用する場合には、上
下ワークロールの各性状を均等にするべく(略)等しい
硬度にしたのでは、逆に上反りや下反りを惹起する結果
となる。
クロールの硬度差及びロール径差により左右さ□れ、こ
れらの要因の関係如何によって、板反りなしの領域、上
反りの領域及び下反りの領域の3つに区分される。板反
りが発生しない領域は、概略的にはロール径差と硬度差
と比例範囲内であるが、詳細には、ロール径差が小さい
場合には、それに比例して硬度差も小さい範囲内であり
、ロール径差が犬きくなるにつれて、ロール径の大きい
方のワークロールの硬度を犬とする条件の下に、比例し
て硬度差も大きい範囲内である。即ち、特にロ1゛−ル
径差が大キいワークロールベアを使用する場合には、上
下ワークロールの各性状を均等にするべく(略)等しい
硬度にしたのでは、逆に上反りや下反りを惹起する結果
となる。
次に、本発明に従い、ワークロールベアを決定・する手
順を説明する。
順を説明する。
第5図はその手順を概略的に示すもので、まず、各ワー
クロールについて、圧延量(1)実績からロール摩耗量
を予測し、研摩した場合にはその量も考慮して、次回組
込みロール径を予測する。一方、・・ロール内部組織の
検査を基に、各ワークロールに゛ついてロール径と硬度
との変動関係(第8図)を求めておき、その結果に前記
次回組込みロール径予測の値をインプットして次回組込
みロール硬度を予測する。そして、前記次回組込みロー
ル径予測値と次回組込みロール硬度とについてそれらの
差を求め、各差から板反りの発生しないワークロールベ
アを算出し決定する(第4図)。
クロールについて、圧延量(1)実績からロール摩耗量
を予測し、研摩した場合にはその量も考慮して、次回組
込みロール径を予測する。一方、・・ロール内部組織の
検査を基に、各ワークロールに゛ついてロール径と硬度
との変動関係(第8図)を求めておき、その結果に前記
次回組込みロール径予測の値をインプットして次回組込
みロール硬度を予測する。そして、前記次回組込みロー
ル径予測値と次回組込みロール硬度とについてそれらの
差を求め、各差から板反りの発生しないワークロールベ
アを算出し決定する(第4図)。
以上の説明から明らかなように、本発明は、厚板圧延の
板反りに及ぼす各種要因のうちの特定の1・・要因に着
目し、それらが所定の関係を満たすべくワークロールベ
アを決定して圧延するものであるから、現有のワークロ
ール群の範囲内でそれらを組合わせて有効に利用しつつ
、板反り発生を防止でき、この効果は極めて大きい。
板反りに及ぼす各種要因のうちの特定の1・・要因に着
目し、それらが所定の関係を満たすべくワークロールベ
アを決定して圧延するものであるから、現有のワークロ
ール群の範囲内でそれらを組合わせて有効に利用しつつ
、板反り発生を防止でき、この効果は極めて大きい。
第1図は上下ワークロールの硬度差、上下センター摩耗
量差と板反りとの関係を示す図、第2図はワークロール
の硬度と表面粗度との関係を示す図であって、同図(イ
)は硬度が大きい場合、。 (ロ)は硬度が小さい場合を示し、 第8図はワークロールの硬度と圧延量との関係を示す図
、 第4図は上下ワークロールの硬度差、ロール径差と板反
りの関係を示す図、 第5図は本発明に従いワークロールペアを決定する手順
を示す説明図である。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第2図 (イン (iff) 第3図 第4図
量差と板反りとの関係を示す図、第2図はワークロール
の硬度と表面粗度との関係を示す図であって、同図(イ
)は硬度が大きい場合、。 (ロ)は硬度が小さい場合を示し、 第8図はワークロールの硬度と圧延量との関係を示す図
、 第4図は上下ワークロールの硬度差、ロール径差と板反
りの関係を示す図、 第5図は本発明に従いワークロールペアを決定する手順
を示す説明図である。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第2図 (イン (iff) 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 厚板圧延に際して、一対の上下ワークロールの各ロ
ール径差及び硬度差に関し、両者のロール径差が小さい
ときは、それに比例して硬度差が小さく、ロール径差が
大きくなるにつれて、それに比例して硬度差(但し、大
径ロール側の硬度をより犬にする。)が大e <’ ”
’なる関係を満たすように、前記上下ワークロールのペ
アを決定し、圧延することを特徴とする厚板圧延におけ
る板反り防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58099526A JPS59225804A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 厚板圧延における板反り防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58099526A JPS59225804A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 厚板圧延における板反り防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225804A true JPS59225804A (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14249671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58099526A Pending JPS59225804A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 厚板圧延における板反り防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61296906A (ja) * | 1985-06-27 | 1986-12-27 | Nippon Steel Corp | 片面クラツド板材の圧延法 |
JPS6487003A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Nippon Steel Corp | Method for preventing upward camber in steel rolling |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP58099526A patent/JPS59225804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61296906A (ja) * | 1985-06-27 | 1986-12-27 | Nippon Steel Corp | 片面クラツド板材の圧延法 |
JPS6487003A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Nippon Steel Corp | Method for preventing upward camber in steel rolling |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI624313B (zh) | 鋼板的冷軋方法及鋼板的製造方法 | |
JPS59225804A (ja) | 厚板圧延における板反り防止方法 | |
Mazur et al. | Efficient cold rolling and coiling modes | |
JP6881422B2 (ja) | 金属帯の冷間圧延方法及び冷間圧延設備並びに金属帯の製造方法 | |
JP5163485B2 (ja) | ワークロールのロールクラウン予測計算方法 | |
JPS643562B2 (ja) | ||
JPH05161901A (ja) | 表面光沢の良好な冷延金属帯の製造方法 | |
JP3595369B2 (ja) | 表面品質の優れたオーステナイト系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
JP6729181B2 (ja) | 鋼板の形状矯正方法および形状矯正装置 | |
CN107695111B (zh) | 一种减轻热轧带钢龟背缺陷的方法 | |
KR100657564B1 (ko) | 테이퍼 롤을 이용한 열연재의 에지 드롭 저감방법 | |
JP2017100149A (ja) | 超硬合金ワークロールおよびその運用方法 | |
JP2002346606A (ja) | 調質冷間圧延設備および調質冷間圧延方法 | |
JP6421832B2 (ja) | 電磁鋼板の冷間圧延方法 | |
JPH02268905A (ja) | 表面処理鋼板用dr原板の冷間圧延機 | |
JPH0252112A (ja) | 圧延ロールのオンライン研削方法 | |
SU1253682A1 (ru) | Способ прокатки листа в станах трио Лаута | |
CN115026135A (zh) | 带钢边部质量控制方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JPS626128Y2 (ja) | ||
JPH08112601A (ja) | 調質圧延方法 | |
JPH07100510A (ja) | 冷間圧延用ワークロールの研削方法 | |
JP2003062602A (ja) | 鋼板の調質圧延方法 | |
Boyle et al. | High Carbon Cold Rolled Steel for Earthmoving Clutches | |
JPS62114749A (ja) | 鋳片支持装置のウエアプレ−ト部材 | |
JPH05237753A (ja) | 表面性状に優れたチタン板及びチタン合金板の製造方法、並びにこれらの板 |