JPS59204551A - 多層中空成形品 - Google Patents
多層中空成形品Info
- Publication number
- JPS59204551A JPS59204551A JP7889783A JP7889783A JPS59204551A JP S59204551 A JPS59204551 A JP S59204551A JP 7889783 A JP7889783 A JP 7889783A JP 7889783 A JP7889783 A JP 7889783A JP S59204551 A JPS59204551 A JP S59204551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- vinyl acetate
- outer layer
- multilayer hollow
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は外層が柔軟であってべたつきがなく且つ全体と
して剛性を保持して軽量な多層中空成形品に関する。
して剛性を保持して軽量な多層中空成形品に関する。
従来、各種椅子のアームレスト、ヘッドレストなどの人
体一部の載置部品は金属製又はプラスチック製の芯材と
軟質塩化ビニル製の外皮の間に発泡ウレタンが介在する
ものが多く見られるものの、製造工程が多く、重量もあ
り、コスト高であるといった問題があった。
体一部の載置部品は金属製又はプラスチック製の芯材と
軟質塩化ビニル製の外皮の間に発泡ウレタンが介在する
ものが多く見られるものの、製造工程が多く、重量もあ
り、コスト高であるといった問題があった。
本発明はかかる事情に鑑み種々検討の結果到達したもの
でありその要旨は、外層は、表面硬さ30以下、酢酸ビ
ニル含量10〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体とエチレン−αオレフイン共重合エラストマーから
なる組成物層であり、内層は、スチフネス9000 k
g / cr!以上、アイゾツト衝撃値15kg−cm
/cm以上の合成樹脂層である積層体で中空状に形成さ
れてなることを特徴とする多層中空成形品である。
でありその要旨は、外層は、表面硬さ30以下、酢酸ビ
ニル含量10〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体とエチレン−αオレフイン共重合エラストマーから
なる組成物層であり、内層は、スチフネス9000 k
g / cr!以上、アイゾツト衝撃値15kg−cm
/cm以上の合成樹脂層である積層体で中空状に形成さ
れてなることを特徴とする多層中空成形品である。
本発明の多層中空成形品の外層における表面硬さ30以
下とはASTM D−2240シE7−Dによるその
値以下であって柔軟な感触をもたらし、外層はエチレン
−酢酸ビニル共重合体とエチレン−αオレフインエラス
トマーからなる組成物であって、いづれか片方を欠くと
べたつきを生じ使用上支障になり勝ちとなり、エチレン
−酢酸ビニル共重合体を40〜70重量係用いるのが好
ましい。
下とはASTM D−2240シE7−Dによるその
値以下であって柔軟な感触をもたらし、外層はエチレン
−酢酸ビニル共重合体とエチレン−αオレフインエラス
トマーからなる組成物であって、いづれか片方を欠くと
べたつきを生じ使用上支障になり勝ちとなり、エチレン
−酢酸ビニル共重合体を40〜70重量係用いるのが好
ましい。
エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含量は10
〜20重量%であって、10重量−未満では柔軟な感触
が得られず、20重量%を越えるとべたつきを生スる。
〜20重量%であって、10重量−未満では柔軟な感触
が得られず、20重量%を越えるとべたつきを生スる。
またエチレン−αオンフィン共重合エラストマーは、柔
軟性をもたらすが、エチレン−プロピレン共重合エラス
トマーがエチレン−酢酸ビニル共重合体と相溶性が良い
ので好ましい。なお組成物のメルトフローレー) (J
ISK−6760)は0.5〜1.5 g/ 10m1
nが中空成形を採用する際に好ましく、o5g/ 10
min未満では表面が粗となり、t5g/10m1n
を越えると偏肉な起し勝ちである。
軟性をもたらすが、エチレン−プロピレン共重合エラス
トマーがエチレン−酢酸ビニル共重合体と相溶性が良い
ので好ましい。なお組成物のメルトフローレー) (J
ISK−6760)は0.5〜1.5 g/ 10m1
nが中空成形を採用する際に好ましく、o5g/ 10
min未満では表面が粗となり、t5g/10m1n
を越えると偏肉な起し勝ちである。
また内層におけるスチフネス9000 kg/ct+!
以上とはASTM D−747によるその値以上であ
り、このことにより変形することのない腰の強さをもた
らし、さらにアイゾツト衝撃値15kg−cm/α以上
とはJIS規格によるその値以上であり、たとえば高密
度ポリエチレンならJIS K7110、ポリプロピレ
ンならJIS K6758が適用され、このことにより
通常は破損することのない耐衝撃性をもたらし、その合
成樹脂としては高密度ポリエチレン、ポリプロピレンな
どが挙げられ、なかでは耐衝撃性に優れ中空成形の際に
パリの除去し易い高密度ポリエチレンが好ましい。なお
合成樹脂のメルトフローレートは01〜1.5 g /
10 minが中空成形を採用する際に好ましく、0
.1g/10m1n未満では押出量が低下し、1.5g
/10m1nを越えると偏肉を起し勝ちである。
以上とはASTM D−747によるその値以上であ
り、このことにより変形することのない腰の強さをもた
らし、さらにアイゾツト衝撃値15kg−cm/α以上
とはJIS規格によるその値以上であり、たとえば高密
度ポリエチレンならJIS K7110、ポリプロピレ
ンならJIS K6758が適用され、このことにより
通常は破損することのない耐衝撃性をもたらし、その合
成樹脂としては高密度ポリエチレン、ポリプロピレンな
どが挙げられ、なかでは耐衝撃性に優れ中空成形の際に
パリの除去し易い高密度ポリエチレンが好ましい。なお
合成樹脂のメルトフローレートは01〜1.5 g /
10 minが中空成形を採用する際に好ましく、0
.1g/10m1n未満では押出量が低下し、1.5g
/10m1nを越えると偏肉を起し勝ちである。
本発明の多層中空成形品は中空状に形成されているが、
この形状は多層中空成形を採用すると好適であり、中空
状なるが故に軽量でありさらに内外層の断熱性は勿論中
空状なるが故の断熱性も有する。なお内外層の接着が不
足するならば接着性樹脂としてたとえば不飽和カルボン
酸またはその誘導体をグラフトした変性ポリオレフィン
樹脂を中間層として共押出するとよい。
この形状は多層中空成形を採用すると好適であり、中空
状なるが故に軽量でありさらに内外層の断熱性は勿論中
空状なるが故の断熱性も有する。なお内外層の接着が不
足するならば接着性樹脂としてたとえば不飽和カルボン
酸またはその誘導体をグラフトした変性ポリオレフィン
樹脂を中間層として共押出するとよい。
本発明の多層中空成形品は各種椅子のアームレスト、ヘ
ッドレストなどに使用でき、外層が柔軟であって且つ全
体として剛性を保持していて、中空状に形成されている
ため軽量であり断熱性も有する。
ッドレストなどに使用でき、外層が柔軟であって且つ全
体として剛性を保持していて、中空状に形成されている
ため軽量であり断熱性も有する。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明′する
。
。
実施例1
外層として表面硬さ28、メルト70−レート1 g/
l 0 minの、エチレン酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含有量15重量%、メルトツー−インデックス2
g710m1n−JIS K6730)−60重量%、
エチレン−プロピレン共重合エラストマー(商品名;タ
フマーp−0680,メルトフローレー) 0.44g
/l 0m1n−JIS K6730)40重量%の
組成物を用い、内層としてスチフネス11000kg/
cdの高密度ポリエチレン(密度0、950 g /c
m’、メルトフルーインデックス0.3 g/ 10m
1n −J I S K6760 )を用い、多層中空
成形法により外層2 m厚、内層2111+厚、全体寸
法として略々タテ8傭×ヨフ38a×厚み5cmの中空
状のアームレストを成形した。
l 0 minの、エチレン酢酸ビニル共重合体(酢酸
ビニル含有量15重量%、メルトツー−インデックス2
g710m1n−JIS K6730)−60重量%、
エチレン−プロピレン共重合エラストマー(商品名;タ
フマーp−0680,メルトフローレー) 0.44g
/l 0m1n−JIS K6730)40重量%の
組成物を用い、内層としてスチフネス11000kg/
cdの高密度ポリエチレン(密度0、950 g /c
m’、メルトフルーインデックス0.3 g/ 10m
1n −J I S K6760 )を用い、多層中空
成形法により外層2 m厚、内層2111+厚、全体寸
法として略々タテ8傭×ヨフ38a×厚み5cmの中空
状のアームレストを成形した。
得られたアームレストは外層の感触が柔軟でありべたつ
きがなく実験者が精一杯握りしめても変形しなかった。
きがなく実験者が精一杯握りしめても変形しなかった。
実施例2
外層として実施例1と同じ組成物を用い、内層としてス
チフネス10000 kg / clのポリプロピレン
(密度0.900 g / cm’、メルトフルーイン
デックス0.8g/10m1n−JIS K6758
)を用い、多層中空成形法により外層2 Mm厚、内層
2龍厚、全体寸法としてタテ130、ヨコ25鋼、厚さ
10αの中空状のヘッドレストを成形した。
チフネス10000 kg / clのポリプロピレン
(密度0.900 g / cm’、メルトフルーイン
デックス0.8g/10m1n−JIS K6758
)を用い、多層中空成形法により外層2 Mm厚、内層
2龍厚、全体寸法としてタテ130、ヨコ25鋼、厚さ
10αの中空状のヘッドレストを成形した。
得られたヘッドレストは外層の感触が柔軟でありベタツ
キがなく実験者の腕で精一杯の変形を試みたが何等変形
は認められなかった。
キがなく実験者の腕で精一杯の変形を試みたが何等変形
は認められなかった。
比較例1
外層として実施例1のエチレン−酢酸ビニル共重合体(
表面硬さ35)を用いた他は実施例1と同様に行なった
ところ、得られたアームレストは外層の感触が硬(べた
つきが認められた。
表面硬さ35)を用いた他は実施例1と同様に行なった
ところ、得られたアームレストは外層の感触が硬(べた
つきが認められた。
特許出願人 昭和電工株式会社
代理人 弁理士菊地精−
Claims (1)
- 外層は、表面硬さ30以下、酢酸ビニル含量10〜20
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体とエチレン−α
オレフイン共重合エラストマーからなる組成物層であり
、内層は、スチフネス9000 kg/ tr1以上、
アイゾツト衝撃値15 kg −cm/cm以上の合成
樹脂層である積層体で中空状に形成されてなることを特
徴とする多層中空成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7889783A JPS59204551A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 多層中空成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7889783A JPS59204551A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 多層中空成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59204551A true JPS59204551A (ja) | 1984-11-19 |
JPH0242063B2 JPH0242063B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=13674604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7889783A Granted JPS59204551A (ja) | 1983-05-07 | 1983-05-07 | 多層中空成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59204551A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4685684B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-05-18 | 未来工業株式会社 | 合成樹脂製波付管 |
-
1983
- 1983-05-07 JP JP7889783A patent/JPS59204551A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242063B2 (ja) | 1990-09-20 |
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