JPS5920710A - 車輛用支持システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車輛用支持システムに関する。

効率性およびコスト上の効果性を増大させる必要がある
ことに伴い、ローリ−１特にトラクターおよびトレイラ
ーを有するタイプのローリ−の荷担時能力を高める傾向
が増大しつつある。

しかしながら、路表面に対する不適当な損傷を防止する
には、現在の法律では、単一のローリ−またはトラクタ
ー／トレイラーユニットによって担持することができる
最高荷重、さらには荷担時領域の下方に設けられた車軸
あたシ最高荷重が課せられている。そのため、許可され
た最高全荷重内では、所定の荷重用に構成された特定の
ローリ−またはトレイラーユニットは許可限度内の車軸
あたシの荷重を維持すべく単一まだは二重軸システムを
備えている。車軸の数が増すにつれて、ローリ−または
トレイラーユニットの片方の側面に対する支持ユニット
の数を増さなければならない。従って、車輛の未積載重
量が増加すると、輸送可能である物品の最高重量が減少
することになる。車輛の未積載重量を減少させる手段と
しては、二重軸システムの両車軸の対応端部をビーム状
部材によって連結すること、および各ビーム状部材に作
用し、それによって両車軸をスプリング作用させる単一
のサスペンションシステムを設けることはありふれたこ
とである。しかしながら、ビーム状部材の不可避の水平
移動を吸収するには、隣接したビーム状部材端部を車輛
フレームを介して互いに枢着させるような多リンク連結
によシ、隣接の前方および後方ビーム状部材を接続する
ことが必要である。この場合、支持の重量が全体として
増し、／ステムの複雑さが高まることになる。

本発明の目的は荷担時領域の下方に３個以上の車軸を備
えたローリーマたはトレイラーユニットに連結軸支持シ
ステムの原理を適用することである。

本発明によれば、ローリ−またけトレイラーユニット支
持システムは車輪が回転可能に取付けられた３個以上の
車軸と互いに隣接した車軸の対応端部を相互接続してい
るビーム状部材と、各ビーム状部材とロー９−′ｉたは
トレイラーユニットの荷担時領域の下側部との間に配設
された弾性支持手段とを備えている。上記ビーム状部材
は、ビーム状部材の夫々の端部で弾性グッシニと係合す
るリンクによって夫々の車軸を支持しかつ夫々の車軸に
枢着されている。また、少なくとも内方車軸に関して、
２個の対向するビーム状部材の互いに隣接する端部は、
互いに固定されたリンクによって上記両車軸に接続され
てお９、このリンクはビーム状部材の端部で更に弾性プ
ツシ−と係合している。

好ましくは、最内方車軸についての固定リンクは、一端
で最内方車軸におよび反対端で対向ビーム状部材に各々
接続された単一の板によって形成されている。

かくの如く、３軸システムでは、４個のビーム状部材が
最外方車軸および内方車軸の互いに隣接する端部を接続
して設けられることになる。

好ましくは、各ビーム状部材は、外側に向いた上方フラ
ンジおよび内側に向いた下方７ランジを各々有する隔置
された２個の板を、内部横断部材に固着きれかつこれら
の部材によって間隔をへたてられて一般的に２字状の横
断面となるように設けることによって高強度の軽量部材
として構成されている。さらに、各ビーム状部材上の支
持手段はいわゆるゴム支持型のものであわ、この場合、
互いに対して傾斜した２個のゴムブロックがビーム状部
材上の固定取付部とローリ−またはトレイラーユニソト
の荷担持領域の下側部上の対応取付部との間に固着され
ていることが好ましい。

好ましくは、各ビーム状部材と車軸の各端部との枢軸接
続は、下方に延びるフランツを車軸に設けてその個所で
リンクを構成することによって形成される。この場合、
フランジは車軸と一体に形成されるか、あるいは別々に
形成されていれば溶接によってその場に固着されるかの
いずれかである。ビーム状部材はフランジを受は入れる
べく端部で凹部が形成されてお多、ゴムまたは同様の弾
工性ブツシュがビーム状部材の両端およびフランジを貫
通して形成された適切な穴の中に挿入されている。

３軸システムでは、最外方車軸と内方車軸との正確な関
節接続のためには、各ビーム状部材の支持手段はこれを
通る中心線が最外自車軸への枢軸接続部から内方車軸へ
の枢軸接続部までの距離のほぼ１／３となる程度にビー
ム状部材上に設置されるべきである。

かくして、あらゆる普通の路上使用中、隣接軸間の垂直
平面における不可避の相対変位は、軽減した重さおよび
更に高い耐久性によｐ注目するに値するシステムにおい
て各ビーム状部材と各車軸へのその接続体とでなさバる
枢軸移動によって十分に吸収することができる。加速力
および制動力下で、牽引均衡ビームは最内方車軸とのそ
の連結を介して回転自在ごあり、この結果、車軸間の荷
重が均等となり、従って、特に苛酷な制動状態の間、路
上車輛がホップする傾向が著しく減少する。この様なシ
ステムは、別々に形成されかつ接続されたリンクを利用
しているビーム状前月の隣接端部間に形成される接続の
必要性を回避することによって一様にコスト上効果的で
ある。

以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

図中、トレイシー車輛１は荷保持プラットホーム２を備
え、このグラノドホームの下方には３個の車軸３Ａ　、
３Ｂ　、３Ｃが設けられており、これら車軸上には路上
車輪（図示せず）が取付られている。３個の車軸は２個
のビーム４Ａ。

４Ｂによって相互連結されている。ビーム４Ａはリンク
形成フランツ５を介して車軸３Ａに枢着されておυ、こ
のフランツ５は部位６での溶接により車軸３Ａに固着さ
れかつビーム４Ａ上の穴８を貫通している弾性グツシー
７と係合している。ビーム４Ｂは同様にリンク形成フラ
ンジ９を介して車軸３Ｃに枢着されており、このフラン
ツ９は部位１０での溶接によシ車軸３Ｂに固着されかつ
ビーム４Ｂ上の穴１２を貫通している弾性プツシ−１１
と係合している。

自車軸３Ｂについては、ビーム４Ａおよび４Ｂの隣接端
部は間隔をへだてた関係をなしてリンク形成板１３に枢
着されておυ、この板１３は部位１４での溶接によシ車
軸３Ｂに固着され、かつビーム４に、４Ｂにそれぞれ装
着された枢軸ビン１７，１Ｂ上の弾性ブツシュ１５゜１
６と係合している。

車軸ＪＡからビーム４Ａの長さのほぼ１／３の間隔で、
荷支持プラントホームの支持手段が設けられておシ、同
様に支持手段がビーム４Ｂ上に、車軸３Ｃからビーム４
Ｂの長さのほぼ１／３の間隔で設けられている。特に、
図示のように、ビーム４に、４Ｂはおのおの、外側に向
いた上方フラン−）２０および内側に向いた下方フラン
ジ２ノをそれぞれ有する間隔をへたてた２個の板１９を
内部横部材２２に固着されかつこの部材２２によって隔
置されて一般的に２字状横断面となるように設けること
によって、高強度の軽量部材として構成されていること
が好ましい。

この構成では、板１９を横切って固着された傾斜板２４
に接合され、かつ支柱２６によって荷支持ブラットホー
ムの下側部に固着された傾斜板２５に接合された。２個
の傾斜ゴムブロック２３から支持を形成することが好し
い。しかし々から、板２４は所望に応じてビームに枢着
されたブロックに取付けることができることは理解され
よう。

車軸の各端部に設けられた図示の同一システムでは、普
通の路上使用中の、垂直平面における隣接軸間の不可避
の相対変位は、軽減した重さおよび更には高い耐久性に
より江目するに値するシステムにおいて各ビームと各車
軸へのその接続体とでなされる枢軸移動によって十分に
吸収することができる。加速力および制動力下で、牽引
均衡ビームは最内方車軸とのその連結を介して回転自在
であり、この結果、車軸間の荷重が均等となり、従って
、特に苛酷な制動状態の間、路上車輪がホップする傾向
が著しく減少する。この様なシステムは、別々に形成さ
れかつ接続されたリンクを利用しているビームの隣接端
部間に形成される接続の必要性を回避することによって
一様にコスト上効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による３軸システムの側面立面図；およ
び第２図は第１図の線２−２に沿った断面図である。 １・・・トレイラー車輪、２・・・荷保持プラットホー
ム、３に、３Ｂ、３Ｃ・・・車軸、４Ａ、４Ｂ・・・ビ
ーム、５・・・リンク形成フランジ、７・・・弾性プツ
シ−１８・・・穴、９・・・フランジ、１１・・・弾性
ブツシュ、１２・・・穴、１３・・・リンク形成７ラン
ノ、１５．１６・・・弾性ブツシュ、１７．１８・・・
枢軸ビン、１９・・・板、２０・・・外側に向いた上方
フランジ、２ノ・・・内側に向いた下方７ランノ、２２
・・・内部横断部材、２３・・・ゴムブロック、２４゜
２５・・・板、２６・・・支柱。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　車輪が回転可能に取付けられた３個以上の車軸と
   、互いに隣接する車軸の相応端部を相互接続しているビ
   ーム状部材と各ビーム状部材と車輛の荷保持領域の下側
   部との間に配設された弾性支持手段と、を備え、上記ビ
   ーム状部材はビーム状部材の夫々の端部で弾性ブツシュ
   と係合するリンクによって夫々の車軸を支持していると
   ともに夫々の車軸に枢着されておフ、少なくとも内方車
   軸に関して、２個の互いに対向するビーム状部材の互い
   に隣接する端部はリンクによって上記内方車軸に接続さ
   れ、これらのリンクは互いに固定されかつビー　ム状部
   材の端部で弾性ブツシュとも係合していることを特徴と
   する車輛用支持システム。 ２、最内方車軸と結合された固定リンクは、一端で最内
   方車軸に、および反対端で対向するビーム状部材に各々
   接続された単一の板によって形成されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の車輛用支持システ
   ム。 ３、各ビーム状部材は、外側に向いた上方フラン・ジお
   よび内側に向いた下方フランジを各々有する２個の隔置
   された板を、内部横断部材に固着されかつこれら部材に
   よって間隔をへたてられて略２字状の横断面となるよう
   に設けることによって、高強度の軽量部材として構成さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項または
   第２項に記載の車輛用支持システム。 、４．各ビーム状部材上の支持手段はゴム支持型のもの
   であυ、互いに対向して傾斜した２個のゴムブロックが
   ビーム状部材上の固定取付部と車輛の荷担持領域の下側
   部上の相応取付部との間に固着されていることを特徴と
   する請求求の範囲第１項乃至第３項のいずれかの項に記
   載の車輛用支持システム。 ５、各ビーム状部材と車軸の各端部との枢軸接続は下方
   に延びるフランジを車軸に設けてその個所でリンクを構
   成することによって形成されることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項乃至第４項のいずれかの項に記載の車輛
   用支持システム。 ６、　フランジが別々に形成されかつ車軸に固着されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の車
   輛用支持システム。 ７、　上記ビーム状部材はフランジを受は入れるべく形
   成された凹部その端部に有しており、ゴムまたは同様の
   弾性プツシ−がビームの端部およびフランジを貫通して
   形成された適当な穴中に挿入されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第５項または第６項に記載の車輛用支
   持システム。 ８、　各ビーム状部材の支持等段は、これを通る中心線
   が最外方車軸への枢軸接続部から内方車軸への枢軸接続
   部までの距離のほぼ１／３となる程度にビーム状部材上
   に設置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項乃至第７項のいずれかの項に記載の車輛用支持システ
   ム。