JPS59217276A - デイスク・カ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は情報の磁気的記録及び再生に関し、特にフレキ
シブル・ディスク（フロッピィ・デイスり）を収容して
保護する剛性プラスチック・ジャケットを有するディス
ク・カートリッジに関するものである。

〔発明の背景〕

回転磁気記録媒体としてのフロッピィ・ディスクは周知
である。このディスクは保護ジャケット内に恒久的に収
容されている。ディスク・ドライブ内にジャケットが保
持されているとき、ディスクはジャケット内で回転する
。

本発明は特願昭５８−４４５９２号に開示されているデ
ィスク・カートリッジを改良することを意図している。

即ち、本発明は、この様なディスク・カートリッジを両
面使用可能（反転可能）なものにすることを目的として
いる。

こｎまでにも、両面にデータの読み書きが可能なフロッ
ピィ・ディスクは考え出されている。

米国特許第３９５２８９５号には、光検出器用の２つの
検出孔が所定の軸線の両側に対称的に配置さｎ且つその
所定の軸線に沿って両面にヘッド・アクセス孔が形成さ
扛ている矩形の可撓性ジャケットを有するディスケット
が開示されている。

所定の軸線を中心としてディスケットを１８０°回転さ
せる（反転する）ことによって、ディスケットの任意の
面におけるヘッド・アクセス孔及ヒ検出孔をディスク・
ドライブ内で適正に位置づけることができる。このディ
スケットでは、ヘッド・アクセス孔はジャケットの縁に
垂直な方向に延びている。１つの例では、ジャケットの
前縁（ディスク装置に最初に侵入する縁）に書込許可用
の２つの切欠きが形成さ扛ており、ディスケットが２つ
の反転状態のいず牡にあっても、一方の切欠きが常に正
しい位置にセットさｎる様になっている。

矩形のディスケットの対角軸線に沿ってヘッド・アクセ
ス孔を設けた片面記録型ディスケットも知られている。

代表的な例は米国特許第６４１６１５０号及び第３８４
５５０２号に示さ扛ている。

こ扛らに示さｎているディスケットは位置決め用の孔も
有する。即ち、米国特許第３４１６１５０号のディスケ
ットは後縁側の２つの角部に位置決め用の孔を有し、一
方、米国特許第３８４５５０２号のディスケットはヘッ
ド・アクセス孔と同様に対角線上に形成された位置決め
用の孔を有する。

どちらのディスケットも剛性のジャケットを有するもの
である。

前記特願昭５８−４４５９２号に示されているディスク
・カートリッジは矩形で剛性のカートリッジ若しくはジ
ャケットを有する片面記録型のものであり、１つのヘッ
ド・アクセス孔が対角軸線に沿って形成されている。カ
ートリッジの前縁寄りの２つの角の近くには位置決め孔
若しくはスロットが形成されている。カートリッジの一
方の面には剛性の清掃パッドが設けられている。清掃パ
ッドは前記対角軸線に沿ってヘッド・アクセス孔から遠
い方の角の近くに配置されている。前縁の一方の角には
一方向においてだけディスク・ドライブへのカートリッ
ジの挿入を可能ならしめるためのテーパが形成されてい
る。

〔発明の概要〕

本発明は前記特願昭５８−４４５９２号に開示されてい
る型のディスク・カートリッジを両面記録型に改良して
、記憶容量を２倍にすることを意図している。そのため
に、カートリッジのハウジング内には両面記録可能な７
レキシプル・ディスクが収容さｎ１又、ハウジングの２
つの壁面には、互いに整列した一対のヘッド・アクセス
孔が設けられている。

更に具体的に言えば、本発明のディスク・カートリッジ
は所定の対角軸線（第１図の６０）に関して全体的に対
称的に構成されており、ヘッド・アクセス孔は該対角軸
線に沿って配置されている。

従って、本発明のディスク・カートリッジは、所定の対
角軸線を中心として１８０°回転させることによってデ
ィスクの２つの記録面のいすｎかに対するデータの読み
書きを行うのに適した配向状態になる。

カートリッジのヘッド・アクセス孔とその近くの角（第
１図の２２５）との間には、ディスク・ドライブ内でカ
ートリッジを適正に位置決めするための２つの手段（第
１図のノツチ２５及び１２５）が設けら扛ている。更に
、前記所定の対角軸線と直交する他の対角軸線（第１図
の１６０）に関連した２つの角の近くには、前記２つの
位置決め手段のうちの一方と共にカートリッジの位置決
めを行う２つの手段（第１図のノツチ２６及び１２６）
が設けらｎている。

又、前記他の対角軸線に関連した２つの角の近くには、
カートリッジが２つの所定の配向状態のいず扛か一方の
状態にあるときだけディスク・ドライブへのカートリッ
ジの挿入を許容する手段（第１図のテーパ縁１１及び１
１１）が設けらｎている。

更に他の特徴として、前記所定の対角軸線に沿って前記
ヘッド・アクセス孔とは反対側に一対の可動清掃部材を
設けてもよい。

又、好ましい実施例では、カートリッジの両壁面に挿入
方向を示す印が表示される。

〔実施例の説明〕

と扛から図面を参照しながら、本発明のディスク・カー
トリッジの具体的な構成について詳しく説明する。第１
図は壁面１３を上に向けた状態のディスク・カートリッ
ジ１０の斜視図である。カートリッジ１０のハウジング
は不透明のポリカーボネートで造らｎることが望ましい
剛性のプラスチック・ハウジングを有し、約１０ｃｒｎ
平方の大きさであり、厚さは約０．５　ｃｍである。

カートリッジ１０はテーパ縁１１及び１１１を除いて、
はぼ矩形である。テーパ縁１１及び１１１はそ牡ぞ扛縁
１１１及び１１１′に対して約１５゜のテーバ角度を有
する。こ扛らのテーパ縁は、カートリッジが使用さｎる
ディスク・ドライブの固定の壁部分１２と協働する様に
形成さ扛ている。

即ち、テーパ縁１１及び１１１と壁部分１２とは、カー
トリッジ１０が正しく配向さ扛ているときだけ、第２図
の矢印２１４で示されている方向におけるディスク・ド
ライブに対するカートリッジ１０の挿入を許容する関係
にある。カートリッジ１０の一方の壁面１６には、可視
的な矢印１４が表示さｎており、他方の壁面１１３にも
、同様な矢印１１４が表示されている。矢印１４及び１
１４は、それらを有する面が上になっているとき、ディ
スク・ドライブに対するカートリッジ１０の正しい挿入
方向を示す。

壁面１６及び１１３には、使用上の便宜のために面を特
定する５ＩＤＥ　　Ｏ及び５ＩＤＥ　　１の表示がつけ
ら扛ている。こ扛らの表示は挿入方向を示す矢印１４及
び１１４の表示と対になっている。即ち、５ＩＤＥ　　
０面を使用するときには、第１図罠示されている様に矢
印１４がカートリッジ１０の挿入方向を示し、ディスク
の５ＩＤＥＪ面を使用するときには、対角軸線６０を中
心としてカートリッジ１０を反転させると、第２図に示
されている様に、矢印１１４がカートリッジ１０の挿入
方向を示す。どちらの面が使用されても、カートリッジ
１０がディスク・ドライブに十分に挿入されてしまうと
、オペレータは使用面を示す表示だけを見ることができ
る。

なお、カートリッジ１０の５ＩＤＥ　　０面を使用する
ということは、その表示の付いた面を上にした状態でカ
ートリッジ１０をディスク・ドライブに挿入することを
意味するが、第２図のディスク・ドライブの場合、デー
タの読み書きは反対の５ＩＤＥ　１面側のディスク表面
に対して行われる様になっている。同様に、カートリッ
ジ１０の５ＩＤＥ　　１面を使用するということは、そ
の表示の付いた面を上にしてカートリッジ１０の挿入を
行い、５ＩＤＥ　　０面側のディスク表面に対してデー
タの読み書きを行うことを意味する。

カートリッジ１０の２つの平行な壁面１３及び１１３は
そｎぞｎ対になっている位置決めノツチ２５．２６と１
２５．１２６を有する。こｎらのノツチは第２図のディ
スク・ドライブ内でカートリッジ１０を適正に位置決め
するために用いらする。カートリッジ１０が第１図の様
に配向されているときには、ノツチ１２５及び１２６が
用いられ、カートリッジ１０が第２図の様に配向されて
いるときには、ノツチ２５及び２６が用いらｎる。

各対のノツチのうちの一方、即ち、ノツチ２５．１２５
は円錐形であり、そｎらの頂点が軸＄６０上で向かい合
う様に配置されている。１つの変形例として、ノツチ２
５．１２５の頂点を軸線６０から互いに反対の方向へず
らし、軸線６０を中心としてカートリッジ１０が１８０
°反転さｎるとき同じ位置を占める様に配置することも
可能である。

ノツチ２６及び１２６はそ扛ぞ６面１６及び１１３に設
けらｎている。こｎらのノツチ２６及び１２６は、円錐
形を引き伸ばした様なテーパ付きの形状であり、こ扛ら
のノツチの頂点はノツチ２５及び１２５の頂点を通る線
に沿って直線的に伸びている。前に変形例として述べた
様にノツチ２５及び１２５の頂点の位置が互いにずｎて
いる場合には、ノツチ１２６の頂点の伸長方向はノツチ
１２５の頂点を通る線に沿っており、ノツチ２６の伸長
方向はノツチ２５の頂点を通る線に沿っている。ノツチ
２６及び１２６は、軸線１６０に近く且つそれぞｎテー
パ縁１１１及び１１に近い位置に設けられている。

第２図に示さｎているディスク・ドライブはカートリッ
ジ１０の位置決めノツチに適合するテーバ付きの一対の
ピン（図示せず）を有する。例えば、カートリッジ１０
の５ＩＤＥ　　０面が用いられるとき（上になっている
とき）、一対のピンはノツチ１２５及び１２６に適合す
る。ノツチ１２６はノツチ１２５を通る線に沿う細長い
形状であるから、ノツチ１２５にピンが進入する際にカ
ートリッジ１０の横方向の動きを許容する。

カートリッジ１０の壁面１３及び１１３には、互いに整
列している円形の中央孔１５及び１１５が設けらｎてい
る。これらの中央孔はディスク・ドライブにおける固定
且つ回転可能なスピンドルと可動コレットとを受は入ｎ
るための孔である。

カートリッジ１０の内部の空所には、フレキシブル磁気
ディスク、即ちフロッピィ・ディスク１８が回転自在に
収容さｎている。ディスク１日も中央に円形の孔１９を
有し、この孔の周辺部がディスク・ドライブのコレット
／スピンドル機構によってクランプされる。ディスク１
８がクランプされた状態において、ディスク１８の円形
データ・トラックはカートリッジ１０の中央孔１５．１
１５の中心軸線を中心として配置され、ディスク１８は
、中心軸線の回りで回転させられるとき、中心軸線に垂
直で壁面１３及び１１３に平行な平坦面を呈する。

カートリッジ１０の壁面１６及び１１３には、互いに整
列していて対角軸線６０に沿った細長いヘッド・アクセ
ス孔２１及び１２１が形成さｎている。これらの孔は約
１．５ｔ１ｎの幅と約３−の長さを有する。これらのヘ
クト・アクセス孔は、ディスク１８の２つの面のいすｎ
かに磁気ヘッドがアクセスすることを可能ならしめるた
めのものである。第２図のディスク・ドライブにおいて
は、下側のヘッド・アクセス孔にヘッドが侵入し、上側
のヘッド・アクセス孔にパッド６９が侵入する様になっ
ている。こうして、ディスク１８はヘッドとバッド６９
とによって挾まれる。バッド６９は上側のヘッド・アク
セス孔のディスク半径方向の全長をほとんど覆う様な寸
法を有する。バッド６９が静止している間、ディスク１
８を挾んで反対側にあるヘッドはヘッド・アクセス孔内
でディスク半径方向に移動する。この様なヘッド及びパ
ッドを含む機構の詳細は米国特許第４３１５２８９号に
開示さｎている。

パッド６９は、ディスク１８の使用中でない磁気記録面
に接触するので、ディスク１８の磁気記録面をすりへら
したり汚染したりしない様な材料で造られていなけｎば
ならない。例えば、フェルト等の材料が好ましい。

壁面１３及び１１３には、ディスク１日の２つの磁気記
録面を清掃するための可動性で剛性の清掃部材２９及び
１２９が設けらｎている。こ扛らの清掃部材は軸線６０
に沿って互いに整列している。ディスク・ドライブ内に
は、第１図の配向状態のカートリッジ１０が挿入される
とき清掃部材１２９を押し上げる様に作用し、第２図の
配向状態のカートリッジ１０が挿入さｎるとき清掃部材
２９を押し上げる様に作用する押し棒が設けられている
。カートリッジ１８の内面には清掃布ライナが設けら扛
ている。

第２図のディスク・ドライブの詳細は前記特願昭５８−
４４５９２号に示されている。

第６図は保管のための容器５０にカートリッジ１０を挿
入した状態を示している。容器５０はポリウレタン等の
弾力性を有するプラスチックによって造ら扛ていること
が望ましい（例えば、吹込み成形技法によって造られる
）。カートリッジ１０が容器５０に収容さ扛た状態にお
いて、ディスク１８は物理的接触やゴミ等から十分に保
護さｎる。容器５０はカートリッジ１０の中央孔１５又
は１１５にスナップ式に入り込んで、カートリッジ１０
を容器５０内で固定する円形くぼみ５１を有する。一対
の孔５２及び５５は、カートリッジ１０が開口５４に挿
入さｎるにつｎて、容器５０内の空気を外部に出すため
に設けらｎている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のディスク・カートリッジの斜視図、第
２図はディスク・ドライブ及びそれに挿入されるディス
ク・カートリッジを示す図、第６図は保管用の容器に収
容さ扛たディスク・カートリッジを示す図である。 １０・・・・ディスク・カートリッジ、１１及び１１１
・・・・テーパ縁、１５及び１１５・・・・中心孔、２
１及び１２１・・・・ヘッド・アクセス孔、２５．２６
．１２５及び１２６・・・・ノツチ、２９及び１２９・
・・・清掃部材。 出ａ人　インターナショプル・ビジネス・マンーンズ・
コーポレーション代理人　弁理士　　山　　　本　　　
仁　　　明（外１名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）そｎぞｎ中央孔が形成さｎていて、互いに平行関
   係にあるほぼ矩形で平坦な第１及び第２の壁面を有する
   薄いハウジング内に両面記録型のフレキシブルディスク
   を収容しており、該ディスクの２つの記録面のうちの一
   方に対してデータの読み書きを行うためのヘッドを有す
   るディスク・ドライブにおいて使用するのに適したディ
   スク・カートリッジであって、 上記ハウジングの中央孔と第１の角との間において上記
   ハウジングの所定の対角軸線に沿って上記第１及び第２
   の壁面に１つずつ互いに整列して設けらｎた一対のヘッ
   ド・アクセス孔と、上記第１の壁面に設けられた第１及
   び第２の位置決め手段及び上記第２の壁面に設けら扛た
   第６及び第４の位置決め手段であって、第１及び第３の
   位置決め手段が上記ヘッド・アクセス孔と上記第１の角
   との間において上記所定の対角軸線に関して対称的に配
   置さｎており、且つ上記第２及び第４の位置決め手段が
   上記対角軸線を中心として互いに反対側にあるハウジン
   グの第２及び第３の角の近くに互いに対称的に配置さ扛
   ているものと、上記ハウジングの第２及び第３の角の近
   くに互いに対称的に設けらｎていて、２つの所定の配向
   状態においてだけ当ディスク・カートリッジを上記ディ
   スク・ドライブへ挿入することを可能ならしめる２つの
   手段と を有することを特徴とするディスク・カートリッジ。
2. （２）上記ハウジングの第１及び第２の壁面が上記中央
   孔と第４の角との間において上記所定の対角軸線に沿っ
   て互いに整列している一対の可動清掃部材を有すること
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のディスク
   ・カートリッジ。