JPS5920991A

JPS5920991A - 電子レンジ

Info

Publication number: JPS5920991A
Application number: JP13059482A
Authority: JP
Inventors: 幸雄鈴木
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-07-27
Filing date: 1982-07-27
Publication date: 1984-02-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、加熱室内におかれた食品の形状を認識し、そ
の認識結果に基づき加熱条件を自動的に決定するように
した電子レンジに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に、電子レンジにおいては、調理者が操作パネル上
のタイマを操作することによシ、加熱時間の設定が行わ
れるようになっている。このため、調理の都度タイマ操
作が必要となり、操作が面倒である。また、タイマによ
る加熱時間の設定は、調理者の経験などによって行われ
る場合が多いので、正確で適切な加熱時間の設定は困難
である。

そこで最近、このような欠点を改善するものとして、加
熱￥内の食品を撮鐵器によって撮影し、その撮諌器の出
力によシ上記食品の形状を認識し、その認識結果に基づ
き加熱時間等の加熱条件を決定し、その加熱条件に応じ
て加熱動作を行うようにしたものが本発明者によって考
えられた。しかしながら、これには次のような問題があ
った。

すなわち、加熱室の天井面に食品撮影用の開口部を形成
するとともに、この開口部と相対向して撮鐵器を設置す
ることによシ、その開口部を介して加熱室内の食品を撮
影する構造であるため、上記開口部から電波リークが生
じ、撮慮器等に悪影響をおよぼす。たとえば撮鍬器とし
てＣＣＤＣ工形アセンサ等の半導体素子を用いた場合、
一般に半導体素子類は耐高周波性能が弱いため、電波リ
ークの大きい所で使用すると、撮鐵器に誤動作が生じる
とともに破損の危険性がある。寸だ、加熱調理時、飛び
散った食品の一部が開口部を通って撮ｒ象器の光学系に
付着するとともに、食品から発生した水蒸気等が開口部
を通って光学系および撮は器の部分へ進入し、撮像性能
の劣化および絶縁の劣化等を招き、耐久性が著しく低下
してしまう。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、電波リークによる撮鐵器の誤動作および
破損等を防止できるとともに、加熱中の食品の一部が光
学系に付着したシ、あるいは加熱中に発生する水蒸気等
が撮１象器の部分へ進入することを防止でき、撮Ｉ象器
の耐久性が向上する電子レンジを提供することにある。

〔発明の概要〕

不発明は、撮鐵器による食品の撮影時には高周波発生装
置の動作を禁止せしめ、さらに高周波発生装置の動作中
は食品撮影用の開１部をシャツタ板で閉塞することによ
り、電波リークによる悪影響等を防止するようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る電子レンジの操作ノ（ネルを示す
もので、１は加熱時間等をデジタル表示する表示部、２
はキーボード部である。上記キーボード部２は、食品の
種類（たとえば肉、野菜、’（Ｗ一体等）を選択する食
品選択キー３．・・・、食品の形状認識を行わせるだめ
の形状認識キー４、加熱動作をスタートさせるためのス
タートキー５などで構成される。

第２図は本発明に係る電子レンジの構成を概略的に示す
ものである。すなわち、６は加熱室で、この加熱室６内
の底部には食品７を載置するターンテーブル（棚板）８
が設けられておシ、このターンテーブル８はモータ９に
よって回転される。また、加熱￥６の一側壁には、高周
波発生装置としてのマグネトロン１０が装着されていて
、このマグネトロン１０からの高周波が加熱室６内に放
射されることにより、ターンテーブル８上の食品７が加
熱り弓理されるようになっている。上記マグネトロン１
０は、高圧トランスおよびｇ・所流回路などからなる電
源回路１１に接続され、この電曽回路１１（は、電力制
御素子としてのトライアック１２と後述するスイッチ２
５とを直列に介して交流電源１３に接続される。上記ト
ライアック１２は後述する主制御部２０によってオン−
オフ制御される。また、加熱室６の一外側面には加熱室
６内を照明する照明ランプ１４が設けられている。さら
に、加熱室６の天井簡略中央部には、食品撮影用の円状
開口部１５が形成されており、この開口部１５と相対向
する加熱室６上には、光学系１６を介して撮鐵器として
のＣＣＤＣ工形アセンサ１７が設けられている。上記エ
リアセンサ１２は、駆動回路１８によって走斤駆動され
ることにより、光学系１６および開１１部１５を介して
ターンテーブル８上の食品７を撮影し、電気信号に変換
するものである。上記開口部１５と光学系１６との間に
は、必要に応じて開口部１５を開閉するシャツタ板１９
が設けられておシ、これについては後で詳細に説明する
。し７かして、上記駆動回路１８は、たとえばＣＰＵ（
セントラル・プロセッシング・ユニット）全主体に（〒
４成される主制御部２０に接続される。才た、主′１Ｉ
ｒｉ　（ｐＨｓ、ｌり２０には前記表示部１、キｙｇ−
ト田Ｓ２および後述するソレノイド２４がそれぞれ接続
される。

第３図は前記シャツタ板１９およびその駆動機構を詳細
に示すものである。すなわち、シャツタ板１９はアーム
部１９ａを有しており、こ（７）７一ム部１９ａの先端
はＩＩＩＩＩ１２１によっテｌｌａ自在に支持されてい
る。そして、上記アームｇＢ１９ａの中コ婆部にはコイ
ルスプリング２２の一端が固定され、このスプリング２
２Ｃ）他端は取付釜具２３に固定されている。また、上
言己アーム部１９ｅＬの中途部にはプランジャーソレノ
イド２４のプランジャ２（ａが連結されている。

一方、シャツタ板１９の近傍には、その開閉動作に伴な
ってオン−オフ動作するマイクロスイッチ２５が設けら
れている。しかして、通常シャツタ板１９は実線で示す
ように位置して開口部１５を閉塞しておシ、このときシ
ャツタ板１９によってスイッチ２５のアクチェータ２５
ａが押圧されることにより、スイッチ２５はオン状態と
なる。この状態で、ソレノイド２４が付勢されると、そ
のプランジャ２４ａが１」示天印方向へ移動することに
より、アーム部Ｚ９ａがスプリング２２の引張力に抗し
て矢印方向へ回動し、これによりシャツタ板１９は二点
鎖線で示す位置まで移動して開口部１５を開放する。

このとき、スイッチ２５はアクチェータ２５ａの押圧が
解除されてオフ状態となる。そして。

ソレノイド２４が消勢されると、シャツタ板Ｉ９はスプ
リング２２の引張力によって元の位置に復帰するように
なっている。

次に、上記のような樽成において動作を説明する。まず
調理すべき食品７をターンテーブル８上に載置し、次に
食品選択キー３．・・・内の上記食品７と対応するキー
３を選択操作する。これによシ、食品７の種類が選択さ
れ、主制御部２０に入力される。次に、形状認識キー４
を押ずことによシ、その信号を受けた主制御部２０は、
ソレノイド２４を付勢してシャツタ板１９を開き、開口
部１５を開放する。このとき、シャツタ板１９の移動に
よシスイッチ２５がオフ状態となり、トライアック１２
と電源１３との間の電源ラインを開放する。これによシ
、マグネトロン１０の発振動作が禁止される。捷だ、主
制御部２０は、ソレノイド２４の付勢とほぼ同時か、あ
るいは一定時間近れて駆動回路１８を動作させ、エリア
センサＩ７を走査駆動することＶこよりターンテーブル
８上の食品７を撮影する。この撮影動作によるエリアセ
ンサ１７の出力は、駆動回路１８を介して主制御部２０
に送られる。主制御部２０は、エリアセンサＩ７の出力
に八づき食品７の形状（大きさ）を認識し、その認識結
果に基づき時間換算（加熱時間の算出）等の演算処理を
行う。この場合、第４図に示すような特性データに基づ
き加熱時間の算出を行う。すなわち、一般に食品の種類
（たとえば円、野菜、液体等）により、同じようなノ１
ネ状でも比重が異なシ、よって食品の重量が異なる。ま
た、食品の誘電率および誘電正接なども異なる。しだが
って、第４図に示すように食品の種類によ多形状に対す
る加熱時間が異なる。

そこで、第４図に示すような食品の種類ごとの形状に対
する加熱時間の特性データをあらかじめ主制御部２０市
に記憶しておき、食品選択キー３．・・・で食品のｆ４
ｉ　ｍが選択されると、対応する特性データに基づき加
熱時間の算出（時間換算）を行うものである。

このようにして、加熱時間の算出が終了すると、主制御
部２０はそれを表示部ＺＫＮ示せしめるとともに、ソレ
ノイド２４を消勢してシャツタ板１９を閉じ、開口部１
５を閉塞する。このとき、シャツタ板１９の復帰移動に
よシスイッチ２５がオン状態となり、電源ラインを閉成
する。これにより、マグネトロン１０は発振動作可能状
態となる。しかして、表示部Ｉに加熱時間が表示される
と、ここでスタートキー５を押すことによシ、その信号
を受けた主制御部２０は、トライアック１２をオンせし
めてマグネトロン１０を発振動作させ、加熱動作を開始
する。そして、主制御部２０は、トライブック１２０オ
ンと同時に前記算出した加熱時間を減算して行き、零に
なったところでトライアック１２をオフせしめて加熱動
作を停止させる。

このように、エリアセンサ１７による食品７０撮影時に
はマグネトロン′１０の発振動作を禁止するので、エリ
アセンサ１７が動作しているのはマグネトロン１０の非
動作時だけであり、よって開口部１５からの電波リーク
によるエリアセンサ１７の誤動作あるいは破損の危険性
はなく、エリアセンサ１７の耐久性が向上する。

さらに、マグネトロン１０の発振動作中は開口部１５を
シャツタ板１９によって閉塞するので、発振動作中に飛
び散った食品７の一部が開口部１５を通って光学系１６
等に付着するようなことが無くなるとともに、食品７か
ら発生した水蒸気等の進入も無くなる。したがって、エ
リアセンサ１７の撮像性能の劣化および絶縁の劣化等を
防止でき、＋ｌｙｊ久件の同上が図れる。勿論、マグネ
トロンｌθの発振動作中における開口部１５からの電波
リークをも防止することができる。

なオ、前記実施例では、スタートキー５の操作によって
加熱動作をスタートさせるようにしたが、これに限・ら
ず、たとえば加熱時間の算出が終了し、かつスイッチ２
５が閉成すると同時に自動的にスタートさせるようにし
てもよい。

また、加熱条件として加熱時間だけを算出したが、さら
に〃■熱出力をも算出し、その加熱出方によって加熱動
作させるようにしてもよい。さらに、撮峰器としてＣＣ
Ｄ形エリアセンナを用いた場合について説明したが、こ
れに限らず、たとえばＭ０８形エリアセンサ々どの他の
撮像素子、あるいは撮祿管などを用いてもよい。

〔発明の効果」。

以上詳述したように本発明によれば、電波リークによる
撮像器の誤動作および破損等を防止できるとともに、加
熱中の食品の一部が光学系に付着したシ、あるいは加熱
中に発生する水蒸気等が撮［象器の部分へ進入すること
を防止でき、撮慮器の耐久性が同上する電子レンジを提
供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は操作パネ
ルの平面図、第２図は全体的な構成を概略的に示す構成
図、第３図（ａ）　、　（ｂ）はシャツタ板およびその
駆動機構を詳細に示す上面図および正面図、第４図は食
品の形状に対する加熱時間の特性を示す特性図である。１・・・表示部、３・・・食品選択キー、４・・・形状
認識キー、６・・・加熱室、７・・・食品、１ｏ・・・
マグネトロン、１１・・・電源回路、１３・・・交流電
源、Ｚ５・・・食品撮影用の開口部、１６・・・光学系
、１７・・・エリアセンサ、１８・・・、蛎動回路、１
９・・・７ヤソタｉ、２０・・・主制御部、２２・・・
スプリング、２４・・・ソレノイド、２５・・・スイッ
チ。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第３図（ａ）（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱室と、この加熱室内に高周波を供給する高周
波発生装置と、前記加熱室の一側壁に形成された開口部
と、この開口部と相対向して設けられその開口部を介し
て加熱室内の食品を撮影する撮像器と、この撮像器の出
力により前記食品の形状を認識し、その認識結果に基づ
き加熱時間等の加熱条件を決定し、その加熱条件に応じ
て前記高周波発生装置を動作せしめる制御手段とを具備
してなる電子レンジにおいて、前記撮像器の撮影動作時
前記高周波発生装置の動作を禁止せしめる手段と、前記
高周波発生装置の動作時前記開口部を閉塞するシャツタ
板とを具備したことを特徴とする電子レンジ。
（２）形状認識動作開始命令を与えるための形状認識キ
ーを更に具備し、この形状認識キーの操作によシ前記シ
ャッタ板が開いて開口部を開放し、それに伴ない前記高
周波発生装置の動作を禁止せしめる手段が動作するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電
子レンジ。