JPS59221337A - 板状断熱材 - Google Patents

板状断熱材

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JPS59221337A
JPS59221337A JP58095038A JP9503883A JPS59221337A JP S59221337 A JPS59221337 A JP S59221337A JP 58095038 A JP58095038 A JP 58095038A JP 9503883 A JP9503883 A JP 9503883A JP S59221337 A JPS59221337 A JP S59221337A
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JP
Japan
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plate
foam
cross
sectional dimension
density
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Pending
Application number
JP58095038A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Hogi
恒夫 保木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP58095038A priority Critical patent/JPS59221337A/ja
Publication of JPS59221337A publication Critical patent/JPS59221337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高密度ポリエチレンの板状断熱材に関する。ポ
リエチレン発泡体は、従来低密度ポリエチレン、架橋低
密度ポリエチレン、架橋ポリプロピレン等が知られてい
るが、板状発泡体は低密度ポリエチレン、及び一部の架
橋ポリエチレン発泡体において知られていた。これら板
状発泡体は主に緩衝材料として切断、切削、接着加工等
によりそれぞれ使われていたが、近年、断熱材特に木造
住宅における木組み構造体への充填断熱材として注目さ
れて来た。しかしながらこれら従来公知のポリエチレン
発泡体では剛性と圧縮強度のバランスが悪く木組み構造
体へ充填施工しようとしても木組み中央部で発泡体がち
り上ちたり、あるいは嵌合圧縮率が不足してスキ間が生
じたり、自立性がなく、離脱こわれやす力\つたり、当
該発泡体をクギ打ち固定、あるいは接着固定する必要が
あり、又場合によって発泡体端部な後加工により特定形
状に加工して圧縮強度バランスを整え端部での嵌合圧縮
率を変えて施工しやすい様にする必要があり、実用化さ
れるまでには到っていない。
本発明はこれら従来技術の欠点を大幅に改良した高密度
ポリエチレンの板状断熱材に関する。すなわち本発明は
[密度0093 j f/cd以上θ、り6乙f/11
!以下及びメルトインデック70.072770分以上
t、s y//θ分以下の範囲内である高密度ポリエチ
レンよりなり、見掛は密度θ、θθ7 fAd〜θ、/
f/lrAである板状発泡体であって、板状発泡体の木
口断面積が少なくとも約37.3crl、最小の木口断
面寸法が少なくとも/ tM、最小木口断面寸法に対す
る最大の木口断面寸法の比率が3.7j以上であり1発
泡体内層部の平均気泡径がθ、θj〜3咽で気泡が偏平
で表層面に対し平行に並んでいる表層部を少なくとも/
固有していることを特徴とする板状断熱材」に関する。
本発明の板状断熱材は木組み構造体に充填施工するのに
適した剛性、圧縮強度あるいは嵌合性を有し、かつ優れ
た断熱性能を有する木造住宅用の断熱材として好適な断
熱材を提供する。
本発明の板状断熱材は高密度ポリエチレンからなる高発
泡体であり、当該高密度ポリエチレンは密度0.93 
J f/d以上θ、り2に1Δd以下及びメルトインデ
ック70.072770分以上j、39710分以下の
範囲内である事が必要である。
密度がθ、933 t/crA未満のポリエチレンから
なる 発泡体は剛性が無く、本発明の目的とする木造住宅用の
断熱材として施工性能に劣り好ましくない。又θ、9 
J g f/l:r!Iより大きいもの及びメルトイン
デックスが0.071770分より小さいものは剛性が
大きくなりすぎ、圧縮強度が大きく充填施工するに適さ
ず好ましくない。
t、s y/iθ分より大きい高密度ポリエチレン発泡
体は独立気泡率が低く断熱材として使用した場合、高温
側から流入した湿気が断熱材内部で結露現象をおこし著
しく断熱性能を低下させる為好ましくない。
本発明の板状断熱材は密度θ、り3s tAfI以上θ
、9に、< t/d以下、メルトインデックス0.0フ
2フフ0分以上/2//θ分以下の範囲内であるものが
上記施工性の他、耐熱性、断熱性、寸法安定性等に優れ
ておりより好ましい。
本発明の板状断熱材の断面形状は、その木口断面積が少
なくとも約37.5−であって、最小の木口断面寸法が
少なくとも/lynであって、最小の木口断面寸法に対
する最大の木口断面寸法の比率が3.2!以上である事
が必要である。この関係は木口断面形状が直方断面であ
る板状発泡体の場合について図示した第7図の曲線(1
)、直線(2)、及び直線+8)で区切られる斜線を付
した領域内の断面形状を示す。
第1図において、直線(2)の左側すなわち木口最小断
面寸法が/αより小さいと、充填断熱材として木組み構
造に充填した場合、発泡体を木組みわくに嵌合させる事
が出来ず発泡体中央部にヘコミあるいはふくらみを生じ
てしまい、施工性が低下する。曲線(1)より下側では
一般の木造住宅の木組み間隔に適合した断熱材を作ると
き多くの発泡体片を接着、複合して作る必要があり経済
的でないばかりか、曲線(1)の下側及び直線(8)の
下限の発泡体は剛性と圧縮強度のバランスが悪く、圧縮
強度が著しく高くなり充填作業が出来なくなる。この理
由は発泡体が形成される時に気泡膜に作用する延伸配向
効果がその製品の断面内における最小断5− 面寸法方向、最大断面寸法方向とで変わり、この結果と
して発泡体の曲げ剛性、圧縮強度、圧縮弾性率、圧縮永
久歪等に影響しているためと考えられる。
なお1本発明の板状断熱材は木造住宅の木組み間隔寸法
等を考慮すると、板状発泡体の最大断面寸法は約72θ
の以下、最小断面寸法は70m以下、断面積はtooa
a以下であるものが有用である。
本発明のより好ましい板状発泡体は木口断面積が少なく
とも67.3dl、最小の木口断面寸法が少なくとも3
cm及び最小の木口断面寸法に対する最大の木口断面寸
法の比率が3.25以上のものが断熱性能、施工性とも
に優れるため好ましい。
本発明の板状発泡体は見掛は密度θ、/:l/al以下
θ、θθ7v鷹以上の高発泡体である、見掛は密度がθ
、/より大きいと剛性が大きすぎ充填施工が出来なくな
り又断熱性能も低下するので好ましくない。又、見掛は
密度がO8θθ7 f/iより小さいものは圧縮強度が
著しく低く、圧縮永久歪が大きく−乙 − 寸法安定性も劣り好ましくない。見掛は密度θ、θ乙θ
flea以下、O6θ/θ′?肩以上のものがより好ま
しい。
本発明の板状断熱材はその内層部の気泡構造の平均寸法
が0.05〜3哩のものであり、断熱性。
充填施工性の面からθ、2〜2.θ頓のものが好ましい
本発明の板状断熱材は少なくとも7つの表層部の気泡が
偏平で表層面に対し平行に並んでいるものであり、模式
的に第2図に示した様に1表層部の気泡2が碁石状に連
続して並んだもの、あるいは第3図、第9図に示した様
に偏平楕円状の気泡2が板状断熱材1の巾方向あるいは
長さ方向に連続して並んだものである。この偏平な気泡
2が並んだ表層部は第一図に示した様に板状断熱材1の
木口断面以外の他の全表層部第6図、あるいは第2図に
示した様に板状断熱材の木[」血及び端面以外の両表層
部あるいは片表層部である事が必要である。
この表層部の気泡構造分布は本発明の板状断熱材をたと
えば木組み壁構造体に充填施工した時の壁体の断熱性能
に重要であって、第!図に示すような本発明以外の気泡
構造、分布の断熱材では断熱性能が劣り好ましくない。
この理由は現在の所明らかではないが1本発明の気泡構
造1分布を有する断熱材は、表層部、内層部それぞれの
気泡構造に帰因する物理的特性及びその複合作用により
木組み構造体に充填したとき、たとえば柱と断熱材との
気密性が優れ、充填時にか\る曲げ、圧縮変形等による
気泡膜の破損率が少なく、断熱した構造体としての熱リ
ーク部が少なくなり、熱橋として作用する気泡の破損部
が少なくなる為と考えられる。
又、気泡構造及び分布が本発明の偏平な形状の気泡から
なる表層部を形成する事により、この部分の樹脂膜の配
向、延伸が発泡体内部の樹脂膜と異なり、気泡の破損、
変形に対する強さが改良され施工時に受ける衝撃力、圧
縮、曲げ変形に対する耐久性が増大しているためと考え
られる。したがって、従来必要であった防湿フィルムの
施工、クギステーブル等の打設部の目地止シール等が省
略出来る利点も有する。
本発明の板状断熱材は、従来公知の発泡方法によって製
造されるが、長尺品の連続生産、各種断面形状の生産に
おいて優れている押出発泡方法が好ましい。
具体的には、樹脂の供給口、及び発泡剤の注入口を付し
た押出機の先端に冷却装置1次いで製品の断面形状に合
った開口形状を有するダイスリットを付した発泡成形装
置を接続し、押出機内で樹脂と発泡剤とを加圧加熱下、
均一に混合し、冷却装置で発泡成形(二連した温度まで
冷却し、ダイスリットから大気中に押出発泡して板状発
泡体を製造する。使用する発泡剤は揮発性の有機化合物
が好ましく、脂肪族炭化水素、塩素化炭化水素、フッ素
化塩素化炭化水素等のハロゲン化炭化水素、アルコール
類、エーテル類、エステル類等、及ヒこれらの混合物か
ら選ばれたものがあり、たとえばブタン、塩化メチル、
塩化メチレン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロフ
ルオロメタン、ク2− ロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン
、トリクロロトリフルオロエタン等及びこれらの混合物
から選ばれたものが使用される。より好ましくは、ジク
ロロテトラフルオロエタンと、その他のハロゲン化炭化
水素及び脂肪族炭化水素から選ばれた一種との混合発泡
剤あるいはジクロロテトラフルオロエタンとその他のハ
ロゲン化炭化水素から選ばれた一種及び脂肪族炭化水素
から選ばれた一種との混合発泡剤で、ジクロロテトラフ
ルオロエタンが2θ〜♂θモルチ含有するもの 。
である。
なお、本発明の板状断熱材を製造する場合1発泡挙動を
改良し、厚み3cm以上の厚みムラの少ない、木口断面
積がに7.52以上の品質の優れた板状発泡体とするの
に有効な改質剤を用いても良い。
この改質剤としては下記に示す一般式(1)、(1)。
(組で表わされる化合物が特に優れた効果を示し好まし
い。
改質剤としては一般式 %式%(1) (式中のRは炭素数/〜jのアルキレン基、Acylは
水素原子父はアシル基、nは/〜10の整数、Xはθ又
は/〜コの整数である) で示されるアミン、一般式 (式中のR′は炭素数/〜、!3の炭化水素基であり。
R,n−xは前記と同じ意味をもつ) で示されるアミド、及び一般式 %式%( (式中のa=b及びCは7以上の整数である)で示され
るポリオキシエチレンーポリオキシプロピレンブロツク
ボリマーの中から選ばれた少なくとも7種が用いられる
これらの一般式(1)、(1)及びfl)で表わされる
化合物の中で、好ましいのは(1)の化合物であり、特
に好ましい発泡改質剤は(1)及びfll)の混合物で
ある。
この混合物における(1)と(D)の混合割合は1重量
比で/:4tないしり:/の範囲が適当であり、好適な
のは3ニアないし7:3の範囲である。
これらの化合物の使用量は、ポリエチレン100重量部
に対して0.05〜75重量部の範囲、好ましくは0.
1〜70重量部の範囲である。
前記の一般式(1)で表わされる化合物の具体的な例と
しては1.2−ヒドロキシエチルアミン、ジーコーヒド
ロキシエチルアミン、トリー2−ヒドロキシエチルアミ
ン52−ヒドロキシプロピルアミン、ジーコーヒドロキ
シプロビルアミン、トリーコーヒドロキシプロピルアミ
ン、コーヒドロキシブロピルアミン、ジー2−ヒドロキ
シプロピルアミン、トリー2−ヒドロキシプロピルアミ
ン、トリーポリオキシエチルアミン、及びこれらと脂肪
酸とのエステル化合物、例えばトリーコーヒドロキシエ
チルアミンモノステアレート、トリーーーヒドロキシエ
チルアミンジステアレート、トリー2−ヒドロキシエチ
ルアミントリステアレート、トリーコーヒドロキシルア
ミンモノラウレート、トリーコーヒドロキシエチルアミ
ンジラウレート、トリーコーヒドロキシエチルアミント
リラウレートなどがあり、特に好ましいのは1.2.−
ヒドロキンエチルアミン、ジーコーヒドロキシエチルア
ミン、トリー2−ヒドロキシエチルアミン、λ−ヒドロ
キシプロピルアミン、ジー2−ヒドロキシプロピルアミ
ン、トリー2−ヒドロキシプロピルアミンである。これ
らの化合物は単独で用いてもよいし、またλ種以上混合
して用いてもよい。
前記の一般式(n)で表わされる化合物としては、例え
ばN−,7,−ヒドロキシエチル−ヘキサンアミド、N
−,2−ヒドロキシエチル−オクタンアミド、N−2−
ヒドロキシエチル−デカンアミド−N−コーヒドロキシ
エチルードデカンアミド、N−2−ヒドロキシエチル−
テトラデカンアミド、N −2=ヒドロキシエチル−ヘ
キサデカンアミド、N−2−ヒドロキシエチル−オクタ
デカンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシエチル−ヘ
キサンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシエチル−オ
クタンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシエチル−デ
カンアミド、N、N−ジーーーヒドロキシエチルード7
3− デカンアミド、N、N−,2−ヒドロキシエチル−テト
ラデカンアミド、 N、N−ジーコーヒドロキシエチル
ーヘキサデ力ンアミド、N、N−ジ−ユーヒドロキシエ
チル−オクタデカンアミド、N−2−ヒドロキシプロピ
ル−ヘキサンアミド、N−,2−ヒドロキシプロピル−
オクタンアミド、N−2−ヒドロキシプロピル−デカン
アミド、N−2−ヒドロキシプロピル−ドデカンアミド
、N−2−ヒドロキシプロピル−テトラデカンアミド、
N−、、l−ヒドロキシプロピル−ヘキサデカンアミド
、N−コーヒドロキシプロビルーオクタデカンアミド、
N、N−ジー2−ヒドロキシプロピル−ヘキサンアミド
、N、N−ジー2−ヒドロキシプロピル−オクタンアミ
ド、N、N−ジー2−ヒドロキシプロピル−デカンアミ
ド、N、N−ジーコーヒドロキシグロピルードデカンア
ミド、N、N−,2−ヒドロキシプロピル−テトラデカ
ンアミド、N、N−ジーコーヒドロキシブロビルヘキサ
デカンアミド、 N、N−ジ−2〜ヒドロキシプロピル
−オクタデカンアミド。
ポリオキシエチレンヘキサンアミド、ポリオキシ−/ 
グ − エチレンオクタンアミド、ポリオキシエチレンデカンア
ミド、ポリオキシエチレンドデカンアミド、ポリオキシ
エチレンテトラデカンアミド、ポリオキシエチレンヘキ
サデカンアミド、ポリオキシエチレンオクタデカンアミ
Fなどが挙げられ、特に好ましくはN−(又はN、N−
ジー)2−ヒドロキシエチル−ヘキサンアミド、N−(
父はN、N−ジー)ユーヒドロキシエチル−オクタンア
ミド、N−(又はN、N−ジー)、2.−ヒドロキシエ
チル−ドデカンアミド及びN−(又はN、N−ジー)コ
ーヒドロキシプロビルヘキサンアミド、N−(又はN。
N−D−)、!−ヒドロキシプロピルーオクタンアミド
、N−(父はN、N−ジー)、!−ヒドロキシプロピル
ードデカンアミドである。
これらの化合物は単独で用いてもよいし、また2種以上
混合して用いてもよい。
また前記の一般式(劃で表わされる化合物ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマーは、例
えば酸化プロピレンを重合させて得られたポリプロピレ
ングリコールの両端に酸化エチレンな付加重合させるこ
とによって得られる。
このポリオキシエチレンーポリオキシプロピレンブロツ
クボリマーの中で好ましいものは、一般式%式% 7〜90の範囲のものである。これらの化合物は単独で
用いてもよいし、また2種以上混合して用いてもよい。
本発明の板状断熱材の気泡の構造1分布は、発泡ダイ部
の温度、圧力、発泡成形装置たとえば押えロール、コン
ベアー等の押圧力等を制御する事により調整されるが、
前記の発泡改質剤を添加する事により、ダイ部における
発泡性樹脂の粘弾性、摩擦等が複合作用をして、本発明
の気泡構造分布をとりやすくする為、発泡改質剤を添加
する事がより好ましい。
本発明の板状断熱材は木造住宅の充填断熱材として有用
である。この充填断熱材は、木造住宅の木組み寸法たと
えば柱と柱又は柱と間柱との間隔土台と胴差し℃の間隔
よりそれぞれ約7θ係大きい寸法を有するものであれば
どの様な形態であっても良く、たとえば、上記寸法の板
状発泡体、施工性を良くするために長さ方向に切り込み
を付けた板状発泡体、あるいは上記寸法を整数分割した
最大の木口断面寸法を有する発泡体を整数枚その端面を
接する様に接着あるいはフィルム等との積層接着したも
の等が使用される。
又、その使用部位により、難燃剤、着色剤、酸化防止剤
、紫外線吸収剤、帯電防止剤、防曇剤あるいは結露防止
剤等を含有させたものであっても良く、さらに全体の基
材樹脂の内1.ll′θ重量優以上が本発明で定める高
密度ポリエチレンであれば他の樹脂、ゴム等を加えたも
のであっても良い。
以下実施例で詳細に説明するが、部とは重量部である。
実施例での試験方法、評価方法は以下に記した通りであ
る。
樹脂の密度 発泡体の気泡を構成する樹脂を小片に切り出しJI8K
g7乙θに記載の密度こうはい管法により測定した。
−77− 樹脂のメルトインデックス 発泡体の気泡を構成する樹脂を小片に切り出しJI8K
g7にθに記載の方法で測定した。測定条件は/9θ±
θ、5℃、荷重27にθ十/θtである。
発泡体の見掛は密度 J I8 K 1.71,7に記載の方法で測定した。
発泡体の独立気泡率 A8TMD2♂j乙に記載のエアビクノメータ法により
測定した。
平均気泡径 板状断熱材の表層部を切断除去したサンプルの端部、中
央部及び端部と中央部との中間部(たゾし最小木口断面
寸法に対する最大の木口断面寸法の比率がjより小さい
ときは端部で中央部のみについて)について、単位長さ
く通常は/ 0 +w+a )当りの気泡の数を計測し
1次の式で求めた気泡径の平均値を平均気泡径とした。
−/ l− なお、板状断熱材の厚み、巾、長さ方向で気泡の径が変
わる場合には、それぞれの方向(二ついて平均気泡径を
求めて示した。
断熱材(板状発泡体)の施工性 巾、長さともに木造住宅の木組み部内寸法よりそれぞれ
約/θチ大きい、試験体をモデル的に作製した実寸の木
造住宅の木組み構造体(柱、土台、胴差し及び間柱から
構成される)に、充填施工しそれぞれ次の基準で評価し
た。
断熱構造体の断熱性 少なくとも7つの表層部を有する厚み、2夕鴫縦/J’
、2wm横/33■角の板状断熱材を、内寸/!θ闇角
の杉材(2!l角λ=0.//(Kcal/m−h℃)
 )製の木枠内1:充填し、このものの熱伝導率を平板
法で測定した。なお、温度を三水重液えて温度係数も求
めた。
父、同じ板状断熱材から厚み、2タ■縦横ノθθ1角の
板状サンプルを切り出し、同様に熱伝導率を測定した。
この結果を次の評価基準で評価した。
温度依存係数が断熱材単体と大差ない。
B ・・・ 熱伝導率の低下率/θチより大きくコθチ
以下C・・・ 熱伝導率の低下率λθチより大きく温度
依存係数が著しく大きい。
−79一 実施例で使用した樹脂(A)、〔B〕・・・CH3は次
に示すものである。
製造例 樹脂の供給口及び発泡剤注入口を付した口径iso■の
押出機の先端に冷却装置 次いで間隔へ! ms 、巾7タ■のスリット口を有す
る発泡成形装置を接続した押出発泡装置に樹脂〔A37
00部、タルクθ、j部、ポリオキシエチレン、ポリオ
キシブロビレンブロツクボリマ−(a=/7.b=7.
cm7 )/、J部を均一に混合した樹脂組成物を供給
し、ジクロロチーl/− 一2 θ− ドラフルオロエタン/ <t、3 部とトリクロロトリ
フルオロエタン/j、7部とを混合した発泡剤を供給し
、加圧下/9ワ℃で均一に混合し、冷却装置で/、2に
℃まで冷却した混合樹脂を大気中シニ押出し1発泡させ
、複数のロールからなる成形装置で厚み一定の板状発泡
体を製造した。
得られた発泡体は厚み3儒、最大中Jjcmの偏平楕円
断面を有する板状発泡体でみかけ密度θ、θコθf/c
d 、独立気泡率97%、平均気泡径/、j wmであ
った。表層部の気泡は表面から約3〜グ個の気泡までが
表層面に対し平行に並んだ碁石状の偏平な気泡であった
。この碁石状気泡の形状は平均厚みが0.416m5.
平均径がθ、♂■であった。
実施例/ 製造例に記した方法により、樹脂(A)を使用して押出
発泡した厚み3 cm 、最大中2jcmの偏平楕円断
面を有する長さ2mの板状発泡体の両端を切断し、厚み
311W、巾22..jcmの直方断面を有する板状発
泡体を製造した。発泡体の密度22− はθ、0.2θ2肩、独立気泡率9♂チ、発泡体内層部
の平均気泡径/、2m1表層部に3〜4を層の偏平気泡
層がありこの部分の気泡は発泡体の厚み方向にθ、4t
■、巾方向に0.9m、長さ方向に/、/s++の碁石
状であった。
得られた板状発泡体2枚を一端面が接する様に並べ板状
発泡体の接合面を熱融着し、充填断熱材とした。次いで
当該断熱材を木造住宅の木組み構造に充填施工し、断熱
材の施工性を評価した。このものは充填作業も容易で、
充填時の自立性も優れ屈曲することなく、又中央面にお
ける張り出しもなかった。父、木組み構造体との間での
スキマもなく優れた嵌合性を示した。
実施例コ 樹脂〔B〕を使用して製造例に記載の方法と同じ方法で
製造した厚み3cm、巾、22.3cmの直方断面を有
する板状発泡体を製造した。この発泡体を使用して実施
例/と同じ方法で断熱材を作り、その充填性を評価した
。この結果を第1表屋λに示した。
比較例/ 樹脂な[g)、(C) 、 (D:lにそれぞれ変えた
他は実施例/と同じ方法で製造した板状発泡体を使用し
て、断熱材を作り、施工性を評価した。
(ただし、樹脂〔E〕の場合は発泡剤としてジクロロテ
トラフルオロエタンを使用した)結果をそれぞれ第1表
実施A3、グ、jに示した。
第1表から明らかな様に、密度がθ、デ35274より
小さい樹脂では断熱材の自立性に劣り。
施工性が劣り、θ、?に61肩より大きいと圧縮強度が
大きく充填が困難となり、メルトインデックスがr y
//θ分より大きいと圧縮強度が小さく木組み構造体か
ら脱離しやすく、嵌合性に劣り好ましくない事が明らか
である。
(以下余白) 実施例3 実施例/において、押出発泡成形金型の形状を種々変え
て、第2表に示した最小断面寸法(厚み)と最大断面寸
法(巾)を有する長方断面形状の板状発泡体を製造した
これらの発泡体を使用しそれぞれ充填型断熱板を作り、
その施工性を評価した。その結果をそれぞれ第2表に示
した。断熱板の巾寸法は4tjcmとなる様にそれぞれ
の発泡体の巾を<<1mの整数分割した寸法に加工して
端面で部分的に接着して作った。
第2表から板状発泡体の最小断面寸法、最大断面寸法/
最小断面寸法比、断面積がそれぞれ/倒、3.7!、3
7.!−より小さくなると充填施工性が劣り好ましくな
い事が明らかである。
(以下余白) 2 g − 特開昭59−221337(8) 実施例グ(実験A/3./グ、 /J−)、比較例2(
実験A/に) 実施例/において1発泡樹脂の冷却温度、発泡グイ口金
の温度、発泡成形ロールの間隔等を調整して、第3表に
示した気泡分布を有する厚みコタ■の板状発泡体を製造
した。
得られた発泡体から縦横/ j 、2 X / ! J
” wmの板状サンプルを切り出し断熱性能を評価した
結果を第3表に示した。父、断熱材の施工性も実施例/
と同じ方法で評価した。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は板状断熱材を木組み構造に充填した場合の施工
性に与える木口断面寸法の影響を示すためのグラフ、第
2図、第3図及び第7図は板状断熱材の気泡構造及び分
布を模式的に説明するための木口の断面部分図である。 1・・・板状断熱材 2・・・表層部の気泡層 3・・・内層部の気泡層 第3図及び第7図は、第2図における木口の断面部分4
の別の形態を示す断面部分図、第5図は本発明の範囲外
であるはゾ全ての気泡が等方構造である断面部分図、第
に図及び第7図は木口と表層部の気泡の分布の別の態様
を示す部分斜視図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社  30−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. / 密度θ、93オr/d以上θ、2乙乙り肩以下及び
    メルトインデック70.072770分以上j、517
    70分以下の範囲内である高密度ポリエチレンよりなり
    、見掛は密度θ、θθ7 ?/a/i −0,/ f/
    cdlである板状発泡体であって、板状発泡体の木口断
    面積が少なくとも約37.3−cd、最小の木口断面寸
    法が少なくともハL最小木ロ断面寸法に対する最大の木
    口断面寸法の比率が3.7タ以上であり、発泡体内層部
    の平均気泡径がθ、θj〜3朋で気泡が偏平で表層面に
    対し平行に並んでいる表層部を少なくとも/固有してい
    ることを特徴とする板状断熱材
JP58095038A 1983-05-31 1983-05-31 板状断熱材 Pending JPS59221337A (ja)

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