JPS59217588A - ロ−プウインチ - Google Patents
ロ−プウインチInfo
- Publication number
- JPS59217588A JPS59217588A JP8828583A JP8828583A JPS59217588A JP S59217588 A JPS59217588 A JP S59217588A JP 8828583 A JP8828583 A JP 8828583A JP 8828583 A JP8828583 A JP 8828583A JP S59217588 A JPS59217588 A JP S59217588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- planetary gear
- stage
- rope winch
- sun gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば荷役用、土砂掘削用クレーンのフック
やパケットを上下動させるためなどに用いられるロープ
ウィンチに関するものである。
やパケットを上下動させるためなどに用いられるロープ
ウィンチに関するものである。
一般にロープウィンチは、ロープを巻取るドラムと、油
圧モータ等の駆動モータおよび減速機からなるドラム駆
動装置とを有し、該駆動モータの回転出力を減速機を介
することによシ減速してドラムを回転駆動するように構
成されている。そして、前述のドラム駆動装置として遊
星歯車機構からなる減速機を備えたロープウィンチとし
て、例えば特開昭56−113691号公報に示された
ものが知られている。この公知のウィンチは巻上げドラ
ムの一側に平行軸歯車からなる減速機を配設し、該減速
機の入力側には外部の駆動機構に連結されi る入
力軸をクラッチを介して連結すると共にその出力側には
主軸を連結し、該主軸をドラムを貫通させて該ドラムの
他側に延在せしめ、この主軸の他側に遊星歯車減速機を
連結し、該遊星歯車減速機の出力側をドラムに連結する
構成となっている。
圧モータ等の駆動モータおよび減速機からなるドラム駆
動装置とを有し、該駆動モータの回転出力を減速機を介
することによシ減速してドラムを回転駆動するように構
成されている。そして、前述のドラム駆動装置として遊
星歯車機構からなる減速機を備えたロープウィンチとし
て、例えば特開昭56−113691号公報に示された
ものが知られている。この公知のウィンチは巻上げドラ
ムの一側に平行軸歯車からなる減速機を配設し、該減速
機の入力側には外部の駆動機構に連結されi る入
力軸をクラッチを介して連結すると共にその出力側には
主軸を連結し、該主軸をドラムを貫通させて該ドラムの
他側に延在せしめ、この主軸の他側に遊星歯車減速機を
連結し、該遊星歯車減速機の出力側をドラムに連結する
構成となっている。
そして、前記クラッチは中間軸に固着して設けられて、
入力軸の歯車と噛合する歯車と、該中間軸に回転自在に
支持されて主軸の歯車と噛合するビニオン歯車との間に
介装した多板クラッチ部材からなシ、該多板クラッチ部
材の接続を中間軸に設けた油路を設け、該油路を介して
作動ピストンに油圧を供給することにより行なわれるよ
うになっている。
入力軸の歯車と噛合する歯車と、該中間軸に回転自在に
支持されて主軸の歯車と噛合するビニオン歯車との間に
介装した多板クラッチ部材からなシ、該多板クラッチ部
材の接続を中間軸に設けた油路を設け、該油路を介して
作動ピストンに油圧を供給することにより行なわれるよ
うになっている。
しかしながら、前述した従来技術のロープウィンチにあ
ってはドラムの一側に平行軸歯車からなる減速機を設け
、また該ドラムの他側には遊星歯車減速機を設けている
から、それらがドラムの側方から大きく突出した状態に
なシ、シかも該各減速機をそれぞれ別個のケーシング内
に収納し、かつそれらをドラムを貫通して設けた主軸に
よシ接続する構成となっているから、該各減速機の構造
が複雑になると共に装置全体の形状が大型化する欠点が
ある。また、クラッチとしてポジティゾクラッチを使用
している関係上、何らかの理由で作動ピストンへの油圧
の供給が遮断されたときにはクラッチが切断され、例え
ばロープ先端に設けたフックに吊下された吊荷が突然落
下する等、安全対策上好ましくない欠点もある。さらに
、作動ピストンへの油圧の供給は中間軸に設けた油路を
介して行なうように47(j成しているから、この油圧
供給はロータリジヨイントを介して行なう必要があシ、
その構造が複雑となる欠点もある。
ってはドラムの一側に平行軸歯車からなる減速機を設け
、また該ドラムの他側には遊星歯車減速機を設けている
から、それらがドラムの側方から大きく突出した状態に
なシ、シかも該各減速機をそれぞれ別個のケーシング内
に収納し、かつそれらをドラムを貫通して設けた主軸に
よシ接続する構成となっているから、該各減速機の構造
が複雑になると共に装置全体の形状が大型化する欠点が
ある。また、クラッチとしてポジティゾクラッチを使用
している関係上、何らかの理由で作動ピストンへの油圧
の供給が遮断されたときにはクラッチが切断され、例え
ばロープ先端に設けたフックに吊下された吊荷が突然落
下する等、安全対策上好ましくない欠点もある。さらに
、作動ピストンへの油圧の供給は中間軸に設けた油路を
介して行なうように47(j成しているから、この油圧
供給はロータリジヨイントを介して行なう必要があシ、
その構造が複雑となる欠点もある。
本発明は叙上の点に鑑みなされたもので、簡単な構成で
部品点数も少なく、シかもコンパクトに形成することが
できるロープウィンチを提供することをその目的とする
ものである@ 前述の目的を達成するために本発明に係るロープウィン
チは、サポートフレームに第1.第2の取付部材を設け
、また遊星歯車減速装置をドラムの円筒部内に収納し、
駆動用モータの出力軸と接続される第1段の太陽歯車を
前記ドラム円筒部内のモータ側に位置させて設け、該第
1段の太陽歯車と前記出力軸との間にはネガティブ方式
のクラッチ装置を介装し、前記各段の遊星歯車減速段の
遊星歯車と歯合する内歯歯車を第1の取付部材に固定し
て設け、また最終段の遊星歯車減速段の遊星歯車と連結
した遊星アームを前記ドラムの反モータ側と連結し、該
ドラムの他側をカバーによシ施蓋し、該カバーおよび前
記ドラムのモータ側をそれぞれ軸受によシ第1.第2の
取付部材を介してサポートフレームに回転自在に支持さ
せるように構成したことをその特徴とするものである。
部品点数も少なく、シかもコンパクトに形成することが
できるロープウィンチを提供することをその目的とする
ものである@ 前述の目的を達成するために本発明に係るロープウィン
チは、サポートフレームに第1.第2の取付部材を設け
、また遊星歯車減速装置をドラムの円筒部内に収納し、
駆動用モータの出力軸と接続される第1段の太陽歯車を
前記ドラム円筒部内のモータ側に位置させて設け、該第
1段の太陽歯車と前記出力軸との間にはネガティブ方式
のクラッチ装置を介装し、前記各段の遊星歯車減速段の
遊星歯車と歯合する内歯歯車を第1の取付部材に固定し
て設け、また最終段の遊星歯車減速段の遊星歯車と連結
した遊星アームを前記ドラムの反モータ側と連結し、該
ドラムの他側をカバーによシ施蓋し、該カバーおよび前
記ドラムのモータ側をそれぞれ軸受によシ第1.第2の
取付部材を介してサポートフレームに回転自在に支持さ
せるように構成したことをその特徴とするものである。
以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。
まず第1図において、1はサポートフレームを示し、該
サポートフレーム1には第1.第2の取付部材2A、2
Bがそれぞれ日?ルト3,4にょシ分解可能に取付けら
れている。5は駆動モータとしての油圧モータで、該油
圧モータ5はボルト6によシ第1の取付部材2人に固着
して設けられている。7は取付部材2A、2B間に配設
したローブ巻取用のドラムを示し、該ドラム7は円筒部
7Aと左右の側壁部7B 、7Cとからなシ、第1の取
付部材2人は円筒状となって該ドラム7の円筒部7A内
に突出せしめられている。そして、第1の取付部材2人
内には油圧モータ5の出力軸5Aが突出して設けられ、
該出力軸5Aは後述のクラッチ装置を介して遊星歯車減
速装置8と接続されている。
サポートフレーム1には第1.第2の取付部材2A、2
Bがそれぞれ日?ルト3,4にょシ分解可能に取付けら
れている。5は駆動モータとしての油圧モータで、該油
圧モータ5はボルト6によシ第1の取付部材2人に固着
して設けられている。7は取付部材2A、2B間に配設
したローブ巻取用のドラムを示し、該ドラム7は円筒部
7Aと左右の側壁部7B 、7Cとからなシ、第1の取
付部材2人は円筒状となって該ドラム7の円筒部7A内
に突出せしめられている。そして、第1の取付部材2人
内には油圧モータ5の出力軸5Aが突出して設けられ、
該出力軸5Aは後述のクラッチ装置を介して遊星歯車減
速装置8と接続されている。
該遊星歯車減速装置8は2段の遊星歯車減速段からなり
、油圧モータ5側から第1段の遊星歯車減速段、第2段
の遊星歯車減速段の順に配置している。そこで、まず第
1段の遊星歯車減速段について説明するに、9は第1の
太陽歯車を示し、該第1の太陽歯車9は第1の遊星歯車
10と噛合している。そして、該第1の遊星歯車10は
内歯歯車11とも噛合している。該内歯歯車11は第1
の取付部材2人にスプライン結合されて、内歯歯車11
は該第1の取付部材2人を介してサポートフレーム1に
固定的に支持されている。このために、第1の太陽歯車
9が回転駆動されると、第1.7 の遊星歯車10
は自転すると共に該第1の太陽歯車9の囲シを公転せし
められる。そして、第1の遊星歯車10はビン12に回
転自在に支持され、該ビン12には第1の遊星アーム1
3が固着して設けられて該第1の遊星アーム13には第
1の遊星歯車10の公転のみが伝達されるように構成さ
れている。
、油圧モータ5側から第1段の遊星歯車減速段、第2段
の遊星歯車減速段の順に配置している。そこで、まず第
1段の遊星歯車減速段について説明するに、9は第1の
太陽歯車を示し、該第1の太陽歯車9は第1の遊星歯車
10と噛合している。そして、該第1の遊星歯車10は
内歯歯車11とも噛合している。該内歯歯車11は第1
の取付部材2人にスプライン結合されて、内歯歯車11
は該第1の取付部材2人を介してサポートフレーム1に
固定的に支持されている。このために、第1の太陽歯車
9が回転駆動されると、第1.7 の遊星歯車10
は自転すると共に該第1の太陽歯車9の囲シを公転せし
められる。そして、第1の遊星歯車10はビン12に回
転自在に支持され、該ビン12には第1の遊星アーム1
3が固着して設けられて該第1の遊星アーム13には第
1の遊星歯車10の公転のみが伝達されるように構成さ
れている。
次に、第1の遊星アーム13は第2の太陽歯車14と歯
車で噛合結合されておシ、該第2の太陽歯車14は第1
の遊星アーム13にょシ回転駆動されるようになってい
る。そして、第2の太陽歯車14には第2の遊星歯車1
5が噛合しておシ、該第2の遊星歯車15はまた内歯歯
車11とも噛合するように設けられている。これにょシ
、第2の遊星歯車15は第2の太陽歯車14に駆動され
て、自転および公転せしめられるようになっている。さ
らに、該第2の遊星歯車15はビン16に回転自在に支
持され、該ビン16は第2の遊星アーム17に固着され
ている。これによって、該第2の遊星アーム17には第
2の遊星歯車15の公転が伝達されるようになっておシ
、これら第2の太陽歯車14.第2の遊星歯車15.第
2の遊星アーム17によシ第2段の遊星歯車減速段が形
成されている。
車で噛合結合されておシ、該第2の太陽歯車14は第1
の遊星アーム13にょシ回転駆動されるようになってい
る。そして、第2の太陽歯車14には第2の遊星歯車1
5が噛合しておシ、該第2の遊星歯車15はまた内歯歯
車11とも噛合するように設けられている。これにょシ
、第2の遊星歯車15は第2の太陽歯車14に駆動され
て、自転および公転せしめられるようになっている。さ
らに、該第2の遊星歯車15はビン16に回転自在に支
持され、該ビン16は第2の遊星アーム17に固着され
ている。これによって、該第2の遊星アーム17には第
2の遊星歯車15の公転が伝達されるようになっておシ
、これら第2の太陽歯車14.第2の遊星歯車15.第
2の遊星アーム17によシ第2段の遊星歯車減速段が形
成されている。
そして、第2の遊星アーム17はボルト18゜18・・
・によシトラム7の側面に固着されている。
・によシトラム7の側面に固着されている。
これによシ、ドラム7は油圧モータ5の出力回転を遊星
歯車減速装置8によ92段で減速したうえで第2段の遊
星歯車減速段を構成する第2の遊星アーム17によシ回
転駆動することができるようになっている。
歯車減速装置8によ92段で減速したうえで第2段の遊
星歯車減速段を構成する第2の遊星アーム17によシ回
転駆動することができるようになっている。
ここで、油圧モータ5と遊星歯車減速装置8とはクラッ
チ装置19を介して断続可能に接続される構成となって
いる。該クラッチ装置19はシャツ)20Aと該シャ7
)20Aに圧入嵌合して設けたスリーブ20Bとからな
るジコイント20を有し、シャツ)20Aの基端部は油
圧モータ5の出力軸5Aとスプライン結合されている。
チ装置19を介して断続可能に接続される構成となって
いる。該クラッチ装置19はシャツ)20Aと該シャ7
)20Aに圧入嵌合して設けたスリーブ20Bとからな
るジコイント20を有し、シャツ)20Aの基端部は油
圧モータ5の出力軸5Aとスプライン結合されている。
一方、スリーブ20Bの先端部にはポル)21 、21
。
。
・・・によシストツバ22が固着して設けられている。
また、第1の太陽歯車9にはカップリング23が歯車で
噛合結合されておシ、該カップリング23はスリーブ2
0Bの先端部を覆うように設けられている・そして、カ
ップリング23には複数の円環状に形成した摩擦板24
、24 、・・・がスゲライン結合されて該各摩擦板
24は軸方向にのみ変位することができるようになって
いる。また、スリーブ20Bの内周面には複数の円環状
に形成した相手板25.25.・・・がスプライン結合
されて軸方向にのみ変位可能となっている。そして、摩
擦板24と相手板25とは交互に配設され、これら摩擦
板24と相手板25とにょシ多板クラッチ26が形成さ
れている。該多板クラッチ26はストッパ22の図中左
方に位置し、また該多板クラッチ26の左方にはスペー
サ27.28がスリー”7”20Bにその軸方向に移動
可能に挿嵌されている。さらに、スリーブ20Bにはス
ペーサ28の左方に軸受29が挿嵌されておシ、該軸受
29の内輪はスペーサ28と接離し得るように配設され
ている。該軸受29の左方側にはさらにばね3゜が配設
され、該ばね3oはその一側がスリーブ20Bに取付け
た係止リング31に支持され、常時には軸受29.スペ
ーサ27.28を図中右方に押圧する方向に付勢してい
る。これによシ多板クラッチ26はスペーサ27とスト
ツノぐ22との間に挾持させ、該多板クラッチ26の摩
擦板24と相手板25とを摩擦係合させることによシジ
ョイント20とカップリング23とを接続し、クラッチ
接続状態に保持するようになっている。一方、第1の取
付部材2人の内周壁には円環状のピストン32が該内周
壁に沿って摺動可能に設けられ、該ぎストン32の内周
側に軸受29の外輪が挿嵌されている。33は第1の取
付部材2人の内周壁に固定して設けた隔壁部材で前記ピ
ストン32の一側は該隔壁部材33と係合しておシ、該
ピストン32.隔壁部材33および第1の取付部材2人
内周壁によシ円環状の液圧室34が形成されている。該
液圧室34には第1の取付部材2人および油圧モータ5
のケーシングに穿設された流体路35の一端が開口し、
該流体路35の他端は油圧モータ5のヘッドケーシング
に向は開口し、それに油圧配管や空気圧配管を接続する
ことができるようになっている。従って、該流体路35
を介して作動流体が液圧室34内に供給されると、ピス
トン32はこの作動流体によシロ中右方に変位せしめら
れる。そして、該ピストン32には係合突部32Aが形
成されておシ、該係合突部32Aは軸受29の外輪端面
と当接せしめられているから、該ピストン32の変位に
よシ軸受29はばね30に抗して図中左方に変位し、多
板クラッチ26を切断することができるようになってい
る。
噛合結合されておシ、該カップリング23はスリーブ2
0Bの先端部を覆うように設けられている・そして、カ
ップリング23には複数の円環状に形成した摩擦板24
、24 、・・・がスゲライン結合されて該各摩擦板
24は軸方向にのみ変位することができるようになって
いる。また、スリーブ20Bの内周面には複数の円環状
に形成した相手板25.25.・・・がスプライン結合
されて軸方向にのみ変位可能となっている。そして、摩
擦板24と相手板25とは交互に配設され、これら摩擦
板24と相手板25とにょシ多板クラッチ26が形成さ
れている。該多板クラッチ26はストッパ22の図中左
方に位置し、また該多板クラッチ26の左方にはスペー
サ27.28がスリー”7”20Bにその軸方向に移動
可能に挿嵌されている。さらに、スリーブ20Bにはス
ペーサ28の左方に軸受29が挿嵌されておシ、該軸受
29の内輪はスペーサ28と接離し得るように配設され
ている。該軸受29の左方側にはさらにばね3゜が配設
され、該ばね3oはその一側がスリーブ20Bに取付け
た係止リング31に支持され、常時には軸受29.スペ
ーサ27.28を図中右方に押圧する方向に付勢してい
る。これによシ多板クラッチ26はスペーサ27とスト
ツノぐ22との間に挾持させ、該多板クラッチ26の摩
擦板24と相手板25とを摩擦係合させることによシジ
ョイント20とカップリング23とを接続し、クラッチ
接続状態に保持するようになっている。一方、第1の取
付部材2人の内周壁には円環状のピストン32が該内周
壁に沿って摺動可能に設けられ、該ぎストン32の内周
側に軸受29の外輪が挿嵌されている。33は第1の取
付部材2人の内周壁に固定して設けた隔壁部材で前記ピ
ストン32の一側は該隔壁部材33と係合しておシ、該
ピストン32.隔壁部材33および第1の取付部材2人
内周壁によシ円環状の液圧室34が形成されている。該
液圧室34には第1の取付部材2人および油圧モータ5
のケーシングに穿設された流体路35の一端が開口し、
該流体路35の他端は油圧モータ5のヘッドケーシング
に向は開口し、それに油圧配管や空気圧配管を接続する
ことができるようになっている。従って、該流体路35
を介して作動流体が液圧室34内に供給されると、ピス
トン32はこの作動流体によシロ中右方に変位せしめら
れる。そして、該ピストン32には係合突部32Aが形
成されておシ、該係合突部32Aは軸受29の外輪端面
と当接せしめられているから、該ピストン32の変位に
よシ軸受29はばね30に抗して図中左方に変位し、多
板クラッチ26を切断することができるようになってい
る。
さらに、36は第2の遊星アーム17に?ルト37.3
7.・・・によυ固着して設けたカバーで、該カバー3
6は軸受38Aを介して第2の取付部材2Bに回転自在
に支持されている。また、ドラム7の油圧モータ5の出
力軸5A#入側における側部と第1の取付部材2人との
間にも軸受38Bが介装されておシ、該各軸受38A、
38Bによりドラム7の両側部がそれぞれ取付部材2A
、2Bを介してサポートフレーム1に回転自在に支持
されている。
7.・・・によυ固着して設けたカバーで、該カバー3
6は軸受38Aを介して第2の取付部材2Bに回転自在
に支持されている。また、ドラム7の油圧モータ5の出
力軸5A#入側における側部と第1の取付部材2人との
間にも軸受38Bが介装されておシ、該各軸受38A、
38Bによりドラム7の両側部がそれぞれ取付部材2A
、2Bを介してサポートフレーム1に回転自在に支持
されている。
そして、ドラム7の円筒部7Aは遊星歯車減速装置8を
収納する収納室39のケーシングとしても機能し、該円
筒部7Aのモータ側はカッニー36および第2の遊星ア
ーム17により施蓋されている。また、円筒部7Aの反
モータ側には取付部材2人との間にメカニカルシール4
0が介装され、これによシ収納室39は密閉されて当該
密閉収納室39内に潤滑油が充填されている。そして、
第2の遊星アーム17をドラム7に固着するボルト18
のうちの少なくとも1個のポル)18Aが締結されるぎ
ルト穴41には該ボルト穴41と収納室39との間を連
通ずる油入42が穿設されておシ、該油入42を介して
収納室39内の潤滑油を交換することができるようにな
っている。
収納する収納室39のケーシングとしても機能し、該円
筒部7Aのモータ側はカッニー36および第2の遊星ア
ーム17により施蓋されている。また、円筒部7Aの反
モータ側には取付部材2人との間にメカニカルシール4
0が介装され、これによシ収納室39は密閉されて当該
密閉収納室39内に潤滑油が充填されている。そして、
第2の遊星アーム17をドラム7に固着するボルト18
のうちの少なくとも1個のポル)18Aが締結されるぎ
ルト穴41には該ボルト穴41と収納室39との間を連
通ずる油入42が穿設されておシ、該油入42を介して
収納室39内の潤滑油を交換することができるようにな
っている。
次に、43はドラム70円筒部7Aの軸受38Bに近接
した位置に形成したテーパ穴で、該チーA?穴43内に
はくさび44が挿入されるようになっている。該くさび
44はドラム7に巻着されるロープ45の端部を係止す
る係止具となるもので、ロープ45の端部はテーノR穴
43内でくさび44に巻回した状態で固定されるように
なっている。
した位置に形成したテーパ穴で、該チーA?穴43内に
はくさび44が挿入されるようになっている。該くさび
44はドラム7に巻着されるロープ45の端部を係止す
る係止具となるもので、ロープ45の端部はテーノR穴
43内でくさび44に巻回した状態で固定されるように
なっている。
このために、テーパ穴43は、第2図に示した如く、そ
の両端が円筒部7Aの外表面に円周方向に離間した位置
に開口し、このうち開口面積の小さな開口部はロープ挿
入用開口部43Aとなり、他方の開口面積の大きな開口
部はくさび挿入用開口部43Bとなっている。
の両端が円筒部7Aの外表面に円周方向に離間した位置
に開口し、このうち開口面積の小さな開口部はロープ挿
入用開口部43Aとなり、他方の開口面積の大きな開口
部はくさび挿入用開口部43Bとなっている。
さらに、46はドラム7の側壁部7Bに形成した制動面
で、該制動面46には制動装置としてのバンドブレーキ
47が設けられている。該バンドブレーキ47は円環状
に形成したバンド47Aと該バンド47Aの内周面に貼
着したライニング47Bとからなり、第3図に示したよ
うにバンド47Aの一端は軸48によシサポートフレー
ム1の適宜の位置に支持され、また該バンド47Aの他
端は軸49に支持されている。そして、該軸49にはさ
らに作動片50が取付けられて、該作動片50を回動さ
せることによシバンド47Aを図中矢示方向に引張シ、
ライニング47Bを制動面46に圧接することができる
ようになっている。
で、該制動面46には制動装置としてのバンドブレーキ
47が設けられている。該バンドブレーキ47は円環状
に形成したバンド47Aと該バンド47Aの内周面に貼
着したライニング47Bとからなり、第3図に示したよ
うにバンド47Aの一端は軸48によシサポートフレー
ム1の適宜の位置に支持され、また該バンド47Aの他
端は軸49に支持されている。そして、該軸49にはさ
らに作動片50が取付けられて、該作動片50を回動さ
せることによシバンド47Aを図中矢示方向に引張シ、
ライニング47Bを制動面46に圧接することができる
ようになっている。
なお、第1図中51はドラム7の側壁部7C端面に形成
した係合爪で、該係合爪51はサポートフレーム1に取
付けたラチェット等からなるロック装置52と係合する
ことによシトラム7のロックを行なうことができるよう
になっている。また、53は内歯歯車11を締結するた
めに取付部材2人に螺合したナツトを示し、該内歯歯車
11は該ナツト53と軸受29との間に挾持されてその
位置決めが行なわれる。そして、該内歯歯車11とナツ
ト53との間にはピン54が挿嵌され、該ピン54によ
シナシト53の緩みが防止されるように構成される。
した係合爪で、該係合爪51はサポートフレーム1に取
付けたラチェット等からなるロック装置52と係合する
ことによシトラム7のロックを行なうことができるよう
になっている。また、53は内歯歯車11を締結するた
めに取付部材2人に螺合したナツトを示し、該内歯歯車
11は該ナツト53と軸受29との間に挾持されてその
位置決めが行なわれる。そして、該内歯歯車11とナツ
ト53との間にはピン54が挿嵌され、該ピン54によ
シナシト53の緩みが防止されるように構成される。
本発明は前述のように構成されるもので、このロープウ
ィンチはドラム7に巻取るロープ45の端部を例えばク
レーンのフックやパケット等(図示せず)に連結し、ド
ラム7を回転させることによってロープ45をドラム7
に巻き取シ、またはドラム7から繰シ出してフックやパ
ケットを上下動させて荷役や土砂の掘削作業を行なうも
のとし2 て用いられる。
ィンチはドラム7に巻取るロープ45の端部を例えばク
レーンのフックやパケット等(図示せず)に連結し、ド
ラム7を回転させることによってロープ45をドラム7
に巻き取シ、またはドラム7から繰シ出してフックやパ
ケットを上下動させて荷役や土砂の掘削作業を行なうも
のとし2 て用いられる。
而して、ロック装置52と係合爪51との係合を解除し
、油圧モータ5を駆動してその出力軸5Aを回転させる
。そして、液圧室34内には流体圧を作用させない状態
にしておくと、ばね30の作用によシ軸受29.スペー
サ28.27は第1図中右方に変位し、多板クラッチ2
6はスペーサ27とストッパ22との間に圧接挾持され
、クラッチ接続状態に位置せしめられる。このために、
出力軸5Aの回転がジヨイント20および多板クラッチ
26を介してカップリング23に伝達される。そして、
該カップリング23は第1の太陽歯車9と歯車で噛合結
合されているから、該第1の太陽歯車9が出力軸5Aと
同速回転する。ここで、第1の太陽歯車9には第1の遊
星歯車10が噛合しておシ、該第1の遊星歯車10は第
1の取付部材2人にスプライン結合した内歯歯車11と
も噛合しているから、第1の遊星歯車10は自転しなが
ら第1の太陽歯車9の囲シな公転せしめられる。
、油圧モータ5を駆動してその出力軸5Aを回転させる
。そして、液圧室34内には流体圧を作用させない状態
にしておくと、ばね30の作用によシ軸受29.スペー
サ28.27は第1図中右方に変位し、多板クラッチ2
6はスペーサ27とストッパ22との間に圧接挾持され
、クラッチ接続状態に位置せしめられる。このために、
出力軸5Aの回転がジヨイント20および多板クラッチ
26を介してカップリング23に伝達される。そして、
該カップリング23は第1の太陽歯車9と歯車で噛合結
合されているから、該第1の太陽歯車9が出力軸5Aと
同速回転する。ここで、第1の太陽歯車9には第1の遊
星歯車10が噛合しておシ、該第1の遊星歯車10は第
1の取付部材2人にスプライン結合した内歯歯車11と
も噛合しているから、第1の遊星歯車10は自転しなが
ら第1の太陽歯車9の囲シな公転せしめられる。
そして、第1の遊星歯車lOの公転のみが第1の遊星ア
ーム13に伝達され、該第1の遊星アーム13が減速回
転駆動され、第1段の減速作用が行なわれる。
ーム13に伝達され、該第1の遊星アーム13が減速回
転駆動され、第1段の減速作用が行なわれる。
次に、第1の遊星アーム13は第2の太陽歯車14と歯
車で噛合結合されているから、第2の太陽歯車14は前
述の第1段遊星山車減速段で減速された回転数で回転駆
動される。該第2の太陽歯車14には第2の遊星歯車1
5が噛合しておシ、該第2の遊星歯車15は自転すると
共に第2の太陽歯車14の囲シを公転する。そして、こ
の第2の遊星歯車15の公転はピン16を介して第2の
遊星アーム17に伝達され、第2段の減速作用が行なわ
れる。
車で噛合結合されているから、第2の太陽歯車14は前
述の第1段遊星山車減速段で減速された回転数で回転駆
動される。該第2の太陽歯車14には第2の遊星歯車1
5が噛合しておシ、該第2の遊星歯車15は自転すると
共に第2の太陽歯車14の囲シを公転する。そして、こ
の第2の遊星歯車15の公転はピン16を介して第2の
遊星アーム17に伝達され、第2段の減速作用が行なわ
れる。
さらに、第2の遊星アーム17はボルト18によシトラ
ム7に固着して設けられているから、油圧モータ5の出
力回転が前述のように2段で減速されてドラム7が回転
駆Nbされる。そして、油圧モータ5の回転方向に応じ
てドラム7に巻着したロープ45は該ドラム7に巻き取
られたシ、それから繰り出されたシする。この結果、ロ
ープ45の先端に取付けたフックに取付けた吊荷やパケ
ット等が上下動し、荷役や土砂の掘削作業が行なわれる
。
ム7に固着して設けられているから、油圧モータ5の出
力回転が前述のように2段で減速されてドラム7が回転
駆Nbされる。そして、油圧モータ5の回転方向に応じ
てドラム7に巻着したロープ45は該ドラム7に巻き取
られたシ、それから繰り出されたシする。この結果、ロ
ープ45の先端に取付けたフックに取付けた吊荷やパケ
ット等が上下動し、荷役や土砂の掘削作業が行なわれる
。
ところで、この種のロープウィンチは前述のように油圧
モータ5によシトラム7を回転駆動する場合のほか、フ
ックやパケットの自重によシ降下させることもある。
モータ5によシトラム7を回転駆動する場合のほか、フ
ックやパケットの自重によシ降下させることもある。
例えば、フックに取付けた吊荷を建造物や船舶等の高所
に載置した後、フックを自重で下降させる場合がそれで
ある。この場合、クラッチ装置19を切断状態にする必
要があるが、このクラッチ装置19の切断は外部から流
体路35内に流体圧を導入することによシ行なわれる。
に載置した後、フックを自重で下降させる場合がそれで
ある。この場合、クラッチ装置19を切断状態にする必
要があるが、このクラッチ装置19の切断は外部から流
体路35内に流体圧を導入することによシ行なわれる。
そして、該流体路35に導入された流体圧は液圧室34
内に供給され、ピストン32を第1図中左方に摺動変位
させる。ここで、該ピストン32には係合突部32Aが
設けられ、該係合突部32Aは軸受29と係合している
から、ピストン32の変位によシ軸受29はばね30に
抗して図中左方に変位せしめられる。このために、多板
クラッチ26を形成する摩擦板24と相手板25との摩
擦係合が解除され、カップリング23とジヨイント20
との接続が解除される。従って、ドラム7は自由に回転
し得る状態となるから、フックの自重によシロープ45
が繰シ出される方向にドラム7は回転せしめられる。こ
れと共に第2の遊星アーム17.第2の遊星歯車15.
第2の太陽歯車14.第1の遊星アーム13.第1の遊
星歯車10.第1の太陽歯車9.カップリング23およ
び摩擦板24が回転することになる。そして、フックが
急激に落下するのを防止するためにはバンドブレーキ4
7を作動させて半制動状態にすればよい。これによシト
ラム7の回転が制限されてフックの降下速度は緩和する
。
内に供給され、ピストン32を第1図中左方に摺動変位
させる。ここで、該ピストン32には係合突部32Aが
設けられ、該係合突部32Aは軸受29と係合している
から、ピストン32の変位によシ軸受29はばね30に
抗して図中左方に変位せしめられる。このために、多板
クラッチ26を形成する摩擦板24と相手板25との摩
擦係合が解除され、カップリング23とジヨイント20
との接続が解除される。従って、ドラム7は自由に回転
し得る状態となるから、フックの自重によシロープ45
が繰シ出される方向にドラム7は回転せしめられる。こ
れと共に第2の遊星アーム17.第2の遊星歯車15.
第2の太陽歯車14.第1の遊星アーム13.第1の遊
星歯車10.第1の太陽歯車9.カップリング23およ
び摩擦板24が回転することになる。そして、フックが
急激に落下するのを防止するためにはバンドブレーキ4
7を作動させて半制動状態にすればよい。これによシト
ラム7の回転が制限されてフックの降下速度は緩和する
。
これに対し、例えばパケットを使用して土砂を掘削する
には該パケットを所定の高さから急激に落下させる必要
があるが、この場合にはクラッチ装置19を切断状態に
し、バンドブレーキ47を非制動状態にすることにより
行なわれる。その結1 果、パケットは急激に落下
し、該パケットを土砂に深く食い込ませることができる
。
には該パケットを所定の高さから急激に落下させる必要
があるが、この場合にはクラッチ装置19を切断状態に
し、バンドブレーキ47を非制動状態にすることにより
行なわれる。その結1 果、パケットは急激に落下
し、該パケットを土砂に深く食い込ませることができる
。
クラッチ装置19は前述のようにして作動せしめられる
が、該クラッチ装置19はジヨイント20を構成するス
リーブ20Bの先端部に固着したストッパ22と基端部
に設けた係止リング31との間に多板クラッチ26.ス
ペーサ27,28.軸受29.ばね30を介装する構成
となっているから、これらの部材を一体組付けすること
ができ、ばね30のばね力の設定を容易に行なうことが
できる。しかも、このようにして形成されるクラッチ装
置19は接続状態ではそれを構成する各部材はジヨイン
ト、20と共に回転し、その際に生じるスラスト方向の
荷重は該ジョイン)20の内力となシ、かかるスラスト
荷重を固定部材で受ける場合のようにスラスト荷重を受
ける軸受を必要としないから、構造が簡単になると共に
、その作動も安定する。さらに、クラッチ装置19を切
断するアクチュエータとしてのピストン32は固定側で
ある第1の取付部材2人に設けられているから、液圧室
34への流体圧の供給をロークリジヨイントを介するこ
となく行なうことができ、構造が簡単になるだけでなく
、圧損が少なく作動も安定する。しかも、該ピストン3
2は軸受29を介してクラッチ装置19の切断を行なわ
せるようになっているから、クラッチ装置19の接続時
にピストン32に回転方向の力が作用することはない。
が、該クラッチ装置19はジヨイント20を構成するス
リーブ20Bの先端部に固着したストッパ22と基端部
に設けた係止リング31との間に多板クラッチ26.ス
ペーサ27,28.軸受29.ばね30を介装する構成
となっているから、これらの部材を一体組付けすること
ができ、ばね30のばね力の設定を容易に行なうことが
できる。しかも、このようにして形成されるクラッチ装
置19は接続状態ではそれを構成する各部材はジヨイン
ト、20と共に回転し、その際に生じるスラスト方向の
荷重は該ジョイン)20の内力となシ、かかるスラスト
荷重を固定部材で受ける場合のようにスラスト荷重を受
ける軸受を必要としないから、構造が簡単になると共に
、その作動も安定する。さらに、クラッチ装置19を切
断するアクチュエータとしてのピストン32は固定側で
ある第1の取付部材2人に設けられているから、液圧室
34への流体圧の供給をロークリジヨイントを介するこ
となく行なうことができ、構造が簡単になるだけでなく
、圧損が少なく作動も安定する。しかも、該ピストン3
2は軸受29を介してクラッチ装置19の切断を行なわ
せるようになっているから、クラッチ装置19の接続時
にピストン32に回転方向の力が作用することはない。
さらにまた、クラッチ装置19は常時には接続状態にあ
シ、液圧室34内に流体圧が作用したときに切断される
所謂ネガティブクラッチとなっているから、故障等によ
シ液圧室34に流体圧が供給されないときに、ドラム7
が自由回転し、吊荷が落下する等の事故を生じさせるこ
とがなく、安全性が確保される。
シ、液圧室34内に流体圧が作用したときに切断される
所謂ネガティブクラッチとなっているから、故障等によ
シ液圧室34に流体圧が供給されないときに、ドラム7
が自由回転し、吊荷が落下する等の事故を生じさせるこ
とがなく、安全性が確保される。
ところで、ロープ45には吊荷やパケット等の荷重を受
けることになり、この荷重は該ロープ45を巻着したド
ラム7に直接作用することになる。しかも、ドラム7の
回転時にはそのロープ45の巻着位置に応じて荷重を受
ける位置がその軸方向に変動することになるが、ドラム
7は軸受38A、38Bによシ両持ち支持されている0
このため、ドラム7が撓んだシすることなく安定した状
態で支持され、円滑に回転し、遊星歯車減速装置8の作
動に悪影響を与えることはない〇また、本発明に係るロ
ープウィンチはドラム7と、油圧モータ5.クラッチ装
置19および遊星歯車減速装置8の各部材から構成され
ているから、その組付けが容易になる。即ち、第1の取
付部材2Aおよびドラム7にメカニカルシール40およ
び軸受38Bを各々組み付け、次に該第2の取付部材2
Aにドラム7および内歯歯車11を組付け、ナツト53
て締結することによシ、ドラム7は第1の取付部材2人
に支持される。ここで、図示の如く軸受38Bとして2
個の円錐ころ軸受を使用し、該各円錐ころ軸受を所定間
陥離間させた状態に配設すれば、ドラム7はその軸方向
にも上下方向にも固定され、遊星歯車減速装置8等の組
付けに至便である。然る後、遊星歯車装置8が内歯歯車
11の内部に組み込まれ、該遊星歯車装置8を構成する
第2の遊星アーム17がドラム7の端面にポルト18に
よシ固定され、次にクラッチ装置19、油圧モータ5等
が順次組付けられる。ここで、クラッチ装置19を構成
する各部材はジヨイント20にサブアッセンブリするこ
とができるから、その組付けを極めて簡単に行なうこと
ができるdそして、第2の遊星アーム17にカバー36
をボルト37により固着し、取付部材2人および2Bを
&シト3,4によシサポートフレーム1に固定すること
によってロープウィンチの組付けが完了する。
けることになり、この荷重は該ロープ45を巻着したド
ラム7に直接作用することになる。しかも、ドラム7の
回転時にはそのロープ45の巻着位置に応じて荷重を受
ける位置がその軸方向に変動することになるが、ドラム
7は軸受38A、38Bによシ両持ち支持されている0
このため、ドラム7が撓んだシすることなく安定した状
態で支持され、円滑に回転し、遊星歯車減速装置8の作
動に悪影響を与えることはない〇また、本発明に係るロ
ープウィンチはドラム7と、油圧モータ5.クラッチ装
置19および遊星歯車減速装置8の各部材から構成され
ているから、その組付けが容易になる。即ち、第1の取
付部材2Aおよびドラム7にメカニカルシール40およ
び軸受38Bを各々組み付け、次に該第2の取付部材2
Aにドラム7および内歯歯車11を組付け、ナツト53
て締結することによシ、ドラム7は第1の取付部材2人
に支持される。ここで、図示の如く軸受38Bとして2
個の円錐ころ軸受を使用し、該各円錐ころ軸受を所定間
陥離間させた状態に配設すれば、ドラム7はその軸方向
にも上下方向にも固定され、遊星歯車減速装置8等の組
付けに至便である。然る後、遊星歯車装置8が内歯歯車
11の内部に組み込まれ、該遊星歯車装置8を構成する
第2の遊星アーム17がドラム7の端面にポルト18に
よシ固定され、次にクラッチ装置19、油圧モータ5等
が順次組付けられる。ここで、クラッチ装置19を構成
する各部材はジヨイント20にサブアッセンブリするこ
とができるから、その組付けを極めて簡単に行なうこと
ができるdそして、第2の遊星アーム17にカバー36
をボルト37により固着し、取付部材2人および2Bを
&シト3,4によシサポートフレーム1に固定すること
によってロープウィンチの組付けが完了する。
また、遊星歯車減速装置8やクラッチ装置19を点検、
修理するには、ボルト4を取外して第2の取付部材2B
をサポートフレーム1から分離すると共にボルト37を
脱着すれば、カバー36は第2の遊星アーム17から取
外すことができ、従ってかかる点検、修理作業はドラJ
−,7にロープ45を巻着したままで容易に行なうこと
ができる。
修理するには、ボルト4を取外して第2の取付部材2B
をサポートフレーム1から分離すると共にボルト37を
脱着すれば、カバー36は第2の遊星アーム17から取
外すことができ、従ってかかる点検、修理作業はドラJ
−,7にロープ45を巻着したままで容易に行なうこと
ができる。
さらに、収納室39内の潤滑油の交換はドラム7をその
ポル)18Aが第1図に示したように最も下方に位置す
るようにしてピル)18Aを脱着すれば、当該収納室3
9内の潤滑油が油入42゜°2 ビルト穴41を介し
て排出される。そして、ドラム7を半回転させてビルト
穴41を上方に位置させて該ビルト穴41を介して新た
な潤滑油を充填する。前述の操作だけで潤滑油の変換が
完了し、この作業のためにロープ45を取外したシ、他
の部品を取外したりする必要はなく、その作業が著しく
簡便である。
ポル)18Aが第1図に示したように最も下方に位置す
るようにしてピル)18Aを脱着すれば、当該収納室3
9内の潤滑油が油入42゜°2 ビルト穴41を介し
て排出される。そして、ドラム7を半回転させてビルト
穴41を上方に位置させて該ビルト穴41を介して新た
な潤滑油を充填する。前述の操作だけで潤滑油の変換が
完了し、この作業のためにロープ45を取外したシ、他
の部品を取外したりする必要はなく、その作業が著しく
簡便である。
サラニマた、ロープ45をドラム7に固定するのは、ロ
ープ45の端部をロープ挿入用開口部43Aから挿入し
てチー・9穴43を貫通させ、くさび挿入用開口部43
Bから外部に導出させる。
ープ45の端部をロープ挿入用開口部43Aから挿入し
てチー・9穴43を貫通させ、くさび挿入用開口部43
Bから外部に導出させる。
然る後、該ロープ45の端部をくさび44に巻回し、こ
の状態のままくさび44と共にくさび挿入用開口部43
Bからテーパ穴43内に挿入する。
の状態のままくさび44と共にくさび挿入用開口部43
Bからテーパ穴43内に挿入する。
これによりロープ45の端部をチー1?穴43の内壁と
くさび44との間に挾持された状態に固定させることが
できる。
くさび44との間に挾持された状態に固定させることが
できる。
以上詳細に説明したように、本発明に係るロープウィン
チはドラムの円筒部内に遊星歯車減速装置およびクラッ
チ装置を組み込み、該ドラム円筒部をそれらのケーシン
グとして兼用する構成としたから、構造が簡単になると
共に小型化することができる。また、クラッチ装置をジ
ヨイントに設けたストンiJ?とばねとによシ多板クラ
ッチ部材を圧接することによシ接続させる構成とするこ
とによシ多板クラッチ部材付勢用のばねのばね力をジヨ
イントの内力として受けることができ、クラッチ装置の
構成が簡単になると共にばね力の設定が容易となる。
チはドラムの円筒部内に遊星歯車減速装置およびクラッ
チ装置を組み込み、該ドラム円筒部をそれらのケーシン
グとして兼用する構成としたから、構造が簡単になると
共に小型化することができる。また、クラッチ装置をジ
ヨイントに設けたストンiJ?とばねとによシ多板クラ
ッチ部材を圧接することによシ接続させる構成とするこ
とによシ多板クラッチ部材付勢用のばねのばね力をジヨ
イントの内力として受けることができ、クラッチ装置の
構成が簡単になると共にばね力の設定が容易となる。
第1図は本発明の一実施例を示すロープウィンチの縦断
面図、第2図は第1図のドラムの■−■矢示方向断面図
、第3図はブレーキ装置の要部説明図である。 1・・・サポートフレーム、2A、2B・・・取付部材
、5・・・油圧モータ、7・・・ドラム、7A・・・円
筒部、8・・・遊星歯車減速装置、9・・・第1の太陽
歯車、10・・・第1の遊星歯車、11・・・内歯歯車
、13・・・第1の遊星アーム、14・・・第2の太陽
歯車、15・・・第2の遊星歯車、17・・・第2の遊
星アーム、19・・・クラッチ装置、20・・・ジヨイ
ント、20A・・・シャフト、20B・・・スリーブ、
22・・・ストッパ、23・・・カップリング、24・
・・摩擦板、25・・・相手板、26・・・多板クラッ
チ、29・・・軸受、30・・・ばね、32・・・ピス
トン、34・・・液圧室、38A、38B・・・軸受、
39・・・収納室。 特許出願人 日立建機株式会社1″ ・、 ”) 代理人 弁理士 広 瀬 和 彦′−:・。
面図、第2図は第1図のドラムの■−■矢示方向断面図
、第3図はブレーキ装置の要部説明図である。 1・・・サポートフレーム、2A、2B・・・取付部材
、5・・・油圧モータ、7・・・ドラム、7A・・・円
筒部、8・・・遊星歯車減速装置、9・・・第1の太陽
歯車、10・・・第1の遊星歯車、11・・・内歯歯車
、13・・・第1の遊星アーム、14・・・第2の太陽
歯車、15・・・第2の遊星歯車、17・・・第2の遊
星アーム、19・・・クラッチ装置、20・・・ジヨイ
ント、20A・・・シャフト、20B・・・スリーブ、
22・・・ストッパ、23・・・カップリング、24・
・・摩擦板、25・・・相手板、26・・・多板クラッ
チ、29・・・軸受、30・・・ばね、32・・・ピス
トン、34・・・液圧室、38A、38B・・・軸受、
39・・・収納室。 特許出願人 日立建機株式会社1″ ・、 ”) 代理人 弁理士 広 瀬 和 彦′−:・。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (リ サポートフレームに支持されたロープ巻取用ドラ
ムと、該ドラムを回転駆動する駆動モータと、該ドラム
と駆動モータとの間に介装されて該駆動モータの出力回
転を減速して前記ドラムに伝達する1段または複数段の
遊星歯車減速段からなる遊星歯車減速装置とを備えたロ
ープウィンチにおいて、前記サポートフレームには第1
.第2の取付部材を設け、また前記遊星歯車減速装置を
前記ドラムの円筒部内に収納し、前記モータの出力軸と
接続される第1段の太陽歯車を前記ドラム円筒部内のモ
ータ側に位置させて設け、該第1段の太陽歯車と前記出
力軸との間にはネガティブ方式のクラッチ装置を介装し
、前記各段の遊星歯車減速段の遊星歯車と歯合する内歯
歯車を前記第1の取付部材に固定して設け、まだ最終段
の遊星歯車減速段の遊星歯車と連結した遊星アームを前
記ドラムの反モータ側と連結し、該ドラムの反モータ側
をカバーによシ施蓋し、該カバーおよび前記ドラムのモ
ータ側をそれぞれ軸受を介して前記第1の取付部材およ
び第2の取付部材を介して前記サポートフレームに回転
自在に支持させたことを特徴とするロープウィンチ。 (2)前記クラッチは前記出力軸に連結したジヨイント
と、前記第1段の太陽歯車に連結したカップリングと、
該ジヨイントおよびカップリングにそれぞれ軸方向にの
み移動可能に設けた摩擦板で形成した多板クラッチ部材
とを有し、前記ジヨイントには該多板クラッチ部材の一
側にストッ・々を設けると共に他側に該多板クラッチ部
材を該ストッパ側に押圧することによ逆接続状態に付勢
するばねを設け、該ばねに抗して前記多板クラッチ部材
を切断させるピストンをサポートフレーム側に摺動可能
に設けたことを特徴とする特許請求の範囲(1)項記載
のロープウィンチ。 (3)前記ジヨイントおよびカップリングをそれぞれ前
記出力軸および第1の太陽歯車にスゾライン結合したこ
とを特徴とする特許請求の範囲(1)項記載のロープウ
ィンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828583A JPS59217588A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828583A JPS59217588A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217588A true JPS59217588A (ja) | 1984-12-07 |
Family
ID=13938632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8828583A Pending JPS59217588A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217588A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991013826A1 (en) * | 1990-03-12 | 1991-09-19 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for driving winch of crane car |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637953A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-11 | Ricoh Co Ltd | Unnecessary paper sheet remover |
JPS5817098A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-02-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 流体駆動ウインチ |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP8828583A patent/JPS59217588A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637953A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-11 | Ricoh Co Ltd | Unnecessary paper sheet remover |
JPS5817098A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-02-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 流体駆動ウインチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991013826A1 (en) * | 1990-03-12 | 1991-09-19 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for driving winch of crane car |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4161126A (en) | Winch construction having axially shiftable face gear | |
US4227680A (en) | Hydraulic winch | |
US6659430B2 (en) | Winch having internal clutch mechanism | |
JPS607131B2 (ja) | 遊星型減速駆動装置 | |
JPS5817098A (ja) | 流体駆動ウインチ | |
CN200978195Y (zh) | 湿式摩擦片离合器具有空钩下放功能的卷扬机 | |
CN101852270A (zh) | 一种用于起重机的回转减速机 | |
JPS6119558B2 (ja) | ||
CN211110774U (zh) | 手动离合自由放绳的液压绞盘 | |
JPS59217588A (ja) | ロ−プウインチ | |
JPH10167677A (ja) | ウインチ装置 | |
US4506772A (en) | Modular accesories for clutch/brake unit | |
CN111533017B (zh) | 一种具有自由下放功能的全液压绞车 | |
RU65037U1 (ru) | Буровая лебедка | |
JPS59230997A (ja) | ロ−プウインチ | |
RU99113039A (ru) | Лебедка с приводом от раздаточной коробки транспортного средства | |
JP2001140931A (ja) | モータ付き減速機のフリー機構 | |
CN216471946U (zh) | 常闭式液压离合绞车 | |
US6557828B2 (en) | Pneumatic motor and pneumatic hoist apparatus installed with the same | |
JPS60183498A (ja) | ロ−プウインチ | |
EP0643008A1 (en) | Manual chain block | |
CN218491332U (zh) | 内藏式紧凑型液压绞车 | |
CN218058245U (zh) | 带手动插销式离合器的液压绞车 | |
JP2593749B2 (ja) | ロープウインチ | |
JPH0438126Y2 (ja) |