JPS5920796A - 油槽加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油輸送船等の油槽内に装設する加熱装置に関
するものである。

従来、石油輸送船に卦いて油槽内の油の粘度を一定に保
つため油槽内に蒸気管を配設して加熱装置を構成してい
るが、鉱石運搬船として兼用する場合には上記加熱装置
が邪魔になりこれを撤去するのに手間がか＼る等の欠点
を有していた。

本発明は上記問題を解決するもので、油槽内に設置する
加熱装置を簡単に移動できる機に構成してなるもので、
例えば石油輸送船を必要に応じて鉱石運搬船として容易
に改装できる様にした油槽加熱装置を提供するものであ
る。以下図に示す一実施例について本発明を説明すると
、（１）は加熱装置の枠体で同枠体（１）はコ形断面の
型鋼等を長方形に組立ててなるもので、その上下面には
蒸気管（２）を蛇行させて取付金具（３）によって固定
し所要の加熱面を形成する。また同枠体（１）の側縁に
はこれを移動自在とするための複数の車輪（４）を回動
自在に軸受し、他の側縁には固定用の取付部材（５）を
突設する。

以上の様な構成によシ、例えば第２図の如く油輸送船の
油槽内の底面に加熱装置の枠体（１）を配設し、取付金
具（５）によって所定位置に固定する。一方蒸気管（２
）には予め側枠（Ｂ）等に沿って配管した給気、排気管
（６）に夫々伸縮自在な可とう性配管（７）等を介して
接続しておくことができる。

しかして常時は油輸送船の油槽へ内の加熱装置として供
することができる。これにたいして上記側枠（Ｂ）の一
部に加熱装置を収納する収納部を形成しておけば必要に
応じて上記取付部材（５）による―゛定を外して側枠（
Ｂ）方向に押圧すれば車輪（４）によって容易に移動さ
せることができ、側枠（Ｂ）内の収納部に収納すること
ができ、槽体を速やかに鉱石運搬用の収納庫として供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す油槽加熱装置の要部斜
視図、第２図は同じく油槽加熱装置の要部切欠側面図で
ある。同図中 （１）・・・・・枠　　体　　（２）・・・・・・蒸　
気　管（３）・・・・取付金具　　（４）・・・・・・
車　　輪（５）・・・・・・取付部材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蒸気管を蛇行させて所要の加熱面を形成し、同蒸気管を
   保持する枠体を形成し、かつ同枠体には油槽内を移動自
   在とする車輪を設けてなることを特徴とする油槽加熱装
   置。