JPS59212399A - 重量物移動用ストランドケ−ブルの撚れ防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ジヤツキラムの進行側と後退側の２個所に配設された一
双のブロックに夫々穿設された複数の円錐形孔に、１量
量物に一端を繋着されたストランドケーブルを構成する
多数の鋼撚線を１本宛貫通させて楔を介して碇止し、ジ
ヤツキラムを往復運動させることによって前記各鋼撚線
を前記−双のゾロツクで交互に掴持し、たぐり寄せて重
量物を移動させる場合、前記ストランドケーブルに張力
が加わると鋼撚線が撚りを戻す方向に撚じられることに
よって、ケーブル全体が撚じられ、ジヤツキラムが回転
したり碇着装置等に不利な撚れが生起して、重邦物移動
装置の組立時及び運転時に不都合を生じる。

本発明はこのような欠点を除去するために提案されたも
ので、複数本の銅撚線よりなるストランドケーブルを引
張材として使用して１量物を牽引移動せしめる装置にお
いて、前記ストランドケーブルを撚り方向の互いに相異
なる２種麹の鋼撚線より（１り成すイ；とともに、間両
鋼撚線を交互に配設してなイ）ことを特徴とする重量物
移動用ストランドケーブルの撚れ防止装置に係るもので
ある。

Ａ・発明Ｖ（お（・ては前記したように、前記重量物の
引張１４を構成するストランドケーブルが、撚り方向の
互℃・に相異なる２種類の鋼撚線を交互に配設して構成
されているので、前記ストランドケーブルに引張力か加
わったとき、各鋼撚線の撚れがケーブル内部で相殺され
、ストランドケーブル全体の撚れがなくなり、ストラン
ドケーブルと牽引用扛重装置が回転したり、鋼撚線碇着
装置に撚れを生起する等の不具合が防止されるものであ
る。

以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図は従来の重量物移動装置を示し、反力支持部材（
１）に支持された油圧ジヤツキ（２）のジヤツキラム（
３）先端及び前記反力支持部材（１）に夫々ジヤツキラ
ム進行側ブロック（４）及び後退側ブロック（５）が取
付られている。

前記各ブロック（４１５）には夫々多数の円錐形孔が穿
設され、同各円錐形孔に亘って、重量物（（３Ｈに緊着
された重量物移動用ケーブルの各鋼撚線（７）が１本宛
貫通され、円錐形に僕入された円錐状楔（８）（８′）
によって固定されている。

而して前記ジヤツキラム（３）を往後運動せしめること
により鋼撚線（７）を前記ブロック（４１（５１におい
て交互に掴持することによって油圧ジヤツキ（２）側に
たぐり寄七、重量物（６ンを移動せしめるように構成さ
れている。

前記第１図に示す従来の装置においては各鋼撚線（７）
の撚り方向が同一方向であるため、ストランドケーブル
に引張力が加えられたとき各鋼撚線（７）は撚りを戻す
方向に撚れ、従ってストランドケーブルは第２図の矢印
方向に撚れる。

本装置においては前記ストランド９ケーブルを８撚りと
２撚りとの、撚り方向が互いに相異なる２種類の鋼撚線
（７８）　（７Ｚ）より構成し、画調撚線（７Ｓ）（７
Ｚ）を交互に配設したものである。

従ってストランドケーブルに引張力が賦与されたとき、
前記２梗類の鋼撚線（７８）（７Ｚ）に互いに反対方向
の撚れが生起し、これらの撚れはケーブル内部で相殺さ
れ、ケーブル全体の撚れがなくなる。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の重量物移動装置の平面図、第２図はその
ストランドケーブル部分の断面図、第６図は本発明に係
る重量物移動用ストランド９ケーブルの撚れ防止装置に
おけるストランドケーブル部分の断面図、第４図及び第
５図は夫々Ｓ撚り鋼撚線並にＺ拗り鋼撚線の部分平面図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数本の鋼撚線よりなるストランドケーブルを引張拐と
   して使用してｈ景物を牽引移動せしめる装置において、
   前記ストランドケーブルを撚り方向の互いに相異なる２
   １％類の鋼撚線より構成するとともに、間両鋼撚線を交
   互に配設してなることを特徴とする重量物移動用ストラ
   ンドケーブルの撚れ防止装置。