JPS59217861A - モルタル施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は壁面のｔｌｌｉｉ部にモルタルを施工する方法
の改良に関する。

住宅の外壁の施工法には湿式１法と乾式１法がある。湿
式１法は防水性や美観の点で優れているがモルタルにク
ラックが発生し易いので近年は乾式１法が多く採用され
ている。そこでモルタルのクラックを防止する手段を確
立して湿式１法で施工できることが望まれている。

モルタルのクラ、りを防止する手段としてカラスＫＡ％
　雑のチョツプドストランドを混入することが周知であ
るが壁面の隅部、例えば開［１部まわり、出隅部、入隋
蒲或いは目地間開１０大きい床壁部分、軒天井部などは
クラ１％／りの発生し易い場ｙ９ｊであり、周知の工法
では十分な効果を上げ得ないのが実１゛ｎである。勿論
、ガラス繊維の混入けを増大すればクラックの防止に対
して有効であるものの、左官工事の作業性が悪く、力゛
ラス繊維は２％を超えることができないから不充分であ
る。

そこで力゛う７．　を旧ｊｌ：で繰ったネットをモルタ
ル内に埋設するものが提案されているが、モルタル施工
の全面にネットを用いることは菫大な工数とコストがか
かるといった問題点がある。

本発明はこのような点を改良するために提案されたもの
で、壁面にモルタルを施工するに際し、施工の作業性を
減じない程度の少ｊ；七ガラス繊九と膨張材とをモルタ
ルに混入し該モルタルをＭム体に下塗り後、クラックを
生じ易い隅部に重点的にガラス繊維のネットを埋設し、
次いで上塗りする工程とからなることを特徴とするもの
である。

図面は本発明によって施工する壁面の構成であって、壁
面１０に窓２０が設けてあり、窓枠２１の外周が！に面
の隅部１１を構成するような場合である。

ε（而ｌＯは柱３１や下地板３２からなる１体をペース
にして施工され、通常アスファルトフェルト８３とワイ
ヤラス３４を介してモルタル４０を下塗りする。次いで
下塗りした層の表面に、或いはわずかに埋めた状ｊ矩に
ガラス１昶のネ、　ｌ−５０を設ける。

ネット５０は装枠２１の外周、即ち隅１′５ＩＸ１１の
ところどころに重点的に配置し、その上から更にモルタ
ル４０を上塗りしで！５Ｖ血を構成する。尚、ネッ）５
０は窓枠２１の全周をとり凹むように配設してもよく、
適宜選択すればよい。

前記モルタル４０はガラス繊維のチョツプドストランド
を０．３〜２重息％混入している。０．３重量％以下で
はクラック防止の効果が得られなく、２重量％を超える
と左官工事の作業性が悪くなるので前記の範囲に限定し
たものである。ガラス繊維はいずれも酸化ジルコニュム
を７重Ｑ％含有して耐アルカリ性を付与している。

モルタル４０の骨材は、その混入割合がセメントに対し
２重量倍より少いと脆弱で４重量倍より多いと作業性が
低下する。従ってその最適範囲は２〜４’ｉｆ４量倍で
ある。

１ｉｉ＋≦Ｉｉｉ、！　ｋＡは１重量％以上を入れると
モルタルの乾〜２００　ｇ／ｍ’、目間隔５〜８０ｍｍ
が好しい爺１囲と考えられる。

以下実施例とクラック防止の効果について示すと次のと
おりである。

実１イｊｉ例　（１） 躯１体に普通ポルトランドセメン）１００ｐ量部に対し
て３００重量部の川砂と、１．３重量部の切１す「長が
１３＋ｎｍの耐アルカリ性ガラス繊維と、８．８重量部
のカルシウムスルホアルミネート系１イ脹材とからなる
モルタルを１０＋ｎｍの厚さに下塗りは後、窓外周の隅
部に目付ａ　５　ｇ、／ｍ′、目間隔６間の耐アルカリ
性ガラス繊維のネットを設け、次いで２週間養生後、前
記モルタルをｌＯｍ＋ｎの厚さに上塗りした。養生後３
ケ月にわたって放置した後クラックの発生をＪｌぺたが
、隅部及びその他の個所のいずれにもクラックは生じて
いなかった。

実施例　（＋１） ガラス繊細゛のネットを用いないほかは実施例（１）と
同仕様のものである。この実施例では隅部にクラックを
生じた。

実施例　（Ｉｌｌ） 下地が鉄骨造アングルラスを使用した躾体に、普通ポル
トランドセメント１００重ｔｉｔ部に対して８００重量
部の川砂を混入したモルタルを１５ｍｍの厚さに下塗り
した後、壁面の全面に目付６５　ｇ／ｍ’目間隔１０ｍ
ｍの耐アルカリ性ガラス繊維のネットを埋設した。次い
で１１ｉＩ！間養生後、１５ｍｍの厚さに上塗りした。

この実施例も隅部にクラックを発生したがガラス繊維の
チョツプドストランドを用いないためであると考えられ
る。

実施例　（１１’） 躯体に実施例（１）と同仕様のモルタルを１５酬の厚さ
に下塗りした後、全面に目付６５　ｇ／ｍ’、目間隔１
０ｍｍの耐アルカリ性ガラスＫＫ　Ｋｄｆのネットを埋
設し、次いで１週間後１５ｍｍの厚さに上塗りした。こ
の実施例はいずれの場所にもクラックを生じなかった。

上述の結果からガラス繊維のチョツプドストランドと、
膨張拐及びガラス級釦のネットとの相乗効果によってク
ラックの発生は完全に防止されることが明らかとなった
。

ガラスｔｒｉ　％’ｌＦのネットは、特にクラックが牛
じ易いＩＪ部に重点的に用いればよく、コストの増大を
きたさないから湿式１法で防水性や美観の優れた施工を
なし得るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明モルタル施工方法を説明するための７部を
切欠いて示す壁面構成の斜視図である。 １０は壁面、１１は隅部、４ｏはモルタル、５０はガラ
ス繊維ネットである。 Ｆ＃詩出出願人日本１１１、気硝子株式会社代表者　　
長　崎　準　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 壁面の隅部にモルタルを施工する方法にして、躯体にモ
   ルタルを下塗りした後、隅部に重点的にガラス１Ｂ　、
   １．ＩＢのネットを埋設し、次いで上塗りする工程から
   なり、該モルタルはセメント及びセメントに対して２〜
   ４重量倍の骨材と、０．３〜２　、ｉＪ＜ｆｉｔ％のチ
   ョツブトストランドガラス繊劇にと、１〜８μ（量％の
   膨張材とからなることを肪徴とするモルタル施工方法。