JPS5920520Y2 - ソレノイド式インタ−ロック装置 - Google Patents

ソレノイド式インタ−ロック装置

Info

Publication number
JPS5920520Y2
JPS5920520Y2 JP8044380U JP8044380U JPS5920520Y2 JP S5920520 Y2 JPS5920520 Y2 JP S5920520Y2 JP 8044380 U JP8044380 U JP 8044380U JP 8044380 U JP8044380 U JP 8044380U JP S5920520 Y2 JPS5920520 Y2 JP S5920520Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bundle
door
latch
latch body
solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8044380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS574561U (ja
Inventor
哲夫 高橋
Original Assignee
タキゲン製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タキゲン製造株式会社 filed Critical タキゲン製造株式会社
Priority to JP8044380U priority Critical patent/JPS5920520Y2/ja
Publication of JPS574561U publication Critical patent/JPS574561U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5920520Y2 publication Critical patent/JPS5920520Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、固定枠体内部の高圧電源の遮断等といった所
要の安全確保措置を講じたとき通電されるソレノイドに
よってラッチ体が後退駆動され、これによって扉を固定
枠体に対して錠止しているバンドル装置のロータが回転
可能となる、ソレノイド式インターロック装置に関する
ものである。
このようなソレノイド式のインターロック装置は既に種
々提案されているが、ラッチ体の後退作動にはソレノイ
ドに所定の励磁電流が流されることを必須の要件とする
ため、停電や断線事故が起きたときには全く作動不能と
なり、扉を開放できないことになった。
また、内部で火災等の異常事態が生じ、扉を緊急に開放
したいときでも、コントロールセンターに赴いてソレノ
イドの通電スイッチを入れない限り、扉を開放できず、
緊急時の対応に危険な時間的空白を生じることになった
一方、扉を固定枠体に掛止鎖錠する掛金板はバンドル軸
の先端部に装備されているが、扉を固定枠体側に引き寄
せ、これに充分密接させた状態で掛止鎖錠するために、
通常、掛金板の掛合用先端部は適当に屈曲され、固定枠
体側の受金部と掛金板の先端部は相当程度の摺接抵抗を
受けながら掛合するようになっている。
ここで問題となるのは、上記摺接抵抗は、掛金板の一部
のみが受金部に掛合した不完全施錠の段階において既に
感じられるため、操作者はこの抵抗感により扉が完全な
施錠状態に入ったと誤解し、それ以上のバンドルの回転
操作を中断してしまうことである。
しかし実際上、掛金板が充分に係合していない状態では
、振動等によりこの掛合が解除されてしまうので、扉の
無用の開放を許す結果になり、扉施錠の本来の目的が遠
戚できないことになった。
従って本考案の目的は、停電時やソレノイドの故障時で
も扉を開放でき、また非常時にはソレノイドに通電しな
くても扉を緊急開放できると共に、中途半端なバンドル
軸の回転操作に起因した扉の無用な開放があり得ないソ
レノイド式インターロック装置を提供することである。
以下、図面に基いて説明すると、本考案のソレノイド式
インターロック装置は、扉1を固定枠体2に対して掛止
鎖錠する掛金板11を備えたバンドル装置3と、バンド
ル装置3のバンドル軸4と一体的に回転する回動部材5
に設けた受部12に係脱可能であり、前記回動部材5に
向って常時前進付勢されたラッチ体6と、通電時にラッ
チ体6を後退させて前記バンドル軸4を扉解錠方向に回
転可能にするソレノイド装置7と、ロータ9の回転によ
ってラッチ体6を後退させて前記バンドル軸4を扉解錠
方向に回転可能にする錠装置8とがら成り、固定枠体側
の受金部2aに掛金板11が一部係合した段階で前記ラ
ッチ体6が前記受部12に係合し、前記バンドル軸4の
扉解錠方向への回転を阻止するようにしたものである。
図示の実施例では、バンドル装置3は所謂鍵なし構造の
ものであり、そのバンドル軸4と受座本体3aとの間に
は、該バンドル軸4を受座本体3aに対して錠止するピ
ンタンブラ−等の鎖錠要素は存在していない。
扉1の開閉操作に便利なように、細長い握り部分10が
バンドル軸4の外端部に形成されている。
バンドル軸4の内端角軸部4aには掛金板11が嵌着固
定され、この掛金板11は建物や配電箱等の固定枠体2
側の受金部2aと係脱する。
前記回動部材5は円筒状であり、バンドル軸4の内端角
軸部4aに嵌着固定され、ラッチ体6が係脱する前記受
部12は、外周面5aの一部に溝状に設けである。
この回動部材5は、マイクロスイッチ13の操作用カム
を兼ねており、外周面5aには円弧状の切欠部5bが設
けられている。
第2図に示したように、マイクロスイッチ13のアクチ
ュエータレーバー14は、この切欠部5b内にあるとき
には、何等押されていない。
バンドル軸4と一体に回動部材5が回動すると、アクチ
ュエータレバー14は回動部材の外周面5aで押される
ことになる。
ラッチ体6は、回動部材の前記受部12と係脱する棒部
分6aと、この基端に連結された断面U字形の板部分6
bとから成り、棒部分6aは、基板15より突設したガ
イド板16の貫通孔17に摺動可能に嵌挿されている。
板部分6bは、同じく基板15に突設した一対の押え板
18と摺接し、その浮き上がりを阻止されている。
棒部分6aとは反対側の板部分6bの端部には連結片1
9が突設され、連結片19は、ソレノイド装置7のプラ
ンジャー20の先端部の割溝21に嵌挿され、横断ピン
22によってプランジャー20に連結されている。
板部分6bの中央開口23には、錠装置8のロータ9の
内端角軸部9aに嵌着固定した板カム24を係合させて
あり、これによってラッチ体6は錠装置のロータ9と連
動している。
錠装置8は、ロタ9を本体8aに対して錠止するピンタ
ンブラ−等の鎖錠要素を有する所謂本錠構造のものであ
り、正面錠孔25に所定の鍵27を挿入することによっ
て、ロータ9は回転可能となる。
前記ガイド板16と連結片19間には引張コイルバネ2
6が張設され、ラッチ体6は常に回動部材5の方向に摺
動付勢されている。
本例のソレノイド式インターロック装置では、第2図に
示した状態でソレノイド装置7が通電されると、プラン
ジャー20が左側へと後退するため、これに連結された
ラッチ体6も一体に後退し、その棒部分6aが回動部材
5の受部12より脱出する。
かくして、バンドル軸4は回転可能となるから、前記握
り部分10でバンドル軸4を第1図において60°反時
計方向に回すと、前記掛金板11が固定枠体側の受金部
2aから完全に離脱し、扉1は開放可能となる。
バンドル軸4の回動途中で、回動部材の外周面5aによ
って前記マイクロスイッチ13が操作されるため、ソレ
ノイド装置7の通電回路は遮断されてしまう。
ラッチ体の板部分6bの中央開口23は、前記板カム2
4より充分に広い開口幅を有するため、ラッチ体6の左
側への後退摺動は、板カム24に邪魔されずになされる
所要の作業を終了後、扉1を閉めて握り部分10を逆に
回すと、回動部材の外周面5aに摺接していたラッチ体
の棒部分6aは、第6図に示したように掛金板11が受
金部2aに一部係合した段階で受部12に入り込み、第
2図に示したように回動の終端にて受部12と再び完全
に係合し、バンドル装置3のバンドル軸を扉施錠位置に
拘束することになる。
他方、錠装置8のロータ9を所定の鍵27によって、第
1図において時計方向に90°回すと、前記板カム24
によって板部分6bの中央開口23の内壁23 aか押
されるため、ラッチ体6はソレノイド励磁時と同様に右
側へと後退し、回動部材の受部12から脱出する。
以上のように本考案のソレノイド式インターロック装置
では、そのロータ9がラッチ体6と連動関係にある錠装
置8を備え、この錠装置のロータ9の回転操作によって
もラッチ体6を後退させることか゛でき、これによって
バンドル装置3のハンドル軸4を扉解錠方向に回転可能
にしたので、停電やバッテリーの消耗、断線事故等によ
ってソレノイド装置7に励磁電流が流れなくても、ソレ
ノイド装置とは別の操作系統である錠装置8の操作によ
って、扉1を開放することができる。
また、非常時には、ソレノイド装置7に通電しなくても
、錠装置8のロータ9の回転操作によって扉1を直ちに
開放可能にすることができ、必要な対策処置を何等の遅
滞なく、迅速に講することができる。
更に本考案のインターロック装置では、前記ラッチ体6
が回動部材5の方向に常時前進付勢されており、第6図
に示したように固定枠体側の受金部2aに掛金板11が
一部係合し、相当程度の摺接抵抗が生した段階で、ラッ
チ体6が回動部材5側の受部12に直ちに係合するよう
になっており、この後の段階では、ラッチ体6が受部1
2の縁面12aに突き当たるため、バンドル軸4を扉解
錠方向、即ち第6図において時計廻り方向に回転させる
ことができない。
従って、この位置でバンドル軸4の回転を中断しても、
掛金板11が振動等によって扉解錠方向に回動すること
はあり得ない。
そして、バンドル軸の握り部分が正規の垂直位置に来て
いないことに気が付いた者が、これを回そうとするとき
、バンドル軸は前記のように扉解錠方向には回せないの
であるから、必然的に扉施錠方向に補充回転させられる
ことになり、掛金板11による扉1の掛止鎖錠は完全に
なされる。
即ち、本考案によれば、バンドル軸の中途半端な回転に
原因した扉の無用な解錠、開放が発生し得ないのであり
、安全性に優れている。
尚、本考案は種々の態様で実施できるものであり、前記
回動部材を掛金板と一体に構成したり、掛金板それ自体
にラッチ体の受部を設けることができる。
また、この受部とラッチ体先端部の形状は図示のものに
限定されない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るインターロック装置を示
し、第1図は扉に装着したときの正面図、第2図と第3
図はそれぞれ扉鎖錠状態における前記装置の背面図と平
面図である。 第4図と第5図はそれぞれ第2図のA−A′線断面図と
B−B’線断面図である。 第6図は掛金板が受金部と一部係合した不完全施錠状態
における前記装置の背面図である。 1・・・・・・扉、2・・・・・・固定枠体、3・・・
・・・バンドル装置、4・・・・・・バンドル軸、5・
・・・・・回動部材、6・・・・・・ラッチ体、7・・
・・・・ソレノイド装置、8・・・・・・錠装置、9・
・・・・・錠装置のロータ、10・・・・・・バンドル
軸の握り部分、11・・・・・・掛金板、12・・・・
・・受部、16・・・・・・ガイド板、18・・・・・
・押え板、19・・・・・・連結片、20・・・・・・
プランジャー、22・・・・・・横断ピン、23・・・
・・・中央開口、24・・・・・・板カム、27・・・
・・・錠装置の鍵。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉を固定枠体に対して掛止鎖錠する掛金板を備えたバン
    ドル装置と、前記バンドル装置のバンドル軸と一体的に
    回転する回動部材に設けた受部と係脱可能であり、前記
    回動部材に向って常時前進付勢されたラッチ体と、通電
    時に前記ラッチ体を後退させて前記受部より脱出させ、
    前記バンドル軸を扉解錠方向に回転可能にするソレノイ
    ド装置と、ロータの回転によって前記ラッチ体を後退さ
    せて前記バンドル軸を扉解錠方向に回転可能にする錠装
    置とから成り、固定枠体側の受金部に前記掛金板が一部
    係合した段階で前記ラッチ体が前記受部に係合し、前記
    バンドル軸の扉解錠方向への回転を阻止するようにした
    ソレノイド式インターロック装置。
JP8044380U 1980-06-11 1980-06-11 ソレノイド式インタ−ロック装置 Expired JPS5920520Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8044380U JPS5920520Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11 ソレノイド式インタ−ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8044380U JPS5920520Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11 ソレノイド式インタ−ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS574561U JPS574561U (ja) 1982-01-11
JPS5920520Y2 true JPS5920520Y2 (ja) 1984-06-14

Family

ID=29442884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8044380U Expired JPS5920520Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11 ソレノイド式インタ−ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5920520Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54145567U (ja) * 1978-03-29 1979-10-09
JPS59175004U (ja) * 1983-05-10 1984-11-22 日立バツテリ−販売サ−ビス株式会社 包装用フイルムの案内板の冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS574561U (ja) 1982-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4583382A (en) Reversible latch assembly with integrated function
EP0769599B1 (en) Vehicle door latch assembly
US3998483A (en) Latch mechanism with jamb mounted latch bolt
JPS5920520Y2 (ja) ソレノイド式インタ−ロック装置
JPH0726496B2 (ja) 安全装置の内設されたドア・ロック
JPH08135279A (ja) 左右兼用型扉用ロックハンドル装置
GB2572027A (en) Door lock device
US4623175A (en) High security door latch and deadbolt
KR20190013724A (ko) 조합식 잠금장치를 이용한 출구 장치 도깅
US3235298A (en) Deadlatching lock
JPS6343770Y2 (ja)
JPH045116B2 (ja)
US1371111A (en) Lock
JPH0341016Y2 (ja)
JPH0225898Y2 (ja)
JPS6226963Y2 (ja)
JP2607348Y2 (ja) 電気錠
USRE21608E (en) Night latch
JPH047534Y2 (ja)
JPH0240204Y2 (ja)
JP2003307058A (ja) カ−ド式錠装置
JP3576536B2 (ja) 引き出し回転操作型扉用ロックハンドル装置
JPH0511612Y2 (ja)
JP2969096B2 (ja) トリガー機構付き扉用ラッチ装置
JPS6321663Y2 (ja)