JPS59205388A - 第四級化ホスフアチジルオキシエチルアミンおよびそのn−誘導体の製造方法 - Google Patents

第四級化ホスフアチジルオキシエチルアミンおよびそのn−誘導体の製造方法

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JPS59205388A
JPS59205388A JP7639484A JP7639484A JPS59205388A JP S59205388 A JPS59205388 A JP S59205388A JP 7639484 A JP7639484 A JP 7639484A JP 7639484 A JP7639484 A JP 7639484A JP S59205388 A JPS59205388 A JP S59205388A
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methyl
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JP7639484A
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クラウス・ハインリツヒ・トツト
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/08Esters of oxyacids of phosphorus
    • C07F9/09Esters of phosphoric acids
    • C07F9/10Phosphatides, e.g. lecithin

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メチルハロブナイドを用いる転化によりホス
7アチジルオキシエチルアミンおよびそのN−誘導体を
第四級化する方法に関する。
動物および植物起源の燐脂質(phosphatles
 )は、無窒素燐脂質およびα−およびβ−ホスファチ
ジン酸、(式、 0H20−PO(OH)2       CH20=c
lO−R2α           β (式中、−Go−R1および(1!O−R”  は脂肪
酸基である)で示される1−または2−グリセリン燐酸
の脂肪酸エステル)以外に、次式(α一式のみを示す)
:(a)  ホス7アチジルオキシエチルアミン(ケフ
ァリン) OH20−PO(OH)=OOH2−CH2−NH2(
1))  ホス7アチジルセリン(セリンケファリン)
OH20co−u ■ 0HO−Co−R2 0H20−PO(OH)−00’H2−CHNH2−0
00H(Q)  ホス7アチジルコリン(レシチン)C
!H2O−Co−R1 0HO−(1!0−R2 0H20−PO(OH)−00H2−OH2−N(OH
3)30A!または、 0H20−Co−RI ■ 0HO−(!0−12 C・120−PO(0−)−0CH2−OH2−N(O
H3)3”で示されるようなホスファチジン酸と(a)
アミノエタノール、(b)1−アミノ−2−ヒドロキシ
酢酸(セリン)および(c) 2−ヒVロキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライP(コリン)とのエステ
ルを含有する。これ以外に、2個の脂肪酸基のうちの1
個が欠けている、いわゆるリゾ燐酸質(1ysopho
sphatides )  も含まれている。
商業的に入手できる燐脂質製品は、かような燐脂質の混
合物であり、さらにグリセライド、ステロールおよびそ
れらのエステルなどのような随伴物質を含有する。
食品中および規定食用として食餌療法的に使用される水
中−油型エマルション用乳化剤のように燐脂質混合物を
使用するときは、ケファリン含量は低いことが重要であ
る。
特許および他の文献には、クロマトグラフによる分離方
法、溶剤分別法または化学的方法による種々の燐脂質の
分離に関して多数の提案がなされている。
分離の前に、レシチン含量をできるだけ高くするのが有
利である。これに対して、燐脂質混合物からレシチンに
富む部分を製造する場合には、市場を探さねばならない
レシチンが少なくケファリンに富む部分が得られる。
燐脂質混合物のレシチン含量は、その中に存在するケフ
ァリンをレシチンに転化することによって増加させるこ
とができる。かようにして得られた混合物を、分別用と
して、そのまま、または出発物質として使用することが
できる。
燐脂質分離の際の、レシチンに乏しい部分のケファリン
をレシチンに転化することによってレシチンの量を増加
させることができる。
米国特許明細書簡2、、.3.7S 、、686号には
、ケファリンおよび無油の大豆燐脂質のようなケファリ
ン含有混合物を、エーテル溶液中においてジアゾメタン
またはホルムアルデヒド及びメタン酸(蟻酸)で転化す
る方法が提案されている。しかし、この方法ではジメチ
ルケファリンが形成されるだけであろう。
このことは、西独特許第2226291号およびこれに
相当する米国特許第3 862 ’968号において確
認されている。同特許によれば、ケファリンおよびセリ
ンケファリンのメチル化は、2工程で行なわれる:すな
わち、第1工程においてホルムアルデヒドおよび蟻酸に
よる転化によって相当するリゾチル化合物が得られ、こ
れを第2工程において沃化メチルで第四級化する方法で
ある。
ベルケート(Verkade )は、proc、 ko
n、 Acad。
ウエテンシアツペン(Wetenschappen )
 B 65164〜165頁(1962年)に、沃化メ
チルでメチル化した0−ベンジルジメチルケファリンを
記載している。スリットプーム(SlothOOm )
等(Ohem、 Phys、 Lipic181.31
7〜336頁(1967年)参照)は、0−ペンジルジ
メチルリゾケ7アリンのメチル化を、シクロヘキシルア
ミンの存在下、沃化メチルで行い、リゾレシチンを製造
した。ストラフエル(5toffel )等(ホップデ
ィラー(Hoppe−8eyler’s ) Z、Ph
ysiol、Chem。
352 1058〜1064頁(1971年)参照)は
、標識沃化メチルによるジメチルケファリンのメチル化
を記載している。スミス(Sm1th )等(Lipi
aa 1592〜94頁(1978年))は、テトラヒ
ドロフランおよびアセトニトリル中の炭酸銀の存在下、
標識沃化メチルである種のケファリンをメチル化して相
当するレシチンを75%の収率で得た。パーチル(Pa
tel)等(Lipids14 596〜597頁(1
980年)参照)は、ベンゼン中の対称的ヘキサオキサ
シクローオクタデカンおよび無水炭酸カリウムの存在下
、標識沃化メチルで卵からのケファリンをメチル化して
レシチンを約75%の収率で得ている。任意の文献をり
1用しなくても前記の特許明細書から、沃化メチルによ
ってケファリンをメチル化したときは、非常に不完全な
メチル化しかできないと断言できる。
ケファリンのレシチンへの転化が徹底的メチル化によっ
て簡単に起こることを見出した。第四級アンモニウム化
合物の製造のためのアンモニアおよびアミンのWI底的
メチル化は、かなり以前から公知の方法である。しかし
、前記の文献から明らかなように、燐脂質の場合は、炭
化水素基のみを有するアミンの場合はど簡単ではない。
スミス(Sm1th )等(上記引用文献の)は、沃化
メチルによるケファリンのメチル化に高価な炭酸銀およ
び溶剤としてテトラヒドロフランとアセトニトリルとを
使用した。パーチル(Patel ) 等(前記のり1
用文献の)は、ベンゼンを使用した。
この生成物が食品または食餌療法用製品に使用される場
合には、かような溶剤は完全に除去しなければならない
。沃化メチルを使用する場合も沃化物イオンが生成物中
に混入する、これも一般的には望ましくない。
試靜から分かるように、メチル化は非常に有毒なジメチ
ル硫酸を使用しても可能であるが、所望する第四級化生
成物以外に、そのメチルエステルの存在が観察され、こ
れは、例えばアセトン中の沃化ナトリウムと煮沸するこ
とによって分解される。
前記のメチル化剤は、それらの毒性および高価のために
もあまり望ましくない。さらに、反応生成物から残留す
るすべてのメチル化剤の除去は容易ではない。
本明細書においては、別記しない限りホス7アチジルオ
キシエチルアミン(PE )  またはケファリンは、
ケファリンおよびセリンケファリンの両者、並びにこれ
らの化合物のりf (1yso)−誘導体および1個ま
たは両方の脂肪酸残基が置換されているか変性されてい
る他の誘導体を意味する。
同様に、ホスファチジルコリン(pc )  またはレ
シチンの表示には、相当する第四級化化合物も含めるO 驚ろくべぎことに殆んど純粋状態のケファリンおよびケ
ファリン含有混合物中のケファリンを、本発明によって
塩化メチルで第四級化することが有利であり、技術的に
非常に容易であることが見出された。
従って、本発明によって、ホス7アチジルオキシエチル
アミンおよび(または)そのN−誘導体を、塩基の存在
下、塩化メチルで転化させることを特徴とする、メチル
化剤としてメチルハロブナイドを使用する第四級化ホス
7アチジルオキシエチルアミンおよびそのN−誘導体の
製造方法が提供される。この反応を溶剤の存在下で行な
うのが好ましい。
卵または脳のような動物産出物からの燐脂質または植物
粗油の脱スライム(desliming )によって得
られる燐脂質が、例えば出発物質として使用できる。脱
糖した、および(または)脱脂した燐脂質または燐脂質
の多い部分、および少ない部分のような処理された燐脂
質もまた出発物質として使用できる。す・戸ケファリン
およびジメチルケファリンのような、既に部分的にメチ
ル化された燐脂質も、本発明の方法によって第四級化す
ることができる。
塩化メチルは、室温では気体であり、これは鋼製ボトル
に無色の液体として濃縮されて市販されている。この物
質の沸点は−25,7℃である。この気体は、エーテル
性の非刺戟臭を有する。塩化メチルは、比佼的安価であ
る。
転化は、例えば次の方法のように、攪拌しているオート
クレ−プ中で好適に行われる:燐脂質または燐脂質含有
混合物を、オートクレーブに供給し、必要量の塩基およ
び好ましくは溶剤を添加する。オートクレーブを密閉し
、圧カパイグを通して塩化メチルを注入する。使用され
た塩化メチルは、貯蔵容器の秤量によって測定する。反
応混合物の温度を40〜80℃に上昇させ、反応混合物
を3〜100時間攪拌する、この間、圧力は20kg/
 cm”  に上昇する。反応完結後、反応組成物の過
度の発泡を避けるため慎重に減圧する。
塩基は、遊離する塩化水素と化合させるために添加すべ
きである。アルカリ水酸化物が使用できる。しかし、か
ような塩基の使用は燐脂質の加水分解を生じるからアル
カリ炭酸塩の使用が好ましい。炭酸水素塩け、約50℃
の温度においても転化が観察されないので、あまり好ま
しくない。アルカリ炭酸塩を使用するときは、比較的低
い湿度が好適に適用できる。炭酸す) IJウムおよび
炭酸カリ1クムの両者は、非常に好適である。塩基は、
水性溶液で添加するのが好ましく、さらに好ましいのは
後の乾燥を容易にするための濃厚溶液の添加である。塩
基の一部は塩化物に転化するから、反応の間、混合物の
pH(+iは減少する。炭酸塩が炭酸水素塩に転化委、
その市は減少して塩化水素がそれ以上、または不完全な
化合しかできないようになると信んじられている。
酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、炭乍マグネシウ
ムおよび炭酸カルシウムのような階結合剤は、本質的に
は有効であるが、これらは水に不溶性(これらは反応時
間を増加させるであろうし、これらが反応体全般に適切
に分布されるかどうか疑問である)であり、さらに、多
くの用途に対してマグネシウムおよびカルシウムイオン
の存在は好ましくないために、これらの使用は好ましく
ない。
溶剤は、転化に絶対に必要なものではない0しかし、出
発物質が固体か非常に粘稠なときは溶剤の添加が好まし
い。出発物質と混合し、流動性液体になる任意の溶剤が
使用できる。このためには燐脂質が完全に可溶化する必
要はない。好適な溶剤は、グリセライド、炭化水素、塩
素化炭化水素、エーテルおよびアルコールである。エタ
ノールは、先行する工程によって燐脂質中に既に存在す
る可能性もあり、さらに完全に除去されなくても悪影響
もなく、容易に除去できるので好ましい。エタノールの
存在(および塩基性溶液の水)も、また、塩化メチルに
よって燐脂質の水酸基がメチル化される危険を減少させ
る。
ケファリンのレシチンへの転化には、理論上ケファリン
1モル当り6モルの塩化メチルが必要である。ケファリ
ン(大豆燐脂質からの)は、平均分子量765を有する
。従って、理論的に言えば、ケファリン1 kg当り約
0.2kgの塩化メチルを添加すべきであり、これによ
って副生物として約0.05ゆの塩化水素が形成される
。wcl 1モル当り1モルの塩基を添加すべきである
。これは、理論的に言えば、ケファリン1モル当り約3
モルの塩基、すなわち、ケファリン1 kg当り約0.
16kgのNaOHs [)−22kgのKou 、 
0.42 kgのNa2003または0.54kyのに
2003の添加に相当する。
実際には、しかし、過剰の塩化メチルが添加されるが、
転化の終りに過剰の塩化メチルをオートクレーブから排
出しなければならないし、環境上の理由で捕集しなけれ
ばならないので、この過剰な添加はできるだけ少なくす
べきである。実際には、また、塩化水素を完全に結合さ
せ、反応の終りにおいて所望のl)H値を保つのに必要
な、できるだけ少量の過剰の塩基を使用する。ケファリ
ンのレシチンへの部分的の転化を所望する場合には、比
較的少量の塩化メチルおよび塩基を使用すればよい。
前記物質の所要量は、燐脂質混合物中の転化すべきケフ
ァリンの量によって決るので即座に云うことはできない
。ケファリン含量が約15%のときは、理論的には′5
%、実際には約10〜70%の間の塩化メチルおよび約
6〜6%炭酸カリウムまたはこれと当量の他の塩基を、
燐脂質混合物の重量に基づいて計算して添加し、所望に
よって10〜500%のエタノールを液化用として使用
することができる。
転化が好ましく行なわれる温度は、40〜80℃の間で
ある。装置が許せばこれより高い温度が使用できるが、
その必要はない。これより低い温度では反応速度がやや
遅くなる。
一般に、反応は、圧力が実質的に変化しなくなるまで続
ける。塩化メチルは前記した他のメチル化剤より概して
反応が遅いので殆んどの場合7〜100時間を守るべき
である。
反応生成物の分析の間、予想された中間生成物(モノ−
およびジメチルケファリン)は確認できなかった。恐ら
くこれらの物質の比較的強い塩基度のために、これらの
中間生成物がケファリン自体より速かにメチル化される
ためであろうと思われる。オートクレーブを冷却し、圧
力を低下させた後、反応生成物をオートクレーブから流
出させることができる。第四級化生成物以外に、この反
応生成物は、イノシトール燐脂質、グリセライド、糖な
どのような最初から随意に存在した物Bt1塩基および
溶剤のような添加化合物および形成された無機塩化物を
含有する。その塩基は、好ましくは塩酸で中和でき、水
および溶剤は、乾燥および(または)加熱によって除去
できる。所望ならば、無機塩化物は水で洗浄するか、反
応生成物をエタノール−石油エーテル混合物中に溶解さ
せ、沈殿した塩を濾別することによって除去できる。乾
燥生成物は、例えばアセトンまたは酢酸メチルによる脱
脂および(または)脱糖のような追加処理をするか、ま
たは他の方法によってレシチン含量をさらに増加させる
こともできる。
動物燐脂質中にしばしば大す4に含有されるセリンケフ
ァリンも前記の条件によって第四級化することができる
。N−アシルケファリンおよびスフインイマイエリン(
sphingomye’lin )中に存在するアミド
窒素は、一般に影響されない。
本発明を、出発物質として大豆燐脂質を使用して次の実
施例によってさらに説明する。しかし、本発明は、この
原料の燐脂質には制約されない。
実施例1 11.39の脱糖した、エタノール゛可溶性大豆燐脂質
f[)、49 、!9のメタノール変性のエタノール(
96%)および6.2Iの10%水性水酸化ナトリウム
溶液(燐脂質混合物の2.8%の’NaOHlを添加し
た)を攪拌しているオートクレーブ(125rILl)
中に導入した。このオートクレーブを、室温において塩
化メチル容器(5kg/ cm2)に接続した。
1時間後、バルブを閉じ、温度を50℃に上げた、初期
の圧力は5.0 kg/ crn”  であった。この
混合物を、次いで、8時間攪拌した、最終圧力は4.7
kg/c!IL2  であった。室温に冷却後、反応混
合物の過度の発泡を避けるため慎重に減下した。反応混
合物のPHは、10から6に低下した。混合物を減下下
で濃縮、乾燥させた。10.2 gの壕の生成物を得た
、これを20mの石油エーテル中に溶解させ、20gの
シリカゲル上で精製した。100コの石油エーテルで洗
浄後、濃縮、乾燥し、5.6gの無脂肪の最終生成物を
得た。
分   析 ホスファチジルコリン(PC+)          
  69.8リゾホスフアチジルコリン       
        6.4ホス7アチジルオキシエチルア
ミン(PRl)       1.9PC/PF!  
                   37出発物質
中のpc:pz比は5であった。
実施例2 実施例1のように、70gの同じ出発物質、8gのエタ
ノールおよび12.2 gの50%炭酸カリウム(燐脂
質混合物の5.2%のに2003 )を、50Iの塩化
メチルで転化させた、この間混合物ヲ18時間攪拌した
。最終PHは7.5であった。反応混合物をエタノール
ですすぎ洗いしたとき、若干のKCIが沈殿し、これは
濾別した。乾燥生成物は、アセトン(1×)および酢酸
メチル(6×)を用い4℃で洗浄して脱脂した。
分   析 % ホスファチジルコリン           68.0
リゾホスフアチジルコリン          7.0
ホスフアチジルオキシエチルアミン      1.O
F                      3.
55PC/PE                 6
8実施例ろ 実施例1のように、74gのアルコール可溶の大豆燐脂
質部分、7.5gのエタノール、および16.6gの3
0%炭酸カリウム溶液(燐脂質の量に基づいて計算して
5.4%のx2co3)を、50〜60、Vの塩化メチ
ルで転化させた、この間混合物を7時間攪拌した。混合
物のPHは9がら7に低下した。1部のエタノールと2
部の石油エーテルおよび水の混合物上に分布後、アセト
ンおよび酢酸メチルで脱脂し、56gの最終生成物を得
た。
分   析 ) ホス7アチジルコリン        61.2リゾホ
スフアチジルコリン       2.9ホス7アチゾ
ルオキシエチルアミン   0.6P6゜O PC/PE               102ri
b発物質中のpcSPB比は、4〜5であった。
実施例4 625’の自然のままの(nativθ)大豆燐脂質、
12.5 !jのエタノール、および10.2 gの2
5%水酸化カリウム溶液(燐脂質の世当り4.1%の1
!OHを添加した)を、実施例1に記載のように塩化メ
チルで転化させた。混合物は10時間攪拌した。混合物
のpHは、11から6に低下した。乾操後の収Mk :
 52 g (発泡のため損失した)。
分   析 ホス7アチジルコリン        27.2   
15ホスフアチジルオキシエチルアミン   3.1 
12〜16実施例5 60gの自然のままの大豆燐脂質、10gのエタノール
および10.31i’の30%炭酸カリウム溶液(燐脂
質の量に基づいて計算して5.2%のに2C+03 )
を、実施例1に記載のように塩化メチルで転化させた。
この混合物を、10時間攪拌した。
混合物のPHは9.5から7.5に低下した。薄層クロ
マトクラムにおけるPコースポットは非常に うすかっ
た、これに対してpc−スポットは出発物質に比較して
濃かった。
実施例V 10kgの自然のままの大豆燐脂質を1.7k19のエ
タノールと共に攪拌し、251のオートクレーブに注加
し、0.65kgの炭酸カリウムを1.5kl?の水に
溶解して添加し、オートクレーブを密閉した。
圧カバイノを通して4.5kgの塩化メチルを添加した
。この混合物を45℃に熱し、800 r、p、m。
で20時間攪拌した。室温に冷却後、過剰の田力を慎重
に低下させた。生成物をプレート上に注ぎ、40℃およ
び0.025 kg/ cm”  で乾燥させた。収量
は、9.2kl?であった。
分   析 ホス7アチジルコリン        29,7   
14.1すψホス7アチジルコリン        1
.2ホスフアチジルオキシエチルアミン   2゜O1
5,2ホスフアチジルイノシトール      7.9
ホスフアチジン酸           6.1P  
                 2.26    
2−[18PO/PI               
14.9   1.1実施例9 12.61ngの殆んど純粋なホスファチジルオキシエ
チルアミン(95%)を、2部のクロロホルムと1部の
メタノールとの混合物l ml中に溶解させた。この溶
液を小さい管に入れ、0.11nl!の水に溶解させた
7、4■の炭酸カリウムおよび約0.2 gの塩化メチ
゛ルを冷却している間に添加した。この管を密閉し、次
いで、45℃で24時間攪拌した。
この反応生成物を薄層クロマトグラフイーテ分析した(
2種の異なる担体を使用)。1個のpc−スポットだけ
が観察された。従ってpgは完全18.6〜のN、N−
ジメチル−2,5−ジオクタデカノイル−1−グリセリ
ルホスホリル−L−オキシエチルアミンを、2部のクロ
ロホルムと1部のメタノールとの混合物1d中に溶解さ
せた。
この溶液を小さい管に入れ、0.05 mlの水に溶解
させた5、4 mlの炭酸カリウムおよび約肌2.9の
塩化メチルを冷却している間に添加した。この管を密閉
し、次いで、45℃で24時間攪拌した。
反応生成物を、薄層クロマトグラフィーで分析した(2
種の異なる担体を使用した)。PC−スポット1個だけ
が観察された。従って、ジメチル−PKは、完全にpc
に転化された。
代理人 浅 村    皓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ホス7アチジルオキシエチルアミンおよび(
    または)そのN−誘導体を、塩基の存在下、塩化メチル
    で転化させることを特徴とする、メチル化剤としてメチ
    ルハロブナイドを用いる第四級化ホス”ファチジルオキ
    シエチルアミンおよびそのN−誘導体の製造方法。
  2. (2)  塩基として炭酸ナトリウムおよび(または)
    炭酸カリウムを使用することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  3. (3)  前記の反応を、溶剤の存在下で行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第1または第2項に記載の方法
  4. (4)  溶剤としてエタノールを使用することを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  5. (5)  前記の反応を、40〜80℃の温度で、密閉
    容器中において行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    1〜第4項の任意の1項に記載の方法。
JP7639484A 1983-04-15 1984-04-16 第四級化ホスフアチジルオキシエチルアミンおよびそのn−誘導体の製造方法 Pending JPS59205388A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19833313759 DE3313759A1 (de) 1983-04-15 1983-04-15 Verfahren zur quaternisierung von 2-phosphatidyloxyaethylamin und dessen n-derivaten mit methylhalogeniden
DE33137595 1983-04-15

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