JPS5922319B2 - 主記憶制御装置の論理回路診断方式 - Google Patents

主記憶制御装置の論理回路診断方式

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JPS5922319B2
JPS5922319B2 JP51101836A JP10183676A JPS5922319B2 JP S5922319 B2 JPS5922319 B2 JP S5922319B2 JP 51101836 A JP51101836 A JP 51101836A JP 10183676 A JP10183676 A JP 10183676A JP S5922319 B2 JPS5922319 B2 JP S5922319B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は電子回路の故障診断に関するものである。
従来技術 近年電子計算機はCやLSIの使用により従来のトラン
ジスタを用いた回路とは比較にならない程複雑な回路に
なつて卦り、一旦故障が発生するとどのCやLSIが故
障しているかを指適することが難しくなり電子計算機の
保守性向上の目的から故障診断が注目されている。
従来誤り検出訂正回路(以下ECC回路と称す:に限ら
ず故障個所の指適は、機能試験の結果から予想される回
路プロツクに対して熟練した保守者が回路図とシンクロ
スコープを用いて、バツクボードやパツケージの特定個
所の信号を追つてゆくという非常に時間のかかる作業を
行なつていた。
例えば最近主記憶装置の信頼性向上の目的でECCと呼
ばれるエラー訂正方式が用いられるようになつてきた。
このためECC回路が附加され、主記憶装置を診断する
際に通常処理で行なわれているようにECC回路を介し
てメモリセルを診断すると、メモリセルの故障であるか
、ECC回路、例えば、ECCレジスタ、シンドローム
発生器、ECC符号発生器、シンドロームレジスタ、エ
ラーレジスタ等からなる論理回路の故障であるかの診断
のため、多大な時間と労力を要するようになつてきた。
これは、金物に種々の機能を果たさせるために金物自体
が複雑になつてきたためでもある。このため故障箇所を
さらに細かく分断して診闘断するためメモリセルとは切
b離して主記憶制御装置のECC回路即ち論理回路を診
断しようとするものである。発明の目的 本発明の目的は、メモリセルを使用せずに主記3憶制御
装置の論理回路を診断する方式を提供することである。
本発明の他の目的は、よりきめの細かい個別の診断をす
ることにより適確な故障個所の指摘ができるような診断
方式を提供することにある。
発明の構成 本発明の構成は、 中央処理装置と主記憶装置との間にあつて、両装置との
間でデータの授受を行ない、前記中央処理装置から前記
主記憶装置ヘアドレス情報を送る4(装置であつて、前
記中央処理装置からの前記アドレス情報を解読し、解読
された指示信号を出力するデコーダ回路と、) 前記中央処理装置から入力されるデータを一時蓄積する
データー時蓄積手段と、このデーター時蓄積手段に蓄積
されたデータに対応したECC符号を格納するECCレ
ジスタと、前記データー時蓄積手段に蓄積されたデータ
と前記ECCレジスタに格納されたECC符号とにもと
づいて発生するシンドロームを格納するシンドロームレ
ジスタと、前記中央処理装置からのデータを前記指示信
号により選択される少なくとも前記一時蓄積手段と前記
ECCレジスタとのうち1つに供給させるための入力デ
ータ分配手段と、前記中央処理装置に供給するためのデ
ータを前記指示信号により選択される前記一時蓄積手段
と前記ECCレジスタと前記シンドロームレジスタとの
うちの少なくとも1つから入力させるための出力データ
選択手段とを含み、前記中央処理装置からの制御情報が
通常時であることを示しているときは、書込に際しては
前記中央処理装置からのデータを前記入力データ分配手
段を介して前記データー時蓄積手段に格納し、格納され
たデータにもとづいて発生したECC符号をECCレジ
スタに格納し、前記データー時蓄積手段に格納されてい
るデータとECC符号とを前記デコーダ回路から出力さ
れる指示信号で示される前記主記憶装置の記憶配置に書
き込み、読出に際しては、前記主記憶装置から読み出さ
れたデータとECC符号とを前記データー時蓄積手段と
前記ECCレジスタへ格納し、格納されたデータとEC
C符号とにもとづいて発生したシンドロームを前記シン
ドロームレジスタに格納した後、前記データー時蓄積手
段に蓄られたデータを訂正し、訂正されたデータを前記
出力データ選択手段を介して前記中央処理装置へ送出し
、前記中央処理装置からの制御情報が診断時を示してい
るときは、前記中央処理装置から出力されるデータを前
記入力分配手段を介して前記指示信号で選択される少な
くとも前記データー時蓄積手段と前記ECCレジスタの
1つに格納させた後、前記データー時蓄積手段と、前記
ECCレジスタと前記シンドロームレジスメの1つを前
記指示信号にもとづいて選択し、前記出力選択手段を介
して前記中央処理装置へ送出し、前記中央処理装置で受
信されたデータが期待値と一致するか否かにより診断す
ることを特徴とする。
ECC回路は通常モードでは1メモリサイクルで、メモ
リから読出されたデータのECCチエツク、訂正データ
の出力、メモリセルからの出力データに新しくCPUか
らの書込データを含めたデータから誤り訂正符号の発生
を行なうが、診断モード下では、ECC回路からなる論
理回路の各々を指定し、指定された論理回路の期待値と
実際値とを比較し、一致しなかつたら保守パネルにエラ
ーを表示して停止する。
そのエラー表示を使つて故障辞書から故障位置を捜し出
す。
発明の実施例 次に本発明の一実施例について、図面を用いて説明する
最初に通常モードでの主記憶装置のリード動作とライト
動作を説明する。
第1図はCPUl、主記憶装置制御部2、メモリセル3
間のインターフエースを示している。
CPUl内の2バイトメモリリードのマイクロ命令を実
行すると、スタート信号線4、卦よびりード/ライト線
6を介してスタート信号卦よびりード指示信号のそれぞ
れが駆動さわぅアドレスバス7を介してアドレス情報が
転送される。第2図は、第1図で示す主記憶装置制御部
2の詳細なプロツク図である。この主記憶装置制御部2
が上記アドレス情報、スタート信号、およびリード指示
信号を受取ると、アドレス情報はデコーダ17で解読さ
れアドレスバス12を介してメモリセル3に出力される
。スタート信号によりタイミング回路47が起動され、
前記解読されたアドレス情報により発生する各種のコン
トロール信号がその他コントロール信号線15を介して
メモリセル3に出力される。
な卦、通常モードであるためチツプイネーブル線11の
信号は禁止されずに発生されメモリに出力される。チツ
プイネーブル線11の信号により、メモリセル3が活性
化されるためである。メモリセル3に上述の解読された
アドレス情報とコントロール信号とチツプイネーブル信
号とが入力されると、記憶されていたデータと誤り訂正
検出符号(以下ECC符号と称す)とがデータバス13
、ECCバス14とを介して主記憶装置制御部2に転送
される。
主記憶制御部2は、メモリセル3から転送されてきたデ
ータ32ビツトとECC符号7ビツトをデータバツフア
レジスタ37のレジスタ回路(第3図の103)とEC
Cレジスタ38とに一時蓄積した後、該データとECC
符号とをシンドローム発生回路39へ入力し、誤り検出
を行なう。
その後、その結果であるシンドロームをシンドロームレ
ジスタ40に格納する。な卦シンドロームレジスタ40
から出力されるシンドロームはバス43を介してデータ
バツフアレジスタ37のレジスタ回路102とECCレ
ジスタ38へ入力され、一旦格納される。
その後、メモリセル3から読み出されたデータが第3図
で示されるデータバツフアレジスタ(第2図の37)の
訂正回路102で訂正され、訂正されたデータ32ビツ
トはバス31,32を通り出力マルチプレクサ45、ド
ライバ回路23、データバス8を介してCPUに転送さ
れ、リード動作を終了する。この場合、CPUlと主記
憶制御装置2との間では)2バイトずつのデータの転送
しか行なわれないため、まずCPUlからアドレスバス
7を介してアドレス情報下位2ビツトがデコーダ回路1
7で解読され解読結果が入カデマルチプレクサ25、出
力マルチプレクサ45、訃よびタイミング回路47に供
給される。この結果選択されたバイトのデータがライン
31、出力マルチプレクサ45、バス44、ドライバ回
路23、およびバス8を介してCPUlに送出される。
CPUlへ転送するデータを蓄積するのはデータバツフ
アレジスタ37のみであり、これは従来のハードウエア
では必ずデータバツフアレジスタ37を介してのみCP
Uとのデータの授受が行なわれることを意味する。
この結果データバツフアレジスタ37の回路故障が重大
な影響を与え、他のレジスタの診断をするにもその診断
の質の向上に重大な欠点を有していたことに注意された
い。次にCPUl内の2バイトメモリライトのマイクロ
命令を実行する場合について説明する。すなわち通常時
のパーシヤルライト動作である。まずリード/ライト線
6を介してCPUlからライト指示信号が転送されると
ともにデータバス8を介してCPUlからのライトデー
タがレシーバ回路22、およびバス49を介して一旦ラ
ツチ回路48にセツトされる。同時にCPUlからアド
レスバス7を介してデコーダ回路17にアドレス情報が
入力され、解読される。
解読されたアドレス情報がX,Yアドレス、PKGセツ
ト情報としてメモリセル3へ与えられる。また、タイミ
ング回路47へもその情報が供給される。
解読されたアドレス情報を受けたメモリセル3では、デ
ータとECC符号とが読み出され、データがデータバツ
フアレジスタ37のレジスタ回路103にセツトされる
とともにECC符号がECCレジスタ38にセツトされ
る。な卦本実施例では、例えばメモリセル3と主記憶装
置制御部2との間で4バイト(32ビツト)のデータの
授受を行なうものとすれば、いまデータバツフアレジス
タ37のレジスタ回路103には、メモリセル3から読
み出された4バイト(32ビツト)のデータがセツトさ
れていることになる。
この32ビツトのデータとECC符号(例えば7ビツト
)とがシンドローム発生回路39に入力されチエツク結
果がシンドロームとして発生され、シンドロームレジス
タ40に入力される。シンドロームレジスタ40に蓄え
られたシンドロームはバス43を介してデータバツフア
レジスタ37とECCレジスタ38とに入力されメモリ
セル3から読み出されてきたデータとシンドロームをデ
コーダ104で解読されたビツトパターンとが排他的論
理和演算される。この演算は第3図で示される訂正回路
102で行なわれレジスタ101を介してレジスタ回路
103に一旦蓄積される。次にラツチ回路48に入力さ
れ2バイトのライトデータが入カデマルチプレクサ25
を介してデータバツフアレジスタ37、すなわち、第3
図のドライバ100を介してレジスタ回路103に蓄え
られる。この場合CPUlと主記憶制御装置2との間で
は2バイトのデータ転送を行なうとすれ3ば、(この場
合1バイトのデータ転送も当然行なわれるが)、データ
バツフアレジスタ37のレジスタ回路103にはメモリ
セル3から読出されたリードデータ2バイトにCPUl
からのライトデータ2バイトが格納される。この結果リ
ードデ一,夕2バイト、ライトデータ2バイトの計4バ
イトのデータがデータバツフアレジスタ37のレジスタ
回路103に存在することになる。このデータバツフア
レジスタ37のレジスタ回フ路103に蓄えられたデー
タ(4バイト32ビツト)がシンドローム発生回路39
に入力されECC符号(7ビツト)が発生される。
データとECC符号との関係は第7図に例示されている
第4図にこのシンドローム発生回路39の一実施例が示
されている。
この図に示すように、ECCビツトに該当する端子に論
理値゛0”を入力すればECC符号発生器391となり
、ECCビツトに該当する端子にECC符号を入力すれ
ばシンドローム発生器392となる。
この2つを兼用しても動作する時間帯が異なるため何等
差支えない。
再び、第2図を参照すると、このシンドローム発生回路
39で発生されたECC符号はECCレジスタ38に一
たん格納される。
この後、データバツフアレジスタ37のレジスタ回路1
03に蓄えられたデータをバス13を介してメモリセル
3へ送出するとともにECCレジスタ38に格納された
ECC符号をパス14を介してメモリセル3へ送出する
これによつて、2バイトのメモリライトのマイクロ命令
が終了するが、この動作に卦いてもリード動作のときと
同様にCPUlとの間でデータの授受を行なうのはデー
タバツフアレジスタ37のみであることにも注意された
い。
次に本発明の特徴であるアドレスとデータが特殊な意味
をもつ診断モードでの主記憶制御装置内のレジスタに対
するリード動作とライト動作について説明する。
まず診断ライト動作について説明する。
診断モードの時は、CPUlから主記憶制御装置2に接
続されるダイアグノステイツク線5に診断モード信号(
例えば論理値゛1″″)が送られ、主記憶制御装置2内
のリードライトコントロール部18とタイミング回路4
7に入力するとともに、チツプイネーブル信号11の主
記憶装置3への送信が禁止される。
この結果、本発明の特徴であるメモリセル3を使用せず
に論理回路(ECC回路)の診断ができることに注意さ
れたい。CPUl内の2バイトメモリリードの診断マイ
クロ命令を実行するときは、本発明の特徴であるあらか
じめ定められた特定のアドレス情報(例えば第5図で示
ず00000#のビツトパターン)と目的レジスタに対
するライトデータをCPUl内にセツトする。
な訃、第5図で示されているビツトパターンはいわゆる
例示的なものであり1これに限定されない。
ここで診断ライトの命令を実行すると、CPUlにセツ
トされたアドレス情報は、通常モードと同様にアドレス
信号としてアドレスバス7を介して主記憶制御部2に送
られる。
この送られてきたアドレス信号は、デコード回路17で
デコードされ入カデマルチプレクサ25と出力マルチプ
レクサ45とタイミング回路47に送られる。本条件は
ダイアグノステイツク線5が駆動されている場合に発生
する。なお、通常モード、すなわちダイアグノステイツ
ク線5が駆動されていない場合は、レジスタアクセスが
できない。診断モードであれば、メモリ3に送られたア
ドレス又はパツケージ選択情報は上述のチツプイネープ
ル信号線11の使用が禁止されているためメモリセル3
をアクセスすることができないことに注意されたい。
タイミング回路47は、上述の診断モード信号とデコー
ド回路1,7でデコードされたデコード信号とにより診
断をするためのタイミング信号を発生する。
CPUlからのライトデータがレシーバ回路22を介し
て入カデマルチプレクサ25で選択されて、上述の診断
をするためのタイミング信号により指定されたデータバ
ツフアレジスタ37へ送られる。
この時点で診断ライト命令が終了する。このデータバツ
フアレジスタ37の詳細な回路図を第3図に示す。診断
リードに訃いては、アドレスとして0000でリードの
命令を実行すると前記バツフアレジスタ37の内容がバ
ス31訃よび出力マルチプレクサ45を介してCPUl
に与えられ診断リード命令が終了する。
CPUlからアドレス情報が解読されてアドレスピット
00001#が示されていれば、下位2バイトに対し同
様の動作がなされる。
これによつて2バイト(16ビツト)ずつ2回に分けて
データをライト後、リードすることによつて期待データ
と比較し、バツフアレジスタ37の診断が可能となる。
ECCレジスタ38の診断は、アドレス情報00010
と、テストデータとを用意して診断ライト命令を実行す
るとCPUlからのテストデータがデータバス8、レシ
ーバ回路22、ラツチ回路48、入カデマルチプレクサ
25、バス30を介してECCレジスタ38に一たん蓄
積される。
その後アドレス情報00010にて診断リード命令を実
行するとバス33、出力マルチプレクサ45、バス44
、ドライバ23、バス8を介してCPUlへもどさ粗入
力されたテストデータと比較して診断される。制御シー
ケンス信号を発生するコマンドレジスタ316もアドレ
ス情報00011で診断ライト訃よびリードで同様にし
て比較、診断されるが本レジスタは解読し診断モードに
おけるコントロール部の役割を示す。
このデータの各々によつて各々のケースの制御信号を出
力させなければならないためである。シンドローム発生
回路39の診断に卦いても、本発明の特徴であるコマン
ドレジスタ36を必要とする。
すなわち、CPUlからのコマンド指令はコマンドレジ
スタ36へ蓄られる。
コマンドレジスタ36に入力されたコマンド指令は、そ
の指令を構成する各ビツトがそのまま制御信号となる。
この制御信号がデータバツフア回路37とシンドローム
発生回路39に送られる。CPUlから送られるテスト
データは、第1回目はデータバス8、レシーバ回路22
、バス49ラツチ回路48、入カデマルチプレクサ25
、バス28の順で一旦データバツフアレジスタ37のレ
ジスタ(第3図の103)に蓄積される。
第2回目はデータバス8、レシーバ回路22、バス49
、ラツチ回路48、バス50、入力マルチプレクサ25
、バス29の順でデータバツフアレジスタ37、へ蓄積
される。この2回の診断ライト命令の実行で得られた4
バイトのデータは32ビツトで形成され、シンドローム
発生回路39に入力され、例えば第7図に示すようなビ
ツトパターンに従い、コマンドレジスタのコマンド指令
によりECC発生が許可されていれば新しくECC符号
を発生させる。
このシンドローム発生回路39は、第4図で示すように
コマンドレジスタ36からの制御信号により動作しEC
C符号発生回路としての役割を果たすことを禁止または
許可されコントロールされる。
シンドローム発生回路39で作成した新しいECC符号
はアドレス00010で診断リードすることによシバス
45を介してECCレジスタ38、バス33、出力マル
チプレクサ45、バス44、ドライバ23、バス8の順
でCPUlへ送られCPUlで想定されるECC符号と
比較して診断可能である。
これはシンドローム発生回路39をECC符号発生器と
して診断した一実施例である。
以上でライト動作を終了し、次にリード動作について説
明する。
まず、リード動作で一番多くのECC回路を使用しなけ
ればならない訂正回路の診断を行なう。
訂正回路の診断の際に行なわれるシンドローム発生等は
、その過程でCPUlへ戻すことにより例えばシンドロ
ームと想定されるシンドロームとの一致をCPUlでと
ることにより診断が可能となる。次にデータバツフアレ
ジスタ37に含まれる訂正回路(例えば排他的論理和回
路)を診断しようとする場合は、以下の動作をする。
先に述べたバツフアレジスタ37、すなわち第3図のレ
ジスタ103に対する診断ライト動作を2回実行する。
このときレジスタ103には4バイト(上位2バイトと
下位2バイト)のデータが蓄えられていることになる。
先に述べたようにコマンドレジスタ36にてECC発生
を禁止した状態でアドレス情報00010にて、ライト
データとしてECC7ビツトを診断ライトする。
その後CPUlからシンドローム発生コマンド3がバス
8レシーバ回路22を介してラツチ回路48へ入力され
る。
次にCPUlからのアドレス情報がデコーダ回路17で
解読され特定のビツトパターン(例えば00100)を
入力マルチプレクサ25、出力マ4ルチプレクサ45、
タイミング回路47に供給される。
次にラツチ回路48に蓄えられたシンドローム発生コマ
ンドがバス50、入力マルチプレクサ25、ライン26
、コマンドレジスタ36を介してECCチエツク指定信
号線42を介してシンドローム発生回路へ入力される。
前記診断ライト動作によりその後シンドローム発生をさ
せるプロセスに移BECCレジスタ38に蓄えられたE
CC符号7ビツトをシンドローム発生回路392へ入力
させるとともに第3図のレジスタ103に蓄えられたデ
ータ(32ビツト)をシンドローム発生回路392へ入
力させてもよい。
またECCレジスタ38に蓄えられたECC符号7ビツ
トを使用せず、第3図のレジスタ103に蓄えられたデ
ータ(32ビツト)をシンドローム発生回路392へ入
力させるとともに、ECC符号発生回路391へ入力さ
せ、発生されたECC符号7ビツトをシンドローム発生
回路392に入力させてシンドロームを発生させてもよ
い。但し、前者の場合は第2のクロツク信号CL2のみ
をコマンドレジスタ36から供給すればよいが、後者の
場合には第1のクロツク信号CLlと第2のクロツク信
号CL2とを供給するようなシンドローム発生コマンド
を必要とする。
この場合のコマンドレジスタのビツトは、例えば第6図
で示される12ジである。この結果シンドローム発生回
路392のCL2信号が駆動されて、シンドロームがシ
ンドロームレジスタ40に入力される。次にCPUlか
らバス8、レシーバ回路22を介してラツチ回路48に
訂正データ出力指定コマンドを入力し蓄える。その後C
PUlからアドレス情報をデコーダ回路17へ入力し特
定のビツトパターン、例えば00100を生じさせる。
このビツトパターンは入力マルチプレクサ25と出力マ
ルチプレクサ45とタイミング回路47とに供給される
。この結果、ラツチ回路48に蓄えられた訂正データ出
力指定コマンドを出力し、ライン50、入力マルチプレ
クサ25、ライン26、コマンドレジスタ36、訂正デ
ータ出力指定線41を介してデータバツフアレジスタ3
7の訂正回路(例えば排他的論理和回路)102に制御
信号を入力する。
この場合のコマンドレジスタに入力されるビツトば3″
″を示している。その結果、レジスタ103に入力され
たデータ32ビツトとシンドロームJャrツトをデコーダ
回路104で解読し訂正ビツトとデータ32ビツトとを
訂正回路102へ入力すると、前記診断ライトの結果、
訂正データ出力指定線41が駆動されて訂正データが出
力される。
その結果、前述のアドレス情報00000および000
01による診断リード命令を実行することによりデータ
バツフアレジスタ37のうち訂正回路102に蓄えられ
た上位2バイト卦よび下位2バイトがライン31、出力
マルチプレクサ45、ライン44、ドライバ回路23、
バス8を介してCPUlに送られる。
この結果CPUlであらかじめ訂正されると想定したデ
ータが所望の訂正されたデータとして送られたか否かを
比較することにより、訂正回路全体を診断できる。
これは、以上述べたECC回路によつて所望の訂正され
たデータが送られてこない場合、データバツフアレジス
タ37の訂正回路102または104の故障であること
を意味する。
なお第10図は、ECC回路のプロセスをフローチヤー
トにより示した一実施例である。
次にシンドロームレジスタ40の診断について説明する
前記動作によつて、有効なシンドロームデータがシンド
ロームレジスタ40に格納されているためアドレス情報
00011により診断リード命令を実行する。
この結果シンドロームレジスタ40に蓄えられたシンド
ロームがライン34、出力マルチプレクサ45、バス4
4、ドライバ回路23、バス8を介してCPUlに送信
される。
CPUlでは、受信したシンドロームとシンドローム期
待値とを比較して診断する。この一例は第8図に例示さ
れている。次にエラーレジスタの診断について説明する
ECC回路のエラー検出の方法はデータ32ビツトとE
CC7ビツトとの組合せによつて1ビツトエラ一と2ビ
ツトエラ一が検出されその検出結果がエラーレジスタの
対応するビツトにセツトされる。よつてノーエラ一、1
ビツトエラ一、2ビツトエラ一の発生するようなデータ
ビツトとECCビツトの組合せによつてシンドロームを
発生させて対応するエラーレジスタのビツトをチエツク
する。
エラーレジスタのリードは第5図まで示される0010
1のアドレスによつて診断リードのマイクロ命令を実行
すれば第2図のバス35、出力マルチプレクサ45、バ
ス44、ドライバ23を経てバス8上に出力され、CP
Ul側で受け取られる。マイクロ命令を用いて1メモリ
サイクルで動作するECC回路を4つのモード、すなわ
ち、データ32ビツト卦よびECC7ビツトのライト、
シンドロームの発生、訂正データ出力、訂正データのリ
ードに分解して診断することにより、各モード下で比較
が行なえるので故障個所の指摘が正確になり1又試作評
価段階での設計ミス発見の為有力な手段にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はCPU、主記憶装置制御部、メモリセル間のイ
ンターフエース信号を示す図、第2図は主記憶装置制御
部内の診断に関係するECC回路の詳細を示す図、第3
図は、主記憶装置制御部内のデータバツフア回路の詳細
な回路を示す図、第4図はシンドローム発生回路の詳細
な回路図を示す図、第5図は主記憶装置庸u御部の診断
用の特定アドレスの意味を示す図、第6図はコマンドレ
ジスタのビツトの意味を示す図、第7図はECCのHマ
トリクスの関係を示す図、第6図はECC回路診断のデ
ータパターン、ECCパターン、シンドロームパターン
とECC期待値パターンの例を示す図、第9図はエラー
レジスタにセツトされるエラーの種類を示す図、卦よび
第10図はECC回路診断のフアームウエアフローチヤ
ートの概略を示した図である。 1・・・・・・CPUl2・・・・・・主記憶制御装置
、3・・・・・・メモリセル、4・・・・・・STAR
T線、5・・・・・・DIAGNOSTIC線、6・・
・・・・READ/WRITE線、7・・・・・・AD
DRESS線、8・・・・・・DATA線、10・・・
・・・その他コントロール線、11・・・・・・CHI
PENABLE線、12・・・・・・ADDRESS線
、13・・・・・・DATA線、14・・・・・・EC
C線、15・・・・・・その他CONTROL線、17
・・・・・・デコーダ、18・・・・・・リードライト
コントロール回路、22・・・・・・レシーバ回路、2
3・・・・・・ドライバ回路、25・・・・・・入力マ
ルチプレクサ、36・・・・・・コマンドレジスタ、3
7・・・・・・データバツフアレジスタ、38・・・・
・・ECCレジスタ、39・・・・・・シンドローム発
生回路、45・・・・・・出力マルチプレクサ、46・
・・・・・エラーレジスタ、47・・・・・・タイミン
グ回路、48・・・・・・ラツチ回路、100,101
・・・・・・ゲート、102・・・・・・排他的論理和
回路、103・・・・・・レジス夕、104・・・・・
・デコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央処理装置と主記憶装置との間にあつて、両装置
    との間でデータの授受を行ない、前記中央処理装置から
    前記主記憶装置へアドレス情報を送る装置であつて、前
    記中央処理装置からの前記アドレス情報を解読し、解読
    された指示信号を出力するデコーダ回路と、前記中央処
    理装置から入力されるデータを一時蓄積するデータ一時
    蓄積手段と、このデータ一時蓄積手段に蓄積されたデー
    タに対応したECC符号を格納するECCレジスタと、
    前記データ一時蓄積手段に蓄積されたデータと、前記E
    CCレジスタに格納されたECC符号とにもとづいて発
    生するシンドロームを格納するシンドロームレジスタと
    、前記中央処理装置からのデータを、 前記指示信号により選択される前記データ一時蓄積手段
    と、診断制御コマンドを格納するコマンドレジスタと、
    前記ECCレジスタとのうちの少なくとも1つに供給さ
    せるための入力データ分配手段と、前記中央処理装置に
    供給するためのデータを前記指示信号により選択される
    前記一時蓄積手段と前記ECCレジスタと前記シンドロ
    ームレジスタとのうちの少なくとも1つから入力させる
    ための出力データ選択手段とを含み、前記中央処理装置
    からの制御情報が通常時であることを示しているときは
    、書込に際しては前記中央処理装置からのデータを前記
    入力データ分配手段を介して前記データ一時蓄積手段に
    格納し、格納されたデータにもとづいて発生したECC
    符号をECCレジスタに格納し、前記データ一時蓄積手
    段に格装されているデータとECC符号とを前記デコー
    ダ回路から出力される指示信号で示される前記主記憶装
    置の記憶位置に書き込み、読出に際しては、前記主記憶
    装置から読み出されたデータとECC符号とを前記デー
    タ一時蓄積手段と前記ECCレジスタへ格納し、格納さ
    れたデータとECC符号とにもとづいて発生したシンド
    ロームを前記シンドロームレジスタに格納した後前記デ
    ータ一時蓄積手段に蓄えられたデータを訂正し、訂正さ
    れたデータを前記出力データ選択手段を介して前記中央
    処理装置へ送出し、前記中央処理装置からの制御情報が
    診断時を示しているときは、前記中央処理装置から出力
    されるデータを前記入力分配手段を介して前記指示信号
    で選択される少なくとも前記データ一時蓄積手段と前記
    ECCレジスタの1つに格納させた後、コマンドレジス
    タのコマンドにより訂正指示を与え、前記データ一時蓄
    積手段と前記ECCレジスタと前記シンドロームレジス
    タの1つを前記指示信号にもとづいて選択し、前記出力
    選択手段を介して前記中央処理装置へ送出し、前記中央
    処理装置で受信したデータが期待値と一致するか否かに
    より診断することを特徴とする主記憶制御装置の論理回
    路診断方式。
JP51101836A 1976-08-25 1976-08-25 主記憶制御装置の論理回路診断方式 Expired JPS5922319B2 (ja)

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