JPS5922291Y2 - 内燃機関のアイドル空燃比調整装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル空燃比調整装置

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JPS5922291Y2
JPS5922291Y2 JP2045280U JP2045280U JPS5922291Y2 JP S5922291 Y2 JPS5922291 Y2 JP S5922291Y2 JP 2045280 U JP2045280 U JP 2045280U JP 2045280 U JP2045280 U JP 2045280U JP S5922291 Y2 JPS5922291 Y2 JP S5922291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
bypass air
internal combustion
fuel ratio
bypass
Prior art date
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Expired
Application number
JP2045280U
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English (en)
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JPS56124269U (ja
Inventor
勝 楢村
俊一 門脇
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Priority to JP2045280U priority Critical patent/JPS5922291Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エアフロルメータをバイパスするバイパス
空気通路に設けられたバイパス空気調整ねじをみだりに
調整することができないようにした内燃機関のアイドル
空燃比調整装置に関するものである。
従来のこの種のアイドル調整装置は、エアクリーナから
の浄化空気を、有害排気ガスの放出をできるだけ少なく
するように考慮して最適値に調整され内燃機関を運転す
るようになっている。
第1図は従来のアイドル調整装置を示す概略構成図であ
る。
(例えば、米国特許第3880125号明細書参照)こ
の図で、1はエアクリーナ、2はエアフローメータ、3
は前記エアフローメータ2を介してエアクリーナ1に連
通した吸気管、4はスロットルチャンバーで゛、この中
にスロットルバルブ゛5が装着されている。
6は前記スロットルチャンバー4と内燃機関7との間に
接続された吸気管、8は燃料噴射弁である。
また、エアフローメータ2にはバイパス空気通路9が設
けられ、この中にバイパス空気を調整するバイパス空気
調整ねじ10が設けられている。
そして、電子制御燃料噴射内燃機関においては、アイド
ル空燃比の調整は上記エアフローメータ2のバイパス空
気調整ねじ10によって空気量を、別途計量された燃料
量との比率を変えることによって行われる。
21はマイクロコンピュータのような電子計算機、22
は回転センサ、23はアイドル検出絞弁スイッチである
上記構成において、エアクリーナ1を介して吸入された
空気は吸気管3のエアフローメータ2で計量され、その
信号と回転センサ22からの内燃機関7の回転数等の信
号を入力として電子計算機21で最適な燃料供給量が計
算され、燃料噴射弁8から所定の燃料が内燃機関7に供
給される。
アイドリング時は、吸入空気はエアフローメータ2を通
らず、バイパス空気通路9のバイパス空気調整ねじ10
で調整された通路を通ってスロットルバルブ5の上流に
空気が供給される。
このバイパス空気調整ねじ10は有害排気ガスの放出を
できるだけ少なくする空気量、すなわち空燃比になるよ
うに調整される。
したがって、燃料噴射機関ではユーザーがむやみにこの
調整を行わないようにして空燃比、すなわち大気汚染の
防止を図らねばならないのである。
第2図は第1図のバイパス空気調整ねし10部分の詳細
を示すA−A線による拡大断面図である。
この図で、バイパス空気調整ねじ10はパイパス空気通
路9とほぼ直交するバイパス空気調整ねじ室11に螺合
され、バイパス空気調整ねじ10を回動すると、その先
端のバイパス空気通路9に突出する量が変るため、吸入
空気量を調整することができる。
そして、バイパス空気調整ねじ10はシーリングラバー
12でシールされ、バイパス空気調整ねじ室11の大気
側開口部はラバーまたは金属からなるメクラプラグ13
によって閉止されている。
ところで、前記のように大気汚染防止上むやみに空燃比
の調整ができないようにするため設置される閉止のため
のメクラプラグ13は、利用者等によって手またはドリ
ル等により簡単に取り外すことができるため、バイパス
空気調整ねじ10が自由に操作され、したがって、当初
最適値に調整されたアイドル空燃比がくずれ、有害排気
ガスの発生の原因となるほどの問題点があった。
この考案は、上記問題点を除去するためになされたもの
で、バイパス空気調整ねしにバイパス空気通路に連通ず
る貫通孔を形成し、メクラプラグが取り外された場合に
は大量の大気が、前記貫通孔を介して機関本体に導入さ
れるようにして内燃機関の運転を不可能にしたものであ
る。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図はこの考案の一実施例を示す要部の拡大断面図で
ある。
この実施例は、バイパス空気通路9に設けられたバイパ
ス空気調整ねじ10にその軸方向にバイパス空気通路9
に連通ずる貫通孔10aを形成し、バイパス空気調整ね
じ室11の大気側開口部をメクラプラグ13によって閉
止したものである。
大気側開口部の閉止に際しては、大気が導入されないよ
うに接着剤14を付着せしめてエアフローメータ2に打
ち込まれる。
第4図はこの考案の他の実施例を示す要部の拡大断面図
である。
この実施例は、バイパス空気調整ねじ10に貫通孔10
aを設けるとともに、大気側開口部を、頭部形状を球形
とし、かつ焼入れ等によりその表面硬度を高くしたメク
ラプラグ15を接着剤14を付着せしめてエアフローメ
ータ2に打ち込んで閉止することにより、ドリル等によ
っても容易にメクラプラグ14が取り外せないようにし
たものである。
このように、バイパス空気調整ねじ10に貫通孔10
aを形成することにより、たとえ苦心してメタルプラグ
13.15を取り外したとしても貫通孔10aを介して
大気が大量に内燃機関に導入されるので、アイドル空燃
比の調整は不可能となる。
なお、この考案は電子制御燃料の噴射内燃機関のみなら
ず、広く一般の内燃機関に適用できることは云うまでも
ない。
以上説明したように、この考案はバイパス空気通路に設
けられたバイパス空気調整ねしに、バイパス空気通路に
連通ずる貫通孔を形成し、大気側開口部をメクラプラグ
により密閉したので、メクラプラグが取り外された場合
には貫通孔を介して大量の大気がバイパス空気通路へ導
入され、エアフローメータを通らない空気を増量させる
ことにより、内燃機関を不安定にし、場合によってはエ
ンジンストップする。
したがって、バイパス空気調整ねじをみだりに調整して
内燃機関を運転することができないので、最適値に調整
されたアイドル空燃比はそのまま保持され、有害排気ガ
スの放出を確実に防止できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイドル空燃比調整装置を示す概略構成
図、第2図は第1図のバイパス空気調整ねし部分のA−
A線による拡大断面図、第3図はこの考案の一実施例を
示す要部の拡大断面図、第4図はこの考案の他の実施例
を示す要部の拡大断面図である。 図中、1はエアクリーナ、2はエアフローメータ、7は
内燃機関、9はバイパス空気通路、10はバイパス空気
調整ねし、10aは貫通孔、11はバイパス空気調整ね
し室、13.15はメクラプラグ、14は接着剤である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関吸気路にエアフローメータを設け、前記エアフロー
    メータをバイパスするバイパス空気通路にバイパス空気
    量を調整するバイパス空気調整ねじを設け、前記バイパ
    ス空気調整ねじの装着されたバイパス空気調整ねし室の
    大気側開口部をメクラプラグにより閉止した内燃機関の
    アイドル空燃比調整装置において、前記バイパス空気調
    整ねしに、前記バイパス空気通路に連通し前記メクラプ
    ラグの除去時に内燃機関に大気を吸入する貫通孔を形成
    したことを特徴とする内燃機関のアイドル空燃比調整装
    置。
JP2045280U 1980-02-21 1980-02-21 内燃機関のアイドル空燃比調整装置 Expired JPS5922291Y2 (ja)

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JPS56124269U JPS56124269U (ja) 1981-09-21
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