JPS59215577A - 転炉ガスからcoガスを回収する方法 - Google Patents
転炉ガスからcoガスを回収する方法Info
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- JPS59215577A JPS59215577A JP58088849A JP8884983A JPS59215577A JP S59215577 A JPS59215577 A JP S59215577A JP 58088849 A JP58088849 A JP 58088849A JP 8884983 A JP8884983 A JP 8884983A JP S59215577 A JPS59215577 A JP S59215577A
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- gas
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- circulation
- heat exchanger
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/10—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions
- Y02P10/122—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions by capturing or storing CO2
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製鉄所から発生する転炉ガスを深冷分離するこ
とにより、高純度のCOガスを製品として経済的に回収
する方法に関するものである。
とにより、高純度のCOガスを製品として経済的に回収
する方法に関するものである。
COガスは酢酸、高級アルコール等の原料とし。
て使用されるが、このCOガス源を何に求めるかによっ
て製品の製造コストが大きく左右されることは言うまで
もなく、できる限り安価なガス源が望まれている。この
様な産業上の要請に対し、製鉄所から発生する廃ガス、
特にCOを主成分とし少量のN2 、N2 、C0
2,02等を含む転炉ガスが着目され、この転炉ガスか
らCOガスを製品として回収することが試みられている
。これまでに提案された方法としては、 (1)転炉ガス中のCO酸成分四塩化アル・ミ銅のトル
エン溶液で吸収して回収する方法(通称コソーブ法)と
、 (2)転炉ガス中のCO□、N2 、02 、N20成
分を予め除去した後、砧留によりCO酸成分N2成分に
分離し、該CO酸成分製品COガスとして回収するいわ
ゆる深冷分離法、の2つがある。
て製品の製造コストが大きく左右されることは言うまで
もなく、できる限り安価なガス源が望まれている。この
様な産業上の要請に対し、製鉄所から発生する廃ガス、
特にCOを主成分とし少量のN2 、N2 、C0
2,02等を含む転炉ガスが着目され、この転炉ガスか
らCOガスを製品として回収することが試みられている
。これまでに提案された方法としては、 (1)転炉ガス中のCO酸成分四塩化アル・ミ銅のトル
エン溶液で吸収して回収する方法(通称コソーブ法)と
、 (2)転炉ガス中のCO□、N2 、02 、N20成
分を予め除去した後、砧留によりCO酸成分N2成分に
分離し、該CO酸成分製品COガスとして回収するいわ
ゆる深冷分離法、の2つがある。
ところでコンソープ法の場合は回収されたCOO20純
度が99−以上で極めて高く、又電力消費量が比較的少
ない(深冷分離法に比べて約1/2で済む)という長所
を有するが、製品COガス中にはトルエン蒸気が含まれ
、このままでは酢酸等の合成用原料としての要求基準(
0,1p+祠ン、下)を満足することは困難でちる。従
って代雑旦つ高価なfffi手段を別途施さねばならな
い。
度が99−以上で極めて高く、又電力消費量が比較的少
ない(深冷分離法に比べて約1/2で済む)という長所
を有するが、製品COガス中にはトルエン蒸気が含まれ
、このままでは酢酸等の合成用原料としての要求基準(
0,1p+祠ン、下)を満足することは困難でちる。従
って代雑旦つ高価なfffi手段を別途施さねばならな
い。
一方深冷分離法の場合はトルエン混入の恐れが全くない
ので、上記コンープ法の欠点は存在しない。しかし逆に
コソーブ法に比べて、回収されたCOO20純度が98
係程度である点及び電力消術開発が要求されていた。
ので、上記コンープ法の欠点は存在しない。しかし逆に
コソーブ法に比べて、回収されたCOO20純度が98
係程度である点及び電力消術開発が要求されていた。
本発明者等もこうした事情に着目して、転炉ガスからC
OO20経済的に回収するプロセスを開発すべく研究に
着手し、特に酢酸等の合成用原料としてCOO20品位
は98%程度で十分である点及び同ガスのトルエン含有
量は0.11114m以下でなければならない点を考慮
して深冷分離法を基本プロセスとして採用し、従来の同
法における欠点即ち電力消費量が多いという欠点を解消
すべく種々研究を重ねた結果、その電力消費量をコソー
ブ法並みもしくはそれ以下まで少なくすることに成功し
たものである。
OO20経済的に回収するプロセスを開発すべく研究に
着手し、特に酢酸等の合成用原料としてCOO20品位
は98%程度で十分である点及び同ガスのトルエン含有
量は0.11114m以下でなければならない点を考慮
して深冷分離法を基本プロセスとして採用し、従来の同
法における欠点即ち電力消費量が多いという欠点を解消
すべく種々研究を重ねた結果、その電力消費量をコソー
ブ法並みもしくはそれ以下まで少なくすることに成功し
たものである。
しかしてこの様な本発明方法の構成は、原料とシる脱炭
後の転炉ガスを、精留塔で分離された製品COガス及び
廃ガスで冷却した後、精留塔に導入して該塔内で底部の
CO酸成分頂部の廃ガス成分に夫々分離し、該頂部の廃
ガス成分は、COO環用熱交換器によシ昇温された後戻
ガス用タービンによる膨張作用を受けて寒冷を発生せし
め、上記原料転炉ガスを冷却して自からの温度が回復さ
れた後保冷箱から取出す一方、精留塔底部のCO酸成分
、頂部コンデンサーに導入して該頂部に存在するN2成
分を液化させると共にCO成成分外らはガス化し、更に
該ガス化CO成分の一部は、上記COO環用熱交換器を
経由して保冷箱外に取出した後低圧循環圧縮機で圧縮し
、該圧縮された出口側ガスの一部を再び上記COO環用
熱交換器を経由して精留塔底部に直接吹込むと共に、前
記出口側ガスの残部を高圧循環圧縮イ長で圧縮し上記C
OO環用熱交換器から循環ガス彦張用タービンを経由せ
しめてCOガス循環流路に導入する一方、上記ガス化C
O成分の他の一部は、上記原料転炉ガスを冷却して自か
らの温度が回復された後製品COガスとして回収する様
にした点に要旨を有するものである。
後の転炉ガスを、精留塔で分離された製品COガス及び
廃ガスで冷却した後、精留塔に導入して該塔内で底部の
CO酸成分頂部の廃ガス成分に夫々分離し、該頂部の廃
ガス成分は、COO環用熱交換器によシ昇温された後戻
ガス用タービンによる膨張作用を受けて寒冷を発生せし
め、上記原料転炉ガスを冷却して自からの温度が回復さ
れた後保冷箱から取出す一方、精留塔底部のCO酸成分
、頂部コンデンサーに導入して該頂部に存在するN2成
分を液化させると共にCO成成分外らはガス化し、更に
該ガス化CO成分の一部は、上記COO環用熱交換器を
経由して保冷箱外に取出した後低圧循環圧縮機で圧縮し
、該圧縮された出口側ガスの一部を再び上記COO環用
熱交換器を経由して精留塔底部に直接吹込むと共に、前
記出口側ガスの残部を高圧循環圧縮イ長で圧縮し上記C
OO環用熱交換器から循環ガス彦張用タービンを経由せ
しめてCOガス循環流路に導入する一方、上記ガス化C
O成分の他の一部は、上記原料転炉ガスを冷却して自か
らの温度が回復された後製品COガスとして回収する様
にした点に要旨を有するものである。
以下実施例図面を参照しつつ本発明の構成及び作用効果
を説明するが、本発明方法の特徴をよシ理解し易くする
為に従来方法(上述の深冷分離法)のプロセスを対比さ
せることによって両者の差異を明瞭にしつつ説明する。
を説明するが、本発明方法の特徴をよシ理解し易くする
為に従来方法(上述の深冷分離法)のプロセスを対比さ
せることによって両者の差異を明瞭にしつつ説明する。
第1図は本発明方法の実施例を示すフローシート、第2
図は従来方法としては最も新しい特公昭55−2320
2号方法のフローシートである。即ちg1図において脱
炭後の転炉ガスは予備処理部1で予めC02,N2,0
2゜N20成 冷箱2内の主熱交換器3に導入される。Co2,N2。
図は従来方法としては最も新しい特公昭55−2320
2号方法のフローシートである。即ちg1図において脱
炭後の転炉ガスは予備処理部1で予めC02,N2,0
2゜N20成 冷箱2内の主熱交換器3に導入される。Co2,N2。
0□,N20成
ガスという)は主熱交換器3内でいわゆる戻シガスでお
る製品COガス及び廃ガスによシ沸,へ付近まで冷却さ
れた後。ラインL2を通って精留塔底部4aのリボイラ
ー5に導かれるが、一部はりボイラー5に達する以前に
液化器6に導き、戻シ廃ガスと積極的に熱交換させるこ
とによシ寒冷の有効利用を図っている。リボイラー5に
導入された原料ガスは、底部4aに留まっている液化C
Oとの熱交換によシ完全に凝縮し、次いでラインL3を
通シ膨張弁7により約4.5kg/cm’Gまで膨張さ
れた後、精留塔4の中部付近から該塔4内に供給される
。そして原料ガスは鞘部作用によってCO酸成分N2そ
の他の成分に分離され、CO酸成分液化COとして底部
4aに留g、N2その他の成分はN2を主成分とする廃
ガスとして頂部4bに留まる。この廃ガスはラインL4
から抜き出された後、CO循環用第4熱交換器(以下単
に第4熱交換器という。更に以下第1〜4熱交換器とい
うときはすべてCO循環用のものを意味するものとする
)H4及び第3熱交換器H3を経由する間に約−140
℃まで昇温される。更に昇温後のj亮ガスは廃ガス用タ
ービン8によって約0.21<g/cnr’Gまで膨張
して寒冷を発生し、ラインL5から液化器6及び主熱交
換器3を経て保冷箱2の外に取シ出される。4即ち廃ガ
スは、液化器6及び主熱交換器3で原料ガスに寒冷を十
分与えると共に、自らは温度を回復して取シ出される。
る製品COガス及び廃ガスによシ沸,へ付近まで冷却さ
れた後。ラインL2を通って精留塔底部4aのリボイラ
ー5に導かれるが、一部はりボイラー5に達する以前に
液化器6に導き、戻シ廃ガスと積極的に熱交換させるこ
とによシ寒冷の有効利用を図っている。リボイラー5に
導入された原料ガスは、底部4aに留まっている液化C
Oとの熱交換によシ完全に凝縮し、次いでラインL3を
通シ膨張弁7により約4.5kg/cm’Gまで膨張さ
れた後、精留塔4の中部付近から該塔4内に供給される
。そして原料ガスは鞘部作用によってCO酸成分N2そ
の他の成分に分離され、CO酸成分液化COとして底部
4aに留g、N2その他の成分はN2を主成分とする廃
ガスとして頂部4bに留まる。この廃ガスはラインL4
から抜き出された後、CO循環用第4熱交換器(以下単
に第4熱交換器という。更に以下第1〜4熱交換器とい
うときはすべてCO循環用のものを意味するものとする
)H4及び第3熱交換器H3を経由する間に約−140
℃まで昇温される。更に昇温後のj亮ガスは廃ガス用タ
ービン8によって約0.21<g/cnr’Gまで膨張
して寒冷を発生し、ラインL5から液化器6及び主熱交
換器3を経て保冷箱2の外に取シ出される。4即ち廃ガ
スは、液化器6及び主熱交換器3で原料ガスに寒冷を十
分与えると共に、自らは温度を回復して取シ出される。
一方精留塔底部4aに留まる液化COはラインL6から
抜き出された後、過冷却器9を経てラインL7から頂部
4bに設けられた頂部コンデンサー(以下単にコンデン
サーという)10に導入されるが、ラインL7に設けら
れた減圧弁11によシ約2 kg/ o+Fc、に減圧
された後導入される。コンデンサー10に6状で供給さ
れた液化COは、頂部4bに留まっているN2成分を液
化して精留塔4の環流液とし、自らはガス化する。ガス
化したCO酸成分以下気化COという)はラインL8か
ら抜き出された後過冷却器9を経て、その一部はライン
L9から主熱交換器3を通シ、原料ガスを冷却すると共
に自らは温度を回復した後、製品COガスとして保冷箱
2の外に取り出され、回収される。一方上記気化COの
残部はラインLIOから順次、第3熱交換器H3、?8
2熱交換器H2及び第1熱交換器H1を経て保冷箱2の
外に取り出された後、低圧循環圧縮機12に導かれ、該
圧縮機12によって約1.9 kg / cnr’Gか
ら約4.8 kgメイGまで圧縮される。
抜き出された後、過冷却器9を経てラインL7から頂部
4bに設けられた頂部コンデンサー(以下単にコンデン
サーという)10に導入されるが、ラインL7に設けら
れた減圧弁11によシ約2 kg/ o+Fc、に減圧
された後導入される。コンデンサー10に6状で供給さ
れた液化COは、頂部4bに留まっているN2成分を液
化して精留塔4の環流液とし、自らはガス化する。ガス
化したCO酸成分以下気化COという)はラインL8か
ら抜き出された後過冷却器9を経て、その一部はライン
L9から主熱交換器3を通シ、原料ガスを冷却すると共
に自らは温度を回復した後、製品COガスとして保冷箱
2の外に取り出され、回収される。一方上記気化COの
残部はラインLIOから順次、第3熱交換器H3、?8
2熱交換器H2及び第1熱交換器H1を経て保冷箱2の
外に取り出された後、低圧循環圧縮機12に導かれ、該
圧縮機12によって約1.9 kg / cnr’Gか
ら約4.8 kgメイGまで圧縮される。
こうして圧縮された気化COの一部はラインL11から
第1〜第4熱交換器(Hl、〜、 n 4 )を順次経
由することにより沸点近くまで冷却された後、精留塔4
の底部4aに直接吹き込まれる。又圧縮気化COの残部
は、ライン12から高圧循環圧縮機13に導き、更に圧
縮せしめた後、第1熱交換器H1に送る。この熱交換器
H1の経由により約−140℃まで冷却された気化CO
は循環ガス膨張用タービン14によって約2 kgcm
’G iで膨張して寒冷を発生し、ラインL13から図
中一点鎖ねで示すCOガス循環流路の適所(図ではライ
ンL8)に導入し、廃ガス用膨張タービン8による寒冷
発生不足分を補っている。
第1〜第4熱交換器(Hl、〜、 n 4 )を順次経
由することにより沸点近くまで冷却された後、精留塔4
の底部4aに直接吹き込まれる。又圧縮気化COの残部
は、ライン12から高圧循環圧縮機13に導き、更に圧
縮せしめた後、第1熱交換器H1に送る。この熱交換器
H1の経由により約−140℃まで冷却された気化CO
は循環ガス膨張用タービン14によって約2 kgcm
’G iで膨張して寒冷を発生し、ラインL13から図
中一点鎖ねで示すCOガス循環流路の適所(図ではライ
ンL8)に導入し、廃ガス用膨張タービン8による寒冷
発生不足分を補っている。
一方従来方法は第2図に示す様に原料ガスはジインL2
1から第1冷却器Aに入って戻シの製品COガス及び廃
ガスにより冷却された後、更にラインL22から第2冷
却器Bを通る間にラインL33よシ入ってラインL24
より出ていく窒素ガス(窒素タービンFよりの寒冷発生
源となる循環窒素ガス)によって約−175℃まで冷却
され、次いでラインL23よシ膨張弁Hに入r約2.5
kg / c♂Gに膨張した後、ラインL24を経て精
留塔Cに供給される。供給された原料ガスは精留塔Cで
CO酸成分N2その他の成分に分離され、CO酸成分塔
底から液状で全量抜き出され、ラインL27から第1冷
却器Aに入シ、原料ガスを冷却して温度回復した後製品
COガスとして取シ出される。一方N2その他の成分は
塔頂よシ抜き出されてラインL25よシ第1冷却器Aに
入り、原料ガスを冷却した後席ガスとして取り出される
。
1から第1冷却器Aに入って戻シの製品COガス及び廃
ガスにより冷却された後、更にラインL22から第2冷
却器Bを通る間にラインL33よシ入ってラインL24
より出ていく窒素ガス(窒素タービンFよりの寒冷発生
源となる循環窒素ガス)によって約−175℃まで冷却
され、次いでラインL23よシ膨張弁Hに入r約2.5
kg / c♂Gに膨張した後、ラインL24を経て精
留塔Cに供給される。供給された原料ガスは精留塔Cで
CO酸成分N2その他の成分に分離され、CO酸成分塔
底から液状で全量抜き出され、ラインL27から第1冷
却器Aに入シ、原料ガスを冷却して温度回復した後製品
COガスとして取シ出される。一方N2その他の成分は
塔頂よシ抜き出されてラインL25よシ第1冷却器Aに
入り、原料ガスを冷却した後席ガスとして取り出される
。
又精留塔Cの精留操作及び装置の寒冷発生源となる循環
窒素の窒素ガスは、ラインL29より窒素圧縮機りに入
シ該圧縮器りで約0.9kg/cぜGから約8kg/c
♂Gに圧縮された後、ラインL30よシ第1窒素熱交換
器Eに入り、戻りのラインL36から入ってラインL2
9よシ出ていく窒素ガス(約0.9 kg / c♂G
)により冷却されプζ後ラインL31より出ていく。そ
の後圧縮窒素ガスは2分され、一方は窒素タービンF、
ラインL33、第2冷却器B及びラインL34を経由し
て流れ、他の一方はラインL37、精留塔底部のりボイ
ラーR1ラインL38、第2窒素熱交換器G1ラインL
39、膨張弁H、ラインL40、精留塔頂部のコンデン
サーに1ラインL41.R35及び第2窒素熱交器Gを
経た後、前述の戻りのラインL36から第1窒素熱交換
器Eを通ってライ・ンL29から窒素圧縮機りに入シ、
以後上述の窒素循環が行なわれる。
窒素の窒素ガスは、ラインL29より窒素圧縮機りに入
シ該圧縮器りで約0.9kg/cぜGから約8kg/c
♂Gに圧縮された後、ラインL30よシ第1窒素熱交換
器Eに入り、戻りのラインL36から入ってラインL2
9よシ出ていく窒素ガス(約0.9 kg / c♂G
)により冷却されプζ後ラインL31より出ていく。そ
の後圧縮窒素ガスは2分され、一方は窒素タービンF、
ラインL33、第2冷却器B及びラインL34を経由し
て流れ、他の一方はラインL37、精留塔底部のりボイ
ラーR1ラインL38、第2窒素熱交換器G1ラインL
39、膨張弁H、ラインL40、精留塔頂部のコンデン
サーに1ラインL41.R35及び第2窒素熱交器Gを
経た後、前述の戻りのラインL36から第1窒素熱交換
器Eを通ってライ・ンL29から窒素圧縮機りに入シ、
以後上述の窒素循環が行なわれる。
この様に本発明方法と従来方法とでは栂成上顕著に異な
る所があるが、その構成上の相違は操条経済上の大きな
差異、特に電力原単位の大小となって現われるが、以下
具体的に説明し、本発明方法の作用効果を明確にする。
る所があるが、その構成上の相違は操条経済上の大きな
差異、特に電力原単位の大小となって現われるが、以下
具体的に説明し、本発明方法の作用効果を明確にする。
本発明方法では上述しプこ様に精腎塔底部の加熱及び同
塔頂部の冷却は第1図中一点鎖線で示すCOガス循環系
統を用いて行なっており、その循環に当っては低圧循環
圧縮機12の入口圧を約1.9kg/c#G、同出ロ圧
を約4.8 kg / cm’Gとし、圧縮比を2に設
定している。これはN2成分とCO酸成分その沸点にか
いて夫々−196℃及び−191,5℃と非常に接近し
ているので、循環ガスの塔頂。
塔頂部の冷却は第1図中一点鎖線で示すCOガス循環系
統を用いて行なっており、その循環に当っては低圧循環
圧縮機12の入口圧を約1.9kg/c#G、同出ロ圧
を約4.8 kg / cm’Gとし、圧縮比を2に設
定している。これはN2成分とCO酸成分その沸点にか
いて夫々−196℃及び−191,5℃と非常に接近し
ているので、循環ガスの塔頂。
塔底での圧力比は2程度でも精留を行なう上で支障はな
いからである。この点に関し従来方法では第2図中一点
鎖線で示す窒素ガス循環系統を用いて行なっておh、そ
の循環に当っては窒素圧縮機りの入口圧を約0.9 k
g / cnr’G 、同出口圧を約8kg/cfG、
圧縮比4.5に設定している。即ち従来方法では寒冷発
生用の窒素タービンFを循環系統と同じ圧力で使用する
構成でちるから、循環ガスの全てを圧縮比4.5で圧縮
しなければならず、その為に窒素圧縮機りとして必要以
上に大型のものを用意しなければならなくなって非常に
不経済である。これに対し本発明に使用される低圧循環
圧縮機12は圧縮比を2として運転できる規4芭のもの
であればよいので小型で済む。
いからである。この点に関し従来方法では第2図中一点
鎖線で示す窒素ガス循環系統を用いて行なっておh、そ
の循環に当っては窒素圧縮機りの入口圧を約0.9 k
g / cnr’G 、同出口圧を約8kg/cfG、
圧縮比4.5に設定している。即ち従来方法では寒冷発
生用の窒素タービンFを循環系統と同じ圧力で使用する
構成でちるから、循環ガスの全てを圧縮比4.5で圧縮
しなければならず、その為に窒素圧縮機りとして必要以
上に大型のものを用意しなければならなくなって非常に
不経済である。これに対し本発明に使用される低圧循環
圧縮機12は圧縮比を2として運転できる規4芭のもの
であればよいので小型で済む。
又従来方法の場合、循環系統に伺いている窒素タービン
Fのみにより所要寒冷を発生させているので、循環圧縮
機たる窒素圧縮機りの容量を非常に大きくしなければな
らず、電力消費量は相当多くなる。しかし本発明方法で
は精留塔4を約4.5kg/c#Gで運転操作し、該塔
頂部41)から約4.4kg / cI♂Gで抜き出さ
れる廃ガスを廃ガス庇張タービン8によシ大気圧付近ま
で膨張させることによって所要寒冷の大部分をまかない
、不足分については循環ガス膨張用タービン14を利用
している。
Fのみにより所要寒冷を発生させているので、循環圧縮
機たる窒素圧縮機りの容量を非常に大きくしなければな
らず、電力消費量は相当多くなる。しかし本発明方法で
は精留塔4を約4.5kg/c#Gで運転操作し、該塔
頂部41)から約4.4kg / cI♂Gで抜き出さ
れる廃ガスを廃ガス庇張タービン8によシ大気圧付近ま
で膨張させることによって所要寒冷の大部分をまかない
、不足分については循環ガス膨張用タービン14を利用
している。
即ち低圧循環圧縮機12の出口側ガスの一部を抜き出し
て循環ガス系統から独立させ、更に高圧循環圧縮機13
で圧縮した後、循環ガス膨張用タービン14に導入して
寒冷を発生させ、この寒冷を循環ガス系統内に補給する
ことにより行なっている。従って高圧循環圧縮機13と
しては容量の小サイもので済み、電力消費量は僅かであ
る。
て循環ガス系統から独立させ、更に高圧循環圧縮機13
で圧縮した後、循環ガス膨張用タービン14に導入して
寒冷を発生させ、この寒冷を循環ガス系統内に補給する
ことにより行なっている。従って高圧循環圧縮機13と
しては容量の小サイもので済み、電力消費量は僅かであ
る。
本発明方法の主要な作用効果については上述した通りで
あるが、下記する様な伺加的な効果も享受し得る。即ち
従来方法ではラインL28から取出されるCOガスはは
IY常圧であるため、これを製品COガスとして回収す
るには更に所定の圧力例えば約30 kg / cnf
’G t’で昇圧する必要があるため、いわゆるCO圧
縮機を付設しなければならない。しかし本発明方法にお
ける高圧循環圧縮機13はまさに製品coガスを対象と
しているので、該圧縮機13の出口側から一部を回収す
る様にすればCO圧縮機を別途新設しなくて済むことに
なり、非常に経済的である。
あるが、下記する様な伺加的な効果も享受し得る。即ち
従来方法ではラインL28から取出されるCOガスはは
IY常圧であるため、これを製品COガスとして回収す
るには更に所定の圧力例えば約30 kg / cnf
’G t’で昇圧する必要があるため、いわゆるCO圧
縮機を付設しなければならない。しかし本発明方法にお
ける高圧循環圧縮機13はまさに製品coガスを対象と
しているので、該圧縮機13の出口側から一部を回収す
る様にすればCO圧縮機を別途新設しなくて済むことに
なり、非常に経済的である。
又従来方法ではB留塔底部の加熱に当っては底部内に設
鎧されたりボイラーRに循環ガスを通す方式を採用して
いる。しかしこの方式では循環ガスにたとえCOガスを
使用し得たとしても、リボイラーRについてのり、γ面
温度降下や圧損の補充分を考慮しなければならないので
、循環圧縮機の吐出圧力を上昇させなければならず、電
力消費量の増大につながる。しかし本発明方法では循環
ガスを精留塔に直接吹込む方式を採用しているので、上
述の様に循環圧縮機の吐出圧力を上昇させる必要は特に
なく、電力消費量の大巾な節約が可能である。
鎧されたりボイラーRに循環ガスを通す方式を採用して
いる。しかしこの方式では循環ガスにたとえCOガスを
使用し得たとしても、リボイラーRについてのり、γ面
温度降下や圧損の補充分を考慮しなければならないので
、循環圧縮機の吐出圧力を上昇させなければならず、電
力消費量の増大につながる。しかし本発明方法では循環
ガスを精留塔に直接吹込む方式を採用しているので、上
述の様に循環圧縮機の吐出圧力を上昇させる必要は特に
なく、電力消費量の大巾な節約が可能である。
尚上記実施例は本発明の一代表例であって、本発明を限
定する性質のものではなく、前述の趣旨に沿って膨張タ
ービン、圧縮機をはじめプロセス構成ぜモ器等の型式、
穏類、容量、配置形態等を処理条件に合致するように適
宜設計変更することは全て本発明の技術的範囲に含まれ
る。
定する性質のものではなく、前述の趣旨に沿って膨張タ
ービン、圧縮機をはじめプロセス構成ぜモ器等の型式、
穏類、容量、配置形態等を処理条件に合致するように適
宜設計変更することは全て本発明の技術的範囲に含まれ
る。
本発明は以上の様に構成したので、電力消費量の少ない
深冷分離法が提供され、トルエンを含有しない高純度(
98%)の製品COガスを転炉ガスから経済的に回収で
きる様になった。
深冷分離法が提供され、トルエンを含有しない高純度(
98%)の製品COガスを転炉ガスから経済的に回収で
きる様になった。
’−’l’71図は本発明方法を例示するフローシート
、第2図は従来方法を示すフローシートである。 ]・・・予備処理部 2°゛°保冷箱3・・・主熱
交換器 4・・・精留塔4a・・・精留塔底部
4b・・・精留塔頂部訃・・リボイラー 6・・
・液化器8・・・廃ガス膨張タービン 9・・・過冷却器 10・・・コンデンサー12
・・・低圧循環圧縮1.;3 13・・・高圧循環圧+
1’tjj tf1314・・・循環ガス膨張用タービ
ン I(1桐■4・・・CO循環用熱交換器出願人 株式
会社神戸製〈[・1所
、第2図は従来方法を示すフローシートである。 ]・・・予備処理部 2°゛°保冷箱3・・・主熱
交換器 4・・・精留塔4a・・・精留塔底部
4b・・・精留塔頂部訃・・リボイラー 6・・
・液化器8・・・廃ガス膨張タービン 9・・・過冷却器 10・・・コンデンサー12
・・・低圧循環圧縮1.;3 13・・・高圧循環圧+
1’tjj tf1314・・・循環ガス膨張用タービ
ン I(1桐■4・・・CO循環用熱交換器出願人 株式
会社神戸製〈[・1所
Claims (1)
- 脱炭後の転炉ガスを原料としてCOガスを回収する方法
であって、精留塔で分離された製品COガス及び廃ガス
で原料転炉ガスを冷却した後、精留塔に導入して該塔内
で底部のCO酸成分頂部の廃ガス成分に夫々分離し、該
頂部の脆ガス成分は、CO循環用熱交換器により昇温さ
れた後廃ガス用タービンによる膨張作用を受けて寒冷を
発生せしめ、上記原料転炉ガスを冷却して白からの温度
が回復された後保冷箱から取出す一方、精留塔底部のC
O酸成分、頂部コンデンサーに導入して該頂部に存在す
るN2成分を液化させると共にCO成分自らはガス化し
、更に該ガス化CO成分の一部は、上記CO循環用熱交
換器を経由して保冷箱外に取出した後低圧循環圧縮機で
圧縮し、該圧縮された出口側ガスの一部を再び上記CO
循環用熱交換器を経由して精留塔底部に直接吹込むと共
に、前記出口側ガスの残部を高圧循環圧縮機で圧縮し上
記CO循環用熱交換器から循環ガス膨張用タービンを経
由せしめてCOガス循環流路に導入する一方、上記ガス
化CO成分の他の一部は、上記原料転炉ガスを冷却して
自からの温度が同役された後製品COガスとして回収す
ることを特徴とする転炉ガスからCOガスを回収する方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58088849A JPS59215577A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 転炉ガスからcoガスを回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58088849A JPS59215577A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 転炉ガスからcoガスを回収する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59215577A true JPS59215577A (ja) | 1984-12-05 |
Family
ID=13954424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58088849A Pending JPS59215577A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 転炉ガスからcoガスを回収する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59215577A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346367A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-27 | 大同ほくさん株式会社 | 一酸化炭素分離精製装置 |
CN102562191A (zh) * | 2010-10-22 | 2012-07-11 | 株式会社东芝 | 二氧化碳回收方法和二氧化碳回收型蒸汽发电系统 |
CN102721264A (zh) * | 2012-07-04 | 2012-10-10 | 开封空分集团有限公司 | 一氧化碳混合气提纯装置及提纯方法 |
CN107267706A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-10-20 | 中冶华天南京工程技术有限公司 | 转炉煤气冷却系统及其冷却方法 |
CN109971913A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-07-05 | 东北大学 | 一种近零排放的钢产烟气余热回收系统 |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP58088849A patent/JPS59215577A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346367A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-27 | 大同ほくさん株式会社 | 一酸化炭素分離精製装置 |
CN102562191A (zh) * | 2010-10-22 | 2012-07-11 | 株式会社东芝 | 二氧化碳回收方法和二氧化碳回收型蒸汽发电系统 |
CN102721264A (zh) * | 2012-07-04 | 2012-10-10 | 开封空分集团有限公司 | 一氧化碳混合气提纯装置及提纯方法 |
CN107267706A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-10-20 | 中冶华天南京工程技术有限公司 | 转炉煤气冷却系统及其冷却方法 |
CN109971913A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-07-05 | 东北大学 | 一种近零排放的钢产烟气余热回收系统 |
CN109971913B (zh) * | 2019-03-26 | 2020-05-22 | 东北大学 | 一种近零排放的钢产烟气余热回收系统 |
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