JPS59216620A - 高圧液の減圧移送方法およびその装置 - Google Patents
高圧液の減圧移送方法およびその装置Info
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- JPS59216620A JPS59216620A JP9324583A JP9324583A JPS59216620A JP S59216620 A JPS59216620 A JP S59216620A JP 9324583 A JP9324583 A JP 9324583A JP 9324583 A JP9324583 A JP 9324583A JP S59216620 A JPS59216620 A JP S59216620A
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- pressure
- liquid
- tower
- gas
- low
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/02—Feed or outlet devices therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
特に、石炭液化プラントにおける石炭液化生成物溶液の
ように、固形物粒子および溶解ガスを含有する高圧液を
扱う化学プラントにおける高圧液の減圧、移送に適した
方法およびその装置に関する。
ように、固形物粒子および溶解ガスを含有する高圧液を
扱う化学プラントにおける高圧液の減圧、移送に適した
方法およびその装置に関する。
固形物粒子を含む高圧液体を減圧する工程を含む化学プ
ラントとしては、従来より種々のものがあるが、本明細
書では、近年石油事情の悪化に伴ない再認識されてきだ
石炭液化プラントを例とし、弁その他の接液部品にとっ
て過酷な条件となる灰分その他の鉱物質粒子を含む高温
高圧の石炭液化生成物溶液を減圧移送する場合について
説明する。
ラントとしては、従来より種々のものがあるが、本明細
書では、近年石油事情の悪化に伴ない再認識されてきだ
石炭液化プラントを例とし、弁その他の接液部品にとっ
て過酷な条件となる灰分その他の鉱物質粒子を含む高温
高圧の石炭液化生成物溶液を減圧移送する場合について
説明する。
この石炭液化プラントにおいては、石炭を粉砕し、脱水
した後、溶剤を加えてスラリー化し、これを昇圧、予熱
した後、触媒および水素添加作用により液化反応させ、
得られた高温高圧の石炭液化生成物溶液を気液分離した
後、減圧し、それを直接若しくはさらに気液分離した後
、生成物たる各種重軽質油に分別蒸留する操作が行なわ
れる。従来、この石炭液化生成物溶液の減圧は、流量調
節弁の絞り効果を利用していだが、液中に触媒を含めて
S102、M.、Co,、CaCO3、Fe203など
多種の酸化物もしくは炭酸塩からなる灰分が固形粒子と
なって含有されている為、弁が著しく摩耗し易く、圧力
エネルギが熱として放散される為、エネルギ損失が多い
という欠点があった。このだめ、弁の摩耗を低減させる
と共に、エネルギ損失を少なくすることを目的とする動
力回収装置が、例えば、特願昭56−108365号明
細書にて提案された。
した後、溶剤を加えてスラリー化し、これを昇圧、予熱
した後、触媒および水素添加作用により液化反応させ、
得られた高温高圧の石炭液化生成物溶液を気液分離した
後、減圧し、それを直接若しくはさらに気液分離した後
、生成物たる各種重軽質油に分別蒸留する操作が行なわ
れる。従来、この石炭液化生成物溶液の減圧は、流量調
節弁の絞り効果を利用していだが、液中に触媒を含めて
S102、M.、Co,、CaCO3、Fe203など
多種の酸化物もしくは炭酸塩からなる灰分が固形粒子と
なって含有されている為、弁が著しく摩耗し易く、圧力
エネルギが熱として放散される為、エネルギ損失が多い
という欠点があった。このだめ、弁の摩耗を低減させる
と共に、エネルギ損失を少なくすることを目的とする動
力回収装置が、例えば、特願昭56−108365号明
細書にて提案された。
この装置では、石炭液化生成物をシリンダに供給し、そ
の圧力エネルギを機構エネルギに変換して動力回収する
一方、石炭液化生成物溶液を減圧し、他のシリンダの機
械工ネルギによって次の工程に移送することが行なわれ
る。しかし、機械的エネルギ変換機構では、その接液摺
動部材等の摩耗。
の圧力エネルギを機構エネルギに変換して動力回収する
一方、石炭液化生成物溶液を減圧し、他のシリンダの機
械工ネルギによって次の工程に移送することが行なわれ
る。しかし、機械的エネルギ変換機構では、その接液摺
動部材等の摩耗。
侵食などをさけ難く而[久性に欠け、保守が困難て建設
費や絹−持費が高いという問題があった。
費や絹−持費が高いという問題があった。
本発明は、保守の困難さや耐久性に欠ける原因となる機
械的エネルギ変換機構を使用することなく固形物粒子含
有高圧液の減圧および移送を行なうことができるように
することを技術的課題とし、耐久性(て優れ、保守が容
易で建設費などの安い固形物粒子含有高圧液の減圧移送
を可能にする方法および装置を得ることを目的とする。
械的エネルギ変換機構を使用することなく固形物粒子含
有高圧液の減圧および移送を行なうことができるように
することを技術的課題とし、耐久性(て優れ、保守が容
易で建設費などの安い固形物粒子含有高圧液の減圧移送
を可能にする方法および装置を得ることを目的とする。
本発明は、前記技術的課題を解決するため、この種の化
学プラントでは多量のガスが発生することに着目し、そ
のガスを高圧液を減圧する減圧塔内に供給して気液2相
を対向させ、該減圧塔内でのガスの圧力エネルギを制御
することにより高圧液の減圧および移送を行なえるよう
にしだものである。
学プラントでは多量のガスが発生することに着目し、そ
のガスを高圧液を減圧する減圧塔内に供給して気液2相
を対向させ、該減圧塔内でのガスの圧力エネルギを制御
することにより高圧液の減圧および移送を行なえるよう
にしだものである。
すなわち、本発明の要旨は、(1)下端側にそれぞれ配
設された高圧液供給弁および減圧液排出弁を介してそれ
ぞれ高圧液供給塔および減圧液受各基に接続されると共
に、上端側にそれぞれ配設された高圧ガス給排弁または
低圧ガス給排弁を介してそれぞれ高圧寸だは低圧ガス供
給系および高圧または低圧ガス受容系に接続される減圧
槽を用い、該減圧塔内で気液2相を対向させ、前記高圧
液供給弁または減圧液排出弁を開放するに先立って、前
記高圧ガス給排弁まだは低圧ガス給排弁を開放させて前
記減圧塔内気相を前記高圧ガス供給系まだは低圧ガス受
容系に連通させることにより減圧塔内圧力の昇圧まだは
減圧を行ない、前記高圧ガス供給系まだは低圧ガス受容
系を前記減圧塔内気相から遮断した後、該減圧塔内気相
を高圧ガス受容系または低圧ガス供給系に連通させ、高
圧ガス受容系により設定される高圧液供給塔と減圧槽の
塔内圧力差または低圧ガス供給系により設定される減圧
槽と減圧液受各基の塔内圧力差により高圧液の減圧槽へ
の供給寸だは減圧液の減圧槽からの排出を行なわせるこ
とを特徴とする高圧液の減圧移送方法。および(2)下
端側に高圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、かつ、上
端側に高圧ガス給排弁および低圧ガス給排弁を備えだ減
圧槽からなり。
設された高圧液供給弁および減圧液排出弁を介してそれ
ぞれ高圧液供給塔および減圧液受各基に接続されると共
に、上端側にそれぞれ配設された高圧ガス給排弁または
低圧ガス給排弁を介してそれぞれ高圧寸だは低圧ガス供
給系および高圧または低圧ガス受容系に接続される減圧
槽を用い、該減圧塔内で気液2相を対向させ、前記高圧
液供給弁または減圧液排出弁を開放するに先立って、前
記高圧ガス給排弁まだは低圧ガス給排弁を開放させて前
記減圧塔内気相を前記高圧ガス供給系まだは低圧ガス受
容系に連通させることにより減圧塔内圧力の昇圧まだは
減圧を行ない、前記高圧ガス供給系まだは低圧ガス受容
系を前記減圧塔内気相から遮断した後、該減圧塔内気相
を高圧ガス受容系または低圧ガス供給系に連通させ、高
圧ガス受容系により設定される高圧液供給塔と減圧槽の
塔内圧力差または低圧ガス供給系により設定される減圧
槽と減圧液受各基の塔内圧力差により高圧液の減圧槽へ
の供給寸だは減圧液の減圧槽からの排出を行なわせるこ
とを特徴とする高圧液の減圧移送方法。および(2)下
端側に高圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、かつ、上
端側に高圧ガス給排弁および低圧ガス給排弁を備えだ減
圧槽からなり。
該減圧塔内で気液2相を対向させ、高圧液供給弁を介し
て供給される高圧液を、該高圧液に対向するガスの圧力
の制御により減圧および移送を行なう装置であって、前
記高圧ガス給排弁を介して高圧ガス供給系および高圧ガ
ス受容系に接続すると共に、低圧ガス給排弁を介して低
圧ガス供給系および低圧ガス受容系に接続し、前記減圧
槽に高圧液供給弁を介して高圧液を供給する高圧液供給
塔の塔内圧力より前記高圧ガス受容系の圧力を低く設定
すると共に、低圧ガス供給系の圧力を減圧液受各基の塔
内圧力より高く設定してなる高圧液の減圧移送装置、[
ある。
て供給される高圧液を、該高圧液に対向するガスの圧力
の制御により減圧および移送を行なう装置であって、前
記高圧ガス給排弁を介して高圧ガス供給系および高圧ガ
ス受容系に接続すると共に、低圧ガス給排弁を介して低
圧ガス供給系および低圧ガス受容系に接続し、前記減圧
槽に高圧液供給弁を介して高圧液を供給する高圧液供給
塔の塔内圧力より前記高圧ガス受容系の圧力を低く設定
すると共に、低圧ガス供給系の圧力を減圧液受各基の塔
内圧力より高く設定してなる高圧液の減圧移送装置、[
ある。
以下、添付の図面を参照して説明する。
第1図は本発明の基本となる減圧装置を石炭液化プラン
トに適用した場合の一例を示す系統図で、1は減圧槽、
2は高圧ガス給排弁、3は低圧ガス給排弁、4は高圧液
供給弁、5は低圧液排出弁、14は石炭液化プラントに
おける高圧側気液分離塔、15は低圧側気液分離塔であ
る。この減圧装置は、弁2〜5をシークンス制御するこ
とによって、給液、減圧、排液および昇圧の4行程から
なる動作サイクルで次のようにして操作される。昇圧行
程を終了した状態を示す第1図において(・句、高圧ガ
ス給排弁2が開放され、他の弁3.4.5は閉じられ、
減圧槽1内の圧力i+、ライン7を介して設定圧力に制
御される高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14
内の圧力と等しくなっている。この状態から高圧液供給
弁4を開くと、高圧液供給源としての高圧側気液分離塔
14から高圧、例えば、250に9/Cl!の石炭液化
生成物溶液が高圧側気液分離塔14の液面と減圧槽1の
液面レベルのヘッド差によって、ライン10を介して減
圧槽1内に供給され、減圧槽1内の液面はレベルL1か
ら1・2に上昇し、ヘッド差は気液分離塔14の液面下
限と減圧槽]の給液上限との差aにまで減少し、その後
、高圧ガス給排弁2を閉じてから高圧液供給弁4が閉じ
られる。給液行程中、減圧槽1内のガスは高圧ガス給排
弁2を介して高圧ガス供給ライン6に戻される3次いで
、低圧ガス給排弁3が開かれ、減圧槽1内のガスと共に
石炭液化生成物溶液中の溶解ガスが低圧ガスライン8を
通って減圧槽1から排出され、該減圧槽1内の圧力は、
ライン9を介して設定圧力に制御される低圧側気液分離
塔15内の圧力、例えば、1001cg/(iまで減圧
され、液面はレベルト2から1・1まて上昇する。減圧
槽l内の圧力が平衡に達すると低圧液排出弁5が開かれ
、減圧槽1の低圧液排出下限と低圧側気液分離塔15の
液面上限とのヘッド差すによって減圧槽1内の減圧され
た石炭液化生成物溶液が、低圧側気液分離塔15へ排出
、移送されると同時に、その液面はレベルL3からL4
に降下し、ヘッド差は減圧槽1の排液下限と気液分離塔
の液面上限との差b−1で減少する。その後、低圧ガス
給排弁3が閉じられた後、低圧液排出弁5が閉じられ、
次いで高圧ガス給排弁2が開けられ、高圧側気液分離1
4からの高圧ガスによって、減圧基]内の液は高圧側気
液分離塔14内の圧力と同圧外で昇圧され、その液面は
レベルL4からLlまで降下して平衡に達し、第1図の
状態にもどり、次のサイクルの給液行程に移るという動
作を繰り返す。
トに適用した場合の一例を示す系統図で、1は減圧槽、
2は高圧ガス給排弁、3は低圧ガス給排弁、4は高圧液
供給弁、5は低圧液排出弁、14は石炭液化プラントに
おける高圧側気液分離塔、15は低圧側気液分離塔であ
る。この減圧装置は、弁2〜5をシークンス制御するこ
とによって、給液、減圧、排液および昇圧の4行程から
なる動作サイクルで次のようにして操作される。昇圧行
程を終了した状態を示す第1図において(・句、高圧ガ
ス給排弁2が開放され、他の弁3.4.5は閉じられ、
減圧槽1内の圧力i+、ライン7を介して設定圧力に制
御される高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14
内の圧力と等しくなっている。この状態から高圧液供給
弁4を開くと、高圧液供給源としての高圧側気液分離塔
14から高圧、例えば、250に9/Cl!の石炭液化
生成物溶液が高圧側気液分離塔14の液面と減圧槽1の
液面レベルのヘッド差によって、ライン10を介して減
圧槽1内に供給され、減圧槽1内の液面はレベルL1か
ら1・2に上昇し、ヘッド差は気液分離塔14の液面下
限と減圧槽]の給液上限との差aにまで減少し、その後
、高圧ガス給排弁2を閉じてから高圧液供給弁4が閉じ
られる。給液行程中、減圧槽1内のガスは高圧ガス給排
弁2を介して高圧ガス供給ライン6に戻される3次いで
、低圧ガス給排弁3が開かれ、減圧槽1内のガスと共に
石炭液化生成物溶液中の溶解ガスが低圧ガスライン8を
通って減圧槽1から排出され、該減圧槽1内の圧力は、
ライン9を介して設定圧力に制御される低圧側気液分離
塔15内の圧力、例えば、1001cg/(iまで減圧
され、液面はレベルト2から1・1まて上昇する。減圧
槽l内の圧力が平衡に達すると低圧液排出弁5が開かれ
、減圧槽1の低圧液排出下限と低圧側気液分離塔15の
液面上限とのヘッド差すによって減圧槽1内の減圧され
た石炭液化生成物溶液が、低圧側気液分離塔15へ排出
、移送されると同時に、その液面はレベルL3からL4
に降下し、ヘッド差は減圧槽1の排液下限と気液分離塔
の液面上限との差b−1で減少する。その後、低圧ガス
給排弁3が閉じられた後、低圧液排出弁5が閉じられ、
次いで高圧ガス給排弁2が開けられ、高圧側気液分離1
4からの高圧ガスによって、減圧基]内の液は高圧側気
液分離塔14内の圧力と同圧外で昇圧され、その液面は
レベルL4からLlまで降下して平衡に達し、第1図の
状態にもどり、次のサイクルの給液行程に移るという動
作を繰り返す。
この減圧装置において、ガスは石炭液化生成物溶液から
高圧側気液分離塔14内で分離されたもので、はぼ完全
ガス体となっているだめ固形物粒子を全く含有せず、ま
だ高温域ではあるが水素分を含有しているため、コーキ
ングの発生がなく、従って、ガスライン6.8.9を閉
塞することはない。しかし、高圧側気液分離塔14で気
液分離された石炭液化生成物溶液は、前記の通り塔間の
ヘッド差により流動させている為、触媒やスラッジその
他の固形物粒子が沈降し、配管内に沈降物が積層したり
、水素分が含まれないためコーキングを発生するなど不
安定要素が多く、これらが原因となって流動抵抗が徐々
に増大することから、それに打勝って流動させるために
は、ヘッド差aおよびbを犬きくする一方、弁および配
管口径を大きくしなければならず、結果として塔の架構
、建屋が高層となるばかりでなく、配管口面の増大に能
なう高温域での熱影響を逃がす配管の曲率部分の増大に
より設置面積が増大し、建設費が高くなるという問題が
ある。しかも、給液−に限(L2)や排液下限(Ll)
を検出する液面計が不可欠であり、その使用に伴なう問
題も多い。
高圧側気液分離塔14内で分離されたもので、はぼ完全
ガス体となっているだめ固形物粒子を全く含有せず、ま
だ高温域ではあるが水素分を含有しているため、コーキ
ングの発生がなく、従って、ガスライン6.8.9を閉
塞することはない。しかし、高圧側気液分離塔14で気
液分離された石炭液化生成物溶液は、前記の通り塔間の
ヘッド差により流動させている為、触媒やスラッジその
他の固形物粒子が沈降し、配管内に沈降物が積層したり
、水素分が含まれないためコーキングを発生するなど不
安定要素が多く、これらが原因となって流動抵抗が徐々
に増大することから、それに打勝って流動させるために
は、ヘッド差aおよびbを犬きくする一方、弁および配
管口径を大きくしなければならず、結果として塔の架構
、建屋が高層となるばかりでなく、配管口面の増大に能
なう高温域での熱影響を逃がす配管の曲率部分の増大に
より設置面積が増大し、建設費が高くなるという問題が
ある。しかも、給液−に限(L2)や排液下限(Ll)
を検出する液面計が不可欠であり、その使用に伴なう問
題も多い。
本発明は、前記基本的装置における問題を解決ハ
へ減圧された低圧液を移送する際、それぞれ上流側の塔
の気相の圧力を下流側の気相の圧力よりも高くし、その
差圧と両塔内の液体間のヘッド差により液体を移送さぜ
るようにしだものである。このようにすると、上流側と
下流側の塔内の液体間のヘッド差を大きくする必要はな
く、従って上流側の塔と下流側の塔の高さを同一にし低
層化することが可能となるばかりでなく、問題点の多い
液面計を不要に出来る他、設置面積および建設費を低減
することができる。
の気相の圧力を下流側の気相の圧力よりも高くし、その
差圧と両塔内の液体間のヘッド差により液体を移送さぜ
るようにしだものである。このようにすると、上流側と
下流側の塔内の液体間のヘッド差を大きくする必要はな
く、従って上流側の塔と下流側の塔の高さを同一にし低
層化することが可能となるばかりでなく、問題点の多い
液面計を不要に出来る他、設置面積および建設費を低減
することができる。
第2図は、本発明方法の実施に使用する高圧液減圧移送
装置の一例を示し、高圧ガス給排弁2を含むラインI7
を高圧ガス供給系ラーfン6と高圧ガス受¥−ば系ライ
ン22に分岐させ、ライン6に第1圧力制御弁(減圧弁
)20および遮断弁21を配設すると共に、該ライン6
を高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14に接続
する一方、ライン22には高圧液供給時のガスをできる
限り高い圧力エネルギーを持ったままライン23を介し
て下流側へ排出すると共に、減圧塔内の圧力を高圧側気
液分離塔内圧力よシ低く設定するだめ第2圧力制御弁(
リリーフ弁)27が配設されている。
装置の一例を示し、高圧ガス給排弁2を含むラインI7
を高圧ガス供給系ラーfン6と高圧ガス受¥−ば系ライ
ン22に分岐させ、ライン6に第1圧力制御弁(減圧弁
)20および遮断弁21を配設すると共に、該ライン6
を高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14に接続
する一方、ライン22には高圧液供給時のガスをできる
限り高い圧力エネルギーを持ったままライン23を介し
て下流側へ排出すると共に、減圧塔内の圧力を高圧側気
液分離塔内圧力よシ低く設定するだめ第2圧力制御弁(
リリーフ弁)27が配設されている。
まだ、ライン22は高圧ガス供給源としての高圧側気液
分離塔14を低圧ガス供給源としても流用するため低圧
ガス供給系ライン24に分岐させてあり、該ライン24
は排液時の減圧塔内の圧力を低圧側気液分離塔I5内の
圧力よシ高く設定する第3圧力制御弁(減圧弁)25お
よび遮断弁26が配設される一方、一端を低圧ガス給排
弁3の出口側に接続されている。低圧ガス給排弁3は遮
断弁28を配設された低圧カス受容系ライン9を介して
低圧11!l気液分前’?’: l 5に接続されてい
る。
分離塔14を低圧ガス供給源としても流用するため低圧
ガス供給系ライン24に分岐させてあり、該ライン24
は排液時の減圧塔内の圧力を低圧側気液分離塔I5内の
圧力よシ高く設定する第3圧力制御弁(減圧弁)25お
よび遮断弁26が配設される一方、一端を低圧ガス給排
弁3の出口側に接続されている。低圧ガス給排弁3は遮
断弁28を配設された低圧カス受容系ライン9を介して
低圧11!l気液分前’?’: l 5に接続されてい
る。
高圧側気液分離(塔14へは石炭液化プラントの反応塔
(図示せず)から高温高圧の石炭液化生成物溶液がライ
ン12番てより供給され、高圧側気液分離塔14から減
圧槽1へ高圧液を供給する高圧液供給ライン10および
減圧槽1で減圧して得だ減圧液を減圧槽1から低圧側気
液分離塔I5へ排出する減圧液排出ライン11は一直線
状に構成され、高圧側気液分離塔14、減圧槽1および
低圧11111気液分離塔15番1はぼ同一空間レベル
内に配列されている。
(図示せず)から高温高圧の石炭液化生成物溶液がライ
ン12番てより供給され、高圧側気液分離塔14から減
圧槽1へ高圧液を供給する高圧液供給ライン10および
減圧槽1で減圧して得だ減圧液を減圧槽1から低圧側気
液分離塔I5へ排出する減圧液排出ライン11は一直線
状に構成され、高圧側気液分離塔14、減圧槽1および
低圧11111気液分離塔15番1はぼ同一空間レベル
内に配列されている。
前記の様に構成された本発明に係る高圧液の減圧移送装
置は、第3図に示すタイムチャートで弁をシーケンス制
(4することにより、給液、減圧、排液および昇圧を−
サイクルとして動作する。すなわち、い寸υト液行程が
終った状態にあるものとすると、遮断弁21.28は開
状態にあり、減圧基1内の圧力IF +は低圧側気液分
離塔15内の圧力p/と等しくなっている。この状態で
高圧ガス給排弁2が開放されると、高圧側気液分離塔1
4内の高圧ガスが第1圧力制御井20により、例えば、
2501cg/ czEから2401cg / cyd
にまで減圧され、遮断弁21および高圧ガス給排弁2を
経て減圧基]内に流入し、減圧塔内圧力1′1は第1圧
力制御弁20および第2圧力制御弁27により設定され
た圧力まで上昇する。この時、他の弁は全て閉である。
置は、第3図に示すタイムチャートで弁をシーケンス制
(4することにより、給液、減圧、排液および昇圧を−
サイクルとして動作する。すなわち、い寸υト液行程が
終った状態にあるものとすると、遮断弁21.28は開
状態にあり、減圧基1内の圧力IF +は低圧側気液分
離塔15内の圧力p/と等しくなっている。この状態で
高圧ガス給排弁2が開放されると、高圧側気液分離塔1
4内の高圧ガスが第1圧力制御井20により、例えば、
2501cg/ czEから2401cg / cyd
にまで減圧され、遮断弁21および高圧ガス給排弁2を
経て減圧基]内に流入し、減圧塔内圧力1′1は第1圧
力制御弁20および第2圧力制御弁27により設定され
た圧力まで上昇する。この時、他の弁は全て閉である。
なお、遮断弁2と並列に流量調節弁が配設しである。設
定圧力に1で減圧塔内圧力P1が上昇すると、遮断弁2
1が閉じられ昇圧行程が終ると共に、高圧液供給弁4が
開けられ給液行程が開始される。
定圧力に1で減圧塔内圧力P1が上昇すると、遮断弁2
1が閉じられ昇圧行程が終ると共に、高圧液供給弁4が
開けられ給液行程が開始される。
高圧側気液分離塔14内の石炭液化生成物溶液は、第1
および第2圧力制御弁20.27で設定される減圧基1
内の圧力P1′と高圧側気液分離塔14の設定圧力PO
との差圧ΔF+ (−Po −I+’)および両塔内の
液面レベルの相違によるヘッド差によって減圧基1へ移
送され、減圧基1内のガスは高圧ガス給排弁2を経て第
2圧力制御弁27を含む高圧ガス受容系ライン22へ排
出される。石炭液化生成物溶液が減圧基1の給液上限レ
ベル1,2寸で供給されると、後述する液面レベル検出
手段としてのガス流動検出器、例えば差圧計31で検出
され、その検出信号により高圧ガス給排弁2が閉じられ
ると共に、遮断弁21が開放される。次いで、高圧液供
給弁4が閉じられ給液行程が終り、低圧ガス給排弁3が
開放されると減圧行程が開始される。
および第2圧力制御弁20.27で設定される減圧基1
内の圧力P1′と高圧側気液分離塔14の設定圧力PO
との差圧ΔF+ (−Po −I+’)および両塔内の
液面レベルの相違によるヘッド差によって減圧基1へ移
送され、減圧基1内のガスは高圧ガス給排弁2を経て第
2圧力制御弁27を含む高圧ガス受容系ライン22へ排
出される。石炭液化生成物溶液が減圧基1の給液上限レ
ベル1,2寸で供給されると、後述する液面レベル検出
手段としてのガス流動検出器、例えば差圧計31で検出
され、その検出信号により高圧ガス給排弁2が閉じられ
ると共に、遮断弁21が開放される。次いで、高圧液供
給弁4が閉じられ給液行程が終り、低圧ガス給排弁3が
開放されると減圧行程が開始される。
この減圧行程では、減圧基1内の高圧ガスは低圧ガス給
排弁3を経て遮断弁28を含む低圧ガス受容系ライン9
により下流の低圧側気液分離塔15の方へ排出され、減
圧基1内の圧力P+は低圧側気液分離塔15内の設定圧
力POに1で減圧される。
排弁3を経て遮断弁28を含む低圧ガス受容系ライン9
により下流の低圧側気液分離塔15の方へ排出され、減
圧基1内の圧力P+は低圧側気液分離塔15内の設定圧
力POに1で減圧される。
このため、減圧基■内の溶液は膨張し、その液面はレベ
ルL3Jで上昇する。減圧基1内の圧力P1が低圧側気
液分離塔15の設定圧力PO1例えば、100kg/(
iまで低下すると、遮断弁28が閉じらで減圧行程が終
シ、次いで減圧液排出弁5を開放すると共に遮断弁26
を開放することにより排液行程が開始される。
ルL3Jで上昇する。減圧基1内の圧力P1が低圧側気
液分離塔15の設定圧力PO1例えば、100kg/(
iまで低下すると、遮断弁28が閉じらで減圧行程が終
シ、次いで減圧液排出弁5を開放すると共に遮断弁26
を開放することにより排液行程が開始される。
この排液行程では、高圧ガス供給系ライン6および高圧
ガス受容系ライン22を経て低圧ガス供給ライン24に
流入する高圧ガスが減圧弁としての第3圧力制御弁25
により設定される圧力PI、例えば、1101c9 /
cntの圧力が減圧基1内の液面に加わるだめ、その設
定圧力P1と低圧側気液分離塔15内の設定圧力PEと
の差圧△P2 (−Pa −P+ )および両塔内の液
面差によるヘッド差によって、減圧された石炭液化生成
物溶液が減圧基1から低圧側気液分離塔15へ移送され
る。減圧基1内の液面が排液下限レベルト4に降下する
と、液面レベル検出手段31により検出され、その検出
信号により低圧ガス給排弁3および遮断弁26が閉じら
れる一方、遮断弁28が開放され、次いで減圧液排出弁
5が閉じられて排液行程が終り、次のサイクルの昇圧行
程が開始される。
ガス受容系ライン22を経て低圧ガス供給ライン24に
流入する高圧ガスが減圧弁としての第3圧力制御弁25
により設定される圧力PI、例えば、1101c9 /
cntの圧力が減圧基1内の液面に加わるだめ、その設
定圧力P1と低圧側気液分離塔15内の設定圧力PEと
の差圧△P2 (−Pa −P+ )および両塔内の液
面差によるヘッド差によって、減圧された石炭液化生成
物溶液が減圧基1から低圧側気液分離塔15へ移送され
る。減圧基1内の液面が排液下限レベルト4に降下する
と、液面レベル検出手段31により検出され、その検出
信号により低圧ガス給排弁3および遮断弁26が閉じら
れる一方、遮断弁28が開放され、次いで減圧液排出弁
5が閉じられて排液行程が終り、次のサイクルの昇圧行
程が開始される。
前記実施例では、減圧基を1塔設置した場合について説
明したが、この場合、高圧側気液分離塔からの排液およ
び低圧側気液分離塔への給液が間欠的になり、両塔内の
液面の変動が大きくなるので、それぞれ高圧ガス給排弁
、低圧ガス給排弁、高圧液供給弁および減圧液排出弁を
備えだ複数の減圧基を相互に並列接続し、それらの動作
サイクルの位相をずらして作動させ、高圧側気液分離塔
から連続的に高圧液が排出されるようにすると共に、低
圧側気液分離塔へ連続的に減圧液を供給するようにする
こともできる。第2図の装置では、高圧側気液分離塔1
4の液面上昇限より減圧基1を高くする一方、低圧側気
液分離塔15の液面下枝子などの沈降物が堆積するのを
より効果的に防止することができる。丑だ、減圧基は高
温高圧の気液を供給されるだめ、大径になるほど肉厚を
太きくして耐圧性を高める必要がらり、製造上困難を伴
なうが、小径にすることにより製造が容易、となる。さ
らに、場合によっては配管ラインと同径の管を多数並列
接続したものとし、これを減圧塔に代用することもでき
る。この場合、特別な圧力容器を必要とせず、配管とパ
ルプの組合せのみで減圧装置を構成することができる。
明したが、この場合、高圧側気液分離塔からの排液およ
び低圧側気液分離塔への給液が間欠的になり、両塔内の
液面の変動が大きくなるので、それぞれ高圧ガス給排弁
、低圧ガス給排弁、高圧液供給弁および減圧液排出弁を
備えだ複数の減圧基を相互に並列接続し、それらの動作
サイクルの位相をずらして作動させ、高圧側気液分離塔
から連続的に高圧液が排出されるようにすると共に、低
圧側気液分離塔へ連続的に減圧液を供給するようにする
こともできる。第2図の装置では、高圧側気液分離塔1
4の液面上昇限より減圧基1を高くする一方、低圧側気
液分離塔15の液面下枝子などの沈降物が堆積するのを
より効果的に防止することができる。丑だ、減圧基は高
温高圧の気液を供給されるだめ、大径になるほど肉厚を
太きくして耐圧性を高める必要がらり、製造上困難を伴
なうが、小径にすることにより製造が容易、となる。さ
らに、場合によっては配管ラインと同径の管を多数並列
接続したものとし、これを減圧塔に代用することもでき
る。この場合、特別な圧力容器を必要とせず、配管とパ
ルプの組合せのみで減圧装置を構成することができる。
本発明は、石炭液化プラントなどの化学プラントで多量
に発生する高圧ガスの圧力エネルギを利用して、その圧
力制御によって高圧液の減圧および移送を行なうように
し、減圧塔への給液および減圧塔からの排液時の減圧塔
とその上流側または下流側の塔の内部圧力の差△Pl、
△P2を適宜設定することにより所望の速度で液体を移
送できるので、液中の沈降物が配管内に堆積し流動抵抗
が増大したり、閉塞したりするのを防止でき、しかも減
圧塔とその上流側または下流側の塔の液面差によるヘッ
ド差Cまたはdが零に近づいても両塔内の圧力差によっ
て液体を移送できるため、塔の架構、建屋を低層化でき
る他、波器で減圧しようとする従来の減圧装置のように
摺動部材を必要とせず、固形物粒子含有液が接する弁が
その前後でほぼ差圧のない状態で開閉されるだめ摩耗が
少なく装置の耐久性を向上させることができ、複雑な気
構を必要とせず配管も直線的に行なえるので建設費の低
減を図ると共に保守を容易にすることができる。さらに
、圧力制御弁20.25.27は実際の流動抵抗に合わ
せて任意に圧力設定できるので、初期設定ばかりでなく
操業途中で、例えば、流動抵抗が変化しても、設定値を
変えるだけで容易に対処できるという優れた効果を奏す
る。
に発生する高圧ガスの圧力エネルギを利用して、その圧
力制御によって高圧液の減圧および移送を行なうように
し、減圧塔への給液および減圧塔からの排液時の減圧塔
とその上流側または下流側の塔の内部圧力の差△Pl、
△P2を適宜設定することにより所望の速度で液体を移
送できるので、液中の沈降物が配管内に堆積し流動抵抗
が増大したり、閉塞したりするのを防止でき、しかも減
圧塔とその上流側または下流側の塔の液面差によるヘッ
ド差Cまたはdが零に近づいても両塔内の圧力差によっ
て液体を移送できるため、塔の架構、建屋を低層化でき
る他、波器で減圧しようとする従来の減圧装置のように
摺動部材を必要とせず、固形物粒子含有液が接する弁が
その前後でほぼ差圧のない状態で開閉されるだめ摩耗が
少なく装置の耐久性を向上させることができ、複雑な気
構を必要とせず配管も直線的に行なえるので建設費の低
減を図ると共に保守を容易にすることができる。さらに
、圧力制御弁20.25.27は実際の流動抵抗に合わ
せて任意に圧力設定できるので、初期設定ばかりでなく
操業途中で、例えば、流動抵抗が変化しても、設定値を
変えるだけで容易に対処できるという優れた効果を奏す
る。
なお、弁の開閉は減圧塔内の液面の変動を検出し、その
検出信号を利用して行なうことができるが、減圧塔内で
気液2相を対向させ、気相の圧力制御によって高圧液の
減圧移送を行なうようにしlC本発明においては、信頼
性に欠は問題の多い液面計を使用することなく、より容
易に精度よく減圧移送装置を運転することができる。
検出信号を利用して行なうことができるが、減圧塔内で
気液2相を対向させ、気相の圧力制御によって高圧液の
減圧移送を行なうようにしlC本発明においては、信頼
性に欠は問題の多い液面計を使用することなく、より容
易に精度よく減圧移送装置を運転することができる。
すなわち、従来、液面検出法としては、液面に浮かべた
フロートの変位を測定するフロート式、超音波が発射さ
れてから液面で反射されてくる時間を測定して液面の高
さを求める超音波式、液面の高さを対向する電極間の静
電容量の大きさに変換し、その静電容量を測定すること
によシ液面の高さを求める静電容量式、タンク内の気相
の圧力を検出し、液体底部の圧力との差を測定して液面
を求める差圧式など種々実用化されている。しかしなが
ら、前記石炭液化生成物溶液のように高温高圧で固形物
粒子を含む液体の液面を検出する場合、フロート式や超
音波式は使用不能であり、静電容量式や差圧式では液に
触れる部分でコーキングが発生したり、付着物が堆積す
るなどの問題がある。例えば、差圧式液面計による液面
検出方法は、圧力容器の上端および下端に受圧ダイヤス
ラムを設け、各ダイヤフラムの受けるガスおよび液体の
圧力の変化を、差圧検出器に接続されたキャピラリーチ
ューブ内の圧力伝播媒体を介して、差圧検出器の感圧ダ
イヤフラムの動きに替え、その両側に設けた固定電極の
静電容量の変化として検出して容器内の液面を求めるも
のであるが、この方法は気液の密度変化によって検出精
度が大きく影響を受けるため、温度、圧力による補正が
正確に行なえなければ、基準液面若しくは絶対液面との
差を検出できず、また、固形物粒子の流動による受圧ダ
イヤフラムの摩耗や液体の流動による圧力変動をさける
だめ、あるいは受圧ダイヤフラム面積に応じだ受圧部を
確保するため配管ラインより引込んだ部分に受圧ダイヤ
フラムを配設すると、液流の低下や滞流を生じ、固形物
粒子が沈降したリコーキングが発生ずるなどの問題があ
った。他方、直接液体に触れずに検出する方法として放
射線液面計を用いる方法があるが、石炭液化生成物溶液
の液面検出に適用する場合、高圧であるため減圧塔の直
径に比例してその肉厚も厚くなり、透過減衰量が大きく
なるだめ、減圧塔に凹状の取付穴を穿設し、放射線源お
よび検出器を埋込むか、あるいは肉厚に応じた放射線量
とするなどの対策が必要となる。しかも、このような対
策を施した場合、前者では凹状取付穴に応力集中を起し
塔にクラックを生じる恐れがあり、後者では放射線量が
増大する分だけ危険度が増加し、法的規制や保守上の対
策が困難となる他、どの方法も信頼性に欠けるだめ他の
液面計との併設を余儀なくされ、価格的にも高価となる
などの問題がある・これに対し、本発明方法においては
、減圧塔1への給液時および減圧塔1からの排液時、上
流側の塔内圧力を下流側の塔内圧力よシ高くし、両塔間
の差圧△P1、△P2と両塔間の液面差(ヘッド差)で
液体移送するようにしているだめ、減圧時の液体の膨張
および昇圧時の液体の圧縮による減圧塔内での液面上昇
および液面降下を考慮し、減圧塔をその頂部が高圧側気
液分離塔14の一定レベルに制御される設定液面レベル
L5よplだけ高く、かつ、その底部が低圧側気液分離
塔15の一定レベルに制御される設定液面L6よりfだ
け低くなるような長さeに設計し、配置しておけば、減
圧塔1内の液面は、該減圧塔における一点Aにおける圧
力が該一点Aと同レベルにある高圧側まだは低圧側気液
分離塔14.15内の一点B、Hにおける圧力とが等し
くなるレベルで平衡に達するので、給液時における高圧
側気液分離塔1内の設定圧力POト減減圧塔内正圧力P
rトノ差圧Pl(=PO−PI)、および排液時におけ
る減圧塔内の圧力P、と低圧側気液分離塔15内の設定
圧力POとの差圧ΔPz (=IFO−P+)をe、f
の長さに応じて設定しておけば、ある一定のレベル以上
に液面が上昇したり、降下することはない。従って、時
間制御だけで減圧移送装置の運転を行なうことができる
。まだ、差圧△P1、△P2を配管および弁による損失
ヘッドに相当するように設定しておけば、給液完了時の
液面差Cおよび排液完了時の液面差dを零にすることが
できる。この場合には減圧塔内の液面が高圧側気液分離
塔の設定液面L5より上昇したり、低圧側気液分離塔の
設定液面L6よシ降下することがない。
フロートの変位を測定するフロート式、超音波が発射さ
れてから液面で反射されてくる時間を測定して液面の高
さを求める超音波式、液面の高さを対向する電極間の静
電容量の大きさに変換し、その静電容量を測定すること
によシ液面の高さを求める静電容量式、タンク内の気相
の圧力を検出し、液体底部の圧力との差を測定して液面
を求める差圧式など種々実用化されている。しかしなが
ら、前記石炭液化生成物溶液のように高温高圧で固形物
粒子を含む液体の液面を検出する場合、フロート式や超
音波式は使用不能であり、静電容量式や差圧式では液に
触れる部分でコーキングが発生したり、付着物が堆積す
るなどの問題がある。例えば、差圧式液面計による液面
検出方法は、圧力容器の上端および下端に受圧ダイヤス
ラムを設け、各ダイヤフラムの受けるガスおよび液体の
圧力の変化を、差圧検出器に接続されたキャピラリーチ
ューブ内の圧力伝播媒体を介して、差圧検出器の感圧ダ
イヤフラムの動きに替え、その両側に設けた固定電極の
静電容量の変化として検出して容器内の液面を求めるも
のであるが、この方法は気液の密度変化によって検出精
度が大きく影響を受けるため、温度、圧力による補正が
正確に行なえなければ、基準液面若しくは絶対液面との
差を検出できず、また、固形物粒子の流動による受圧ダ
イヤフラムの摩耗や液体の流動による圧力変動をさける
だめ、あるいは受圧ダイヤフラム面積に応じだ受圧部を
確保するため配管ラインより引込んだ部分に受圧ダイヤ
フラムを配設すると、液流の低下や滞流を生じ、固形物
粒子が沈降したリコーキングが発生ずるなどの問題があ
った。他方、直接液体に触れずに検出する方法として放
射線液面計を用いる方法があるが、石炭液化生成物溶液
の液面検出に適用する場合、高圧であるため減圧塔の直
径に比例してその肉厚も厚くなり、透過減衰量が大きく
なるだめ、減圧塔に凹状の取付穴を穿設し、放射線源お
よび検出器を埋込むか、あるいは肉厚に応じた放射線量
とするなどの対策が必要となる。しかも、このような対
策を施した場合、前者では凹状取付穴に応力集中を起し
塔にクラックを生じる恐れがあり、後者では放射線量が
増大する分だけ危険度が増加し、法的規制や保守上の対
策が困難となる他、どの方法も信頼性に欠けるだめ他の
液面計との併設を余儀なくされ、価格的にも高価となる
などの問題がある・これに対し、本発明方法においては
、減圧塔1への給液時および減圧塔1からの排液時、上
流側の塔内圧力を下流側の塔内圧力よシ高くし、両塔間
の差圧△P1、△P2と両塔間の液面差(ヘッド差)で
液体移送するようにしているだめ、減圧時の液体の膨張
および昇圧時の液体の圧縮による減圧塔内での液面上昇
および液面降下を考慮し、減圧塔をその頂部が高圧側気
液分離塔14の一定レベルに制御される設定液面レベル
L5よplだけ高く、かつ、その底部が低圧側気液分離
塔15の一定レベルに制御される設定液面L6よりfだ
け低くなるような長さeに設計し、配置しておけば、減
圧塔1内の液面は、該減圧塔における一点Aにおける圧
力が該一点Aと同レベルにある高圧側まだは低圧側気液
分離塔14.15内の一点B、Hにおける圧力とが等し
くなるレベルで平衡に達するので、給液時における高圧
側気液分離塔1内の設定圧力POト減減圧塔内正圧力P
rトノ差圧Pl(=PO−PI)、および排液時におけ
る減圧塔内の圧力P、と低圧側気液分離塔15内の設定
圧力POとの差圧ΔPz (=IFO−P+)をe、f
の長さに応じて設定しておけば、ある一定のレベル以上
に液面が上昇したり、降下することはない。従って、時
間制御だけで減圧移送装置の運転を行なうことができる
。まだ、差圧△P1、△P2を配管および弁による損失
ヘッドに相当するように設定しておけば、給液完了時の
液面差Cおよび排液完了時の液面差dを零にすることが
できる。この場合には減圧塔内の液面が高圧側気液分離
塔の設定液面L5より上昇したり、低圧側気液分離塔の
設定液面L6よシ降下することがない。
他方、高圧側気液分離塔14と減圧塔1間の差圧ΔP1
、および減圧塔1と低圧側気液分離塔15間の差圧△P
2を小さく設定すると、減圧塔1内の液面がある一定レ
ベル以上に上昇しだシ降下したシすることがなく安全で
あるが、差圧ΔP+、△P2が小さいだめ流速が遅く、
給e、または排液時、減圧塔1内の液面が上昇まだは降
下するにつれて塔間の液面差(ヘッド差)が小さくなシ
減圧塔内の液面の上昇またけ降下速度が遅くなるが、こ
れは減圧塔1に流出入するガスラインに配したガス流動
検出器、例えば、差圧検出器31のガス流動量が一定量
以下になったときを減圧塔1内の液面がレベルL2また
はレベルL4に達しだとみなして弁の開閉制御を行なわ
せる。
、および減圧塔1と低圧側気液分離塔15間の差圧△P
2を小さく設定すると、減圧塔1内の液面がある一定レ
ベル以上に上昇しだシ降下したシすることがなく安全で
あるが、差圧ΔP+、△P2が小さいだめ流速が遅く、
給e、または排液時、減圧塔1内の液面が上昇まだは降
下するにつれて塔間の液面差(ヘッド差)が小さくなシ
減圧塔内の液面の上昇またけ降下速度が遅くなるが、こ
れは減圧塔1に流出入するガスラインに配したガス流動
検出器、例えば、差圧検出器31のガス流動量が一定量
以下になったときを減圧塔1内の液面がレベルL2また
はレベルL4に達しだとみなして弁の開閉制御を行なわ
せる。
従って、信頼度に欠け、かつ問題の多い液面計を使用す
ることなく、減圧移送装置を運転することができるとい
う効果も得られる。なお、液面計を使用することなく減
圧移送装置を運転する本発明の方法は、ヘッド差のみで
液体移送を行なう第1図の装置にも適用でき、第2図の
場合と同様に減圧塔の全長を設定し、減圧塔にガスを給
排するガスラインに、例えば、差圧検出器を配設し、給
液時の高圧側気液分離塔14と減圧塔1の差圧力、およ
び排液時の減圧塔1と低圧側気液分離塔15との差圧力
が、ある設定差圧以下になるときを検出し、その検出信
号により弁を開閉するようにすればよい。
ることなく、減圧移送装置を運転することができるとい
う効果も得られる。なお、液面計を使用することなく減
圧移送装置を運転する本発明の方法は、ヘッド差のみで
液体移送を行なう第1図の装置にも適用でき、第2図の
場合と同様に減圧塔の全長を設定し、減圧塔にガスを給
排するガスラインに、例えば、差圧検出器を配設し、給
液時の高圧側気液分離塔14と減圧塔1の差圧力、およ
び排液時の減圧塔1と低圧側気液分離塔15との差圧力
が、ある設定差圧以下になるときを検出し、その検出信
号により弁を開閉するようにすればよい。
第1図は固形物粒子含有高圧液の減圧装置の基本的構成
を示す系統図、第2図は本発明に係る減圧装置を適用し
た石炭液化プラントの系統図、第3図は第2図に示す装
置の弁の開閉を示すタイムチャートである。 −1〜減圧塔、2〜高圧ガス給排弁、3〜低圧ガス給排
弁、4〜高圧液供給弁、5〜減圧液排出弁、20〜第1
圧力制御弁、21,26.28〜遮断弁、25〜第3圧
力制御弁、27〜第2圧力制御弁、14〜高圧側気液分
離塔、15〜低圧側気液分離塔、31〜ガス流動検出器
。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代理 人
弁理士 青白 葆ほか2名手続補正書(峡) 特許庁 長官 殿 ] 事件の表示 昭和58年特許願第 93245 号2発明の
名称 高圧液の減圧移送方法およびその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 牧 冬 彦 4代理人 自発補正 明 ■1 シ 1、発明の名称 高圧液の減圧移送方法おJ、びその装置2、特許請求の
範囲 とづる高圧液の減圧移送方法。 (2)下端側に高圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、
かつ、上端側に高圧ガス給拮弁J5 J:び低11ガス
給D1弁を備えた減圧塔からなり、該減圧場内で気液2
相を対向させ、高圧液供給弁を介して供給される高圧液
を、該高圧液に対向づるガスの圧力の制御により減圧J
5 にび移送を行なう装置であって、前記高1jE ノ
jス給排弁を介して高圧ガス供給系おにび高圧カス受容
系に接続覆ると共に、低圧ガス給JJI弁を介して低圧
ガス供給系および低圧ガス受容系に接続し、前記減圧塔
に高圧液供給弁を介して高圧液を供給゛づる高圧液供給
塔の塔内圧力より前記高圧ガス受容系の圧力を低く設定
すると共に、低圧ガス供給系の圧力を減圧液排出弁の塔
内圧力J:り高く設定してなる高圧液の減圧移送装置。 (3)前記高圧カス供給系および高圧液供給塔が溶解ガ
スを9右する高圧液を気液分離づる高圧吐気液分離塔か
らなり、前記減圧塔の高圧ガス給排弁が遮断弁を介して
該高圧虹ヌ液分離塔の上端側に接続されている特許請求
の範囲M2項記載の装置。 (4)前記高圧ガス受容系が減圧塔への給液時その減圧
塔内圧力を設定する圧力制御弁を含み、該圧力制御弁が
直接または遮断弁を介して前記高圧ガス給刊弁に接続さ
れている特許請求の範囲′i42項または第3拍記載の
装置。 (5)前記低圧ガス供給系が減圧塔からのりl Rk
11.1その減圧j6内圧ノjを減圧液受各基内h〜ノ
JJ、り昌く設定する圧力制御弁J3よび遮Vj1弁を
酋み、かつ、高圧ガス供給系または高圧カス受容系に接
続されている特許請求の範囲第2項〜第41Uのいずれ
か一項記載の装置。 (6)前記低圧ガス受容系および減圧液受容j?5が溶
解ガスを含有Jる減圧液を気液分離りる低圧開気液分■
」ハからなり、該低圧開気)1に分前塔の上端側が遮断
弁を介して前記低圧ガス給排弁に接続されている特許請
求の範囲第2項〜第5項のいずれか一項記載の装置。 (7)前記減圧塔が、前記高圧液供給塔の設定液面レベ
ルよりも高い頂部と、前記減圧4々受容塔の設定液面レ
ベルJ:りも低い底部とを右り゛る特i+’l晶求の範
囲第2項〜第6項のいずれか一項記載の装置N0 (8〉前記減圧塔に供給または該減圧塔から排出される
ガスの流れを検出するガス流動検出器を配設してなる特
許請求の範囲第7項記載の装置。 (9)前記減圧塔が並列接続された管群からなる待y(
請求の範囲第2項〜第8項のいずれか一項記載の装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は高圧液の減圧移送方法およびその装置、特に、
石炭液化プラントにおける石炭液化生成物溶液のように
、固形物粒子および溶解ガスを含有する高圧液を扱う化
学プラントにおける高圧液の減圧で3送に適した方法お
よびその装置に関する。 固形物粒子を含む高圧液体を減圧する工程を含む化学プ
ラントとしては、従来より種々のものがあるが、水明#
?IILJでは、近年石油事情の悪化に伴ない再認識さ
れてきた石炭液化プラントを例とし、弁その他の接液部
品にとって過酷な条件となる灰分その他の鉱物質粒子を
含む高温高圧の石炭液化生成物溶液を減!■移送する場
合について説明づ゛る。 この石炭液化プラントにおいては、石炭を粉砕し、脱水
した後、溶剤を加えてスラリー化し、これを昇圧、予熱
した後、触媒および水素添加作用にJ:り液化反応させ
、寄られた高)部品11の石炭液化生成物溶液を気液分
離した後、減11シ、それを直接若しくはさらに気液分
離した後、生成物たる各種重軽質油に分別蒸沼する操作
が行なわれる。 従来、この石炭液化生成物溶液の減圧は、流量調節弁の
絞り効果が利用されていたが、液中にm:媒を含めてS
i 02 、IVDI CO3、Ca CO3、Fe
203など多重子の酸化物もしくはFA酸塩からなる灰
分が固形物粒子となって含有されている為、弁が義しく
摩耗し易く、圧力エネルギが熱どして放散される為、エ
ネルギの損失が多いという欠点があった。このため、弁
の摩耗を低減させると共に、エネルギ損失を少なくづる
ことを目的どJ−る動力回収装置が、例えば、特願昭り
6−108365号明細書にて11?案された。この装
置では、石FA液化生成物をシリンダに供給し、その圧
力エネルギを機械エネルギに変換して動力回収する一方
、石炭液化生成物溶液を減圧し、他のシリンダの機械1
ネル平によって次の工程に移送りることが行なわれる。 しかし、機械的エネルギ変換機構では、その接液IM動
部拐等の摩耗、侵食などをさけ難く耐久性に欠cノ、保
守が困難で建設費や維持費が高いという問題があった。 本発明は、保守の困難さや耐久性に欠りる原因となる(
幾械的エネルギ変換機横を使用す゛ることなく fii
il形物粒子金物粒子含有高圧液よび移送を行なうこと
が′cさるようにすることを技術的課題とし、耐久性に
優れ、保守が容易で建設費などの安い固形物粒子含有高
圧波の減圧移送を可能にする方法およ゛θ装置を1
を示す系統図、第2図は本発明に係る減圧装置を適用し
た石炭液化プラントの系統図、第3図は第2図に示す装
置の弁の開閉を示すタイムチャートである。 −1〜減圧塔、2〜高圧ガス給排弁、3〜低圧ガス給排
弁、4〜高圧液供給弁、5〜減圧液排出弁、20〜第1
圧力制御弁、21,26.28〜遮断弁、25〜第3圧
力制御弁、27〜第2圧力制御弁、14〜高圧側気液分
離塔、15〜低圧側気液分離塔、31〜ガス流動検出器
。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代理 人
弁理士 青白 葆ほか2名手続補正書(峡) 特許庁 長官 殿 ] 事件の表示 昭和58年特許願第 93245 号2発明の
名称 高圧液の減圧移送方法およびその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 牧 冬 彦 4代理人 自発補正 明 ■1 シ 1、発明の名称 高圧液の減圧移送方法おJ、びその装置2、特許請求の
範囲 とづる高圧液の減圧移送方法。 (2)下端側に高圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、
かつ、上端側に高圧ガス給拮弁J5 J:び低11ガス
給D1弁を備えた減圧塔からなり、該減圧場内で気液2
相を対向させ、高圧液供給弁を介して供給される高圧液
を、該高圧液に対向づるガスの圧力の制御により減圧J
5 にび移送を行なう装置であって、前記高1jE ノ
jス給排弁を介して高圧ガス供給系おにび高圧カス受容
系に接続覆ると共に、低圧ガス給JJI弁を介して低圧
ガス供給系および低圧ガス受容系に接続し、前記減圧塔
に高圧液供給弁を介して高圧液を供給゛づる高圧液供給
塔の塔内圧力より前記高圧ガス受容系の圧力を低く設定
すると共に、低圧ガス供給系の圧力を減圧液排出弁の塔
内圧力J:り高く設定してなる高圧液の減圧移送装置。 (3)前記高圧カス供給系および高圧液供給塔が溶解ガ
スを9右する高圧液を気液分離づる高圧吐気液分離塔か
らなり、前記減圧塔の高圧ガス給排弁が遮断弁を介して
該高圧虹ヌ液分離塔の上端側に接続されている特許請求
の範囲M2項記載の装置。 (4)前記高圧ガス受容系が減圧塔への給液時その減圧
塔内圧力を設定する圧力制御弁を含み、該圧力制御弁が
直接または遮断弁を介して前記高圧ガス給刊弁に接続さ
れている特許請求の範囲′i42項または第3拍記載の
装置。 (5)前記低圧ガス供給系が減圧塔からのりl Rk
11.1その減圧j6内圧ノjを減圧液受各基内h〜ノ
JJ、り昌く設定する圧力制御弁J3よび遮Vj1弁を
酋み、かつ、高圧ガス供給系または高圧カス受容系に接
続されている特許請求の範囲第2項〜第41Uのいずれ
か一項記載の装置。 (6)前記低圧ガス受容系および減圧液受容j?5が溶
解ガスを含有Jる減圧液を気液分離りる低圧開気液分■
」ハからなり、該低圧開気)1に分前塔の上端側が遮断
弁を介して前記低圧ガス給排弁に接続されている特許請
求の範囲第2項〜第5項のいずれか一項記載の装置。 (7)前記減圧塔が、前記高圧液供給塔の設定液面レベ
ルよりも高い頂部と、前記減圧4々受容塔の設定液面レ
ベルJ:りも低い底部とを右り゛る特i+’l晶求の範
囲第2項〜第6項のいずれか一項記載の装置N0 (8〉前記減圧塔に供給または該減圧塔から排出される
ガスの流れを検出するガス流動検出器を配設してなる特
許請求の範囲第7項記載の装置。 (9)前記減圧塔が並列接続された管群からなる待y(
請求の範囲第2項〜第8項のいずれか一項記載の装置。 3、発明の詳細な説明 本発明は高圧液の減圧移送方法およびその装置、特に、
石炭液化プラントにおける石炭液化生成物溶液のように
、固形物粒子および溶解ガスを含有する高圧液を扱う化
学プラントにおける高圧液の減圧で3送に適した方法お
よびその装置に関する。 固形物粒子を含む高圧液体を減圧する工程を含む化学プ
ラントとしては、従来より種々のものがあるが、水明#
?IILJでは、近年石油事情の悪化に伴ない再認識さ
れてきた石炭液化プラントを例とし、弁その他の接液部
品にとって過酷な条件となる灰分その他の鉱物質粒子を
含む高温高圧の石炭液化生成物溶液を減!■移送する場
合について説明づ゛る。 この石炭液化プラントにおいては、石炭を粉砕し、脱水
した後、溶剤を加えてスラリー化し、これを昇圧、予熱
した後、触媒および水素添加作用にJ:り液化反応させ
、寄られた高)部品11の石炭液化生成物溶液を気液分
離した後、減11シ、それを直接若しくはさらに気液分
離した後、生成物たる各種重軽質油に分別蒸沼する操作
が行なわれる。 従来、この石炭液化生成物溶液の減圧は、流量調節弁の
絞り効果が利用されていたが、液中にm:媒を含めてS
i 02 、IVDI CO3、Ca CO3、Fe
203など多重子の酸化物もしくはFA酸塩からなる灰
分が固形物粒子となって含有されている為、弁が義しく
摩耗し易く、圧力エネルギが熱どして放散される為、エ
ネルギの損失が多いという欠点があった。このため、弁
の摩耗を低減させると共に、エネルギ損失を少なくづる
ことを目的どJ−る動力回収装置が、例えば、特願昭り
6−108365号明細書にて11?案された。この装
置では、石FA液化生成物をシリンダに供給し、その圧
力エネルギを機械エネルギに変換して動力回収する一方
、石炭液化生成物溶液を減圧し、他のシリンダの機械1
ネル平によって次の工程に移送りることが行なわれる。 しかし、機械的エネルギ変換機構では、その接液IM動
部拐等の摩耗、侵食などをさけ難く耐久性に欠cノ、保
守が困難で建設費や維持費が高いという問題があった。 本発明は、保守の困難さや耐久性に欠りる原因となる(
幾械的エネルギ変換機横を使用す゛ることなく fii
il形物粒子金物粒子含有高圧液よび移送を行なうこと
が′cさるようにすることを技術的課題とし、耐久性に
優れ、保守が容易で建設費などの安い固形物粒子含有高
圧波の減圧移送を可能にする方法およ゛θ装置を1
【す
ることを目的とづる。 本発明は、前記技術的課題を解決ザるため、この種の化
学プラン1〜では多聞のガスが発生ずることに6目し、
そのガスを高圧液を減圧する減圧塔内に供給して気液2
相を対向させ、該減圧塔内でのガスの圧力エネルギを制
御することにより高圧液の減圧および移送を行なえるよ
うにしたものである。 ツなわら、本発明の要旨は、(1)下端側に高圧液供給
弁と減圧液排出弁を備え、かつ、上端側に高圧カス給排
弁と低圧ガス給1ノ1弁を備えた減圧塔内で気液2相を
対向さμ、前記高1[ガス給4J+弁を介して高圧ガス
を減圧j6内に供給して該減1−E l5内圧力を高圧
液供給系圧力と平衡させた後、高圧液供給弁を聞放し−
(ili!i圧塔内圧力と高圧液供給系圧力との差圧に
より減圧塔内に高圧液を供給覆る一h、前記低圧カス給
排弁を開放して前記減圧塔内圧力を減圧液受容系圧力と
平1!IiさUた後、減11−液IJI出弁を開放して
減圧塔内圧力と減「液受台系圧力との差圧により減圧さ
れた減圧液を減)上場から排出、移送さけることを特徴
とする高圧液の減圧移送り法、おにび(2)下端側に高
圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、かつ、上端側に8
圧ガス給排弁および低圧ガス給1ノ1弁を備えた減rt
塔からなり、該減圧塔内で気液2相を対向ざぜ、高11
−液供給弁を介しで供給されるB几液を、該高圧液に対
向づるガスの圧力の制御により減圧および移送を行なう
装置であって、前記高圧ガス給tJl弁を介して高圧ガ
ス供給系J5よび高圧ガス受容系に接続すると共に、低
圧ガス給排弁を介して低圧ガス供給系および低圧ガス受
容系に接続し、前記減圧塔に高圧液供給弁を介して高圧
液を供給する高圧液供給塔の塔内圧ツノJこり前記高圧
カス受容系の圧力を低く設定づると共に、低圧ガス供給
系の圧力を減圧液排出弁の塔内注力より高く設定してな
る高圧液の減11移送装置、にある。 以下、添イ」の図面を参照して説明する。 第1図は本発明の基本となる減圧移送装置を石炭液化プ
ラン1〜に適用した場合の一例を示づ一系統図で、1は
減圧塔、2は高圧ガス給排弁、3は低圧ガス給排弁、4
は高圧液供給弁、5は減圧液排出弁、14はも炭液化プ
ラントにJ′3ける高圧側気液分離塔、15は低几側気
液分離塔である。この減圧装置は、弁2〜5をシーケン
ス制御することによって、給液、減圧、排液および昇圧
の4行程からなる動作ケイクルで次のようにして操作さ
れる。 臂圧行稈を終了した状態を示す第1図においては、高圧
ガス給排弁2が開放され、他の弁3,4.5は閉じられ
、減圧塔1内の圧力は、ライン7を介して設定圧力に制
御される高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14
内の圧力と平衡している。この状態から高圧液供Ni弁
4をfail <と、高tit液供Kl富:としての高
圧側気液分離塔14から高圧、例えば、250 k(1
/Cl112の石炭液化生成物溶液が^圧開気液分1l
lll塔14の液面と減圧塔1の液面レベルのヘッド差
によって、ライン10を介して減圧堝1内に供給され、
減圧塔1内の液面はレベルL1から給液上限レベルL2
に上昇し、ヘッド差は気液分則塔14の液面T′;限と
減圧塔1の給液上限レベル(Ll)との差aにまで減少
°りる。平衡に達りると、高1−1ガス給排弁2を閉じ
てから高圧液供給弁4が閉じられる。給液行程中、減圧
塔1内のガスは11江ガス給排弁2を介して高圧ガス供
給ライン6に戻される。次いで、低圧ガス給排弁3がv
llかれ、減汁塔1内のガスと共に石炭液化生成物溶液
中の溶解ガスが低圧ガスライン8を通って減圧塔1から
紡出され、該減圧塔1内の圧力は、ライン9を介して設
定圧力に制御される低圧側気液分離塔15内の圧力、例
えば、100 k(J/ cm2と平衡づるまで減圧さ
れ、液面はレベルL2からL3まで上昇り−る。 減圧塔1内の圧力が平衡に達すると減圧液排出弁5が聞
かれ、減圧塔1の減圧液液面と低圧側気液分離塔15の
液面上限とのヘッド差によって減肚塔1内の減圧された
石炭液化生成物溶液が、低圧側気液分離J5151\排
出、移送されると同時に、その液面はレベルL3から排
液下限レベルL4に降下し、ヘッド差は)賎圧塔1の排
液下限レベルL4と気液分離塔の液面上限との差すまで
減少りる。平衡に達りると低圧ガス排出弁3が閉じられ
た後、減圧液排出弁5が閉じられて排液工程を終り、次
いで高圧ガス給排弁2が聞けられ、高圧側気液分離11
4からの高圧ガスによって、減圧塔1内の液は高Lf(
It!I気液分離塔14内の圧力と同圧まで昇圧され、
その液面は11液下限レベルL4からLlまで降下して
平衡に達し、第1図の状態にもどり、次のケイクルの給
液0稈に移るという動作を繰り返す。 この減圧移送’M置は、ガスは石炭液化生成物溶液から
高圧側気液分離塔14内で分離されたもので、はぼ完全
ガス体となっているため固形物粒子の含イjもはどんど
なく、また高温域ではあるが水素弁を含有しているため
、コーキングが発生しにくく、従って、カスラインG、
8.9を閉塞りることはへい、という利点を有しCいる
。しかし、高圧側気液分離塔14で気液分離された石炭
液化生成物溶液は前記の通り塔間のヘッド差にJ、り流
動さUている為、給液0稈の終りや1」1液行程の終り
近くになるとヘッド差が小さくなるため流速が低下し、
?:J程完了に長11)間を要し、また触媒やスラッジ
その他の固形物粒子が沈陪し、配管内に沈降物が積層し
たり、水素弁が含まれないためコーキングを発生覆るな
ど不安定要素が多く、これらが原因となって流動抵抗が
徐々に増入りることから、それに4]勝つ(流動さ已る
ためには、ヘッド差a 63よびbを人さくづる一方、
弁おにび配管口径を人さくしな【)れ゛ばならず、結果
として塔の架構、建屋が高層−二なるばかりでなく、配
管口径の増大に伴なう高温域での熱影響を逃がす配管の
曲率部分の増大により設置面積が増大し、げ設置が高く
なるという問題がある。しかも、給液上限レベル(Ll
)や排液下限レベル(la)を検出りる液面計が不可欠
となり、その使用に伴なう問題も多い。 本発明は、前記基本的装置における問題を解決するため
、高圧側気液分離塔から減圧塔へ高圧液を移送する際、
d5よび減圧塔から低圧側気液分離塔へ減圧された減圧
液を移送ツる際、それぞれ上流側の塔の気相の圧力を下
流側の気相の圧力よりも高くし、その差圧と両塔内の液
体間のヘッド差により液体を移送させるようにしたもの
である。 このようにりるど、上流側と下流側のjh内の液体間の
ヘッド差を大ぎくする必要はなく、従って上流側の塔と
下流側の塔の高さを同一にし低層化り′ることか可能ど
なるばかりでなく、問題点の多い液面謝を不要に出来る
仙、設置面積および建設費を低減づることかできる。 第2図は、本発明方法の実施に使用ザる高圧液減圧移送
装置の一例を示し、この装置は高圧カス給排弁2を含み
、高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14と減圧
塔1を接続するライン6からライン22を分岐さける一
方、ライン6に第1圧力制御弁(減圧弁)20おJ:び
yM断弁21を配設しくある。ライン22には高圧液供
給時のカスをで′ぎる限り高い圧力エネルギを持ったま
ま下流側へ排出りる中圧ガス排出ライン23が接続され
、該中ノFガスυ[出ライン23には減圧塔内の圧力を
高)二[制振液分離塔内圧力より低く設定するため第2
圧ツノ制御弁(リリーフ弁)27か配設されている。ま
た、ライン22は^圧カス供給源としての高圧側気液分
離塔14を低圧カス供給源としても流用するため低(1
−ガス供給ライン24に分岐さけてあり、該ラーrン2
4は排液詩の減圧塔内の圧力を低圧側気液分離塔15内
の圧力より高く設定する第3圧力制御弁(減圧弁〉25
および遮断弁26が配設される一方、一端を低圧ガス給
排弁3の出口側に接続されている。低圧ガス給排弁3は
遮断弁28と共に減圧塔1と低圧側気液分離塔15を接
続するライン8に配設されている。 なお、高圧ガス給JJI弁2 J5よび低圧カス給排弁
3を減圧塔1に接続づるライン17にはガス流動検出器
31が配設されている。 高圧側気液分離塔14へは石炭液化プラントの反応塔(
図示けず)から高温高圧の石炭液化生成物溶液がライン
12により供給され、高圧側気液分離塔14から減圧塔
1へ高圧液を供給づる高圧液供給ライン10おJ:び減
圧J81で減圧して得た減圧液を減圧塔1から低圧側気
液分離塔15へ移送づる減圧液JJI出ライン11は一
直線状に414成され、高圧側気液分離塔14、減圧塔
1および低圧開気液分1i11[塔15はほぼ同一空間
レベル内に配列されている。 前記の様に構成された本発明に係る高圧液の減圧移送装
置は、第3図に示すタイムヂャートで弁をシーケンス制
・御することにより、昇圧、給液、減圧および排液を一
1ナイクルとして動作する。J゛なわら、いま排液行程
が終った状態にあるものとすると、遮断弁21.28は
1口状態にあり、減圧Jgl内の圧力P1は低圧側気液
分離塔15内の圧力Po′ど平衡している。この状態で
高圧ガス給排弁2が開放されると、高圧側気液分離塔1
4内の高圧ガスが第1圧力制御弁20により、例えば、
250 kg/ cn+2から245 k(1/ cm
2まで減圧され、遮断弁21および高圧ガス給排弁2を
経て減圧塔1内に流入し、減圧塔内圧力P1は第1圧力
制御弁20および第2圧力制御弁27により設定された
圧力J、で上昇りる。この11y、他の弁は全て閉であ
る1、なお、遮断弁2と並列に流量調節弁(2a)が配
設しである。設定圧力にまで減圧塔内LE力P1が上臂
Jると、遮断弁21が閉じられテi’ メ1f″j程が
終ると共に、高圧液供給弁4が聞【ノられ給液行程が開
始される。 この給液工程では、高圧側気液分離塔14内のイ」炭液
化生成物溶液は、第1 A5よび第2圧力制御弁20.
27で設定される減圧塔1内の圧力P+’ と高圧側気
液分離塔14の設定圧力POとの差圧△P1(=Po
−P+ ’ )および両塔内の液面レベルの相違による
ヘッド差によって減圧塔1へ移送され、減圧堝1内のガ
スは高圧カス給1ノ1弁2から第2 It力副制御弁2
7経て中圧ガス排出ライン23へ排出される。石炭液化
生成物溶液が減圧塔1の給液上限レベルL2まで供給さ
れると、後述する液面レベル検出手段としてのガス流動
検出器(例えば、差圧泪)31で検出され、その検出(
3号により高圧ガス給排弁2が閉じられると共に、遮断
弁21が開放され、次いで、高圧液供給弁4が閉じられ
て給液行程が終り、低圧ガス給排弁3が開放されると減
圧行程が17i1始される。 この減1=行程では、減圧用1内の高圧ガスは低圧ガス
給排弁3を経′C遮断弁28を会む低圧ガス受容系ライ
ン9により下流の低圧側気液分離塔15の方へ排出され
、減圧塔1内の圧力P1は低圧側気液分離塔1:】内の
設定圧力Po′にまで、厳密にばPo′と平衡するまで
減圧される。このため、減圧Jl!i内の溶液214膨
服し、その液面はレベルL、3まで上昇7る。減圧塔1
内の圧力 Plがイバ圧側気液分離塔15の設定圧力P
o′例えば、100kc+/’cm2ど平衡するまで低
下りると、遮断弁28がIIIじて減圧行程が終り、次
いで減圧液排出弁5を開放Jると共に’M ITJi弁
26全26することにより排液行程が開始される。 このiJ)液行程では、ライン6およびライン22を経
てライン24に流入づる高圧ガスが減圧弁としての第3
圧力制御弁25にJこり設定される圧力P1″(例えば
、105 k(1/ Cl112 )が減圧塔1 内0
) ’dl i(uに加わるため、その設定圧力P1″
と低圧側気液分離J515内の設定圧力Po′との差圧
△1−)2(−p、 + 1)、 n )および両
塔内の液面差によるヘッド差にJ:っ−(、減圧された
石lA液化生成物溶)■々が減圧塔1から低圧側気液分
離塔15へ移送される。 減圧塔1内の液面が排液下限レベルし4に降下りると、
ガス流動検出器31により検出され、その検出信号によ
り低圧ガス給排弁3および遮断弁2Gか閉じられる一方
、遮断弁28が開放され、次いでパ減圧液排出弁5か閉
じられて排液iJ稈が終り、次のサイクルの昇圧t−J
稈が開始される。 前記実施例では、減J■塔をI JM設置した場合につ
いて説明したが、この場合、高圧側気液分離IJ%から
のIJI液4液上3低圧側気液分離塔への給液が間欠的
になり、両塔内の液面の変動が人ぎくなるので、それぞ
れ高圧ガス給排弁、低圧ガス給排弁、高圧液供給弁およ
び減圧液排出弁を備えた複数の減圧塔を相互に並列接続
し、それらの動作サイクルの位相をずらして作動させ、
高圧側気液分離塔から連続的に高圧液が排出されるよう
にすると共に、低1■側気液分離塔へ連続的に減圧液を
供給づるようにすることもできる。第2図の装置では高
圧側気液分離J514の液面上限より減圧塔1の頂部を
高くづる一方、低圧側気液分離塔15の液面下限より減
)JT J凸1の底部を低くづ−ることで、減圧塔1の
直径が細くできるため流速が速くなり塔や配管内に固形
物粒子などの沈降物がJ(L槓するのをより効果的に防
止Jることができる。また、減圧塔は高温高圧の気液を
供給されるため、大径になるほど肉厚を太き、(ル′T
:、耐1圧性1を高める必要があり、製造上内勤を1゛
I′なうが、小径にすることにより製造が容易となる。 ざらに場合によっては配管ラインと同径の管を多数並列
接続したものとし、これを減圧塔に代用づることもでき
る。この場合、特別な圧力容器を必要どけず、配管とバ
ルブの組合せのみで減圧装置を構成づることができる。 本発明は、6炭液化プラントなどの化学プラントで多量
に発生ずる高圧ガスの圧力エネルギを利用して、その圧
力制御によって高圧液の減圧および移送を行なうように
し、減圧Jδへの給液d)よび減圧塔からのりi液性の
減圧塔とその」:流側まIζtri下流側の塔の内部圧
力の差△1〕1、Δ1〕2を適宜設定することにより所
望の速度でa IAを移送てぎるので、液中の沈降物が
配管内に1「梢し流動抵抗が増大したり、閉塞したりす
るのを防止でさ、しかも減圧塔とその上流側または下流
側の塔の液面差によるヘッド差Cまた(ユdが零に近句
いていて6両塔内の圧力差に五つCH休をG送で八るた
め、塔の架構、建屋を低層化できる他、11夕側で減圧
しようとづる従来の減圧装置のように摺動部月を必肢と
せず、固形物粒子含有液が接する弁はその前後Cはぼ差
圧のない状態で間開されるため17粍か少なく装置の耐
久性を向上させることがでさ、複雑な機1i%を必要と
ヒづ゛波器配管(ライン10.11)b直線的に行なえ
るので′建設費の低減を図ると共に保守を容易にするこ
とがeきる。さらに、注力制御弁20,25,27Gよ
実際の流動抵抗に合わUて任怠に圧力設定できるので、
初期設定ばかりでなく操業途中で、例えば、流動抵抗が
変化しても、設定値を変えるだ【ノで容易に対処できる
という優れた効果を秦−りる。 なj3、弁の開閉は減圧塔内の液面の変動を検出し、そ
の検出信号を利用して行なうことができるが、減圧塔内
で気液2相を対向させ、気相の圧ノ〕制御によって高圧
液の減圧移送を行なうようにした本発明おいては、信頼
性に欠は問題の多い液面計を使用することなく、より容
易に精度よく減圧移送装置を運転することができる。 すなわち、従来、液面検出法としては、液面に浮かべた
フ0−1−の変位を測定2g゛るフロート式、超音波が
弁用されてから液面で反射されてくる時間を測定しC液
面の高さを求める超音波式、液面の゛高ざを対向Jる電
極間の静電容量の大きさに変換し、その静電容量を測定
することにより液面の高さを求める静電容開式、タンク
内の気相の圧力を検出し、液体底部の圧力との差を測定
して液面を求める差圧式など種々実用化されている。し
かしながら、前記石炭液化生成物溶液のように高温高圧
で固形物粒子を含む液体の液面を検出する場合、フロー
ト式や超高波式では液に触れる部分でコーキングが発生
したり、イNJる物がJlt槓りるなどの問題がある。 例えば、差1i一式液面計ににる液面検出方法は、圧力
容器の上端おJ、ば下端に受L1タイヤフラムを設り、
各ダイ1フツラムの受LJるカスおよび液体の圧力の変
化を、差圧検出器に接続されたキt?ピラリーチューブ
内の圧力伝播媒しトを介して、差圧検出器の感圧ダイ1
7フラムの動きに替え、その両側に設番ノlこ固定電極
の静電容量の変化どして検出して容器内の液面を求める
しのであるが、この方法は気液の密度変化に、J、って
検出L’i I艮が大きく影響を受【ノるため、温度、
圧力による補正が正確に行なえなければ、基準液曲名し
く(ま絶対液面との差を検出eきず、また、固形物粒子
の流動ににる受圧ダイレフラムの摩耗や液体の流動によ
る圧力変動をざ番)るため、あるいは受圧ダイヤフラム
面積に応じた受圧部を確保するため配管ラインより引込
んだ部分に受圧ダイ17フラムを配設すると、液流の低
下やn留を生じ、固形物粒子が沈降したリコーキングが
発生ずるなどの問題があった。使方、直接液体に触れず
に検出する方法として放銅線液面泪を用いる方法がある
が、石炭液化生成物溶液の液面検出に適用する場合、高
圧であるため減圧塔の直径に比例してぞの肉厚もI9く
なり、透過減衰量が大きくなるため、減圧塔に凹状の取
(−J穴を穿設し、放射線量および検出器を埋込むか、
あるいは肉厚に応じた放射線量とり゛るなどの対策が必
要となる。しかも、このような対策を施した場合、前者
では凹状取付穴に応力集中を起し塔にクラックを生じる
恐れがあり、後者では放射IQ足が増大する分だり危険
度が増加し、法的規制や保守上のヌl策が困難となる他
、どの方法も信頼性に欠けるため他の液面計との併設を
余儀なくされ、価格的にも高価となるなどの問題がある
。 これに対し、本発明方法においては、減圧塔1への給液
時a3 J:び減圧塔1からの排液時、上流側の塔内圧
力を下流側の塔内圧力より高くし、両塔間の差圧△P
+ 、△P2と両塔間の液面差(ヘッド差)で液体移送
す“るようにしているため、減圧時の液体の膨服d3’
J:び胃圧時の液体の圧縮による減圧塔内での液面上1
7tおよび液面降干を貨虞し、減圧塔をその拍部が^圧
側気液分離塔14の一定レベルに制御される設定液面レ
ベルL!5J、すeだり高く、かつ、その底部が低圧側
気液分離塔15の一定レベルに制御される設定液面L6
より1だ()低くなるような長さ2に設計し、間質して
お(プば、減圧塔1内の液面は、該減圧塔内の一点A1
にJ′3【)る圧力が該一点Δ1と同レベルにある高L
E側気液分離塔14内の一点A1にJ3ける圧力とが等
しくなるレベルC゛平衡に達し、また、減1f塔内の一
点A2におりる圧力が低圧側気液分離塔15内の一点B
2にお番ノる圧力とが等しくなるレベルで平衡に達りる
ので、給液時におりる高庄制振液分1411 j凸14
内の設定圧力Poと減圧塔内の圧力P+’ との差圧△
P+ (−Po −P+ ’ )、および排液時にお
番プる減圧塔内の圧力1〕1″と低圧側気液分離塔15
内の設定圧力Po’ との差圧△P2 (=PO’
−Pl“)をe、fの長さに応じて設定してお()ば、
ある一定のレベル以上に液面が上vc、 L、たり、降
十タることはない。従って、時間制御だけで減圧移送装
置の運転を行なうことができる。ま1〔、差圧△PI
、ΔP2を配管d3よび弁による損失ヘッドに相当りる
J、うに設定してjJ3 G)ば、給油完了時の液面差
Cおよび排液完了時の液面差dを零、あるいは任意差に
Jることができる。この設定には減圧塔内の液面が高圧
側気液分離塔の設定液面L5十Cより上昇したり、低圧
側気液分離塔の設定液面L6 fより降下することが
ないようにしなければならない。 他方、高圧側気液分離塔14と減圧塔1間の差圧△P1
、おにび減圧用1と低圧側気液分離塔15間の差Jf△
1〕2を小さく設定づ−ると、減圧塔1内の液面がある
一定しベルjス上に上昇したり降下したりJ゛ることが
なく安全であるが、差圧△P1、△P2が小さいため流
速が遅く、給液または排液時、減圧塔1内の液面が上昇
または降下するにつれて塔間の液面差(ヘッド差)が小
さくなり減圧塔内の液面の上昇または降下速度が遅くな
るが、こt目よ減圧用1に流出入するガスラインに配し
たガス流動検出器(例えば、差圧検出器)31のガス流
動量が一定m以下になったどきを減圧用1内の液面がレ
ベルL2またはレベルし4近傍に達したとみなして弁の
開閉制御をわなわ【!る。 従って、信頼瓜に欠け、かつ問題の多い液面i11を使
用することなく、減圧移送装置を運転り−ることができ
るという効果も得られる。なお、液面ム1を使用り°る
ことなく減圧移送装置を運転する本発明の方法は、ヘッ
ド差のみで液体移送を1:Jなう第1図の装置にも適用
でき、第2図の場合と同様に減圧用の全長を設定し、減
圧用にガスを給IJIりるガスラインに、例えば、差圧
検出器を配設し、給液時の昌圧制振液分頗[塔14と減
Fl塔1の差圧力、J3よび1)1液11、rの減ル塔
1と低圧側気液分離塔15どの差圧力がある設定差11
以下になるどきを検出し、その検出信号にJ、り弁を開
閉ツるように伏ればよい。 4、図面の簡単な説明 第1図は固形物粒子含有高圧液の減り、移送装置の基本
的4M成を示ず系統図、第2I2!lは不発I〃に係る
減圧移送装置を適用した石炭液化プラントの系統図、第
3図G;L第2図に示づ°装置の弁の開閉を示1タイム
チト−1・である。 1・・・減圧用、2・・・高圧ガス給排弁、3・・・低
圧ガス給排弁、4・・・1a圧液供給弁、5・・・減圧
液1′)1出弁、20・・・第1圧力制御弁、21,2
6.28・・・遮断弁、25・・・第3圧力制御弁、2
7・・・第2圧力制御弁、14・・・高圧側気液分離塔
、15・・・低圧側気液分離塔、31・・・ガス流動検
出器。
ることを目的とづる。 本発明は、前記技術的課題を解決ザるため、この種の化
学プラン1〜では多聞のガスが発生ずることに6目し、
そのガスを高圧液を減圧する減圧塔内に供給して気液2
相を対向させ、該減圧塔内でのガスの圧力エネルギを制
御することにより高圧液の減圧および移送を行なえるよ
うにしたものである。 ツなわら、本発明の要旨は、(1)下端側に高圧液供給
弁と減圧液排出弁を備え、かつ、上端側に高圧カス給排
弁と低圧ガス給1ノ1弁を備えた減圧塔内で気液2相を
対向さμ、前記高1[ガス給4J+弁を介して高圧ガス
を減圧j6内に供給して該減1−E l5内圧力を高圧
液供給系圧力と平衡させた後、高圧液供給弁を聞放し−
(ili!i圧塔内圧力と高圧液供給系圧力との差圧に
より減圧塔内に高圧液を供給覆る一h、前記低圧カス給
排弁を開放して前記減圧塔内圧力を減圧液受容系圧力と
平1!IiさUた後、減11−液IJI出弁を開放して
減圧塔内圧力と減「液受台系圧力との差圧により減圧さ
れた減圧液を減)上場から排出、移送さけることを特徴
とする高圧液の減圧移送り法、おにび(2)下端側に高
圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、かつ、上端側に8
圧ガス給排弁および低圧ガス給1ノ1弁を備えた減rt
塔からなり、該減圧塔内で気液2相を対向ざぜ、高11
−液供給弁を介しで供給されるB几液を、該高圧液に対
向づるガスの圧力の制御により減圧および移送を行なう
装置であって、前記高圧ガス給tJl弁を介して高圧ガ
ス供給系J5よび高圧ガス受容系に接続すると共に、低
圧ガス給排弁を介して低圧ガス供給系および低圧ガス受
容系に接続し、前記減圧塔に高圧液供給弁を介して高圧
液を供給する高圧液供給塔の塔内圧ツノJこり前記高圧
カス受容系の圧力を低く設定づると共に、低圧ガス供給
系の圧力を減圧液排出弁の塔内注力より高く設定してな
る高圧液の減11移送装置、にある。 以下、添イ」の図面を参照して説明する。 第1図は本発明の基本となる減圧移送装置を石炭液化プ
ラン1〜に適用した場合の一例を示づ一系統図で、1は
減圧塔、2は高圧ガス給排弁、3は低圧ガス給排弁、4
は高圧液供給弁、5は減圧液排出弁、14はも炭液化プ
ラントにJ′3ける高圧側気液分離塔、15は低几側気
液分離塔である。この減圧装置は、弁2〜5をシーケン
ス制御することによって、給液、減圧、排液および昇圧
の4行程からなる動作ケイクルで次のようにして操作さ
れる。 臂圧行稈を終了した状態を示す第1図においては、高圧
ガス給排弁2が開放され、他の弁3,4.5は閉じられ
、減圧塔1内の圧力は、ライン7を介して設定圧力に制
御される高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14
内の圧力と平衡している。この状態から高圧液供Ni弁
4をfail <と、高tit液供Kl富:としての高
圧側気液分離塔14から高圧、例えば、250 k(1
/Cl112の石炭液化生成物溶液が^圧開気液分1l
lll塔14の液面と減圧塔1の液面レベルのヘッド差
によって、ライン10を介して減圧堝1内に供給され、
減圧塔1内の液面はレベルL1から給液上限レベルL2
に上昇し、ヘッド差は気液分則塔14の液面T′;限と
減圧塔1の給液上限レベル(Ll)との差aにまで減少
°りる。平衡に達りると、高1−1ガス給排弁2を閉じ
てから高圧液供給弁4が閉じられる。給液行程中、減圧
塔1内のガスは11江ガス給排弁2を介して高圧ガス供
給ライン6に戻される。次いで、低圧ガス給排弁3がv
llかれ、減汁塔1内のガスと共に石炭液化生成物溶液
中の溶解ガスが低圧ガスライン8を通って減圧塔1から
紡出され、該減圧塔1内の圧力は、ライン9を介して設
定圧力に制御される低圧側気液分離塔15内の圧力、例
えば、100 k(J/ cm2と平衡づるまで減圧さ
れ、液面はレベルL2からL3まで上昇り−る。 減圧塔1内の圧力が平衡に達すると減圧液排出弁5が聞
かれ、減圧塔1の減圧液液面と低圧側気液分離塔15の
液面上限とのヘッド差によって減肚塔1内の減圧された
石炭液化生成物溶液が、低圧側気液分離J5151\排
出、移送されると同時に、その液面はレベルL3から排
液下限レベルL4に降下し、ヘッド差は)賎圧塔1の排
液下限レベルL4と気液分離塔の液面上限との差すまで
減少りる。平衡に達りると低圧ガス排出弁3が閉じられ
た後、減圧液排出弁5が閉じられて排液工程を終り、次
いで高圧ガス給排弁2が聞けられ、高圧側気液分離11
4からの高圧ガスによって、減圧塔1内の液は高Lf(
It!I気液分離塔14内の圧力と同圧まで昇圧され、
その液面は11液下限レベルL4からLlまで降下して
平衡に達し、第1図の状態にもどり、次のケイクルの給
液0稈に移るという動作を繰り返す。 この減圧移送’M置は、ガスは石炭液化生成物溶液から
高圧側気液分離塔14内で分離されたもので、はぼ完全
ガス体となっているため固形物粒子の含イjもはどんど
なく、また高温域ではあるが水素弁を含有しているため
、コーキングが発生しにくく、従って、カスラインG、
8.9を閉塞りることはへい、という利点を有しCいる
。しかし、高圧側気液分離塔14で気液分離された石炭
液化生成物溶液は前記の通り塔間のヘッド差にJ、り流
動さUている為、給液0稈の終りや1」1液行程の終り
近くになるとヘッド差が小さくなるため流速が低下し、
?:J程完了に長11)間を要し、また触媒やスラッジ
その他の固形物粒子が沈陪し、配管内に沈降物が積層し
たり、水素弁が含まれないためコーキングを発生覆るな
ど不安定要素が多く、これらが原因となって流動抵抗が
徐々に増入りることから、それに4]勝つ(流動さ已る
ためには、ヘッド差a 63よびbを人さくづる一方、
弁おにび配管口径を人さくしな【)れ゛ばならず、結果
として塔の架構、建屋が高層−二なるばかりでなく、配
管口径の増大に伴なう高温域での熱影響を逃がす配管の
曲率部分の増大により設置面積が増大し、げ設置が高く
なるという問題がある。しかも、給液上限レベル(Ll
)や排液下限レベル(la)を検出りる液面計が不可欠
となり、その使用に伴なう問題も多い。 本発明は、前記基本的装置における問題を解決するため
、高圧側気液分離塔から減圧塔へ高圧液を移送する際、
d5よび減圧塔から低圧側気液分離塔へ減圧された減圧
液を移送ツる際、それぞれ上流側の塔の気相の圧力を下
流側の気相の圧力よりも高くし、その差圧と両塔内の液
体間のヘッド差により液体を移送させるようにしたもの
である。 このようにりるど、上流側と下流側のjh内の液体間の
ヘッド差を大ぎくする必要はなく、従って上流側の塔と
下流側の塔の高さを同一にし低層化り′ることか可能ど
なるばかりでなく、問題点の多い液面謝を不要に出来る
仙、設置面積および建設費を低減づることかできる。 第2図は、本発明方法の実施に使用ザる高圧液減圧移送
装置の一例を示し、この装置は高圧カス給排弁2を含み
、高圧ガス供給源としての高圧側気液分離塔14と減圧
塔1を接続するライン6からライン22を分岐さける一
方、ライン6に第1圧力制御弁(減圧弁)20おJ:び
yM断弁21を配設しくある。ライン22には高圧液供
給時のカスをで′ぎる限り高い圧力エネルギを持ったま
ま下流側へ排出りる中圧ガス排出ライン23が接続され
、該中ノFガスυ[出ライン23には減圧塔内の圧力を
高)二[制振液分離塔内圧力より低く設定するため第2
圧ツノ制御弁(リリーフ弁)27か配設されている。ま
た、ライン22は^圧カス供給源としての高圧側気液分
離塔14を低圧カス供給源としても流用するため低(1
−ガス供給ライン24に分岐さけてあり、該ラーrン2
4は排液詩の減圧塔内の圧力を低圧側気液分離塔15内
の圧力より高く設定する第3圧力制御弁(減圧弁〉25
および遮断弁26が配設される一方、一端を低圧ガス給
排弁3の出口側に接続されている。低圧ガス給排弁3は
遮断弁28と共に減圧塔1と低圧側気液分離塔15を接
続するライン8に配設されている。 なお、高圧ガス給JJI弁2 J5よび低圧カス給排弁
3を減圧塔1に接続づるライン17にはガス流動検出器
31が配設されている。 高圧側気液分離塔14へは石炭液化プラントの反応塔(
図示けず)から高温高圧の石炭液化生成物溶液がライン
12により供給され、高圧側気液分離塔14から減圧塔
1へ高圧液を供給づる高圧液供給ライン10おJ:び減
圧J81で減圧して得た減圧液を減圧塔1から低圧側気
液分離塔15へ移送づる減圧液JJI出ライン11は一
直線状に414成され、高圧側気液分離塔14、減圧塔
1および低圧開気液分1i11[塔15はほぼ同一空間
レベル内に配列されている。 前記の様に構成された本発明に係る高圧液の減圧移送装
置は、第3図に示すタイムヂャートで弁をシーケンス制
・御することにより、昇圧、給液、減圧および排液を一
1ナイクルとして動作する。J゛なわら、いま排液行程
が終った状態にあるものとすると、遮断弁21.28は
1口状態にあり、減圧Jgl内の圧力P1は低圧側気液
分離塔15内の圧力Po′ど平衡している。この状態で
高圧ガス給排弁2が開放されると、高圧側気液分離塔1
4内の高圧ガスが第1圧力制御弁20により、例えば、
250 kg/ cn+2から245 k(1/ cm
2まで減圧され、遮断弁21および高圧ガス給排弁2を
経て減圧塔1内に流入し、減圧塔内圧力P1は第1圧力
制御弁20および第2圧力制御弁27により設定された
圧力J、で上昇りる。この11y、他の弁は全て閉であ
る1、なお、遮断弁2と並列に流量調節弁(2a)が配
設しである。設定圧力にまで減圧塔内LE力P1が上臂
Jると、遮断弁21が閉じられテi’ メ1f″j程が
終ると共に、高圧液供給弁4が聞【ノられ給液行程が開
始される。 この給液工程では、高圧側気液分離塔14内のイ」炭液
化生成物溶液は、第1 A5よび第2圧力制御弁20.
27で設定される減圧塔1内の圧力P+’ と高圧側気
液分離塔14の設定圧力POとの差圧△P1(=Po
−P+ ’ )および両塔内の液面レベルの相違による
ヘッド差によって減圧塔1へ移送され、減圧堝1内のガ
スは高圧カス給1ノ1弁2から第2 It力副制御弁2
7経て中圧ガス排出ライン23へ排出される。石炭液化
生成物溶液が減圧塔1の給液上限レベルL2まで供給さ
れると、後述する液面レベル検出手段としてのガス流動
検出器(例えば、差圧泪)31で検出され、その検出(
3号により高圧ガス給排弁2が閉じられると共に、遮断
弁21が開放され、次いで、高圧液供給弁4が閉じられ
て給液行程が終り、低圧ガス給排弁3が開放されると減
圧行程が17i1始される。 この減1=行程では、減圧用1内の高圧ガスは低圧ガス
給排弁3を経′C遮断弁28を会む低圧ガス受容系ライ
ン9により下流の低圧側気液分離塔15の方へ排出され
、減圧塔1内の圧力P1は低圧側気液分離塔1:】内の
設定圧力Po′にまで、厳密にばPo′と平衡するまで
減圧される。このため、減圧Jl!i内の溶液214膨
服し、その液面はレベルL、3まで上昇7る。減圧塔1
内の圧力 Plがイバ圧側気液分離塔15の設定圧力P
o′例えば、100kc+/’cm2ど平衡するまで低
下りると、遮断弁28がIIIじて減圧行程が終り、次
いで減圧液排出弁5を開放Jると共に’M ITJi弁
26全26することにより排液行程が開始される。 このiJ)液行程では、ライン6およびライン22を経
てライン24に流入づる高圧ガスが減圧弁としての第3
圧力制御弁25にJこり設定される圧力P1″(例えば
、105 k(1/ Cl112 )が減圧塔1 内0
) ’dl i(uに加わるため、その設定圧力P1″
と低圧側気液分離J515内の設定圧力Po′との差圧
△1−)2(−p、 + 1)、 n )および両
塔内の液面差によるヘッド差にJ:っ−(、減圧された
石lA液化生成物溶)■々が減圧塔1から低圧側気液分
離塔15へ移送される。 減圧塔1内の液面が排液下限レベルし4に降下りると、
ガス流動検出器31により検出され、その検出信号によ
り低圧ガス給排弁3および遮断弁2Gか閉じられる一方
、遮断弁28が開放され、次いでパ減圧液排出弁5か閉
じられて排液iJ稈が終り、次のサイクルの昇圧t−J
稈が開始される。 前記実施例では、減J■塔をI JM設置した場合につ
いて説明したが、この場合、高圧側気液分離IJ%から
のIJI液4液上3低圧側気液分離塔への給液が間欠的
になり、両塔内の液面の変動が人ぎくなるので、それぞ
れ高圧ガス給排弁、低圧ガス給排弁、高圧液供給弁およ
び減圧液排出弁を備えた複数の減圧塔を相互に並列接続
し、それらの動作サイクルの位相をずらして作動させ、
高圧側気液分離塔から連続的に高圧液が排出されるよう
にすると共に、低1■側気液分離塔へ連続的に減圧液を
供給づるようにすることもできる。第2図の装置では高
圧側気液分離J514の液面上限より減圧塔1の頂部を
高くづる一方、低圧側気液分離塔15の液面下限より減
)JT J凸1の底部を低くづ−ることで、減圧塔1の
直径が細くできるため流速が速くなり塔や配管内に固形
物粒子などの沈降物がJ(L槓するのをより効果的に防
止Jることができる。また、減圧塔は高温高圧の気液を
供給されるため、大径になるほど肉厚を太き、(ル′T
:、耐1圧性1を高める必要があり、製造上内勤を1゛
I′なうが、小径にすることにより製造が容易となる。 ざらに場合によっては配管ラインと同径の管を多数並列
接続したものとし、これを減圧塔に代用づることもでき
る。この場合、特別な圧力容器を必要どけず、配管とバ
ルブの組合せのみで減圧装置を構成づることができる。 本発明は、6炭液化プラントなどの化学プラントで多量
に発生ずる高圧ガスの圧力エネルギを利用して、その圧
力制御によって高圧液の減圧および移送を行なうように
し、減圧Jδへの給液d)よび減圧塔からのりi液性の
減圧塔とその」:流側まIζtri下流側の塔の内部圧
力の差△1〕1、Δ1〕2を適宜設定することにより所
望の速度でa IAを移送てぎるので、液中の沈降物が
配管内に1「梢し流動抵抗が増大したり、閉塞したりす
るのを防止でさ、しかも減圧塔とその上流側または下流
側の塔の液面差によるヘッド差Cまた(ユdが零に近句
いていて6両塔内の圧力差に五つCH休をG送で八るた
め、塔の架構、建屋を低層化できる他、11夕側で減圧
しようとづる従来の減圧装置のように摺動部月を必肢と
せず、固形物粒子含有液が接する弁はその前後Cはぼ差
圧のない状態で間開されるため17粍か少なく装置の耐
久性を向上させることがでさ、複雑な機1i%を必要と
ヒづ゛波器配管(ライン10.11)b直線的に行なえ
るので′建設費の低減を図ると共に保守を容易にするこ
とがeきる。さらに、注力制御弁20,25,27Gよ
実際の流動抵抗に合わUて任怠に圧力設定できるので、
初期設定ばかりでなく操業途中で、例えば、流動抵抗が
変化しても、設定値を変えるだ【ノで容易に対処できる
という優れた効果を秦−りる。 なj3、弁の開閉は減圧塔内の液面の変動を検出し、そ
の検出信号を利用して行なうことができるが、減圧塔内
で気液2相を対向させ、気相の圧ノ〕制御によって高圧
液の減圧移送を行なうようにした本発明おいては、信頼
性に欠は問題の多い液面計を使用することなく、より容
易に精度よく減圧移送装置を運転することができる。 すなわち、従来、液面検出法としては、液面に浮かべた
フ0−1−の変位を測定2g゛るフロート式、超音波が
弁用されてから液面で反射されてくる時間を測定しC液
面の高さを求める超音波式、液面の゛高ざを対向Jる電
極間の静電容量の大きさに変換し、その静電容量を測定
することにより液面の高さを求める静電容開式、タンク
内の気相の圧力を検出し、液体底部の圧力との差を測定
して液面を求める差圧式など種々実用化されている。し
かしながら、前記石炭液化生成物溶液のように高温高圧
で固形物粒子を含む液体の液面を検出する場合、フロー
ト式や超高波式では液に触れる部分でコーキングが発生
したり、イNJる物がJlt槓りるなどの問題がある。 例えば、差1i一式液面計ににる液面検出方法は、圧力
容器の上端おJ、ば下端に受L1タイヤフラムを設り、
各ダイ1フツラムの受LJるカスおよび液体の圧力の変
化を、差圧検出器に接続されたキt?ピラリーチューブ
内の圧力伝播媒しトを介して、差圧検出器の感圧ダイ1
7フラムの動きに替え、その両側に設番ノlこ固定電極
の静電容量の変化どして検出して容器内の液面を求める
しのであるが、この方法は気液の密度変化に、J、って
検出L’i I艮が大きく影響を受【ノるため、温度、
圧力による補正が正確に行なえなければ、基準液曲名し
く(ま絶対液面との差を検出eきず、また、固形物粒子
の流動ににる受圧ダイレフラムの摩耗や液体の流動によ
る圧力変動をざ番)るため、あるいは受圧ダイヤフラム
面積に応じた受圧部を確保するため配管ラインより引込
んだ部分に受圧ダイ17フラムを配設すると、液流の低
下やn留を生じ、固形物粒子が沈降したリコーキングが
発生ずるなどの問題があった。使方、直接液体に触れず
に検出する方法として放銅線液面泪を用いる方法がある
が、石炭液化生成物溶液の液面検出に適用する場合、高
圧であるため減圧塔の直径に比例してぞの肉厚もI9く
なり、透過減衰量が大きくなるため、減圧塔に凹状の取
(−J穴を穿設し、放射線量および検出器を埋込むか、
あるいは肉厚に応じた放射線量とり゛るなどの対策が必
要となる。しかも、このような対策を施した場合、前者
では凹状取付穴に応力集中を起し塔にクラックを生じる
恐れがあり、後者では放射IQ足が増大する分だり危険
度が増加し、法的規制や保守上のヌl策が困難となる他
、どの方法も信頼性に欠けるため他の液面計との併設を
余儀なくされ、価格的にも高価となるなどの問題がある
。 これに対し、本発明方法においては、減圧塔1への給液
時a3 J:び減圧塔1からの排液時、上流側の塔内圧
力を下流側の塔内圧力より高くし、両塔間の差圧△P
+ 、△P2と両塔間の液面差(ヘッド差)で液体移送
す“るようにしているため、減圧時の液体の膨服d3’
J:び胃圧時の液体の圧縮による減圧塔内での液面上1
7tおよび液面降干を貨虞し、減圧塔をその拍部が^圧
側気液分離塔14の一定レベルに制御される設定液面レ
ベルL!5J、すeだり高く、かつ、その底部が低圧側
気液分離塔15の一定レベルに制御される設定液面L6
より1だ()低くなるような長さ2に設計し、間質して
お(プば、減圧塔1内の液面は、該減圧塔内の一点A1
にJ′3【)る圧力が該一点Δ1と同レベルにある高L
E側気液分離塔14内の一点A1にJ3ける圧力とが等
しくなるレベルC゛平衡に達し、また、減1f塔内の一
点A2におりる圧力が低圧側気液分離塔15内の一点B
2にお番ノる圧力とが等しくなるレベルで平衡に達りる
ので、給液時におりる高庄制振液分1411 j凸14
内の設定圧力Poと減圧塔内の圧力P+’ との差圧△
P+ (−Po −P+ ’ )、および排液時にお
番プる減圧塔内の圧力1〕1″と低圧側気液分離塔15
内の設定圧力Po’ との差圧△P2 (=PO’
−Pl“)をe、fの長さに応じて設定してお()ば、
ある一定のレベル以上に液面が上vc、 L、たり、降
十タることはない。従って、時間制御だけで減圧移送装
置の運転を行なうことができる。ま1〔、差圧△PI
、ΔP2を配管d3よび弁による損失ヘッドに相当りる
J、うに設定してjJ3 G)ば、給油完了時の液面差
Cおよび排液完了時の液面差dを零、あるいは任意差に
Jることができる。この設定には減圧塔内の液面が高圧
側気液分離塔の設定液面L5十Cより上昇したり、低圧
側気液分離塔の設定液面L6 fより降下することが
ないようにしなければならない。 他方、高圧側気液分離塔14と減圧塔1間の差圧△P1
、おにび減圧用1と低圧側気液分離塔15間の差Jf△
1〕2を小さく設定づ−ると、減圧塔1内の液面がある
一定しベルjス上に上昇したり降下したりJ゛ることが
なく安全であるが、差圧△P1、△P2が小さいため流
速が遅く、給液または排液時、減圧塔1内の液面が上昇
または降下するにつれて塔間の液面差(ヘッド差)が小
さくなり減圧塔内の液面の上昇または降下速度が遅くな
るが、こt目よ減圧用1に流出入するガスラインに配し
たガス流動検出器(例えば、差圧検出器)31のガス流
動量が一定m以下になったどきを減圧用1内の液面がレ
ベルL2またはレベルし4近傍に達したとみなして弁の
開閉制御をわなわ【!る。 従って、信頼瓜に欠け、かつ問題の多い液面i11を使
用することなく、減圧移送装置を運転り−ることができ
るという効果も得られる。なお、液面ム1を使用り°る
ことなく減圧移送装置を運転する本発明の方法は、ヘッ
ド差のみで液体移送を1:Jなう第1図の装置にも適用
でき、第2図の場合と同様に減圧用の全長を設定し、減
圧用にガスを給IJIりるガスラインに、例えば、差圧
検出器を配設し、給液時の昌圧制振液分頗[塔14と減
Fl塔1の差圧力、J3よび1)1液11、rの減ル塔
1と低圧側気液分離塔15どの差圧力がある設定差11
以下になるどきを検出し、その検出信号にJ、り弁を開
閉ツるように伏ればよい。 4、図面の簡単な説明 第1図は固形物粒子含有高圧液の減り、移送装置の基本
的4M成を示ず系統図、第2I2!lは不発I〃に係る
減圧移送装置を適用した石炭液化プラントの系統図、第
3図G;L第2図に示づ°装置の弁の開閉を示1タイム
チト−1・である。 1・・・減圧用、2・・・高圧ガス給排弁、3・・・低
圧ガス給排弁、4・・・1a圧液供給弁、5・・・減圧
液1′)1出弁、20・・・第1圧力制御弁、21,2
6.28・・・遮断弁、25・・・第3圧力制御弁、2
7・・・第2圧力制御弁、14・・・高圧側気液分離塔
、15・・・低圧側気液分離塔、31・・・ガス流動検
出器。
Claims (9)
- (1)下端(fill ttこそJzそれ配設された高
圧液供給弁および減圧液4)1出弁を介してそれぞれ高
圧液供給塔および減圧液受容塔に接続されると共に、上
端側にそれぞれ配設された高圧ガス給排弁捷たは低圧ガ
ス給排弁を介してそれぞれ高圧まだは低圧ガス供給系お
よび高圧または低圧ガス受容系に接続される減圧塔を用
い、該減圧塔内で気液2相を対向させ、前記高圧液供給
弁または減圧液排出弁を開放するに先立って、前記高圧
ガス給排弁まだは低圧ガス給排弁を開放させて前記減圧
塔内気相を前記高圧ガス供給系1だは低圧ガス受容系に
連通させることにより減圧塔内圧力の昇圧または減圧を
行ない、前記高圧ガス供給系または低圧ガス受容系を前
記減圧塔内気相から遮断した後、該減圧塔内気相を高圧
ガス受容系または低圧ガス供給系に連通させ、高圧液供
給塔内圧力と高圧ガス受容系により設定される減圧塔内
圧力の差捷だは低圧ガス供給系により設定される減圧塔
内圧力と減圧液′受容塔内圧力との差により高圧液の減
圧塔への供給甘だは減圧液の減圧塔からの排出を行なわ
ぜることを特徴とする高圧液の減圧移送方法。 - (2)下端側に高圧液供給弁と減圧液排出弁とを備え、
かつ、」二端側に高圧ガス給排弁および低圧ガス給排弁
を備えた減圧塔からなり、該減圧塔内−C気液2相を対
向させ、高圧液供給弁を介して供給される高圧液を、該
高圧液に対向するガスの圧力の制御により減圧および移
送を行なう装置であって、前記高圧ガス給利弁を介して
高圧ガス供給系および高圧ガス受容系に接続すると°共
に、低圧ガス給排弁を介して低圧ガス供給系および低圧
ガス受容系に接続し、前記減圧塔に高圧液供給弁を介し
て高圧液を供給する高圧液供給塔の塔内圧力より前記高
圧ガス受容系の圧力を低く設定すると共に、低圧ガス供
給系の圧力を減圧液受容塔の塔内圧力より高く設定して
なる高圧液の減圧移送装置。 - (3)前記高圧ガス供給系および高圧液供給塔が溶解ガ
スを含有する高圧液を気液分離する高圧気液分離塔から
なり、前記減圧槽の高圧ガス給排弁が遮断弁を介して該
高圧気液分離塔の上端側に接続されている特許請求の範
囲第2項記載の装置。 - (4)前記高圧ガス受容系が減圧槽への給液時その減圧
塔内圧力を設定する圧力制御弁を含み、該圧力制御卸弁
が直接または遮断弁を介して前記高圧ガス給排弁に接続
されている特許請求の範囲第2項まだは第3項記載の装
置。 - (5)前記低圧ガス供給系が減圧槽からの排液時そ受 の減圧塔内圧力を低圧液容塔内圧力より高く設定△ する圧力制御弁および遮断弁を含み、かつ、高圧ガス供
給系まだは高圧ガス受容系に接続されている特許請求の
範囲第2項〜第4項のいずれか一項記載の装置。 - (6)前記低圧ガス受容系および低圧液受容塔が溶解ガ
スを含有する低圧液を気液分離する低圧気液分離塔から
なり、該低圧気液分離塔の上端側が遮断弁を介して前記
低圧ガス給排弁に接続されている特許請求の範囲第2項
〜第5項のいずれか一項記載の装置。 - (7)前記減圧槽が、前記高圧液供給塔の設定液面レベ
ルよりも高い頂部と、前記低圧液受容塔の設定液面レベ
ルよりも低い底部とを有する特許請求の範囲第2項〜第
6項のいずれか一項記載の装置。 - (8)前記減圧槽に供給丑だは該減圧槽から排出される
ガスの流れを検出するガス流動検出器を配設してなる特
許請求の範囲第7項記載の装置。 - (9)前記減圧槽が並列接続された管群からなる特許請
求の範囲第2項〜第8項記載のいずれか一項記載の装置
。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324583A JPS59216620A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 高圧液の減圧移送方法およびその装置 |
AU17146/83A AU538151B2 (en) | 1982-07-24 | 1983-07-21 | Pressure reduction apparatus for solid particle containing high pressure liquids |
DE19833326524 DE3326524A1 (de) | 1982-07-24 | 1983-07-22 | Druckreduziervorrichtung fuer feststoffpartikel enthaltende fluessigkeiten mit hohem druck |
CA000432989A CA1211677A (en) | 1982-07-24 | 1983-07-22 | Pressure reduction apparatus for solid particle- containing high pressure liquids |
US06/516,283 US4508549A (en) | 1982-07-24 | 1983-07-22 | Pressure reduction apparatus for solid particle-containing high pressure liquids |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9324583A JPS59216620A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 高圧液の減圧移送方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216620A true JPS59216620A (ja) | 1984-12-06 |
Family
ID=14077119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9324583A Pending JPS59216620A (ja) | 1982-07-24 | 1983-05-25 | 高圧液の減圧移送方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328437A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | セラミック デザイン インターナショナル ホールディング ビイ.ブイ. | 反応生成物を製造する方法及び装置 |
JPH08243375A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Tsushosangyosho Kiso Sangyokyokucho | 高圧容器内の固液混合物の連続減圧抜き出し方法 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9324583A patent/JPS59216620A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6328437A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-06 | セラミック デザイン インターナショナル ホールディング ビイ.ブイ. | 反応生成物を製造する方法及び装置 |
JPH08243375A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Tsushosangyosho Kiso Sangyokyokucho | 高圧容器内の固液混合物の連続減圧抜き出し方法 |
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