JPS59208201A

JPS59208201A - シリンダ−装置

Info

Publication number: JPS59208201A
Application number: JP58082361A
Authority: JP
Inventors: Masabumi Isobe; 磯部　正文
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-05-11
Filing date: 1983-05-11
Publication date: 1984-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、打抜プレス、カシメ作業等の移動の途中の所
用のときに大出力を出し、其の他の場合のスピードが要
求される装置に使用される空油圧シリンダー装置及び低
圧のオイルを用いて高出力を出せる油圧シリンダー装置
に関するもので、比較的簡単な構造を持ち、小形にまと
められ上記の要求を満足させ、且シリンダーストローク
中の任意の場所で自動的に所用の高出力が得られること
を特徴としたシリンダー装置であり、これまでの類似の
空油圧シリンダー装置に見られる様に、シリンダースト
ロークの最終工程に於いてのみ高出力を出すため、作業
工程の途中に於いてシリンダーの高出力の出す位置を調
整すること、或は被加工物の位置を調整してシリンダー
の高出力を出す位置に合すこと、リミツトスイツチ等に
依り被加工物の位置を感知し電磁弁の切替■を行うなど
して、低出力から高出力に切替■ること等の不便、非能
率、リミツトスイツチ等の取付に伴う不経済の解消を目
的とする。

本発明の実施例について第１図に依つて説明する。一般
に供給流体は圧搾空気（以下エヤーと云う）液体はオイ
ルが使はれるので以下の説明では供給流体はエヤー、内
部の液体はオイルとして説明する。１、２、３、は第１
、２、３、シリンダー４、は遊動ピストンで第１、２、
シリンダー間に嵌装されている、６、は主ピストンで第
２シリンダーに嵌装し一体化されたロツド部はカバーブ
ロツク１１、を貫通している、５、は増圧ピストンで第
３、シリンダーに嵌装している、７、はラムで増圧ピス
トン５、より小径で且一体化され、１０、の隔壁ブロツ
クを貫通し、８、の弁体を通過してＣ室（二次側オイル
室）を加圧する様に構成されている、又、８、の弁体は
隔壁ブロツク１０、に嵌装されＣ室とＫ室の圧力が増大
し適当に定められた圧力以上になれば、９、のばねの力
に抗してＪ方向に移動し、遮断されていた、１５、１６
、の流体通路を開とし、ラム７、の移動で、Ｂ室（一次
側オイル室）とＣ室を連通する液体通路１４、を含む液
体の通路（以下液体通路と云う）を閉とする一連の弁機
構を形成している。１２、はカバーブロツク、１３、１
８、１９、２０、は流体通路、２１、は四方口電磁弁、
２２、２３、２４、はチユーブを示す。Ｂ、Ｃ室及び液
体通路にオイルを満す、Ｇ室は、１７、の排気口に依り
大気に開放されている。尚Ｋ室の圧力に依る弁体８、の
軸方向（Ｊ方向）の受圧面積を小とすれば弁体８、の移
動はほとんどＣ室のオイル圧のみで行はれる様になる。

以上の様に構成されたシリンダー装置の操作について説
明する。始めに、主ピストン６、に加■られている外力
が小であるとする。四方口電磁弁２１、チユーブ２２、
よりエヤーを供給する、流体通路１３、より入つたエヤ
ーはＡ室に入り遊動ピストン４、を加圧しＪ方向に移動
させる、Ｂ室のオイルは液体通路を通つてＣ室に入り、
主ピストン６、を加圧しＨ方向に移動させる、これは低
出力で早いスピードを出している状態を示す。次に、主
ピストン６、に加■られている外力が増大したとする。

Ｂ、Ｃ室のオイル圧及びＫ室のエヤー圧は上昇し、定め
られた圧以上になれば、弁体８、はＪ方向に移動し、流
体通路１５、１６、は拡大したＫ室経由して開となり、
エヤーはチユーブ２３、流体通路１８、を通つてＤ室に
入り増圧ピストン５、を加圧しラム７、をＨ方向に移動
させ、Ｂ室とＣ室を連通する液体通路を弁体８、とで構
成される弁機構に依り閉鎖し、Ｃ室を密閉する。増圧ピ
ストン５、を更に加圧すれば、ラム７、は増圧ピストン
５、より小径であるので、パスカルの原理に依る流体圧
（高圧）がＣ室に発生する。主ピストン６、は加圧され
、外部に大きな力を与■る。尚Ｆ室は流体通路２０、と
チユーブ２４、に依り、Ｅ室は流体通路１９、とチユー
ブ２４、に依り夫々四方口電磁弁２１、を通り大気に開
放されている。次に復帰について説明する。四方口電磁
弁２１、の切替へを行い、チユーブ２４、にエヤーを供
給する。チユーブ２２、は大気開放となり、エヤーは流
体通路２０、を通つてＦ室を加圧する。Ｄ室のエヤーは
流体通路１８、とチユーブ２３、と流体通路１６、と拡
大されたＫ室と、流体通路１５、とチユーブ２２、と電
磁弁２１、を通り大気に開放される。又Ｆ室の加圧に依
り、増圧ピストン５、とラム７、はＪ方向に移動し液体
通路は開となり、流体通路１９、よりのＥ室の加圧に依
り主ピストン６、はＪ方向に移動して、Ｃ室のオイルは
Ｂ室に移り、遊動ピストン４、はＨ方向に移動して第１
図に示す如くに復帰する。尚ラム７、のＨ方向移動の途
中に、Ｃ室の圧力低下が生じて弁体８、がＨ方向に移動
したとき、Ｄ室のエヤーはＧ室と排気口１７、を通つて
大気に直接開放される。

以上説明した様に本発明の特徴は、外力が増大したとき
、外力の増大に伴う圧力の変化に依り内蔵された弁機構
が働き、自動的に増圧ピストンを加圧し高出力を出すこ
とである。

尚、液体通路の遮断を、弁体のみで行うことも可能で、
第２図にその実施例を示した。弁体２５、の圧力の変化
に依る移動で、液体通路２６、を遮断するもので、増圧
ピストンを加圧する流体通路の開放と液体通路の遮断を
一つの弁体で行うものである。又、液体通路の遮断に、
ラムと隔壁ブロツクで行うことも容易で、液体通路と二
次側液体室は隔壁ブロツクで仕切ることが出来るので、
ラムが隔壁ブロツクを通過するのを利用して、隔壁ブロ
ツクにＯリング或はＵパツキング等のシール装置を設け
て、ラムがシール装置を通過することに依つて、液体通
路と二次側液体室を遮断するものである。

これまでの説明では、供給流体にエヤーを想定したが、
供給流体に低圧のオイルを用いた場合もこれまでに説明
したと同様であり、同様の効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の縦断面図、第２図は部分断面図である
。１、２、３、……第１、２、３シリンダー、４……遊動
ピストン、５……増圧ピストン、６……主ピストン、７
……ラム、８、２５、……弁体、９……ばね、１０……
隔壁ブロツク、１４、２６……液体通路１５、１６、…
…流体通路を示す。特許出願人　磯部正文

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１、２シリンダー間に嵌装し流体圧に依つて作
動される遊動ピストンと、第１、２シリンダー間と液体
通路を介して連通された第２シリンダーに嵌装し且遊動
ピストンの作動に依つて第１、２シリンダー間と第２シ
リンダー及び液体通路に満された液体を介して作動され
る主ピストンと、第３シリンダーに嵌装し流体圧に依つ
て作動される増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で
増圧ピストンと一体化され且隔壁ブロツクを貫通し第２
シリンダー内に突出し液体通路を閉とするラムと、圧力
の変化に依つて作動し増圧ピストンを加圧する流体通路
を開としばねに依つて戻り作動し隔壁ブロツクに嵌装さ
れた弁体を具備したことを特徴とするシリンダー装置。
（２）第１、２シリンダー間に嵌装し流体圧に依つて作
動される遊動ピストンと、第１、２シリンダー間と液体
通路を介して連通された第２シリンダーに嵌装し且遊動
ピストンの作動に依つて第１、２シリンダー間と第２シ
リンダー及び液体通路に満された液体を介して作動され
る主ピストンと、第３シリンダーに嵌装し流体圧に依つ
て作動される増圧ピストンと、増圧ピストンより小径で
増圧ピストンと一体化され且隔壁ブロツクを貫通し第２
シリンダー内に突出したラムと、圧力の変化に依つて作
動し増圧ピストンを加圧する流体通路を開とし液体通路
を閉としばねに依つて戻り作動し隔壁ブロツクに嵌装さ
れた弁体を具備したことを特徴とするシリンダー装置。