JPS5921534Y2 - Btlアンプ - Google Patents

Btlアンプ

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Publication number
JPS5921534Y2
JPS5921534Y2 JP6614879U JP6614879U JPS5921534Y2 JP S5921534 Y2 JPS5921534 Y2 JP S5921534Y2 JP 6614879 U JP6614879 U JP 6614879U JP 6614879 U JP6614879 U JP 6614879U JP S5921534 Y2 JPS5921534 Y2 JP S5921534Y2
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JP
Japan
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amplifier
circuit
load
switching means
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP6614879U
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English (en)
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JPS55165504U (ja
Inventor
有三 石垣
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Publication date
Application filed by ヤマハ株式会社 filed Critical ヤマハ株式会社
Priority to JP6614879U priority Critical patent/JPS5921534Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、故障する確率のきわめて低いBTLアンプ
に関する。
信頼性を特に要求されるシステム(例えばパブリックア
ドレス用等)においては、2個の増幅回路を並列に配置
し一方の増幅回路が故障した場合は他方の増幅回路によ
って負荷を駆動する構成がと・ちれる。
第1図は上記構成になる増幅器の一例を示すもので、5
EPP(シングルエンディドプラシュプル)回路等から
なる増幅回路1,2の各出力端が各々切換スイッチ3の
端子A、端子Bに接続され、切換スイッチ3の共通端子
Cが負荷4に接続されている。
そして、常時は増幅回路1の出力を切換スイッチ3を介
して負荷4に供給し、また増幅回路1が故障の場合には
切換スイッチ3の端子Bと共通端子Cとを接続し、増幅
回路2の出力を負荷4に供給するようになっている。
(なお、増幅回路1,2を上記と逆に用いてもよい。
)しかしながら、上記構成になる増幅器は、切換スイッ
チ3の操作を手動によって行なった場合は一時的に増幅
回路1あるいは2の出力が負荷4に供給されなくなり、
切換スイッチ3の操作を自動で行なった場合は制御が複
雑になり、更に増幅回路1,2の内の一方は常にアイド
ル状態にあるので設備としての利用率が悪い欠点があっ
た。
この考案は上記事情を考慮してなされたもので、第1、
第2の電力増幅回路から構成されるBTLアンプを常時
はBTLアンプとして動作させ、一方の電力増幅回路が
故障時には異常検出回路の出力により自動的に他方の電
力増幅回路による増幅器として動作させ、以って負荷に
全く信号が供給されなくなる故障の確率を小とする一方
、設備としての利用率を向上させ、更に上記切換を自動
的に行なうことにより、一時的に負荷に信号が供給され
なくなる心配をなくすようにしたものである。
以下、図面を参照しこの考案の実施例について説明する
第2図は、この考案になるBTLアンプの構成を示すブ
ロック図であり、この図において信号源11からの信号
が増幅回路12(第1の電力増幅回路)、13(第2の
電力増幅回路)の各入力端に供給されるようになってい
る。
これら増幅回路12、13は、各々非反転増幅器、反転
増幅器として構成された5EPP回路であり、異常検出
回路14(第1の異常検出回路)、15(第2の異常検
出回路)が各々に設けられている。
(なお、この異常検出回路14、15については後述す
る。
)この増幅回路12の出力端子16および負荷17の一
方の端子間、増幅回路13の出力端子18および負荷1
7の他方の端子間には各々切換スイッチ19(第1の切
換手段)、20(第2の切換手段)が介挿され、また、
負荷17の一方の、端子および接地間、負荷17の他方
の端子および接地間には各々切換スイッチ21(第3の
切換手段)、22(第4の切換手段)が介挿されている
そして、これら切換スイッチ19.21が異常検出回路
14・の出力により駆動され、また切換スイッチ20、
22が異常検出回路15の出力により駆動されるように
なっている。
この場合、異常検出回路14゜15の出力が送出されて
ない時は切換スイッチ19゜20が“ON”切換スイッ
チ21.22が“OFF”である。
前記異常検出回路14.15は各々増幅回路12.13
の異常を検出する回路である。
従来、5EPP回路の異常を検出する回路方式として種
々のものが考えられているが、この実施例においては次
の3種の異常検出回路を採用している。
すなわち、(1)SEPP回路の出力端子の直流オフセ
ット電圧のずれを検出するオフセットずれ検出回路、(
2)回路内の最終段トランジスタのジャンクション温度
の異常上昇を検知するサーマルプロテクタ、(3)同最
終段トランジスタのコレクタ損失の異常上昇を検出する
コレクタ損失検出回路の3回路を採用している。
そして、これらの回路の内いずれが動作した場合も異常
検出出力が送出されるようになっている。
次に、上記構成になるBTLアンプの動作について説明
する。
まず、増幅回路12.13が共に正常な場合は、切換ス
イッチ19.20が“ON”切換スイッチ21.22が
“OFF”となっている。
この結果、第2図に示す回路は通常のBTLアンプとし
て動作し、信号源11からの信号が増幅回路12.13
によって逆位相で増幅され、負荷17の両端子に加えら
れる。
次に、例えば増幅回路12に何らかの異常が発生した場
合について説明する。
この異常は前述した異常検出回路14によって検知され
、異常検出出力が切換スイッチ19.21の各駆動コイ
ル(図示略)に送出される。
この結果、切換スイッチ19が“’OFF”となると同
時に切換スイッチ21が“ON”となる。
すなわち、異常が発生した増幅回路12が負荷17から
切離される一方、負荷17の一方の端子が接地され、し
かして負荷、17は増幅回路13のみによって駆動され
ることになる。
言い換えれば第2図に示す回路が5EPPアンプとして
動作することになる。
他方、増幅回路13に異常が発生した場合は、異常検出
回路15の異常検出出力により切換スイッチ20.22
が各々°“OFF”、°“ON“となり上記の場合と逆
に増幅回路12のみによって負荷17が駆動される。
次に、第2図に示す回路において、負荷17に供給され
る電力について考察する。
ここで、増幅回路12.13に各々供給される正電源電
圧を+Vcc、負電源電圧を−Vccとする。
まず、増幅回路12゜13がいずれも正常な場合(すな
わち、BTLアンプとして動作する場合)、負荷17に
供給される最大電力P1は波高値2■CCの電圧が負荷
17に印加されることから、 なる式により求められる。
また増幅回路12.13のいずれか一方が故障した場合
(すなわち、5EPPアンプとして動作する場合)、負
荷17に供給される最大電力P2は波高値Vccの電圧
が負荷17に印加されることから、 なる式により求められる。
(ロ)式から したがって、 上記(イ)。
なる関係が得られる。
すなわち、第2図に示す回路がBTLアンプとして動作
する場合は、5EPPアンプとして動作する場合の4倍
の電力を負荷17に供給することができる。
次に、第2図に示す回路が正常である確率、故障する確
率を以下に示す。
但し、増幅回路12.13の故障率を共にXとする。
(1) 第2図に示す回路が正常である確率β1(出
力100%)。
(2)第2図に示す回路が5EPPアンプとして動作す
る確率/32(出力25%)。
(3)第2図に示す回路が完全故障となる確率病(出力
C)。
一方、通路のBTLアンプ(この考案による構成をとら
ない場合)の正常である確率、故障する確率は以下のよ
うになる。
但し、上記BTLアンプを構成する2個の増幅回路の故
障率を共にXとする。
(1)正常である確率β4 (出力100%)。
しかして、一般にX<1であり上記(へ)式および(イ
)式においてX)X2であることから、この考案になる
BTLアンプの故障率は通常のBTLアンプの故障率に
比較しはるかに小となることがわかる。
以上説明したように、この考案によれば第1、第2の電
力増幅回路から構成されるBTLアンプを、常時はBT
Lアンプとして動作させ、前記第1、第2の電力増幅回
路のうち一方の電力増幅回路が故障時には自動的に他方
の電力増幅回路による増幅器として動作させるようにし
たので、出力が全く得られない故障となる確率を小とす
ることができると共に、一方の電力増幅回路が故障時に
、連続的に(信号が途切れることなく)信号を負荷に供
給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2個の増幅器を並列に配置し信頼性を増すよ
うにした従来の増幅器の構成を示すブロック図、第2図
はこの考案の一実施例を示すブロック図である。 12・・・・・・第1の電力増幅回路(増幅回路)、1
3・・・・・・第2の電力増幅回路(増幅回路)、14
・・・・・・第1の異常検出回路(異常検出回路)、1
5・・・・・・第2の異常検出回路(異常検出回路)、
16.18・・・・・・出力端子、17・・・・・・負
荷、19・・・・・・第1の切換手段(切換スイッチ)
、20・・・・・・第2の切換手段(切換スイッチ)、
21・・・・・・第3の切換手段、(切換スイッチ)、
22・・・・・・第4の切換手段(切換スイッチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2の電力増幅回路を互いに逆相でドライブし、
    これら第1、第2の電力増幅回路の各出力端子間に負荷
    を接続するBTLアンプにおいて、前記第1の電力増幅
    回路の異常を検出する第1の異常検出回路と、前記第2
    の電力増幅回路の異常を検出する第2の異常検出回路と
    、前記第1の電力増幅回路の出力端子および前記負荷の
    一方の端子間、前記第2の電力増幅回路の出力端子およ
    び前記負荷の他方の端子間に各々介挿された第1、第2
    の切換手段とJ前記負荷の一方の端子および接地間、他
    方の端子および接地間に各々介挿された第3、第4の切
    換手段とを設けてなり、前記第1、第2の電力増幅回路
    が共に正常な場合は前記第1、第2の切換手段を閉とす
    る一方前記第3、第4の切換手段を開とし、前記第1の
    電力増幅回路に異常が発生した場合は前記第1の異常検
    出回路の出力により前記第1の切換手段を開とする一方
    前記第3の切換手段を閉とし、前記第2の電力増幅回路
    に異常が発生した場合は前記第2の異常検出回路の出力
    により前記第2の切換手段を開とする一方前記第4の切
    換手段を閉とするようになしたことを特徴とするBTL
    アンプ。
JP6614879U 1979-05-17 1979-05-17 Btlアンプ Expired JPS5921534Y2 (ja)

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JP6614879U JPS5921534Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 Btlアンプ

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JP6614879U JPS5921534Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 Btlアンプ

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JPS55165504U JPS55165504U (ja) 1980-11-28
JPS5921534Y2 true JPS5921534Y2 (ja) 1984-06-26

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ID=29300121

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JP6614879U Expired JPS5921534Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 Btlアンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3622713A1 (de) * 1986-07-05 1988-01-07 Blaupunkt Werke Gmbh Schaltungsanordnung mit einer brueckenendstufe

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JPS55165504U (ja) 1980-11-28

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