JPS5922105B2 - 無段変速機の制御方法 - Google Patents

無段変速機の制御方法

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JPS5922105B2
JPS5922105B2 JP50081131A JP8113175A JPS5922105B2 JP S5922105 B2 JPS5922105 B2 JP S5922105B2 JP 50081131 A JP50081131 A JP 50081131A JP 8113175 A JP8113175 A JP 8113175A JP S5922105 B2 JPS5922105 B2 JP S5922105B2
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pedal
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piston
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の動力を利用して走行する乗物の駆
動系に無段変速機を装着した場合の無段変速機の制御方
法に関するものであり、本発明における実施例は、特に
自動車用につ(・て説明しているが、この考えはモータ
ボートの1駆動などにもそのまま利用できるものである
自動車用無段変速機の一般的なものはターボ式トルクコ
ンバータであるが、このターボ式トルクコンバータは、
その変速比がそれ自身の作動状態によって定まってしま
うが、本発明において扱う無段変速機は、その変速比を
外部から任意に制御しうる公知の機械式無段変速機や油
圧変速機のようなものに適用するものであり、これに本
発明の制御方法を採用することにより、この乗物に使用
している内燃機関を、駆動するときは、内燃機関の最も
作動の良好な領域のみを使用し、しかもエンジンブレー
キを必要とする時は最大のエンジンブレーキを、駆動時
と同様に単一のペダルによってかけうるようにしたもの
である。
無段変速機によって、有効にエンジンブレーキをかける
従来の考えには、油圧変速機を利用したものがあるが、
これらはいずれも専用のエンジンブレーキ用ペダルを設
けたものである。
しかし、これら従来の方式においては、前方に危険を感
じてから乗物にブレーキをかげる際、アクセルペダルか
ら足を離して次にブレーキペダルを踏込むまでの無駄時
間を必要とし、更にこれら無段変速機は、原動機の燃費
削減のために、アクセルペダルをもどしてゆくとその変
速比はいわゆるオーバトップ(overt、op)の方
向に移行するようになっている。
そのため、該無駄時間の間は、エンジンブレーキが効か
ず、むしろ、この間には駆動輪と原動機が切り離された
ような感覚となって、この間において運転者には不安感
を与え、且つ乗物の減速におけるブレーキ応答が遅れて
危険を増大させるものとなっている。
本発明の目的は、上記のような欠点を改善し、走行乗物
におけるアクセルペダルのもどし時において有効に5あ
るいは最大限にエンジンブレーキを可能とし、且つ該エ
ンジンの駆動には該エンジンの最良の作動状態で駆動し
うる無段変速機の制御方法を提供することにある。
ここで、本発明の特徴は、アクセルペダルを踏み込む駆
動時においては、従来の駆動方法と同様にアクセルペダ
ルの踏み込み量に応じて、エンジンの出力馬力が増大し
、アクセルペダルをもどすと、そのもどした信号によっ
て、エンジンのスロットル開度は零となり、アクセルペ
ダルのもどし量に応じて、無段変速機の変速比を小さく
してゆき、零スロットル開度のままエンジンの回転速度
を高め、エンジンブレーキをかけてゆ(ことができるこ
とにある。
以下実施例に基づいて本発明における無段変速機の制御
方法を説明する。
第1図は、本発明における無段変速機の制御方法によっ
てエンジンを制御した場合において該エンジンの作動す
る作動特性を示し、第2図は本発明における無段変速機
の制御方法を実施するための一実施例としての制御装置
をシステム図によって示したものであり、第3図は第2
図のブレーキ信号スイッチの詳細な説明図であり、第4
図は第2図における駆動・エンジンブレーキ設定機構の
他の実施例である。
第1図は、縦軸に第2図に示すエンジン1の出力馬力(
PS)を示し、その横軸nより上方は駆動状態を示し、
横軸nより下方はエンジンブレーキの状態を示し、横軸
nはエンジン10回転速度を表ワし、実線θのパラメー
タはエンジン1のスロットル弁開度を表わしている。
コントロール線Cは第2図に示す無段変速機2の変速比
を制御することによって、エンジン1の作動状態が決定
される領域を示している。
また、このコントロール線cはペダル1000が矢印1
001の方向に踏み込まれているとき、すなわちエンジ
ン1の作動状態が駆動状態にあるときに使用されるもの
であり、その領域はエンジンの燃料消費率が最も低くな
る領域となっている。
またコントロール線Cは排気ガス成分の最も良好となる
領域に選定することもできる。
第2図のペダル1000を矢印1001の反対方向にも
どすときは、エンジン1が第1図の最小スロットル線θ
min上において、ペダル1000のもどし量に応じて
、その回転速度を制御し、エンジンブレーキの能力を調
節できるようになっている。
第2図において、エンジン1の出力1駆動軸101には
歯車102が嵌着しており、歯車102には歯車103
がかみ合っており、歯車103には回転軸104が嵌着
し、この回転軸104は公知のフライウェイト式の油圧
ガバナ200を駆動しており、油圧ガバナ200はエン
ジン10回転速度に比例した油圧信号を油圧信号管路2
10に発生させている。
回転軸104と回転軸204はスプライン106を介し
て結合されており、回転軸1040回転速度増大によっ
て、フライウェイト202がピン201を中心として外
方に広がることによって、フライウェイト202のカム
面203が回転軸104に固着した回転円板105を押
しつけ、その反力によってピン201と一体である回転
軸204が右方に移動するようになっている。
逆に、回転軸1040回転が低下すると、フライウェイ
ト202は外方へ広がろうとする力が弱まり、油圧室2
16の油圧がスプール右端面213に作用していること
により、回転軸204は再び左方にもどるようになって
いる。
なお、スプリング214は作動前において、回転軸20
4が最左端に設定されておればよい程度の弱いばね力と
なっているものである。
油圧ガバナ200のスプール弁205はシリンダ215
へ摺動可能に嵌合し、回転軸204に固着したスプール
弁205が右方に移動すると、ドレーンタンク4に接続
するポート206は絞られてゆき、一定油圧源5に通ず
るポート207は、より開度が犬になり、ポート208
への連通の度合もより犬になり、油圧信号管路210の
油圧力も大きくなる。
逆に、スプール弁205が左方に移動すると、ポート2
07は絞られ、ポート206の開度が大きくなり、これ
に連通するポート208の油圧はポート206を介して
、ドレーンタンク4に開放される度合が犬となり、ポー
ト208を介した油圧信号管路210の油圧力が低下す
るようになっている。
油圧信号管路210かもの枝管路211はポート209
を介して、スプール弁205の右端面213に油圧力を
作用させるためのフィードバック信号管路であり、オリ
フィス212はスプール弁205の振動を防止するため
のフィードバックゲインの調節部分である。
エンジン1の出力駆動軸101は無段変速機20入力回
転軸となっており、この駆動軸1010回転は無段変速
機2によって変速して、出力回転軸21に伝えられ、こ
の動力は図示していない1駆動輪を駆動するようになっ
ている。
レバー22は無段変速機2の変速比を変える装置であり
、レバー22を矢印23の方向に動かすと変速比は低下
し、レバー22を矢印24の方向に動かすと変速比は高
くなるようになっている。
ここで変速比とは、出力回転軸210回転速度を入力回
転軸1010回転速度によって除した値を言っている。
アクチュエータ3はレバー22を矢印23あるいは24
の方向に動かすためのものであり、シリシダ31にはピ
ストン32がその軸方向への摺動を可能に嵌合し、ピス
トン32はレバー22とリンク結合している。
ピストン32はアクチュエータ3の左室35に油圧が高
まると右方に移動し、レバー22を矢印23の方向に動
かし、右室36の油圧が高まると、ピストン32は左方
に移動し、レバー22を矢印24の方向に動かす構成と
なっている。
4方弁式のサーボ弁300におけるシリンダ312には
スプール弁301がその軸方向への摺動を可能に嵌合し
、スプリング309がスプール弁301を右方に押す力
と、油圧信号管路210およびポート308を介して導
かれた油圧室313の油圧によるスプール弁301を左
方に押す力とが平衡しているときは、スプール弁301
の中間ランド302がポート304を完全に閉ざし、一
定油圧源5と連通するポート304の油圧は、いずれの
ポート303,305,306あるいは307にも連通
せず、サーボ弁300は休止状態になる。
これに対し、スプリング309の設定力が油圧室313
の油圧力より犬のときは、スプール弁301は右に移動
し、ポート304の油圧はポート306に連通し、この
油圧は更に管路310およびアクチュエータ3のポート
34に導かれ、油圧室35内の油圧を高めピストン32
を右方に移動させ、このとき油圧室36の油は、ポート
33、管路311、ポート30γおよび305を介し、
ドレーンタンク4に開放される。
逆に、サーボ弁300における油圧室313の油圧力が
スプリング309の設定力より太きいときは、スプール
弁301のランド302がポート304の位置より左に
移動し、ポート304と307、およびポート303と
306がそれぞれ連通し、そのことによって一定油圧源
5の油圧はポート304および307、管路311およ
びポート33を介して、アクチュエータ3における油圧
室36の油圧を高め、ピストン32を左方に移動させ、
油圧室35の油はポート34、管路310、ポート30
6および303を介して、ドレーンタンク4に押しのけ
られるようになっている。
このように、アクチュエータ3とサーボ弁300は、入
力信号部材430かもの入力信号と油圧信号管路210
かものフィードバック信号に対して、サーボ機構を構成
している。
エンジン回転速度指示信号部400は、スロットル弁1
08と連動する1駆動時用のカム板4200回転か、あ
るいはエンジンブレーキ時用のアクチュエータ410が
それぞれ入力信号部材430の左右方向の動きを決定し
、入力信号部材430と一体の突出棒431はキャップ
440のくぼみ部441を押し、キャップ440の左右
方向位置を決定し、キャップ440の位置設定は座部4
42に装着したスプリング309のばね力を設定し、こ
のばね力の設定はエンジン10回転速度の目標である指
示信号となる。
ここで、エンジン1におけるスロットル弁108は、エ
ンジン1かも出力する動力を?1flJ御する出力操作
部分となっている。
また、入力信号部材430は、その左右方向の位置が上
記サーボ機構への入力信号の大きさを決定するためのサ
ーボ機構における入力信号部を構成している。
また、カム板420が回転することによって入力信号部
材430を左右へ移行させる構成は、上記入力信号を発
生させる一方の入力部を構成していることになり、且つ
アクチュエータ410が入力信号部材430を左右方向
に移行する構成は、上記入力信号を発生させる他方の入
力部を構成していることになる。
ペダル1000はピボット1016を中心に回転しうる
ようになっており、ロッド1005はペダル1000を
矢印1001の方向に踏み込むと右方に移動し、ペダル
1000を離してゆくと、スプリング1006のばね力
によりロッド1005と一体の端部指示材1003を押
し、ロッド1005を左方にもどすようになっている。
ロッド1005の他端にはブレーキ信号スイッチ130
0があり、その詳細は第3図に示すようにケース前部1
301とケース後部1302がポル)1303によって
一体となっており、且つケース後部1302はアクチュ
エータロッド1202と一体となっており、ケース後部
1302にはシリンダ1314が穿設し、シリンダ13
14にはピストン1304がその軸方向への摺動を可能
に嵌合し、ピストン13040周上には溝部1305を
設け、スプリング1307.Inるいば1319のばね
力によりボール1306あるいは1318を、この溝部
1305に押し付けるようになっている。
また、スプリング1307あるいは1319のばね力は
座金1309あるいは1320の厚みを変え、ネジ13
08あるいは1321のねじ込み深さを変えることによ
って、調節できるようになっており、ピストン1304
にはロッド1005が一体的に固着し、アクチュエータ
ロッド1202は第2図に示すアクチュエータ1200
のピストン1210と連接している。
第3図のケース前部1301によって構成している空間
1316にはスイッチ131Tを装着してあり、スイッ
チ1317はケース前部1301に接着した絶縁材13
12の上にスイッチ接触子1313が接着してあり、ス
イッチ接触子1313にはリード線1014が接続して
いる。
また、スイッチ接触子1313に対して、ケース前部1
301に接着した絶縁板ばね材1310の先端にスイッ
チ接触子1311が接着してあり、このスイッチ接触子
1311にはり一ドM1013が接続している。
スイッチ1317はロッド1005がアクチュエータロ
ッド1202に対し、相対的に左方に移動し、ボール1
306がピストン1304の溝部1305に入り込んだ
状態において、絶縁板ばね材1310の背部をピストン
1304の左端面1322が押し、スイッチ接触子13
13と1311を接触させ、その結果スイッチ1311
がオンの状態となるようになっている。
なお、ケース前部1301およびケース後部1302に
設けた貫通孔1323および1324は、ピストン13
04が左右に摺動した場合のシリンダ1314内の空気
の出入口である。
ブレーキ信号スイッチ1300かも出たリード線101
3および1014は、それぞれロッド1005に固着し
た集電材1012および1009に接続し、これら集電
材1012および1009と摺動可能に接触して、常時
電流を通じさせるブラシ1008および1011は、そ
れぞれボデー3000に装着されたスプリング100γ
および1010によって、集電材1009および101
2側に押し付けられている。
ブラシ1008からはリード線1017、手動スイッチ
5103およびリード線5101を介し、同じくブラシ
1011からは、リード線1015、電源9およびリー
ド線5102を介し、それぞれソレノイド弁5000の
ソレノイド5100に通電するようになっている。
すなわち、ブレーキ信号スイッチ1300は、ペダル1
000の踏み込み、あるいはその踏みもどしを検出する
検出器どなっている。
アクチュエータ1200のシリンダ1201にはピスト
ン1210がその軸方向への摺動を可能に嵌合し、ピス
トン12100周上にはシールリング1203が装着し
、ポート1206は油圧管路1208が連通し、ポート
1207は油圧管路1209に連通している。
ペダル補正弁1100は、ロッド1005の端部指示材
1003がクランク1101の端部骨1102を左方に
押すと、クランク1101がピン1104を中心に反時
計まわり方向に回転し、その回転によってフォーク11
05がロッド1106を介してスプール弁1111を右
方へ動かし、逆に、端部指示材1003がクランク11
01の端部骨1103を右方に押すと、クランク110
1がピン1104を中心に時計まわり方向に回転し、そ
の回転によってフォーク1105がロッド1106を介
してスプール弁1111を左方へ動かす構成となってい
る0 ロッド1106には円板1107および1110が固着
しており、スプリング1108はボデー3000を介し
、ロッド1106を左方に、スプリング1109はロッ
ド1106を右方にそれぞれ押す成分を持っており、端
部指示材1003の指示部1004がクランク1101
の端部骨1102あるいは1103のいずれにも接触し
ていない状態においては、スプリング1108および1
109の作用によって、スプール弁1111はポート1
114および1116を完全に閉じている。
指示部1004が端部骨1102に接触する位置は、ペ
ダル1000が最終端にもどされたときにおいて指示部
1004が位置するその位置の右側少し手前の位置とな
っており、またそのときにおけるピストン1210の位
置は、第3図におけるピストン1304がスイッチ13
17をオンとした状態において、ピストン1210の左
端面がストロークエンドになる少し手前となる関係にあ
る。
また、指示部1004が端部骨1103に接触する位置
は、ペダル1000が最も踏み込まれたときにおける指
示部1004の位置の左側少し手前の位置となっており
、またそのときにおけるピストン1210の位置は、第
3図におけるピストン1304がシリンダ右端面131
5に当接している状態において、ピストン1210の右
端面がストロークエンドになる少し手前となる関係にあ
る。
なお、第3図においてピストン1304がスイッチ13
17をオンとさせる位置からピストン1304の右端面
がシリンダ右端面1315へ当接するまでの移行距離は
、ペダル1000の踏み込み、あるいはそのもどしの全
ストロークに比し、無視し得る程に小さな距離となって
いる。
ペダル補正弁1101のボーN114は油圧管路111
Tを介し、油圧管路1208に連通し、ボー・ト111
6は油圧管路1118を介し、油圧管路1209に連通
し、ポート1115は一定油圧源5に連通しており、ス
プール弁1111が左方に移動すると、円弧状のスプー
ル部1113を介し、ポート1115と1114が連通
し、スプール弁1111が右方に移動すると、ボー)1
115と1116が連通ずるようになっている。
ソレノイド弁5000のシリンダ5001にはスプール
弁5002がその軸方向への摺動を可能に嵌合し、スプ
ール弁5002の左端にはソレノイド吸引材5010が
連接しており、ソレノイド5100に電流が通ずると、
ソレノイド5100がソレノイド吸引材5010を吸引
し、スプール弁5002を左方に移動する。
これに対し、ソレノイド5100の電流が切れると、ソ
レノイド5100の吸引力が消滅し、スプール弁500
2はスプリング5011のばね力により、右方に移動す
るようになっている。
ソレノイド弁5000のスプール弁5002が左方に移
動しているときは、ランド5003がポート5005と
5008の中間に位置し、ポート5006と5008お
よびポート5005と5007がそれぞれ連通し、スプ
ール弁5002が右方に移動すると、図示のようにポー
ト5005と5008およびポート5004と5001
がそれぞれ連通し、ボー)5004および5006はチ
ェック弁5009を介し、ヘッドタンク8に連通し、ポ
ート5005はヘッドタンク8に直に連通し、ボー)5
007は油圧管路1208に連通し、さらに油圧管路1
208を介し油圧管路T5に連通し、ボー)5008は
油圧管路415を介し、アクチュエータ410のポート
414に連通し、さらに油圧管路415は油圧管路12
09とも連通している。
アクチュエータ410は、ポート414に油圧が高まる
と、シリンダ411の内面を左右方向に摺動するピスト
ン412が、スプリング413のばね力に抗して右方に
移動し、入力信号部材430を右方に押す。
これに対し、ポート414の油圧が消滅すると、ピスト
ン412はスプリング413のばね力により左方にもど
り、入力信号部材430を右方に規制する作用は無くな
る。
加速アクチュエータγのシリンダ11の内面にはピスト
ン72が上下方向に摺動可能に装着しており、油圧管路
15を介して、ポートγ4に油圧が高まると、このピス
トンγ2はスプリング13に抗して、下方に移動し、ポ
ート14の油圧が消滅すると、スプリング73のばね力
によって上方に移動するようになっている。
このピストン12はリンク系6のリンク61に連接し、
このリンク61はクランク62、リンク63、クランク
64とクランク64に固着した回転軸65を介して、ス
ロットル弁(出力操作部分)108の開度を変化させる
ようになっている。
この場合、ピストン12が下方に移動するとき、スロッ
トル弁108は全開の方向となってエンジン1の出力を
増大させ、逆にピストンγ2が上方に移動するときはス
ロットル弁108が全開の方向となって、エンジン1の
出力を零あるいはエンジンブレーキ状態とする関係にな
っている。
また、クランク62に固着した回転軸660回転は、回
転軸66に固着したカム板420を回転させ、この回転
角はスロットル弁108の開度に比例している。
また、カム板420のカム面421の形状は、第1図に
示すように、それぞれのスロットル弁開度θにおいて、
エンジン1の作動が常にコントロール線cの上に来るよ
うなスロットル弁開度θと、そのときのエンジン回転速
度n。
どなる関係になっている。
以上の構成において、以下その作用を説明する。
手動スイッチ5103は前もって、オンの状態にしてお
き、この車両を1駆動したいときは従来の自動車と同様
にペダル1000を矢印1001の方向に踏み込むと、
ロッド1005はスプリング1006に抗して右方に移
動する。
このとき、ブレーキ信号スイッチ1300の作動は、第
3図に示すようにロッド1005がアクチュエータロッ
ド1202に対し、相対的に右に移動した状態になって
おり、スイッチ1317はオフの状態となり、第2図の
電源9の電流は第3図のスイッチ1317において切れ
、ソレノイド5100に電流が通電しない状態となって
いる。
このため、ソレノイド弁5000のソレノイド5100
はソレノイド吸引材5010を吸引することがなく、ス
プール弁5002はスプリング5011のばね力によっ
てランド5003がポート5005と5007の間に位
置するところまで右方に移動させられる。
このことによって、アクチュエータ1200めシリンダ
左室1204はポート1207、油圧管路1209およ
び415、ポート5008および5005と油圧管路8
1を介してヘッドタンク8に開放されている。
これに対し、アクチュエータ1200におけるシリンダ
右室1205の油はポー)1206、油圧管路1208
、ポート5001および5004を介してチェック弁5
009に至り、シリンダ右室1205の油圧が高まって
いるときは、このチェック弁5009が閉じ、シリンダ
右室1205の油は、ポーN206、油圧管路1208
および15を介し、加速アクチュエータ7のポート74
に至り、ピストン72を下に押し下げるようになる。
この状態にお(・て、ロッド1005は、第3図に示す
ように、その先端に固着したピストン1304がケース
後部1302のシリンダ右端面1315を押す状態にな
っており、ロッド1005の右方への動きはそのまま、
ケース後部1302と一体になったアクチュエータロッ
ド1202の動きとなり、アクチュエータロッド120
2の動きは、第2図に示すように、アクチュエータロッ
ド1202に連接したピストン1210の動きとなる。
このピストン1210の右方への動きによって押しのけ
られたシリンダ右室1205の油は、前述のように加速
アクチュエータTのポート74に導かれてピストン72
を押し下げ、その押し下げはこれに連接するリンク61
を押し下げる。
すなわち、ペダル1000の動きはリンク61の動きと
比例することになり、リンク61の下方への移動はクラ
ンク62を反時計まわり方向に回転させ、クランク62
に連接するリンク63はクランク64を介して、回転軸
65を時計まわり方向に回転させ、スロットル弁108
を開いてゆき、そのことによってエンジン1の出力馬力
は上昇し、このとき同時にクランク620反時計まわり
方向の回転は回転軸66を介して、カム板420をクラ
ンク62と同じ反時計まわり方向に回転させ、カム面4
21が入力信号部材430を右方へ移動させ、その移動
量は、各スロットル開度において、第1図の各スロット
ル開度θとコントロール線Cとの交点から横軸上におろ
した指示エンジン回転速度n。
の大きさに比例した値となって(・る。これを具体的に
説明すると、スロットル弁108の開度が第1図に示す
θの値であり、エンジン10作動転はり。
点の位置にあり、そのときの指示エンジン回転速度はり
点から垂線をおろした横軸上のn。
に相当するものとなっている。しかし、スロットル弁1
08が第1図に示すθの位置にあったとき、エンジン1
の作動点がり。
点に位置するときは、第2図の自動制御系が定常状態に
なったときであり、ペダル1000を踏み込んだ瞬間の
非定常状態のとき、実際、エンジン1の作動回転速度は
n。
より犬あるいは小となっている。
従って、第2図のカム板420の回転によって入力され
た入力信号部材430のn。
に比例した左右方向の位置設定は、第1図の説明のよう
に、スロットル弁開度がθに設定されたとき、定常状態
におけるエンジン1の作動点がり。
点となるように、サーボ機構の入力信号部(入力信号部
U−430)へそのn。
値を入力したことになる。すなわち、入力信号部材43
0の左右方向の位置設定は、エンジン10回転速度がn
−noとなるようにサーボ機構の入力部へ指示信号を与
えたことになる。
このように、ペダル1000を踏み込んだことにより、
入力信号音w430が右方に移動し、入力信号部材43
0と一体の突出し棒431はキャップ440を右方に移
動させ、スプリング309の設定ばね力を高める。
このようにスプリング309の設定力が高まると、スプ
ール弁301は、ランド302がポート304を完全に
閉じた平衡点より右に移動し、ポート304の一定油圧
源5かもの油圧はポート306に導かれ、その油圧は変
圧管路310およヒホート34を介して、アクチュエー
タ3の左室35′に導入してピストン32を右方へ移動
させ、ピストン32に連接したクランク22を矢印23
の方向に回転させ、その結果、無段変速機2の変速比が
低下することとなってエンジン1の負荷トルクが低下す
る。
このとき、アクチュエータ3の右室36の油はポート3
3、油圧管路311、ポート307および305を介し
て、ドレーンタンク4へ開放されている。
この状態が設定されエンジン1の負荷が下ったことによ
り、エンジン1の回転速度が高まってゆき、これにつれ
てエンジン1と歯車結合している回転軸1040回転も
高まり、油圧ガバナ200の油圧信号管路210の油圧
も高まってゆき、この油圧はサーボ弁300のポート3
08を介してサーボ弁右室313に至り、スプール弁3
01を左方に押しもどしてゆき、やがてスプール弁30
1のランド302がポート304を完全に閉じる位置に
移動する。
しかし、無段変速機2の変速比は低下したままになって
いるため、エンジン1の負荷もまだ低下したままとなっ
ており、エンジン10回転速度は上昇しつずける。
その結果、これに比例した油圧ガバナ200の油圧信号
管路210からの油圧も上昇し続け、サーボ弁300の
スプール弁301の左方への移動も続行しりすけ、ラン
ド302の位置がポート304の位置より左方にきたと
き、それぞれのポートの連通は、新たにポート303と
ポート306、およびポート304とポート307が連
通するようになり、一定油圧源5の油圧はポート304
および307、油圧管路311およびポート33を介し
、アクチュエータ3の右室36に至るようになり、左室
35の油はポート34、油圧管路310、ポート306
および303を介しドレーンタンク4に開放されること
になる。
その結果、アクチュエータ3のピストン32は左方に移
動するようになり、ピストン32に連接するクランク2
2は矢印24の方向に回転し始め、無段変速機2の変速
比を高めてエンジン1の負荷を高めてい(ことになる。
このようにエンジン1の負荷が高まると、エンジン10
回転速度は再び低下してゆき、このため油圧カバナ20
0における油圧信号管路210の油圧およびサーボ弁3
00における左室313の油圧が低下し、その結果スプ
ール弁301はスプリング309のばね力によって再び
右方に押されてゆき、やがてランド302がポート30
4を閉じ、このとき一定油圧源5からの油圧はアクチュ
エータ3に流入しえなくなり、無段変速機2の変速比変
化も停止して、上記制御が定常状態に達したことになる
すなわち、この定常状態に達したとき、第1図のスロッ
トル弁開度θの設定に対して、エンジン1の作動点がり
点に達したことになる。ここで、もし車両が下り坂にさ
しかかり、図示していない車両の駆動輪に連動している
無段変速機2の出力軸21の負荷が軽減されたような場
合はエンジン1の負荷も軽(なり、そのことによってエ
ンジン10回転速度も高まり、エンジン1の作動点は第
1図の定常作動点り。
からはずれ、同一スロットル弁開度θ上において、Da
点に移動し、その回転速度はnaとなる。
しかし、前述の説明と同じように、エンジン1の回転速
度が上昇すると、油圧ガバナ200の油圧信号管路21
0の油圧が高まり、サーボ弁300のスプール弁301
を左に移動させ、無段変速機2の変速比を高め、エンジ
ン1の負荷が高まり、再びエンジン10回転速度を下げ
てゆき、このことによって、再び油圧ガバナの油圧信号
管路210の油圧も下がり、サーボ弁300におけるス
プール弁301も再び右方にもどってゆき、第1図の実
際のエンジン回転速度naと、目標となるべき指示エン
ジン回転速度n。
どの差(na−no)が零となったとき、スプール弁3
01のランド302がポート304を閉じ、再びエンジ
ン1は第1図の定常状態のり。
点に保持される。なお、エンジン1の定常作動点がり。
点に落着(関係は、サーボ弁300におけるスプリング
309のばね常数、ポート304の位置、スプール弁3
01の右端面投影面積、および油圧ガバナ200の特性
から決定出来るものである。
上述の下り坂とは逆に、スロットル弁108の開度がそ
のままで車両が上り坂に達した場合は、エンジン1の負
荷が増大してエンジン10回転速度naが低下し、実の
エンジン回転速度naと指示エンジン回転速度n。
との差(na−no)は負となり、その結果、サーボ弁
3000作用は前述と逆の作用となって無段変速機2の
変速比を低くしてゆく。
このように変速比が低下すると、エンジン1の負荷が低
下してゆ(が、その変速比の低下は(na−n。
)が零になるまで続行し、その結果エンジン1は再び定
常作動点り。
点にもどることになる。このような駆動状態から、車両
の走行速度を下げたいときは、必要に応じてペダル10
00を矢印1001と反対の方向にもどしてゆけばよい
ペダル1000から運転者の足を離してゆくと、その離
し量に応じて、ロッド1005はスプリング1006の
ばね力によって左方にもどされる。
この場合、ペダル1000が非常にゆるやかにもどされ
る時は、第3図に示すブレーキ信号スイッチ1300の
ピストン1304に設けた溝1305に入り込んだボー
ル1318がスプリング1319のばね力によって、ピ
ストン1304とケース後部1302を一体化させてお
り、ロッド1005の左方へのもどりは、そのままアク
チュエータロッド1202の左方へのもどりとなり、ス
イッチ1317はペダル1000を踏み込んでいる駆動
の場合と同一のオフの状態を保ち、第2図のソレノイド
弁5000もまた駆動時と同一の状態を保ち、そのこと
によってアクチュエータ1200のピストン1210が
左方にもどってアクチュエータ右室1205が真空状態
になろうとしても、加速アクチュエータTのスプリング
73のばね力によって、ピストン72がピストン121
0の油を押しのけた量だけ上方に移動し、この真空状態
を補う作用をして、油圧管路75および1208を加圧
状態に保つことになる。
この場合、この加圧状態のためにチェック弁5009は
閉じた状態を保ち、結局ペダル1000のもどし量に比
例して、加速アクチュエータγのピストン72も上方に
もどり、ピストン72に連接するリンク61、クランク
62、リンク63、クランク64および回転軸65を介
して、スロットル弁108は時計回り方向に回転して閉
じてゆき、エンジン1の出力馬力を低下させてゆく。
またこのとき加速アクチュエータ7におけるピストンγ
2の上昇は、リンク61、クランク62、回転軸66を
介して、カム板420を時計回り方向に回転させ、入力
信号部材430を左方にもどしてゆく。
このことはペダル1000の踏み込み時とは逆に、入力
信号部材430に連結したキャップ440を左方にもど
し、スプリング309のばね設定力を小さくして、エン
ジン1の目標値となる指示エンジン回転速度n。
を下げてゆ(ことになる。この指示エンジン回転速度n
の下げ方はペダル1000の踏み込み時と同じように、
第1図のコントロール)lcに沿って、それぞれのスロ
ットル弁開度θにおける指示エンジン回転速度n。
どなる関係になっており、且つその作動は上述のように
、エンジン1の燃費最小の範囲における作動となってい
る。
第2図において、ペダル1000が非常にゆるやかにも
どされた結果、サーボ弁のキャップ440が左方に移動
すると、スプール弁301の左右方向の力平衡がくずれ
、右室313の油圧による力に対し、スプリング309
の力が小さくなり、スプール弁301は左方に移動する
その結果、ペダル1000の踏み込み時に説明したと同
様に無段変速機2の変速比は大きくなり、慣性力によっ
て一定速度に近い車両速度を維持している無段変速機2
の出力軸210回転速度に対し、エンジン1の回転速度
は低下し、同時にエンジン1の駆動軸101に歯車結合
している油圧ガバナ200の油圧信号管路210の油圧
も低下してくる。
そのため、再びサーボ弁300におけるスプール弁30
1の左右方向の力平衡も平衡に近ずき、スプール弁30
1は右方にもどってゆき、ランド302がポート304
を完全に閉じた位置において、定常状態となる。
これは第1図において、今までり。
点において車両を駆動していたものが、スロットル弁開
度θを小さくすることによって、コントロール線C上の
新しいエンジン作動点のD点に変ったことを表わしてい
る。
これに対し、運転者が前方に危険を感じて、ある程度以
上の速さをもって、ペダル1000をもどしてゆくと、
スプリング1006のばね力によって、ロッド1005
はある程度の速さで左方に移動をしようとする。
このとき、第3図に示すように、ブレーキ信号スィッチ
13000ケース後部1302と第2図に示すピストン
1210との質量による加速抵抗とピストン1210の
シールリング1203のシリング内面1201との抵抗
力によって、ピストン1304の溝1305に入り込ん
でいるボール1318はスプリング1319のばね力に
抗してはずれ、ピストン1304はアクチュエータロッ
ド1202に対し、相対的にシリンダ内面1314を左
方に移動し、新たにピストン1304の溝部1305に
はボール1306が入り込み、ピストン1304の左端
面1322はスイッチ1317の絶縁板ばね材1310
を左方に押してスイッチ接触子1311および1313
を接触させ、スイッチ131Tをオンの状態にさせる。
このようにスイッチ1317がオンの状態になると、電
源9の電流はリード線1015、ブラシ1011、集電
材1012、リード線1013、第3図のスイッチ13
17、リード線1014、集電材1009、ブラシ10
08、リード線1017、スイッチ5103、リード線
5101、ソレノイド5100およびリード線5102
を介して閉回路を形成し、ソレノイド5100に吸引力
が生じ、ソレノイド弁5000のソレノイド吸引材50
10を左方へ吸引する。
このことによって、スプール弁5002は左方に移動し
、ポート5008はポート5006と連通し、ポート5
007はポート5005とそれぞれ連通し、アクチュエ
ータ1200の駆動時に使用される右室1205の油は
ポー) 1206、油圧管路1208、ポート500T
および5005を介し、管路81かもヘッドタンク8に
開放される。
このため、加速アクチュエータ7のピストン72はスプ
リングT3のばね力によって、上方に押し上げられ、こ
の作用によって押しのけられた油はポート74、油圧管
路75および1208、ポート500γおよび5005
を介して、ヘッドタンク8に開放され、加速アクチュエ
ータ7のピストン72が一気に上昇したことにより、ス
ロットル弁108もまた、リンク61、クランク62、
リンク63、クランク64および回転軸65を介して、
一気に零スロットル開度になる。
コノ状態は第1図において、スロットル弁開度がθmi
nの線上にきたことを意味し、この瞬間においては車両
の慣性力から、エンジン1の作動は駆動のD点からエン
ジンブレーキ状態のBa点に移動し、その回転速度はn
となっている。
また、スロットル弁108の開度の閉鎖と同時にクラン
ク620時計回りの動きは回転軸66を介し、カム板4
20を時計回りに一杯回転させ、入力信号部材430を
最左端へもどすようになる。
これに対し、アクチュエータ1200のエンジンブレー
キ時に使用される左室1204の油はポート120γ、
油圧管路1209および415、ボー)5008および
5006を介して、チェック弁5009によってブロッ
クされる。
このため、ピストン1210の左方へ押しのけた油はポ
ート120γ、油圧管路1209、ポート414を介し
て、ピストン412を右方に移動させてゆく。
結局、ペダル1000のもどし量に比例して、ピストン
412は右方へ移動してゆき、1駆動時におけるカム板
4200回転によって入力信号部材430を右方に移動
させていたのに替って、このエンジンブレーキ状態にお
いては、ピストン412が入力信号部材430を右方へ
移動させるようになる。
入力信号部材430が右方へ移動すると、突出棒431
を介し、キャップ440も右方に移動し、エンジン1の
指示エンジン回転速度n。
をより高く設定することになる。
このことは第1図において、エンジン1の作動点がBa
点であったものが、新たにスロットル弁開度θmin上
において、より高速回転のn。
どなる88点に移動することを指示したことになり、第
2図のキャップ440が右方に移動すると、スプリング
309のばね設定力が大きくなり、スプール弁301の
左右方向の力平衡がくずれスプール弁301は右方に移
動し、すでに述べたように、このことは無段変速機2の
変速比をより小さくしてゆく。
この状態において、エンジン1のスロットル弁開度は全
閉状態になっているので、無段変速機2の変速比が小さ
くなると、エンジン1は無段変速機2の出力軸21側か
ら7駆動されるようになり、車両の走行エネルギをエン
ジン1が吸収し始めることになる。
これを第1図において説明すると、ペダル1000をも
どした瞬間、エンジン1の作動点はD点からB11L点
に移動し、さらにアクチュエータ1200の左室120
4から押しのけられた油がピストン412を右方に移動
させることにより、キャップ440は、エンジン10回
転速度がn。
になるように指示し、無段変速機2の変速比は減少し、
エンジン1の回転速度は出力軸21かもの駆動により、
最少スロットル弁開度θmin上をB。
点に向かって移動してゆく。
このためエンジン10回転速度に比例した油圧信号管路
210の油圧も高まってゆき、この油圧はサーボ弁右室
313において、再びスプール弁301を左方にもどし
てゆき、ランド302がポー)304を完全に閉じたと
き、スプール弁301における左右方向の力平衡が成立
し、このときエンジン1は第1図のB。
点に達したことになる。もし、ペダル1000をこの位
置に固定しておけば、エンジンブレーキによる車両走行
エネルギのエネルギ吸収は一定であるが、更にエンジン
ブレーキ能力を高めるためにはペダル1000を、さら
にもどしてゆけば第1図において、エンジン10作動は
θ=θmin上を更に回転速度nを増大させる方向へ移
行し、エンジン1の最大エンジンブレーキ能力までもっ
て行くことが可能となる。
すなわち、ペダル1000かも足を離し、ペダル100
0が完全にもどされたときは、エンジン1に最大のエン
ジンブレーキがかかることになる。
上記のように、ペダル1000をもどすことによってエ
ンジンブレーキがかかると言うことは、運転者が前方に
危険を感じてペダル1000から足を離し、従来からの
ブレーキペダル(図示せず)を踏み込んでゆくときには
、そのペダル1000から足を離しブレーキペダルを踏
み込んでそのブレーキが効き始めるまでにおいて、ペダ
ル1000から足を離した瞬間に、スイッチ131γが
入ると同時に、ペダル1000は完全に零位置にもどさ
れ、そのことによって、上述のエンジンブレーキが最大
にかかることになる。
このことは、運転者が前方に危険を感じてペダル100
0から足を離し、従来からのブレーキペダルを踏み込み
そのブレーキが効き始めるまでにおいて、エンジンブレ
ーキが最大限に効くことになり、高速運転時における安
全性が高くなることになる。
また、上述のように第3図のスイッチ1311が入った
ことによるエンジンブレーキ状態において、ボール13
06が溝部1305から外れない程度においてペダル1
000を操作すれば、ペダル1000の操作のみによっ
て、乗物の減速度を制御することができる。
このような状態から、再度乗物を加速したいときは、溝
部1305からボール1306が外れる程度にペダル1
000を一度、瞬間的に踏み込んで、溝部1305ヘボ
ール1318を入り込ませる態勢とすれば、再び上述に
おける駆動の態勢をとることとなる。
なお、上述の実施例においては、溝部1305にボール
1306あるいは1318が選択的に係合するディテン
ト装置を使用することによって、第1図におけるコント
ロール線Cあるいはθmin上を選択保持して運転ので
きることを説明したが、本発明としてこのティテント装
置は必ずしも必要なものではない。
第3図において、このディテント装置がない状態におい
ては、ペダル1000が踏み込まれているときは、スイ
ッチ131Tが必ずオフとなってエンジン1の作動が第
1図におけるコントロール線C上を作動し、ペダル10
00をもどしてゆくときは、必ずスイッチ1317がオ
ンとなってエンジン1の作動は第1図におけるθmin
上を作動することになる。
また、このようなディテント装置を付加していない場合
においてペダル1000をもどしてゆくとき、エンジン
ブレーキを効かせずに、その乗物をその慣性力によって
走行させたいときは、第2図におけるスイッチ5103
をオフにすれば、前述のように、エンジン1の作動は第
1図におけるコントロール線C上を作動し、その状態に
おいてペダル1000を完全にもどしたとき、そのエン
ジン回転速度はアイドリンクの状態となって、クラッチ
を切って走行しているのと同等になる。
ただ、上述における実施例におけるように、ブレーキ信
号スイッチ1300にディテント装置を付加しておく場
合は、ペダル1000をもどしてくる場合において、エ
ンジンブレーキがかからないように欲するとき、スイッ
チ5103をわざわざオフとする操作をしなくとも、静
かにペダル1000をもどしてくれば、そのコントロー
ル線C上での操作を可能とすることができることにある
また、上記実施例において、スプリング1006とスプ
リング73とのばね力の関係は、必ずスプリング100
6のばね力が十分大きくなっていなげれば、第3図にお
けるロッド1005がアクチュエータロッド1202よ
り早くもどされる作用ができないことになるが、スプリ
ングT3のばね力をスプリング1006のばね力に対し
である程度近すけておく場合は、上記ディテント装置が
な(とも、ペダル1000を緩やかにもどしてゆくとき
、第3図におけるスイッチ131γがオンとならずに、
エンジン1の作動を第1図におけるコントロール線C上
で作動させることができる。
それは、スプリング73のばね力がスプリング1006
のばね力にある程度接近していると、スプリング100
6のばね力によってロッド1005がもどされるとき、
そのもどしはペダル1000によって緩やかなもどしに
規制され、その結果ピストン1210も緩やかに左方へ
移行している。
これに対し、スプリングT3はそのばね力をある程度節
(しているので、そのばね力によってピストン72を上
方へ附勢している力は、ある程度の油圧を油圧管路75
に発生させたままとなって、チェック弁5006はその
油圧によって閉じられたままとなり、油圧管路1208
および右室1205に油圧が維持されている。
その結果、スプリングγ3の附勢力はピストン1210
をそのもどり速度を規制されているロッド1005のも
どり速度より早く右方へ移行させようとすることになり
、そのためアクチュエータロッド1202はピストン1
304をシリンダ1314の右端に当接させたまま、ロ
ッド1005をペダル1000の側に押しもどしてゆき
、スイッチ1317をオフのままとして作動することが
できる。
また、これに対し、ペダル1000を早くもどせば、ス
プリング1006の強いばね力によって、ピストン13
04はアクチュエータロッド1202よりも早く右側に
もどされる結果、スイッチ1317をオンとして上述の
エンジンブレーキを可能とするものである。
なお、上記ディテント装置を付加しない場合において、
ペダル1000をもどす早さと第3図におけるスイッチ
1317がオンとなる関係は、スプリング1006およ
び73のばね力、ピストン1210の摺動抵抗、ピスト
ン1304、ケース後部1302、ピストン1210お
よび72の慣性力、および油圧管路γ5および1208
を流れる圧油の流れ抵抗のそれぞれの値の相互関係によ
って決定されるものである。
アクチュエータ1200の右室1205の容積は、ピス
トン1210が最左端に位置したときの容積が、加速ア
クチュエータ7のピストンγ2を最下端に押し下げる容
積に相当しているので、もしエンジンブレーキの状態か
ら再び、駆動の状態に入ろうとした最初の状態において
、ピストン1210がアクチュエータ1200の最左端
にないときは、その後、連続してピストン1210が最
右端に移動していっても、加速アクチュエータ7のピス
トン72を最下端まで押し下げることが出来ず、スロッ
トル弁108を全開とすることが出来なくなり、このよ
うなとき、ペダル補正弁1100が必要となる。
このようにペダル1000が一杯近くに踏み込また、ア
クチュエータ1200のピストン1210が最右端近く
に達したとき、ロッド1005における端部指示材10
03の指示部1004がクランク1101の端部受11
03を押し、このことによってクランク1101はピン
1104を中心にわずかに時計回り方向に回転し、フォ
ーク1105に連接するロッド1106も、クランク1
101と連動して、わずかに左方に移動し、同時にロッ
ド1106に連接したスプール弁1111が左方に移動
し一定油圧源5の圧油はポー)1115および1114
、油圧管路1117,1208および75を介して、ポ
ート74かもシリンダ71の中に圧送され、その圧油は
ピストンT2が最下端に達するまで圧送されてゆく。
また、ピストン72の下降速度はスプール弁1111の
左方へのわずかな移動によって、ポー)1114の開口
面積を広げることによって、一定油圧源5からの油流を
調節出来、この調節区間はペダル1000を一杯に踏み
込んだ最後のわずかな行程で調節出来るように、人間の
足の感覚とあわせて、大きなばね常数のさらばね110
9が設けである。
逆に、駆動状態からエンジンブレーキ状態に替える最初
の状態において、アクチュエータ1200のピストン1
210が、アクチュエータ1200の最右端に位置して
いない場合は、駆動の場合と同じように、ピストン12
10がアクチュエータ1200の最左端まで連続的に移
動したとしても、左室1204から押しのゆられた油に
よって、アクチュエータ410におけるピストン412
を、最大エンジンブレーキ能力点の最右端まで移動させ
ることが出来ないことになる。
このため、この点を補なうために、駆動時とは逆に、ペ
ダル1000が一杯にもどされる近くに達し、ピストン
1210もアクチュエータ1200の最左端近くに達す
ると、ロッド1005に固着した端部支持材1003の
指示部1004が、クランク1101の端部受1102
を押し始め、このことによって、クランク1101はフ
ォーク1105およびロッド1106を介し、スプール
弁1111を右方にわずかに移動させポート1115と
1116を連通させ、一定油圧源5の圧油はポー)11
15および1116、油圧管路1118,1209およ
び415を介し、ポート414からアクチュエータ41
0に圧送され、ピストン412を、最大エンジンブレー
キ能力を発揮する最右端まで移動させる。
この場合、その移動速度はスプール弁1111を、さら
にわずか右方へ移動させ、ポーN116の開口面積を大
きくすることによって行なうことが出来、駆動のとき必
要とするポート1114とエンジンブレーキ状態のとき
必要とするポーN116も同一にスプール弁1111の
スプール部1113が円弧状をなしていることにより、
その開口面積も滑らかに変化し、ポーN114および1
116を通過する油も滑らかな流量変化をすることが出
来るようになっている。
第4図は第2図における1駆動・エンジンブレーキ設定
機構め他の実施例である。
第4図の構成において、第2図と同一の部分は同一の符
号を使用しており、加速アクチュエータ7におけるシリ
ンダ内面71にはピストン72が摺動可能に嵌合し、そ
の上下にはスプリング73および413′がそれぞれ装
着し、ポート74には第2図の油圧管路75が連通し、
ポー)414’には第2図の油圧管路415と連通ずる
油圧管路415′が連通し、ピストンT2にはリンク6
1が連接し、リンク61の上下方向の動きはクランク6
20回転軸66回りの回転運動となり、クランク62に
固着した回転軸66はカム板420′に固着し、カム板
420′は回転軸66と共に回転し、カム板420′の
カム面421′は、図示の状態がスロットル弁108の
開度が零の状態を示し、図示の回転中心より上側のカム
形状は回転軸66が時計回り方向に回転するとき、入力
信号部材430を滑らかに右方に動かす形となっており
、このカム面部分はエンジンブレーキ時に使用し、図示
の回転中心より下側のカム形状は回転軸66が反時計回
り方向に回転するとき、入力信号部材430の動きが第
2図において説明した、第1図のコントロール線Cの特
性を持たせた第2図のカム面421と同一の形状をなし
ている。
リンク63′のスロット631にはクランク62に固着
したピン621が遊合しており、図示の位置よりクラン
ク62が反時計回りに回転するとき、リンク63′はピ
ン621に引かれて、クランク64および回転軸65を
介して、スロットル弁108を開いてゆき、図示の位置
よりクランク62が時計回り方向に回転するときは、ピ
ン621がスロット631の中を空滑りして、クランク
62の運動がリンク63′に伝動せず、スロットル弁1
08は閉じたままになっている。
この状態において、リンク63′の振動によってスロッ
トル弁108が開かないように、スプリング632は、
振動防止程度にボデー3000を介して、常にリンク6
3′を右方に引きつけている。
第4図の第2図と大きく異なる点は、入力信号部材43
0の左右方向の移動を、1駆動時とエンジンブレーキ時
と同一のカム板420′を使用するところにある。
第4図の作動を説明すると、図示の状態はスロットル弁
108の開度が、まさに、これから開いてゆこうとする
状態を示しており、第1図でこれを示すと、コントロー
ル線Cと横軸nとの交点であるエンジン1のアイドリン
クの状態を示している。
この駆動準備状態において第3図に図示のスイッチ13
17はオフとなっており、第2図のソレノイド弁500
0のスプール弁5002はスプリング5011の力によ
って右方に移動している。
このためアクチュエータ1200のピストン1210が
右方に移動する駆動時には、油圧管路1208を介して
、油圧管路T5の油圧が高まり、第4図のピストンγ2
はスプリングT3のばね力に抗して、下方に押し下げら
れてゆき、そのことによってピストンγ2に連接してい
るリンク61の動きはクランク62、リンク63′、ク
ランク64および回転軸65を介して、スロットル弁1
08を開いてゆき、エンジン1の出力動力を増加させて
ゆく。
このとき同時に、リンク61の動きはクランク62およ
び回転軸66を介して、カム板420′を反時計回りに
回転させてゆき、入力信号部材430を右方に移動させ
、第1図に示すコントロール線Cに沿ってエンジン1を
作動させてゆくことは、第2図において説明したものと
、まったく同一である。
この駆動状態から、第2図のペダル1000をある速度
以上の速さでもどしてゆくと、第2図において説明した
ように、第3図のスイッチ1317がオンになり、第2
図におけるソレノイド弁5000のスプール弁5002
はソレノイド5100に吸引され、油圧管路1208は
ヘッドタンク8に開放され、油圧管路415はチェック
弁5009に連通し、第4図において開放された油圧管
路1208に連通ずる油圧管路75はポート74を介し
て、アクチュエータ1の上部室T6を大気圧に開放する
ことになり、そのことより、その瞬間、ピストン72は
スプリング73のばね力によって上方に押し上げられよ
うとし、下部室77は真空になろうとするが、この作用
がポー)414’、油圧管路415’および415、第
2図におけるソレノイド弁5000のポート5008お
よび5006を介して、チェック弁5009に至り、チ
ェック弁5009が真空圧のため開(。
その結果、ヘッドタンク8かもの油がチェック弁500
9、ポート5006および5008、油圧管路415お
よび第4図の油圧管路415′を介し、ボー)414’
から下部室77に流入し、上部室76および下部室77
が共に大気に開放されることになり、ピストン72はス
プリング73および413′のばね力によって、図示の
アイドル位置にもどり、図示のようにスロットル弁10
8は全閉となり、入力信号部材430は最左端に位置す
る。
更に続いて、第2図のペダル1000をもどす行為が続
行されると、アクチュエータ1200のピストン121
0も運動して左方に動き、左室1204の油はピストン
1210によって押しのけられ、その油はポーN207
を介し、油圧管路1209および415の油圧を高め、
この油圧はソレノイド弁5000のポート5008およ
び5006を介て、再びチェック弁5009を閉じ、油
圧の大気開放を止め、この油圧は第4図の油圧管路41
5′に至り、ボー)414’を介し、下部室7Tの油圧
を高め、スプリング413′のばね力に抗し、ピストン
72を押し上げてゆく。
その結果、ピストンT2に連接するリンク61がクラン
ク62を時計方向に回転させるが、既にリンク63′に
連接するスプリング632のばねカニよって、リンク6
3′はストッパ67の位置に引きもどされ、スロットル
弁108の開度が全閉になっており、クランク62のピ
ストン621はリンク63′のスロット631内を遊動
するのみで、クランク62の運動はリンク63′に伝動
しない。
これに対し、クランク62に固着した回転軸66はクラ
ンク62と共に時計まわりに回転し、カム板420′の
カム面421′の上部カム形状が入力信号部材430を
右方に押し、エンジン10回転速度を更に高くする指示
信号n。
を指示することになる。
この作動は第2図の機構において説明したことと、特性
的には、まったく同一となり、これを第1図において説
明すると、第4図のリンク63′のスロット631が存
在することにより、エンジン1のスロットル弁108の
開度は零になったまマノθmin上の作動において、第
4図のカム板420′が時計回り方向に回転し、入力信
号部材430が右方に移動し、エンジン1の第1図にお
けるB。
点の作動を指示したことになる。なお入力信号部材43
0がエンジン10B。
点の作動を指示した後のサーボ弁の作用は第2図におい
て説明したものと同一である。
また、エンジンブレーキのとき第2図におけるアクチュ
エータ1200のピストン1210が最左端近くまで移
動しても、第4図のピストン72が最上端まで押し上げ
られず、カム板420が充分時計回り方向に回転しない
場合は、第2図の作用において説明したペダル補正弁1
100が油圧管路415に油圧を補なって行くことは、
第2図のままであり、駆動時もまた第2図の作用におい
て説明したものと同一である。
以上の説明から明らかなように、本発明における無段変
速機の制御方法は、従来の無段変速機制御においてエン
ジンブレーキペダルを独立して設けていたものにたいし
て、エンジンブレーキがペダル1000を離すのみの操
作で、最大エンジンブレーキ能力までかげうる点にあり
、特に前方に緊急な危険を感じたとき、運転者がとっさ
にペダル1000を離すことにより、連続的に最大エン
ジンブレーキがかかり、 さらに従来のブレーキペダル
を踏むとき、ブレーキペダルを踏むに要するまでの所要
時間においてもエンジンブレーキがかかつており、走行
の安全面において大きな利点がある。
また、都市内走行においては、■サイクル10秒程度の
加速とブレーキの繰り返しを行なっているが、そのブレ
ーキの程度は0.2g程度の減速度であり、これは普通
乗用車のエンジンを、このように無段変速機を使用して
最大エンジンブレーキを発生させた場合に充分出しうる
値である。
したがって、本発明における無段変速機の制御方法を使
用した普通乗用車の通常の都市内走行は、ブレーキペダ
ルへの踏み替えを行なわなくとも、ペダル1000のみ
で運転が可能となり、従来のブレーキペダルは緊急時に
のみ使用するだけでよく、本発明は運転者の疲労を軽減
させることにも貢献することになる。
さらに、凍結路や雪道においては、従来からエンジンブ
レーキによって、ブレーキをかけてゆくことが、車両の
安全性から優れた運転方法とされているが、本発明にお
ける無段変速機の制御方法によれば未熟な運転者であっ
ても、凍結路において適宜適切にエンジンブレーキをか
げてゆくことが出来ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における無段変速機の制御方法によっ
て制御される内燃機関の作動特性を示し、第2図は、本
発明における無段変速機の制御方法を実施するための一
実施例としての制御装置をシステム図によって示したも
のであり、第3図は、第2図におけるブレーキ信号スイ
ッチ1300の側断面図であり、第4図は、第2図にお
ける駆動・エンジンブレーキ設定機構の他の実施例をシ
ステム図によって示したものである。 実施例に使用した主な符号は下記のとおりである。 1:エンジン、108:スロットル弁、1000:ペダ
ル、1100:ペダル補正弁、1200:アクチュエー
タ、1300 ニブレーキ信号スイッチ、2:無段変速
機、200:油圧ガバナ、3:変速比制御用のアクチュ
エータ、300:サーボ弁、400:エンジン回転速度
指示信号部、410:エンジンブレーキ用アクチュエー
タ、420:駆動用カム板、5000 :ソレノイド弁
、7:加速アクチュエータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗物におけるエンジン1と駆動輪との間に無段変速
    機を設け、 前記エンジンには、前記エンジンの出力動力を制御する
    出力操作部分108を設け、 前記乗物には、前記出力動力の増減する大きさ、および
    前記エンジンにおけるエンジンブレーキの大きさを選択
    的に指示するペダル1000を設け、前記無段変速機に
    は、前記無段変速機における変速比を制御するサーボ機
    構300を設け、前記サーボ機構は、少なくとも入力信
    号部430を有し、且つ、前記入力信号部における入力
    信号の増大は前記変速比を低下させる信号成分となり、
    前記入力信号部における入力信号の減少は前記変速比を
    増大させる信号成分となる、 以上の変速機における制御方法において、前記入力信号
    部においては、 前記出力操作部分を操作する入力信号の大きさと、前記
    入力信号部に入力する入力信号の大きさが、所定の関数
    関係を有して、前記入力信号部に信号を入力する一方の
    入力部を構成し、 且つ、前記入力信号部には、前記一方の入力部に対して
    、前記入力信号部のみに信号を入力する他方の入力部を
    併設し、 前記ペダルには、前記ペダルの踏み込みおよび前記踏み
    込みのもどしを検出する検出器1300を設け、 前記検出器が、前記踏み込みを検出したときは、前記踏
    み込みを検出した信号によって前記ペダルを前記一方の
    入力部に連動させ、且つ前記ペダルの前記他方の入力部
    との連動を切り離し、前記検出器が前記踏み込みのもど
    しを検出したときは、前記もどしを検出した信号によっ
    て前記出力操作部分の入力を零に設定し、且つ前記ペダ
    ルのもどしに比例して前記他方の入力部への入力信号が
    増大するように、前記ペダルと前記他方の入力部を連動
    させ、且つ前記ペダルと前記一方の入力部との連動を切
    り離す、 以上の作動からなっていることを特徴とする無段変速機
    の制御方法。
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JPH0678050B2 (ja) * 1987-12-28 1994-10-05 株式会社日本除雪機製作所 作業用車両の速度制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4932098A (ja) * 1972-07-28 1974-03-23

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