JPS5921899Y2 - 水平動作ふるい装置 - Google Patents

水平動作ふるい装置

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JPS5921899Y2
JPS5921899Y2 JP11970980U JP11970980U JPS5921899Y2 JP S5921899 Y2 JPS5921899 Y2 JP S5921899Y2 JP 11970980 U JP11970980 U JP 11970980U JP 11970980 U JP11970980 U JP 11970980U JP S5921899 Y2 JPS5921899 Y2 JP S5921899Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
shaped frame
sieve
window hole
horizontal movement
Prior art date
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Expired
Application number
JP11970980U
Other languages
English (en)
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JPS5743870U (ja
Inventor
勉 平野
仔義 満福
邦彦 堀川
正則 小島
Original Assignee
日新製鋼株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右往復動により試料のふるい分けを行う水
平動作ふるい装置に関する。
さらに詳しくは、例えばコークス塊の粒度検査等に使用
する多段に積重ねた角型ふるいを電動機等で左右往復動
作させる型式のふるい装置の改良に関するものである。
従来の水平動作ふるい装置は、第1図に示す如く複数個
の例えば100 cm X 80 cmの平箱状の角型
ふるいla、lb・・・・・・を、上面及び前面を開放
した箱状枠2内に積重ね、箱状枠2をローラー3,3上
に載置し、該箱状枠2の一側面外部に左右動駆動機構4
を連結し、例えば電動機の回転をカムで往復動に変換す
る等の手段で該左右動駆動機構4を左右往復動させるこ
とによって箱状枠2を往復動させてふるい作業を行うも
のであった。
この装置を用いて例えばコークス塊の粒度検査を行う場
合は、積重ねた角型ふるいの上方からコークス塊を所要
量ふるい落して行けば、各ふるい目の大きさ以上のコー
クス塊がそれぞれのふるい段に残り、また最下段の受容
器11には最小ふるい目を通過したコークスが残り、そ
れらを取出して計量すれば粒度分布(%)を知ることが
できる。
しかるにこのようにして作業を行う場合、例えば150
kgのコークス塊を粒度検査すると、複数個の角型ふ
るいのうち中程のもの、例えば3段目が全体の50%程
度すなわち75 kg前後となり、この段にコークス塊
が多量に滞溜するためふるい不十分となり、またこれを
取出す場合重くて人力による引出しは非常な重労働とは
っていた。
この考案はこのような問題点を解消するためになされた
もので、上記のような最多置設のふるいの側方からふる
い分は後にコークス塊を取出すことができるように構成
したものである。
次にこの考案の構成を図面の第2図及び第3図によって
説明する。
前記複数個の角型ふるいla、lb・・・・・・のうち
、ふるい分は時に最多量となる少くとも1個(通常中段
のもの)、例えば1Cの一側面に第2図に示す如く開口
部5を設める。
また、箱状枠2の前記角型ふるい1Cの開口部5に対応
する位置に、第3図に見られる如く窓穴7を設ける。
この窓穴7は、箱状枠2の前記左右動駆動機構4を連結
した側の反対側の側面に設けるものとし、その大きさは
前記角型ふるい1Cの開口部5より若干大きくする。
窓穴7にはその外面に開閉可能な蓋板8を設ける。
蓋板8は図の如くヒンジにより転回開閉しうるものであ
ってもよいが、また窓穴7外面を上下にスライド開閉す
るものであってもよい。
いずれの場合も、開いた状態で止める掛止装置を設ける
のが好ましい。
また、窓穴7下方の箱状枠2外面に、下方に向けて傾斜
したシュート9を設ける。
その他の構成は前述の従来のものと同様である。
なお、角型ふるい1Cのふるい目6は、開口部5側が゛
僅かに低くなる如く傾斜させておくことが好ましい 上記のような本考案のふるい装置を用いてふるい分けを
行う水平ふるい動作は、従来のものと特に変りはない。
ふるい分は作業が終ると前記シュート9下方に台車10
を置き、窓穴7の蓋板8を開いて再度ふるいを左右往復
動させる。
そうすると、角型ふるい1C上に滞溜したコークス塊は
、開口部5から窓穴7を経てシュート9から台車10上
に落ちる。
シュー1−9は上記の如く箱状枠2外側面に固定しても
よいが、台車10に一体に取付けておき、上記コークス
塊を受ける際に台車10ごと移動させて箱状枠2外側面
に当接させる型式のものとしてもよい。
このようにして、角型ふるい1Cの開口部5から窓穴7
を経て台車10上に排出されたコークス塊を計量し、角
型ふるい1C上にもし残量があればこれと合計してその
段の粒度量として粒度分布(%)を計算すればよい。
本考案の水平動作ふるい装置を使用して、一実施例とし
て150 kgのコークス塊の全粒度検査を行った。
すなわち、100 mm、75 mm、50 mm、2
5 mm。15mmのふるい目を有する5個の角型ふる
いおよび最下段に設けた受容器11を用い、このうち、
5Qmmのふるいについて本考案を適用して作業を行っ
たところ、150kgの検査コークス塊の中で5Qmm
のふるい上に残留する約50%の75 kg程度のコー
クス塊試粒を確実かつ簡単に取出すことができ、きわめ
て容易に作業が行えた。
上述した如く、この考案に係る水平動作がふるい装置は
、上図及び前面を開放した箱状枠2をローラー3上に載
置すると共に左右動駆動機構4を連結し、箱状枠2内に
重積した角型ふるい1Cの一側面に開口5を設けると共
に該開口5に対応し且つ若干大きい窓穴7を箱状枠2に
設け、窓穴7を開閉可能な蓋板8を設けると共に窓穴7
の下側に位置するシュート9を箱状枠2に固定して構成
しているものである。
以上から明らかな如く、この考案の水平動作ふるい装置
を使用すれば、ふるい分は作業後にふるいの水平動作を
利用して試料の取出しを簡単に行うことができる。
また多段に積重ねた角型ふるいのうち重量の大きなもの
がなくなるので、人力で楽に作業ができる等きわめて効
果の大きいものである。
なお、上記には複数個の角型ふるいのうち最多量となる
1個(上記実施例では第3段)について本考案を適用し
た場合を説明したが、必要に応して2個以上にこれを適
用することができることはいうまでもない。
こ場合は、箱状枠2に窓穴7ならびに蓋板8を上下に所
要個数併設しておき、各段ごとに台車10を取りかえて
上記作業をくり返せばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平動作ふるい装置の全体斜視図、第2
図は本考案の角型ふるいの斜視図、第3図は本考案を適
用した水平動作ふるい装置の1実施例を示す全体斜視図
である。 la、lb・・・・・・角型ふるい、2・・・・・・箱
状枠、3・・・・・・ローラー、4・・・・・・左右動
駆動機構、5・・・・・・開口部、7・・・・・・窓穴
、8・・・・・・蓋板、9・・・・・・シュート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面及び前面を開放した箱状枠をローラー上に載置する
    と共に左右動駆動機構を連結し、箱状枠内に重積した角
    型ふるいの一側面に開口を設けると共に該開口に対応し
    且つ若干大きい窓穴を箱状枠に設け、窓穴を開閉可能な
    蓋板を設けると共に窓穴の下側に位置するシュートを箱
    状枠に固定してなる水平動作ふるい装置。
JP11970980U 1980-08-22 1980-08-22 水平動作ふるい装置 Expired JPS5921899Y2 (ja)

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JP11970980U JPS5921899Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22 水平動作ふるい装置

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JP11970980U JPS5921899Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22 水平動作ふるい装置

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Publication Number Publication Date
JPS5743870U JPS5743870U (ja) 1982-03-10
JPS5921899Y2 true JPS5921899Y2 (ja) 1984-06-29

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ID=29480367

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JP6551682B2 (ja) * 2016-03-11 2019-07-31 住友金属鉱山株式会社 振動篩装置

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JPS5743870U (ja) 1982-03-10

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