JPS59206482A - 反応塔流出物精留系と原料との間の熱交換を利用する発熱的炭化水素転化方法 - Google Patents

反応塔流出物精留系と原料との間の熱交換を利用する発熱的炭化水素転化方法

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JPS59206482A
JPS59206482A JP59083037A JP8303784A JPS59206482A JP S59206482 A JPS59206482 A JP S59206482A JP 59083037 A JP59083037 A JP 59083037A JP 8303784 A JP8303784 A JP 8303784A JP S59206482 A JPS59206482 A JP S59206482A
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stream
liquid
hydrocarbon
gasoline
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JP59083037A
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ス−ザン・キム・マ−シユ
ハ−トレイ・オ−エン
バ−ナ−ド・スタンレイ・ライト
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオレフィンをより高級な炭化水素類、例えばガ
ソリン沸点範囲又は中間留分範囲の燃料、に転化するだ
めの熱交換方法及び装置に関する。特には、本発明は、
熱エネルギーを交率的に使用するだめの発熱的接触反応
塔系及び流出物精留系の運転方法に関する。
ゼオライト触媒及び炭化水素J転化プロセスの進歩はオ
レフィン性原料、例えば低級オレフィンに富む製油所流
、をCs+(Cs以上の)ガソリン、ディーゼル燃料、
等の製造に利用する興味をひきおこした。ZSM−5型
ゼオライト触媒から誘かれた基礎的研究に加うるに、沢
山の発見がMobjl  01efins  to G
a5o1ine/1)istillate(”MOGD
”と以下略称する)〔モービルのガソリン/中間留分へ
のオレフィン転化プロセス〕として知られる新規な工業
プロセスの開発に貢献して来た。このプロセスは、低級
オレフィン、特にC2−csアルケン類、を含有する製
油所流を利用する安全で、環境上許容し得る方法として
意義を有する。このプロセスは在来のアルキレーション
装置にとって変ることが出来よう。米国荷許第3,96
0,978号及び第4.021,502号で、Plan
k、 Rosinski及びGivesは酸性度を調節
した結晶性ゼオライト触媒でのC2−05オレフインの
、皓独又はパラフィン性成分と混合した形での、高級炭
化水素への転化を開示している。Garwood等も、
米国・時許第4.,150,062号、第4,211,
640号及び第4,227,992号に於ける如く、M
OGDシステムについての改良されたプロセス方法に貢
献している。
低級オレフィン、特にプロペン及びブテン類、のZSM
−5上での転化反応は中程度の高い温度及び圧力に於て
実施される。転化反応生成物は液体燃料、特に05+(
“C5+以上の゛以下C5+と略記)脂肪族及び芳香族
炭化水素として需要がある。オレフィン性ガソリンはM
OCDプロセスに依り、良好な収率で製造され、生成物
として分離することも、反応塔系に循環させ更に中間留
分の生成物に転化することも可能である。
オレフィン性原料は例えばガス分離装置、02以上の炭
化水素の分解、石炭副生物の様な化石燃料処理プロセス
流、及び種々の合成燃料プロセス流を含む様々の出所か
ら得られるであろう。エタン分解及び転化反応からの流
出物の転化が米国特許第4,100,218号に開示さ
れており、そしてGa−ZSM−5上でのエタンの芳香
族への転化が米国特許第4,350,835号に開示さ
れている。軽油等の流動接触分解からのオレフィン性流
出物は、不発明のMOGDプロセスによる発熱的転化反
応に好適の、主として03−C4オレフィンの、価値あ
るオレフィン源である。
オレフィン・オリゴメリゼーション系の装置コストヲ低
下させそして熱効率を高めることに依って、プロセスの
経済性を改善するのが本発明の目的である。これは、熱
い反応塔流出物を先ず軽質(04以下の)炭化水素流と
重質(Cs+)炭化水素流とに分け、後者から中間留分
及びガソリンが予め定められた割合で分は回収出来る、
熱交換順序を用いる方法によって達成される。
プロセスとしては、本発明はオレフィン性原料を酸ゼオ
ライト触媒と、C3−C4炭化水素を含有する再循環稀
釈流の存在下、密閉反応塔中、高い温度及び圧力で接触
させる、低級オレフィン性原料のC5+液状炭化水素へ
の連続的転化方法の改良方法に関する。かXる連続的転
化方法に於て、a)反応塔流出物を脱ブタン帯中で精留
して、凝縮した低級アルカン炭化水素流と液状C5炭化
水素流とを得;b)液状C5炭化水素流を中間留分の炭
化水素の範囲の液体生成物とガソリン沸点範囲の塔頂留
出炭化水素蒸気流とにスプリントし; C)凝縮低級アルカン炭化水素流の少くとも一部を加圧
下で再循環し、そして稀釈剤として該低級アルカン炭化
水素流をオレフィン性原料流と合一させ;且つd)スプ
リッタ一工程からのガンリン沸点範囲の塔頂留出炭化水
素蒸気流からの廃熱を、このガソリン沸点範囲の塔頂留
出炭化水素蒸気を液状低級アルカン炭化水素−オレフィ
ン性原料合一流との熱交換関係において通過させること
に依シ、回収する諸工程よシ成ることを特徴とする連続
的転化方法である。か\る改良方法の好ましい態様では
、熱い中間留分範囲の炭化水素液体生成物からの廃熱も
、か\る中間留分範囲の液体を液状低級アルカンオレフ
ィン性原料合−流との熱交換関係において通過させるこ
とに依り、回収出来る。
典型的には、このプロセヌのためのオレフィン性原料は
、モノアルケン類を主留分として含有し、ジエン及び他
の有害成分が本質上無い、C2−C5脂肪族炭化水素よ
り本質上は成る。本方法は色々の揮発性低級オレフィン
を原料として利用可能であり、ガソリン又は中間留分の
製造にはC2−C6のO−オレフィンのオリゴメリゼー
ションが好まし゛い、好ましくはオレフィン性原料は5
0乃至75m01e%のCs−Csアルケンを含有すも
装置としては、本発明は、高い温度と圧力に於ける低級
オレフィンの接触オリゴメリゼーションに依るオレフィ
ン性原料の、ガソリン沸点範囲の炭化水素及び中間留分
範囲の炭化水素から成る重質炭化水素への転化のための
統合システムに関する。
か5る系は、 a)  気相のオレフィン性原料を複数個のアルミノシ
リケートの固定触媒床と遂次的に接触させて、低級オレ
フィンをより高級な炭化水素類に発熱的に転化するため
に操作可能に連結した断熱的に運転する接触オリゴメリ
ゼーション反応塔系、この系は更に反応系に加圧された
液状オレフィン性原料を供給するための装置及び反応塔
系から熱い反応塔流出物を回収するだめの装置を有する
;b)反応塔流出物からガソリン沸点範囲の炭化水素蒸
気と中間留分範囲の液体とを回収する分離装置;C)反
応塔流出物より分離した熱いガソリン沸点範囲炭化水素
蒸気との熱交換に依択加圧されたオレフィン性原料を予
熱するだめの第一熱交換装置; d)熱い反応塔流出物との熱交換に依り、オレフィン性
原料を更に予熱するための第二熱交換装置;及びC)オ
レフィン性原料をオリゴメリゼーション反応温度にと更
に加熱するための加熱炉装置 より成る。場合によっては、かXるシステムに分離器装
置から回収した熱い中間留分範囲炭化水素液体との熱交
換に依りオレフィン性原料を予熱する付加装置を包含す
ることも出来る。
図1は、本発明の主要なプロセス流間の熱交換の関係を
示す大約の概略図を示す。図1中では、統合システムは
高い温度及び圧力に於て低級オレフィンのオリゴメリゼ
ーションに依りオレフィン性原料を重質炭化水素に転化
する様に描かれている。熱いガソリン沸点範囲の蒸気を
用いて加圧されたオレフィン性原料を予熱し、その際ガ
ソリンを凝縮させるための第一熱交換装置;熱い中間留
分範囲液体を用いて第一(例文換器からの原料を加熱す
るため第二熱交換装置;熱いオリゴメリゼーション反応
塔流出物を用いて第二(ホ)交換器からの原料を加熱す
るための第三熱交換装置;及び第三(財)交換器からの
原料を反応温度に加熱するだめの加熱炉装置を含めた一
連の効果的に結合した原料加熱帯が提供される。断熱的
に運転される接触オリゴメリゼーション反応塔はガソリ
ン範囲及び中間留分範囲の炭化水素から成る重質炭化水
素への低級オレフィンの発熱的転化反応のために設け、
熱い反応塔流出物を反応塔から第三(例文換器へと通過
させるこれに続く一連の流体取扱い装置によって原料を
加熱する。場合によっては、脱エタン塔リボイラー等の
様な精留塔の気化装置の少くとも一部の内での熱交換に
依シ、反応塔流出物の熱エネルギーを更に回収すること
も可能である。
連続系は反応塔流出物を、ガソリン沸点範囲蒸気流、液
状中間留分範囲流とに分ける精留装置、及び場合によっ
ては、オレフィン性原料と合一させるために軽質炭化水
素の凝縮ガソリンの少くとも一部を再循環する装置も備
えている。
添付図面の図2の工程系統図は全体的なプロセスを示し
ている。オレフィン性原料は通常、中程度に加圧されそ
して周囲の温度の暖かさの液体として供給される。通例
、原料は反応プロセスの反応(塔)圧力より実質上低く
、そして同様な温度及び圧力の、c3−c4ア)Lカン
に富む、再循環液状稀釈物と合一させることが出来る。
合一させたオレフィン−再循環及び/又はガソリン−原
料流の昇圧後、それを接触反応塔系に導き、そこには後
述の如く熱交換系と効果的に結合している多段固定床反
応塔(複数)が含まれている。反応塔流出物は脱ブタン
塔塔底留分との熱交換による冷却が可能である。凝縮さ
せた脱ブタン塔塔頂留出流は再循環のために回収し、そ
して原料のオリゴメリゼーションによって得られた重質
炭化水素は生成物スプリッター装置中で中間留分〔沸点
330”F+(166℃+)(330下以上(166℃
以上)の)〕とガンリン留分〔125下から330°F
(52℃から166℃)の沸点範囲〕を色々な量で生成
する。
ガンリン生成物は不飽和脂肪族液状炭化水素を主要留分
とするので、所望に依シ、分離(回収)して水素精製し
火花点火自動車燃料を製造してもよい。場合によっては
、スプリッター装置から得られたオレフィン性のガソリ
ン沸点範囲炭化水素の一部又は全部を、中間留分の範囲
のより重質な炭化水素に更に転化させるために再循環さ
せてもよい。
これは合−流の加熱に先立って、循環ガンリンを低級オ
レフィン原料に合一し、稀釈することによって達成され
よう。
本発明での使用に適したプロセス条件、触媒及び装置は
、例えば米国特許第3,960,978号(Given
s等)、第4.021,502号(Plank等)及び
第4,150,062号(Garwood等)記載の、
MOGDプロセスに対して示されているものである。オ
レフィン性ガソリンの水素精製及び再循環は米国特許第
4,211.640号(GarwoodとLee )に
開示されている。その他の関連開示には、オレフィンの
ガソリン/中間留分への接触的転化に関する米国特許第
4..227,992号(GarwoodとLee )
及びヨーロッパ特許第31675号(DwyerとQa
rwood )が含まれる。
ここでの使用に好適の触媒物質は、低級オレフィン、特
にプロペンとブテン−1、の高級炭化水素へのオリゴメ
リゼーションを促進する如何なる酸(酸性の)ゼオライ
トとすることが出来る。ここでの使用が好ましいオリゴ
メリゼーション触媒には、少くとも12のシリカのアル
ミナに対する(モル)比、約1乃至12の拘束係数及び
約160−200の酸分解活性を有するZSM−5型結
晶性アルミノシリケート・ゼオライHJAが包含される
。ZSM−5型ゼオライトの代表例はZSM−5、ZS
M−11、ZSM−12、ZSM−23、Z SM−3
5、ZSM−38及びZSM−413である。ZSM−
,5は米国特許第3,702゜886号及び米国再発行
特許第29,948号中で開示され、特許請求されてい
る:ZSM−11は米国時ff13,7oc+。
979号中で開示され、特許請求されている。又、ZS
M−12に対しては米国特許第3.832,449号を
;ZSM−23については米国特許第4,076.84
2号を;ZSM−35については米国特許第4,016
,245号を;ZSM−38については米国特許第4,
046,839号を、及びZSM−48についてはヨー
ロッパ特許公告第15132号を参照されたい。ここで
有用なZSM−5型ゼオライトの一つは米国特許第4,
067,724号に記載されそしてその特許中で゛′シ
リカライト(5ilical ite ) ”と呼ばれ
ている高度珪質ZS、M−5である。1段又はそれ以上
の反応塔棚段中で使用可能なその他の触媒には様々の中
程度〜  (〜5から9λ)の細孔の珪質物質、例えば
英国特許第2゜106.131〜132号、第2,10
6,533〜534号中で開示されているボロシリケー
ト、フェロシリゲート、及び/又はアルミノシリケート
、がある。更に別の有効な触媒には、大細孔ゼオライト
上でのオレフィンの転化に関連する、米国特訂第4,4
30,516号(WongとLaPierre )及び
ヨーロッパ特許出願第83304696.4(Koei
ngとpegnan )に開示されているゼオライトが
ある。
ここでの使用に最も好ましい触媒は55wt、%の(ス
チーム処理した)HzSM−5と35 wt、 %のア
ルミナ・バインダーより成り、約160から200の酸
分解活性(a値)を持つ押出成型品(1,51131)
である。
本発明の方法及び装置を図2中で詳細に例示した。図2
を説明すると、オレフィン性原料は液体導管10を通っ
て定常流条件でMOGDプラントに供給され、稀釈され
て、ポンプ12に依りプロセス圧力に昇圧される。オレ
フィン性原料+再循環液体は間接熱交換装置14.16
.18及び加熱炉20を通って順次加熱されて反応塔系
30(複数本の反応塔槽31A、B、C等を含む)、で
の接触的転化のための温度に到達する。
図示した反応塔系部分は、反応塔間にに)交換器冷却を
備えた3本の下向流固定床の直列排列反応塔より成る。
反応塔の相互配置は、どの反応塔もA、B又はCのいず
れの位置を占めることも可能となっている。位置Aの反
応塔は最も経時変化を受けた(劣化した)触媒を有し、
そして位置Cの反応塔は新規に再生した触媒を有する。
冷却された反応塔流出物は脱ブタン塔40中で先ず低級
脂肪族再循環となり、そして次にスプリッター装置50
中で脱ブタン塔塔底分をガソリン及び中間留分生成物に
分離されるだけでなく、液状ガソリン再循環ともなる。
ガソリン再循環は適切な品質の中間留分を製造する上で
必要であるばかりでなく、(原料中の非オレフィン分及
びC3−C4低級アルカン再循環と共に)各反応塔上下
の間での発熱による温度上昇を30℃以下に抑えるため
にも不可欠である。然し一方、反応塔のΔTはC3−C
4再循環流量の関数でもある。主として原料中の非オレ
フィン分の流量の全体的変化を打消すために再循環流量
を変化させる。予熱された結果、液状の再循環は反応塔
入口に達する時には気化している。
液体の低級アルカン(Cs / C4)及び/又はガソ
リン再循環流す稀釈剤として備えており、そして液状再
循環を比較的低圧でオレフィン原料と合一させ、そして
合ニした原料流をプロセス圧力迄液相でポンプ加圧する
のが好ましいことが見出された。液体を一段階でポンプ
加圧し、触媒との接触に先立って、その次に合一 した
オレフィン性原料を蒸発する迄加熱するこの方法によっ
て実質的なエネルギーの節約が達成された。脱エタUい
凝縮低級アルカン流の加圧及びプロセス圧力でオレフィ
ン性原料稀釈のだめの再循環によって、金のか5る精留
操作を省略することが出来る。脱エタン塔をMO,GD
プロセスのループから外すことも出来、好ましくは脱エ
タンに先立って軽質炭化水素の製油所流を低級脂肪原流
部分に、脱エタン装置中で、加える更なる工程を含むこ
とも出来る。
以下はプロセスの流れの詳細である。流量を調節したオ
レフィン原料を、これも同じく流量を調節しであるC3
−C4に富む凝縮再循環と導管10中で合一させる。得
られた流れをポンプ12で系の圧力にポンプアップしそ
して、ガソリン再循環流がポンプ58で系の圧力にポン
プアップされて後、ガソリン再循環とも合一する。合一
した(原料+再循環+ガソリン再循環の)流れを、加熱
して後、系30の反応塔31Aの人口30’Fに導く。
合一した流れ(ここでは“反応塔原料流゛と呼ぶ)は先
ず交換器14(反応塔原料/スプリッター塔塔頂留出油
交換)中でスプリッター塔50塔項留出油で、次に交換
器16(反応塔原料/スプリッター塔塔底分交換)中で
スプリッター塔塔底分て、そして次に最後に交換器18
(反応塔原料/反応塔流出物交換)中で位置Cの反応塔
流出物で予熱される。
反応が発熱的なので、最初の二つの位置A、Bにちる反
応塔からの流出物は、最後の二つの位[B、Cにある反
応塔入口で必要な温度に迄、脱ブタン塔、40部分的再
沸騰によって(40のリボイラーの加熱に使用して)冷
却する。
温度制御は反応塔流出物の一部をリボイラー42へバイ
パスさせて達成される。脱ブタン塔の塔底段階の温度制
御を行いつつ、更に必要な再沸騰(の熱エネルギー)は
位置Cの反応塔31からの流出物の一部によって供給さ
れる。
反応塔原料を予熱して後、反応塔流出物は脱エタン塔塔
底分61を再沸騰させ(塔底分のりボイラー61を加熱
し)そして80%以上が蒸気の混合相流として脱ブタン
塔に導かれ、この塔はコンデンサー44での冷却によっ
て脱ブタン塔塔頂留出油が完全に凝縮する圧力で運転さ
れている。
脱ブタン塔塔頂留出油アキュムレーター46からの液体
が、脱ブタン塔リフラックス47、低級アルカン再循環
−48及び脱エタン塔60の原料となり、後者はポンプ
49で脱エタン塔圧力にポンプ加圧後、脱エタン塔60
に送る。脱ブタン塔塔頂留出油65のアキュムレーター
・オーバヘッドは燃料ガス系62へと導く。アキュムレ
ーターの液体64は(脱エタン)塔のりフラックスとな
る。塔底流63(LPG製品)は不飽和ガス・プラント
に送ることも、さもなくは分離回収することも可能であ
る。
脱ブタン塔40からの塔底流41は直接、スジ1ノツタ
ー、50に送り、ここで05+物質をCs  330?
(Cs−166℃)ガソリン(塔頂留出の液状生成物及
び再循環)及び330’Ff166℃)以上の中間留分
(塔底製品)とに分割する。スプリッター塔塔頂留出分
流52は、反応塔原料流を予熱して、スプリッター塔塔
頂留出油コンデンサー54中で完全に凝縮させる。塔頂
留出油アキュムレーター56からの液体が(スプリッタ
ー)塔リフラックス50L1ガソリン生成物50P及び
流量を調節した特定のガン1ノン再循環50 Rとなる
。例えば1moleのガソリン/原料中のオレフィン1
moleの割合でガソリンを再循環のためにポンプ58
により加圧する。ガソリン生成物冷却器59中で冷却後
、ガソリン生成物をガソリン・プールに送る。スプリッ
ター塔塔底留分は必要圧力にポンプ51でポンプ〃日圧
して交換器16中で反応塔原料を予熱する。最後に、そ
のセタン価改善のために水素精製する前に、中間留分生
成物50Dを周囲の温度に冷却する。
省エネルギーの観点から、別に燃料を用いるリボイラー
の代シに、脱ブタン塔のりボイラー(の沸騰)に3本の
反応塔すべての流出物を用いるのが好ましい。3本のU
字管熱交換器43を備え、その管の中を反応塔31の流
出物を循環させるケトル式リボイラー42が系の穣まし
い特徴のものである。脱ブタン塔40の塔底段からの液
体はシェル側を循環させる。別の方法として直列の3個
のサーモサイフオン式リボイラーは大きな圧力低下の欠
点と、それぞれのりボイラー中で次々と気化してゆく脱
ブタン塔塔底分から生ずる不安定さに伴う制御の問題に
悩まされるであろう。
圧力低下の問題は3個のリボイラーを並列例配置するこ
とで解決するが、各並列リボイラーへの脱ブタン塔塔底
分の配分制御はかガり困難であろう。
液状低級アルカン(C3−C4)とガソリン再循環の両
者に所望の品質と流量を与えるためには、反応塔流出物
を精留する必要がわる。相セパレーターは両液体再循環
に対して品質基準及び流量を満足させる様な反応塔流出
物の適切な分離を行っていない。例えば、ガソリン再循
環は過大な中間留分と軽質分とを同伴するであろうし、
一方、Ca−04再循環はガソリンの沸点の留分を含有
しているであろう。従って、セパレーターを使用した場
合は液体再循環を適切に制御するのが困難であろう。
精留のための部分系が三つの主要な液状生成物流−LP
G(主としてC3−c4アルカン)、ガソリン沸点範囲
の炭化水素(Csから330’F)[:Csから166
℃〕及び中間留分範囲の重質炭化水素(330″F以上
)(166℃以上〕−を得る様に構成されている。脱エ
タン塔のオフガスはメタン及びエタンと少歌の他の軽質
ガスより成り、MOGD系内で加熱炉燃料ガスとして消
費されるか、燃焼させるか、又は他に利用するかされる
であろう。
炭化水素流の精留を行う従来の石油精製技術では、流れ
を先ず脱エタンし、次に脱ブタンして生成物を次々と分
離していた:本発明の系では全MOGD反応塔流出物を
最初に精留を実施して軽質流(C4以下)及び普通液体
の05+生成物流とすることが好ましいことが見出され
た。普通は、最初の精留装置に反応塔流出物を混合相流
として導入する。
適切な圧力で脱ブタン装置を運転することに依り、塔頂
に留出するC4以下の蒸気を凝縮して、オレフィン原料
と共にMOGD反応塔系に送入出来る液状再循環流とす
る。
この凝縮液体流は液状ca−C4成分と共に低級C1−
c2構成を含むことが出来、従って脱ブタン塔塔頂留出
油のかなりの部分の再精留の必要を無くしている。
脱エタン装置をMOCD循環ループから外すことにより
、生成物流から出た副生物を液体石油ガス(LPG)及
びオフ・ガスに精留する費用を少く出来る。脱エタン塔
の機能はオレフィン・オリゴメリゼーションープラント
のみに使用される必要は無く、他の製油所の流れと統合
可能である。
場合によっては、1本又はそれ以上の(CtからC4脂
肪族炭化水素含有)軽質ガス流を、成分の安価な分離及
び回収のために、脱ブタン塔塔頂留出油の非再循環部分
と合一さSることも可能である。精留流が共存し得るな
らば、既存の脱エタン能力を活用出来よう。本発明の範
囲内で色々の熱交換工程が可能である。
脱エタン塔の精留装置はトレイ型の設計又は充填塔でも
良く、最適のLPG製品を供給するために約13乃至1
8段の理論段数を有する。塔頂から3乃至7段目に原料
供給トレイを持ち、脱エタン塔の15段の理論段数が適
切な精留を確保してくれる。脱エタン塔径、関連精留装
置及び熱交換面積は、先ず脱ブタンし凝縮した軽質炭化
水素を再循環のために抜出していることが原因で、在来
の系よシもかなシ小さくなっている。脱エタン装置は脱
ブタン塔又はスプリッター塔よシもかなり高い圧力(例
えば10−15気圧)で運転されるので、小さな質量の
流れによってポンプの所要エネルギーが大巾に減少する
生成物スプリッター精留装置50は、好ましくは(例え
ば70wt、%の)蒸気を主要留分として持った混合相
流として、脱ブタン塔塔底分を受ける。主スプリッター
塔は加熱炉付きの塔底分リボイラー5OA及びガソリン
・リフラックス・ループ14.52.54.56.50
Lが付属したトレイ型又は充填の垂直精留塔となシ得る
。スプリッター蒸留塔50は、中間留分生成物にとって
有害である過度の塔底温度を避けるために好ましくは実
質上常圧で運転される。精留装置及び運転方法は、在来
のプレートの設計、リフ2ックス及びリボイラー装置を
備えた主要蒸留塔40.50.60のそれぞれについて
実質上類似したものである。
本発明の系の精留順序及び熱交換の特徴は能率的なMO
GD系内で有効に結合して、顕著な経済上の利点を提供
する。
全反応塔流出物を先ず脱エタンし、ついで脱ブタンし、
そしてC5ガソリン又は中間留分に分割する在来の精留
系に比較して、本発明の精留系は全蒸留塔を併せてみて
、よシ少い合計理論段数しか必要としない。
MOGDの操業方式は、ガソリンの再循環及び最適の反
応塔系条件により最多の中間留分生成物を提供する様に
選択することが可能である;一方、ガソリン再循環を減
らすか無くするかしてガソリンの生産量を増加させるこ
とが望ましいこともあろう。C3=/C4=をモル比で
も重量比でも主要成分とする加圧(約1200 kPa
 ) したFCCのオレフィン性流出物流れをオレフィ
ン性原料として用いて、表1に示す如く、中間留分主生
産方式とガソリン主生産方式との実施例を示す。断熱条
件での、発熱的オリゴメリゼーション反応条件は高い温
度及び/又は圧力に於て、H25M−5型触媒を用いて
、所望に応じて中間留分収率又はガソリン収率を増加さ
せる様に容易に最適化出来る。それぞれのプロセス・パ
ラメーター例えば空間速度、発熱による最大温度上昇等
は使用するそれぞれのオリゴメリゼーション触媒、オレ
フィン性原料及び所望の生成物分布について最適化が可
能である。
反応帯間での冷却を用いる典型的な中間留分主生産方式
の多重反応帯反応塔系では、その冷却によって反応の発
熱を注意深く制御し、正常の約1900乃至315℃(
375゜−600?)の中程度の温度範囲を上廻らない
様に抑制出来る。
好ましくは、どの1本の反応塔内の最大温度差は約30
℃(ΔT〜50’F)であシ、そして(オレフィン原料
基準のLH8Vの)空間速度は約0.5から1である。
熱交換器類は反応塔間での冷却を行い、流出物を精留温
度まで下げる。例えば脱ブタン塔リボイラーの様に、1
本又はそれ以上の反応塔からの熱い反応塔流出物と精留
塔流との熱交換により、液状の炭化水素蒸留塔流を蒸発
させるために反応塔発熱の熱量の少くとも一部を利用す
ることはMOGD系に於けるエネルギー節約の重要態様
である。任意の熱交換器で精留に先立って、流出物流か
ら熱を回収することが可能である。再循環導管からのガ
ソリンはポンプ装置により加圧され、そして好ましくは
原料中のオレフィン1moleに対して約1−2m01
eのrno I e比で、原料と合一させる。
中間留分主生産方式では約4200乃至7000 kP
a(600−1000psig)の面圧で運転するのが
好ましぺ代表的な中間留分主生産方式の運転についての
物質収支を表1に示す。
表1 流れの成分(mole% 成分 CI    OO,270,04 C2,12−130,08 C21,042,520−38 Ca   31.93  3.47  0  15.7
0Cs   11.98  29.92  0  1’
0.25ic417.61  40.34  −22 
14.60C431,8110,36、1516,75
nC44,8012,49−544,38iC5−39
,3410,644,20Cs    −30−179
,563,72nC5,010,52−20 ガソリン    OO75,3828,08中間留分 
   0       0      2.99   
 1.11H20,0100,01 質量の流れ  100     33.3   160
.4   293.7流れ番号   10     4
8     50G     30F(図2) )−中間留分主生産方式 %式% 好ましい中間留分生産に最適化したMOGDプラントの
主要なプロセスの流れについての質量流速を、プロセス
温度及び圧力条件と共に表2に示した。定常状態での質
量流速は新原料100重量部に対する重量部で表わされ
ている1表2 原料11o          100  38   
 1205c3−’c4再循環/48    333 
 43    1010ガソリン再循環159    
160.4  65     −反応塔原料/30F 
     293.7 232/271  4200r
 流出物/30E  、    293.7 236/
259”  3686脱ブタン塔塔項分/40V   
 183.9  61    1050t   リフラ
ックス/47   102.9          1
015I 塔頂分生放物/48  81.1  43 
   ’1015f  塔底分/41    212.
6 197    1100駆タン塔原料/6op  
     47.8     43  2140! 塔
項分/65    21.3   58 2100I 
 リフラックス/64    18.5     43
   −I  オフ−ガス/62      2.8 
    43  2070LPG製品/63     
  45.1    91  2110スフ)ノック−
梧岡豹頁力/ち2      196.6     1
24    1601   リフラックス15or、 
     28.3      65    1051
  生成vlJ150G    168.3    ’
65  105ガソリン舛逼砕鉄/sop      
   8      43   79’0中間留分生成
物150D      44.3    43   9
70来連続運転開始時(SOC)、4続運転終了時(E
OC)この運転方式から得られるガソリン生成物はオレ
フィン性原料の8%に当り、一方、中間留分は44チの
割合で得られる。生成物性状を表3に示す。
表3 比重、  7APi        62.8    
  48.5全硫黄、  pprrTW       
Q         Qオクタン価、R+0     
 90 臭素化                 78.9重
量%H214,3 アニIル点                    
163凝固点(’F)               
  <−76セタンfiIti           
             33輝度        
            69初留点        
165      34810/30       2
17/252   379/40750/70    
   284/316   449151190   
       414      6769’ 5  
                770終点    
     531 反応塔系は、各反応塔槽内に多重の下向流断熱的触媒帯
を持つ。(全新原料基準の)液空間速度は約ILH8V
である。中間留分主生産方式では、第一反応塔の入ロ圧
力約4200kPa (600psig合計)、オレフ
ィン分圧は少くとも約1200 kPaである。エテノ
で50%、プロペンで95%、ブテン−1で85%、ペ
ンテン−1で75%のオレフィンの転化率を基準として
、反応発熱は転化したオレフィン11b当り450BT
U(1047kJ/Kf)と見積られる。これが反応塔
(触媒)床から均一に放出された場合、それぞれの反応
塔の最大ΔTは約30℃である。中間留分主生産方式で
は、原料のオレフィンを基準とするガソリンについての
rno l e再循環比は等モ/L、、C3−C4rn
ole再循環比は0.5:1である。
約62%のオレフィンを含有するオレフィン性原料から
、上述の中間留分主生産方式の運転では、約31vot
%の中間留分並びに約6.3チのガソリン、6%のLP
G及び38−以上の原料中の未転化オレフィン及び飽和
脂肪族が生成する。
比較のために、この中間留分主生産の方式を、図2に示
した同一の系で、ガソリン再循環を行わずに反応塔を比
較的高い温度及び中程度の圧力で運転した場合と比較し
たところ、中間留分収率が約13vo7%に減り、そし
てガソリン収率が約27%に上昇した。ガソリン主生産
方式の反応塔はより高い転化温度で、大略230°から
375℃(450゜700 ”F )の温度範囲で、最
大温度差を制御せず約65℃(41〜120℃)に近付
けて運転される。反応塔床は約400乃至3000kP
a(50−400psig)の中程度の加圧に維持され
、最適のガソリン生産に対するZSM−5触媒での空間
速度は約0.5から2(LH8V)であるべきである。
好ましくは、系のすべての触媒反応塔帯は、約160か
ら200の酸活性を持ったZSM−5型触媒粒子の多孔
性の床を有する固定床下向流加圧反応塔より成り、これ
は生産方式の選定及びサイクル運転の便宜のために中間
留分主生産の系と同一である。
中間留分主生産の方式の例示にくらべると、ガソリン主
生産方式の系は、同一の空間速度(全新原料基準のLH
8V=l )、(41〜28℃)の最大許容温度上昇、
(SOC=230℃最低、EOC=295℃最高)の触
媒劣化速度及び高い温度で運転される。反応塔全圧は、
反応塔入口で約350kPa (50psia )の最
低オレフィン分圧として、2160kPa (300p
sig )に減少している。ガソリン主生産方式では、
反応発熱が転化オレフィンについて4sonTu/zb
、、(1047kJ/Kf)から380 BTU7zb
、  (s s 4 Iz、Jy% )に減少している
。ガソリン再循環がオレフィンと等モル量からゼロに減
っているので、充分な稀釈を行うためにC3−C4再循
環のmole比が約0.5:1から2:1に増えている
。上述のガソリン主生産方式の条件で、エテン転化率約
50%、プロペン95%;ブテン−185%;及びペン
テン−1で75%である。重量パーセントのガソリン(
Ca  330下) [C6166℃〕収率は62.4
%、中間留分(330’F以上)〔166℃以上〕収率
は32%であシ、中間留分主生産方式のガソリン収率1
2.5wt、%、中間留分収率79%と比較される。
熱エネルギーの統合と精留方法は任意の中間留分及びガ
ソリン主生産の方式に用いるために使用可能である。合
一したオレフィン/C3C4再循環−原料流は、任意の
熱交換器中で、脱ブタン塔塔底分によって予熱してもよ
い。増えた再循環液体を取扱うためにポンプ能力を追加
する必要があろう。
好ましくは、ZSM−5触媒を、そのコーク含量がサイ
クル運転開始時(SOC)の0%から増えていって、サ
イクル運転終了時(EOC)の3Qwt、%の最大値に
達する迄、定常運転状態に保ち、最大値に達した時点で
、コーク沈着物の酸化によって(ZSM−5触媒を)再
生する。典型的には再生と再生との間に、30日の全連
続(サイクル)運転が期待出来る。反応操作温度はその
反応塔の相対的位置によって異なる。(図2に示す如く
)この系は好ましくは、(位置Aの)第一反応塔の操作
温度を約230℃−255℃(SOC)から約270℃
−295℃(EOC)へと、3−6℃/ dayの触媒
劣化速度で上げて運転する。
(B、C等の)第二及び以後の位置にある反応塔も、同
一のSOC温度で運転する;然し連続運転に於ける(例
えば3℃/day以下の)低い劣化速度が、約7日の連
続運転後、より低いEOC最高温度(例えば約275℃
以下)を生じる。サイクル(連続運転)の終了は位置A
の反応塔の出口温度が許容最高値に達した時である。こ
の時点で、入口温度を連続運転(サイクル)の開始時の
レベル迄下げて、(31Aの代りに)流出物後流で反応
圧迄昇圧後、反応塔31Dを運転系に入れた時に新規再
生触媒上での過剰のコーク生成を防止する。
コークが沈着した触媒の再生は色々の方法のどれによっ
ても実施出来る。触媒を再生処理のために反応塔から取
出して炭素質沈着物を除去してもよいし、又は反応塔中
でそのま\で触媒を再生してもよい。
少くとも3本の断熱反応塔を連続使用のだめに持ってい
るのが好ましい:直列(結合した)反応塔の数が増すと
、ΔTはより小さくなるが、然し、反応の発熱を脱ブタ
ン装置の(リボイラーでの)再沸騰及び反応塔原料の予
熱に利用するのが難かしくなるであろう。系の直列反応
塔の数がより少いと接触オリゴメリゼーションからの反
応発熱を制御するためにc3− c4再循環を多くする
必要がある。
それぞれの反応塔槽は約100kPa (] 5psi
 )の正常の圧力低下の固定触媒床及び約36001b
/hr、−ft2(17577Ky/hr−rr1″)
の合計質量流量を満たす大きさであるべきである。典型
的な槽は最高運転温度で約70気圧(7000kPa)
迄のプロセス圧力に耐えるスチール又はスチール合金製
のものである。約2:1−10:1(7)、好ましくは
4:1から6:1のL/D比を待った密閉型円筒槽が条
件に合う。反応塔原料は完全に気化しているか又は少量
の炭化水素液体が含まれているだけなので、触媒床に関
して、実質上均一な下向流を得るために格別の原料分散
器としての内部構造は必要でない。
MOGDプラントを運転する第二の方法を図3に示す、
ここではオレフィン原料稀釈のためにC3−C4再循環
・148を用いている。合一した反応塔原料流を熱交換
器装置114中で精留塔塔頂留出ガソリン蒸気で間接加
熱し、接触反応塔131A、B、Cに入れる前に、反応
塔流出物熱交換器118C1118B、118A及び加
熱炉120を次々と通す。熱交換器119中で脱ブタン
塔140の成分と熱い反応塔流出物とを熱交換させて、
C5+炭化水素に富む脱ブタン塔の下方の留分を蒸発さ
せる。脱ブタン塔塔底分はC5生成物ライン141を通
して抜出し、一方加熱炉142で再沸騰させる。脱ブタ
ン塔140からの軽質ガスはエアクーラー144で凝縮
させ、アキュムレーター146中でリフラックスと再循
環とにわける。凝縮した軽質炭化水素流の一部は塔16
0で脱エタンして、燃料用オフガムとLPG製品とする
。脱エタン塔塔底段かの液体を熱交換器161中で反応
塔流出物により再沸騰させ、更なる熱量を回収し、そし
て脱ブタンに先立って流出物中の重質炭化水素を部分凝
縮する。
新規な系を特定の態様を引用しつつ説明して来たが、特
許請求の範囲に示した発明の概念を限定する意図ではな
い。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の方法及び装置を示す全体的な概略工程系
統図、 図2は本発明の第一の態様を示す工程系統図、及び図3
は本発明の第二の態様を示す工程系統図である。 出願人  モービル オイル コーポレーション代理へ
弁理十用瀬良治 代理人弁理士斉藤武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低級オレフィン性原料を、酸ゼオライト触媒と、C
    3−C4炭化水累を含む再循環稀釈流の存在下、高い温
    度及び圧力の密閉反応塔中で接触させることに依る、低
    級オレフィン性炭化水素のC5+液状炭化水素への連続
    転化方法に於て、 a)反応塔流出物を脱ブタン帯中で精留して凝縮低級ア
    ルカン炭化水素流と液状C5炭化水素流とを得;b)液
    状C5炭化水素流を中間留分範囲の炭化水素の液体生成
    物とガソリン沸点範囲の塔頂留出炭化水素蒸気流とにス
    プリットし、 C)該凝縮低級アルカン炭化水素流の少くとも一部を刃
    口圧下で再循環し、該低級アルカン炭化水素流を稀釈剤
    として該オレフィン性原料流に合一させ:且つd)該ガ
    ソリン沸点範囲の塔頂留出炭化水素蒸気を該凝縮液状低
    級アルカン炭化水素及びオレフィン性原料流と熱交換さ
    せることに依ってスプリッティング工程からの該ガソリ
    ン沸点範囲の塔頂留出炭化水素蒸気より廃熱を回収する ことを特徴とする低級オレフィン性炭化水素の連続転化
    方法。 2、スプリッティング工程からの熱い中間留分範囲の炭
    化水素液体生成物を液状低級アルカン炭化水素及びオレ
    フィン性原料の該合一流と熱交換させることに依って、
    該中間留分範囲の炭化水素液体生成物より廃熱を更に回
    収する追加工程をも含む特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、ガソリン流の一部を再循環し、液状オレフィン性原
    料及び低級アルカン稀釈剤と合一させ、史にオレフィン
    性ガソリン成分を高圧及び中程度の温度で反応させ、中
    間留分収率を増加させる特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の方法。 4 実質上すべてのガソリン沸点範囲の炭化水素を実質
    上再循環すること無く、生成物として分離回収し、高温
    及び中程度の圧力で接触反応塔を運転してガソリン収率
    を増加させる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。 5、凝縮低級アルカン炭化水素流の少くとも一部を脱エ
    タン帯中で精留して、C3C4L P G製品及び02
    以下のガス状塔項留出生成物を製造する付加工程をも含
    む特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の
    方法。 6、該反応塔流出物をオレフィン性原料と再循環低級ア
    ルカン炭化水累稀釈剤との該合一流と熱交換させ且つそ
    の後、該反応塔流出物を脱ブタン及び/又は脱エタン帯
    の一方又は両方へのりボイラー液体フィードと熱交換さ
    せることに依り、反応塔流出物から更に熱を回収する工
    程をも含む荷を含有し、且つ新原料中のオレフィン基準
    で約0.5:1乃至2:1のモル比でオレフィン性原料
    流に合一させる特許請求の範囲第1項乃至第6項のいず
    れかに記載の方法。 8.3)気相のオレフィン性原料を複数個のアルミノシ
    リケートの固定触媒床と遂次的に接触させ、低級オレフ
    ィンをより高級な炭化水素類に発熱的に転化するため操
    作可能に連結した断熱的に運転する接触オリゴメリゼー
    ション反応塔系であって、更に該反応塔系に加圧された
    液状オレフィン性原料を供給するための装置及び該反応
    塔系から熱い反応塔流出物を回収するだめの装置を有す
    るもの; b)反応塔流出物からガソリン沸点範囲の炭化水素蒸気
    と中間留分範囲の炭化水素液体との両者を回収する分離
    器装置; C)該反応塔流出物より分離した熱い該ガソリン沸点範
    囲炭化水素蒸気との熱交換に依り、加圧したオレフィン
    性原料を予熱するだめの第一熱交換装置:d)熱い反応
    塔流出物との熱交換に依り該オレフィン性原料を更に予
    熱するための第二熱交換装置;及びe)該オレフィン性
    原料をオリゴメリゼーション反応温度に更に加熱するた
    めの加熱炉装置: より成る低級オレフィンの高い温度及び圧力に於ける接
    触的オリゴメリゼーションに依る、オレフィン性原料の
    ガソリン沸点範囲の炭化水素及び中間留分範囲の炭化水
    素よシ成る重質炭化水素への転化用装置。 9、該反応塔流出物から分離した熱い中間留分範囲の炭
    化水系液体との熱交換に依り、該加圧液状オレフィン性
    原料を予熱するための付加装置をも含む特許請求の範囲
    第8項記載の装置。
JP59083037A 1983-04-26 1984-04-26 反応塔流出物精留系と原料との間の熱交換を利用する発熱的炭化水素転化方法 Pending JPS59206482A (ja)

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