JPS5922328Y2 - 自動車用空調装置のサ−ボコントロ−ラ - Google Patents

自動車用空調装置のサ−ボコントロ−ラ

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Publication number
JPS5922328Y2
JPS5922328Y2 JP7360379U JP7360379U JPS5922328Y2 JP S5922328 Y2 JPS5922328 Y2 JP S5922328Y2 JP 7360379 U JP7360379 U JP 7360379U JP 7360379 U JP7360379 U JP 7360379U JP S5922328 Y2 JPS5922328 Y2 JP S5922328Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
servo controller
diaphragm
cable
pressure chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP7360379U
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English (en)
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JPS55174012U (ja
Inventor
栄一 和田
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用空調装置におけるダンパ類の開閉制
御を行なうためのダイヤフラム機構からなるサーボコン
トローラに関する。
自動車用空調装置のダンパ類、例えば第1図に示すヒー
タコア1のエアミックスダンパ2等は、車室の温度コン
トロールに応じてその開度を調節しなければならない。
従来、このダンパの開閉制御の1方式として、図示する
如く、作動杆3の進退によりエアミックスダンパ2を開
閉するダイヤフラム機構からなるサーボコントローラ4
と、該サーボコントローラ4にエンジン負圧または大気
圧を選択的に送給する負圧スイッチ5とを用い、エンジ
ン負圧によってエアミックスダンパ2の開閉を行なうも
のがある。
即ち、図示の従来機構を説明すれば、サーボコントロー
ラ4は、第2図に示すように、作動杆3、ダイヤフラム
6、スプリング7からなる公知のダイヤフラム機構であ
って、作動杆3はベルクランク8を介してエアミックス
ダンパ2に連結されている。
負圧スイッチ5は、第3図に示すように、気密に接合さ
れ、かつそれぞれ独自に回転しうる第1の回転板9と第
2の回転板10とを備えた回転スイッチであって、前記
第1の回転板9には、大気ポート11を通じて大気へ開
放された大気溝12と、負圧ポート13に接続されたパ
イプ14を介してエンジンのインテークマニホールド等
の負圧源に連通された負圧溝15とが形成され、また第
2の回転板10には、前記第1の回転板9の大気溝12
および負圧溝15と選択的に対峙する位置に出力ポート
16が穿孔されている。
前記サーボコントローラ4の負圧室17は、パイプ18
を通じて、負圧スイッチ5の第2の回転板10の出力ポ
ート16に連通され、またサーボコントローラ4の作動
杆3の連結されたベルクランク8の他端は、ポテンショ
ン用ケーブル19により負圧スイッチ5の第2の回転板
10外周縁に突設された回動腕20に連結されており、
このポテンショ用ケーブル19によって作動杆3の進退
時の移動量を負圧スイッチ5ヘフイードバツクするよう
構成されている。
図示開閉機構は、通常の安定状態では、負圧スイッチ5
の出力ポート16か゛第4図aの如く大気溝12と負圧
溝15との間に位置されている。
いま、エアミックスダンパ2を所要角度開くために、負
圧スイッチ5のダイヤル21を第4図aの・状態から左
方向へ所望角だけ廻すと、ダイヤル21の回転に従って
第1の回転板9が一体となって廻り、ダイヤル21の回
転角に応じて第1の回転板9の負圧溝15が第4図すに
示すように第2の回転板10の出力ポート16と所要角
度位置で連通ずる。
これにより、サーボコントローラ4の負圧室17には、
負圧スイッチ5の負圧溝15、出力ポート16、パイプ
18を通じてエンジン負圧が送給され、ダイヤフラム6
は第2図中下方へ向って吸引される。
夕゛イヤフラム6が吸引されることにより、夕゛イヤフ
ラム6と一体とされた作動杆3が後退してベルクランク
8を回動し、エアミックスダンパ2を開き始める。
この時、作動杆3の移動量即ちエアミックスダンパ2の
回動量は、ベルクランク8の他端に連結されたポテンシ
ョ用ケーブル19を介して負圧スイッチ5の第2の回転
板10の回動腕20にフィードバックされ、回動腕20
には、第4図す中矢印イで示す向きに回動力が作用し、
第2の回転板10は矢印イ方向へ回動される。
サーボコントローラ4の作動杆3がエアミックスダンパ
2を更に回動すると、負圧スイッチ5の第2の回転板1
0はポテンショ用ケーブル19により第4図すの状態か
ら第4図Cの状態まで回動され、第2の回転板10の出
力ポート16が第1の回転板9の負圧溝15から外れ、
エンジン負圧の送給が停止される。
従って、エアミックスダンパ2は該位置で停止され、負
圧スイッチ7のダイヤル21の回動角に比例した開度に
固定される。
エアミックスダンパ2を上記開度位置から閉じる場合に
は、負圧スイッチ5のダイヤル21を第4図Cの状態か
ら右方向へ所望の角度だけ廻し、負圧スイッチ5の出力
ポート16と大気溝12とを第4図dに示すように所定
角度位置で連通させる。
これにより、サーボコントローラ4の負圧室17には出
力ポート16、バイブ18を通じて負圧スイッチ5の大
気溝12の大気圧が送給され、ダイヤフラム6がスプリ
ング7のばね力によって作動杆3を前進する方向へ復帰
され、作動杆3はベルクランク8を介してエアミックス
ダンパ2を閉じる方向へ回動される。
これと同時に、上述作動杆3の移動量は、ポテンショ用
ケーブル19を通して負圧スイッチ5の第2の回転板1
0の回動腕20にフィードバックされ、回動腕20は第
4図d中の矢印0方・向へ回動される。
このフィードバックにより、負圧スイッチ5の出力ポー
ト16は最終的に第4図aに示すように大気溝12から
外れた位置まで回動され、サーボコントローラ4への大
気圧の送給が停止される。
従って、エアミックスダンパ2は負圧スイッチ5のダイ
ヤル21の回動角に比例した角度だけ閉じられた後、該
位置に固定される。
第1図に例示した従来のダンパ開閉機構は以上説明した
如き構成、作用のものであるが、サーボコン1〜ローラ
4の移動量を負圧スイッチ5へフィードバックするのに
ベルクランク8を介して間接的に行なっているため、ベ
ルクランク8、ポテンショ用ケーブル19の組付は誤差
や遊び等のために作動杆3の移動量を正確にフィードバ
ックすることが難しいという欠点を有し、また、ベルク
ランク8を別部材として配設しなければならないために
部品点数が多くなり、開閉機構の構造が複雑となる欠点
を有していた。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成のサ
ーボコントローラにより上述欠点を解決したもので、サ
ーボコントローラの作動杆の移動量を従来の如きベルク
ランク等の別部材を介することなく負圧スイッチへ直接
フィードバックしうる自動車用空調装置のサーボコン1
〜ローラを得たものである。
以下、図面により本考案になるサーボコントローラの構
成を説明する。
第5図は、本考案になるサーボコントローラの1実施例
を示し、30はケース、31はケース30内に位置して
負圧室32と大気室33とを隔成して張設されたダイヤ
フラムである。
ダイヤフラム31には、ダイヤフラム保形用のカップ3
4とばね押え35が係着されており、ばね押え35とケ
ース端壁36との間に縮設されたばね37により常時大
気室33側へ向って押圧されている。
ダイヤフラム31の中央部には、大気室33内を貫通し
てケース外部に延出する所要長さの作動杆38が一体に
固着され、ダイヤフラム31の進退と一緒になって移動
しうるよう構成されている。
また、負圧室32には、ケース端壁36等の適宜個所に
位置して負圧ポート39が形成されている。
前記作動杆38のダイヤフラム31側の基端部には、作
動杆38の移動量を負圧スイッチへフィードバックする
ポテンショ用ケーブル40を連結するための所要長さの
接続棒41が負圧室32内へ延出して形成されており、
該接続棒41の先端にポテンショ用ケーブル40のワイ
ヤ42が接続され、作動杆38の移動量を該ポテンショ
用ケーブル40を介して直接第1図の負圧スイッチ5ヘ
フイードバツクしうるよう構成されている。
前記接続棒41とワイヤ42の外周囲には、ゴムあるい
は軟質合成樹脂等からなる伸縮自在な蛇腹様の筒状膜4
3が配設され、該筒状膜43の上端部は接続棒41の外
周面に気密に接着され、またその下端部はゴム等のブー
ツ44によりケース端壁36の開口部45に気密に係着
されており、負圧室32内に外気が侵入することのない
よう気密に隔離している。
46はポテンショ用ケーブル40を固定するためのクラ
ンプ、47は作動杆38の移動軌跡を規制するためのガ
イド、48は取付はステーである。
上述構成になる本考案サーボコントローラは、その使用
に際し、作動杆38の先端部を第1図のエアミックスダ
ンパ2に直接連結すると共に、ポテンショ用ケーブル4
0を第1図の負圧スイッチ5の回動腕20に接続し、ま
た負圧室32の負圧ポート47には、第1図の負圧スイ
ッチ5の出力ポート16から延出するパイプ18が接続
される。
本考案サーボコントローラを、第1図の従来のサーボコ
ントローラ4に替えて、上述の如く接続配置してダンパ
開閉機構を構成すれば、本考案サーボコントローラの作
動杆38の移動量は、第1図のベルクランク8等を必要
とすることなく、作動杆38内端の接続棒41に連結さ
れているポテンショ用ケーブル40により直接負圧スイ
ッチ5ヘフイードバツクされ、負圧スイッチ5の第2の
回転板10はサーボコントローラの作動杆38の移動量
に正確に比例して回動されるため、エアミックスダンパ
2の開度を負圧スイッチ5のダイヤル21の設定角に正
確に一致するよう開閉制御できるという著効を奏する。
また、本考案サーボコントローラを用いれば゛、第1図
におけるベルクランク8等の弁材部品を省略することが
できるため、開閉機構の構成部品数が少なくなり、構造
が簡単となると共に組付は作業等も容易となるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーボコントローラを用いて構成したダ
ンパ開閉機構の1例を示す図、第2図は従来のサーボコ
ン1〜ローラの略示断面図、第3図は負圧スイッチの分
解斜視図、第4図は負圧スイッチの動作説明図、第5図
は本考案になるサーボコントローラの1実施例を示す一
部裁断側面図である。 30:ケース、31:ダイヤフラム、32:負圧室、3
3:大気室、37:ばね、38:作動杆、40:ポテン
ショ用ケーブル、41:接続棒、43:筒状膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内を大気室と負圧室とに隔成するダイヤフラムと
    、該ダイヤフラムを押圧するばねを負圧室内に縮設され
    て構成されたダイヤフラム機構からなり、該ダイヤフラ
    ムには、所要長さの作動杆が前記大気室を貫通してケー
    ス外へ延出して固着されており、該作動杆の前記ダイヤ
    フラム側基端部には、所要長さの接続棒が前記負圧室内
    に向って突設して形成されており、該接続棒の先端には
    、ポテンショ用ケーブルがケース外部から負圧室を貫通
    して接続されていると共に、該接続棒とポテンショ用ケ
    ーブルの外周囲には、蛇腹様の伸縮自在な筒状膜が前記
    負圧室を気密に維持して張設されていることを特徴とす
    る自動車用空調装置のサーボコントローラ。
JP7360379U 1979-05-31 1979-05-31 自動車用空調装置のサ−ボコントロ−ラ Expired JPS5922328Y2 (ja)

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JPS55174012U JPS55174012U (ja) 1980-12-13
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