JPS59213757A - ポリエチレンオキシド高重合体の溶解方法 - Google Patents

ポリエチレンオキシド高重合体の溶解方法

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JPS59213757A
JPS59213757A JP8821383A JP8821383A JPS59213757A JP S59213757 A JPS59213757 A JP S59213757A JP 8821383 A JP8821383 A JP 8821383A JP 8821383 A JP8821383 A JP 8821383A JP S59213757 A JPS59213757 A JP S59213757A
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polyethylene oxide
alcohol
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polyalkylene glycols
polysiloxanes
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Shiyuuji Yamamoto
山本 修滋
Morio Nakamura
守男 中村
Masataka Tsuchiya
正孝 土屋
Takushi Yamamoto
山本 琢司
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Seitetsu Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエチレンオキシド高重合体を水)こ溶解す
る方法ならびにこれに用いる組成物に関するものである
。その目的はポリエチレンオキシド主鎖が主として−C
H2−CH2−0−なる溝造単位の繰返しによって構成
され′Cいる、分子量が5万以上、好ましくは50万以
上の重合体であってエチレンオキシド単独の重合体のほ
か、エチレンオキシドを適当な触媒を用いて開環重合さ
せる際、少量のエポキシ基を含有する化合物、例えばプ
ロピレンオキシド、イソブチレンオキシド、スチレンオ
キシド、フタジエンモノオキシド2アリルグリシジルエ
ーテル、グリシジルアクリレート、ビニルシクロヘキセ
ンモノオキシド、2−メチル−5,6−ニポキシヘキセ
ンー1などや、炭素−炭素の2重結合を有する化合物、
例凡ばエチレン、プロピレン、塩化ビニルなどを共存さ
せることにより得られる共重合体も水溶性である限り本
発明には通常、適当な媒体中に有機金属化合物を含む系
を触媒として存在させ、これに単量体を導入することを
こよって製造され通常粉末状で取出されることが多い。
ポリエチレンオキシド高重合体は抄紙用粘剤。
凝集剤1分散剤、沈降促進剤などの種々の用途に供され
る極めて有用な重合体であり、これらの分野においては
一般に1四〜15%程度の水溶液として使用される場合
が多い。
しかるにポリエチレンオキシド高重合体を水瘉こ溶解す
るに際してはそれ自身の溶解度がかなり大きいにもかか
わらず高重合度であるために難溶性の固まり、いわゆる
1ままこ、が生成し易く、短時間で均一な水溶液を得る
ことは非常に困難であり、また生成した1ままこ、を溶
解するのに溶解時間が大幅に長くなると共に操作や設備
管種々のトラブルの原因となる。
このような1ままこ、の生成防止法としては従来よりポ
リエチレンオキシド高重合体をあらかじめ有機溶剤中に
分散させた後、水(こ添加する方法が知られ【いるが、
この方法では有機溶剤が大量蚤こ必要であるうえ、製造
工程が増加するばかりでなく、水溶液の使用に際して障
害となる場合が少なくない。
本発明者らは前述の欠点を排除できるポリエチレンオキ
シド高重合体の溶解方法ならびに水への溶解性にすぐれ
たポリエチレンオキシド高重合体組成物について鋭意研
究を重ねた結果、ポリエチレンオキシド高重合体に、ポ
リシロキサン類およびポリアルキレングリコール類から
選ばれた少なくとも1種の化合物を添加した組成物が水
への溶解性にすぐれた効果を示すことを仰り本発明に至
った。
すなわち本発明の、要旨とするところは、ポリエチレン
オキシド高重合体を、ポリシロキサン類jよびポリアル
キレングリコール類かも選ばれた少なくとも1種の化合
物の存在下水に溶解する方法ら選ばれた少なくとも1種
の化合物を添加した水に溶解しやすいポリエチレンオキ
シド高重合体組成物である。
本発明で使用するポリシロキサン類とは、シロキサン結
合(−8i −0−8t−)を骨格とし、これに主とし
°(炭素及び水素からなる有機の基のついた有機珪素重
合体である。これらのポリシロキサン類は油状物、ゴム
状物、ワニス及び樹脂状物等各種のものが存在し、いず
れの形状のものでもポリエチレンオキシド高重合体に添
加混合して組成物とすることができるが、通常は直接混
合するか、アルコールや芳井族炭化水素等の有機溶剤に
懸濁させたポリエチレンオキシド高重合体にポリシロキ
サン類を加えて攪拌混合し、溶剤を留去して粉末状組成
物とする方法が便利である。
本発明で使用するポリシロキサン類の化学構造を例示す
るとジメチルポリシロキサンおよびメチル基の一部また
は全部をエチル基、プロピル基。
ビニル基、フェニル基などの他各種炭化水素基および水
素などの1種もしくは2種以上で置換した造を有するも
のである。
本発明で使用するポリアルキレングリコール類とは、3
個以上の炭素原子を有する脂肪酸類、酸アミド類、スル
ホン酸知、アルコール類、第1級アミン類、第2級アミ
ン類、およびフェノール類ならびに硫酸およびりん酸よ
り選ばれた少くとも1種(以F活性水素化合物と略す)
にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドあるいは
これらの両者を反応させることにより生成したと考えら
れる構造を有する化合物である。
活性水素化合物の代表とLで8個以上の炭素原子を有す
るアルコール類を例示すると、プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコール。
ブチルアルコール、イソブチルアルコール、  5ee
−4”チルアルコール、tert−7”チルアルコール
n−アミルアルコール、イソアミルアルコール。
ヘキシルアルコール類、ヘキシルアルコール類。
アルコール、ラウリルアルコール、トリデシルア/L/
 =r−ル、ミリスチルアルコー/L/、ベンタテシル
アルコール、セチルアルコ−rし、ヘフタテシルアルコ
ール、ステアリルアルコール、ノナデシルアルコール、
エイコシルアルコール、セリルアlレコール、メリシル
アルコール、アリルアルコール。
クロチtレアルコー7し、プロパルギルアルコール。
オレイルアルコール、シクロペンタノール、シクロへ+
す/−ルウベンジルアルコール、シンナミルアルコール
、フルフリルアルコール、フロピレンゲリコール、トリ
ノチレングリコール、α−ブチレングリコール、β−ブ
チレングリコール、テトラメチレングリコール、2,8
−ブタジェンジオール、へ+サメチレングリコール、シ
クロヘキサンジオール、2,2−ビス(4′−オキシフ
ェニル)プロパン、  4.4’−ジヒドロキシジフェ
ニルスルホン、グリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、マニト
ール、ソルビトールなどおよび単糖類ならびに単糖類に
比較的類似した砂糖、ぶどう糖、蔗糖などの多糖類など
である。またこれらの混合物であるいわゆるチーグラー
アルコ−1し、オキソア!レコール、セカンダリ−アル
コール、マッコウア2レコールなどを使用し得るのは当
然である。
これらのポリアルキレングリコール類のうち、ポリウレ
タン、ポリエステル、アlレキツド樹脂などのポリマー
原料−幽−■■腸として使用されているものを使用する
のが工業的に有利であり、水への溶解性が大きいものよ
りも水中に分散する程度のものが好結果を示すことが多
い。ポリアルキレングリコール類をポリエチレンオキシ
ド高重合体に添加する方法は、ポリシロキサン類を添加
する場合と同様の方法を採用すればよい。
本発明ニ!いてポリエチレンオキシド高重合体をこ添加
するポリシロキサン類、ポリアルキレングリコール類の
添加量は調製しようとするポリエチレンオキシド水溶液
の濃度またはこれら添加剤の種類、或いは添加方法など
によって多少異なる力(、の量が上記範囲より少なすぎ
るとポリエチレンオキシド高重合体の溶解性の改善は期
待できず、また上記範囲を越えて添加してもその溶解性
を更に向上させることはできないので経済的ではない。
本発明方法によってポリエチレンオキシド高重合体を溶
解する場合、水にポリエチレンオキシド高重合体を分散
させてから添加剤を添加して攪拌する方法、水に添加剤
を溶解もしくは分散させ”Cからポリエチレンオキシド
高重合体を加えて攪拌する方法、もしくは水にポリエチ
レンオキシド高重合体と添加剤とを同時に添加して攪拌
する方法などによって溶解操作を実施することもできる
が、通常、最も有効な水溶液の調製方法はあらかじめポ
リエチレンオキシド高重合体に添加剤を加えて均一に混
合処理したポリエチレンオキシド高重合体組成物を攪拌
水に分散させて溶解する方法である。
本発明において得られる水溶“液は添加剤の種類。
量などによって多少白濁現象を呈することもあるが、こ
の水溶液を種々の用途に使用するに際して障害となるこ
とはない。
本発明によってポリエチレンオキシド高重合体は短時間
で均一な水溶液となりその水溶液の粘度も添加剤を添加
しない場合と殆んど異ならず、しかも調製した水溶液の
粘性低下などの欠点が認められないという優れた利点を
有する。
次に本発明を実施例によって説明する。
実施例1 分子喰425万のポリエチレンオキシド100 gをヘ
キサンioo g中に懸濁させ、これにシリコーンオイ
ルWM100(ワラカー社製、ジメチルポリシロキサン
) 0.1 gを加えて攪拌後、ヘキサンを留出し、ジ
メチルポリシロキサンを混合した粉末状ポリエチレンオ
キシド組成物を得た。
の回転数goorpm) 11中に入れて溶解し2時間
で800センチボイズの水溶液を得た。この際ママコの
生成を認めなかった。
尚、ジメチルポリシロキサンを使用しなかった場合には
完全溶解tこ約2日間を要した。
実施例2 分子量200万のポリエチレンオキシド粉末100gを
攪拌しつつシリコーンオイルWM100(ワラカー社製
ジメチルポリシロキサン)10gを滴F混合して組成物
とした。
この組成物5gを水温20℃の攪拌水(攪拌機の回転数
20Orpm ) l /中に入れて溶解し、2時間で
40センチボイズ妊水溶液を得た。この溶解操作で全く
ママコはできなかった。
実施例3 ジメチルポリシロキサン0.1 gの代りにプロノ:/
 201 (B 本油脂製エチレンオキシドプロピレン
オキシドグロックコポリマー型界面活性剤)2gを用い
たこと、および分子量100万のポリエチレンオキシド
を用いたことを除き実施例1と同一の方法を行ない、2
時間で10センチボイズの水溶1を得た。
実施例4 ジメチルポリシロキサン0.1gの代りに7ニオンN 
S −202(B JEmBn製、ノニルフェノールエ
チレンオキシド付加物)2gを用いたことを除き実施例
1と同じ方法を行ない同様の結果を得た。
実施例5 ジメチルポリシロキサン0.1gの代りにオレイルアル
コール1モルをエチレンオキシド2モルと反応させた生
成物2gを用いたことを除き実施例1と同じ方法を行な
い同様の結果を得た。
実施例6 実施例1の方法で調製したジメチルポリシロキサンを混
合したポリエチレンオキシドを等量の原料ポリエチレン
オキシドと混合した組成物を実施例1と同一の方法で水
に溶解し、5時間で800センチポイズの水溶液を得た
アシール190−8 (製鉄化学製、ポリシロキサンの
芳香族炭化水素溶液)を加えて攪拌後、有機溶剤を留出
させ、ポリシロキサンを混合した粉末状ポリエチレンオ
キシト組成物を得た。この組成物につき実施例1の方法
で水溶性テストを行ない、第1表の結果を得た。
第1表 実施例8 アクアシール190− Sの代り0こ分子量SaO又は
900 (7) 2.2− ヒス(4′−オキシフェニ
ル)プロパンのプロピレンオキシド付加物’70.5 
g又は5gを用いて実施例6と同一のテストを行ない同
様の結果を得た。
実施例9 アクアシール190− Sに加えて分子M 1000の
ポリオキシプロピレングリコールを用いたことを除き実
施例7と同一のテストを行ない、第2表の結果を得た。
第  2 表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ポリエチレンオキシド高重合体を、ポリシロ
    キサン類およびポリアルキレングリコールから選ばれた
    少なくとも1種の化合物の存在下水に溶解することを特
    徴とするポリエチレンオキシド高重合体の溶解方法。
  2. (2)  ポリエチレンオキシド高重合体にポリシロキ
    サン類およびポリアルキレンゲリコール類カラ選ばれた
    少なくとも1種の化合物を添加したポリエチレンオキシ
    ド高重合体組成物。
JP8821383A 1983-05-18 1983-05-18 ポリエチレンオキシド高重合体の溶解方法 Granted JPS59213757A (ja)

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JPH0368895B2 JPH0368895B2 (ja) 1991-10-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998032785A1 (fr) * 1997-01-24 1998-07-30 Sumitomo Seika Chemicals Co., Ltd. Dispersion aqueuse de polyoxyde d'alkylene et procede permettant de la preparer
JP2015166419A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 住友精化株式会社 ポリアルキレンオキシド変性物の溶解方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120256A (ja) * 1974-08-13 1976-02-18 Yotsukaichi Gosei Kk Horiechirenokisaidojushi soseibutsu

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JP2015166419A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 住友精化株式会社 ポリアルキレンオキシド変性物の溶解方法

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