JPS5922302Y2 - スラリ−流送用ポンプ - Google Patents

スラリ−流送用ポンプ

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JPS5922302Y2
JPS5922302Y2 JP16578480U JP16578480U JPS5922302Y2 JP S5922302 Y2 JPS5922302 Y2 JP S5922302Y2 JP 16578480 U JP16578480 U JP 16578480U JP 16578480 U JP16578480 U JP 16578480U JP S5922302 Y2 JPS5922302 Y2 JP S5922302Y2
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JP
Japan
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slurry
mixing tank
pump
slurry mixing
pressure
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Expired
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JP16578480U
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JPS5787167U (ja
Inventor
誠 中沢
Original Assignee
三菱マテリアル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は粒子体と流動液体とを連続的に混合してスラ
リー化させながらこのスラリーに流動液圧を加えて流送
するスラリー流送用ポンプに関する。
従来、例えば直径約1mm以下の粒子を含む粉体が水と
混合させてなるスラリーを流体輸送するものとしてマル
スポンプ(商品名)というものが知られている。
これは、第1図に示すように圧力タンク1の下部と、こ
の圧力タンク1の下部に接続されかつ管路にサクション
パイプ2、バルブ3,4、及び給水バルブ5が設けられ
吐出口6を有する連結管7とに給水バルブ5から第1図
に斜線で示す清水8を流入させ、さらに圧力タンク1に
ピストンポンプ(加圧ポンプ)9を連結し、前記圧力タ
ンク1の上部にオイルタンク10からバルブ11を介し
て第1図に網目で示す一定量のオイル12を充填し、ピ
ストンポンプ9を作動させて、圧力タンク1内で比重差
により上下に分かれたオイル12と清水8との境界面を
移動させ、これによりサクションパイプ2からインテー
クタンク13内の第1図に破線で示すスラリー14を吸
い込み、さらにこのスラリー14を、バルブ3,4を介
して吐出口6より吐出させて流送するもので、オイル1
2と清水8が混合したり、オイル12とスラリー14が
混合したりすることはなく、またスラリー14がピスト
ンポンプ9のシリンダ内に浸入することか゛ないもので
ある。
しかしながら、従来のこのようなマルスポンプにあって
は、輸送すべき粉体等の粒子体の粒子が大きいと、第1
図に示すバルブ3,4の粒子のかみ込み現象が生じ作動
困難となるので、輸送すべき粒子体の粒子の大きさに限
度があり、直径約1mm以上の粗粒子を含む粉体等を輸
送することは困難で゛あった。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、スラリー
混合槽内において、このスラリー混合槽内に、加圧ポン
プから流入した液の、ホッパから供給された粒子体とを
自動的に混合させてスラリー化させながらこのスラリー
を前記加圧ポンプからの流入液圧により加圧流送するこ
とにより、直径約1mm以上の粗粒子を含む粒子体をス
ラリー化して自動的にかつ連続的に長距離流送すること
ができる高揚程のスラリー流送用ポンプを提供すること
を目的とする。
以下、この考案の一実施例を第2図及び第3図に基づい
て説明する。
図中21は基台(図示せず)に取り付けられたピストン
ポンプ(加圧ポンプ)であり、このピストンポンプ21
はモータ(図示せず)により駆動させられるクランク機
構22を有し、このクランク機構22の作動によりピス
トン23が往復動し、吸い込み口24にバルブ25を介
して取り付けられた吸い込み管26を介してインテーク
タンク27内の清水を吸い込んでこれを吐出口28から
吐出し得るようになされている。
ピストンポンプ21の吐出口28にはバルブ29、連結
管30を介してスラリー混合槽31が連結されている。
また、連結管30の管路にはエアーチャンバー32が設
けられている。
スラリー混合槽31は断面が円形で下方がすぼまった形
状の槽である。
前記連結管30はスラリー混合槽31の外周部にこのス
ラリー混合槽31の側壁33の接線方向に向けて設けら
れた接続口34に取り付けられている。
また、スラリー混合槽31にはモータ35によって駆動
され、下端に羽根36を有する攪拌機37が、必要に応
じ羽根36をスラリー混合槽31内に挿入されて取り付
けられる。
また、スラリー混合槽31の上部にはホッパ38が定量
供給バルブ39.40を介して設けられている。
スラリー混合槽31の下部にはスラリー吐出管41が接
続されている。
なお、連結管30とスラリー吐出管41との管路間には
バイパス管42を設けることもできる。
次に、上記のように構成されたスラリー流送用ポンプの
作用について説明する。
例えば直径約1mm以上の粗粒子を含む粉体をスラリー
化して流送する場合、予め定量供給バルブ39.40を
閉じた状態でホッパ38内に前記粗粒子を含む粉体を満
たす。
次に、ピストンポンプ21を作動させる。
すると、インテークタンク27より清水がバルブ25を
通りピストンポンプ21のシリンダ内に吸い込まれ、さ
らにピストン23により加圧されてバルブ29、連結管
30内を通リスラリー混合槽31内に流入する。
このスラリー混合槽31内に清水が流入する際には、清
水はスラリー混合槽31の外周部に、側壁33の接線方
向に向かって接続口34より流入するので、側壁33の
内面に当り、第3図に矢印で示されたように渦巻き流を
生じて回りながら流入する。
また、ピストンポンプ21からスラリー混合槽31方向
に流れる清水の一部はエアーチャンバー32内に流入す
る。
このエアーチャンバー32内の清水は連結管30内に出
入してクッション作用を果し、ピストン23の作動速度
が一定でないためにビス1〜ンポンプ21から吐出され
る清水が脈動するのを防止する。
スラリー混合槽31内に清水が満たされた後、定量供給
バルブ39.40を開けると、これらのバルブの作用に
よりホッパ38から定量の前記粉体が連続的にスラリー
混合槽31内に供給される。
この粉体はスラリー混合槽31内で前記清水の渦巻き流
によりこの清水と均一に混合されてスラリー化する。
この混合の際、粉体の粗粒子が大きすぎたりあるいは清
水中での沈降速度が速すぎたりして、渦巻き流だけでは
攪拌不十分な場合にはスラリー混合槽31に攪拌機37
を取り付けてさらに十分に攪拌が行なわれるようにする
その後スラリー混合槽31内のスラリーはピストンポン
プ21からスラリー混合槽31内に流入する清水圧によ
ってスラリー吐出管41から吐出される。
この実施例のスラリー流送用ポンプによれば、ピストン
ポンプ21からスラリー混合槽31方向に清水圧がかか
つているからピストンポンプ21のシリンダ内にスラリ
ーが入り込むこ−とはなく、またスラリーがバルブ29
.25を通ることもないから、これらバルブ29.25
にスラリー中の粒子がかみ込むことは防止され、またバ
ルブ29.25、ピストンポンプ21のシリンダ、ピス
トン等の摩耗も防止される。
従って、直径約1mm以上の粗粒子を含むスラリーであ
っても、高濃度のスラリーであっても、その通路の抵抗
が少ないから、十分に高圧で長距離流送することができ
る。
なお、前記実施例においては、加圧ポンプとしてピスト
ンポンプ21を用いたが、これに限られることなく、例
えば高圧タービンポンプまたは前記マルスポンプを用い
てもよい。
また、高圧タービンポンプを用いる場合にはエアチェン
バー32は取り除かれる。
また、マルスポンプを用いる場合にはインテークタンク
27内の液はスラリーで゛あってもよい。
また、連結管30とスラリー吐出管41との管路間にバ
イパス管42を設けた場合はスラリーをさらに付勢して
流送することができる。
以上説明したようにこの考案によれば、スラリー混合槽
内において、このスラリー混合槽内に、加圧ポンプから
流入した液と、ホッパから供給された粒子体とを自動的
に混合させてスラリー化させながらこのスラリーを前記
加圧ポンプからの流入液圧により加圧流送する構成であ
るから、加圧ポンプからスラリー混合槽方向に清水圧が
かかり、このため加圧ポンプにスラリーが入り込むこと
はなく、またスラリーがバルブを通ることもないから、
バルブにスラリー中の粒子がかみ込むことは防止され、
バルブ、加圧ポンプの摩耗も防止され、従って直径約1
mm以上の粗粒子を含む粉体等の粒子体であっても、こ
のスラリーが高濃度のスラリーであっても、その通路の
抵抗が少ないから、十゛分に高圧で、自動的にかつ連続
的に長距離流送することができ、高揚程のスラリー流送
用ポンプを提供することができる。
また、スラリー混合槽の側壁の外周上部にこのスラリー
混合槽の側壁の接線方向に向けて加圧ポンプを連結する
連結管の接続口を設けることにより、スラリー混合槽に
加圧ポンプから流入した流入液とホッパから供給された
粒子体とを効率良く混合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスラリー流送用ポンプの一例を示す概略
説明図、第2図はこの考案の一実施例を示す概略説明図
、第3図は第2図のIII −III線に沿う概略横断
平面図である。 21・・・・・・ピストンポンプ(加圧ポンプ)、25
.29・・・・・・バルブ、28・・・・・・吐出口、
30・・・・・・連結管、31・・・・・・スラリー混
合槽、33・・・・・・側壁、34・・・・・・接続口
、38・・・・・・ホッパ、39.40・・・・・・定
量供給バルブ、41・・・・・・スラリー吐出管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 加圧ポンプと、この加圧ポンプの吐出口に連結管を
    介して連結されたスラリー混合槽と、このスラリー混合
    槽にバルブを介して連結されたホッパと、前記スラリー
    混合槽に設けられこのスラリー混合槽でこのスラリー混
    合槽に前記加圧ポンプから連結管を介して流入した流入
    液と前記ホッパから供給された粒子体とを混合させる混
    合構造と、前記スラリー混合槽の下部に接続されたスラ
    リー吐出管とからなり、前記スラリー混合槽内で前記粒
    子体と前記流入液とを混合させてスラリー化し、このス
    ラリーを前記加圧ポンプから前記スラリー混合槽へ流入
    する流入液圧によって前記スラリー吐出管より流体圧送
    することを特徴とするスラリー流送用ポンプ。 2 前記混合構造は、断面円形のスラリー混合槽の側壁
    の外周上部にこのスラリー混合槽の側壁の接線方向に向
    けて前記連結管の接続口が設けられてなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のスラリー流送
    用ポンプ。
JP16578480U 1980-11-19 1980-11-19 スラリ−流送用ポンプ Expired JPS5922302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16578480U JPS5922302Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 スラリ−流送用ポンプ

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JP16578480U JPS5922302Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 スラリ−流送用ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5787167U JPS5787167U (ja) 1982-05-29
JPS5922302Y2 true JPS5922302Y2 (ja) 1984-07-03

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ID=29524459

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JP16578480U Expired JPS5922302Y2 (ja) 1980-11-19 1980-11-19 スラリ−流送用ポンプ

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