JPS59219232A - 糖質輸液 - Google Patents
糖質輸液Info
- Publication number
- JPS59219232A JPS59219232A JP9382083A JP9382083A JPS59219232A JP S59219232 A JPS59219232 A JP S59219232A JP 9382083 A JP9382083 A JP 9382083A JP 9382083 A JP9382083 A JP 9382083A JP S59219232 A JPS59219232 A JP S59219232A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sugar
- solution
- transfusion
- palatinose
- aqueous solution
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- Granted
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1、発明の背輩
技術分野
本発明は、糖質輸液に関する。更に詳しくはパラチノー
スを含有する糖質輸液を提供することにある。
スを含有する糖質輸液を提供することにある。
先行技術およびその問題点
糖質輸液として、種々のものがi′lj販されておシ、
糖質としてはグルコース、フルクトース。
糖質としてはグルコース、フルクトース。
ツルビール、キシリトール、マルトースヲ使用して調製
されている。マルトースを除ケばこれらの糖質は単糖類
である。浸透圧を考慮しなければならない輸液において
は、単糖類は三糖類にくらべて同重量の配合量で約2倍
も浸透圧を上昇させる。また、マルトースは還元糖であ
るため化学梠造的にみてアルデヒド基かマスクされたア
セタール描造を有し、アルデヒド基を有する化合物にv
i南な不安定性があるため必ずしも好ましいものとは云
い難い。
されている。マルトースを除ケばこれらの糖質は単糖類
である。浸透圧を考慮しなければならない輸液において
は、単糖類は三糖類にくらべて同重量の配合量で約2倍
も浸透圧を上昇させる。また、マルトースは還元糖であ
るため化学梠造的にみてアルデヒド基かマスクされたア
セタール描造を有し、アルデヒド基を有する化合物にv
i南な不安定性があるため必ずしも好ましいものとは云
い難い。
10発明の目的
型光町名らは、鋭意研究を重ねた結果、パラチノースを
含廟する経静脈輸液の調製に成功すると共に、該輸液が
栄バー輸液として優れた性質を鳴することを見い出し本
発明を完成するに至った。
含廟する経静脈輸液の調製に成功すると共に、該輸液が
栄バー輸液として優れた性質を鳴することを見い出し本
発明を完成するに至った。
lit、発明の詳細な説明
すなわち、本発明は糖質輸液において、該輸液は水溶液
中にパラチノースを含不することを特徴とする糖質輸液
である。水溶液は糖および電解中の元素の湿度範囲が パラチノース 50〜350f/l ナトリウム 0〜1()0ミリモル/lカリウム
10〜60ミリモル/を塩 素
θ〜100ミリモル/を燐 3〜10ミ
リモル/lマグネシウム 1〜6ミリモル7tカル
シウム 1〜6ミリモル/を亜 鉛
0〜40マイクロモル/lクロム θ
〜 1マイクロモル/lであることが望ましい。
中にパラチノースを含不することを特徴とする糖質輸液
である。水溶液は糖および電解中の元素の湿度範囲が パラチノース 50〜350f/l ナトリウム 0〜1()0ミリモル/lカリウム
10〜60ミリモル/を塩 素
θ〜100ミリモル/を燐 3〜10ミ
リモル/lマグネシウム 1〜6ミリモル7tカル
シウム 1〜6ミリモル/を亜 鉛
0〜40マイクロモル/lクロム θ
〜 1マイクロモル/lであることが望ましい。
本発明において使用されるパラチノースは砂糖をある牙
!11の細菌中の酵素で転換することによシ得られる。
!11の細菌中の酵素で転換することによシ得られる。
本発明の糖TI輸液は、注射用蒸留水にパラチノースを
必要に応じて21′!、1表に示し、た111、角′1
ftを加え攪拌することによって得られる。
必要に応じて21′!、1表に示し、た111、角′1
ftを加え攪拌することによって得られる。
第1表におけるナトリウムを含む電解質としてはNaC
1、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムを、カリウム
としてはKCl、 、 K2HPO4゜KH2PO4、
グルクロン酸カリウム、酢畝カリウム。
1、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムを、カリウム
としてはKCl、 、 K2HPO4゜KH2PO4、
グルクロン酸カリウム、酢畝カリウム。
クエン酸カリウムを、マグネシウムについてはMgCl
2. MgSO4を、カルシウムについてハ乳酸カルシ
ウムr C”72 +グルクロン酸カルシウムを、!I
I’、 filについてはZnSO4,ZnCl2 を
、クロムニラいてはCr (OAc )3+ CrC4
aをあけることができ、これらのなかから適宜返択して
用いることができる。
2. MgSO4を、カルシウムについてハ乳酸カルシ
ウムr C”72 +グルクロン酸カルシウムを、!I
I’、 filについてはZnSO4,ZnCl2 を
、クロムニラいてはCr (OAc )3+ CrC4
aをあけることができ、これらのなかから適宜返択して
用いることができる。
本発明のイア14質4’DH液はバイアル瓶あるいは該
輸液に対して不活性なフラスチック肢容器に充填され、
続いて充填口が密封され、高圧蒸気滅菌によシ容器ごと
滅菌される。
輸液に対して不活性なフラスチック肢容器に充填され、
続いて充填口が密封され、高圧蒸気滅菌によシ容器ごと
滅菌される。
容器としてはフレークスを発生さぜないという点で輸液
に対して不活性なプラスグ・ツク製容器がよい。また、
用時において輸液の外気との接触による汚染防止、輸液
の外気中酸素による酸化等の変質防止などを考慮すれば
外気を容器内に導入する必要のない輸液に対して不活性
なプラスチック製バッグが望ましい。このバッグの材質
としては軟質塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重
合体、アシド糸樹脂等が用いられる。
に対して不活性なプラスグ・ツク製容器がよい。また、
用時において輸液の外気との接触による汚染防止、輸液
の外気中酸素による酸化等の変質防止などを考慮すれば
外気を容器内に導入する必要のない輸液に対して不活性
なプラスチック製バッグが望ましい。このバッグの材質
としては軟質塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重
合体、アシド糸樹脂等が用いられる。
軟質塩化ビニルtMI jlとしては」塩化ビニルに可
塑性モノマーをり゛ラフト重合せたはフロック重合をし
たもの、またはポリ塩化ビニルにl:lJ塑塑性ポリ−
をブレンドしたものがよい。
塑性モノマーをり゛ラフト重合せたはフロック重合をし
たもの、またはポリ塩化ビニルにl:lJ塑塑性ポリ−
をブレンドしたものがよい。
■0発明の具体的作用効果
本発明の糖質輸液は、経静脈投与により優れた栄氷補給
効果を有することが確認された。また、該糖質lll1
i&は直接クルコースを経b7・脈投与するものではな
いので、血糖値の急激な上昇が抑えられ、耐糖能の低重
している糖尿病患者あるいは術后楯尿病の患名に幻する
治療i液として用いることができる。
効果を有することが確認された。また、該糖質lll1
i&は直接クルコースを経b7・脈投与するものではな
いので、血糖値の急激な上昇が抑えられ、耐糖能の低重
している糖尿病患者あるいは術后楯尿病の患名に幻する
治療i液として用いることができる。
次の芙施例および臥験例を示して本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらにイロ」ら限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらにイロ」ら限定されるものでは
ない。
実施例
第2表に示す成分を記載されている割合で殺菌された蒸
留水に撹拌下溶解せしめた。イ(fられた水溶液を乳酸
でpH4,7とし、た。得られた水溶液を無苗沢過した
あと、5(10meずつプラスチック製バッグに分注し
、密関したのち、115°、30分間の高圧蒸気滅菌処
理して肪1質輸液とする。
留水に撹拌下溶解せしめた。イ(fられた水溶液を乳酸
でpH4,7とし、た。得られた水溶液を無苗沢過した
あと、5(10meずつプラスチック製バッグに分注し
、密関したのち、115°、30分間の高圧蒸気滅菌処
理して肪1質輸液とする。
第 2 表
試験例
ウィスター(Wister)系雄性ラット270f前後
のものの頚静脈にカテーテルを留ffj l、た。1群
5匹とし、3Nj¥、に分は第114.&ま市販のクル
コースを25W/Vチ含有する&I負輸液であるハイカ
リツク2号(テルモ■製高カロリー輸液の商品名)を2
0me毎日50.1間5日間連続注入し、これに経腸栄
養剤6 f (24,6Kcal!/日)を5日間連日
経腸投与した。第2群は実施例1で調整した糖質輸液2
0m7!を毎日5峙間注入し、これに上記紅腸栄蚊・剤
6fを5日間経腸長寿した。第3群は輸液をゼす上記経
腸栄養剤6vを2.141 IF及び第2群と同条件1
に投与した。水の摂取は各群共自由にさせた。各群の体
重変化を第6[1目にiff!べた。結果は第3表に示
すごとくであり、第1群と第2群との間には有意な差は
なく、第3群にくらべて体重減少が有意に抑制されてい
ることが明らかとなった。
のものの頚静脈にカテーテルを留ffj l、た。1群
5匹とし、3Nj¥、に分は第114.&ま市販のクル
コースを25W/Vチ含有する&I負輸液であるハイカ
リツク2号(テルモ■製高カロリー輸液の商品名)を2
0me毎日50.1間5日間連続注入し、これに経腸栄
養剤6 f (24,6Kcal!/日)を5日間連日
経腸投与した。第2群は実施例1で調整した糖質輸液2
0m7!を毎日5峙間注入し、これに上記紅腸栄蚊・剤
6fを5日間経腸長寿した。第3群は輸液をゼす上記経
腸栄養剤6vを2.141 IF及び第2群と同条件1
に投与した。水の摂取は各群共自由にさせた。各群の体
重変化を第6[1目にiff!べた。結果は第3表に示
すごとくであり、第1群と第2群との間には有意な差は
なく、第3群にくらべて体重減少が有意に抑制されてい
ることが明らかとなった。
第 3 表
体ル変化(1)
1だ、本実施例において、本発明の糖質輸液によると思
われる眸害およO−彷性的兆候はみとめられなかった。
われる眸害およO−彷性的兆候はみとめられなかった。
249
Claims (2)
- (1)糖質輸液において、該輸液は水溶液中にノ(ラチ
ノースを含有することを特徴とする糖質輸液。 - (2)水溶液は糖および電解質の元素の濃度範囲がバラ
・チノース 50〜3509//=ナトリウム
0〜100ミリモル/lカリウム 10〜6
0ミリモル/を塩 素 0〜100ミリ
モル/を燐 3〜10ミリモル/lマ
グネシウム 1〜 6ミリモル/lカルシウム
1〜 6ミリモル/を亜 鉛 0〜
40マイクロモル/lクロム O〜 1
マイクロモル/lである特許請求の範囲第1項の糖質輸
液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9382083A JPS59219232A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 糖質輸液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9382083A JPS59219232A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 糖質輸液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59219232A true JPS59219232A (ja) | 1984-12-10 |
JPS6343369B2 JPS6343369B2 (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=14093029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9382083A Granted JPS59219232A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 糖質輸液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59219232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61200908A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-05 | Mitsui Seito Kk | 糖質輸液 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0488680U (ja) * | 1990-12-11 | 1992-07-31 |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP9382083A patent/JPS59219232A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61200908A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-05 | Mitsui Seito Kk | 糖質輸液 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6343369B2 (ja) | 1988-08-30 |
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