JPS5920715Y2 - 電子腕時計 - Google Patents
電子腕時計Info
- Publication number
- JPS5920715Y2 JPS5920715Y2 JP12031881U JP12031881U JPS5920715Y2 JP S5920715 Y2 JPS5920715 Y2 JP S5920715Y2 JP 12031881 U JP12031881 U JP 12031881U JP 12031881 U JP12031881 U JP 12031881U JP S5920715 Y2 JPS5920715 Y2 JP S5920715Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- elements
- generator
- width
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は体温と外気の温度差を電気エネルギに変換する
発熱電器を備えた腕時計に関する。
発熱電器を備えた腕時計に関する。
本考案の目的は上記熱発電器を用いた充電システムの実
用化にある。
用化にある。
従来より熱発電器を腕時計もしくは時計バンドに備え、
手首の体温と外気の温度差を利用して発電し時計体にエ
ネルギーを供給する方式が考案されているが実用化は著
しく困難である。
手首の体温と外気の温度差を利用して発電し時計体にエ
ネルギーを供給する方式が考案されているが実用化は著
しく困難である。
即ち、腕時計に取付けられた熱発電器に加えられる温度
差は外気温度によっである程度変化するが、平均的には
1℃程度の温度差しか取出せない。
差は外気温度によっである程度変化するが、平均的には
1℃程度の温度差しか取出せない。
この微少な温度差により発電し、二次電池にエネルギー
を蓄えるためには少なくとも1.5■以上の起電力を得
る必要がある。
を蓄えるためには少なくとも1.5■以上の起電力を得
る必要がある。
熱発電器を構成する熱電素子の一素子当りの熱起電力は
数100μV/degが最大であり、1.5 Vの出力
を得るにはこの素子を数十個集積する必要がある。
数100μV/degが最大であり、1.5 Vの出力
を得るにはこの素子を数十個集積する必要がある。
このような熱発電器の製造は技術的に難しい。
本考案は上記に鑑みなされたもので小型製造容易な熱発
電器と昇圧回路の組合せにより実用に供する充電システ
ムを提供するものである。
電器と昇圧回路の組合せにより実用に供する充電システ
ムを提供するものである。
以下具体例に基づき本考案を説明する。
第1図は本考案の熱発電器の構造である。
幅2mm〜5mmの薄基板1上にP型熱電素子2、n型
熱電素子3を交互に蒸着し、中央部4にて接合する。
熱電素子3を交互に蒸着し、中央部4にて接合する。
P型及びN型素子の幅は200μ、隣接するP型、n型
素子の間隔を100μ程度とし厚みは2μ程度とする。
素子の間隔を100μ程度とし厚みは2μ程度とする。
この薄基板を第2図に示すように基板1をフレキシブル
フィルムとし、渦巻状に巻回して熱発電器を構成する。
フィルムとし、渦巻状に巻回して熱発電器を構成する。
このときの発電器の幅は2〜5mmとなり、腕時計に設
置する限度の大きさである。
置する限度の大きさである。
素子の幅及び蒸着間隔を狭くすることにより、集積度を
上げることは可能であるがコスI・の高いものとなって
しまう。
上げることは可能であるがコスI・の高いものとなって
しまう。
製造の容易さ、サイズ等を考えると2000〜3000
素子の集積が限界である。
素子の集積が限界である。
各種金属あるいは半導体の中から熱伝導率、内部抵抗等
を考慮して熱起電力の高いものを選ぶと200μV/d
egのものがある。
を考慮して熱起電力の高いものを選ぶと200μV/d
egのものがある。
これを3000素子集積したとしても出力電圧は0.6
Vであり、時計用二次電池を充電することはできない
。
Vであり、時計用二次電池を充電することはできない
。
従ってこの電圧を少なくとも3倍に昇圧する必要がある
。
。
第3図に本考案に用いた昇圧回路の一例を示す。
A部分は昇圧回路のドライバーでB部分が昇圧回路であ
る。
る。
5は分周回路の途中から得られる出力で゛、トランスミ
ッションゲ゛−1−7をON、OFFする。
ッションゲ゛−1−7をON、OFFする。
このON、OFFにより熱発電器の電圧−■は出力8,
9に逆位相の矩形波として取出される。
9に逆位相の矩形波として取出される。
この信号をコンテ゛ンサー10、ダイオード11からな
る倍電圧回路に入力することにより出力12には−nV
の出力か得られる。
る倍電圧回路に入力することにより出力12には−nV
の出力か得られる。
nはコンテ゛ンサー10、ダイオード11の組の接続数
により自由に変えられる。
により自由に変えられる。
Aのドライバ一部、Bの昇圧部の回路構成は種々考えら
れる。
れる。
たとえばドライバーとしてl・ランスミツションゲ゛−
ドの代わりに第4図に示すPチャンネルのFET13を
使う方法、また昇圧回路として第5図に示す方法も考え
られる。
ドの代わりに第4図に示すPチャンネルのFET13を
使う方法、また昇圧回路として第5図に示す方法も考え
られる。
第6図は昇圧回路の他の例を示したものである。
14は二次電池、15.16はコンデンサー、17.1
8はスイッチで゛ある。
8はスイッチで゛ある。
まずスイッチ17を閉じてコンテ゛ンサー15に電池1
4から充電しておく。
4から充電しておく。
一方、スイッチ18を発電器6側に接続し、コンテ゛ン
サー16に発電器6から充電しておき、スイッチ17を
開くと同時にスイッチ18を電池14側に接続する。
サー16に発電器6から充電しておき、スイッチ17を
開くと同時にスイッチ18を電池14側に接続する。
この方法をくり返すことにより電池14に充電すること
ができる。
ができる。
他にも昇圧の方法は種々考えられる。
従って上記実施例は本考案を限定するものではない。
以上の如く、本考案は熱発電器をフレキシブル基板に形
成し、渦巻状に巻回したことにより、わずかなスペース
に2000〜3000素子を形成することが可能となり
、又、昇圧回路のドライバーが時計用分周回路の信号を
用いることから、トランス等が不要となり、この構成か
らも小さな腕時計への組み込みを可能としている。
成し、渦巻状に巻回したことにより、わずかなスペース
に2000〜3000素子を形成することが可能となり
、又、昇圧回路のドライバーが時計用分周回路の信号を
用いることから、トランス等が不要となり、この構成か
らも小さな腕時計への組み込みを可能としている。
第1図〜第2図は本考案の熱発電器の構成例、第3図〜
第6図は本考案の昇圧回路の具体例。 1・・・・・・基板、2・・・・・・P型素子、3・・
・・・・n型素子、4・・・・・・接続部、5・・・・
・・分周回路出力、6・・・・・・熱発電器、7・・・
・・・トランスミッションゲート、8・・・・・・出力
、9・・・・・・出力、10・・・・・・コンテ゛ンサ
ー、11・・・・・・ダイオード、12・・・・・・出
力、13・・・・・・PチャンネルFET、14・・・
・・・二次電池、15・・・・・・コンテ゛ンサー、1
6・・・・・・コンテ゛ンサー、17・・・・・・スイ
ッチ、18・・・・・・スイッチ。
第6図は本考案の昇圧回路の具体例。 1・・・・・・基板、2・・・・・・P型素子、3・・
・・・・n型素子、4・・・・・・接続部、5・・・・
・・分周回路出力、6・・・・・・熱発電器、7・・・
・・・トランスミッションゲート、8・・・・・・出力
、9・・・・・・出力、10・・・・・・コンテ゛ンサ
ー、11・・・・・・ダイオード、12・・・・・・出
力、13・・・・・・PチャンネルFET、14・・・
・・・二次電池、15・・・・・・コンテ゛ンサー、1
6・・・・・・コンテ゛ンサー、17・・・・・・スイ
ッチ、18・・・・・・スイッチ。
Claims (1)
- 幅200μ、厚み2μ以下のP型熱電素子およびn型熱
電素子を幅2〜5mmのフレキシブル基板上に交互に蒸
着して2000〜3000素子形威してなる熱発電器、
前記熱発電器の起電力を入力として所定の電圧に昇圧す
る複数のコンテ゛ンサを含む倍電圧回路と前記倍電圧回
路を駆動するドライバーとを有する昇圧回路および前記
昇圧回路の出力電圧により二次電池を充電する充電回路
を有し、前記熱発電器は前記フレキシブル基板を渦巻状
に巻回してなり、前記ドライバーは時計用分周回路の信
号を用いて前記倍電圧回路を駆動することを特徴とする
電子腕時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12031881U JPS5920715Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電子腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12031881U JPS5920715Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電子腕時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5752690U JPS5752690U (ja) | 1982-03-26 |
JPS5920715Y2 true JPS5920715Y2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=29480974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12031881U Expired JPS5920715Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 電子腕時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920715Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2584966B2 (ja) * | 1986-01-17 | 1997-02-26 | 株式会社ダイフク | リニアモ−タ利用の磁気浮上式搬送設備 |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12031881U patent/JPS5920715Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5752690U (ja) | 1982-03-26 |
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