JPS5921780Y2 - 生理用ナプキン - Google Patents
生理用ナプキンInfo
- Publication number
- JPS5921780Y2 JPS5921780Y2 JP15889578U JP15889578U JPS5921780Y2 JP S5921780 Y2 JPS5921780 Y2 JP S5921780Y2 JP 15889578 U JP15889578 U JP 15889578U JP 15889578 U JP15889578 U JP 15889578U JP S5921780 Y2 JPS5921780 Y2 JP S5921780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- body fluid
- treatment
- sheet
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、生理用ナプキン、紙おむつ等の体液処理用品
、特に体液の防漏手段に特徴を有するその処理用品に関
する。
、特に体液の防漏手段に特徴を有するその処理用品に関
する。
従来、この種処理用、特に生理用ナプキンにおいては、
これに吸収された体液の防漏手段について種々提案され
ているが、ナプキンの長辺部からの体液の漏れを完全に
防止することができるものは、いまだ出現するに至って
いないため、その漏れにより下着等を汚し使用者に不快
感を与えることがあった。
これに吸収された体液の防漏手段について種々提案され
ているが、ナプキンの長辺部からの体液の漏れを完全に
防止することができるものは、いまだ出現するに至って
いないため、その漏れにより下着等を汚し使用者に不快
感を与えることがあった。
本考案の目的は、前述のような欠点を解決すると共に、
構造簡単にして製造コストを低下することができる体液
処理用品を提供することにある。
構造簡単にして製造コストを低下することができる体液
処理用品を提供することにある。
本考案における体液吸収体は、従来この種処理用品のそ
れとして一般に使用されている所謂吸水紙（紙綿）、粉
砕（綿状）パルプや、不水溶にして吸収膨潤性を有し、
且つ自重の数１０倍の吸水保持能を有する高分子物質等
の単独又はそれ等の組合せからなるものである。
れとして一般に使用されている所謂吸水紙（紙綿）、粉
砕（綿状）パルプや、不水溶にして吸収膨潤性を有し、
且つ自重の数１０倍の吸水保持能を有する高分子物質等
の単独又はそれ等の組合せからなるものである。
この吸収体１は、透液性シート２で被覆しである。
この透液性シート２も亦、従来この種処理用に一般に使
用されており、パルプ、木綿等の天然繊維、レーヨン等
の化学繊維の単独又は混合、又、親水性繊維、疎水繊維
の単独又は混合等の何れからなるものでもよいが、ポリ
エステル等の疎水性繊維を５０％以上含有し又はその疎
水性繊維１００％からなるものが、体液の迅速な透過、
スポット状透過又は非拡散吸収等を向上させる上で好ま
しい。
用されており、パルプ、木綿等の天然繊維、レーヨン等
の化学繊維の単独又は混合、又、親水性繊維、疎水繊維
の単独又は混合等の何れからなるものでもよいが、ポリ
エステル等の疎水性繊維を５０％以上含有し又はその疎
水性繊維１００％からなるものが、体液の迅速な透過、
スポット状透過又は非拡散吸収等を向上させる上で好ま
しい。
又、図示してないが、透水性シート２の内面であって、
少なくとも肌当接面側にポリエステル等の疎水性繊維か
らなるステープル綿ウェブの薄層を重ね合せたものが、
体液のスポット状透過又は非拡散吸収及び処理用品使用
時の良好な肌ざわり、柔弾性、女性局部に対する適合性
等を更に向上させる上で好ましい。
少なくとも肌当接面側にポリエステル等の疎水性繊維か
らなるステープル綿ウェブの薄層を重ね合せたものが、
体液のスポット状透過又は非拡散吸収及び処理用品使用
時の良好な肌ざわり、柔弾性、女性局部に対する適合性
等を更に向上させる上で好ましい。
このように吸収体１を透水性シート２で被覆してなる処
理用品本体３は、体液防漏手段として少なくとも、その
服罪当接面に広幅の非透水性シート４を位置させると共
に、その同長辺部を本体３の肌当接面の同長辺部へ折り
曲げて位置させ、且つ本体３の内矩辺部において透水性
シート２と非透水性シート４とを一体的に接着５しであ
る。
理用品本体３は、体液防漏手段として少なくとも、その
服罪当接面に広幅の非透水性シート４を位置させると共
に、その同長辺部を本体３の肌当接面の同長辺部へ折り
曲げて位置させ、且つ本体３の内矩辺部において透水性
シート２と非透水性シート４とを一体的に接着５しであ
る。
非透水性シート４は、体液防漏性を有するものであれば
、合成樹脂フィルム、そのフィルムを紙又は不織布にラ
ミネートしたもの、サイズ剤で処理した紙又は不織布等
の何れであってもよい。
、合成樹脂フィルム、そのフィルムを紙又は不織布にラ
ミネートしたもの、サイズ剤で処理した紙又は不織布等
の何れであってもよい。
又、前記接着手段は、接着剤によるもの、圧着、熱溶着
等の何れによるものでもよい。
等の何れによるものでもよい。
又、本体３の肌当接面の面長辺部へ非透水性シート４の
同長辺部分４ａを折り曲げて位置させた部分４ａの幅Ｗ
は、少なくとも５ｍｍであることが好ましい。
同長辺部分４ａを折り曲げて位置させた部分４ａの幅Ｗ
は、少なくとも５ｍｍであることが好ましい。
尚、本考案において、吸収体１の下面域とこの域に接す
る透水性シート２部域との間に更に非透水性シートを位
置させることを除外するものではない。
る透水性シート２部域との間に更に非透水性シートを位
置させることを除外するものではない。
以上のように構威しである本考案処理用品は、非透水性
シート４で被覆されていない肌当接面の中央部を女性局
部に当接して使用するものであるが、その使用状態にお
いて、体液は肌当接面の中央部から吸収体１に吸収され
る。
シート４で被覆されていない肌当接面の中央部を女性局
部に当接して使用するものであるが、その使用状態にお
いて、体液は肌当接面の中央部から吸収体１に吸収され
る。
そしてこの吸収された体液が下面及び長辺部から浸出し
た場合、非透水性シート４により処理用品の外面からそ
の浸出体液が漏れるのを防止されることになる。
た場合、非透水性シート４により処理用品の外面からそ
の浸出体液が漏れるのを防止されることになる。
又、体液が一時に比較的多量排泄されたとき、これが吸
収体１に吸収されるまでの間に透水性シート２上を幅方
向へ流れ、或は吸収体１が体液で飽和状態になったとき
、体液がオバーフローし、そのため下着等を汚すことが
よくあるが、本考案処理用品においては、その内矩辺部
を除いて肌当接面の面長辺部へ折り曲げて位置させた部
分４ａは、透水性シート２に接着されずフラップ状とな
って、この部分４ａが前述の体液の流れを受止すること
になるため、前述のような欠点か゛ない。
収体１に吸収されるまでの間に透水性シート２上を幅方
向へ流れ、或は吸収体１が体液で飽和状態になったとき
、体液がオバーフローし、そのため下着等を汚すことが
よくあるが、本考案処理用品においては、その内矩辺部
を除いて肌当接面の面長辺部へ折り曲げて位置させた部
分４ａは、透水性シート２に接着されずフラップ状とな
って、この部分４ａが前述の体液の流れを受止すること
になるため、前述のような欠点か゛ない。
本考案によれば、このような体液防漏が完全であす、シ
かも処理用品、特にその防漏手段が簡単であるため、そ
の製造コストを低下することができる等の効果があり、
実用に供して極めて有益である。
かも処理用品、特にその防漏手段が簡単であるため、そ
の製造コストを低下することができる等の効果があり、
実用に供して極めて有益である。
図面は本考案処理用品の一実施態様を示すもので、第１
図は肌当接面を上側に向けた状態の斜視図、第２図は第
１図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図である。 １・・・・・・体液吸収体、２・・・・・・透水性シー
ト、４・・・・・・非透水性シート。
図は肌当接面を上側に向けた状態の斜視図、第２図は第
１図Ｘ−Ｘ線に沿う断面図である。 １・・・・・・体液吸収体、２・・・・・・透水性シー
ト、４・・・・・・非透水性シート。
Claims (1)
- 体液吸収体を透水性シートで被覆してなる体液処理用品
において；前記処理用品の体液防濡手段として少なくと
も、前記処理用品の服罪当接面全体に非透水性シートを
位置させると共に、該非透水性シートの同長辺部を前記
処理用品の肌当接面の同長辺部へ折り曲げて位置させ；
且つ前記処理用品の内矩辺部において前記透水性シート
と非透水性シートとを一体的に接着してなることを特徴
とする前記処理用品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15889578U JPS5921780Y2 (ja) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | 生理用ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15889578U JPS5921780Y2 (ja) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | 生理用ナプキン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5575317U JPS5575317U (ja) | 1980-05-24 |
| JPS5921780Y2 true JPS5921780Y2 (ja) | 1984-06-28 |
Family
ID=29151194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15889578U Expired JPS5921780Y2 (ja) | 1978-11-19 | 1978-11-19 | 生理用ナプキン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921780Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019693Y2 (ja) * | 1981-07-31 | 1985-06-13 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 体液吸収物品 |
| JPS603491B2 (ja) * | 1981-10-16 | 1985-01-29 | ゼンミ株式会社 | 生理用ナプキン |
| JP2021000272A (ja) * | 2019-06-21 | 2021-01-07 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 補助吸収体 |
-
1978
- 1978-11-19 JP JP15889578U patent/JPS5921780Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5575317U (ja) | 1980-05-24 |
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