JPS5921046Y2 - 水抜き構造を設けた車両用エアダクト - Google Patents

水抜き構造を設けた車両用エアダクト

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JPS5921046Y2
JPS5921046Y2 JP17971580U JP17971580U JPS5921046Y2 JP S5921046 Y2 JPS5921046 Y2 JP S5921046Y2 JP 17971580 U JP17971580 U JP 17971580U JP 17971580 U JP17971580 U JP 17971580U JP S5921046 Y2 JPS5921046 Y2 JP S5921046Y2
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JP
Japan
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air duct
air
groove
tip
vehicle
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JP17971580U
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JPS57101604U (ja
Inventor
宏之 中島
Original Assignee
トヨタ車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水抜き構造を設けた車両用エアダクトに関する
従来自動車等車両の室内に空気を導入するためのエアダ
クトは、弾力性を有する合成樹脂材料によって成形した
筒体の長手方向中間に蛇腹状部を形成しこれによって適
宜伸縮屈曲させてその一端を空気取入口側に、他端を送
風装置に接続している。
このようなエアダクトの構成によれば雨天走行時あるい
は洗車時などに、水滴を含む空気が取入口から導入され
た場合に該エアダクト底部蛇腹状部に水が残留すること
が起りやすく、その後エアダクト内に空気が送給された
場合には、水滴はエアダクトの周壁の内面に沿って空気
とともに移動し送風装置を経て室内に湿った空気、ある
いは水滴のまま送給される問題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、
エアダクトの内部に残留せんとするようにした水抜き構
造を設けたエアダクトを提供するものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。
第1図において、1は所要の弾性を有する合成樹脂材料
によって成形された筒状のエアダクトであって、該エア
ダクト1の先端は空気取入装置2の基端に接続し、基端
は送風装置3の先端に接続している。
前記空気取入装置2の先端は空気取入口21に接続し、
該空気取入装置2の中間には開閉シャッター22が取り
付けである。
送風装置3の基端は室内開口部に接続し、該送風装置3
の先端付近にはファン31が取り付けである。
前記エアダクト1の先端寄りには、長手方向とほぼ直角
に全周にわたって周壁1a内面にV字状の溝4,4を一
体に形成する。
第1図ないし第3図に示すように、前記溝4,4を含み
それよりも先端側の底部は全体に、最下底部5に向って
斜面1b、lb、・・・・・・を形成し、該最下底部5
にはドレン孔5aが設けである。
また前記底部には前記溝4,4と最下底部5とを連通す
る水切り溝6を形成する。
前記ドレン孔5aにはドレンホース7の一端を接続し、
該ドレンホース7の他端は端縁が車室外に出るように車
室のフロア10に止着している。
このようにして溝4,4は水切り溝6、ドレン孔5aド
レンホース7を経て室外に連通ずることになる。
本考案は以上のように構成されており、空気取入装置2
からエアダクトへ入ってくる空気に含まれる水滴はエア
ダクト1の上層部分においてはV字状の溝4,4に衝突
して停止するとともに溝4゜4に沿って底部へ流下し、
さらに水切り溝6に沿って流下してドレン孔5aからド
レンホース7を通り室外へ排出され、エアダクト1の下
層部分においては直接斜面1b、lb、・・・・・・に
沿って最下底部5へ向って流下しドレン孔5a、ドレン
ホース7を通り室外へ排出される。
特にドレン孔5aはドレンホース7によって室外に連通
していることから、水滴の自重だけでなく車両走行時に
生じるドレン孔5a部と室外との圧力差によって生じる
吸引力によって強制排出される。
このようにして、空気取入装置2から導入された空気は
水滴を排出して除去したうえ送風装置3から室内へ送給
されるため、室内への水滴または湿気を含む空気の送給
を防止することができる。
以上のように本考案のエアダクトは、周壁内面にほぼ全
周にわたって設けた溝と、鉄製よりも先端側の斜面と、
最下底部と前記溝を連通する水切り溝と、前記最下底部
のドレン孔を室外へ連通するドレンホースとを設けたこ
とにより、空気取入口から導入した空気に水滴が含まれ
ている場合、該水滴は溝又は斜面に衝突してドレン孔に
向けて流下し、ドレンホースから室外に強制排出される
ものであり、室内に水滴あるいは湿気を含んだ空気が送
給されるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のエアダクトの概略側面図、第2図は
第1図において矢印IIの方向から見たエアダクトの先
端部の拡大平面図、第3図は第2図のlll−III線
に沿う断面図である。 1・・・・・・エアダクト、1a・・・・・・周壁、1
b・・・・・・斜面、2・・・・・・空気取入装置、2
1・・・・・・空気取入口、3・・・・・・送風装置、
4・・・・・・溝、5・・・・・・最下底部、5a・・
・・・・ドレン孔、6・・・・・・水切り溝、7・・・
・・・ドレンホースへ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端を空気取入口側に、基端を車両室内側に接続したエ
    アダクトにおいて、前記エアダクト内面の先端寄りに、
    長手方向と直交する溝をほぼ全周にわたって設けるとと
    もに、該溝よりも先端側の底部全体をドレン孔を設けた
    最下底部に向う斜面に形成して、前記溝と最下底部とを
    水切り溝により連通し、前記ドレン孔に一端を接続した
    ドレンホースの他端を車両室外に開口させたことを特徴
    とする水抜き構造を設けた車両用エアダクト。
JP17971580U 1980-12-15 1980-12-15 水抜き構造を設けた車両用エアダクト Expired JPS5921046Y2 (ja)

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JPS57101604U JPS57101604U (ja) 1982-06-22
JPS5921046Y2 true JPS5921046Y2 (ja) 1984-06-20

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JP2001349602A (ja) * 2000-06-02 2001-12-21 Misawa Homes Co Ltd 排気ダクトの排水構造
JP5601060B2 (ja) * 2010-07-15 2014-10-08 富士通株式会社 接続部品および加湿気体発生器
JP7324719B2 (ja) * 2020-01-21 2023-08-10 大成建設株式会社 送気ダクトの流入水排水構造

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JPS57101604U (ja) 1982-06-22

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