JPS59204670A - 滑り性付与塗料組成物 - Google Patents
滑り性付与塗料組成物Info
- Publication number
- JPS59204670A JPS59204670A JP58078688A JP7868883A JPS59204670A JP S59204670 A JPS59204670 A JP S59204670A JP 58078688 A JP58078688 A JP 58078688A JP 7868883 A JP7868883 A JP 7868883A JP S59204670 A JPS59204670 A JP S59204670A
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- JP
- Japan
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- paint
- styrene
- coating
- slipperiness
- coating composition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属、′ゴム、プラスチック、ガラス、皮革
、紙などの被塗物に塗装した場合に、塗膜表面の雛擦保
数が小さく、摺動抵抗の少い滑り性を付与する塗料組成
物に関する。
、紙などの被塗物に塗装した場合に、塗膜表面の雛擦保
数が小さく、摺動抵抗の少い滑り性を付与する塗料組成
物に関する。
従来まり、塗膜の滑り性を高め、ha同志あるいは堅膜
と接触する材料との摩擦面における承螺力、杓動抵抗を
低減せしめるものとして、二硫化モリフテンなどの金属
硫化物類、クラファイト類、タルクなどの無機質系滑剤
を配合した塗料組成物が知られでいる、。
と接触する材料との摩擦面における承螺力、杓動抵抗を
低減せしめるものとして、二硫化モリフテンなどの金属
硫化物類、クラファイト類、タルクなどの無機質系滑剤
を配合した塗料組成物が知られでいる、。
しかし、金属硫化物、グラファイトなとを含有する塗膜
は黒色となり、その用途が限定される他、これらの滑剤
を用いて滑り性を改良するには、塗料中の固形分に対し
て約203<k%程度もの多量を配合せねはならす、そ
の結果、透明感や光沢が低下したり、塗膜のタト観が異
る等の各種の不都合が生じる。更にこれらの無機質系滑
剤は一般に比重が太きいために塗料に配合した際に沈降
し易く、分散性に問題かあり、またマトリックスである
名機材料との届着性か劣るため、形成された塗膜は摩擦
時に刺部脱落し易いという欠点がある。
は黒色となり、その用途が限定される他、これらの滑剤
を用いて滑り性を改良するには、塗料中の固形分に対し
て約203<k%程度もの多量を配合せねはならす、そ
の結果、透明感や光沢が低下したり、塗膜のタト観が異
る等の各種の不都合が生じる。更にこれらの無機質系滑
剤は一般に比重が太きいために塗料に配合した際に沈降
し易く、分散性に問題かあり、またマトリックスである
名機材料との届着性か劣るため、形成された塗膜は摩擦
時に刺部脱落し易いという欠点がある。
また、パラフィンなどの炭化水素系滑剤、ラウリン酸な
どの脂肪酸類、ステアリン酸カルシウムなどの金属石け
ん類、ポリエチレンネジ子、ポリテトラフルオロエチレ
ン粒子などの竹檄JJ糸滑剤を使用することも知られて
いるが、これらは耐溶剤性が不充分であったり、塗膜強
度を低下させたり、あるいはマトリックスとなる有機材
料との密着性が十分でないために特殊な結合剤を必要と
するなどの不都合があった・他方、本発明とはその目的
を異にするが、比軟的類似した技術として艶消し@刺が
あり、艶消し剤として平均粒子径が数μ〜15μのスチ
レン系架橋球状1合体を用いることか知られている(
Cbemjcal Processing、 Augu
st、 19’68 )。
どの脂肪酸類、ステアリン酸カルシウムなどの金属石け
ん類、ポリエチレンネジ子、ポリテトラフルオロエチレ
ン粒子などの竹檄JJ糸滑剤を使用することも知られて
いるが、これらは耐溶剤性が不充分であったり、塗膜強
度を低下させたり、あるいはマトリックスとなる有機材
料との密着性が十分でないために特殊な結合剤を必要と
するなどの不都合があった・他方、本発明とはその目的
を異にするが、比軟的類似した技術として艶消し@刺が
あり、艶消し剤として平均粒子径が数μ〜15μのスチ
レン系架橋球状1合体を用いることか知られている(
Cbemjcal Processing、 Augu
st、 19’68 )。
しかし、艶消し塗料の場合にはその[1的からしても静
1消し剤は通乱20〜100N量チという極めて多忙が
配合され、透明感、光沢が著しく低下し、ゴだ塗膜の外
観が著しく異るなど、明らかに本発明の渭り性旬与塗料
a成物とは異なり、同等には考え得ぬものである。
1消し剤は通乱20〜100N量チという極めて多忙が
配合され、透明感、光沢が著しく低下し、ゴだ塗膜の外
観が著しく異るなど、明らかに本発明の渭り性旬与塗料
a成物とは異なり、同等には考え得ぬものである。
かかる事情に鑑み、不発明者らは塗膜の外観を損うこと
なく、塗膜の滑り性が大巾に改良される塗料組成物を一
発すべく鋭意検討の結果、特定の粒子径のスチレンおよ
び/またはメタクリル酸メチルを主体り、する架橋球状
微小重合体を塗料に特定量配合してなる塗料組成物か、
この目的に非常にすぐれた効果を奏することを見出し、
本発明に至った。すなわち本発明−は、塗料固形分10
0重量部あたり、平均粒子径か約1〜約50μのスチレ
ンおよび/またはメタクリル酸メチルを主体とする架橋
球状微小重合体を0.8〜IO重量部配合せしめてなる
ことを特徴とする滑り性付与塗料組成物を提供するもの
である。本発明の塗料組成物において、その基礎となる
塗料とは有機系表面仕上げ塗料として一般に広く使用さ
れている塗料であって、溶液型塗料、橋かけ型塗料、水
性塗料等のいずれであってもよく、特に限定されるもの
ではない。
なく、塗膜の滑り性が大巾に改良される塗料組成物を一
発すべく鋭意検討の結果、特定の粒子径のスチレンおよ
び/またはメタクリル酸メチルを主体り、する架橋球状
微小重合体を塗料に特定量配合してなる塗料組成物か、
この目的に非常にすぐれた効果を奏することを見出し、
本発明に至った。すなわち本発明−は、塗料固形分10
0重量部あたり、平均粒子径か約1〜約50μのスチレ
ンおよび/またはメタクリル酸メチルを主体とする架橋
球状微小重合体を0.8〜IO重量部配合せしめてなる
ことを特徴とする滑り性付与塗料組成物を提供するもの
である。本発明の塗料組成物において、その基礎となる
塗料とは有機系表面仕上げ塗料として一般に広く使用さ
れている塗料であって、溶液型塗料、橋かけ型塗料、水
性塗料等のいずれであってもよく、特に限定されるもの
ではない。
このような塗料としては、例えばアクリルラッカー、硝
化綿ラッカー、アルキッド樹脂塗料、ポリウレタン樹脂
塗料、エポキシ樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗料、水溶
性樹脂塗料、水性エマルジョン塗料、リシン系塗料、メ
ラミン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、フェノール樹脂塗
料、塩化ビニル樹脂塗料、シリコン樹脂塗料などを挙け
ることができる。
化綿ラッカー、アルキッド樹脂塗料、ポリウレタン樹脂
塗料、エポキシ樹脂塗料、ポリエステル樹脂塗料、水溶
性樹脂塗料、水性エマルジョン塗料、リシン系塗料、メ
ラミン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、フェノール樹脂塗
料、塩化ビニル樹脂塗料、シリコン樹脂塗料などを挙け
ることができる。
本発明の塗料組成物において、滑り性付与剤として平均
粒子径が約1〜約50μのスチレンおまび/lだζJメ
タクリル酸メチルを主体とするり′」6球状微小升合体
が用いられる。係る架橋球状微小重合体は塗料に配合し
たときの分散安定件かよく、また、渭らがな延性を有す
ることから塗装性にも優れ、塗膜の滑り性が改良される
。1ここで架′#i球状微小11合体の平均粒子径が約
1μより小さいと粒子が凝集し易く、塗料への十分な分
散が困難となる他、多量添加しても塗膜の笛り性改良効
果が小さく、鼓膜の不透明化、光沢の低下、強度の低下
等を招くことがら好ましくない。また、平均粒子径が約
50μを越えると、塗料に添加した際沈降し易く、均一
な塗膜か得難くなる他、塗面が粗くなり、剥離、脱落と
いった問題を生じ易くなるなどの点で奸才しくない。こ
のようなことがら特に約8μ〜約20μの平均粒子径の
架橋球状微小重合体が好ましく用いられる。
粒子径が約1〜約50μのスチレンおまび/lだζJメ
タクリル酸メチルを主体とするり′」6球状微小升合体
が用いられる。係る架橋球状微小重合体は塗料に配合し
たときの分散安定件かよく、また、渭らがな延性を有す
ることから塗装性にも優れ、塗膜の滑り性が改良される
。1ここで架′#i球状微小11合体の平均粒子径が約
1μより小さいと粒子が凝集し易く、塗料への十分な分
散が困難となる他、多量添加しても塗膜の笛り性改良効
果が小さく、鼓膜の不透明化、光沢の低下、強度の低下
等を招くことがら好ましくない。また、平均粒子径が約
50μを越えると、塗料に添加した際沈降し易く、均一
な塗膜か得難くなる他、塗面が粗くなり、剥離、脱落と
いった問題を生じ易くなるなどの点で奸才しくない。こ
のようなことがら特に約8μ〜約20μの平均粒子径の
架橋球状微小重合体が好ましく用いられる。
かかる架橋球状微小重合体の配合量は、塗料固形分10
0重量部あたり通常0.8〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部である。配合量が03重量部未満では塗膜の
滑り性改良効果が十分でなく、また10重置部を越える
と塗膜の平滑性、光沢、風合等が該微小重合体の無添加
のときにみられる塗膜と異なったものになることから好
ましくない。
0重量部あたり通常0.8〜10重量部、好ましくは1
〜5重量部である。配合量が03重量部未満では塗膜の
滑り性改良効果が十分でなく、また10重置部を越える
と塗膜の平滑性、光沢、風合等が該微小重合体の無添加
のときにみられる塗膜と異なったものになることから好
ましくない。
ここで、塗料固形分とは樹脂成分などの塗料ビヒクルや
顔料など塗料中に含まれる全固形分を意味する。
顔料など塗料中に含まれる全固形分を意味する。
本発明に用いられる架橋球状微小重合体は、スチレンお
よび/ヨたはメタクリル酸メチルを主とし、これと多官
能”性単量体からなる単量体混合物を共重合して得られ
る架倫重合体であって、スチレンおよび/またはメタク
リル酸メチル単量体の多くとも30重量襲はこれと共重
合し得る他のエチレン性不飽和単量体たとえばアクリル
酸エステル(メチルレアクリレート誓エチルアクリレー
トなど)、ニトリル(アクリロニトリル、メタクリロニ
トリルなど)、ジエン(ブタジェン、イソプレンなど)
などで置き侠えることかできる。
よび/ヨたはメタクリル酸メチルを主とし、これと多官
能”性単量体からなる単量体混合物を共重合して得られ
る架倫重合体であって、スチレンおよび/またはメタク
リル酸メチル単量体の多くとも30重量襲はこれと共重
合し得る他のエチレン性不飽和単量体たとえばアクリル
酸エステル(メチルレアクリレート誓エチルアクリレー
トなど)、ニトリル(アクリロニトリル、メタクリロニ
トリルなど)、ジエン(ブタジェン、イソプレンなど)
などで置き侠えることかできる。
多官能性単量体はスチレンおよび/またはメタクリル酸
メチルと共重合して架a重合体を形成するものであって
、たとえばジビニルベンゼン、多価アルコールのジまた
はトリ(メタ)アクリル酸エステル(エチレングリコー
ルジアクリレ−1−、エチレングリコールジメタクリレ
−1・、1〜リエチレンクリコールジメタクリレートな
ど)、アリル化合物(ジアリルフタレート、ジアリルマ
レート、アリルアクリレートなト)が例示されるが、特
に好適なものとしてジビニルベンセンが挙げられる。多
官能性単量体の使用旬は単量体混合物中の含量として0
.5重量%以上、好ましくは2〜8X量チである。0.
5重量%未満では十分な架橋が得られず、耐溶剤性、耐
熱性が乏しいことから好ましくない。
メチルと共重合して架a重合体を形成するものであって
、たとえばジビニルベンゼン、多価アルコールのジまた
はトリ(メタ)アクリル酸エステル(エチレングリコー
ルジアクリレ−1−、エチレングリコールジメタクリレ
−1・、1〜リエチレンクリコールジメタクリレートな
ど)、アリル化合物(ジアリルフタレート、ジアリルマ
レート、アリルアクリレートなト)が例示されるが、特
に好適なものとしてジビニルベンセンが挙げられる。多
官能性単量体の使用旬は単量体混合物中の含量として0
.5重量%以上、好ましくは2〜8X量チである。0.
5重量%未満では十分な架橋が得られず、耐溶剤性、耐
熱性が乏しいことから好ましくない。
かかる架橋球状微小重合体は上記単量体混合物を水分散
して懸濁重合することにより得られ、より具体的には、
たとえば上記単量体混合物およびラジカル重合開始剤の
混合溶液を、懸濁安定剤を加えた水に添加し、ディスパ
ーザ、−あるいはホモジナイザー等の名称で呼ばれる剪
断力の大きい攪拌機にて油適か所望の大きさになるまで
攪拌混合し、次に通常の攪拌条件下に加熱重合すること
により製造することができる。重合反応温度は用いる重
合開始剤によって適宜定められる。重合後掲られる粒子
を沖別し、洗浄し、必要により分級すれば良い。なおラ
ジカル開始剤としてはベンゾイルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド、アゾヒスイソブチロニトリルなどが
用いられ、懸濁安定剤としてはボリヒニルアルコール、
メチルセルローズ、ヒドロキシアパタイト及び界面活性
剤などが用いられる。
して懸濁重合することにより得られ、より具体的には、
たとえば上記単量体混合物およびラジカル重合開始剤の
混合溶液を、懸濁安定剤を加えた水に添加し、ディスパ
ーザ、−あるいはホモジナイザー等の名称で呼ばれる剪
断力の大きい攪拌機にて油適か所望の大きさになるまで
攪拌混合し、次に通常の攪拌条件下に加熱重合すること
により製造することができる。重合反応温度は用いる重
合開始剤によって適宜定められる。重合後掲られる粒子
を沖別し、洗浄し、必要により分級すれば良い。なおラ
ジカル開始剤としてはベンゾイルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド、アゾヒスイソブチロニトリルなどが
用いられ、懸濁安定剤としてはボリヒニルアルコール、
メチルセルローズ、ヒドロキシアパタイト及び界面活性
剤などが用いられる。
本発明の滑り性付与塗料組成物は、通常の塗料と同様の
方法、たとえはスプレー塗装、20−ラー塗装、リバー
スロールコ−1・、ナイフコート、ハケ塗り等の方法で
鋼面やアルミ面などの金属、ゴム、プラスチック、ガラ
ス、紙、木板、皮革等に塗布され、架橋球状微小重合体
を内包した小突起を有する塗膜が形成される。ここで、
形成されγこ塗膜が100μを越えると滑り性の効果か
僅かとなる傾向を有しているため、塗膜形成にあたって
は膜厚か100μ以下となるような条件を設定して塗装
するのが好ましい。
方法、たとえはスプレー塗装、20−ラー塗装、リバー
スロールコ−1・、ナイフコート、ハケ塗り等の方法で
鋼面やアルミ面などの金属、ゴム、プラスチック、ガラ
ス、紙、木板、皮革等に塗布され、架橋球状微小重合体
を内包した小突起を有する塗膜が形成される。ここで、
形成されγこ塗膜が100μを越えると滑り性の効果か
僅かとなる傾向を有しているため、塗膜形成にあたって
は膜厚か100μ以下となるような条件を設定して塗装
するのが好ましい。
また本発明の塗料組成物においては、目的及び用途に応
じて顔料、レベリング剤、酸化防止剤等各種の添加剤を
混合して使用することができる。
じて顔料、レベリング剤、酸化防止剤等各種の添加剤を
混合して使用することができる。
以上詳述した本発明の滑り性付力塗料組成物は、塗膜の
他の物性を低下させることなく、滑り性を付与すること
ができ、しかも塗料への分散性も良好であるという顕著
な利点を発揮する。
他の物性を低下させることなく、滑り性を付与すること
ができ、しかも塗料への分散性も良好であるという顕著
な利点を発揮する。
また、本発明の滑り性伺与塗料組成物は透明性、光沢が
良好であり、特に皮革等の表面被覆用塗料として極めて
有用である。次に実施例をもって本発明を説明する。
良好であり、特に皮革等の表面被覆用塗料として極めて
有用である。次に実施例をもって本発明を説明する。
但し、例中部とあるのはN置部を表わす。
実施例1
フラスコにホリビニルアルコール7部おまヒトテシルベ
ンゼンスルホン酸ソータ”o−ot部を溶解した水40
0部を仕込み、これにスチレン96部、ジビニルベンゼ
ン4部および一ラウロイルパーオキシド1部を均一に溶
解tyた溶液を加え、液温を約25℃に保ちながらラボ
ティスパーザーにて高速で攪拌した。
ンゼンスルホン酸ソータ”o−ot部を溶解した水40
0部を仕込み、これにスチレン96部、ジビニルベンゼ
ン4部および一ラウロイルパーオキシド1部を均一に溶
解tyた溶液を加え、液温を約25℃に保ちながらラボ
ティスパーザーにて高速で攪拌した。
次に、70℃に保った水浴にフラスコを入れ、パドル型
翼付攪拌機にて攪拌しながら加熱重合を行った。得られ
tコ重合体粒子を炉別し、水にて洗浄後、メタノール中
に分散させて沈降速度の差から簡単な分級を行った。
翼付攪拌機にて攪拌しながら加熱重合を行った。得られ
tコ重合体粒子を炉別し、水にて洗浄後、メタノール中
に分散させて沈降速度の差から簡単な分級を行った。
このようにして得られた重合体粒子の平均粒子径を遠心
沈降粒度分布測定機(堀場製作所製)にて測定したとこ
ろ15μであり、顕微鏡観察の結果、形状は球状であっ
た。
沈降粒度分布測定機(堀場製作所製)にて測定したとこ
ろ15μであり、顕微鏡観察の結果、形状は球状であっ
た。
この重合体粒子をアクリルラッカー1.ヒニル系塗料1
、アルキッド樹脂系塗料、ポリウレタン系塗料、水溶性
樹月旨糸塗刺のそれぞれの塗料に対し、それぞれ固形分
100部あたり8部添加し、混合分散してそれぞれの塗
料組成物を得た。
、アルキッド樹脂系塗料、ポリウレタン系塗料、水溶性
樹月旨糸塗刺のそれぞれの塗料に対し、それぞれ固形分
100部あたり8部添加し、混合分散してそれぞれの塗
料組成物を得た。
それぞれの塗料組成物をアルミ板表面に20μ厚となる
ように塗布、乾燥した。塗膜の表面を顕微鏡で観察した
ところ、塗膜中に重合体粒子が均一に分散し、小突起の
生成が認めら れ プこ。
ように塗布、乾燥した。塗膜の表面を顕微鏡で観察した
ところ、塗膜中に重合体粒子が均一に分散し、小突起の
生成が認めら れ プこ。
また、上記における各塗料について、重合体粒子を添加
することなく同様にアルミ板に膜厚20μとなるように
塗布、乾燥した。
することなく同様にアルミ板に膜厚20μとなるように
塗布、乾燥した。
かくして得た各塗膜同志間について静摩擦係数を測定し
たところ、表1に示す結果を得た。
たところ、表1に示す結果を得た。
尚、摩擦係数の測定には静摩擦係数測定機(東洋精機製
)を用い、移動ブロックは荷重1001、接触面20X
5Q鶏で行った。
)を用い、移動ブロックは荷重1001、接触面20X
5Q鶏で行った。
表 1
実施例2
実施例1に示したのと同様の方法で、平均粒子径が5μ
、15μおよび25μのスチレン−ジビニルベンゼン架
橋重合体粒子を製造し、アクリルラッカー、ビニル系塗
料、アルキッド樹脂系塗料のそれぞれ固形分100部に
対して3部添加し、膜厚か約20μとなるような条件で
アルミ板に塗布乾燥した。得られた塗膜と塗装しないア
ルミ板の間で実施例1と同様にして静摩擦係数を測定し
た。結果を表2に示す。
、15μおよび25μのスチレン−ジビニルベンゼン架
橋重合体粒子を製造し、アクリルラッカー、ビニル系塗
料、アルキッド樹脂系塗料のそれぞれ固形分100部に
対して3部添加し、膜厚か約20μとなるような条件で
アルミ板に塗布乾燥した。得られた塗膜と塗装しないア
ルミ板の間で実施例1と同様にして静摩擦係数を測定し
た。結果を表2に示す。
同、比救のために、上記各塗料について重合体粒子を添
加することなく、アルミ板に膜厚的20μとなるように
塗布、乾燥し、得られた塗膜と塗装しないアルミ板との
間の静摩擦係数を測定したところ、表2に示す結果を得
た。
加することなく、アルミ板に膜厚的20μとなるように
塗布、乾燥し、得られた塗膜と塗装しないアルミ板との
間の静摩擦係数を測定したところ、表2に示す結果を得
た。
表 2
実施例3
スチレン50部、メタクリル酸メチル50部およびエチ
レングリコールジメタクリレート8部からなる単量体混
合物を実施例1−と同様の方法で重合し、分級して平均
粒子径が約15μの球状架橋重合体粒子を得た。
レングリコールジメタクリレート8部からなる単量体混
合物を実施例1−と同様の方法で重合し、分級して平均
粒子径が約15μの球状架橋重合体粒子を得た。
この重合体粒子をアクリルラッカー固形分に対してそれ
ぞれl、8.6重量%となるように添加し、混合、分散
して各塗料組成物を得た。
ぞれl、8.6重量%となるように添加し、混合、分散
して各塗料組成物を得た。
重合体粒子を含まない塗料および重合体粒子を含む前記
各塗料組成物をアルミ板上に膜厚的80μとなるように
塗布し、乾燥した。
各塗料組成物をアルミ板上に膜厚的80μとなるように
塗布し、乾燥した。
重合体粒子を1,8.61量チ添加して得られる塗膜と
非含有塗膜の間の静摩擦係数は各々0.22.0.20
.0.19であった。
非含有塗膜の間の静摩擦係数は各々0.22.0.20
.0.19であった。
実施例4
実施例1に示したのと同様の方法で平均粒子径が7μの
スチレン−ジビニルベンセン架橋重合体粒子を製造し、
これを皮革用2液型ポリウレタン系塗料(バイエル社製
:バイデルム トップA/バイデルム 7、−ドナーR
L/バイデルム CU/バイデルム シンナーL)に反
応後固形分100部に対して2部となる割合て詮加混合
し、ウレタン表面層を有する人工皮革にスプレーコート
した。外観は重合体粒子を添加しないものと変わらなか
つtこ。
スチレン−ジビニルベンセン架橋重合体粒子を製造し、
これを皮革用2液型ポリウレタン系塗料(バイエル社製
:バイデルム トップA/バイデルム 7、−ドナーR
L/バイデルム CU/バイデルム シンナーL)に反
応後固形分100部に対して2部となる割合て詮加混合
し、ウレタン表面層を有する人工皮革にスプレーコート
した。外観は重合体粒子を添加しないものと変わらなか
つtこ。
塗映形成後、1/サーをこすり合わせたところ、不快な
きしみ音がなく、滑り性が良好であつI−4、また塗膜
同志の静摩擦係数は1.0であった。
きしみ音がなく、滑り性が良好であつI−4、また塗膜
同志の静摩擦係数は1.0であった。
塗膜表面の走査型電子顕微鏡写真を第1図に示す。
同、重合体粒子を添加しない以外は同一の条件で人工皮
革に塗膜を形成させ、レサーをこすり合わせたところき
しみ音があり、引っかかり感のあるものであった。
革に塗膜を形成させ、レサーをこすり合わせたところき
しみ音があり、引っかかり感のあるものであった。
塗膜IN志の静犀擦係繋は15であった。
第1図は本発明の滑り性付与塗料組成物を人工皮革に塗
布して得た塗膜表面の走査型電子顕微鏡写真(倍率:1
,000倍)である。 千 1 協
布して得た塗膜表面の走査型電子顕微鏡写真(倍率:1
,000倍)である。 千 1 協
Claims (1)
- 塗料固形分100重量部あたり、平均粒子径が約1〜約
50μのスチレンおよび/またはメタクリル酩メチルを
主体とする架橋球状微小重合体を0.3〜tO’mt部
配合せしめてなることを特徴とする滑り性伺与塗料組成
物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58078688A JPS59204670A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 滑り性付与塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58078688A JPS59204670A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 滑り性付与塗料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59204670A true JPS59204670A (ja) | 1984-11-20 |
JPS632307B2 JPS632307B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=13668805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58078688A Granted JPS59204670A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 滑り性付与塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59204670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221464A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-04 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 滑り性改良材 |
US7829626B2 (en) | 2006-03-15 | 2010-11-09 | Rohm And Haas Company | Aqueous compositions comprising polymeric duller particle |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428087A (en) * | 1977-08-03 | 1979-03-02 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | Gun drill |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP58078688A patent/JPS59204670A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428087A (en) * | 1977-08-03 | 1979-03-02 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | Gun drill |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221464A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-04 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 滑り性改良材 |
US7829626B2 (en) | 2006-03-15 | 2010-11-09 | Rohm And Haas Company | Aqueous compositions comprising polymeric duller particle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632307B2 (ja) | 1988-01-18 |
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