JPS5920809Y2 - 麺類ゆで上げ用圧力釜の冷却装置 - Google Patents

麺類ゆで上げ用圧力釜の冷却装置

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JPS5920809Y2
JPS5920809Y2 JP1982036090U JP3609082U JPS5920809Y2 JP S5920809 Y2 JPS5920809 Y2 JP S5920809Y2 JP 1982036090 U JP1982036090 U JP 1982036090U JP 3609082 U JP3609082 U JP 3609082U JP S5920809 Y2 JPS5920809 Y2 JP S5920809Y2
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JP
Japan
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noodles
pressure cooker
lid
boiling
water
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JP1982036090U
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JPS58138517U (ja
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謙太郎 大西
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力釜の冷却装置に関するものであり、特に
麺類がゆで上り適宜の蒸らし時間終了直後に蓋体上部よ
り冷水を散水し蓋体を冷却することにより内部圧の減圧
を促進せしめる装置に関するものである。
従来生麺をゆで上げる場合には大釜内の熱湯中に生麺を
投入し、該生麺が投入されたことにより下った湯温が再
び沸騰してその煮汁が溢れ出ると差し水を行ない、また
沸騰させるという工程を繰り返しながら麺のゆで上り具
合を見ていたのである。
しかじ生麺が投入された湯温を沸騰させたりまた差し水
をしたりの繰返しではゆで上りまでに時間がかかり、ガ
ス等の燃費も嵩むばがりがうどん店等で一度に大勢の客
が入る時間帯にはゆで上げが間に合わない状態であった
。
出願人はこの様なゆで上げ時間の短縮を計り且つ燃費の
節減をも計るために通常の大釜に替えて圧力釜を試用し
てみたが、ゆで上げ時間は大幅に短縮し得るもののゆで
上ってから釜内の麺を取り出すまでに、釜の内部圧を減
圧しなければ蓋を開けることができず、そのためにやは
り麺を取り出すまでには時間がかかりその上釜内の麺は
蒸し過ぎてふやけた状態となってしまった。
本考案に係る問題に鑑みて勘案されたものであり、麺類
ゆで上げ用圧力釜の蓋体上部に冷水シャワーを附設し、
釜内の麺の蒸らし工程終了と同時に蓋体上部より冷水を
散水し、蓋体の温度を急激に下げて内部圧の減圧を促進
せしめるべく構成したことを特徴とする麺類ゆで上げ用
圧力釜の冷却装置を提供しようとするものである。
本考案に係る実施例の態様を図面に基づいて詳述する。
（イ）１はガスバーナー２上に載置せしめる圧力釜本体
で、該圧力釜本体１の上方開口部をガスケット３を介し
て覆う蓋体４は一端を本体１に取り付けた締付具５にて
締着可能に構成される。
また蓋体４には前記圧力釜本体１の内部圧力が異常圧に
なった際この圧力を逃がす安全弁６及び釜内部の圧力を
減圧せしめる減圧弁７を附設する。
（ロ）８は前記蓋体４上方に散水口９を位置せしめる冷
水シャワーで、散水口９は横方向へ移動自在に構成する
と共に、蓋体４上部に散水口９が位置せしめれば水通路
１０が開通し該散水口９を横方向へ回動すれば水通路１
０は遮断せしめるべく構成する。
開閉作動の方法は第２図ａ及びｂに示す如くシャワー管
１１下部に弁体１２を形成せしめこの弁体１２がシャワ
ー管１１を回動せしめることにより開閉動作をすべく構
成する。
（ハ）１３は前記圧力釜本体１の側部に設けた排水溝で
、溢れ出た煮汁或は散水された冷水を速やかに外部へ排
水すべく構成する。
尚、麺ゆで上げ時間を設定しそれに伴なってガスバーナ
ー２の稼動時間をもタイマー設定すると共に、蒸らし時
間も設定し該蒸らし工程終了と同時に冷水シャワー８を
一定時間作動せしめることも可能である。
次にその作用を説明すれば、圧力釜本体１内に約４１の
水を入れ蓋体４をガスケット３を介在せしめて締着して
後ガスバーナー２に着火する。
沸騰するまでに約４分を要する。
釜内の湯が沸騰すれば蓋体４を開は圧力釜本体１内に約
１．２ｋｇの生麺を投入する。
再び蓋体４を締着し約３分間ゆで上げ後ガスバーナー２
を消火せしめ、その後約４分の蒸らし工程に入る。
約４分の蒸らし時間終了後減圧弁７を開弁し且つシャワ
ー管１１を蓋体４上方へ回動せしめて冷水シャワー８を
開弁し１〜２分間散水を行ない圧力釜本体１を冷却せし
めて内部圧の減圧を促進する。
次いで蓋体４を開けゆで上った麺を取り出し冷水容器内
へ投入し水洗い後玉取り工程に進むものである。
以上のように本考案は、麺類ゆで上げ用圧力釜１の蓋体
４上部に冷水シャワー８を附設し、釜内の麺の蒸らし工
程終了と同時に蓋体４上部より冷水を散水し、釜本体１
の温度を急激に下げて内部圧の減圧を促進せしめるべく
構成したものであるから、この様に蒸らし工程終了と同
時に減圧弁７を開弁じ釜内部の圧力を減圧せしめると共
に冷水を散水して釜本体１を急速冷却せしめ内部圧力の
減圧を促進せしめて蓋体４を短時間の内に開放でき得る
という効果は誠に大きく、この湯中の麺を速やかに取り
出せる作用効果により麺ゆで上げに圧力釜を使用するこ
とが可能となったといっても過言ではない。
この圧力釜を使用することにより従来の大釜でゆで上げ
作業をしていた時と比較しても短時間、即ち蒸らし時間
を加えても約＋の時間で麺のゆで上げが可能となり、従
って麺表面のほとび現象が生ずるということもなく水洗
後に麺がやせるという現象も生じない。
しかも大釜内の大量の湯の中に生麺を投入してゆで上げ
る場合は約１０〜１５分の時間を要していたものが本考
案に係る冷却装置付圧力釜を使用すれば約４分でゆで上
り、その後はガスバーナー２を消火して蒸らし工程に入
るので燃料のガス使用量も従来の約＋に止まり且つ冷却
水も蓋体４上部に散水口９が位置する時のみしか放水さ
れないという省エネルギー的な効果も生じる等実用的価
値の大きい誠に顕著なる諸効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案に係る実施例の一部断面した側面図。 第２図ａ及びｂは水通路１０の作用を示す平面図である
。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 麺類ゆで上げ用圧力釜の蓋体上部に冷水シャワーを附設
    し、釜内の麺の蒸らし工程終了と同時に蓋体上部より冷
    水を散水し、釜の温度を急激に下げて内部圧の減圧を促
    進せしめるべく構成したことを特徴とする麺類ゆで上げ
    用圧力釜の冷却装置
JP1982036090U 1982-03-13 1982-03-13 麺類ゆで上げ用圧力釜の冷却装置 Expired JPS5920809Y2 (ja)

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JP1982036090U JPS5920809Y2 (ja) 1982-03-13 1982-03-13 麺類ゆで上げ用圧力釜の冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS58138517U JPS58138517U (ja) 1983-09-17
JPS5920809Y2 true JPS5920809Y2 (ja) 1984-06-18

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ID=30047537

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JP1982036090U Expired JPS5920809Y2 (ja) 1982-03-13 1982-03-13 麺類ゆで上げ用圧力釜の冷却装置

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KR100421189B1 (ko) * 2001-04-04 2004-03-03 김학수 다용도 압력솥

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JPS58138517U (ja) 1983-09-17

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