JPS5921203A - ガス絶縁開閉設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス絶縁開閉設備に係り、特に開閉装置、変圧
器およびＭＯＦ（計器用変成器）等から構成されたガス
絶縁開閉設備に関するものである。

近年しゃ断器、断路器および母線等を有する開閉装置を
ガス絶縁し、６６〜１５４　ｋＶで受電するガス絶縁開
閉装置が大幅に普及し、一般産業の需要家でもこのガス
絶縁開閉装置を採用している。

し２かも最近は防災の見地から変圧器もガス絶縁され、
ガス絶縁変圧器が普及している。そしてこれら開閉装置
と変圧器等とから構成され、一般産業用に広く採用され
ているガス絶縁開閉設備はその２回線の単線接続図が第
１図に示されているように断路器１、しゃ断器２、母線
３、変圧器４等からなる夫々の回線とＭＯＦ５とが接続
されて構成されている。このような単線結線図で示され
る開閉設備でＭＯＦ５は変流器と計器用変成器とで構成
されており、電力会社より別途支給されるものである。

従ってこの）ｕｏＦｓは一つの独立した装置として取扱
う必要がある。

ところでこの単線接続図で示される開閉設備をガス絶縁
する場合、従来は回線毎の開閉装置２１〕部分である断
路器１、しゃ断器２と変圧器４とを夫々別々にガス絶縁
し、これら別々にガス絶縁したものとＭＯＩ”５とを接
続するようにしていた。

すなわち断路器１としゃ断器２とを一つの容器内に入れ
、変圧器４も一つの容器内に入れてガス絶縁し、これら
回線毎にガス絶縁した断路器１およびしゃ断器２等から
なる開閉装置２ｂおよび変圧器４の夫々の回線間を接続
し、更にこれら夫々の回線間を接続した開閉装置２ｂ部
分および変圧器４部分をＭＯＦ５を介して接続していた
。従って開閉装置２ｂ間、変圧器４問およびこれらとＩ
’ｖｌＯＩ”５との間を接続するガス絶縁母線、すなわ
ち管の中に母線３を入れ、これにガスを封入してガス絶
縁したガス絶縁母線は、その接続個所が多いので設置ス
ペースが大きくなって、開閉設備全体を大形なものにし
ていた。

このため開閉設備を小形コンパクト化するため複数回線
の開閉装置２ｂ、を一括ガス絶縁し、また複数バンクの
変圧器４を夫々一括ガス絶縁し、これらとＭＯＦ５とを
接続することや、複数回線の開閉装置２ｂおよび複数バ
ンクの変圧器４全体を一括し、てガス絶縁すること等が
考えられたが、前者では接続する個所は少なくなったが
開閉装置２ｂ部分と変圧器４部分との間およびこれらと
ＭＯＦ’５との間にガス絶縁母線が必要であり、後者で
は輸送上の問題があって実現するには至らなかった。

本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、小形コンパクトなガス絶縁開閉設備を
提供するにある。

すなわち本発明は、複数回線の各回線分の開閉装置およ
び変圧器を夫々一括ガス絶縁し、これらとＭＯＦとをガ
ス絶縁母線で接続するようにしたことを特徴とするもの
である。

以下、図示した実施例に基づいて本発明全説明する。第
２図から第４図には本発明の一実施例が示されている。

なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明は省
略する。本実施例では１回線の開閉装置（断路器ｌａ、
１ｂ＋　ｌｃ、　しゃ断ｇ６２ａ）および１バンクの変
圧器４ａを一括してガス絶縁し、これら２組の複合機器
とＭＯＦ５とを６本の導体をもつガス絶縁母線６で接続
するようにした。このようにすることによりガス絶縁母
線６で接続するところが１ケ所だけと少なくなって、小
形コンパクトなガス絶縁開閉設備を得ることができる。

すなわち高圧送電線からの高電圧を受電するブッシング
７から断路器１ａ１しゃ断器２ａ、断路器１ｂ、ガス絶
縁母線ボックス８および断路器ＩＣを介して鉄心９およ
びコイル１０からなる変圧器４ａに至る各回線分を夫々
一つの容器１１ａ。

１１ｂ内に収納配置し、ガス絶縁する（第４図参照）。

このようにして夫々ガス絶縁した容器１１ａ。

１１ｂとＭ　ＯＦ　５とを前述のガス絶縁母線ボックス
８を介してガス絶縁母線６で接続して、ガス絶縁開閉設
備を完成する（第２図、第３図参照）。

このようにすると各回線分の開閉装置部分（断路器１ａ
１しゃ断器２ａ等）と変圧器４ａ部分とが夫々一つの容
器１１ａ、Ｉｌｂ内に収納配置され、これらとＭＯＦ５
とをガス絶縁母線６で接続すればよくなって、従来のよ
うに開閉装置部分と変圧器４３部分とをガス絶縁母線で
接続する必要がなくなり、ガス絶縁開閉設備を据付面積
が小さく、小形コンパクトなものとすることができる。

なお第２図および第３図において容器１１ａ。

１１ｂにブッシング７が夫々３個ずつ設けであるが、こ
れは高圧送電線が３相のためであり、このブッシング７
を取り外せばガス絶縁開閉設備を輸送することができる
。

なおまた第４図において１２は変流器、１３は絶縁支持
柱、１４はしゃ断器２ａを、駆動するだめの操作器であ
る。

上述−１−４ように本発明は、１回線の開閉装置および
１バ／り変圧器を一つの容器内に入れてガス絶縁するよ
うにしたので、各回線分が夫々一つの容器内でガス絶縁
されるようになって、従来のように開閉装置と変圧器と
をガス絶縁母線を設けて接続する要がなくなり、小形コ
ンパクトなガス絶縁開閉設備を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

＼第１図はガス絶縁開閉設置の単線接続図、第２図は本
発明のガス絶縁開閉設備の一実施例の正面図、第３図は
同じく一実施例の側面図、第４図は同じく一実施例の縦
断側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、断路器、しゃ断器を有する複数回線の開閉装置と、
   複数バンクの変圧器と、これら間に接続される計器用変
   成器とから構成されているガス絶縁開閉設備において、
   １つの前記開閉装置と１バンクの前記変圧器を一括して
   ガス絶縁し、これら複数の複合機器と前記計器用変成器
   とをガス絶縁母線で接続するようにしたことを特徴とす
   るガス絶縁開閉設備。