JPS59225195A - インタ−ロイキン2の精製法 - Google Patents
インタ−ロイキン2の精製法Info
- Publication number
- JPS59225195A JPS59225195A JP10064283A JP10064283A JPS59225195A JP S59225195 A JPS59225195 A JP S59225195A JP 10064283 A JP10064283 A JP 10064283A JP 10064283 A JP10064283 A JP 10064283A JP S59225195 A JPS59225195 A JP S59225195A
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- JP
- Japan
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- interleukin
- group
- activity
- column
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- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
インターロイキン−2(以下、、IL−2と略す。)は
、ヒト、ネズミ等のT細胞の産生ずる免疫伝達因子であ
シ、生体内で、TリンA?球の増′殖、キラーT細胞の
活性化、ナチュラルキラー細胞の活性化等の作用を持ち
、抗腫湯薬、免疫不全症治療薬。
、ヒト、ネズミ等のT細胞の産生ずる免疫伝達因子であ
シ、生体内で、TリンA?球の増′殖、キラーT細胞の
活性化、ナチュラルキラー細胞の活性化等の作用を持ち
、抗腫湯薬、免疫不全症治療薬。
診断試薬等の応用が期待されている。
また、T細胞の組織培養全行う際、IL−2を添加する
ことによシ、長期継代培養が可能となることが知られて
いる。これらの理由により、IL−2の有用性は、広く
認識されている。
ことによシ、長期継代培養が可能となることが知られて
いる。これらの理由により、IL−2の有用性は、広く
認識されている。
ヒ)IL−2は、例えばヒトの末梢血中のリンパ球、リ
ン・や腫細胞等の培養細胞を用いて産生さレルが、この
ようにして得られる粗IL−2は、一般に低濃度であj
o、IL−2の他に多くの夾雑物を含んでいる為、特に
医薬としての実用に供する為には、IL−2を精製する
ことが不可欠といえる。
ン・や腫細胞等の培養細胞を用いて産生さレルが、この
ようにして得られる粗IL−2は、一般に低濃度であj
o、IL−2の他に多くの夾雑物を含んでいる為、特に
医薬としての実用に供する為には、IL−2を精製する
ことが不可欠といえる。
ヒ)IL−2の精製に関しては、これまでにいくつかの
報告がある。ガロらは、ヒト末梢血由来+7)IL−2
iイオン交換クロマトグラフイー、グルろ過、 5DS
−ポリアクリルアミド電気泳動によって精製し、精製度
800倍、回収率0.8チという結果を得ている。(J
、 Immuno l 、 、 128 、1122(
1982))。
報告がある。ガロらは、ヒト末梢血由来+7)IL−2
iイオン交換クロマトグラフイー、グルろ過、 5DS
−ポリアクリルアミド電気泳動によって精製し、精製度
800倍、回収率0.8チという結果を得ている。(J
、 Immuno l 、 、 128 、1122(
1982))。
また〜オッベンハイムらは、フェニルセファローズクロ
マトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、)l
Aルろ過9等電点電気泳動によシ、ヒト末梢血由来のI
L−2を精製し、精製度60倍、回収率1.9%という
結果を得ている(J、Immunol 。
マトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、)l
Aルろ過9等電点電気泳動によシ、ヒト末梢血由来のI
L−2を精製し、精製度60倍、回収率1.9%という
結果を得ている(J、Immunol 。
128.1620(1982))。これらの方法は、い
ずれも最終段階に電気泳動法を用いている為、火星の処
理には適さず、又、SDSやアンホライン等の除去が必
要であシ、回収率も極めて低い。一方、ムーブらは、イ
オン交換クロマトグラフィー、ダルろ過、及び、2種の
色素結合アガロースによるクロマトグラフィーによυ、
精製度37000倍、収率19チという結果を得ている
が(J、exp、Med、+156.454(1982
))、最終精製物が純粋なIL−2であるという根拠に
は乏しい。又、これらの報告では、精製を容易ならしめ
る為、IL−2産生に際しては、血清を用いておらず、
通常、細胞培養に用いられる濃度で血清を用いた場合の
精製効果には疑問が持たれる。
ずれも最終段階に電気泳動法を用いている為、火星の処
理には適さず、又、SDSやアンホライン等の除去が必
要であシ、回収率も極めて低い。一方、ムーブらは、イ
オン交換クロマトグラフィー、ダルろ過、及び、2種の
色素結合アガロースによるクロマトグラフィーによυ、
精製度37000倍、収率19チという結果を得ている
が(J、exp、Med、+156.454(1982
))、最終精製物が純粋なIL−2であるという根拠に
は乏しい。又、これらの報告では、精製を容易ならしめ
る為、IL−2産生に際しては、血清を用いておらず、
通常、細胞培養に用いられる濃度で血清を用いた場合の
精製効果には疑問が持たれる。
本発明者らは、IL−2就中、ヒトIL−2の効率のよ
い鞘製法を確立すべく鋭意研究を行なった結果、アルキ
ル基、アロアルキル基或いはアリール基を結合基とする
化学結合型シリカダルを充填剤とする高速液体クロマト
グラフィーを用いると、極めて高純度なヒ)IL−2が
高回収率でしかも簡便な操作で得られ、また必要に応じ
て適宜な前処理としての粗鞘製法とも組合わせて使える
など、極めて有効な方法であることを見出し、本発明を
完成した。
い鞘製法を確立すべく鋭意研究を行なった結果、アルキ
ル基、アロアルキル基或いはアリール基を結合基とする
化学結合型シリカダルを充填剤とする高速液体クロマト
グラフィーを用いると、極めて高純度なヒ)IL−2が
高回収率でしかも簡便な操作で得られ、また必要に応じ
て適宜な前処理としての粗鞘製法とも組合わせて使える
など、極めて有効な方法であることを見出し、本発明を
完成した。
本方法に用いるアルキル基、アロアルキル基或いはアリ
ール基金結合基とする化学結合型シリカゲルとしては、
シリカダルにオクタデシル・オクチル、ジメチル、ジフ
ェニル、アルキルニトリル。
ール基金結合基とする化学結合型シリカゲルとしては、
シリカダルにオクタデシル・オクチル、ジメチル、ジフ
ェニル、アルキルニトリル。
シクロヘキシル、ブチル、プロピル、エチル、ジクロロ
フェニル、フェニルメチルなど結合基とするものが知ら
れている。また、担体であるシリカゲルは、ポアサイズ
が大きく、望ましくは300X程度のものがよく、又、
置換されていないシラノール基が少ないものが望ましい
。このような条件を満すものとして、Ultrapor
e RPSC(ペックマン社) 、 Protesil
300 Dlphenyl (ワットマン社)。
フェニル、フェニルメチルなど結合基とするものが知ら
れている。また、担体であるシリカゲルは、ポアサイズ
が大きく、望ましくは300X程度のものがよく、又、
置換されていないシラノール基が少ないものが望ましい
。このような条件を満すものとして、Ultrapor
e RPSC(ペックマン社) 、 Protesil
300 Dlphenyl (ワットマン社)。
Blo−8il RP 304 (バイオラッド社)等
が挙げられる。
が挙げられる。
本発明に供しうるヒ)IL−2の種類は、正常ヒト末梢
血T細胞等の正常T細胞やIL−2産生能力を有するヒ
ト悪性化細胞ATCCCRL 8129等のヒ) T
IJンノ!腫細胞またはヒ)T白血病細胞、そのクロー
ン化(亜株化)細胞及び胸腺腫細胞の如きT細胞由来肺
癌細胞を用いたヒトT細胞由来の融合細胞株等、ヒ)I
L−2の産生細胞として知られるいずれの細胞由来のも
のでもよい。また、組換えDNA技法によって生産され
たものでもよい。
血T細胞等の正常T細胞やIL−2産生能力を有するヒ
ト悪性化細胞ATCCCRL 8129等のヒ) T
IJンノ!腫細胞またはヒ)T白血病細胞、そのクロー
ン化(亜株化)細胞及び胸腺腫細胞の如きT細胞由来肺
癌細胞を用いたヒトT細胞由来の融合細胞株等、ヒ)I
L−2の産生細胞として知られるいずれの細胞由来のも
のでもよい。また、組換えDNA技法によって生産され
たものでもよい。
用いられる培地も、血清培地ちるいは無血清培地でもよ
い。
い。
本方法は、単独で用いてもよいが、他の生体高分子着製
法、即ち、イオン交換クロマドグ2フイー、ダル濾過疎
水性クロマトグラフィー、多孔質がラスビーズによる吸
着クロマトグラフィー、金属キレート樹脂によるクロマ
トグラフィー等によって、あらかじめ粗精製されたIL
−2を用いることによシ、よシ効率的かつ大量に、純粋
なIL−2を得ることが出来る。
法、即ち、イオン交換クロマドグ2フイー、ダル濾過疎
水性クロマトグラフィー、多孔質がラスビーズによる吸
着クロマトグラフィー、金属キレート樹脂によるクロマ
トグラフィー等によって、あらかじめ粗精製されたIL
−2を用いることによシ、よシ効率的かつ大量に、純粋
なIL−2を得ることが出来る。
本発明による精製の詳細を以下に述べる。
まず、例えば、夾雑蛋白質を含む粗ヒ)IL−2溶液を
アルキル基、アロアルキル基、或いはアリール基を結合
基とする化学結合型シリカケ°ルを充填した高速液体ク
ロマトグラフィー用カラムに通液し、IL−2i当該ク
リカダルに吸着させる。
アルキル基、アロアルキル基、或いはアリール基を結合
基とする化学結合型シリカケ°ルを充填した高速液体ク
ロマトグラフィー用カラムに通液し、IL−2i当該ク
リカダルに吸着させる。
このときの水溶液の一■はいずれでもよいが、化学結合
型シリカダルは一般に高いPH領領域は不安定である為
、中性もしくはそれ以下とすることが望ましい。粗ヒ)
IL−2水溶液の液量はいずれでもよいが、含まれる総
蛋白質量は、あらかじめ測定したカラムの容量を越えて
はならない。
型シリカダルは一般に高いPH領領域は不安定である為
、中性もしくはそれ以下とすることが望ましい。粗ヒ)
IL−2水溶液の液量はいずれでもよいが、含まれる総
蛋白質量は、あらかじめ測定したカラムの容量を越えて
はならない。
上記によシ吸着させたIL−2は、pHが中性以下の緩
衝液を通液することにより、カラムを洗浄した後に、緩
衝液中の有機溶媒の濃度を徐々に高めることによυ溶離
される。このとき、用いられる有機溶媒は、水と自由に
混じるものであればいずれでもよいが、例えば、1−プ
ロノeノール、2−プロパノ〜ル、アセトニトリル等が
用いられる。
衝液を通液することにより、カラムを洗浄した後に、緩
衝液中の有機溶媒の濃度を徐々に高めることによυ溶離
される。このとき、用いられる有機溶媒は、水と自由に
混じるものであればいずれでもよいが、例えば、1−プ
ロノeノール、2−プロパノ〜ル、アセトニトリル等が
用いられる。
溶離に際し、有機溶媒の濃度を徐々に高めると同時に、
緩衝液中の塩濃度を徐々に下げることによシ1ヒ)IL
−2の溶離の効率、従って、回収率をよシ上昇させるこ
とが出来る。これは、塩濃度を下げることによシ、ヒト
I L−,2と樹脂との疎水的吸着が弱められたことに
よるものと思われる。
緩衝液中の塩濃度を徐々に下げることによシ1ヒ)IL
−2の溶離の効率、従って、回収率をよシ上昇させるこ
とが出来る。これは、塩濃度を下げることによシ、ヒト
I L−,2と樹脂との疎水的吸着が弱められたことに
よるものと思われる。
ヒ)IL−2は溶離液をそのまま或いは必要に応じて透
析等の通常の脱塩操作を施した後に、凍結乾燥すること
により活性を損うことなく回収することが出来る。
析等の通常の脱塩操作を施した後に、凍結乾燥すること
により活性を損うことなく回収することが出来る。
このようにして得られたヒ)IL−2の例では、後記実
施例に示すように、蛋白質1 m9あたシ5×107ユ
ニツト前後の活性を示した。
施例に示すように、蛋白質1 m9あたシ5×107ユ
ニツト前後の活性を示した。
なお、IL−2活性の測定は、以下のごとくに行なう。
検体100μtを96穴マイクロクイタープレートの1
列目に入れ、5q6FBSを含有するダルベツコ変法イ
ーグル培地(DMEM )で2倍希釈を繰り返して96
八マイクロプレート上において各100μtの希釈系列
を作成する。そこにギリスら(ネーチャー (Natu
re ) 268巻154頁(1977))によって教
示された方法に従って作成した活性化Tリンパ球株:4
xxos個/100μtの細胞密度とし、100μを充
容くぼみに添加する。37℃、5チ炭酸ガスインキユベ
一ター中20時間培養後、トリチウムチミジン0.5μ
Clヲ加え、4時間パルスをおこなった後、この分野で
良く知られた方法に従って細胞をハーベストし、細胞内
に取シ込まれた放射線量を測定する。IL−2活性の高
い培養上清はど活性化Tリンフや球内に取シ込まれるト
リチウムチミジン量が多いことがら培養上清中のIL−
2産生量を容易に知ることが出来る。
列目に入れ、5q6FBSを含有するダルベツコ変法イ
ーグル培地(DMEM )で2倍希釈を繰り返して96
八マイクロプレート上において各100μtの希釈系列
を作成する。そこにギリスら(ネーチャー (Natu
re ) 268巻154頁(1977))によって教
示された方法に従って作成した活性化Tリンパ球株:4
xxos個/100μtの細胞密度とし、100μを充
容くぼみに添加する。37℃、5チ炭酸ガスインキユベ
一ター中20時間培養後、トリチウムチミジン0.5μ
Clヲ加え、4時間パルスをおこなった後、この分野で
良く知られた方法に従って細胞をハーベストし、細胞内
に取シ込まれた放射線量を測定する。IL−2活性の高
い培養上清はど活性化Tリンフや球内に取シ込まれるト
リチウムチミジン量が多いことがら培養上清中のIL−
2産生量を容易に知ることが出来る。
この場合、conA刺激ラットう臓細胞培養液(肺細胞
lX10a個/7ntSCon A 5ttl//ml
添加48時間培養)中の核IL−2産生量を1単位/m
lと規定し、相対値よシ活性単位を算出する。(ギリス
らジャーナル・オブ・イムノロジ=(J・Immuno
l、)120巻2027頁(1978)参照)。
lX10a個/7ntSCon A 5ttl//ml
添加48時間培養)中の核IL−2産生量を1単位/m
lと規定し、相対値よシ活性単位を算出する。(ギリス
らジャーナル・オブ・イムノロジ=(J・Immuno
l、)120巻2027頁(1978)参照)。
上の値は、従来、報告されているいずれの活性値よシも
高い。また、得られたヒ)IL−2は、5DS−ポリア
クリルアミド電気泳動で単一のバンドを示し、ダンシル
法にょるN末端残基の分析の結果、単一のアミノ酸が検
出されるのみであった。
高い。また、得られたヒ)IL−2は、5DS−ポリア
クリルアミド電気泳動で単一のバンドを示し、ダンシル
法にょるN末端残基の分析の結果、単一のアミノ酸が検
出されるのみであった。
以上の理由から、本発明の方法にょシ得られるヒ)IL
−2は、極めて高純度なものであると考えてよい。
−2は、極めて高純度なものであると考えてよい。
本発明方法は、池の方法に比較して、極めて精製効率が
高い為、ヒ)IL−2の産生に際して除去が困難である
とされている血清由来の蛋白質が存在しても問題にはな
らない。また、特別な添加物を用いないため、得られた
ヒ)IL−2は、広い用途に用いることが可能であシ、
又、溶離に際して揮発性の緩衝液を用いれば、ヒ)IL
−2を溶離後、凍結乾燥等の操作によ多塩類等の夾雑物
を全く含まないヒ)IL−2標品が得られる。
高い為、ヒ)IL−2の産生に際して除去が困難である
とされている血清由来の蛋白質が存在しても問題にはな
らない。また、特別な添加物を用いないため、得られた
ヒ)IL−2は、広い用途に用いることが可能であシ、
又、溶離に際して揮発性の緩衝液を用いれば、ヒ)IL
−2を溶離後、凍結乾燥等の操作によ多塩類等の夾雑物
を全く含まないヒ)IL−2標品が得られる。
実施例1
牛胎児血清1%を含むRPMI培地中でATCCCRL
8129細胞(ヒトTリンフ4球白血病細胞)をコンカ
ナバリンAで刺激することによってヒトIL−,2を産
生させて得た培養上清2y(総蛋白質量960μ、!9
1 IL−2活性1,600ユニツト、比活性1、7
X 103u/n+9 )を日立638−30高速液体
クロマトグラフィー装置(日立製作新製)′f:用いて
、あらかじめpH4,Oの0.5M酢酸−トリエチルア
ミン緩衝液で平衡化したUltrapore RPSC
を充填した高速液体クロマトグラフィー用カラム(4,
6w径X 75 mm、 Beckmam社製)に0.
5 m/!/minの流速で通液した。
8129細胞(ヒトTリンフ4球白血病細胞)をコンカ
ナバリンAで刺激することによってヒトIL−,2を産
生させて得た培養上清2y(総蛋白質量960μ、!9
1 IL−2活性1,600ユニツト、比活性1、7
X 103u/n+9 )を日立638−30高速液体
クロマトグラフィー装置(日立製作新製)′f:用いて
、あらかじめpH4,Oの0.5M酢酸−トリエチルア
ミン緩衝液で平衡化したUltrapore RPSC
を充填した高速液体クロマトグラフィー用カラム(4,
6w径X 75 mm、 Beckmam社製)に0.
5 m/!/minの流速で通液した。
上記の緩衝液(以下、Aとする。)で引き続き、10分
間洗浄した後、B □%V/V 1−プロパツール水溶
液(以下、Bとする。)を用いて、Bの割合を毎分1.
25 %づつ上昇させながら、80分間グラジェント溶
出を行なった。なお、この方法によれば溶離液中の1−
プロ・七ノール含量は毎分1チづつ上昇し、酢酸−トリ
エチルアミン濃度は毎分6.25rnJi’Iづつ減少
する。
間洗浄した後、B □%V/V 1−プロパツール水溶
液(以下、Bとする。)を用いて、Bの割合を毎分1.
25 %づつ上昇させながら、80分間グラジェント溶
出を行なった。なお、この方法によれば溶離液中の1−
プロ・七ノール含量は毎分1チづつ上昇し、酢酸−トリ
エチルアミン濃度は毎分6.25rnJi’Iづつ減少
する。
IL−2活性は、Bの含量が約60俤となったところで
溶出され、回収率は定量的であった。また)このときの
蛋白質量は検出限界以下であった。
溶出され、回収率は定量的であった。また)このときの
蛋白質量は検出限界以下であった。
得られたIL−2画分を凍結乾燥して他の夾雑物を含ま
ないヒトIL−2を得た。
ないヒトIL−2を得た。
実施例2
実施例1と同様にして得た培養上清12tに固型硫安を
加え、70チ飽和とし、−夜静置後遠心分離によシ沈澱
を集めた。分離した沈澱epl(が7.7であ、?、0
.2Mの塩化ナトリウムを含む0.1Mトリスヒドロキ
シアミンメタン−塩酸緩衝液400m1に溶解し、多孔
質ガラスピーズ(CPG −10、孔径350X、12
0−200メツシユ、Electro −Nucleo
nics社製)84FIll’e充填した力2ム(32
m径×110tnM)に通液し、ヒトIL−2を吸着さ
せた。なお、上記樹脂はあらかじめ上記の緩衝液で平衡
化しておいた。その後pH7,7の0.1 M )リス
ヒドロキシメタン−塩酸緩衝液200m1で洗浄し、p
H7,7テあシ、0.75MのF−オシアン酸カリウム
金含む6.1 M)リスヒドロキシアミノメタン−塩酸
緩衝液250m1で吸NIL−2を溶離させた。
加え、70チ飽和とし、−夜静置後遠心分離によシ沈澱
を集めた。分離した沈澱epl(が7.7であ、?、0
.2Mの塩化ナトリウムを含む0.1Mトリスヒドロキ
シアミンメタン−塩酸緩衝液400m1に溶解し、多孔
質ガラスピーズ(CPG −10、孔径350X、12
0−200メツシユ、Electro −Nucleo
nics社製)84FIll’e充填した力2ム(32
m径×110tnM)に通液し、ヒトIL−2を吸着さ
せた。なお、上記樹脂はあらかじめ上記の緩衝液で平衡
化しておいた。その後pH7,7の0.1 M )リス
ヒドロキシメタン−塩酸緩衝液200m1で洗浄し、p
H7,7テあシ、0.75MのF−オシアン酸カリウム
金含む6.1 M)リスヒドロキシアミノメタン−塩酸
緩衝液250m1で吸NIL−2を溶離させた。
得られたヒ)IL−2溶′離液200 Tleに飽和硫
安水溶液600m1を加え、−夜靜置後、生じた沈澱を
遠心分離によって集め、ptt5.Qの0.07M酢酸
−酢酸す) IJウム緩衝液84m1に溶解し、同じ緩
衝液に対して48時間透析を行なった。透析中に生じた
沈#を遠心分離によシ除去した後、同じ緩衝液で平衡化
したCM−セファデックスC−25フアルマシア社製)
69mlを充填したカラム(22祁径X 8 cm )
に通液し、ヒ)IL−2を吸着させた。引き続き同じ緩
衝液120m1で洗浄後、−I6.0の0.5M酢酸−
酢酸ナトリウム緩衝液200―で吸着IL−2を溶離さ
せた。
安水溶液600m1を加え、−夜靜置後、生じた沈澱を
遠心分離によって集め、ptt5.Qの0.07M酢酸
−酢酸す) IJウム緩衝液84m1に溶解し、同じ緩
衝液に対して48時間透析を行なった。透析中に生じた
沈#を遠心分離によシ除去した後、同じ緩衝液で平衡化
したCM−セファデックスC−25フアルマシア社製)
69mlを充填したカラム(22祁径X 8 cm )
に通液し、ヒ)IL−2を吸着させた。引き続き同じ緩
衝液120m1で洗浄後、−I6.0の0.5M酢酸−
酢酸ナトリウム緩衝液200―で吸着IL−2を溶離さ
せた。
得られた溶離′ti、150 mlに固型硫安を加えて
80俤飽和とし、−夜靜置後、遠心分離によって生じた
沈澱を集め、pH7,0であシ、1.25Mの塩化ナト
リウムを含む0.05 Mリン酸−リン酸ナトリウム緩
衝液6 mlに溶解し、同じ緩衝液によって平衡化L
fcセファデックスG−75スーパーフアイン(ファル
マシア社製)700mlを用いてグル濾過(32fi径
X 90 cm ) を行なった。ヒトIL−2は、分
子量15,000〜20,000ダルトンに、単一の活
性ピークとして溶出された。IL−2含有画分は、ao
mlであった。
80俤飽和とし、−夜靜置後、遠心分離によって生じた
沈澱を集め、pH7,0であシ、1.25Mの塩化ナト
リウムを含む0.05 Mリン酸−リン酸ナトリウム緩
衝液6 mlに溶解し、同じ緩衝液によって平衡化L
fcセファデックスG−75スーパーフアイン(ファル
マシア社製)700mlを用いてグル濾過(32fi径
X 90 cm ) を行なった。ヒトIL−2は、分
子量15,000〜20,000ダルトンに、単一の活
性ピークとして溶出された。IL−2含有画分は、ao
mlであった。
ダル済過によシ得られたヒ)IL−2画分1 ml(総
蛋白質量140μEl、It、−2活性9.5X104
U )比活性6.8X10’uAvを実施例1における
と同じ高速液体クロマトグラフィー装置、同じ緩衝液で
平衡化した同じシリカゲルを充填した同じ高速液体クロ
マトグラフィー用充填カラムに同じ流速で通液した後、
上記緩衝液とs o ts v、/’V 1−グロパノ
ール水溶液を用いて、図1に示した条件で1−プロパツ
ール濃度を上げると同時にトリエチルアミン−酢酸塩濃
度を下げながらグラジェント溶出を行なった。図−1に
おいて横軸は試料通液開始からの時間(分)を示し、左
縦軸は280nmにおける吸光度、右縦軸は、溶媒Bの
割合(q6)?。
蛋白質量140μEl、It、−2活性9.5X104
U )比活性6.8X10’uAvを実施例1における
と同じ高速液体クロマトグラフィー装置、同じ緩衝液で
平衡化した同じシリカゲルを充填した同じ高速液体クロ
マトグラフィー用充填カラムに同じ流速で通液した後、
上記緩衝液とs o ts v、/’V 1−グロパノ
ール水溶液を用いて、図1に示した条件で1−プロパツ
ール濃度を上げると同時にトリエチルアミン−酢酸塩濃
度を下げながらグラジェント溶出を行なった。図−1に
おいて横軸は試料通液開始からの時間(分)を示し、左
縦軸は280nmにおける吸光度、右縦軸は、溶媒Bの
割合(q6)?。
示す。なお、蛋白質の検出は、日立638−41波長可
変型紫外吸光度モニター(日立製作新製)を用い、28
0nmにおける吸光度測定によった。
変型紫外吸光度モニター(日立製作新製)を用い、28
0nmにおける吸光度測定によった。
図1に示したように、ヒ)IL−2は単一のピークとし
て溶離され、回収率は定量的であった。
て溶離され、回収率は定量的であった。
ここに得られたIL−2は蛋白質IIny当、95x1
07ユニツトの活性を示し、培養上清からの比較では約
30,000倍、グル濾過後のIL−2画分(6,8X
10’ u/m9 )からの比較では約74倍の精製
度の向上が見られた。
07ユニツトの活性を示し、培養上清からの比較では約
30,000倍、グル濾過後のIL−2画分(6,8X
10’ u/m9 )からの比較では約74倍の精製
度の向上が見られた。
また、12.5%の均一ポリアクリルアミドグルを用い
た5DS−ポリアクリルアミド電気泳動(ファルマシア
製、GE−411)では、分子量約17,000ダルト
ンに単一のバンドとして検出された。
た5DS−ポリアクリルアミド電気泳動(ファルマシア
製、GE−411)では、分子量約17,000ダルト
ンに単一のバンドとして検出された。
実施例3
実施例2において得られたケ゛ル濾過によって得られた
ヒトIL−2画分27m1にグルコースを最終濃度IM
となるように加え、PI(7,0であシ、1、25 M
の塩化ナトリウム及び1Mグルコースを含む0.05M
リン酸−リン酸ナトリウム緩衝液であらかじめ平衡化し
たフェニルセファローズCL6B(ファルマシア社製)
4 ml f:充標したカラム(8m径×5m)にそ
れを通液し、ヒトIL−2を吸着させた。その後、同じ
緩衝液10 ntlでカラムを洗浄し、30m1のPH
7,0であシ、0,1M塩化ナトリウム及び1Mグルコ
ースを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液
で溶離した。
ヒトIL−2画分27m1にグルコースを最終濃度IM
となるように加え、PI(7,0であシ、1、25 M
の塩化ナトリウム及び1Mグルコースを含む0.05M
リン酸−リン酸ナトリウム緩衝液であらかじめ平衡化し
たフェニルセファローズCL6B(ファルマシア社製)
4 ml f:充標したカラム(8m径×5m)にそ
れを通液し、ヒトIL−2を吸着させた。その後、同じ
緩衝液10 ntlでカラムを洗浄し、30m1のPH
7,0であシ、0,1M塩化ナトリウム及び1Mグルコ
ースを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液
で溶離した。
得られたヒ)IL−2溶離液27m1のうち、1m1(
総蛋白質量50μ、FX IL−2活性9.8X104
u 1比活a 2. OX 10’ u/1117 )
を、実施例2に示したものと同様の方法で、Ultra
pore RPSCを充填した高速液体クロマドグ2フ
イー用充填カラムを用いて精製全行なった。
総蛋白質量50μ、FX IL−2活性9.8X104
u 1比活a 2. OX 10’ u/1117 )
を、実施例2に示したものと同様の方法で、Ultra
pore RPSCを充填した高速液体クロマドグ2フ
イー用充填カラムを用いて精製全行なった。
図2に示したようにヒ)IL−2は単一のピークとして
溶離され、回収率は定量的でおった。ここに得られたI
L−2は蛋白質1mg尚シ5X107ユニツトの活性全
庁し、培養上清からの比較では約30,000倍、フェ
ニルセファロースカラムからの溶離液(2,0X 10
’ u/m9)からの比較では約25倍の精製度の向上
が見られた。
溶離され、回収率は定量的でおった。ここに得られたI
L−2は蛋白質1mg尚シ5X107ユニツトの活性全
庁し、培養上清からの比較では約30,000倍、フェ
ニルセファロースカラムからの溶離液(2,0X 10
’ u/m9)からの比較では約25倍の精製度の向上
が見られた。
また、実施例2に示したものと同一のSDS −srリ
アクリルアミド電気泳動により、単一のノ々ンドを示し
た。
アクリルアミド電気泳動により、単一のノ々ンドを示し
た。
実施例4
実施例3 K 記したフェニルセファロースカラムから
のヒ)IL−2溶離散25麻に尿素を最終濃度IMとな
るように加え、pi(7,0でちり、IMのグルコース
及びIMの尿素を含む0.05MIJン酸−リン酸ナト
リウム緩衝液であらかじめ平衡化した銅キレート樹脂1
.□ mlを充填したカラム(5咽径X 2 cm )
に通液して、ヒ)IL−2を吸着させた。なお、銅キレ
ート樹脂は、ポーラスらの方法(Nature N 2
58.598(1975)に従って調製した。同じ緩衝
液5ゴで洗浄した後、P+i 2.8でおシ、1Mグル
コース及び、1M尿素を含む0.1Mクエン酸ナトリウ
ム−塩酸緩衝液6 mlでヒ)IL−2′f:溶離した
。
のヒ)IL−2溶離散25麻に尿素を最終濃度IMとな
るように加え、pi(7,0でちり、IMのグルコース
及びIMの尿素を含む0.05MIJン酸−リン酸ナト
リウム緩衝液であらかじめ平衡化した銅キレート樹脂1
.□ mlを充填したカラム(5咽径X 2 cm )
に通液して、ヒ)IL−2を吸着させた。なお、銅キレ
ート樹脂は、ポーラスらの方法(Nature N 2
58.598(1975)に従って調製した。同じ緩衝
液5ゴで洗浄した後、P+i 2.8でおシ、1Mグル
コース及び、1M尿素を含む0.1Mクエン酸ナトリウ
ム−塩酸緩衝液6 mlでヒ)IL−2′f:溶離した
。
得られたヒトIL−2溶離液5 mlのうちQ、 l
mi(総蛋白量12μ9、IL−2活性5xlO’us
比活性3.8 X 10’ u/Itjg ) ?:実
施例2に示したものと同様の方法で、Ultrapor
e RPSCを充填した高速液体クロマトグラフィー用
充填カラムを用いて精製を行なった。
mi(総蛋白量12μ9、IL−2活性5xlO’us
比活性3.8 X 10’ u/Itjg ) ?:実
施例2に示したものと同様の方法で、Ultrapor
e RPSCを充填した高速液体クロマトグラフィー用
充填カラムを用いて精製を行なった。
図3に示したように、ヒ)IL−2は単一のピークとし
て溶離され、回収率は定量的であった。
て溶離され、回収率は定量的であった。
ここに得られたIL−2は蛋白’jt 1 my当D5
xl□yユニットの活性を示し、培養上清からの比較で
は約3o、ooo倍、銅キレートカラムからの溶F4i
ffl液(3,8X 10” u、An9)からの比較
では約13倍の精製度の向上が見られたー 得られたヒトIL−2は5DS−ポリアクリルアミドダ
ル電気泳動で単一のバンドを示し、常法に従ってダンシ
ル法によるN末端残基の分析を行なった結果N末端アミ
ノ酸として、アラニンのみが検出された。また、ウニイ
ナーらの方法(J−nlox、Chem、247 32
42(1972乃に従って、ダンシル−エドマン法によ
シ、N末端領域のアミノ酸配列を調べた結果、N末端よ
シAla −Pro −Thr −5er−の配列を持
つことが判った。
xl□yユニットの活性を示し、培養上清からの比較で
は約3o、ooo倍、銅キレートカラムからの溶F4i
ffl液(3,8X 10” u、An9)からの比較
では約13倍の精製度の向上が見られたー 得られたヒトIL−2は5DS−ポリアクリルアミドダ
ル電気泳動で単一のバンドを示し、常法に従ってダンシ
ル法によるN末端残基の分析を行なった結果N末端アミ
ノ酸として、アラニンのみが検出された。また、ウニイ
ナーらの方法(J−nlox、Chem、247 32
42(1972乃に従って、ダンシル−エドマン法によ
シ、N末端領域のアミノ酸配列を調べた結果、N末端よ
シAla −Pro −Thr −5er−の配列を持
つことが判った。
実施例5
実施例2の操作′!1−Ultrapore RPSC
の代シに、Protesll 300 Diplxen
yl (10μm、4.6mm径X 250Wrm%
ワットマン社製)を用いて行なった。
の代シに、Protesll 300 Diplxen
yl (10μm、4.6mm径X 250Wrm%
ワットマン社製)を用いて行なった。
その結果、ヒ)IL−2活性は図4に示したように溶媒
Bの割合が80チ付近で溶出され、工り一2活性回収率
は、tlは定量的であった。また得られたIL−2の比
活性は、約5 X 107u/m9であり、高速液体ク
ロマトグラフ(−に供する前に比べ約125倍の精製度
の向上が見られた。
Bの割合が80チ付近で溶出され、工り一2活性回収率
は、tlは定量的であった。また得られたIL−2の比
活性は、約5 X 107u/m9であり、高速液体ク
ロマトグラフ(−に供する前に比べ約125倍の精製度
の向上が見られた。
実施例6
実施例2の操作をUltrapore RPSCの代り
にUnlsil Q PH(10μm14.6−径X2
50mm、ガスクロ工業社製)を用いて行なった。
にUnlsil Q PH(10μm14.6−径X2
50mm、ガスクロ工業社製)を用いて行なった。
その結果、ヒ)IL−2活性は1−ゾロパ/ −ル濃度
70%付近で溶出され、IL−2活性回収率は約50%
であった。また得られたIL−2の比活性は約1×10
7u/m9であシ、高速液体クロマトグラフィーに供す
る前に比べ約25倍の精製度の向上が見られた。
70%付近で溶出され、IL−2活性回収率は約50%
であった。また得られたIL−2の比活性は約1×10
7u/m9であシ、高速液体クロマトグラフィーに供す
る前に比べ約25倍の精製度の向上が見られた。
実施例7
実施例2の操作を、Ultrapore RPSCの代
りに、Unisil Q CN (10μm14.6m
m径X250wn、ガスクロ工業社製)を用いて行なっ
た。
りに、Unisil Q CN (10μm14.6m
m径X250wn、ガスクロ工業社製)を用いて行なっ
た。
その結果、ヒ)IL−2活性は1−グロパノール濃度4
5%付近で溶出され、IL−2活性回収率は約80%で
あった。また、得られたIL−2の比活性は約5X10
’u/)ψであシ、高速液体クロマトグラフィーに供す
る前に比べ約8倍の精製度の上昇が見られた。
5%付近で溶出され、IL−2活性回収率は約80%で
あった。また、得られたIL−2の比活性は約5X10
’u/)ψであシ、高速液体クロマトグラフィーに供す
る前に比べ約8倍の精製度の上昇が見られた。
実施例8
遺伝子組み換え法によって構築されたプラスミへゴj>
cy I l ドを有する大腸菌エシェリヒア・コリ口=3(FERM
−BP 247 )を25μg2んアンピシリンおよ
び25μ92況ストレプトマイシンを含有する1tのL
培地(100μ!!2血のジアミノピメリン酸、50μ
V−のチミジン、1チドリブトフアン、0.5q6酵母
エキス、0.5 fr NaC2および0.1%のグル
コースを含む)に接種し培養した。650 nzlの0
.D、が約0.5に達した時イソプロピル−β−ローチ
オガラクトピラノシド(IPTG )を1mMの濃度で
加え、1時間後に菌体を集め30 mM NaCLを含
む20mM)リス 塩酸(p” 7.5 )で洗浄し、
同じ緩衝液36mt中に再び懸濁した。次に1o mg
/mlのリゾチーム溶液4m11更に0.5 M ED
TA (pH8,0)のQ、 4 mlを添加ののち、
0℃にて20分間放置し、引き続き一50℃と37℃で
の凍結融解を3回行うことによ、DIL−2を菌体から
抽出し、30.Q 00 rpm30分間の超遠心分離
を行って菌体抽出液を得た。
cy I l ドを有する大腸菌エシェリヒア・コリ口=3(FERM
−BP 247 )を25μg2んアンピシリンおよ
び25μ92況ストレプトマイシンを含有する1tのL
培地(100μ!!2血のジアミノピメリン酸、50μ
V−のチミジン、1チドリブトフアン、0.5q6酵母
エキス、0.5 fr NaC2および0.1%のグル
コースを含む)に接種し培養した。650 nzlの0
.D、が約0.5に達した時イソプロピル−β−ローチ
オガラクトピラノシド(IPTG )を1mMの濃度で
加え、1時間後に菌体を集め30 mM NaCLを含
む20mM)リス 塩酸(p” 7.5 )で洗浄し、
同じ緩衝液36mt中に再び懸濁した。次に1o mg
/mlのリゾチーム溶液4m11更に0.5 M ED
TA (pH8,0)のQ、 4 mlを添加ののち、
0℃にて20分間放置し、引き続き一50℃と37℃で
の凍結融解を3回行うことによ、DIL−2を菌体から
抽出し、30.Q 00 rpm30分間の超遠心分離
を行って菌体抽出液を得た。
得られた菌体抽出液のうち39 me (総蛋白量24
0 m?、IL−2活性8 x 10’ u1mc比活
性1t10’ u/ml ) ”t pH7,7,0,
2Mo塩化す) IJ ラムf含b O,I M )
IJスヒドロキシアミノメタンー塩酸緩衝液であらかじ
め平衡化した多孔質ガラスピーズ(CPG −10、孔
径350X、120−200メツシユ、Electro
−Nucleonics社31)5mlf充填した力
ジム(10+nm径×65調)に通液し、ヒトIL−2
を吸着させた〇 その後、上記の緩衝液10m1で洗浄しPt+ 7.7
.0.75Mのチオシアン酸カリウムを含む0,1μト
リスヒドロキシアミノメタン−塩酸緩衝液20m1で吸
着IL−2を溶離させた。
0 m?、IL−2活性8 x 10’ u1mc比活
性1t10’ u/ml ) ”t pH7,7,0,
2Mo塩化す) IJ ラムf含b O,I M )
IJスヒドロキシアミノメタンー塩酸緩衝液であらかじ
め平衡化した多孔質ガラスピーズ(CPG −10、孔
径350X、120−200メツシユ、Electro
−Nucleonics社31)5mlf充填した力
ジム(10+nm径×65調)に通液し、ヒトIL−2
を吸着させた〇 その後、上記の緩衝液10m1で洗浄しPt+ 7.7
.0.75Mのチオシアン酸カリウムを含む0,1μト
リスヒドロキシアミノメタン−塩酸緩衝液20m1で吸
着IL−2を溶離させた。
得られたIL−2溶離液15m4を、pH6,0の0.
07M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液に対して48時間透
析を行なった後同じ緩衝液であらかじめ平衡化したCM
−セフアゾ、リスC−25(ファルマシア社製)4mA
!を充填したカラム(10vn径x40m+)に通液し
、IL−2を吸着させた。
07M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液に対して48時間透
析を行なった後同じ緩衝液であらかじめ平衡化したCM
−セフアゾ、リスC−25(ファルマシア社製)4mA
!を充填したカラム(10vn径x40m+)に通液し
、IL−2を吸着させた。
引き続き、同じ緩衝液10m1で洗浄後、plI 6.
0の0.5M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液10rnlで
吸着IL−2を溶離させた。
0の0.5M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液10rnlで
吸着IL−2を溶離させた。
得られた溶離液Bvtiに固型硫安を加えて80%飽和
とし、−夜静置後、遠心分離によって生じた沈澱を集め
、p)I 7. Oであシ、1.25 Mの塩化ナトリ
ウムを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液
2mlに溶解し、同じ緩衝液によって平衡化したセファ
デックスG−75スーツ’?−ファイン(ファルマシア
社製)100mJを用いてグルシ過(16胴径X 50
cm )を行なった。IL−2は分子量13,000
〜16,000ダルトンに単一の活性ピークとして溶出
された。
とし、−夜静置後、遠心分離によって生じた沈澱を集め
、p)I 7. Oであシ、1.25 Mの塩化ナトリ
ウムを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液
2mlに溶解し、同じ緩衝液によって平衡化したセファ
デックスG−75スーツ’?−ファイン(ファルマシア
社製)100mJを用いてグルシ過(16胴径X 50
cm )を行なった。IL−2は分子量13,000
〜16,000ダルトンに単一の活性ピークとして溶出
された。
得られたIL−2画分8m1(総蛋白量720μy11
L−2活性1.75x10+1ユニツト、比活性2.4
X10’u%?)のうち0.5 m#を、実施例2に示
したものと同様の方法でUltrapore RPSC
i充填した高速液体クロマ′トゲラフイー用充填カラム
を用いて精製を行なった。
L−2活性1.75x10+1ユニツト、比活性2.4
X10’u%?)のうち0.5 m#を、実施例2に示
したものと同様の方法でUltrapore RPSC
i充填した高速液体クロマ′トゲラフイー用充填カラム
を用いて精製を行なった。
IL−2は図−5に示したように単一のピークとして溶
離され回収率は定量的でちった。ここに得られたIL−
2は蛋白質1 mg当シ、5X107ユニツトの活性を
示し、菌体抽出液からの比較では約5,000倍、グル
p過によるIL−2画分からの比較では約21倍の精製
度の向上が見られた。
離され回収率は定量的でちった。ここに得られたIL−
2は蛋白質1 mg当シ、5X107ユニツトの活性を
示し、菌体抽出液からの比較では約5,000倍、グル
p過によるIL−2画分からの比較では約21倍の精製
度の向上が見られた。
また実施例2に示したものと同一条件のSDS −ポリ
アクリルアミド電只泳動によシ分子量約16.000ダ
ルトンに単一のバンドとして検出された0
アクリルアミド電只泳動によシ分子量約16.000ダ
ルトンに単一のバンドとして検出された0
図11図21図31図4および図5は、それぞれ実施例
2.実施例3.実施例4.実施例5および実施例8に記
載した高速液体クロマトグラフィー操作における溶出曲
線で、実線は200nmにおける吸光度を示し、その目
盛シを左縦軸に示す。 折れ線は溶媒Bの溶離液中の割合を示し、その目盛シを
右縦軸に示す。横軸は、試料の通液開始からの時間経過
(分)f:示す。矢印はIL−2活性に対応するピーク
を示す。 特許出願人 味の素株式会社
2.実施例3.実施例4.実施例5および実施例8に記
載した高速液体クロマトグラフィー操作における溶出曲
線で、実線は200nmにおける吸光度を示し、その目
盛シを左縦軸に示す。 折れ線は溶媒Bの溶離液中の割合を示し、その目盛シを
右縦軸に示す。横軸は、試料の通液開始からの時間経過
(分)f:示す。矢印はIL−2活性に対応するピーク
を示す。 特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- インターロイキン2を含む溶液をアルキル基、アロアル
キル基或いはアリール基を結合基とする化学結合型シリ
カダルを充填剤とするカラムに通液してインターロイキ
ン2を吸着させ、次いで有機溶媒の濃度を高めることに
よシ、インターロイキン2を溶出1回収することf、特
徴とするインターロイキン2の精製法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10064283A JPS59225195A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | インタ−ロイキン2の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10064283A JPS59225195A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | インタ−ロイキン2の精製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225195A true JPS59225195A (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14279475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10064283A Pending JPS59225195A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | インタ−ロイキン2の精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225195A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018082715A (ja) * | 2013-05-06 | 2018-05-31 | 日立化成株式会社 | 標的分子を捕捉するためのデバイス及び方法 |
US11028443B2 (en) | 2015-08-31 | 2021-06-08 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | Molecular methods for assessing urothelial disease |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP10064283A patent/JPS59225195A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018082715A (ja) * | 2013-05-06 | 2018-05-31 | 日立化成株式会社 | 標的分子を捕捉するためのデバイス及び方法 |
US10697001B2 (en) | 2013-05-06 | 2020-06-30 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Devices and methods for capturing target molecules |
US11028443B2 (en) | 2015-08-31 | 2021-06-08 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | Molecular methods for assessing urothelial disease |
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