JPS5921750B2 - 砥石 - Google Patents
砥石Info
- Publication number
- JPS5921750B2 JPS5921750B2 JP50109084A JP10908475A JPS5921750B2 JP S5921750 B2 JPS5921750 B2 JP S5921750B2 JP 50109084 A JP50109084 A JP 50109084A JP 10908475 A JP10908475 A JP 10908475A JP S5921750 B2 JPS5921750 B2 JP S5921750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- grindstone
- boron carbide
- particle size
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学用レンズや自動車用バックミラー等のガラ
ス頻用の砥石の製法に関する。
ス頻用の砥石の製法に関する。
従来、光学用レンズやバックミラー等のガラス類の研削
はダイヤモンド、カーボランダム、コランダム等の粉末
状砥材をショツトブラスト法により行われている。
はダイヤモンド、カーボランダム、コランダム等の粉末
状砥材をショツトブラスト法により行われている。
しかし、これら粉末状砥材は研削能においては優れてい
るものの、砥液とともに流失する欠点がある。
るものの、砥液とともに流失する欠点がある。
また、炭化ケイ素、アルミナ、ケイ砂、ダイヤモンド等
の粒度が16〜220メツシュ程度のもの、その結合材
として熱硬化性樹脂を使用しこれらの混合物を圧縮成形
させこれを熱処理して薄層としたレジノイド砥石が知ら
れている。
の粒度が16〜220メツシュ程度のもの、その結合材
として熱硬化性樹脂を使用しこれらの混合物を圧縮成形
させこれを熱処理して薄層としたレジノイド砥石が知ら
れている。
しかし、この場合粒子径が16〜220メツシユの分布
中の大きいものを使用するのでそのままでは均一なもの
は得られず、均らし作業を行ったとしても荒目砥粒の多
い部分は硬くなる。
中の大きいものを使用するのでそのままでは均一なもの
は得られず、均らし作業を行ったとしても荒目砥粒の多
い部分は硬くなる。
又細目砥粒の多い部分は比較的やわらかくなって砥石の
硬さむらを生じ、荒目側は摩耗が少なく、細目側は摩耗
が多いことから片減りする問題がある。
硬さむらを生じ、荒目側は摩耗が少なく、細目側は摩耗
が多いことから片減りする問題がある。
これを改善する方法としてレジノイド砥石組成物をブロ
ック状に成型する工程、そのブロック状成形体を加熱す
る工程、加熱したブロック状成形体をロール間を通して
シート状とする工程及びこれを所望の形状に打抜く工程
を順に結合したレジノイド砥石の製造法がある。
ック状に成型する工程、そのブロック状成形体を加熱す
る工程、加熱したブロック状成形体をロール間を通して
シート状とする工程及びこれを所望の形状に打抜く工程
を順に結合したレジノイド砥石の製造法がある。
しかしこの方法では砥粒の粒度が16〜220メツシユ
と粒度分布巾の太きいものを使用するので、これを結合
剤とよく混練したとしても均一なものは得られず、又薄
層のものであるのでガラス研摩用としては適当なものと
は云えなかった。
と粒度分布巾の太きいものを使用するので、これを結合
剤とよく混練したとしても均一なものは得られず、又薄
層のものであるのでガラス研摩用としては適当なものと
は云えなかった。
本発明はこれらの欠点を解決することを目的とするもの
であって、炭化ホウ素の粒度5〜100μのものを熱硬
化性樹脂と混合した円筒形状の成形物を加熱することに
より、粒子径が均一でガラス研摩に適した砥石の製法を
提供しようとするものである。
であって、炭化ホウ素の粒度5〜100μのものを熱硬
化性樹脂と混合した円筒形状の成形物を加熱することに
より、粒子径が均一でガラス研摩に適した砥石の製法を
提供しようとするものである。
すなわち、本発明は、粒度5〜100μの炭化ホウ素粉
末50〜90重量部と熱硬化性フェノール樹脂50〜1
0重量部とを混合し、これを100〜1000ky/i
の加圧下円筒形状に成形した後、これを真空又は不活性
の雰囲気下、温度150〜180℃で焼成することを特
徴とする。
末50〜90重量部と熱硬化性フェノール樹脂50〜1
0重量部とを混合し、これを100〜1000ky/i
の加圧下円筒形状に成形した後、これを真空又は不活性
の雰囲気下、温度150〜180℃で焼成することを特
徴とする。
以下さらに本発明の詳細な説明する。
本発明は炭化ホウ素粉末と熱硬化性フェノール樹脂とを
混合成形した後焼成した光学用レンズ、自動車用バック
ミラー等のガラス研摩に適した円筒形状の砥石の製法で
あって、粒径5〜100μの炭化ホウ素と熱硬化性フェ
ノール樹脂とを原料として使用することを特徴とするも
のである。
混合成形した後焼成した光学用レンズ、自動車用バック
ミラー等のガラス研摩に適した円筒形状の砥石の製法で
あって、粒径5〜100μの炭化ホウ素と熱硬化性フェ
ノール樹脂とを原料として使用することを特徴とするも
のである。
本発明において使用する炭化ホウ素の粒度を5〜100
μとしたのは、熱硬化性フェノール樹脂との混和性とガ
ラス研摩性との関係によるものある。
μとしたのは、熱硬化性フェノール樹脂との混和性とガ
ラス研摩性との関係によるものある。
すなわち余り粒径が小さいとガラス研摩性が劣り、又粒
径が太きいと研摩性は向上するが熱硬化性フェノール樹
脂との混和性が低下する。
径が太きいと研摩性は向上するが熱硬化性フェノール樹
脂との混和性が低下する。
又その粒度分布中が太きいと砥石の均一性が失われるの
で好ましくない。
で好ましくない。
又本発明に使用する結合材としては水溶性の熱硬化性フ
ェノール樹脂が使用される。
ェノール樹脂が使用される。
炭化ホウ素とフェノール樹脂の配合割合は、炭化ホウ素
粉末50〜90重量部とフェノール樹脂50〜10重量
部の範囲でなければならない。
粉末50〜90重量部とフェノール樹脂50〜10重量
部の範囲でなければならない。
炭化ホウ素50重量部未満では砥石の成型性は良好であ
るが、研削能が劣り、90重量部を超えると成型が充分
ではなく強度的にもろくなる傾向にあるので好ましくな
い。
るが、研削能が劣り、90重量部を超えると成型が充分
ではなく強度的にもろくなる傾向にあるので好ましくな
い。
本発明の砥石の製造法は、炭化ホウ素粉末と熱硬化性フ
ェノール樹脂とを前記の配合割合で配合し通常の混合機
で2〜3時間混合する。
ェノール樹脂とを前記の配合割合で配合し通常の混合機
で2〜3時間混合する。
混合機はリボンミキサー、S型ミキサー等が有効である
。
。
得られた混合物を鉄製型枠に充填し、100〜1000
kg/crILの圧力で円筒形状に冷間圧縮成型した後
、真空雰囲気炉もしくは不活性ガス雰囲気炉で焼成する
。
kg/crILの圧力で円筒形状に冷間圧縮成型した後
、真空雰囲気炉もしくは不活性ガス雰囲気炉で焼成する
。
このように真空又は不活性雰囲気上焼成する理由は砥粒
として炭化ホウ素を使用するので酸化を防止するためで
ある。
として炭化ホウ素を使用するので酸化を防止するためで
ある。
焼成温度は、150〜180℃の範囲が適当であり、そ
の焼成時間は通常3〜5時間が必要である。
の焼成時間は通常3〜5時間が必要である。
以上述べた方法以外にホットプレス成型によっても同様
に本発明品が得られる。
に本発明品が得られる。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例
電気化学工業・株間品名「デンカボロンカーバイド」と
大日本インキ化学工業■の熱硬化性樹脂登録商標「バー
カム」とを表に示す条件で、容量51のS型ミキサー内
で3時間混合した後、これを鉄製ダイスに充填し、圧力
300ky/iで加圧成型し、10龍ψX10mm高さ
のペレットとした。
大日本インキ化学工業■の熱硬化性樹脂登録商標「バー
カム」とを表に示す条件で、容量51のS型ミキサー内
で3時間混合した後、これを鉄製ダイスに充填し、圧力
300ky/iで加圧成型し、10龍ψX10mm高さ
のペレットとした。
次いでこれを真空雰囲気炉により温度180°Cで3時
間焼成した。
間焼成した。
これを自動車バックミラーの研削に使用した結果を表に
示す。
示す。
(注1) 表の実験扁1,3は実施例、実施/16.
2 、4 、5は比較例を示す。
2 、4 、5は比較例を示す。
(注2) 表の研削性能試験は10100X100の
並板ガラス試片を準備しこの試片を予め面精度30μに
合わせ回転式研磨機にて10分間研削した。
並板ガラス試片を準備しこの試片を予め面精度30μに
合わせ回転式研磨機にて10分間研削した。
ガラス試片の重量および砥石の重量を測定し、それぞれ
ガラス研削量、砥石磨耗量を算出した。
ガラス研削量、砥石磨耗量を算出した。
Claims (1)
- 1 粒度5〜100μの炭化ホウ素粉末50〜90重量
部と熱硬化性フェノール樹脂50〜10重量部との混合
物を100〜1000ky/fflの加圧下円筒形状に
成形した後、これを真空又は不活性の雰囲気下、温度1
50〜180℃で焼成することを特徴とするガラス研摩
用砥石の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50109084A JPS5921750B2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50109084A JPS5921750B2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 砥石 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5233190A JPS5233190A (en) | 1977-03-14 |
JPS5921750B2 true JPS5921750B2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=14501183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50109084A Expired JPS5921750B2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 砥石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921750B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971587A (ja) * | 1972-11-14 | 1974-07-10 |
-
1975
- 1975-09-09 JP JP50109084A patent/JPS5921750B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971587A (ja) * | 1972-11-14 | 1974-07-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5233190A (en) | 1977-03-14 |
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