JPS59216676A

JPS59216676A - 紙葉類の検出装置

Info

Publication number: JPS59216676A
Application number: JP58091803A
Authority: JP
Inventors: 岡部　善衛
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-05-25
Filing date: 1983-05-25
Publication date: 1984-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、たとえば郵便物処理装置において、搬送され
る郵便物の中からエアメールな、どの海外への郵便物を
検出する紙葉類の検出装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

最近、郵便物の処理は、郵便物処理装置番こよる自動処
理が行われている。これは、各地から集収された郵便物
から定形郵便物のみを選別し、次ｌこ切手、料額印面を
検出して消印、方向取揃えを行い、次に郵便番号を読取
って行先別に区分し、次に区分された郵便物を一定枚数
ごとに把束し、行先別に郵袋に入れるものである。この
ように−貫した処理の場合、途中で間違いが生じると、
その郵便物は最後の工程（人手）にならないとわからな
い場合が多い。

ところで、エアメールなどの海外への郵便物は、その差
出国の消印処理を行った段階で海外へ配送されればよい
。しかるに、上述した従来の郵便物処理装置では、差出
国の切手がエアメールに貼布されているので、国内の郵
便物と同様に切手検出、消印、取揃え、区分の処理まで
行われてしまう。このため、一般に迅速な処理が要求さ
れるエアメールの処理が遅れてしまうという問題があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、郵便物などの紙葉類の中からエアメート
などの特定の紙葉類を確実に検出できろ紙葉類の検出装
置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明による紙葉類の検出装置は、紙葉類の周囲におけ
る光学的情報を検出し、その光学的情報により特定の紙
葉類であるか否かを判定することを特徴とするものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図において、１は現在使用されているエアメールで
、図示矢印方向に搬送される。このエアメールＩは、第
２図に示すように、その周囲に赤色と青色の斜線状マー
ク２が交互に連続して印刷表示されており、これが特徴
となっている。搬送されるエアメールＩは、その周囲に
おけるマーク２の模様部分が光源３によって照明される
。なお、この実施例では、エアメール周囲のうち下端部
分のマーク２についての検出を説明する。しかして、光
源３によって照明されたマーク２の模様部分からの反射
光は、結像レンズ４を介して光電変換器としての受光素
子５に導びかれ、マーク２の光学的情報が電気信号に変
換される。受光素子５の出力は増幅器６で適当な値に増
幅され、二値化回路７へ送られる。二値化回路７は、ス
ライスレベル発生回路８からのスライス信号により増幅
器６の出力信号を二値化する。この二値化回路７の出力
はエツジ信号発生回路９に供給される。このエツジ信号
発生回路９は、二値化回路７の出力信号の立上り部およ
び立下り部においてそれぞれエツジ信号を発生するもの
で、たとえば微分回路などによって構成される。

また、二値化回路７の出力は、エツジ信号発生回路９の
出力とともに黒検出回路１０および白検出回路１１にそ
れぞれ供給される。上記黒検出回路ＩＯはマーク２の部
分を検出するもので、たとえば第３図に示すように構成
される。

すなわち、二値化回路７の出力信号はデータとしてカウ
ンタ２１のデータ端子に供給される。

このカウンタ２Ｉは、データ端子の入力信号が１１ルベ
ルのとき、図示しないパルス発生器からのクロックパル
スによりカウント動作する。

これにより、カウンタ２１によってマーク２の幅がカウ
ントされる。なお、上記クロックパルスは、マーク２を
充分に分解できる周波数（たとえばマーク２の幅の１／
１ｏ程度のパルス間隔となる周波数）に設定される。し
かして、カウンタ２１の出力は比較器２２に供給され、
この比較器２２にはマーク２の最少幅設定値２３および
最大幅設定値２４も供給される。比較器２２は、カウン
タ２１の値を各設定値２３゜２４と比較し、カウンタ２
１の値が設定値２３と２４との間に入っていれば信号を
出力し、この出力信号はアンド回路２５に供給される。

アンド回路２５にはエツジ信号発生回路９からのエツジ
信号も供給されており、したがって両信号の論理積信号
が黒（マーク２）検出信号として出力される。以上説明
した黒検出回路１０の動作タイミングチャートを第４図
に示す。

また、前記白検出回路１１は、マーク２以外の白部分（
マーク２間の封筒地の部分）を検出するもので、たとえ
ば第５図に示すように構成される。すなわち、基本的に
は前述した黒検出回路１０と同様な構成であり、異なる
点は二値化回路７の出力信号をインバータ回路２６で反
日部分の最大幅としたところである。この白検出回路Ｉ
Ｉの動作タイミングチャートを第６図に示す。

このようにして、黒検出回路１０および白検出回路ＩＩ
で検出された黒検出信号および白検出信号は、それぞれ
黒カウンタ１２および白カウンタ１３に供給され、それ
ぞれカウントされる。これにより、黒カウンタ１２では
マーク２の数がカウントされ、白カウンタ１３ではマー
ク２以外の白部分の数がカウントされる。そして、この
各カウンタ１２，１３の値は、それぞれ黒比較器１４お
よび白比較器１５に供給される。比較器１４．１５は、
各カウント値をあらかじめ設定される設定値とそれぞれ
比較し、各カウント直がそれぞれ設定値以上あればエア
メールであると判定し、その判定結果を出力する。

このように、エアメールの特徴である周囲の連続模様を
検出すること番こより、エアメールを確実に検出できる
。したがって、本発明による検出装置を用いることによ
り、たとえば郵便物処理装置において、消印処理後エア
メールのみを選別でき、迅速なエアメールの処理が可能
となる。

なお、前記実施例では、エアメール周囲模様のうち下端
部分のみを検出したが、受光素子としてラインセンサを
用いることにより、エアメール全面を走査し、周囲模様
の全部を見れば検出はより確実なものとなる。また、エ
アメールの周囲模様は、一般に赤色と青色のマークで措
成されているので、これらの色とコントラストをよりよ
くもたせる場合、光源として緑色の光を発するものを用
いるとよい。

さらに、前記実施例では、搬送される郵便物の中からエ
アメールなどの海外への郵便物を検出する場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
たとえば証券などの紙葉類の中から特定の紙葉類を検出
する場合にも適用できる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば、郵便物などの紙葉
類の中からエアメールなどの特定の紙葉類を確実に検出
できる紙葉類の検出装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第１図
は全体的な構成図、第２図はエアメールの平面図、第３
図は黒検出回路の構成図、第４図は黒検出回路の動作を
説明するためのタイミングチャート、第５図は白検出回
路の構成図、第６図は白検出回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。１・・・エアメール、２・・・マーク、３・・・光源、
５・・・受光素子（光電変換器）、７・・・二値化回路
、ＩＯ・・・黒検出回路、１１・・・白検出回路、Ｉ２
゜１３・・・カウンタ、１４．１５・・・比較器。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第３図第４図配゛ＩＷ′ヶーＪｕｕ口第５図６第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　搬送される複数種の紙葉類の中から特定の紙
葉類を検出するものにおいて、搬送されろ紙葉類を照明
する光源と、この光源により照明された紙葉類からの反
射光を受光し電気信号に変換する光電変換器と、この光
電変換器の出力により紙葉類の周囲における光学的情報
を検出しその光学的情報により特定の紙葉類であるか否
かＧ　’ＩＪ定する判定手段とを具備したことを特徴と
する紙葉類の検出装置。
（２）前記光学的情報は一定の間隔を有するコントラス
ト情報である特許請求の範囲第１項記載の紙葉類の検出
装置。