JPS59212806A - 写真用フィルタ− - Google Patents
写真用フィルタ−Info
- Publication number
- JPS59212806A JPS59212806A JP58086871A JP8687183A JPS59212806A JP S59212806 A JPS59212806 A JP S59212806A JP 58086871 A JP58086871 A JP 58086871A JP 8687183 A JP8687183 A JP 8687183A JP S59212806 A JPS59212806 A JP S59212806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- oxide film
- depositing
- curve
- evaporation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/28—Interference filters
- G02B5/285—Interference filters comprising deposited thin solid films
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明ハ、ガラスM板面1c ZrO2,CeO* 、
La5hsのいずれか一種の酸化被膜を被着してなる
写真用フィルターに関する。
La5hsのいずれか一種の酸化被膜を被着してなる
写真用フィルターに関する。
従来、天然色写真撮影において写真用フィルムの色再現
性をよくするために色ガラスフィルターが使用されてい
るが、これは紫外線を遮断し可視光をよ(透過しかつ5
20〜560nm の波長域付近に数パーセントの光吸
収ピークを有する特性のものが望ましいことが知られて
いる。この写真用色ガラスフィルターは、所定のガラス
原料を調合して電気炉やガス燃焼炉などにより1300
〜1500℃の高温度で十分に溶融し、よく撹拌した後
1000〜1200℃の温度で所望の金型に直接収容し
゛Cプレス成形する。ついでこの成形品を500〜60
0℃程度の温度で数時間に亘り熱処理し発色させて色ガ
ラスフィルターが完成する。
性をよくするために色ガラスフィルターが使用されてい
るが、これは紫外線を遮断し可視光をよ(透過しかつ5
20〜560nm の波長域付近に数パーセントの光吸
収ピークを有する特性のものが望ましいことが知られて
いる。この写真用色ガラスフィルターは、所定のガラス
原料を調合して電気炉やガス燃焼炉などにより1300
〜1500℃の高温度で十分に溶融し、よく撹拌した後
1000〜1200℃の温度で所望の金型に直接収容し
゛Cプレス成形する。ついでこの成形品を500〜60
0℃程度の温度で数時間に亘り熱処理し発色させて色ガ
ラスフィルターが完成する。
上記の色ガラスフィルターの製造においては、ガラスの
発色剤として高価な金やセレンを使用しその組成含有量
は0.001〜0.05重量%という微量調合コントロ
ールを行わねばならず、かつ高温溶融、再加熱処理によ
る発色など製造工程が複雑で製造コストも高いという欠
点がある。
発色剤として高価な金やセレンを使用しその組成含有量
は0.001〜0.05重量%という微量調合コントロ
ールを行わねばならず、かつ高温溶融、再加熱処理によ
る発色など製造工程が複雑で製造コストも高いという欠
点がある。
本発明は上記の欠点を除去するためになされたもので、
ガラス基板面に所定の金属酸化物の被膜を形成すること
により、紫外線を逃断し可視光をよ(透過しかつ520
〜5600mの波長域に5〜20%の吸収ピークを有す
る写真用フィルターを提供することを目的とするもので
ある。
ガラス基板面に所定の金属酸化物の被膜を形成すること
により、紫外線を逃断し可視光をよ(透過しかつ520
〜5600mの波長域に5〜20%の吸収ピークを有す
る写真用フィルターを提供することを目的とするもので
ある。
本発明は、色ガラスフィルターのように複“准な製造工
程を必要とせず、透明ガラス基板たとえば屈折率1.4
9〜1.52なるソーダライムガラスもしくは硼珪酸ガ
ラスの無色の透明ガラス基板の上記に、所定の金属酸化
被膜を干成し反射防止処理するという簡単な方法により
得られる写真用フィルターであり、しかも前記色ガラス
フィ、ルターと同等の分光特性を有するものである。す
なわち、zr02゜Cent 、 La@Osのいずれ
か一種であって屈折率が1.8〜2.2の範囲にある酸
化液j漠を光学的膜厚3波長(波長: 500〜800
nm)で透明ガラス基板面に被着してなり、520〜
560 nmの波長域に5〜2096の吸収ピークを有
しかつその透過率が8096以上であることを特徴とす
る写真用フィルターである。
程を必要とせず、透明ガラス基板たとえば屈折率1.4
9〜1.52なるソーダライムガラスもしくは硼珪酸ガ
ラスの無色の透明ガラス基板の上記に、所定の金属酸化
被膜を干成し反射防止処理するという簡単な方法により
得られる写真用フィルターであり、しかも前記色ガラス
フィ、ルターと同等の分光特性を有するものである。す
なわち、zr02゜Cent 、 La@Osのいずれ
か一種であって屈折率が1.8〜2.2の範囲にある酸
化液j漠を光学的膜厚3波長(波長: 500〜800
nm)で透明ガラス基板面に被着してなり、520〜
560 nmの波長域に5〜2096の吸収ピークを有
しかつその透過率が8096以上であることを特徴とす
る写真用フィルターである。
この写真用フィルターは、反射防止32L理により波長
400〜aoo nmにおける平均透過率が85%以上
で、透過限界波長は330〜35Qnmにあり、370
nmで透過率が76±696となり、520−5601
mの波長域に5〜20%の吸収ピークをもちかつその透
過率が8θ%以上なる分光特性を旬しているので、写真
撮影に使用した場合、不要な紫外線を適確に遮町1して
フレヤーやゴーストの少ない美しい色彩写真効果が得ら
れるものである。また本発明のフィルターは620〜5
60 nm波長域の吸収ピークによりピンク色を呈して
いるため、特に人物写真における肌色の再現性が良好で
、全体的なコントラストも鮮明である。さらに太陽光以
外の照明またはストロボ撮影等においても光源の波長や
エネルギーに形番されることなく同様にすぐれた効果を
示す。
400〜aoo nmにおける平均透過率が85%以上
で、透過限界波長は330〜35Qnmにあり、370
nmで透過率が76±696となり、520−5601
mの波長域に5〜20%の吸収ピークをもちかつその透
過率が8θ%以上なる分光特性を旬しているので、写真
撮影に使用した場合、不要な紫外線を適確に遮町1して
フレヤーやゴーストの少ない美しい色彩写真効果が得ら
れるものである。また本発明のフィルターは620〜5
60 nm波長域の吸収ピークによりピンク色を呈して
いるため、特に人物写真における肌色の再現性が良好で
、全体的なコントラストも鮮明である。さらに太陽光以
外の照明またはストロボ撮影等においても光源の波長や
エネルギーに形番されることなく同様にすぐれた効果を
示す。
本発明において金属酸化被膜の屈折率および膜厚を上記
数値に限定した理由を説明する。ガラス基板面に被着さ
れた金属酸化被膜の膜厚が%波長であフても屈折率が2
.2を超えると吸収が過大となり、屈折率が1.8より
小さいと所望の吸収が得られない。膜厚がへ波長より厚
(なると不均質膜となることが多(、%波長より薄いと
吸収が少なくなるので、いずれの場合も適当でない。ま
た、上記に限定した数値以外では620〜560 nm
とは別の波長域に吸収ピークを生ずることがある。
数値に限定した理由を説明する。ガラス基板面に被着さ
れた金属酸化被膜の膜厚が%波長であフても屈折率が2
.2を超えると吸収が過大となり、屈折率が1.8より
小さいと所望の吸収が得られない。膜厚がへ波長より厚
(なると不均質膜となることが多(、%波長より薄いと
吸収が少なくなるので、いずれの場合も適当でない。ま
た、上記に限定した数値以外では620〜560 nm
とは別の波長域に吸収ピークを生ずることがある。
次に本発明の実施例について説明する。
温度300℃、真空度lXl0 Torr (Os
カx導入)の真空蒸着条件において、ソーダライムガラ
スよりなる屈折率1.51の透明ガラス基板の一面にZ
r0tを%波長(波長: 540 nm)の膜厚で電子
線蒸着して酸化被膜を形成し、さらにその上面に三層反
射防止膜を蒸着すると本発明の写真用フィルターが得ら
れる。前記被膜蒸着における膜厚の制御には光電式膜厚
計が使用される。蒸着された酸化被膜は経時変化がなく
、被着強度も良好である。
カx導入)の真空蒸着条件において、ソーダライムガラ
スよりなる屈折率1.51の透明ガラス基板の一面にZ
r0tを%波長(波長: 540 nm)の膜厚で電子
線蒸着して酸化被膜を形成し、さらにその上面に三層反
射防止膜を蒸着すると本発明の写真用フィルターが得ら
れる。前記被膜蒸着における膜厚の制御には光電式膜厚
計が使用される。蒸着された酸化被膜は経時変化がなく
、被着強度も良好である。
この写真用フィルターの分光特性を図の曲線(1)で示
すが、従来の色ガラスフィルターの分光特性曲線(2)
とほぼ近似している。また前記写真用フィルターの他の
一面にも三層反射防止膜を蒸着したフィルターの分光特
性を曲線(3)に示す。
すが、従来の色ガラスフィルターの分光特性曲線(2)
とほぼ近似している。また前記写真用フィルターの他の
一面にも三層反射防止膜を蒸着したフィルターの分光特
性を曲線(3)に示す。
上記cy) ZrOs O)代わりにCeO2またはL
a*Osを%波長(波長: 540nm)の膜厚で蒸着
して酸化被膜を形成したフィルターの場合も、はぼ同様
の分光特性が得られる。
a*Osを%波長(波長: 540nm)の膜厚で蒸着
して酸化被膜を形成したフィルターの場合も、はぼ同様
の分光特性が得られる。
本発明の写真用フィルターを実際の写真撮影に使用した
場合、0人物の肌色の再現性がよ(、青色がすっきりと
していて、■画面全体のコントラストが鮮明であり、■
太陽光以外の光源においても肌色の再現性が良好である
等のすぐれた効果が得られる。
場合、0人物の肌色の再現性がよ(、青色がすっきりと
していて、■画面全体のコントラストが鮮明であり、■
太陽光以外の光源においても肌色の再現性が良好である
等のすぐれた効果が得られる。
上記の実施例ではガラス面への酸化被膜の形成は真空蒸
着によって行ったが、この方法に限定されることなくス
パッタリング法、浸漬法などを採用しても同様の効果が
得られる。
着によって行ったが、この方法に限定されることなくス
パッタリング法、浸漬法などを採用しても同様の効果が
得られる。
以上のように、本発明の写真用フィルターは普通の透明
ガラス基板の上面にZr Os 、 ceo2 、 L
a5hsのいずれか一種の酸化被膜を膜厚%波長で被着
するという簡単な方法で得られ、しかも従来の色ガラス
フィルターと同等の分光特性を有するので、製造工程の
簡易化、製造コストの低減にすぐれた効果をあげること
ができるものである。
ガラス基板の上面にZr Os 、 ceo2 、 L
a5hsのいずれか一種の酸化被膜を膜厚%波長で被着
するという簡単な方法で得られ、しかも従来の色ガラス
フィルターと同等の分光特性を有するので、製造工程の
簡易化、製造コストの低減にすぐれた効果をあげること
ができるものである。
ある。
(1)および(3)は本発明の写真用フィルターの特性
曲線、(2)は従来の色ガラスフィルターの特性的″線
。
曲線、(2)は従来の色ガラスフィルターの特性的″線
。
特許出願人 東芝硝子株式会社
波長(nm)
Claims (1)
- Zr Ot、 Ce 02 、 :[、a *Oaのい
ずれか一種であって屈折率力月、8〜2゜2の範囲にあ
る酸化被膜な膜厚%波長(波長:500〜6001m)
でガラス基板向に被着してなり、520〜560nm
の波長域に5〜20.%の吸収ピークを有しかつその
透過率が8096以上であることを特徴とする写真用フ
ィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58086871A JPS59212806A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 写真用フィルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58086871A JPS59212806A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 写真用フィルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59212806A true JPS59212806A (ja) | 1984-12-01 |
JPH0433001B2 JPH0433001B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=13898882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58086871A Granted JPS59212806A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 写真用フィルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59212806A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049901U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107428A (ja) * | 1973-02-14 | 1974-10-12 |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP58086871A patent/JPS59212806A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107428A (ja) * | 1973-02-14 | 1974-10-12 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049901U (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433001B2 (ja) | 1992-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4938857A (en) | Method for making colored metal alloy/oxynitride coatings | |
JP2740653B2 (ja) | 光学干渉フィルター | |
CN101244898B (zh) | 金色低辐射镀膜玻璃及其制作方法 | |
KR930001970B1 (ko) | 태양에너지 반사용 피복물품 및 그 제조방법 | |
CA1279535C (en) | Coated glass article as a new article of manufacture | |
US3410625A (en) | Multi-layer interference film with outermost layer for suppression of pass-band reflectance | |
FR2709484A1 (fr) | Matériau minéral transparent ou translucide à transmission élevée dans le domaine de longueurs d'onde de 2 700 à 3 300 nm, son procédé de fabrication et son utilisation. | |
JPH10503604A (ja) | 光吸収性および反射防止性のサングラス用コーティング | |
CN108642447A (zh) | 一种曲面镀膜板及其制备方法和包含其的太阳能组件 | |
CN109683214A (zh) | 应用于可见光和近红外光波段的双面镀膜玻璃及生产工艺 | |
JPH0684256B2 (ja) | 単板熱線反射ガラス | |
DK168793B1 (da) | Fremgangsmåde til fremstilling af en titanoxynitridovertrukket genstand samt anvendelse af således fremstillede genstande | |
JPS5983958A (ja) | 急速退色フオトクロミツクガラス | |
JP2004503798A (ja) | 表面ミラーコーティングを備える光学エレメントおよびこのコーティングを形成する方法 | |
CN110927963A (zh) | 一种短波宽带截止中波透过膜设计及制备方法 | |
Yamaguchi et al. | Anti-reflective coatings of flowerlike alumina on various glass substrates by the sol–gel process with the hot water treatment | |
JPS59212806A (ja) | 写真用フィルタ− | |
WO2023008123A1 (ja) | 膜付き基材及びその製造方法 | |
JPH0437805A (ja) | 積層薄膜よりなる反射鏡 | |
CN109336413A (zh) | 一种海洋蓝色热反射镀膜玻璃及其制备方法 | |
CN116435388A (zh) | 一种太阳能光伏组件及太阳能光伏组件的制备方法 | |
GB2029861A (en) | A heat reflecting pane and a method of manufacturing the same | |
JPS59148654A (ja) | 熱線遮断部材 | |
JPH0311355B2 (ja) | ||
JPH10123303A (ja) | 反射防止光学部品 |